ROSE POSYのハンドクラフト・ブログ

”手仕事”の楽しさをお伝えできればと思います。ROSE POSYオリジナル作品もどうぞお楽しみ下さい。

ねこの立ち姿 (+尿路結石”民間療法”情報)

2010年02月24日 | ねこの話

今日は、ねねさんの”立ち姿”をおしみなくご披露いたします!!

上の写真は、ねねさんにかつおぶしをあげようと思って、台所でかつをぶしをねね用の器に移している作業中に撮ったシーンです。だいたい、毎日こんな感じの繰り返しですです。



やりー!!落穂拾いだぁ~!
もーらいっ!


後ろから見た瞬間。
だはは。
(左の青い器がねね専用お茶碗です)



すくっ。
姿勢いい!


ちゃんとつかまるべきところが
上下、二箇所あるのを
把握してる。


鬼気迫る表情で
こわいんですけど・・・

・・・・でもって、オチがなくてすみません。

ねねさんは、毎日2回、かつをぶしを60~70度のお湯にひたした、自称、『ねこ汁』と称するおやつをもらいます。


『ねこじる』
ねこを煮た汁じゃないよ~。
鰹節を1つまみ、お湯は50ccくらい。
最初は多少熱くても、ねこは、
ちゃんと頃合をじっと待って
全部飲んでくれます。


ねこ、まっしぐら(古)
ねこ、むちゅう(これも古)
とにかく、美味しそうによく飲んでくれます。
もちろん、お楽しみは皿に残ったかつおぶし!

ねねさんは現在3歳ですが、昨年、尿路結石を患い、若いうちから大変可哀想な思いをさせてしまいました。ちょうど今と同じく2月の寒い時期でした。獣医さんいわく、ねこは寒くなって不活発になるとともにお水をあまり飲まなくなり、特にドライフードの子は尿路結石になりやすいそうなのです。

そんなわけで、寒くてもできるだけお水を飲ませ、お小水が出やすくなるように、『ねこ汁』を思いついた次第です。

ねこは、”習慣の動物”、でして、一度覚えた習慣は夏冬関係ありません。真夏の暑い日でも毎日欠かさず『ねこ汁』を欲しがり、しかも、ねこ汁はあくまでも、お湯でないと、ねね的にはイヤだそうなのです。ちっちゃいねこの、ちっちゃいこだわりなんですね。(笑)たしかにお湯ですと、かつおのダシというか、香りが良く出ます。

おかげでさまで、ねねさんは2シーズン連続で絶好調です。うちは真冬でも暖房をほとんどつけませんが、”ねこ汁”のおかげで、たっくさんお水(お湯)を飲んでくれて、たくさん、ねこトイレに”チィ玉”をこさえてます。

この、『ねこじる』が、ねこの健康にいいのか悪いのか医学的にはわかりませんが、真冬&ドライフードでも、『ねこじる』でたくさん水分を取ってくれるので尿路結石の再発もなく、目方も増えることなく、理想体重です。

お湯にかつおぶし。これだけで、ねねさんは、お薬に頼らず、おいしく楽しく尿路結石を克服しております。


隠れた銘品 ~デザイン帳のこと~

2010年02月15日 | ROSE POSYのひとりごと

このスケッチブックの表紙の図柄をみて、『なつかしいなぁ・・・』と思われる方も多いかと思います。
 
思いついたアイデアやデザイン案などを書き留めておくのに、あちこちに紙やメモを置いたり、携帯しては書きちらかしていますが、なかでも、ずっとこのスケッチブックをメインの”おえかき帳”として愛用しています。

いろいろなものを試した結果、マルマンのS140というサイズのものが一番使いやすいという結論に至りました。紙質が良く、鉛筆描きでもペン描きでも気持ちよく描け、表紙がしっかりしているので、どんな姿勢でも安定感よく描けます。”スケッチブック”というだけあって、”いい仕事”してます。


