ROSE POSYのハンドクラフト・ブログ

”手仕事”の楽しさをお伝えできればと思います。ROSE POSYオリジナル作品もどうぞお楽しみ下さい。

クリスタルビーズジュエリー講座 1級作品(1)

2017年09月29日 | ジュエリー作品&試作品

ピンワークやテグスなど我流でやってきたアクセサリー技法をブラッシュアップしていこうと思い、初心に帰って謙虚な気持ちで通信教育をけることにしました。

クリスタルビーズジュエリー講座の2級を修了し、いよいよ1級へ進みます。ひきつづき気を引き締めて取り組んでまいります。。

2級課題その(1)
  2級課題その(2)

まず、1級コースの始めはピンワークの復習から。



この小さなピアス、両方で合計40本の9ピン、Tピンが使われています。

そして、練習課題に続いて、提出課題はいきなり大作がきました。これでもか!というほど沢山のピンワークがあります。

スワロフスキーの連爪チェーン、しかも2連使い。連爪専用のエンドパーや連結パーツを使って作っていきます。

個性的なドイツビーズを使った、大胆だけれども上品なデザイン。とても楽しかったです。

次の課題作品は、再びテグスワーク。
大きなスワロフスキーをセンターに使用したリングです。


テグスだけでなく、ピン曲げもあります。かなり難易度の高い作品でした。


しいたけの傘くらいある大きなトップは、私の小さな手にはまるで似合いませんでした。でも、せっかくの上質な素材なので、ペンダントトップかブローチに作り直ししようかなと思っています。

続く・・・。


クリスタルビーズジュエリー講座 2級作品(2)

2017年09月21日 | ジュエリー作品&試作品

ヒューマンアカデミーのクリスタルビーズジュエリー講座で、アクセサリー技術の総ざらいをしました。個人的には納得のいく講座でしたので、迷っている人の背中を押して差し上げます。笑

2級作品その(1)はこちら


テグス作品の提出課題が続きます。 こちらは、「プリンセス・チョーカー」


交差編みや、ピコットの作り方を学びます。

テグスは多少伸縮するので、引き締めながら編まないと、後々、緩みがでて型崩れしますし、引き締めすぎても形がいびつになってしまいますので、実は扱いづらい素材です。

色味を抑えた、メタリックな素材の組み合わせが素敵です。この講座の監修/制作をされた鈴木夕子先生のデザインは、「渋カワイイ」をテーマにされています。

最後の提出課題は、テグスの基礎技術の総仕上げです。



テグスと侮るなかれ。この課題作品は、想像よりもはるかに難易度が高かったです。

アクセサリー制作においてはテグスが最適な材料となる場面が必ずあり、糸やワイヤーでは代替できないので、この機会に、我流を脱却して、プロの技術を身につけておいてよかったと思っています。

2級最後は、まさにテグスでないとできないビーズボールの制作で、しめくくります。


ビーズ12個で作るボールです。ビーズがちっちゃくて、しかも透明なので、テグスがどこを通っているのか良く見えず、とても苦労しました。

ビーズボールは、ピアスにしたり、ネックレスのパーツとして利用するなど、いろいろと応用が利くので、絶対覚えておきたいテクニックです。

後日談ですが、その後、なぜかビーズボールにハマりまして、30個、90個のビーズボールを作りまくったので、そのトピックもおいおい紹介したいと思います。


クリスタルビーズジュエリー講座 2級作品(1)

2017年09月18日 | ジュエリー作品&試作品

ヒューマンアカデミーの通信教育、”たのまな”の「クリスタルビーズジュエリーアーティスト」2級、1級講座で製作した作品をアップしておきます。  (前編:通信講座で、アクセサリー製作技術をスキルアップ

そろそろビーズ暦が長くなってきた私でも、大変ためになる講座でした。効率よく作業する段取りや綺麗に仕上げるコツなどは、独学で試行錯誤するよりも、プロに教わったほうが早道だと思いました。
アクセサリーの制作方法を通信教育で勉強してみたい人の参考になればと思います。

この講座では、練習課題、自習課題、提出課題から構成されておりますが、このブログでは練習課題はあえて掲載していません。たとえば練習課題とはこういうもの。(写真はテグス交差編みのレッスン)


