ROSE POSYのハンドクラフト・ブログ

”手仕事”の楽しさをお伝えできればと思います。ROSE POSYオリジナル作品もどうぞお楽しみ下さい。

この星の親は子供を怒らない。

2007年07月31日 | ROSE POSYのひとりごと
缶コーヒーBOSSの、宇宙人ジョーンズのCMシリーズ、私、大好きなんですが、とくに『空港編』は、すごいバカ受けでした。

それは、空港で働くジョーンズさんがはしゃぎまわる悪ガキどもに、耳を尖らせながら、『コラー!!』と威嚇する というもの。親があっけに取られている。『この星の親は子供を怒らない。』というエンディングが素晴らしくて、『ほんと、そう そう!!良いこといった、ジョーンズさん!』と膝をたたいてうなずいていました。

親が悪いことをした子供を叱ら ないというのはCMにもなるほど、国民的現象になってきたのですね。嘆かわしいことです。実は、ワタクシ、つい最近、ジョーンズさんとまーったく同じ体験を いたしました。


スーパーで買い物中に、冷凍食品売り場で、観音開きの冷凍庫の両ドアを全開にし、ガラスが水滴で曇った状態になったところに、指でいたずら書きをして遊ん でいる子供がいました。 幼稚園年長か小学1年生くらいでした。大人はみんな見てみぬふり。

私こういうの黙ってられないたちなんですよ ねー。ついつい、その子に近づいていきました。

『ぼく、あけっぱなしはだめよ。冷凍食品がとけちゃうから閉めようね』
と優しくいって子供をど かせてドアを閉めようとしたんです。そしたら、その子は猛烈に刃向かって、私をにらみつけ、
『やだー!!』
と怒鳴りながらドアをまた開けました。

『やめなさいといってるで しょ。』
とまた私がドアを閉めようとすると、その子は冷凍庫側からすごい力でドアを閉めようとする私を阻 むのです。
『みんながこまるのよ。ぼくだってとけたアイスクリームなんて食べたくないでしょ?』

と諭したのですが、
『やだやだやだもーん!』

『これはいけないことなのよ。そこをどきなさい。』

口調を強くしても言うことを聞かない憎たらしい子供に、ついに我を 失った私、 

『コラ~~~!!!!』

と、フロア中に響き渡るほどの大声で怒鳴っていまし た。

周囲の客が全員、唖然として私に注目し、店員もじろじろ私を見ています。

子供はびっく りして、おびえた目でしばらく固まっていました。
やがて、近くにいたママの元に走っていったのですが、一部 始終をみていた母親も、子供同様にわたしをものすごい目で睨みつけて、わが子の頭をなでて慰めてやっていました。ああ、この親にしてこの子ありなの ね・・・・。

いい事をしたつもり が、とんだ恥かきになってしまいました。

まるで年寄りのぼやきみたいですが、最近、ほんとうにしつけのできない親が多すぎます。だ から、あんな世相を笑うようなCMが生まれるんでしょう。

モラルもなくマナーも悪い親に甘やかされて育てられた 子供たちが社 会人になり、やがてまた親になるころ、日本はどうなっちゃっているんでしょうか?



た~まや~♪花火柄の珠ペンダント

2007年07月31日 | ジュエリー作品&試作品
久々の作品アップですよん。

梅雨も終わって、いよいよ盛夏がやってきました。夏と言えば、日本人になくてはならないのがやっぱり花火!先週の隅田川の花火大会には70万人もの人出があったそうですね。


私はそんな人込みは苦手なので、自宅でちまちまとジュエリー造りでもして夏の夜を楽しく過ごしています。

さて、春に桜模様のペンダントトップを紹介しました。
桜のペンダント ~桜 珠~ 

この中空珠・透かしシリーズ第2弾です。夏の風物、花火を表現してみましたした。

花火 大柄バージョン


花火 小柄バージョン

この透かし珠を人に見せると、たいていの人が珠を振ります。振って音がすることを期待するのでしょう。猫の鈴じゃないんですからー。だいたい動くたびに音がしたら恥ずかしいですよね。(笑)

次の作品紹介では、この花火柄のペンダントとおそろいのリングと、セットジュエリーとしてのコーディネート例をご紹介します。
お楽しみに!