紙の上でひとりごとを言っています。
まさに空想のうつし絵。

表紙のデザインからすると横向きに使うようですが、私はタテにつかいます。すると、リング部分が手に当たったりせず、都合がよいのです。

最近、このスケッチブックが最後のページになってしまい、次を買わなくちゃなぁ・・・と探したらどこにもないのです。まず、近所の文具店がない!あちこちに100円ショップが出来て、文具屋さんが潰れちゃったのです。

その100円ショップや大手スーパーの文具売り場には、スケッチブックがない! やっとこさ似たようなものをみつけても、大きすぎるとか、紙がぺらぺら、など私の気に入るスペック(笑)ではありません。

子供用のらくがき帳とか自由帳、方眼紙など、その他もろもろ、いろいろなノートをためしてみたのですが、やっぱり、しっくりこないのです。

なんてことないモノなのに、手に入らないとなるとなぜか余計に欲しくなり、イライラしはじめます。やっぱり、文具の老舗、丸善とか伊東屋とかまでいかないと売ってないかなぁ・・・。


まるで支離滅裂。
子供の落書きと変わりませんね(笑)

ところが、表参道で、ついに求めるものを見つけました!(おおげさ)通勤の帰り道に小さな文具屋さんがあったのです。もうかれこれ2年もこの道を通っているのに、しかもめちゃめちゃメインストリートに面してるのに、全然存在に気づきませんでした。

でも、頭の中が『黒と黄色のスケッチブック』のことでいっぱいの私は、歩きながらも無意識に売っていそうなお店を探していたのかもしれません。会社から出て駅に向かう途中に、ちょうど店じまいしている店員さんとフっと目があい、看板を見て、”あ~、ここ文具屋さんだ!”と気づいたのです。はぁはぁ駆け寄って、”ス、、スケッチブック、ありますかぁ??”と店員さんにすがりつくと、『こちらにいろいろございます』と嫌な顔ひとつせず、うやうやしく奥に案内してくれました。期待感大!

はっ!あったーーー。マルマンのS140もあった!それ以外にもいろいろあるー!舶来のかっこいいのもある。やだ~迷うじゃないですか。

でも、やっぱり、ぜったい、マルマンの横長。S140。(キッパリ)

青山・表参道あたりは、ファッションの街でもあり、場所柄、一流アパレルメーカーの本社があったり、フラグシップ・ショップがあったり、そこをお出入りするデザイン事務所が多く存在する場所でもあるのです。その文具店は、とても小さいながら、そうした近所のオフィスやデザイン事務所がお取引先のようで、プロのデザイナーさんのためのありとあらゆる画材を豊富に取り揃えていました。なんと意外な~!灯台下暗しでした。

うれしくて、2冊買いました。ああ、この紙の白さ、質感、リッチな厚さ!
嬉々としながら勘定をする私を見て、店員さん、かなり不思議そう・・・。

ちなみに、この黄色と黒のスケッチブック、『図案(ZUAN)シリーズ』という名前だそうです。ロングセラーということは、きっと愛用者が多いということですよね。マルマンさま、ネーミングわかりやすくて素敵すぎます。(笑)まさに、このノートに向かうと、どんどん楽しいアイデアや、デザインが湧いてきます。

欲しいものは、本当に欲しいと思ったときに向こうから飛び込んでくるものだと思いました。


寒い冬はオタクでサポート取り

2010年02月14日 | ジュエリーよもやま話

東京は、ここんところ底冷えがするように寒くて、雨や雪が降ったり止んだりのどんよりとした日が続いています。元来、家でお篭りするのが好きな私は、天気が悪いことを理由にして、これ幸いと何日でも”ヒッキー状態”になってしまいます。

ようやく重い腰を上げて、以前、造形していただいたもののほったらかしになっていた原型の仕上げでもすることにしました。(こいつらを見るたびに、いつか仕上げなくちゃなーとユウウツな気分だったのです)

まずは、光造形のモデルから・・・。サポートの”足”がモデルの面に沿ってびっしりくっついています。なにせ、樹脂の扱いは初めてなので、緊張します。ハードワックスの切削造形ならば、失敗しても修復ができますが、樹脂は修復できないそうなので、一発勝負です。



