ROSE POSYのハンドクラフト・ブログ

”手仕事”の楽しさをお伝えできればと思います。ROSE POSYオリジナル作品もどうぞお楽しみ下さい。

【番外編】キッチンで燻製を作ろう!

2007年10月29日 | ROSE POSYのひとりごと
のっけからへたくそな写真ですみません。
秋鮭のおいしそうなのが手に入ったので、スモークしました。

秋が深まり、サンマやサバ、鮭に脂が乗っておいしい季節になると、きまって作りたくなるのが、燻製料理です。

燻製というと、とってもマニアックで機材とかが必要でアウトドアでやるイメージがあります。余談ですが、以前、うちのマンションの階下で、ベランダで燻製作りをやった人がいて、周囲のお宅はウチも含めて干していた洗濯物や布団を燻されて大変なことになってしまいました。けして住宅地の戸外で本格的な燻製はやらないでほしいものです。(笑)

ところが、難しそうな燻製がキッチンで簡単にできます。しかも、家中が煙モクモク、みたいなことにはなりません。何時間もかけてつくる本格スモークとまではいきませんが、十分に燻製の美味しさを手軽に味わえる方法をご紹介したいと思います。

■用意するもの

・フライパンか中華なべ(鉄製)
または不用になったテフロンフライパン
※どこのご家庭でも、テフロンのフライパン、ってすぐにダメになるので使い捨て状態ですよね。 あれ、捨てないでとっておいてください。この燻製づくりは空焚きするので、いらないフライパンでも充分なんです。
・フライパンにぴったりあうサイズのボール
 (中華なべの場合は普通のフタでOK)
・アルミホイル
・鍋にはいるサイズの丸網または角網(100円ショップので十分!)
・スモークチップ (チップ状、固形状どちらも可)ひとつかみ
 または、紅茶ORほうじ茶ひとつかみ+ザラメ大匙1杯

■燻製に向いている材料

・魚
(干物全般、塩鮭、サンマ、サバ、アジ、鮭、ホタテ、エビ、イカなど)

※生の魚は下処理をして水気をよく拭き、塩をして数時間おいて一夜干しにするか、ペーパータオル(数重)や脱水シートにくるみラップして冷蔵庫に数日置いておきます。要するに程よく水気が飛んでいることがポイント。

・肉 (鶏もも肉、ブロックの豚肉、ソーセージなど)

※生の肉は、魚同様、塩をしてペーパータオル(数重)や脱水シートにくるみラップして冷蔵庫に数日置いておくと美味しくできます。そこまで時間がないときでも、調理前30分くらいから塩をして水気が出たらしっかり拭いておきましょう。

・その他 (ゆで卵、プロセスチーズ、かまぼこ)

■作り方

(1)フライパンや中華なべにアルミ箔をしいて、スモークチップ(またはお茶の葉+ザラメ)を置きます。

  

(2)その上に、網を置きます。下に網がついてしまう場合は数センチ浮くような感じにしてください。丸網なら4、5箇所にアルミ箔をボール状に丸めたものを置き、角網なら写真のように四隅を折って足をつくります。 網の上に材料をのせます。ちなみに、フタやボールの内側にもアルミはくをかぶせておくと後の洗い物がラクです。

 

(3)鍋にフタやボールをかぶせて、強火にかけます。煙がチップから出始めたら弱火にしてください。ガスの場合は写真の程度です。煙はほとんど出ず、隙間からわずかにチョロチョロでる程度ですが、換気扇はまわしておいたほうがいいでしょう。

  

(4)燻す時間は、モノにもよりますが、10から15分程度でしょうか。干物や水分の少ないものは短めでいいでしょう。途中でフタをあけて色をみて判断してください。軽く薫香がつく程度で終えてもいいですし、しっかりアメ色になるまで燻すのもお好みです。

※ちなみに、生の肉や魚は、軽く薫香をつけるだけにして、あとは普通にグリルやオーブンで調理する方法でもいいでしょう。

(5)出来あがり!