まずは、【2級】作品から。最初の自習課題は、ピン曲げです。

お手本はこんな感じ↓ (ヒューマンアカデミーHPより転載)黒いビーズは上下がゴールドにペイント?されていて、菊座をかぶせたようでカワイイです。


このピアスは提出課題でないので手本どおりでなく、自分の好きな順番で並べました。シンプルながら使い勝手の良いピアスです。


ピン曲げの演習が続きます。まず、自習課題のブレスレットに続いて、提出課題のネックレスにとりかかります。おそろいで使えるというのが嬉しいです。

ピン曲げ、もう数え切れなくくらいやってるので、自分ではちゃんとできていたつもりでいたら、仕事がいい加減なところを何箇所か指摘されました。添削評価が大変懇切丁寧で、マンツーマン教育の感覚です。細部までチェックして、ダメなところは容赦なく指摘してもらえるので、私としては大変ありがたかったです。リアルな教室では、そこまちゃんと見てもらえないかなと。

この作品、さまざまな色、サイズ、テクスチャの組み合わせが素敵です。自分ではこのようなカラーの組み合わせは思いつかないので、デザインもとても勉強になります。

ピン曲げの次は、テグス。テグスはあいかわらず苦手・・・。汗

テグスの最初の提出課題は、可愛らしいラリエット。テグス1本で完成できる作品です。

テグスワークは、技術的には難しくありませんが、最大のポイントは、最後の始末だと思っています。今までは、かなり適当に処理していましたが、この講座で初めて正しい始末の仕方を覚えました。見た目だけでなく、耐久性の面で違ってくると思います。


ある作品を作っている時のエピソード。
作品がほぼ仕上がり、最後のテグスを始末しているとき、どうしても穴を通らなかったため、テグスの通り路を作ろうとしてまち針をビーズの穴に入れた瞬間、パッキーン。ビーズ割れた。やっちまった・・・。はい、最初からやり直し!!号泣。そうした痛い失敗を繰り返して、少しずつ前進していくんでしょうね。

ラリエットはかなり長いので、結んだり二重巻きにしたりしてさまざまな着け方が楽しめます。色違い、素材違いで欲しくなります。

テグスの自習作品は、ピンクサンゴのピンキーリングでした。

こちらのリング、気に入ってヘビロテしてたら、どこかに失くしてしまいました。たぶん、猫の仕業。猫サッカーして、家具の下にシュート。”猫あるある”パターン。大掃除したらきっと出てきます。笑

HPの写真を借用。 

ヒューマンアカデミーHPより転載)

テグス&ビーズのエタニティリング、超簡単ですが、天然石やメタルビーズを使うとなかなか良い感じのものができます。パール、ターコイズ、ラピス、オニキスで作ってもいいですね。

今日はこの辺で。まだまだ続きます!


通信講座で、アクセサリー製作技術をスキルアップ

2017年09月16日 | ジュエリー作品&試作品

以前、ユーキャンさんのビーズジュエリーを受講しましたが、とても良い内容でしたが、趣味講座の域を超えず、物足りなさを感じていました。

今回は、ヒューマンアカデミーさんの、「クリスタルビーズジュエリーアーティスト講座」の受講しました。



すべての課題を終了し終わった感想としては、”やって正解”でした。



1級コースの作品。(クリスタルビーズジュエリー講座HPから転載)使用されている材料のクオリティが良く、ブティックで売っているレベルの作品に仕上がりました。

そして、添削評価はかなり厳しく感じられました。いくつものチェック項目があり、3段階で評価されます。かなり細かい部分までチェックされ、悪い点を丁寧に指摘していただけます。ゆえに、毎回の課題は緊張感を持って真剣勝負で取り組み、なんとか1級を修了できました。

受講料はけして安くないですが、真剣にアクセサリー技法を習得したい方には内容にそれだけの投資価値はあり、お勧めの講座と思いました。通信教育は自分のペースで進められますし、マンツーマンで教えてもらえる感覚で、私はなかなか悪くないものだと思ってます。

ちなみにデコやネイルなどの他の講座もそうですが、アーティストやクリエーター系の民間の認定資格は取得することそのものにはあまり意味はないかと思います。それでも、その道のプロに一定レベルを満たしたというお墨付きをいただいた、ということで自分のスキルに対する自信はつきます。

”受講記念”に、以降の投稿で作品をアップしておきます。