何を使えばいいだろうか?余分な板の部分は、カッターで傷をつけて指で折り取りました。さて、本体からサポートはどうやって取りましょう・・・・。

樹脂はプラスチックの硬さがあり、粘度やしなりといった”遊び”がほとんどないので、むやみにカッターを入れるのも危険そうです。結局、リューターに金属ポイントをつけて、切るような要領で超低速でゆるゆると除去しました。やれやれ・・・、なんか大仕事を1つ終えた気分です。

今回はあまり立体的でないので、着用時に裏面になる部分にサポートがついてくれて、比較的楽な作業だったかもしれません。サポートがついていた部分の細かい点々は、ヤスリで落とすことにしましょう。

次は、ワックスの切削造形です。




こちらは超簡単なモデルなのでサポート箇所も少なく、垂直な側面部分がほとんどないので、とてもきれいにできています。ただ、横には針が入らないので、丸カンの部分は、ドーナツ型ではなく、”逆U字型”になってしまっており、手作業で丸カンに穴をあけたり、接合部を削って、U字を丸にする作業が必要です。

そして、強敵出現。



一見、何も問題なくきれいに出来ているようですが、ルーペで見ると、かなりガッカリ・・・。まず、設計上は問題ないと思われた、メインストーンの爪とメレ爪がくっついてしまっています。爪と爪との距離が十分ではなく、針が入らなかったものと見えます。爪を少し削って間を離さなければなりません。以前も、鋳造時に、地金を流し込む際の表面張力で爪と壁の間が埋まってしまって苦労したことがありますが、またもや似たような失敗をやってしまいました。。。

爪のトラブルの修復が終わると、今度は、通常どおり”CAD目”の除去の作業が待っています。クロスの側面がぎざぎざ模様になっています。たとえると、トタン屋根のように規則正しく縦方向に細かい溝が入っている感じです。切削針は上から縦に降りて削る仕組みなのでどうしても、どうしても垂直の縦面は滑らかにはなりません。鋳造に出す前にこのギザギザを平らに滑らかにする必要があります。

結局、この作業の間にも、不注意でメレ爪を1本折り、ミル様のパーツを2個潰し、丸カンをぶっとばしてしまい、大惨事の連続。修復作業に1時間以上も費やしました。(泣)


疲れました・・・。

CAD目をそのままにして鋳造し、、地金になってから綺麗にするという手もあるんですが、それはそれで、なかなか大変です。以前、CAD目がついたまま鋳造した地金の研磨をプロの磨き職人さんにお願いしたら、ギザギザなまま鈍く光ってました。(悲)


通販で売れているショップとは・・・

2010年02月14日 | ジュエリーよもやま話

先日は、通販で売れているアイテムについて取り上げてみましたが、今回は、売れているショップについての話題です。冒頭の『手鏡』の写真は、そのヒントです。

私は、自分でもアクセサリーを作りますが、同時に消費者(エンドユーザー)でもあります。実店舗で買うこともありますし、ネットショップで買うこともあります。

最近、長さ調整ができるボールチェーンのネックレスが欲しくなり、ネットで買ってみることにしました。ネットショップは、それこそ星の数ほどありますから、選択にとても迷います。チェーンのように店ごとの差別化が難しい商品では、どういうポイントでネットショップを評価・選択すべきか、自分の中で基準を持たないといけません。
 
通販ジュエリーショップは、値段で勝負している店が多いのですが、安いものはやはり”それなり”、と申しますか、チェーンのように耐久性を求められる商品は品質の良いものが欲しいですし、故障時のアフターサービスも気になります。信頼のおけそうなお店を見つけて、とりあえず注文してみました。

なんと注文した翌日の朝に商品が届いたのです!はやっ~!(@0@;) 
そのショップの所在地は京都です。ジュエリーショップは山ほどある東京都内に住まいながら、京都のショップでお買い物というところがネットショッピングの楽しいところです・・・。(笑)

