ROSE POSYのハンドクラフト・ブログ

”手仕事”の楽しさをお伝えできればと思います。ROSE POSYオリジナル作品もどうぞお楽しみ下さい。

砧の桜は、御歳90歳?!

2019年03月31日 | ROSE POSYのひとりごと

私の家の近所にある砧公園は、元ゴルフ場だけあって、とにかく広大で自然豊かな区民の憩いの場所です。今年の砧の桜は週末にほぼ満開を迎え、とくに晴れて暖かい日曜日はそれは大変な人出でした。

年々人が増えている気がしますが、郊外のせいか、もっぱら週末の日中は、サラリーマンのウルサイ飲っぱらい軍団は少なく、近隣在住のお子様連れファミリー層がメインなので、静かにお花見を楽しめます。


この見事な桜!桜の枝先が、地面につきそうです。こんな大樹が、園内のいたるところに植えられています。

ソメイヨシノの寿命は、約60年といわれます。そろそろ、都内の街路樹の桜は世代交代が始まっています。立派な木が次々と切り倒されて若い木に植え替えられたり、木の負担を減らすためか太い枝が切り払われてしまい、貧弱な桜並木になっているところもあります。まだまだ元気そうなのに・・・と思いますが、木の内部が腐食していて倒木の恐れがあるので、そのままにしておけないのだそうです。


私のお気に入りの風景。けやきの新緑と桜のピンクのコントラストが綺麗。

新しく植え替えたところは、ピンク色の濃い早咲きの桜や、山桜と思われる種類の木も植えられています。ソメイヨシノだけで揃えたほうが、桜並木としては綺麗ですが、ソメイヨシノは病気に弱いので、おそらく病害のときに並木全体が全滅しないよう、混ぜて植えてるのかもしれません。

砧公園は、1940年に開園したそうです。その年に生まれた人は、今79歳。その年に植樹された桜は、おそらく行楽客が花見を楽しめる程度の成木だったと思われます。つまり、上記の写真のような大木だと、樹齢90歳近いものもあると思われます。もうとっくに寿命を越えているということですね。

砧公園は環八や首都高に隣接しており、桜にとってとてもいい環境といえないのですが、それでも、ここまで立派に大きく育てた方々の努力に頭が下がる思いです。しかし、長年人々を楽しませてくれた、砧の巨木も徐々に枯れ始めているそうです。



あと何年かしたら、こんな巨木はすべてなくなってしまい、砧の花見の光景もすっかり様変わりしているかもしれません。誠にありがたい気持ちで、今年の桜を鑑賞させていただきました。





壊れたエアコンのその後

2017年08月05日 | ROSE POSYのひとりごと

居間のエアコンが突然壊れた件。ご飯食べるのも、テレビやネット観るのも、書き物やアクセサリー制作などいろんな作業をするのも、すべて居間。寝る以外の時間を過ごす場所なので、これには相当弱りました。

猫たちと共に、寝室に避難してました。狭い床に折りたたみのミニテーブルを置いておままごとのような生活。六畳一間での独り暮らしが懐かしく思い出されます。

このエアコン、かれこれ15年も使っており、交換部品の在庫保証期間もとっくに切れてる。メーカーのサポセンに連絡してみたところ、電話の向こうからも、型番を聞いた途端、”だめだろうな”感が伝わってきましたが、「直るかどうかわかりませんが、とりあえず診させていただきます」、とのこと。(笑)

そして、待ちに待った修理の日!
故障箇所は室外機の基盤でした。室外機やられたら、もうあかんやろ、とうなだれていると、修理のお兄さん、交換用の基盤を持参してきていました!これって、いわゆる「神対応」というやつでしょ~!!

「部品代2万円ほどかかりますが、どうされますか?」もちろん、首を縦に激しくシェイク!お兄さんも、”部品持ってきた甲斐があった!”、といった表情。

そして、30分後。エアコンから爽やかな涼風が出始め、炎天下のベランダで制服が汗まみれになったお兄さんからは後光が差してました。ありがたや、ありがたや。(心の中で拝む)きっと、お兄さんも嬉しかったに違いないです。

家電は壊れて初めて、その真の商品価値がわかるものだと思っています。サポート力も品質の重要な要素なのです。それは故障してサポートサービスを頼んだときにわかります。保証期間も部品在庫期間もとっくに終わってるのに、心をこめて直してくれた会社は・・・・。

ニクイね~、三菱電機!

そうそう、そういえば、うちの電子レンジも三菱ですよ!時短レンジZITANGも、絶賛大活躍中!やっぱり、いいものはいいのです。

かろうじて延命できたこの子↓はもうしばらく愛用させていただき、次の世代も三菱にしますよ!頑張れ三菱!末永くよろしくです。




”大人の塗り絵”をやってみた

2016年11月07日 | ROSE POSYのひとりごと

義母は、施設に入って以来、毎日テレビばかり見て過ごしています。このままでは、ますます呆けてしまうので、何か少しでも刺激になるものはないか探していたところ、塗り絵がいいかもしれないと思いつきました。

塗り絵の作業にはメンタル面でのプラス効果があり、ストレス解消や精神の安定のほか、脳の活性化になるそうで、認知症の進行防止にもよいとのことで介護のレクでも活用されています。

