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幸せアップ+α

TVを見ていることが多いし、いろいろ感じることがある。

She said シーセッド その名を暴け

2023-01-31 17:06:16 | 映画

「SHE SAID  シーセッド その名を暴け」

 

2017年、ニューヨーク・タイムズ紙が報じた1つの記事が

世界中で社会現象を巻き起こした。

『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』『恋におちたシェイクスピア』

『ロード・オブ・ザ・リング』『英国王のスピーチ』など数々の名作を手掛けた

映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ・性的暴行事件を

告発したその記事は、映画業界のみならず国を超えて性犯罪の被害の声を促し、

#MeToo運動を爆発させた。


ピューリッツアー賞を受賞した調査報道を基に制作された。

 

新聞記事: この映画から見えてくるものとは。3人が読み解いた。(抜粋)

 

響く「世の中変えられる」

ハリウッド在住 映画ジャーナリスト 猿渡由紀さん

 

約半数のスタッフが女性で、ジェンダー的にも望ましい作品を、

ユニバーサル・ピクチャーズという大手配給会社が支えたことは

進化と言えます。

ハリウッドでは俳優たちが政治的な発言をして問題提起することが多い。

力を持つ者の社会的な責任だと自覚しているからです。

それが本作のような社会派作品を生める土壌になっている側面はあるでしょう。

 

際立つ女性記者の誠実差

東京都市大教授 高田昌幸さん

作中で際立つのは、女性記者が取材相手の被害者に接するときの誠実さです。

ワインスタインにコメントを求める時の丁寧な態度。

公正な取材を尽くすということが取材の根幹だということがよく分かります。

そして、新聞記者が情報の確認に大変な努力をかけていることも描かれていく。

作中で描かれるように、情報を裏付ける資料を入手して精査したり、

実名での報道を納得させたりする課程は、まさにプロの仕事です。

 

被害を直接描かない矜持

作家 山内マリコさん

映画は真面目な題材を扱うと面白みが弱くなる傾向もあるのでちょっと

心配でしたが、今回は全てにおいてクォリティーが高かった。

今回は直接的な描写はなくても、おぞましさや酷さは伝わる撮り方。

加害者も無駄に強調されず、フォーカスされるのはあくまで女性たち。

彼女たちが受けた傷の深さ、示談という名のもとに事件が隠蔽(いんぺい)され

くり返されて被害者が増え続けたシステムの問題にスポットを当てています。

#MeToo運動以降の映画の積み重ねの上に生れた作品でもあり、

今後のガイドラインにもなるような重要作だと思います。

・・・

とても力強い映画でした。上の映画は全部スクリーンで見ました。

そのプロデューサーだったとは!?

ニュースで彼の姿は見ましたが、映画では椅子に座った後ろ姿でした。

役者も悪役を演じるのは嫌だし顔を見せたくなかったのかと

想像してしまいました!? 数分のシーンでした。

 

H.ワインスタインの来世は一体全体どうなのでしょうか?

それを考えたら、誰でもどんな悪事もしないと思うけれど。地獄行きです。

 

 


ブラッシュアップライフ:ドラマ、 映画の名せりふ

2023-01-27 08:26:41 | 映画

ブラッシュアップライフ

 

日本テレビ。バカリズムの脚本。

不思議な日常を描くタイムリープ・ヒューマンコメディ

 

 

  近藤麻美(こんどう あさみ) 〈33歳〉
安藤サクラ
地元の北熊谷市役所に勤務する女性。実家で両親と妹との4人暮らし。
交通事故で亡くなってしまうが、死後の世界の受付係:バカリズム の案内で、
来世はオオアリクイと告げられる。人間に生まれ変わるため、
記憶をそのままに赤ちゃんの頃に戻り、徳を積めば人間に生まれ変われるということで、
人生をゼロからやり直す。
2周目の人生では大学の薬学部に進学し、就職先が薬局に変化する。
2周目の人生で徳を積むも、来世はインド太平洋ニジョウサバ
生まれ変わると告げられ、33周目の人生やり直しに踏み込む。
    

新聞のテレビ評に、このドラマが面白いと書いてあった。

見逃していたのでTVer で見た。冬のドラマの中で一番面白いかなと思った。

安藤サクラがとても普通な感じで、親友の夏帆、木南晴夏たちも普通な感じで上手。

 

麻美:サクラ が交通事故で若くして死んでしまう。

来世で人間に生れることは至難の業!! 麻美が特に悪行をしたわけでもないのに

アリクイではね~。 2度目の人生では姿は幼稚園生でも大人と同じで生きている。

幼稚園の先生と友だちのお父さんの不倫を止めて善行を積む。

そして、2度目でも同じ年齢で交通事故で死ぬ。今度は鯖に生まれ変わるって!?

