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幸せアップ+α

TVを見ていることが多いし、いろいろ感じることがある。

秋の行政センターの文化祭

2019-09-20 19:00:30 | 俳句の練習
前回のブログ:俳句の勉強会のつづきです。

11月に行政センターの文化祭に「写真・俳句」の作品を2点出展します。
メンバー各自がお気に入りの作品を仕上げます。
私は俳句の先生に、添削をメールでお願いしました。(写真を添付)
以前、ブログにアップした浦賀水道の写真に私が考えた俳句です。

風薫る浦賀水道ひとり占め

添削後:        薫風の浦賀水道ほしいまま

先生のメールです。
俳句としては出来すぎです。
写真俳句とするには、たとえば、「薫風の浦賀水道ほしいまま」くらいに
助詞「の」をいれて切れをやわらかくとどめてみては?

子規の俳句を書いてくれました。

夏嵐机上の白紙飛び尽くす

私の句は決まりすぎなのでしょうね。
「ひとり占め」以外に言葉が出てきませんでした。
「ほしいまま」という言葉がありました。
私は俳句に安易に「~や」と切れ字を入れています。深く考えない・・・
~~~
話が変わり、孫と食べ物の話。
チーズが好きと言っていた。「トムとジェリー」に出てくる
三角形の穴のあいたチーズが食べたいって。
子どもらしい~♪ 私たち、とても受けました。




俳句の勉強会:9月

2019-09-18 15:45:08 | 俳句の練習

千葉県の一部では、まだ停電が続いています。

南房総方面は、ここからも東京湾を隔てて直ぐなのでとても心配です。

先日、千葉県産の新米を買いました。千葉県産の野菜を買ったり

私にできることはこれくらいかも知れませんが・・・


俳句の勉強会に、皆は3句を持参。

先生が選んだ7句:

夏の嶺明治遺産の鉄路行く

防災日起震の揺れに笑い声

夏の空飛燕のごとく舞うボート

台風15号ブルーシートのあまた千葉

潮騒の御用邸に咲く紫蘭かな  

白扇子一両だけのいすみ線   

↑ ブログ友さんの作品

爽涼や妻の退院間近かなり (特選)

ブログ友さんの句の添削:

炎天下高飛び込みの音静か → 炎天下高飛び込みの音しづか

盆過ぎて白檀香る古屋かな → 盆過ぎて白檀香る一間あり


先生が以前、白扇子で詠んだ句を紹介してくれました。

白扇子の登り切ったるエレベーター

エレベーターに乗っていた美人を詠んだ。
そのビルで句会があり、そこに行く直前にできて、
これが特選になったそうです。
~~~

私のは以下です。先生の添削:

ことばのみ断捨離むなし盆の家  

先生は旧家を想像されたようで、 今年も未だに断捨離ができていない
という風に感じられようです。

お揃いや小さき姉妹アロハシャツ
お揃い小さき姉妹アロハシャツ
     ちさき

音もなく台風の眼や30分
音もなく台風の眼や小半時
             
先生の3句の内、皆が多く投票した句です。私も一票いれました。

猫じゃらし湊の風をほどきをり             

 


9月の俳句勉強会までに

2019-09-12 07:36:08 | 俳句の練習
千葉県の一部では、台風15号の影響で停電と断水が続いている。
私の所は9日に約9時間くらい停電になり、何もできませんでした。
それが数日間も、ということは耐えがたいことと、つくづく感じます。

水と数日間の食料は常備しなければと思いつつ完璧ではない。
今、家にあるのはペットボトル1ダース、インスタントラーメン、パスタ、
〇〇ご飯(レンジが使えない時は熱湯で14分加熱)、