おとな向けの塗り絵について、ちょっとだけ調べると、フランスでは、「コロリアージュ」と呼ばれる塗り絵がセラピー効果があるとして、絵というよりは幾何学的な複雑な模様柄を塗るアートが女性の間で人気なのだそうです。

さっそく、ネットで道具を一式買いました。


36色の水彩鉛筆です。あとは鉛筆削りと水筆も買いました。

そして、まずは、比較的易しめの小作品から始めてもらいましょう、ということで、ポストカード・サイズの塗り絵本を2点購入。必要なものはこれだけ。なんともコスパのいい趣味ですよね。

 

河出書房新社さんから発刊され、ロングランで静かなブームとなっている「大人の塗り絵」シリーズは、大変豊富なレパートリーが展開されています。

このシリーズがあれば、長い間、趣味として続けられ、飽きることがなく楽しんでくれるだろうと、喜び勇んで義母のもとへ道具を持っていきました。

・・・しかし、結果は惨敗でした。

義母は「なにを持ってきてくれたの?」と笑顔を見せたものの、一瞥すると「なんだ」と言う顔で、また視線はテレビに戻ってしまいました。

「一緒にぬりましょう」と誘っても、「今日はやりたくない。いつかやる。」と見向きもしません。訪問のたびに促してみましたが駄目でした。義母は最近まで日本画を描く事が趣味だったので、きっと興味を持ってくれると思ったのですが、やはり認知症には勝てなかった。うーん、残念~。

せっかくの”出会い”なので、私がこの世界をちょっと覗いてみようかな?大のおとながはまるくらいだから、きっと何か人を惹きつけてやまない魅力があるに違いないでしょう。

すでに購入した道具類は限りなく薄い期待をこめて、義母の元に置いておき、自分用にまた新しく買い足しました。色鉛筆なんて本当に久しぶりだなー。



市販の塗り絵本に着手する前に、無料の塗り絵をネットで見つけてきて画用紙に印刷しました。
美人画作家の喜翔さまの塗り絵です。子供っぽくなく、大変素敵な絵ばかり!
http://ohimesamashop.ocnk.net/page/7

お手本となる喜翔先生の日本画作品を、iPadで見ながら作業することにします。細かい部分も部分的に拡大して確認できるのが、iPadさまさまです。

さてさて、塗るとしますか。なんだかワクワクしてきました。塗り絵なんて、幼稚園以来です。

いや、楽しい。実に楽しい。

なんなんだろう、この感覚は!!

ついつい、時間を忘れて没頭してしまいます。そして、完全に”無心”な自分がいます。




まずは、色鉛筆で塗り、水筆で水彩画っぽいタッチに仕上げていきます。


水筆は、カートリッジ式になっており、ホールド部分のタンクに水を入れます。


色の上から水を塗ってみました。深みが出てなかなか良い感じです。(^^)完成すると嬉しい。

あー、これは、大人が塗り絵にハマる訳が判る気がしてきました。

なんて表現したらいいのでしょうか。塗り絵をしている間、心が空っぽになり、とても安らかな気分になるのです。

やばいです、やめられません。麻薬みたい。(^^;;;誰か私を止めてくれ~。

フンフンと鼻歌を歌いつつ、気がつくと何枚も塗っていました。




幼稚園児の塗り絵との違いは、ここ!


ほんのりメークを施してます。(^^)キャラクターによって、メイクのテイストを変えるのも楽しいですよ。

大人の塗り絵、マイ・ホビーの仲間入り決定です。

義母を楽しませることができなかったことは残念でしたが、結果的には、私の心を豊かにしてくれる趣味がまた一つ増えました。


閑話休題: 野菜不足のお助けアイテム

2016年10月22日 | ROSE POSYのひとりごと

↑ この物体、さて何でしょうか?

ヒント: 乾燥しています。とても固いです。

水に漬けてしばらくおいておくと、↓こうなります。
なんとも不気味なルックスですよねぇ。



大きさがイマイチ良く判らないと思いますので、歯ブラシと並べてみました。



手で触ると、なんとも形容しがたい触感です。ぬめりはありません。



一口大に切ってみました。コンブみたいかな。



さあ、もうおわかりですね。

正解は、「きくらげ」でした。

最近の野菜不足と値段の高騰には、本当に困ってしまいますね。スーパーに行くと、カット野菜がとにかくよく売れており、相対的に値段が安い野菜(もやし、かいわれ)などはすぐに売り切れてしまい、気候の影響がほとんどない工場生産のキノコまでが高騰しています。これから、お鍋のおいしい季節ですから、早くこの状況が解消してほしいと切に願っています。

そこで、普段はあまり使わない乾物をもっと活用してはどうだろうか?と、私の好物のキクラゲをお取り寄せしてみたわけなのですが、それはもう笑ってしまうほど大きなキクラゲが来た次第です。

"お試しサイズ"を買ったはずが、量もはんぱじゃなくて、枕2個分くらいの大きな袋に、あのお化けみたいなキクラゲがパンパンに入っていました。
中華材料の専門店なので、だいたいの取扱商品が中国産なのですが、ヘンな農薬とか肥料で巨大化したんじゃないだろうか?となんか気持ち悪くなって出所を調べたのですが、日本の企業が監督・管理して、無農薬・有機農業で生産しているとのことだそうで、その能書きを信用することにしました。