今回の秋鮭は、生なのでしっかり火を通すために15分燻しました。
蒸し焼きのような感じで、中はジューシーで、いい感じ!
(上にのっているのは、タイムとローズマリー)
出来上がったら、素材を網からおろして、スモークチップに水をかけて火を消してください。



和食の定番の干物は、燻製することで、日本酒だけでなく白ワインにもとっても合う一品になります。
肉類は調理に油を使わない(むしろ、余分な脂が落ちる)ため、メタボ気味のオトーサンにもオススメかも。



ネネ、公園デビュー(その2)

2007年10月23日 | ねこの話

新しいお散歩ウェア(正確には洋服型ハーネス)を着用したネネは、ヘタレたまま、生まれて初めて外に連れ出されることになりました。


”ほふく前進”中のネネ。
腹這いで地面をズリズリ。
後ろ足を巻くようにして必死に歩く。

近所の公園までは、ネネを自転車で連れて行きました。はじめ、自転車のかごに入れたら、自動車の音に驚いたのか、走る景色が怖いのか、あまりの恐怖に大鳴きして脱走しようとしたので、外界が見えないよう、デイパックにすっぽり入れてチャックを閉めてしまいました。

公園に着いてから、ネネを出して地面に下ろしたのですが、一歩も動きません。部屋にいたときと同様に腰が抜けたヘタレの状態で、リードをひっぱっても微動だにせず・・・。しゃがんで一緒に歩こうとしてもすぐに胸にしがみついて来てしまいます。

ずっと待っても動かないので、ついにこちらが根負けしてしまい、しょうがなく抱っこして休憩所に連れてきました。すると今度はじっと座っていることができず、私のバッグの中に首を突っ込んだり、グリグリと脇の下に頭をすりつけてきたり、とにかく、どこかに隠れてしまいたい、といった風情です。

 
ここはどこー?なんでアタシここにいるのー?

公園内はいろんなお花が咲いていて、小春日和でとっても素敵な雰囲気だったのですが、ネネは花どころではありません。ひたすら未知の世界に驚きまくっています。

ついにはだっこすらも嫌がって、地面から少しでも遠ざかろうとして肩や首に這い登ってきてしまうので、仕方なく”肩車”して歩くことにしました。


トホホ。ねこの襟巻き。

 
見るものすべてが初めて。
秋の青空も初めて見たよ!

ネネにとっては初めて見る外界で、刺激的すぎたのかもしれません。がっちりと肩に爪を立ててしがみついたまま、キョトキョトとあたりを見回しています。

しかし、公園内をネコに洋服着せて首に巻きつけて散歩する我々は、よほど奇異に見えるのか、人々の注目を浴びることになりました。いろんな人が物めずらしそうに我々の方を見ています。公園に来ていた人は大人も子供も、我が家の猫に気づいて指をさして何か言っています。視線の集中砲火?!そして、いろんな人から声をかけられました。

『あら~、かわいいねこちゃんだことー。おとなしいわねー』 
『はい、ねこかぶってます!』 
 (とほほ、まさに、ねこを”かぶってる”のは飼い主だよ)

『ねこさん、かわいいですね。撫でてもいいですか?』
『いいですよ。優しくね。』
 (ほんとはさわってほしくない・・・。あー、凄く嫌がってる)

プリンセス・ネネはその美貌(?)も手伝って、すっかりみんなのアイドルに。・・・しかし、当のご本人は恐怖のどん底で生きた心地がしない様子でフリーズしたまま。まさに絵に描いたような『借りてきた猫』。それでも、暴れたり、”シャーァ!”とすごんだり、人を引っ掻いたりしないだけまだマシですが。

こんなひどい内弁慶では、万一、家から脱走して道に迷ってしまったら最後、逃げ回って誰にも拾ってもらえずに迷子のまま野垂れ死にするかも・・・。むむむ、これではまずい。(かなり危機感)

ネネ、次回は頑張ろうね。
とりあえず歩かなくていいから、まずは人に馴れようね。


おそとは、もうやだ~。


”公園デビュー”にネネさん、ぐったり。
オヤスミナサーイ。



ネネ、公園デビュー

2007年10月22日 | ねこの話

生まれて1年半、完全室内猫だったネネが、はじめて外の世界に出ることになりました。もっとも獣医さんにつれていくのに、バスケットにいれて移動することはありましたが、『お散歩』ははじめてです。