台風の後、懐中電灯を買い換えた。売り切れ寸前だった。
~~~
本題です。
今月は俳句の勉強会があるので考えた。
アドバイスをお願いします。

1 ことばのみ断捨離むなし盆の家
または
2 断捨離のことば空しき盆の家

3 お揃いや小さき姉妹アロハシャツ

4 台風の眼いごこち悪き30分

5 停電や台風去って一苦労

1,2は叔母の家の整理をした時。
3は子ども時代の思い出。
4,5は台風の体験。
ところで、俳句は苦労話などは詠まないのでしょうか!? 

俳句甲子園の作品

2019-09-01 08:29:31 | 俳句の練習

「第22回 俳句甲子園 全国高等学校俳句選手権大会」が開催されました。

敗者復活戦を勝ち抜いたのは、

 

          有線のメロディ朝の葡萄園   灘高校

          

          木星の輪の歪さや葡萄垂る   

          (もくせいのわのいびつさやぶどうたる)  高田高校 

 

兼題「虫籠」「霧」「玉葱」による決勝リーグ。

最優秀賞(文部科学大臣賞)

 

        中腰の世界に玉葱の匂う  開成高校 重田渉さん 

 

俳句甲子園を目指すメンバーへのエールとして、 

俳人の高野ムツオさんは「技術とか見栄えとかは二の次。今の感受性、

体験、悩み、その正直な気持ちを五・七・五に乗せるのが第一。

それをかなりのレベルで皆ができています。

自分を信じて作り続けてほしい」と語った。

 

夏井いつきさんは「辛い思いを胸にためると、それは腐っていく。

俳句にして吐き出せば、人生を支えます」

 

これが、22回も行われていたのは知りませんでした。

最優秀賞の作品は、良さがイマイチ分からない。評する力も足りません。

 

~~~

入院していた叔母が8月26日に亡くなりました。

90歳だったので、生前、十分に生きたと話していました。

入院から約1ヶ月半でした。最後は眠っているような顔でした。 

 


俳句の勉強会 7月

2019-07-10 14:21:45 | 俳句の練習

1人3句で、24句の中から皆で7句を選びます。

先生の選んだ7句です。

特選は、今回もメール参加のブログ友さんです。

 

◎ 片陰や使う人なき車椅子

  洋館の客待ち顔の白き百合

  筍や令和に向けて顔を出す

  梅雨曇り苔の波打つ切通し

  夏の夢五輪チケット何処(いずこ)かな

  父の日にじいちゃんと呼ぶ娘かな

  五月晴ペリーゆかりの開国橋  (私の句)

 

特選の句について先生の説明:

メンバーそれぞれの感想が違う。いろいろに想像できることが良い句。

車椅子という物に託す。物事で事を言わない。事は説明になってしまう。

※ 片陰→ 蔭 くさかんむりを付ける。

 

私の特選は、筍や令和に向けて顔を出す です。

筍が顔を出すというのが、なんだかかわいい感じがして選びました。

 

私の3句:

1 駄菓子屋の黒蜜の味ところてん

2 風薫る浦賀水道ひとり占め

3 五月晴ペリーゆかりの開国橋

 

1 は駄菓子屋を ありし日の黒蜜の味ところてん と先生の添削。

駄菓子屋 が近すぎるというような事でした。

 

子供の頃、近くの駄菓子屋さんで、黒蜜のところてんをよく食べていた。

関東では、二杯酢、三杯酢で食べるが、関西では黒蜜が多いそうです。

先生もそれは知らなかったそうです。メンバーのひとりは黒蜜と言っていました。

黒蜜が美味しい~。

 

2 は、写真俳句ということで、写真を持参しました。

写真を見て、先生は納得のようでした。

景色も精神的にも一人占めですねと言われた。

写真がないと、いまいち分からない句かもしれない。

。。。

メンバーから先生に質問がありました。

二句一章と一句一章のことについてです。

 

秋風や模様のちがふ皿二つ(原 石鼎  作)

これが二句一章の代表作です。

 

一句一章(一物仕立て)の代表作は虚子の

 

「流れゆく大根の葉の早さかな」

 

先生の新聞の投句、特選です。

 

一軒の理系の古書肆夏つばめ 

 

肆 (みせ) 難しい字です。読み方が分からない。

神田にある古本屋さんだそうです。

選者評:

「理系の古書肆」がキーポイント。それゆえに季語の「夏つばめ」が

生きてくる。理系の古書店は、珍しい。

「切れ」は、古書肆の部分。


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