ショップの対応で、もうひとつ、感心したことがありました。
宅配便は、届くと早く中身がみたくてはやる気持ちで慌ててあけようとしがちですが、ガムテープがうまく剥けなくてハサミやカッター探したりイラっと します。ところが、そのお店から届いたダンボール箱は、ガムテープがはがしやすいようにすべての端をきちっと丁寧に折って”耳”を作ってあり、また、ネックレスのチェーンが絡まらないよう、セロハンの帯が巻いてあって、それを留めているセロテープの端もはがしやすいように”耳”がついていました。こういった、目に見えないところまで細やかな気遣いがあると、お店の品格といったものをなんとなく感じます。



そして、たったチェーン1本が、こんな豪華な詰め合わせセットになって届きました。品物のスペックを記載した保証書、スタッフの方の丁寧な手書きのお手紙と小物(フラワーキャンドル、手鏡、ポーチ、ポリッシュクロス)が同梱されていました。冒頭に掲載の、縮緬に可愛らしい絵柄が施された手鏡は、このプレゼントのひとつでした。京都の心、と申しますか、なんとも”女心をくすぐる”気の利いたキッティングです。まるで誰かに京の旅のお土産を頂いたような気分です。



このお店では、注文時に、ラッピングサービスを注文しないと”簡易包装”の扱いとなり、その代わり、”エコ還元サービス”として次回の買い物で使えるディスカウントクーポンを同梱しています。自家用でもラッピングしてもらうと、得した気分になる人は多いもの。しかし、このお店のように、『ラッピングは選択しても無料ですが、選択しなければディスカウントクーポンをあげます』、というサービス発想は、なかなか他店ではないと思います。



もちろん、注文した肝心の品物は大変しっかりした作りの良いものでした。もちろん、商品が良質であることは顧客満足度を満たす当然の条件ですが、今回利用したショップは、女心をよくわかっていると申しますか、次の購買に繋げる『プラスα』の工夫があると思いました。

今回購入したショップは、沢山のお客さんがポジティブな評価コメントをつけています。『ここで買ってよかった。また利用したいです。』・・・そして、多くの方が、私同様に、丁寧な梱包や迅速な配送、そして手書きのお手紙やおまけが嬉しかったと書いておられます。

このエントリの冒頭に、”信頼のおけそうなお店・・・”と書きましたが、まさに、たね明かしです。私自身、先客さんによるお店の評価コメントが購買の決め手となりました。楽天では、まず購買者のコメントがたくさんある、という事が売れているという指標になり、さらに購買者のコメントがポジティブであると、良いお店または良い品物という評価基準となります。私は、楽天のようなショッピングモールでお買い物をするメリットは、やはり、このコメント機能(つまり口コミ)にあると思っています。

行列が出来ているラーメン屋さんには自然と人が集まります。同じように、売れてる店や評価の良いお店に人は集まりますが、じゃあ、どうすれば売れたり評価を高くできるのか?、そもそも、最初はどうやってお客さんを集めたのか・・・・。それは、成功しているお店のみぞ知るノウハウと言えましょう・・・。しかし、一度訪れたお客さまを、リピート顧客につなげるためのヒントは、冒頭の『手鏡』から、見つけていただけたのではないかと思います。


HOW TO LEARN ワックスモデリング ?

2010年02月09日 | ジュエリーよもやま話

たまたま、私のブログコメントで話題になったので、今日は、初心に戻って、ワックスモデリングのおはなしです。

私は、お恥ずかしながら、ワックスモデリングはほとんど『我流』です。

日本宝飾クラフト学院さんの”名教本”を見ながら独学で勉強しました。



とくに、ワックスモデリングの基本・実際は、かなり前に作られたものですので、失礼ながら、題材のジュエリーはデザイン的には古いのですが、よく出来ている教則本だと思います。

日本でここまでわかりやすく、図解入りで作られた本はあまりないと思います。惜しいのは、モノクロが多いところです。フルカラーだとよかったですが、コストが上がってしまいますね。