大人の女性のためのアクセサリー考 その3

2007年07月18日 | ジュエリーよもやま話
<<前号はこちら

ようやく、鋳造上がりの5点のジュエリーの仕上げが終わりました。ペンダントトップ4点と指輪1点です。これから写真撮影しますが、撮影にも使う机がまだ片付いてないので、この週末に机を片付けてから写真を撮って、ぼちぼちアップしたいと思っています。

さ て、大人のためのジュエリー。TPOについてはどうでしょうか? いくらある程度経済力のついた、大人の女性にふさわしいジュエリーといったって、ビジネスシーンや奥様方のちょっとした会合ぐらいで、 高級宝石キラキラってわけにいきませんよね。かといって、ブル○リだのTファ○ーだの、いかにもブランドものとわかるのもなんだか個性的でないし・・・と思う方も多いと思います。結局、それぞれのTPOにぴったりのジュエリーがなくて、結局無しですませてしまう、となってしまうのではないでしょうか。

ところで話がそれますが、先日、電車の中で、ヴィトンのバッグを持ち、シャネルのイヤリング、カルティエのバングル、ティファニーのゴールドのペンダント、右手はブルガリ、左手にディオールのリングをした女性がいました。ブランドの展覧会のようで笑えました。正直、ブランドのミックスチャーは品がないと思います。ブランドは統一したほうが格好いいと思います。(そういう、ブランドものをごちゃごちゃつけて、セレブリティを気取っている人が運転手つきのベンツでなく、一人で電車に乗ってること自体が笑えますが。)
 
よく、『30(あるいは40,50) 過ぎたのにシルバーってどうかしら?』という方がいますが、全然おかしくないと思いますよ。(キッパリ!)日本の大人の女性向けのファッション誌というとハイ ジュエリーばかり紹介していますが、あんなものはイヴニングドレスを着るような夜会の習慣がない日本では、着けていく機会がほとんどありません。そんなのを普段から抵抗なくつけていられるのは、細木数子と美川憲一と叶姉妹くらいのものです。(笑)

さりげなく注目はされたいけど、妬まれたり値踏みされるのはイヤな人は、なかなか普通のジュエリーショップでは見かけないような、個性的かつシンプルなデザインで上質な地金もののジュエリーがあれば、どんなシーンでも感度良し、注目度高し、そして何より飽きないのでヘビーローテーション間違いなしでしょう。もちろん、シルバーもOKです。

おっ と、シルバーといっても、タイ旅行のお土産みたいなエスニック系のものは、リゾート系のファッションにとどめたほうがいいと思います。あと、相対的に値段が高いといっても、超有名ブラ ンドの有名モティーフになると、勤務先の悪オヤジに『あー、うちの高校生の娘にあげたのと同じだー』と言われる可能性があるので避けたほうがいいかも? (若い頃、上司にそう言われて、Tiffaxxのビーンズとオープンハートをお蔵にしたのはまぎれもなくこの私です。くぅ~~、猛省)


個性的なブランドをお探しでしたら、ジョージ・ジェンセンやホアキン・ベラオ、エルカンドールといった、大人の女性だからこそ似合う素敵なシルバーがあります。私のあこがれのブランドです。それらが似合う年齢になってきたので買い求めたいと思っていますが、なにせ自分で作れてしまうので、気に入ったデザインを拝借したりしています。(メーカーさんには内緒。自分で楽しむ分にはいいですよね。

また、シルバーと大ぶりの半貴石の 組み合わせは、嫌味にならずに、”ちょっとだけファッション上級生”、といった雰囲気をかもし出すことができると思います。

自分に似合う、”一生もの”を意識して探していると、たと えば旅先の町でふらっと入ったショップで、無名のアーティストが作った1点物で一目惚れする作品に出会えることがあるかもしれません。単なるアクセとしてだけでなく、工芸品・美術品として鑑賞する楽しみも生まれます。

