asahi.com記事より転載
ニュースで、WBCの表彰式にて、優勝記念リングが選手一人一人に授与されたシーンをみました。リングはテレビでははっきり見えなかったのですが、1点100万円相当、全関係者の分5000万円の大判ぶるまいと聞いて、ギョギョー!どんなの?どんなの~?と、野次馬根性丸出しで、ネットで調べさせていただきました。
スポーツニッポン提供写真を転載
(Gooブログ掲載)
スポーツニッポン提供写真を転載
(Gooブログ掲載)
WOW!ゴージャス!!!
リングは、選手ごとに違っていて、左サイドに、『日本代表チームのロゴマークとリングを手にする本人の名前と背番号』が入っているそうです。そこまでのパーソナライズの念の入れようですが、サイズはワンサイズのようで、ダルビッシュ選手はブカブカでつけられる指が見つからず、四苦八苦したそうです。
つくりは、見ただけで、『CADだね』とわかる人はわかると思います。詳しくは銀座天賞堂さんのブログを見ていただければわかりますが、ジュエリーCADでモデリングしています。
このリングは、11月24日まで、銀座天賞堂本店にて展示されるそうです。
ちなみに、2006年の優勝時に送られたリングはこんな感じです。
この時、黄色はシトリン、緑色はペリドットを使用したそうですが、2009年リングでは、黄色はオレンジサファイアを使用したそうです。2009年版の緑色は写真の色合いからすると、エメラルドかなぁ・・・・。
2006年の天賞堂さんのブログから・・・。
『形状が複雑であり、リングごとにちがう名前を入れなくてはならないために、パーツに分けてつくった後に一つに組み上げるという非常に手間のかかる工程で製作されている。』
『このリングのCAD設計では、一般的な宝飾品のCAD設計のじつに3倍程度の時間を要した。』
『このWBCチャンピオンリングでは、鋳造の作業に手作り品以上の手間が要求された。』
『鋳造が完了した後に、さらに細部の表情をデザイナーの意図したイメージに近づけ、質感を高めるために手作業で整形や研磨を行う。』
うーむ、CADでコンマミリ単位まで作りこみながら、最後は人の手でシコシコ、ヤスリ入れちゃうわけですな。
記念すべきリングですから、念には念を入れてということですね。は~、恐れ入ります。
私がWBC優勝の記念品を担当する企画担当だったら?
授与式で渡す記念品は、トロフィー、クリスタル盾といった、家に誰かが遊びに来たら間違いなく、”ああ、これがあのときの!”とわかる、ものにしておいて、個人に贈呈するリングは普段使いできるようなものを作りますね。シルバー製で、邪魔にならないボリューム、カジュアルなスタイリング、勝利の証しとして、上質なダイヤモンドを控えめなサイズで入れたいと思います。毎日そのリングを指にして、あの時の喜びを思い出し、また辛い日にはその日の栄光を思い出して元気づけるために、そして会った人にさりげなく自分をアピールできるように・・・。
つくりは、見ただけで、『CADだね』とわかる人はわかると思います。詳しくは銀座天賞堂さんのブログを見ていただければわかりますが、ジュエリーCADでモデリングしています。
このリングは、11月24日まで、銀座天賞堂本店にて展示されるそうです。
ちなみに、2006年の優勝時に送られたリングはこんな感じです。
この時、黄色はシトリン、緑色はペリドットを使用したそうですが、2009年リングでは、黄色はオレンジサファイアを使用したそうです。2009年版の緑色は写真の色合いからすると、エメラルドかなぁ・・・・。
2006年の天賞堂さんのブログから・・・。
『形状が複雑であり、リングごとにちがう名前を入れなくてはならないために、パーツに分けてつくった後に一つに組み上げるという非常に手間のかかる工程で製作されている。』
『このリングのCAD設計では、一般的な宝飾品のCAD設計のじつに3倍程度の時間を要した。』
『このWBCチャンピオンリングでは、鋳造の作業に手作り品以上の手間が要求された。』
『鋳造が完了した後に、さらに細部の表情をデザイナーの意図したイメージに近づけ、質感を高めるために手作業で整形や研磨を行う。』
うーむ、CADでコンマミリ単位まで作りこみながら、最後は人の手でシコシコ、ヤスリ入れちゃうわけですな。
記念すべきリングですから、念には念を入れてということですね。は~、恐れ入ります。
私がWBC優勝の記念品を担当する企画担当だったら?
授与式で渡す記念品は、トロフィー、クリスタル盾といった、家に誰かが遊びに来たら間違いなく、”ああ、これがあのときの!”とわかる、ものにしておいて、個人に贈呈するリングは普段使いできるようなものを作りますね。シルバー製で、邪魔にならないボリューム、カジュアルなスタイリング、勝利の証しとして、上質なダイヤモンドを控えめなサイズで入れたいと思います。毎日そのリングを指にして、あの時の喜びを思い出し、また辛い日にはその日の栄光を思い出して元気づけるために、そして会った人にさりげなく自分をアピールできるように・・・。