いやはや、きくらげ1枚で、両手いっぱいになる量です。
さっそく、ラーメンに乗せるいつもの野菜炒めのメンバーに仲間入りさせました。



この量で、二人前です。

キクラゲたっぷり、野菜ラーメン、ウマ~。






新入り猫お迎え 大猫様がやってきた - 猫達の絶叫ライブ開催中

2016年10月17日 | ROSE POSYのひとりごと

新入り猫、トモ君(オス10歳)を我が家に迎え入れるプロジェクト。

新しい生活にだいぶ慣れてきたトモですが、とうとう最大の難関に直面しました。 

引越しや、新猫を迎え入れた際、多く飼い主が悩まされている、猫の夜鳴き!(てか、昼もなんですけど)

「あ”~、あ”~、あ”~」
「うわーーーーあああ!!!うわぁぁぁぁん~」
「あおーーーん、あおーん!」

トモも、毎日、昼夜関係なしに、ひっきりなしに悲痛な声で鳴き続けています。

トモが大声を出すたびに、ネネがカチ~ンときて、わざわざトモの側に走り寄って、「あんた、さっきからウルサイわよっ!黙りなさいよっ。」とばかりにシャーシャー言って、トモが鳴くのを制止しようとします。

特に困るのが、トモの夜中から明け方にかけての大鳴きと、それを止めようとするネネの叫び。(実は、ネネの声のほうがウルサイ。ネネのヒステリックな悲鳴で目が覚めてしまいます)

「あ”~あ”~!!!うおーーん、アオーン!」

「シャーーー!!ウウウウゥウウウ~!!シャーーーっ!ギャーッ!」

猫たちの大絶叫ライブショーが夜な夜な繰り広げられ、おかげで人間たちは寝不足が続いております。この子達、鳴き疲れて昼間は爆睡しているからいいでしょうけど、こちらは仕事があるんだようっ。(涙)

猫の世話を完全放棄していた義母の家に居るより、今のほうがトイレはいつも清潔だし、ごはんも朝夕ちゃんともらえるし、ブラッシングも遊びもしっかりやって、ネネと平等に可愛がっているのに、それでも、鳴くのはなぜ?猫は人ではなく家に居つく動物だから?

ネットでいろいろと調べましたが、猫の夜鳴きをやめさせる決定打といえる特効的な対策はないみたいで、途方に暮れました。たぶん、義母のことや義母の家が恋しくて鳴いているのではなく、環境が変わって自分の安心できる居場所がなく、不安でしょうがないのだと思います。

またしても、グッズに頼ろうということで、こんなモノを買ってみました。


ジルケーン。牛乳由来の成分で、気持ちを落ち着かせるらしいですよ。


ギャバロップ。”ギャバ”といえば、人間のイライラも落ち着かせる成分ですね。


これらは、薬ではなくサプリメントです。ほぼ無味無臭らしいので、ヌコたちの大好きなオヤツに混ぜてみることにします。トモにもネネにも与えます。

そのほかにも、猫のフォロモンを散布するアロマ的なものも獣医さんからお勧めされましたが、トモの夜鳴きは発情による”恋鳴き”ではないので、とりあえずは気休めながらサプリメントで様子を見てみます。

私どもの姿勢としては、とりあえず、鳴いても、なだめたり叱ったりせず、完全スルーすることにしました。


梅仕事2015 ! (少量の梅干しを失敗なく作れる方法)

2015年08月29日 | ROSE POSYのひとりごと

お盆が過ぎても、「もう、いい加減にかんべんしてぇ~!」という連日の酷暑から、急に涼しくなってしまいました。今、室温25度。この快適さをどんなに心待ちにしていたことか・・・。

すっかり季節はずれなトピックになってしまいましたが、来年のための参照用として、今年の梅干しプロジェクトの全工程を記録しておきます。そして、誰にでも失敗なく簡単に少量の梅干が作れる方法ですので、どうぞご参考にしてください。



1)6月。今年は梅の出来がよかったようです。今年は、スーパーに南高梅の4Lサイズが出ていたので、2kg買いました。少し青かったので、買ってきて追熟しました。桃のような良い香りです。梅を30分ほど水につけてから、キッチンペーパーで水分を優しく拭いて、爪楊枝でヘタを取っておきます。

2)25度のホワイトリカーに梅をくぐらせます。本当は必要ないのかもしれませんが、焼酎には殺菌効果があるので、カビや腐敗の予防になるかな~と思って毎回やってます。なお、リカーのかわりにお酢でもいいかと思います。お酢も殺菌力がありますから。(作業前に自分の手もしっかり洗って焼酎を刷り込んでいます)

3)ポっ~とほんのり赤い梅ちゃん。かわいくて食べちゃいたい♪ 1つ1つ愛をこめて”焼酎風呂”に入れてあげます。

4)うちでは、塩と砂糖を半分づつ使う方法を採用しています。本来使用する塩の半分を砂糖に代えます。砂糖も脱水性と保存性で塩と同じ働きをします。なお、うちでは、15%程度にして、それを塩と砂糖の半々にしています。何十年もおいておくわけではないので、それくらい減塩しても大丈夫です。今年は、オーストラリアの塩田で採れたミネラルたっぷりの天然塩と、きび砂糖を使いました。きび砂糖は精製していないので、色が茶色いです。なお、砂糖を入れたからといって甘じょっぱくなるわけではありません。甘みは強い酸味に相殺され、しょっぱすぎない、まろやかな梅干になります。