アンティーク・ジュエリーも、いいですね。良い買い物が出来れば、どんなブランド物にも負けない品格のある大人のジュエリーとして一生愛用することが出来ますし、また娘や孫にも伝えていくことができると思います。私ももう少し歳を重ねたら、アンティークジュエリーを買い集めたいと思っています。

これからジュエリーを買う人は、この先、10年、20年さらに年を重ねても愛し続けられるか?という目で探してみてはいかがでしょう。

時代や年代や流行を超えて愛されるものにはそれなりの理由があるのだと思うからです。 (完)


大人の女性のためのアクセサリー考 その2

2007年07月18日 | ジュエリーよもやま話
<<前号はこちら

今日、電車で年配の女性でとても素敵な方に出会いました。御歳はおそらく、50代かと思われましたが、黒のパンツに白のぱりっとしたコットンのシャツにシルバーの大ぶりのペンダントをして、指輪もおなじくシルバーでボリュームのある数点を両指に着けていらっしゃいました。すべてのアイテムが個性的で上質で、本当に素敵でした。彼女のファッションアイテムはきわめてシンプルなのですが、年代を感じさせないほど、その女性は美しく輝いていました。私もあのような女性になりたいと心から思った次第です。

日本人の大人の女性は、首の太いとか短いとか、しわやシミが気になるなどのコンプレックスがあると、視線をそこに注目させないために、あえてノーアクセだったり、華奢なもので控えめにまとめようとしがちですが、それはかえって欠点を目立たせてしまうのです。中年の女性が、若い女の子と同じプチジュエリーをしていてはいけないというのはそういうことなのです。

ほとんどの方は客観的にジュエリーをつけたときの効果をご自身で感じる機会がないと思いますが、時にしてジュエリーは気にしている欠点を目立たせてしまうこともあります。
細いチェーンや可愛い系の小さいトップは、体格のよさや、首の太さ・短さをかえって強調してしまいますし、ノーアクセも、かえって視線がシワ・シミの一点に集中してしまうのです。

首 が太い・短いと気にされている人は、むしろ、太いチョーカーに、縦長のボリュームのあるトップをつけたり、ラリエットや、淡水パールなどの長いネックレスを幾重か重ね付けす ることで上下に流れるラインを作り、首から胸元にをきれいに見せることができます。

カモフラージュともいえますが、これは隠すということではありません。
視点をアクセサリー付近、しかも上下 の方向に散らせることで、かえって他人からは欠点が目立ちにくくなるのです。パーツの欠点のカバーだけでなく、全体的なバランスもよくなり、背も高く見えます。このことは、ファッションモデル等、お洒落の上級者の方々が実証済みです。
個性的なジュエリーだと、なお効果的だと思います。人の注意というのは見慣れないものや 珍しいものに集まります。装飾物のデザインやフォルムの面白さや、素材の珍しさ、使われている石の美しさなどに強く惹かれれば、人は短時間のうちにもっと よくその装飾品を観察しようとし、結果的にアクセサリーの印象だけが記憶に残り、本人が気にしている欠点は相殺されるのです。

個性的なジュエリーを着けていると、友達同士、あるいは初対面の女性同士であれば、『そのチョーカー、すてきね。どこで買ったの?』という会話が生まれるでしょう。女性は好奇心旺盛ですが、嫉妬深いですから、こうした会話は、誰もが知る有名ブランド品をつけていてはありえないことです。

よく、指の太い・短いのを気にして、目立たないようにと、肉が食い込むような細いリングをしている人がいますがかえって欠点を増長させてしまうのです。むしろ逆に幅広のリングのほうが指を長く見せる視覚的効果があるのです。(つづく)