ネネは、飼い主以外の人を怖がるため、宅急便の人が来ただけでも猛烈に驚いて、転びまろびつ、ほうほうのていで、作業部屋の机の裏に隠れて引きこもりになってしまいます。なんとか人に慣れさせるたいと思い、また万一脱走してもちゃんと戻ってこれるよう、思い切って外の世界を教えるようと決心したのでした。最近の健康診断で体重が増え気味なので、ダイエットも申し渡されましたしね。

猫を散歩させるなんて、聞いたことがありません。でも、私が読んだ本には室内猫にも散歩させろ、と書いてありました。ねねは避妊後、ちょっと体重オーバー気味なので、なんとしてでも運動量を増やしてあげないといけませんから、散歩は習慣にさせたいものです。

まずは、犬同様にハーネスとリードを用意する必要があります。ペットショップに電話して聞いたところ、やはり、内猫を散歩させるというニーズは市場にほとんどないようで、たった1種類だけ猫用のハーネスがあります、とのことで、さっそくネネを伴って買いに行くことにしました。

 
左:背側 右:腹側

お洋服型になっていて、服に付随する金具にリードをカラビナでひっかけるタイプで、ロッククライマーみたいです。これなら絶対に脱走できません。服はマジックテープで着脱式になっています。これは、なかなかよさそう。他に選択肢がないので即ゲット。

ですが、ハーネスとリードあわせて8500円以上とはかなりの出費・・・。物の価格は需要と供給の結果だから仕方ないんだけど。


イヤすぎる・・・ ヘタレ。

さっそくネネに装着したところ、ヘビのようになってしまいました。
床に腹ばいになって、ほふく前進でいざりながら歩きます。
よほどイヤと見えます。
『これ邪魔ですう。絶対いやですぅ。取ってぇぇぇl。』と鳴いて訴えまくります。

でも、他に選択肢がないんだから仕方がありません・・・・。
ネネ、ごめん。早く慣れてね。

準備は万端、さあ、いざ、公園デビューだ!!!

(つづく)

大人の女性のためのクロス・ペンダント 

2007年10月18日 | ジュエリー作品&試作品

以前、CADデザインのブログで、”チラ見せ”でご紹介させていただいた、ロマンチック・クロス・ペンダントの完成版です。おっと、これはCADから造形したものではなく、手描きのデザインから、ハンドメイドでワックス原型を作ったものです。 結局、CADは描画までしただけでおしまいです。

センターのストーンは、ガーネットです。
上の写真は、いぶしを入れない白い仕上げです。それはそれでエレガントで可愛いらしい雰囲気ですが、ここはあえてあえていぶし仕上げを施して、シックな印象にしてみました。




これから秋が深まり、黒やワインレッドのセーターにぴったりのクロスです。

私が、シルバーが最も美しいなと思うときは、いぶし仕上げをしたときです。いぶし仕上げは古美術仕上げとも呼び、深い陰影と独特の味わいがもたらされ、まさにアンティークな落ち着いた雰囲気になります。 

シルバーの地金の色は温かみのある明るい銀色です。メンテナンスが楽になると言う理由で、最近はロジウムメッキをかけることが多いシルバージュエリーですが、ロジウムメッキの色は、どちらかというとステンレススチールの色に近い、クールで青っぽい銀色です。

実際にメッキ有り/無しを2つ並べて比べてみないと違いがよくわからないと思いますが、以前、ロジウムメッキをかけた作品をみた友人に『これって本当にシルバーなの?でもこんな大ぶりなプラチナはありえないし・・・。』と聞かれたことがあり、どきっとしました。色の違いがわかる人はわかるんだなぁと思いましたね。

メッキあり、なし、どちらがいいかは人の好き好きだと思いますが、明らかに印象が変わってしまうので、私は作品ごとに、ロジウムメッキをかけるべきかどうか注意深く検討することにしています。

シルバーにロジウムメッキがかかってないと商品価値が低いと考える人もいますが、私の考えはその逆です。個人的にはシルバーの地金の色が好きですし、ティファニーやジョージ・ジェンセンなどの老舗ブランドのシルバー商品を見ても、メッキがかかっているものを見たことがありません。メッキがかかったものは所詮、使用中にぶつけたり磨耗することで、傷がつき、いつかは剥げます。経年劣化を避けられず、永年の使用に耐えられないのです。
一方、メッキがかかっていなければ、小傷くらいはポリッシュクロスで新品同様に綺麗になりますし、お手入れ次第でずっと買ったときのままにしておくことも、または、そのままにして味わいのあるジュエリーに”育てる”こともできます。
長く愛用し続けたい(愛してもらいたい)ジュエリーこそは、メッキをかけるべきではないと思っています。



ネネは、ダイエットすべきか?! 