5)塩と砂糖を良く混ぜます。またしても自己流ですが、ホワイトリカー(または酢)を少し入れて泥状にしたものに梅を1つずつまぶしていきます。とくに、ヘタの部分に埋めるようにすると梅酢の上がりがよいようです。神経質すぎるかもしれませんが、安心のためのひと手間です。

6)梅をジップロックに入れます。大サイズ1枚につき、梅1kg分です。
場所を取る大きな瓶や甕もいらないし、とても衛生的です。



できるだけ袋の中の空気を抜くといいでしょう。

7)ここから、梅酢を上げる工程になります。袋の中の梅を平らに並べて、重石をします。私は梅の上に板を置いてその上に2リットルのペットボトルを置きました。時々、袋の裏表を入れ替えて、梅酢が少しあがってきたら梅全体に行き渡らせます。



こうして、土用干しまで、2ヶ月ほど待ちます。時々、様子を見てあげてください。梅漬けの段階でカビや雑菌が繁殖しがちなので、要注意です。(梅酢が濁っていたら、ただちに救済措置が必要です。)私も 果実酒瓶でつけていた頃に1度だけ失敗しました。ジップロックで漬けるようになってからは、幸い、まだ一度も失敗していません。焼酎風呂が効いてるのかな? (笑)

8)約2ヵ月後です。しっかり梅酢があがりました。きび砂糖を使ったので茶色い梅酢です。

9)いよいよ、土用干しです。今年は、8月15日、16日の週末に干しました。最近は突然のゲリラ豪雨の発生が多くなったので、気をつけなければいけません。天気予報で晴天が連続し、なおかつ日中に外出の予定がない日を選ぶ必要があります。

この日はカンカン照りではなかったのですが、それがかえってよかったです。あまり極端に高温だと梅の水分が急激に抜けすぎてシワシワの梅干になってしまいます。目指すのは外側はしっかり乾いて、中は柔らかくジューシーな梅干です。



梅ざるがないので、そば用の竹ざるとステンレスの平ざるで干しました。使っていない植木鉢の上に、ざるをおいて、地面に直接置かないようにします。梅酢も一緒に日に当てます。ときどき、表裏をひっくり返してあげますが、このときに皮を傷つけたり破らないように優しく扱います。

10)昔からの言い伝えでは、”三日三晩干して、夜露にさらす”、といいますが、うちでは2日間、日中干すだけです。夜、寝ている間に突然の雨に当たったりしたら、すべてが台無しですので、心配性の私は、日が暮れたら室内に取り込みます。夜露に当てる代わりに、取り込んだ梅を再び梅酢の入ったジップロックに戻します。そして2日目も干して終了。干し方は人によって作法がいろいろあるようなので、いろいろお試しください。



すっかり、いい色に干しあがりました。いかにもジューシーそうな仕上がりです。
さわると耳たぶのようです。うちでは、赤紫蘇を入れない白梅干で完了です。

11)密封容器に入れてそのまま熟成させます。このタッパーは100円ショップのもので機密性に不安があり、結局ジップロックに入れてからしまいました。ちょっと乾しすぎたかな?と思ったらこのときに少しだけ梅酢を入れて皮に潤いを戻してあげると良いです。



梅ちゃんたち、お休みなさ~い。(^^)
最低1年は置いておくと、カドが取れ、まろやかな味になります。

ちなみに、今食べている梅干は、7年前に塩だけで漬けたものです。いかにも年季が入った色合いになり、ゼラチンのような、煮こごり?のようなものがついています。これはペクチンと言う物質だそうで、食べても問題ないそうです。



今年の夏も、ずいぶん梅干に助けられました。梅ちゃん、ありがとうね!


ゴーヤ2015 (グリーンカーテン・プロジェクト)

2015年08月08日 | ROSE POSYのひとりごと

まだ8月頭だというのに、もうバテバテです。(しかし食欲だけはめっぽう衰えず。笑)今年の夏がこんなに暑くなることは予想もしていませんでしたが、たまたま今年はグリーンカーテン・プロジェクトを再開です。

一番乗りの実。

どんどん花が咲いて実を付け出したので、よしよし!と思っていたら、突然、花が咲かなくなってしまったのです。雌花だけでなく、雄花も・・・。伸びすぎた子づるを摘心し、お礼肥もし、朝晩、土がカラカラになっているので水をたっぷりやるのですが、何がいけないのでしょう・・・。今成っている実はしっかりしていて、みずみずしいのですが・・・。

根づまりしてるのかなぁ・・・。いつもこの鉢のサイズで大丈夫なはずなんだけど。

ゴーヤは前年に採れた種から発芽させて育苗したのですが、今年の春~初夏はずっと涼しくてなかなか発芽してくれず、苗の作付けが遅れてしまました。一番暑い今の時期に欲しかった葉の茂りがまだまだ足りません。全然、緑のカーテンの役目を果たしてなってない。やっぱり、市販の苗を買って早めに始めるべきだったかなー。(苦笑)

今日撮ったゴーヤの様子。これが、我が家のベランダでのグリーンカーテンの作り方です。


突っ張り棒式の洗濯ポールを設置し、ポールにネットをぶら下げます。さらにポールの上にビニールヒモを渡してさらに上のほうまでつるを伝わせています。

今時のオサレな新築マンションって、ベランダに物干し竿そのものの設置を禁止してるところが多いですよね。そういうとこには住みたくないな。昭和的な庶民の暮らしが私には合ってる。(笑)