大人の女性のためのアクセサリー考 その1 

2007年07月18日 | ジュエリーよもやま話
このうっとおしい梅雨が明けたら、夏本番
いよいよ、開襟のシーズン、デコルテ見せの季節ですよね~。

さて、私は今の仕事場が渋谷区神宮前にあり、毎日、買い物中や通勤中の女性のファッションを注意して観察しています。アパレル会社やファッションブランドのアンテナショップが立ち並ぶお洒落な街なので、素敵なデザインのジュエリーをしてる人はいないかなーと目をこらして1日に何十人も街行く女性の胸元・手元を見るのですが、100人中1人も、”おお?”というようなものをつけている人には当たりません。

皆さん、お洋服やバッグ、靴は皆さんよく吟味して、歳相応にセンスよく着こなしているのに、アクセサリーまでは余力が回らないのか、何もしていないか、版で押したようにみんな揃いもそろって似たような大人しいものばかりで、おしなべて平凡で没個性的な印象です。ジュエリー雑誌に載っているようなのをしている人もみかけません。なんででしょうね? 若い女の子が細く白い首や手にちっちゃいジュエリーをしてるのは、まあ経済力に見合ったお買い物というのもあり、慎ましやかで可愛いなぁと思うのですが、30、40になった大人の女性が、若い子と同じハートやリボンやクロスのちっちゃいのや、プチダイヤつうのも芸がなく、もっとかっこよく個性を主張してもいいんじゃないかなあと思うのです。

我々は欧米女性のアクセの着けこなし術から、もっと学ぶべきことがありそうです。欧米の映画・テレビ・ファッション誌上でみる限り、お洒落の上級者といわれる女性達は、ある年代になると一様にこれでもか~という位ジャラジャラと首周りを飾り立て、指には大ぶりのリングをしたり、遊び感覚でアクセを大胆に楽しんでいるのを目にします。センスがいいか悪いかは人それぞれですが、それが年齢とともに気になってくる欠点をアクセサリーで実に上手にさりげなくカバーしているところのがすごい、さすが!と感じています。(つづく)



壁に足アリ? ~ねこの納涼風景~

2007年07月11日 | ねこの話
またまた、ねね姫の珍・寝姿シリーズです。

なぜかというと、現在、新しい作品を製作中でして、公開するにはもうちょっと時間がかかりそうなので、ねねに場をつないでもらおうというわけです。前につくった作品で未撮影のものもたくさんあるのですが、何せ、作業台がそのまま撮影台に変身するため、製作中のが片付かないことには、今はあらたな作品がアップできないという次第です。

アルミサッシは主に夜、窓からの風が涼しくなってから抱きつくことが多いのですが、昼間の窓際は明るくて落ち着かないため、ペット用のアルミ製のボードの上で涼んでいます。

最近、妙な格好で寝る癖がついたようです。


むぅ~。ひんやり気持ちいいにゃぁ。
ん?よく見ると足が・・・


指をキュっとつぼめて
ずり落ちないようにがんばっている。


あ、開脚した・・・ 

ひんやりした壁に肉球をつけている状態が、なにげに気持ちよいのかもしれませんね。



あたしが好きなところ

2007年07月09日 | ねこの話
ねこは、四季を通じて、家の中の一番居心地のいい快適な場所を良く知っているようです。

この夏はまだうだるような猛暑に見舞われていませんが、それでも”ひとり大運動会”の後に暑くてどうしようもないときは、ねねの場合、まっしぐらにベランダ窓に走ってきて、アルミサッシに体をぺったりつけて、くたーっと””をとっています。なるほど、たしかにアルミは冷たい。


夏はここが一番だにゃ~!


肉球もよく冷やしとこー


涼風が気持ちええなぁ~。くぅ・・・・。
(左足が溝にはさまったまま)

とくに夜は、網戸に虫が飛んでくるので大喜びです。ひとしきり涼むと、仁王立ちになって外側の網戸にはりついた虫を追い回し、前足でバンバンと思い切り、もぐらたたきみたいな調子で網戸をたたくので、そのうち破いちゃうんじゃないかとヒヤヒヤものです。