2007年10月16日 | ねこの話

新聞紙はネネの大好きなひとり遊び&ストレス解消グッズのひとつです。新聞を与えると狂ったようになります。さんざん、ぐしゃぐしゃにして噛みちぎり、新聞を滑らせながら部屋中ドタバタ走り回ります。前足は新聞を押さえたままで後ろ足だけで前進するという遊びは、私が子供の頃によくやった”ソリ滑り”そのもの。猫ながらよく考えたもんだと思います。
紙の上でひとしきりお休みしたらお遊びコースはおしまいです。


ナカミより新聞♪ 早く開けて、開けて!


疲れた。クゥ・・・。

さて、話は変わりますが、先週末、ネネをワクチン接種につれていきました。簡単な健康チェックもしてもらえるのですが、体重が4.5kgになっていました。
たしか、3月に避妊手術したときは、3.3kgでしたから、激太り?!相変わらず小顔なので気づかなかったのですが、たしかに全体的にモッタリしているような、ツチノコ気味になっている。

獣医さんから、『これ以上、太らせないように気をつけてくださいね。』と注意されてしまいました。背中の腕の付け根あたりをさわってみて、肋骨がゴリゴリとすぐに触れるのが理想的で、ネネはちょっとポニポニ気味で肋骨がわかりづらいので、アウト!

ネネは室内猫にしてはドタバタと部屋中よく駆けずり回るのですが、それでもやっぱり運動量が足りないんでしょうね。

摂取カロリー > 消費カロリー = 肥満

こんなわかりきった方式なのに、やせてきれいになりたいとか、成人病を防ぎたいとか、意思を持った人間でもなかなか成功しないダイエット。体重セーブしなくちゃいけない理由がわからない猫なのに、食事制限するのはかわいそうな気もします。

やっと、夏バテを乗り切って、元気にもりもりとごはんを食べるようになったので喜んでいたのにガックリ・・・。かといって、機能フード系ってどれも美味しくないのか、全然食べてくれないし。獣医さん推奨のフードで食べてくれるのはロイヤル・カナンだけですが、そろそろこれもネネ的には飽きつつある今日この頃・・・。その他のヘルスケア系は
サイエンスダイエット、アイムズ、ピュリナワン、いずれも撃沈。

どなたか、猫が好んで食べてくれるローカロリーの良いフードがありましたらご紹介ください、、、と言いたいところですが、
人間同様、おいしくて、おなか一杯になって、しかも腹持ちがいい、そんな都合のいいダイエットフードなんか、この世に存在しないですもんね。。。。


ミルキーなハートのムーンストーン・バングル

2007年10月12日 | ジュエリー作品&試作品

ラ・ヴァーグのジュエリー展示会出品作品からのご紹介シリーズです。

ハート・シェイプのカボションカットのムーンストーンをセンターに配したオープン・バングルです。ムーンストーンは、私の大好きな石のひとつで、日本女性のお肌を綺麗に見せる石のひとつだと思っています。写真ですと、後ろが透けて見える感じですが、光線の加減でムーンストーン独特のシラー(閃光)が現れて幻想的な雰囲気です。

サイドにはオレンジ・ムーンストーンをあしらいました。シャーベットのような優しい色合いですので、肌馴染みがよく、どんな色のお洋服をコーディネートしてもうまく親和して、邪魔することがないと思います。上の写真はピンクと合わせていますが、試しに黄色を置いてみましょうか。



さて、オープン・バングルは、サイズ展開が難しいアイテムです。
通常、市販品は誰でも入るよう、アキを大きめにとるので手首の細い方は、着けている最中にスポっと抜けて落としてしまうことがあります。私もお気に入りのバングルを落とした苦い経験があるので、造るときは、ややアキを狭めにして押し込むように着用するくらいにしています。よく高級品などにチェーンがついていたりしますがあれって片手で着けづらいし、何だかかっこわるいと思うので、脱落防止のためのなにかいい意匠を考えようと思っています。