ところで上の写真でお分かりと思いますが、右側は遮光シート。しっかり日差しを遮ってくれてますが、今年の猛暑は部屋の温度を下げる効果はほとんどないに等しいです。マンションの建物全体が焼け石状態ですから・・・。

部屋の中からの眺め。

いつもの年なら、夜が更けてから縁台に腰掛けて丹精したゴーヤを眺めながら飲むビールの味が格別ですが、夜も30度を下回らない今年は、とても外に出る気になりません。

今夜は、一番乗りの実で、ゴーヤチャンプルーを作るとしますか。


ロシアン・ステッチのネックレスとリング

2015年04月16日 | ROSE POSYのひとりごと

ビーズ・ステッチの基本が理解できたところで、他のステッチにもチャレンジしてみたいと思います。ビーズ・ステッチはパターンさえ覚えれば、あとはその繰り返しですので、けして難しくありません。リラックスしながら楽しく制作を進めることが出来ます。針仕事がお好きな方なら、はまること受けあいです。

今回は、ロシアン・ステッチ(セントピーターズバーグチェーンともいうようです)の練習です。

(キット販売元:ビーズファクトリー


麦の穂みたいですね。テグスでなく、糸でつなぐのでとっても柔らかでしなやかです。

余ったビーズでおそろいのリングを作りました。


マンテルで前で留めるのでラクチンです。フロントのじゃらじゃらパーツ(バラとか蝶とか・・)が可愛いらしいです。


ゴーヤ 2014

2014年09月21日 | ROSE POSYのひとりごと

ようやく心地よい季節になりましたね。いやはや、今年は東京でも経験したことがない異常な気象が続きました。気候が平準であることが、日々の生活においてどんなに大切なことかを思い知らされるばかりです。

さて、今年久しぶりにゴーヤを作りましたが、種まきが遅すぎていつもとは調子が狂ってしまいました。通常ですと、ゴールデンウィークまでには種から仕込んだ苗をプランターに植えつけていたのが、今年はもたもたしていて6月末になってからの苗付けになってしまいました。

ゴーヤも賢いもので、どんなに遅く作付けされても、時がくれば引き際を知るようです。8月も末になると、それまでがんがん伸びていたツルの伸張が止まり、葉もそれ以上大きくなるのを止め、沢山成っていた小さな実もぴったり成長が止まりました。

「なんか、急に涼しくなってきたね」
「それって、もう夏が終わるってことじゃん。」
「やば!成長をとめなくちゃ!」
「いかん、はやく子孫を残さないと無駄成りじゃ。皆の衆~、種作りの準備じゃ!」


結局、今年は最盛期の素敵な緑のカーテンの写真を撮るのを忘れてしまいましたが、ところどころ撮影したので・・・。

2024年、ゴーヤの観察日記、プレイバック一挙公開。

今年は苗の植え付けが遅くなってしまいました。家にあるいつものゴーヤの種がなかなか芽を出さず、バックアップ対策として、はじめて花屋さんでゴーヤの苗を買いました。(それも園芸店の最後の売れ残りでした。ラッキー!)その苗から成った実が上↑の写真の子です。”アバシ”という品種だそうです。写真右下に見えるように、今年はプランターではなく、大きい植木鉢にしました。1鉢につき、苗1本で育ててみました。(アバシ1本、普通のゴーヤ1本)

立派なゴーヤがたくさんできました。
アバシは、今まで作ったゴーヤと違い、丸っこくてずんぐり短いです。ずっしり肉厚、ジューシーでとても美味しかったです。普通のゴーヤよりも苦味は柔らかかったように思います。

アバシの赤ちゃんたち。開花して受粉を終わった二日後にはこんなになってました。
アバシとは、沖縄の当地の言葉で、”ハリセンボン”のことだそうです。いかにもそんな感じ。かわいいですね。

7月末の状態。実は苗を本植えしたのが7月頭ですからすごい成長振りです。よく頑張ったね!

この後もガンガン成長し続け、みっちり葉が茂って、しっかり日射をさえぎってくれる立派な緑のカーテンになりましたが、写真を撮るのを忘れてしまいました。今年は真夏でも雨が多く、湿気がひどいせいもあって、日よけしてもその不快感は太刀打ちできないほど。夏ばてですっかりヘタレておりました・・・。ガッカリ~。

いつも植えている、おなじみの長細いゴーヤも実がなりました。

長細いのもアバシも、同時にたくさん実をつけてくれたので、そのまま成長を期待していたのですが、猛暑が落ち着いた途端に事態が急変しました。

小さい実たちが成長を止め、どんどん熟して黄色くなっていったのです。

一部分がなんだか黄色ぽくなったかな?と思ったら、一晩にしてこうなるのです。黄色というかオレンジに近いですね。熟した実は、苦味が減って甘みが加わり、普通に食べらるそうですが、”甘くて苦い味”を想像すると、試す勇気がありません。(汗)

通常、暑い盛りの頃に成ったゴーヤは20cmくらいまでに成長するのですが、この時期になると、小さい実たちはこれ以上大きくなることをあきらめ、発育不足ながらも、けなげに子孫繁栄のために”繁殖モード”に切り替わるようです。

