幸せアップ+α

TVを見ていることが多いし、いろいろ感じることがある。

悪くなってから直すと高くつく

2012-12-15 16:31:25 | ニュース

東大大学院教授 国際構造工学学会副会長 藤野陽三氏の話

日本では、高度成長期にインフラが集中的に整備された。

それらの多くがすでに築30~50年を経過している。

20年後には、道路橋などの半数以上が築50年を超え、老朽化による事故が増える恐れがある。

また、インフラの設計や施工が初めからまずい場合もある。

品質の低いものは経年劣化と絡んで事故を起こしかねない。

2007年に米国ミネソタ州で起きた築40年の橋の崩落事故は、設計ミスが一番の原因だ。

今あるものをいかに維持し、修善・更新していくかが大切になる

とりわけ老朽化が深刻なのは地方のインフラだ。

町村などが持つ様々な施設は、財源の問題もあり、維持・管理にほとんど手が回っていない。

費用の目安だが、橋ならば年間に建設費の1~1.5%程度の

費用を出すくらいの覚悟が必要ではないか。

これならば、良好な状態を長く保てると考えている

1995年の阪神・淡路大震災の後、インフラなどの耐震基準が変わり、

新設の橋梁だと建設費用が5~10%上がったと言われている。

この17年の間に、高速道路、新幹線などの既存の橋梁の耐震補強が精力的に行われた。

今回の東日本大震災で高速道路や新幹線などがほとんど壊れなかったのはそのためである。

耐震性能向上に要した経費以上の効果が出ている。

防災・減災の視点からのインフラ整備、特に既存のインフラの性能向上は重要と言える。

日本は地震や風水害などで毎年平均2兆円の損失を被っており、2~3兆円を防災費に充てている。

国民の生命と財産を守るという意味で、

防災を防衛と同じくらい高いレベルに位置付けて議論してほしい

 

一般の住宅やマンションも補修等を定期的に行っていますし!

娘の所に行く時、トンネルを通りますが、できてから10年経っていないと思うので、

心配はしていませんが、これが笹子トンネルのように古かったら、通るのが怖い!

ボルトの打音検査も10年以上していなかったというし・・・

 

 


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