さて、この作品は、私の手首サイズ(細め)にあわせましたので、ピッタリ合う方だけがこのバングルを手にしていただけるシンデレラ姫です。(笑)


~お知らせ~ 

展示会に出展させていただいた作品の一部を引き続き、ALLYジュエリーさんに展示販売していただけるとの嬉しいお話を頂戴いたしました!このブログでご紹介している作品もあります。ぜひ機会がありましたら、お足をお運びいただき手にとってご覧いただけましたら幸いです。なお、売り切れている場合もございますが、物によっては再制作が可能なものもございますので、もしご興味がありましたら、お客様のご連絡先(emailアドレスでも結構です)をショップスタッフの方におことづけください。わたくしより折り返しご連絡させていただきます。



ハンマー・テクスチャーのハードなバングル

2007年10月10日 | ジュエリー作品&試作品
ラ・ヴァーグの展示会は無事終了したようで、ALLYジュエリーショップの皆様、本当にお疲れ様でした。そしてこのような機会を与えてくださいましたことに感謝しております。ありがとうございました。

目ざとくみつけてしまったのですが、さっそくラ・ヴァーグさんの生徒作品紹介ページで私の作品を紹介していただいていました。大変光栄です。ますます励みになります♪

さて、大イベントが終わってほっとする間もなく、また新しい作品のデザインに取り掛かっています。(CADは中途になってた課題に戻りま~す。)ネタができるまで、展示会に出品した作品を少しずつ紹介させていただきます。



冒頭でもご紹介したのは、鎚目(つちめ)模様のバングルです。槌目というのは、ハンマー(金槌)でタガネをつかって叩いていくと、へこんだところがこういう模様がつくことからそう呼ばれます。

実際には、これは彫金技術ではなく原型をワックスで作っているので、リューターでラウンドポイントでこそげとるようにしてテクスチャーをつけています。光の加減によって模様が織りなす陰影が味のある効果をもたらしています。

ハードなイメージなのでメンズ用という感じですが、これは女性サイズで作っています。1点ものなのでしっかり厚みをもたせ、重厚感があります。裏抜きもぺらぺらになるまで抜かなくてよく、地金たっぷり感を出せるのがシルバーならではの魅力ではなんですよね。
この幅でメンズ、その半分の幅でレディスを作ってペア展開しようかと思っています。


ネネ、『ねこ踊り』を覚えるの巻

2007年10月08日 | ねこの話

みなさん、おひさしぶりです。
元気・炸裂中のネネですっ!

つい最近まで暑かったのに、10月に入ってから一気に秋らしくなり、夏ばてに苦しみヘタレていた”ネネ”が恐ろしいほど元気になりました。部屋中どたばた駈けまわって、ハイジャンプしてドアや壁をとび蹴りしたり、朝はヒトをたたき起こしに来るはで、快活な毎日です。

そんなネネが最近、妙なマネを覚えました。
彼女はよく、ヒトの気を惹こうとして鳴くのですが、こちらが無視していると、急に仰向けにひっくり返り、顔は逆さになったままでずっとこちらを凝視ながら、右に左に。体や手足を動かして踊るような動作をするのです。


最初それはアルミボードの上ではじまった・・・


今ではいつでもどこでも・・・・

 
踊りながらも、視線はヒトの目を凝視


ウケてるかどうか、しっかりこちらの反応をみている


”振り付け”はどんどんエスカレートしていく。
ネネバウアー!

おそらく、『ねこ踊り』を覚えたのは偶然であろうと思われます。
暑い日にヘタレたネネが寝ている格好をみるたびに私が大笑いしていたあたりから、変化が現れました。ネネなりに『ウケタ!』ととひらめいたようです。

私がテレビに夢中になっていたりしていると、ネネはまずは鳴いて気を引こうとしますが、注目してもらえないとわかると、おもむろにごろんと仰向けになって”ねこ踊り”を始めます。その間もじっと目はこちらの反応を見てるんですよね。ネネなりに頑張って踊っているんで、そこはワラっておいてあげないと・・・。