小さいまんま、どんどん黄色くなってしまい、これ以上の肥大は期待できないので、残っていた実たちを慌てて収穫しました。

もっと早く苗付けしていれば、盛夏に大きな実が大量に成り、涼しくなったころにはすっかり収穫を終えて、自然に枯れていくの常なのですが、今年は実を着け始めるのが遅く、急に秋になってしまいました。

この子、不思議でしょう? ふたつの実が合体しています。どうやったらそうなるの?!
小さい子のほうが先に熟しはじめています。なんともいじらしくて、ちょっぴり切なくなりました。

完熟した実(さきほどのような黄色い実)にはこのような種が入っています。実が熟しすぎるとパカーっと割れて、ねとねとした赤い液体がダラーーっと地面まで落ち、おぞましい図になるので、黄色い実も放置せずに割れる前に収穫です。赤い皮膜状のものは洗うと簡単に取れます。

赤いのを洗い終わったところです。1.5cm程度のとても堅い殻です。

完全に乾きました。首だけ出している亀さんのようにみえますね。いい種ができました。この子たちは、ジップロックに入れて保存しておきます。来年の春までゆっくりお休みなさい。来年はもっと早く育苗しますね。


梅仕事 2014

2014年08月17日 | ROSE POSYのひとりごと

毎回、xxのひとつおぼえのように同じ絵面で恐縮ですが、今年も、梅を漬けました。

今日は、薄い日差しが射す程度でしたが、梅を干しました。にわか雨にでも打たれたら台無しですし、時々、裏表返してやる必要があるので、梅を干す日は、1日中家に居られるときを選びます。

今年の梅はいつもより少し小さめの、Lサイズを2kg購入。群馬産と和歌山産で味比べしてみます。
3Lや4Lですと、ご進物用で見るような見た目に迫力ある梅干が作れますが、おにぎり1個にいれるには大きすぎるんで、むしろ、Lサイズくらいのを沢山作っておいたほうがウチでは使い勝手がいいようです。

これは、梅酢。今回もジップロックで漬けました。場所をとらないし、密封できるので雑菌も入りにくくてなかなかいいですよ。梅酢は浅漬けやおにぎりを握るときの手塩代わりに使っています。

去年に引き続き、NHKのみんなの料理で知った塩と砂糖の両方を使う方法で漬けました。2回目ですが、梅酢もたっぷり上がり、カビも発生せず、うまく漬かりました。私の好みで、赤シソは入れず白梅干で仕上げます。減塩した分を砂糖を使って浸透濃度を保つわけですが、別に甘じょっぱい梅干になるわけではありません。

古い言い伝えでは梅を干すのは”三日三晩夜露に当てる”といいますが、とくにルールなんてないと思います。私は、梅のジューシー感を楽しみたくていつも1日~2日程度しか干しません。今回は実がこぶりだったので、干からびすぎないよう、半日で引き上げました。



干しあがったらタッパーに移して、梅酢を少しまぶしておきます。容器の上からサランラップをかけてから蓋を閉め、(万一、蓋がはずれないように)さらにガムテープで密封して常温で保存します。また1年くらいしたら食べられるでしょうか・・・。

ちなみに、今、2008年モノを引っ張り出してきて食しています。この当時はまだ糖漬けを知らなかったので塩だけの減塩で作り、果たして食べられるか心配でしたが、問題なく美味しく戴けています。


梅干しを作る年は、ほぼ時を同じくして梅酒も作ります。(やる気が残っていれば・・・笑)

今年は、青梅を買いそびれてしまったので、黄色く追熟した梅を買ってきてブランデーに漬け込みました。ブランデーといっても高価なものではなく、果実酒用として売られている1リットル1500円程度の安いものです。

怪しい色をしてますね。しかも梅がしわしわしている。これ大丈夫なのかしら?


とうとう広告がはいっちゃった・・・

2013年12月24日 | ROSE POSYのひとりごと

ブログを更新しないでほったらかしていたら、ついに広告を入れられてしまいました。やばっ・・。

SNS全盛時代の今、そもそもブログ自体の存在意義を問うべく、やめるべきか続けるべきか、悶々としつつも、完全に切り捨ててしまえる勇気もなく、自分の”ガス抜き”ツールとしてずるずるとユルく続けることにしました。まあ、文章を書くというのは、一種の自己満足だから、別に誰が見てなくたっていいじゃない、と割り切ることも肝要。(笑) 

このブログをはじめたきっかけは、通っていたジェリースクールの校長先生の熱心な勧めで、どのプロバイダーにするかもよく考えもせずに先生に教えられたとおりにその場の勢いで開いちゃったのが始まりなのです。開設時にタイトルも熟慮することなく、あとで変えればいいや、位の気持ちでとりあえず暫定的に”ジュエリー・ブログ”ではじめたのですが、ずっと、"暫定案”のままになってしまいました。まあ、途中で途切れながらもよく続いたものです。

しかしながら、自分の興味・関心事がジュエリーだけにとどまれなくなってきたことと、ジュエリーの話題目当てでここを訪れてくださった方に申し訳ない気持ちもあり、もっと広いテーマで”手作りの世界”を好き勝手に語りたいと思い、”ハンドクラフト・ブログ”に転向することにしました。