これらの本を使用して、独学でひととおり気の済むまで作ってみた後、実際に地金での仕上げまでしてみて、成功と失敗を通じて、本の内容に対する理解の軌道修正と独自の補足をしました。経験から学んだことには、本に書いていないこともあるからです。

そして、自分の勉強が正しかったかどうかを確かめるために、あちこちのジュエリー屋さんやアクセサリー屋さんで、買うフリしてプロの方の作った商品のつくりをたくさん観察させていただきました。たとえば、裏抜きはどこまですればいいか、といったことは、実際に手で触ってみて感覚で覚えるしかなかったです。裏側を念入りに見ている私を店員さんは、不思議そうにみていましたっけ・・・・。

さて、いきなりジュエリー制作から入るのではなく、本当に初歩の初歩、まずは道具の使い方の基本から入りたい、という方にオススメしたい教材があります。

たまたま、私が買ったワックス彫刻刀についていた教材がなんとも秀逸だったのです。以前ブログにご紹介しました商品です。

ワックスの道具を見直してみました



『SEIL Wax Carving Tool Set』

なんと定価18,000円もするのですが、道具はこの先長く使えそうな、とてもモノがいい製品です。今までは、安物のスパチュラ3本だけで全部の作業をこなしておりまして、もともとワックス用の彫刻刀というものはもっていなかったので、この際、プロでも使っているような良い道具を買おうと思い、学校の先生のすすめもあって”清水買い”しました。

まず、58分にもなる実演のビデオがCD-Rでついてきます。
それに、PDF形式ですが、160ページものテキストブックがCDの中に入っています。このテキストは、はじめてワックスに触るまったくの初心者を対象にしているので、道具の持ち方から丁寧に説明しています。
ビデオは、プロのワックスモデラーさんが淡々と彫っているのを録画したものなので、始めて見る人は、どの道具をどのように使っているのか、要領がよくわからないと思います。
まずビデオをみて、テキストで練習して、またビデオを見る、という進め方が理解しやすいように思われます。

詳しくは、SUZUHOさんのWebをご参照ください。

なんだか商品の宣伝みたいになっちゃったな~。(笑)

でも、学校に通ったり、通信教育のための時間や予算がない方には、こういうアプローチもある、ということで、ご参考になればと思います。


まちがいさがし

2010年02月08日 | ねこの話

こんにちは、ねねです。

パーティモード全開なのです。
・・・・ってか、こういうコスプレって、ワタシ的にはかなりメーワクなんだけど。。。

あれ?いつものわたしと違うって? 



いやん、そんなことないですって。
もう一度よく見てくださいな!








わからない?
それでは、次どうぞ。








なんか、いつもよりこざっぱりしてませんかって??
顔なら、いつもきれいに洗ってますが、なにか?



気のせいですよねぇ・・・・。



てか・・・、それ、あたしの顔ぢゃ、ありませんから~~~。残念!!

(ああ、あの侍芸人のひと、どうしたかな。最近テレビから消えちゃいましたねぇ。。。)

それでは正解です。




『真実はひとつです。』

初めてねねに会う人はみなさん、このお口の斑点が可愛いといって微笑んでくれるのです。ねねのチャームポイントが消えちゃったら、ねねらしさがなくなってしまうな。

最近、プロの方にポイントメイクアップを教わりました。
ちなみに、そのメークアップアーティストの先生によりますと、今年の流行メイクのポイントは、太眉と、インライン、盛りマツゲで、”目力アップ”だそうです。




いかがすか?


通販ショップで売れるジュエリーとは

2010年02月08日 | ジュエリーよもやま話

通販モール最大手の楽天ショップで、週間ランキングを調べています。
このランキングに出入りするショップの動向を、ここ数年見ていますがほとんど不動という感じで、特定のショップが不動の殿堂入りを果たしているように思われますし、売れるアイテムもほとんど変わっていません。 