漫画の”What's マイケル”のように立って踊ればさらに面白いのですが・・・。


芸術の秋~ラ・ヴァーグ・ジュエリー作品展示会~

2007年10月07日 | ジュエリーよもやま話


掲載ジャンルをいつもは『趣味>装飾品』でアップしていますが、今日は、『ヘルス・ビューティ>アクセサリー』に変えてのアップしました。
あらためてお知らせです。

恵比寿から徒歩3分のジュエリーショップ、ALLY JEWELRYにおいて、併設のラ・ヴァーグ ジュエリー・スクールの作品展示会が開催されています。あと残り2日を残すところとなりました。10月8日(月)までです。

いずれも丁寧に作られた一点物を1つ1つ眺めるだけでも楽しいですが、世界で1つしかないオリジナルのハンドメイドジュエリーのすべては、気に入ったら購入することもできます。恵比寿ガーデンプレイスへの散歩・デート・お買い物がてらにぜひお立ち寄りください。

純銀粘土、彫金、ワックスモデリング、CADといった、さまざまな技法で作られたオリジナル・ジュエリーが展示されていますので、ジュエリーメーキングをこれからやってみたいと思っている方や、すでに始められた方にとっても参考になると思います。興味をもたれましたら、お店の3階、4階がお教室になっていますので、見学や先生にお話を聞いてください。体験コース(要予約)もあるようですよ。

今日撮ってきた写真より、展示作品のごく一部をご紹介します。
(※出展された方に許可なく掲載させていただきました。もし”掲載しないで!”という方がいらっしゃいましたら、至急コメントで削除希望する写真をお知らせ下さい。)


ユニークでユーモラスなモティーフの作品


ベルの音が本当に綺麗なんです♪


手作りの良さが伝わる丁寧に仕上げられた作品


シンプルでモダンなフォルムのジュエリー


個性的でアーティスティックな作品たち


ほんわり優しい気持ちになれそうな作品


不肖、ROSE POSYの展示の一部です。

なんだか大変照れくさく恥ずかしい気持ちがしますね。
このブログで紹介してきましたジュエリーのいくつかも展示しております。まだ未紹介の作品も展示していますが、写真を撮ってありますので、おいおいアップさせていただきます。



秋の香... キンモクセイのセット・ジュエリー

2007年10月06日 | ジュエリー作品&試作品
いよいよ、ラ・ヴァーグ秋のジュエリー作品展示会がはじまっています。展示会は、10月8日(月)まで開催されています。東京近県にお住まいの方はぜひいらしてください。ALLYジュエリーのあきさんによる秋らしく美しい彩りの素晴らしいディスプレイも必見です。
>>ご案内はこちら。

さて、わたくしは初出展ですが、CADでデザインしたジュエリーをメインに出品させていただきました。他にもハンドメイド作品も出しましたが、今日のブログは、CAD作品を中心にご紹介していきます。


設計データ


完成イメージ表示


完成したリング作品

展示会が10月に行われるということで、この頃に咲く秋の花をモティーフを選ぶことにしました。

キンモクセイ(金木犀)です。

だいたい10月頃に開花し、1つ1つの花は大変小さくて地味ですが、強い芳香で秋の訪れを知らせます。ここ東京でもそろそろ香りがたつ頃かな・・・?

リングは、11号を元に原型を作り、ゴム型にしてから、9号、13号のサイズ違いも展開して制作しました。今回リングだけのつもりだったのですが、興が乗ったのでお揃いのペンダントトップも作ってみました。


ペンダントトップ(プレーン)

ペンダントが完成すると、さらに欲が出てきてもうひと頑張りする気になり、このデータを元にアレンジして、石付きバージョンも作ってみました!!


ピンクCZバージョン


ブルーCZのバージョン

出品締切日のギリギリ前日の深夜に石留めを終えて、無事に出展にこぎつけることが出来ました。 写真はそれから大急ぎでいい加減に撮ったのでちょっとイケてませんが・・・。

 
セット使いでいかがでしょう?

モティーフはお花ですが、ちょっぴりマニッシュな要素を入れて甘すぎず、飽きのこないデザインを目指しました。幅広い年代の方につけていただけると思います。

こういうデザインは、CADを知らなかったら絶対に考えていなかったと思います。

自分のペースでテキトーに作るのと、展示会用として大勢の人様に見ていただくことを考えると、本当にすべての工程が真剣勝負でした。でも、種明かしすると、CAD設計の最終段階でトラブルに見舞われ大変苦労しましたが、随分と先生にレスキューしていただきました。
ありがとうございました!