鳥の尾結びのチョーカー

2007年07月04日 | ROSE POSYのひとりごと
結びにもそろそろ慣れてきた頃なので、以前から作りたかった、首周りのアクセサリーにトライしました。


鳥の尾結び”のチョーカーです。

 
左:全景  右:拡大したところ


後ろ側です。あわじ結びのチャームつき。

 
留め方もいたって簡単。後ろ手でも難なくつけられます。

今回は、初めての結びだったので、単色だとわけがわからなくなりそうで、2色使いにしました。 柔らかなイエローとグリーンを使用しています。

アジアンノット用のコード(紐)は多彩な色が展開されていますので、チョーカーに通すペンダントトップのストーンの色や、お洋服の色とのカラー・コーディネートが楽しめそうです。

ちなみに、このコードは汚れたら手洗いできます。(^^) 



失礼しました! シルバーアクセサリーコンテストの記事で・・・

2007年07月04日 | ジュエリーよもやま話

銀粘土シルバーアクセサリーコンテストに行ってきました

の記事を書いていて、銀粘土の普及ぶりに言及した時に、”三菱マテリアルさんはすごい!”と書いてしまいましたが、『このイベントは相田化学工業さんですよ』、とのご指摘を受けてしまい、大変失礼ました。松尾先生、ありがとうございました。

相田化学工業さん、もし見ておられましたら、ほんとにただの勘違いで、まったく他意はなかったので、許してください。m(_ _;)m 

というわけで、問題の部分は削除しました。(あとから、社名を相田化学さんに直すのはしらじらしいし、間違えられたMMCさんにも失礼なので・・・・)

アートクレイ= 相田化学工業
PMC3   = 三菱マテリアル

はじめからMMCさんがイベント主催していたと思っていたわけではなく、単純に名前を取り違えた次第です。関係者の方々、申し訳ありませんでした。

ところで銀粘土は私もかねてより興味があり、今回の展示会でますます、銀粘土への関心が深まったのですが、今は、WAXとCADでイッパイイッパイなので、時間ができたらトライしてみたいと思います。(いつのことやら・・・)

アートクレイ倶楽部のHPをみたのですが、大変、情報が充実していますね。親切だし、見ているだけでも楽しいです。



Cross With Heart ~十字架にひっそりと愛をこめて~ (ジュエリーCAD)

2007年07月02日 | ジュエリー作品&試作品
CAD自由作品です。 クロスのダイヤペンダントを作ってみました。
今まで一通り習った技術を応用して、自分の作ってみたいものに挑戦しています。こういう自由作品の場合、マニュアルどおりに作成を進めるのと違い、造りの工程まで自分で考えながら設計しなければならないので、力がつきそうです。


メレダイヤ直径2mmを16個並べた想定での
クロスのペントップ。


ダイヤが無いので、感じがよくつかめないでしょうね~。
お店のプレゼン用途の場合は、石パーツをつけて、
爪を丸める必要がありますね。


裏側です。光穴がハート形でっす!
(ラ・ヴァーグの校長先生のアイデアです。)

図ではよく見えないと思いますが、爪と爪の間に隙間をつくり、間に円柱状のブリッジを設けています。実際のダイヤはぴったり正確に2.00mmとは限らず、ちょっとでも大きいとエッジ同士がぶつかって石が留まらない可能性があります。そのため、爪同士がぴったり密着させずに間にバッファを持たせる必要があるのです。

校長先生からは、ブリッジ部分はもう少し太くてもよく(補強になる)、円柱で1つ1つ作りましたが、棒状のオブジェクトでクロスに貫通させる方法もある(そっちのほうが効率的ですね)とアドバイスいただきました。あと、極めつけは、爪の厚みが薄すぎる(最低0.5mm必要なのに0.2mmしかなかった。これではWAXが回らない)とのご指摘を受け、撃沈・・・。 ハート穴を作る段階で考慮すべき事柄でした。とほほ。

CADのいいところは、失敗しても物理的な損失がないことです。時間は無駄になるけど、CADの工程での失敗なら、ワックスも金属も無駄にならない。精神的ダメージが全然違います。

先生に、こうした爪の連座とは違うアプローチとして、1本のバーから石座と爪を彫りだす、”彫り留め風”の石座の設計を教えてもらいました。ぜひこれにも挑戦し、自分で留めて見たいものだと思います。



あなたの肉球見せてください

2007年07月02日 | ねこの話
前の記事で、猫の模様の芸術性について述べたのですが、あれから新たな”発見”をいたしました。猫フリークの方にはバカダナー!といわれそうですが、聞いてください。


Ca va?