下記は、今週の週間ランキングで、ブランド品や時計などを除いたものです。

【ネックレス・ペンダント部門】

1位:貝パールネックレスセット 4,980円
2位:ダイヤモンド1粒石ネックレス 0.1ct 14,095円
3位:ブラウンダイヤ1粒石ネックレス 0.1ct 4,500円
4位:貝パールネックレスセット訳あり品 2,490円
5位:ブラックスピネルネックレス 1,980円
6位:本真珠ペンダント 8,900円
7位:本真珠ネックレス2点セット 35,000円
8位:K18イニシャルペンダント 18,000円
9位:ダイヤモンドラインペンダント 0.27ct 12,800円
10位:K18イニシャルペンダント 1,300円

【リング部門】

1位:ダイヤモンド・ななこハーフエタニティ 0.3ct 26,000円
2位:ダイヤモンド・ななこハーフエタニティ 0.7ct 79,000円
3位:シャンパンダイヤモンド・1粒石リング 0.1ct  9,505円
4位:ダイヤモンド・PT900フルエタニティ  0.25ct 29,200円
5位:シャンパンダイヤ・ハーフエタニティ 1.00ct 33,143円
6位:ダイヤモンド7石セミオーダーリング 0.07ct 9,505円
7位:ダイヤモンド9石リング 0.14ct 18,858円
8位:K18ネームリング 10,000円
9位:K22リング 5,999円
10位:ダイヤモンド・ななこハーフエタニティ 1.0ct 110,000円


リング部門で、1位、2位を独占しているショップさんは、以前、”ななこリング”として、私のブログでもネーミングに関するテーマで言及させていただきましたが、このショップさんは常に殿堂入り、トップ独走という勢いでして、ハフエタだけで、安いのから高いのまで、1ヶ月で400本以上も売っちゃうというツワモノ。。。

残念ながら、30位までみても、ほとんどオリジナリティが感じられるデザインを施したジュエリーはランクインしていません。『無難で安い』、が通販ショップで売れるためのポイントのようです。(安い、とは、デパートや宝石店などの実店舗と比較して、ということです。)

この傾向は、最近、女性が会社帰りや週末にデパートやファッションビルで買い物をしなくなった、という”巣篭もり”現象と強い相関関係があるようです。10万円以上する品でも楽天でトップ10入りするという現象は、本当に世の中変わったなぁ・・・と思わされます。

ちなみに、全然話変わりますが、私が通販で買った最も高いジュエリーは、39,800円のWGのリングです。ずいぶん昔の話ですが、使っている石が、あまり見たことがないものだったので衝動買いしてしまいました。
いわゆる、”ストロベリー・クォーツ”ですが、ここまで綺麗な石はまだ見たことがありません。


細かいピンク色の針状のインクルージョンが
1本1本すべてキラキラと光ります。


石全体も淡いピンク色。
シラーも出ていて、なんとも神秘的。
サイドのダイヤの仕上げも丁寧。

これは、Dinosの”Gem Studio”でみつけました。デザイナーさんがこの石にすっかり魅了され、もともとラウンド状だったカボションをわざわざハート型にするためにドイツの研磨屋さんに持っていってリカットしてもらったというこだわりよう。そんな心意気に私も惹かれての購入でした。

こだわりすぎて?!ごく少量しか製造できなかった商品ゆえに、これっきりでして、その後、この石を使った商品のリピート販売はありませんでした。


ちっちゃいクロスのペンダント by ジュエリーCAD

2010年02月07日 | ジュエリー作品&試作品

だはは~。プラモデルみたいですね。 
これはジュエリーCADで設計後、切削造形直後の写真です。

私にしては珍しく小さなオブジェクトなのです。
こういうチッコくて華奢なものは、造形後のサポートの除去作業などの後処理に苦労します。
かなり拡大してますが、実際のサイズは人指し指の腹に乗る位のものです。


こんな感じ。
2mmのシルクコード使用。

私自身は大ぶりのデザインが好きなのですが、学校の展示会向けの企画ということで、
想定来客層に合わせて、チッコイ作品も作ってみた次第です。 ちっちゃいハートやクロス、流行ってますものね。

