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4月28日のブログに書いた「少子化対策、~」と共通の話題。
19世紀のフランスでも、教育の無償化を訴えた政治家がいた。
文豪ビクトル・ユゴーだ。
議員としても活動した彼は、貧困を根絶するには教育改革が欠かせないと主張。
初等教育を義務教育にすること、
初・中・高等教育を全て無償とすることなどを訴えた。
「子どもの本当の名前は何か、皆さんご存知だろうか」
150年前の1869年、ユゴーは、ある集いで大人たちに問い掛けた。
「それは『未来』である」
「子どもの心に種を蒔こう。正義を与え、歓喜を与えてあげよう。
子どもを育てながら、我々は『未来』を育てているのである。
(神津道一訳・ユゴー全集)
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幼保無償 3~5歳全世帯 高等教育 低所得世帯で 支援法成立
社会保障を全世代型に転換。
幼保は今年10月、高等教育は来年4月から実施する予定。
自民、公明の与党と国民民主、日本維新の会などの賛成多数で可決、成立した。
立憲民主と共産党などは反対した。
文豪ビクトル・ユゴーの言葉は心強い。反対の人々はユゴーの言葉を
もう一度、読んでほしい。