さて、きょうは、いまいましい(笑)広告をはずしてもらうためのよもやま投稿です。

過去のブログを読み返してみると、自分の視野は狭かったなぁ、と我ながら恥ずかしさでいっぱいになります。たいした知識や経験もないくせに、なにイキがって語っちゃってたんだろう、おバカな私・・。orz

ジュエリーやアクセサリーは作る工程は楽しいのだけれど、いかんせん、作品のもって行き場所がない。(苦笑)自分だけで眺めて楽しんでりゃあいいじゃないか、と思う人もいるでしょうか、指輪やネックレスを何十個も作って所有していても、しょうがないんです。そんなにつけていけるところもない。かといって、プレゼントにしようにも、服飾品は趣味が分かれるのでそうそうめったやたらと人に差し上げても相手も困ると思います。(趣味に合わない服やアクセサリーほど貰って困るものはないと、自分でも思う・・・。)

行き詰った私に、”ネットショップで売ってみては?”と言ってくださる方もおられ、心のどこかには常にお店屋さんごっこのようなことをやってみたい、やまっけな気持ちはありますが、材料費からして安いものではないですし、街の小売店でも売るのに苦労している時代に趣味の域を出ない個人の作品が売れると思えないですし・・・。(人にさしあげるのも躊躇するのに、ましてや売るなんて敷居が高すぎます)

そんなわけで、ジュエリー作りは、プロになって食っていけるほどの才能も才覚もないと心得、せっかく道具があるので、気が向いたら作って楽しんで、ブログでときたま作品を見ていただくのでいいのかなというのが、長い間うだうだグダグダ考えた割には煮え切らない結論に至りました。


梅仕事 2013

2013年08月10日 | ROSE POSYのひとりごと


猛烈な暑さですね。じっとしているだけでも汗が噴出。
言ってもしょうがないんですが、『あーーぢぃーーー』となります。

今年も、梅酒と梅干を仕込みました。 

実は”よっしゃー!ことしもやるぞー!”といった気合いはあまり入ってませんでしたが、スーパーで生梅を見かけると、パブロフ犬よろしく無意識に梅に手が伸びてしまうんです。

梅仕事も、慣れるとなんてことのない作業なんですが、うまくできるかどうかは時の運です。
梅酒はほっといても何となく出来るのでいいのですが、問題は、梅干です。
昔は一般家庭でどこでも普通に作っていた漬け物なはずですが、『手塩にかけて』とか『いい塩梅に』といった表現からわかるように、手間がかかって難しいことも確か。毎年出来栄えが違うからこそ、面白いし、うまく出来たときの喜びもひとしおなのです。

どんなにインターネットでノウハウが公開されていても、梅を干すタイミングは、作り主が判断しなければいけません。 ”土用だから鰻を食べましょう”、ではないのです。

今年は、予想を超えた異常気象状況でして、7月も関東は天候が不安定でした。天気予報で、晴れだとしてもにわか雨が頻繁にあるので怖くて干せません。

私の中での梅を干す日の条件は・・・

・最低2日間、"晴れマーク”が出ていること (にわか雨予想もない)

・干している間、家に居られること(突然、雨が降り出したらすぐ取り込めること)

というのがあります。

そして、今週末、東京は土日続けて晴れで最高気温は37度という予想が出され、外出の予定もないため”梅日和”だと判断したのであります!

なんと、うちのアパートの外装リフォームが今日から始まりまして、足場を組むための工事が始まってしまいました。やべぇ・・・足場を組んだら、ペンキが周囲に飛び散らないための防護布をかぶせるんだよね・・・。 今週末をはずしたら、もう干すタイミングないでしょっ!!!

・・・というわけで、晴れたり曇ったりの酷暑の中で、梅を干しました。

今年は、1kgだけです。去年と同じ、”ZIPLOCK糖漬け”です。

そうそう、去年の梅干を今時期に食用開始しましたが、”Ziplock糖漬け”正解だったようです。梅酢を上げる段階で最大の脅威となるカビや菌が出ず、仕上がった梅干は、梅の快い酸味はそのままに、まったく塩辛さや塩のカドを感じさせません。糖分がたっぷり入っているのですが、甘さも感じません。”糖漬け”は、梅の風味と酸味だけがいい感じに引き出されるようです。ジップロック1枚で漬けられるのも魅力です。


・・というわけで、去年漬けた梅干は、美味しくてあっという間になくなりそうです。この美味しさを、先に知っていたら今年5kgくらい漬けてたかもなぁ・・・。

今年のも同じ製法なので期待したいところですが、なにせ1kgしか漬けていないので、美味しかったらきっと、”もっと仕込めばよかったー”となるんでしょうね。

紀州梅でもいろいろ等級があるようで、昨年の4Lに比べてかなりコブリちゃんです。でも、おにぎりにはこのくらいのサイズがちょうど良いのです。

次に梅酒。

いつもは紀州梅を使うのですが、スーパーで、今年は見慣れない群馬産の梅、しかも出荷時期が遅かったのか、毎日そのお店に通っているのに、突然はじめて見た、"見切り品”の梅を使ってみました。

なぜか、かなり色が出ている。リカーがブランデーのような茶褐色になっています。なにこの色、アク?