石の直径が2mmとかなり小さいのですが、ためしにオレンジムーンストーン、シトリン、ブルトパ、アイオライト、ガーネット、スモーキークォーツなど同サイズのいろいろな天然石を買って合わせてみたところ、小さすぎてそれぞれの石の良さが活かされず、ことごとく精彩を欠き、『地味だなぁ~』・・・。そんなこんなで、輝きだけはダイヤモンドクラスのキュービックジルコニアの色石を使ってみたらこれがなかなか存在感が出てGOODでした。

まず、上から、”パライバ・カラー”といわれる色です。
写真だとただのブルトパみたいですが、実物は、しっかりとパライバの醒めたネオンブルーな感じで、輝きも手伝って清々しい色にうっとりします。


『パライバ・カラー』

マーキスシェイプのパーツの表面は、肉眼でようやっと、”もしかしてミルっぽいプチプチ模様がついてる??”と識別できる程度ですが、実際、CAD上では直径0.5mmでミルグレイン様のモデリングをしています。しかし、切削造形時にけっこう落ち、磨きでもさらに落ち、プチプチなんだかぎざぎざなんだか、なんだかよくわからなくなっちゃいました。もともと板厚0.7mm仕上がり想定での設計なので、ミルを乗せるのはちょっと無謀だったかな。(笑)

次に、『シャンパン・カラー』 肌なじみが大変よく、優しい印象です。
日本人のオークル系の肌色にとても似合う色で、最初は地味かなと思いましたが、
”意外といいじゃない!”と思いました。自分でも、”これ、ほすぃ!”と思ったほどです。
(たぶん、自分のためにリピ制作しそう)


『シャンパン・カラー』

続いては、日本人のお肌にとってもにマッチする、ラベンダー色です。ちょっと色が薄いのですが、アメ独特の濃い紫よりもCZですと、むしろ薄い色でちょうどいい感じです。


『アメシスト・カラー』

そして、赤。CZの赤って、なかなか、いい色が出ないんですねぇ。
これもガーネット色といってますが、CZはキラキラ感が強いだけに、ガーネットとしてはビミョーというか・・・。このままだと、ガラスみたいです。むしろ、輝きが近いルビーやピンクサファイアに近づけたほうが成功するように思います。


『ガーネット・カラー』

グリーンも同様なんですよねぇ。エメラルド・カラーというより、どうみてもグリーン・クォーツといったところ。でも、つけた感じはとても肌なじみがよく、好感度は高いです。単品使いよりも、他の色(シャンパンや赤)と上下2連使いしたら印象的で可愛いと思います。


『エメラルド・カラー』
 
ちなみに、この5点を12月のラヴァーグ展示会に出品したところ、上から3点をお買い上げいただきました。クリスマス・フェアということで、赤と緑は必須かな~、って思い作りましたが、やっぱりなあ、という感じです。(苦笑)このご時世は、自己主張の強いデザインや元気な色使いよりも、おとなしくて見た目に優しいものが求められるようです・・・。

カラーCZには、他にもレモンイエロー、オレンジ、タンザナイト、ペールグリーンなど優しい色だけれど存在感ある可愛い色がいろいろあります。

私が思うに、カラーCZは、わざわざ天然石に似せたり、近づける必要はないと思うのです。CZが目指すところは、もっと別の方向性であってほしいです。いくら天然石の真似をしてみたところで、見る人が見ればバレるに決まってます。せっかくの人の科学の粋から生まれた技術なのですから、天然石では再現できないカラーやカットで勝負してほしいと思います。

いまや、スワロフスキーがビーズジュエリーやコスチュームジュエリーでのステイタス素材であるのと同様に、CZも、人造ならばこその自由自在な色使いやカットの面白さで頑張っていただき、クリエーター、ユーザともどもも、『なんだCZか』ではなく、『これはCZなの!』と胸を張って言えるようなマテリアルとなるべく、ぜひ頑張って欲しいものだと思います。

CZメーカーさん、頑張ってくださいね。何度も言います!けして天然石に似せなくていいです。
天然石にはない魅惑的な素材を作り出してください!応援しています!