前のブログにも書きましたが、ネネは”キジトラ”だと思っていました。猫を飼うのは初めてだったので何柄というのがわからなかったのですが、赤ちゃんの時の獣医の”判定”は”キジトラ”でした。生後初めての健康診断で4匹全部見てもらったのですが、ねねのカルテには”キジ、メス”と書かれていました。
しかし、知り合いから、ねねの写真を見て、”サバ”じゃないの?と指摘を受けました。

たしかに近頃、ねねの毛の抜け変わりが落ち着くとなんだか柄が大雑把なってきて、どう見ても”サバトラ”の疑いが大です。この子の兄弟2匹は立派なFullサバ柄なのでこの娘もそうなのでしょう。まあ、キジでもサバでもどうでもいいことなのですが・・・。(笑)

柄はさておき、ねこの毛の色と肉球の色に法則性があるのでは?ということを最近考えつきました。ねねの兄弟の2匹のサバトラは肉球は全部、黒です。もう一匹の兄弟の茶トラ(残念ながら病死しました)は、肉球は全部、ピンクでした。私の友達の茶トラと真っ白のねこは肉球はピンクです。別の友人のサバも全部、黒でした。

そこで、毛の色の濃い(黒に近い)ねこの肉球は黒、白や茶トラなど、色の薄いねこはピンクになるという仮説を立てました。

で、白とサバのねねはどうでるしょうか?



うぉ、黒だ!白と黒のコントラスト、いいかも。


別の足をみると、あれ?1指だけピンク?!


別の足は、こんな感じだっ!

というわけで、左前足を除く3本の足は黒とピンクの混合のパターンでした。サバかキジかわからんけど、トラと白のブチねこの足は、それぞれの肉球の色が指ごとにばらばらに出現するということがわかりました。

ROSE POSYのねこ観察”駄”日記でした。


銀粘土シルバーアクセサリーコンテストに行ってきました

2007年07月01日 | ジュエリーよもやま話
日曜日は、ラ・ヴァーグさんのお誘いで、銀粘土でつくるシルバーアクセサリーコンテスト2007作品展を見学しに、六本木の国立新美術館にいってきました。


黒川紀章さんデザインの外観。美しい~。

アートクレイシルバーでどこまで表現できるのか、可能性を知りたかったし、話題の国立新美術館も見てみたかったので一石二鳥の見学ツアーでした!

美術館での展示・コンテストは今年が始めてなのだそうですが、
感想は一言でいうと、『芸術は爆発だ!!』(わけわかんないし)

銀粘土をやったことのない私は、”これ、どうやって作るんだろう”という技術的なことにはあまり重点を置かず、素人のお客さんとして純粋に作品鑑賞を堪能させていただきました。

(後で知ったのですが)『変化(change)』がテーマということで、蝶々や、蝶&サナギ、昆虫系、カメレオンなどのモティーフや、グラデの彩色を施した作品がたくさん目に付きました。(蝶はいいけど、サナギや芋虫は”取り外しOK!”にしてけろ~)

何百グラム、何キロもの粘土を使って、コレデモカっ、重さで勝負だっ、というような、半ばやけっぱちな作品や、誰が見ても首をかしげるようなグロい作品もあり、なかなか”変化”に富んだ楽しいイベントでした。(笑)

でも、銀粘土は高価な素材ですし、”アクセサリー”というからには、やはり、素直に装身具としての機能をクリアしつつ、見た目に美しく、意匠もほどほどに凝らしながら、丁寧に制作された作品に私は好感が持てました。

何はともあれ、『銀粘土はここまで来たか!』というのがまじめな感想です。