アリクイよりは良いけれど、もう一度、やり直すことにした。

これがくり返されるのか!? 

~~~

私の市では、市民大学講座というのが春、秋と2度の募集がある。

コロナ禍のころは中止になっていたと思う。数年前にも何回か受講したことがあった。

昨秋の講座に申し込んだ。3月までに週に1度か、2週間に1度で8回前後ある。

「映画を10倍楽しむ」を1月から受講している。講師は新聞社の芸術部のような部署で

仕事をされていた方です。映画がメイン?

毎回、楽しい話が聞けます。

黒澤明監督に1回だけインタビューしたことがあった。その前日は興奮で

眠ることができなかったと話されていました。

 

受講者はほとんど高齢者です。退職しても何かを学ぶことは良いことと思う。

このクラスは男性が多い。映画ファンは男性が多いのか?

 

今週のテーマは名せりふ 初級編でした。

名作映画の中から10個を選んである。有名な映画が多いので皆、どこかで

聞いたり、読んだりしたことがあるようなものもある。

映画でもドラマでも、好きなせりふをメモしておくと楽しいと言われた。

先生は書きためてあるそうです。良いせりふってありますが、みな忘れてしまう。

メモするといいでしょうね。

 

「荒野の決闘」: My Darling Clementine

 

ジョン・フォード監督。ヘンリー・フォンダ主演。1946年作。

西部劇の傑作として名高い。

ラスト・シーンのせりふがすごいと興奮気味に話されていた。

どんなせりふかと、私も気になった。

この映画はBSプレミアム等で放送されているので見ているけれど、

それ程、真剣に見ていない。スクリーンで見るのとはやはり違う。

和田誠の本にも、このせりふが好きだと書いてあったそうです。

この本ではないけれど、和田誠の本を持っています。とても楽しい。

 

その場面を映して皆で見た。

決闘が終わりクレメンタインと別れる時、

「私はクレメンタインという名前がとても好きです」

ワイアット・アープは「あなたが好きです」とは言えなかった。

言いたいけれど・・・

そのシーンを見て泣きそうになった・・・

 

 

 

 

 

 

 


「きっと、うまくいく」インド映画

2022-11-11 09:41:27 | 映画

8日、「あさイチ」を見ていたら、BSプレミアム、1時から

「きっと、うまくいく」:インド映画 を放送すると番宣が流れました。

これはスクリーンで見ました。遠方の友人がスクリーンで見た時、

ラストで拍手が起こったと言っていた。

 

急だったけれど友だちにLINEで知らせしました。

仲の良い人は勿論、町内会で一緒に班長をした人なども

LINEで繋がっているので、ランダムにお知らせしました。

 

私は映画やドラマは録画することが多いです。

リアルタイムで見た人がふたり、終了後に即、LINEが来て

映画館で拍手が起きた意味が分かったと言っていました。

Aさんは、最後は拍手でした。Bさんは痛快でした。

インドの景色も良かったと。

近所Cさんは電話で感想を伝えて来ました。LINEではもどかしい!?

ネタバレになるので書きませんが、私は全く気がつかなかったことを

Cさんは気がついていてビックリ。今度、見た人にそれに気がついたか

聞いてみたいCさんは哲学的なところもある映画と言っていました。

ヒューマン・コメディーな映画ですが、なかなか深い!

3時間近い映画なので、ちょっと長いと感じる人もいるでしょうね。

 

BSに契約していないので見られない。

今、病院。箱根に行っていたので残念。という人も。

無反応の人などもいるし、人それぞれでそれも面白いと思った。

 

一本の映画の波紋が興味深かった。

 

 

 


「霧幻鉄道 只見線を300日撮る男」を見ました

2022-10-09 17:38:26 | 映画

2011年の新潟・福島豪雨で被災したローカル鉄道「只見線」の

復活に尽力した地元写真家・星賢孝を追ったドキュメンタリー。

福島県・会津若松駅と新潟県・小出駅を結ぶ

ローカル鉄道・只見線は絶景の秘境路線として

国内屈指の人気を誇っていたが、2011年7月の

新潟・福島豪雨で甚大な被害を受けて一部が不通となり、

一時は廃線の危機にさらされた。

そんな中、地元活性化の生命線を絶やさぬよう住民たちが声をあげ、

2022年10月1日についに全線運転再開することが決定。

その復活劇の中心にいたのは、数十年にわたって

只見線と奥会津を撮り続けている地元出身の

郷土写真家・星賢孝だった。

 

 

春ごろ、この映画の紹介記事を読んで、ぜひ見たいと思った。

横浜の ジャック&ベティー で上映。

2週間のみの上映なのでタイミングを見つけて行きました。

この映画館は1週間だけ上映とかが多い。

各県でも1,2ヶ所だけで上映です。

 

昔、会津地方は旅行したことあったけれど、只見線は乗っていない。

豪雨災害で鉄橋が幾つか壊れて復興には相当額が掛った。

廃線にならなかったのが不思議なくらいだと思った。

以前、台湾から多くの観光客が来ていた。

彼らが写した只見線の写真展も台北で開かれていた。

 

郷土写真家・星賢孝は、SNSで写真を配信している。

同じ場所で写しても、その時々で決して同じ写真はない。

コロナも収まり、また国内外の観光客が訪れると思う。

ぜひ、乗ってみたいです。

 

 

 

 

 

 

 


異動辞令は音楽隊 思っていたより面白かった

2022-08-30 23:52:32 | 映画

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