ねことオイルヒーター

2010年02月05日 | ねこの話
いや~、どうもご無沙汰いたしておりました。久々のブログ再開です。
最後のエントリが、12/20ですから、もう2ヶ月もさぼってしまいましたね。

バイオリズムの谷間に落ちたというのでしょうか、ここ2ヶ月は、週末ごとに風邪引いてたり、親戚に不幸があったり、自分の勤めてる会社がM&Aに遭ったりで、気分激オチなことばかり・・・。なんだか気力ゼロになってしまい、モチベ下がりまくり、『閉じてるワタシ』な日々でした。結局、IJTも、体調不良を言い訳に行きませんでした。イ・ビョンホン見損ねたし・・・。(笑)

しかし、先日東京にたくさん降った雪に、すっかり元気づけられました。わたしは、北海道は札幌出身なのでございまして、雪を見ると嬉しくてムショウにはしゃぎたくなります。どうやら、雪をきっかけに、ようやく”気”が開きはじめたようです。

すっかり世の中から取り残されてしまった感がありますが、心機一転、遅ればせながらこれからやっと、『わたしの2010年』がスタートという感じです。
皆様、引き続き、ご愛顧いただけますよう、よろしくお願いします!

     

さて、最近、ガスファンヒーターから、オイルヒーターに買い換えました。
ガスヒーター、まだまだ使えたのですが、音がうるさいし、室内の空気が汚れることが前から気になっていました。『環境にやさしく、静かで空気を汚さず、火を使わないからつけっぱなしでも安全』、という触れ込みで最近人気のオイルヒーターに飛びついたという次第です。

でも、使ってみてわかったのですが、いいことばかりじゃないですね。はっきり申し上げますと、暖房効率はあまりよくありません。つけてもすぐには暖まらないし、それに暖気が上にいってしまうので、うちのようにベターっと床に座る生活をしている場合、なかなか暖かい感じになりません。ときどき空気を循環させるためにエアコンの併用が必要です。

そして、なにより電気代がかかるのが痛い。このヒーター、相当電気を食ってるのか、他の電気製品を使おうとするとすぐにブレーカーが落ちます。『CO2を出さないから環境に優しい』、といいますけど、この電気をまかなうために、火力発電ボーボー、フル回転なわけで、”ほんとにエコなのかよ~”、と思う今日この頃です。しかし、静かで安全なのはやはり最大の評価ポイントです。赤ちゃんやお年寄りのいるご家庭や、在宅時間の長い人にはお勧めです。

さて、うちのねねさん、新入りオイルヒーターとの『距離感』?がつかめないらしく、面白いことになっています。


高いところ好き!(嬉)

スイッチをオフにしても、しばらくの間ヒーターからゆるゆると熱を放射するので、その按配がねねには丁度よいらしく、上に乗っては気持ちよさげに、とろとろしています。


くぅ~、気持ちいいにゃ~♪

また、床に座って食事したりテレビを見ている私たちを、”上から目線”で睥睨するポジションが嬉しいようです。

ねねは、偶然、温度の頃合の良い時に何回か乗って、『このスポットはまことに気持ちがよろしい。』という学習をしたらしく、彼女のお気に入りの場所のひとつに決めたようなのですが、その後、このスポットの扱いに悩んでいるようです。

あるときは、スイッチが入って熱量最大になっているときに乗ってしまいまして、ヒーターの表面はやけどをするほど熱くなるわけではないので、しばらくは気づかないのですが、『あれ?ん?なんか変だな・・・。あ”~、あっちちちー!』とようやく驚いて、ヒーターから飛び降ります。そして、小首をかしげて、『おかしいなぁ~。』という顔をしています。

そして、まったくヒーターが作動していない、冷たくなっているときにも乗ろうとします。『あれ?ん?なんか変・・・。あったかくない。。てか、冷たいんですけど~。』とつまらなそうに飛び降りて、またまた、小首をかしげています。

あったかーい、あっつい、つめたい、で、乗ったり降りたりの繰り返し。。。。


やっぱり、ママのおひざの上が一番だにゃ♪