失敗の予感がしますが、このまま年末の味見タイミングまでほうっておくことにします

 


(ちょっといい話)二子玉川のやさしいカフェ

2013年05月06日 | ROSE POSYのひとりごと


二子玉川の駅構内のカフェです。

上の赤い部分に注目してみてください。

なにか出っ張っているのがみえませんか? 


その出っ張りの部分から、ピーピーと賑やかに鳴く声がします。

おお! つばめの赤ちゃん!おかあさんとおとうさんは、食料調達のためにお留守のようです。

きっと、親ツバメは毎年ここへやってくるのでしょうね。駅の構内なら、天敵のカラスや猛禽類も近寄れません。いい場所をみつけました。。親ツバメが、”共稼ぎ”に行っても、ここなら安心して子供たちだけでお留守番ができます。 ネットで調べたところ、フンの落下を少しでも防ぐための”ひさし”なのだそうです。たしかに、人通りが激しい場所ですものね。お洒落してこれからお食事というときに、突然フンが落ちてきたら最悪です。

つばめにも人にも優しい、このアイデアがどなたの考えによるものなのかはわかりませんが、とても心が温まる思いがしました。どうか、つばめのあかちゃんが全員元気で育ちますように・・・。


コメントの承認制について

2012年11月01日 | ROSE POSYのひとりごと

今日の投稿は、ROSE POSYのひとりごとです。

コメント経由でご質問をいただきました。

『コメントを承認制に変えたのはなぜ?』

コメント欄をオープン制にするか承認制にするか、かなり長いこと悩みました。
GOOブログのコメント欄は、画像を見ながら数字を打ち込まないと送信できない仕組みなのに、それでも、不愉快なスパム・コメントがはいってきます。 卑猥な言葉、営業サイトへの誘導(しかも公序良俗に反するものを売っている)、上から目線の攻撃的な批判の吐き逃げ・・・。

言葉には魂が宿っています。だから、いやな言葉やネガティブな文章を見ると、だれだって気分が萎えます。こういうコメントを送りつける人は、相手にいやがらせをしたり、いやな気持ちにさせるのが目的ですから、コメントを送った相手は愉快なのでしょう。こんな形でしかストレスを晴らせない残念な人たちに心から同情します。

とはいえ、当然のブログ主にはコメントの制御権があります。スパムコメを見つけ次第削除しているのですが、キリがないし、また多忙のためしばらくブログから離れてしまうこともあるので、そうした不快なコメントは他の方々の目にも晒され、公衆衛生上(笑)よろしくありませんので、このたび承認制に変えた次第です。

コメントはすべて拝見しております。今後ともよろしくお願いします。(^^) 


異業種コラボレーションが生むシナジー効果

2012年09月15日 | ROSE POSYのひとりごと

 ”世界がビックリ、異次元ゾーン!新宿・ビックロ!”


9月27日新宿東口に、ビックカメラとユニクロが同じビルに入って、”ビックロ”という大型店舗がオープンするそうです。冗談のようなネーミングと、”まんま”なロゴに思わず笑ってしまった人も多いのではないでしょうか。この意外な展開の真の狙いとは・・・?

「新宿は世界最大級のターミナル繁華街。とくに東口は素晴らしい立地で、どうせならいままでにない店を作ろうと思いました。外国からも観光客が多く訪れるので、外国の人が必ず来て買い物するような、世界に通用する『グローバル繁盛店』にしたいと考えています」
- ユニクロ社長 柳井氏

さすがは、グローバル成長企業の社長さんの考えることは違います。

安くていいものが欲しいのは日本人でも外国人でも同じ。そして、家電や衣料品は、生活に必要なもの。同じ建物内にあれば、"買い回り”の効果が期待できます。せっかく、新宿に来たのだから、家電を見て、”ついでに”洋服も買おう、ということになると思います。この、”ついで”がポイント。

近所のある幹線沿いで、ユニクロとタリーズが一緒に同一敷地内にオープンしました。ユニクロでお買い物をしたファミリーが、お隣のタリーズに立ち寄る姿をよく見かけます。幹線沿いなので、長いドライブに疲れたドライバーさんが、タリーズのコーヒーでちょっと一休みした”ついでに”、お?、ユニクロがあるじゃん。ちょっと見ていこう、というパターンもあるようで、両店は一見無関係に見えて、相互に自然な顧客の流れを作り、単一店舗よりも、隣接することで売り上げは確実に増えていると思います。


さて、隣接で関連するもう1つの話ですが、手芸品の専門店のユザワヤが、ユニクロの近くに出店して大幅に売り上げを伸ばしていることは、みなさんもご存知かと思います。ユニクロで買った服をユザワヤの服飾小物でデコる、”デコクロ”なる造語まで出現し、それは流行に終らず、ホビーの1つとして定着化しつつあります。お客さんにとっては、ユニクロで買った服をそのままユザワヤに持ち込んで、装飾アイテムを合わせられることが魅力なわけで、両店が隣接していなかったら、この新たな発想は生まれていなかったのでは・・・と思います。

ユザワヤさんは、生地も売ってるくらいだから自社でTシャツを作れそうなものですが、あえてそれはせず、ユニクロのブランドを尊重し、ユニクロのお客さんを味方につける作戦を取っているところにこの企業の賢さを感じています。

いずれ、"ビックロ”のように、1つの建物にユニクロとユザワヤが同居したビルが現れ、両社で密にコラボレーションするようなお話も浮上するかもしれません。

これ↑は冗談です、、、。