ROSE POSYのハンドクラフト・ブログ

”手仕事”の楽しさをお伝えできればと思います。ROSE POSYオリジナル作品もどうぞお楽しみ下さい。

水芭蕉の大皿

2015年04月29日 | ガラス工芸・サンドブラスト

さわやかな季節になりましたね。今の時期がわたしは一番好きです。

そろそろ、暖かくなった湿地帯では水芭蕉が出てきたでしょうか?

前回の、水芭蕉のグラスにつづいて、揃いの柄の大皿作品のご紹介です。


水芭蕉のタンブラー

皿に光が反射して模様がよく見えないのでちょっと陰のつくところに置いてみました。

ガラスの透明性と艶を活かしたくて、背景は曇らせずに生地のまま残しています。
生地が海外のB級品のため、気泡が沢山入っているのはご愛嬌ということで。(笑)

苦労したのは葉の部分ですね。背景が緑のままですが、色を落としすぎると本来の芭蕉の濃い色の雰囲気がなくなるので、境界だけ色を落としてグラデをかけました。

恒例の、手で持った写真。
重いです。作業してるとすぐに手が疲れてだるくなり、休み休みやらないといけません。
皿のヘリの部分が寂しかったので、唐草っぽい模様を入れました。




ロシアン・ステッチのネックレスとリング

2015年04月16日 | ROSE POSYのひとりごと

ビーズ・ステッチの基本が理解できたところで、他のステッチにもチャレンジしてみたいと思います。ビーズ・ステッチはパターンさえ覚えれば、あとはその繰り返しですので、けして難しくありません。リラックスしながら楽しく制作を進めることが出来ます。針仕事がお好きな方なら、はまること受けあいです。

今回は、ロシアン・ステッチ(セントピーターズバーグチェーンともいうようです)の練習です。

(キット販売元:ビーズファクトリー


麦の穂みたいですね。テグスでなく、糸でつなぐのでとっても柔らかでしなやかです。

余ったビーズでおそろいのリングを作りました。


マンテルで前で留めるのでラクチンです。フロントのじゃらじゃらパーツ(バラとか蝶とか・・)が可愛いらしいです。


おおるりアゲハのチャーム

2015年04月11日 | ジュエリー作品&試作品

シェイプド・ステッチのつづきです。胡蝶蘭に続いて、チョウチョに挑戦です。

(販売元:ビーズファクトリー

これだけの形を作るのに500粒以上のビーズを使っています。こんな小さな作品ですが、完成までにかなりかかりました。途中で色を変えたり増目減目していくので、ずっと作成図とにらめっこ状態です。一見難しそうですが、作業そのものは簡単です。ただ根気が要るだけです。(^^;


メタリックブルーのグラデーションが綺麗ですね。


キットの金具は、ブローチとカニカンの両方がついていて、好きなほうを選べます。

シェイプド・ステッチは、編み物に似ています。同じことの繰り返しですが、どんどん形になっていくので、モチベーションを最後までキープできます。


胡蝶蘭のチャーム

2015年04月05日 | ジュエリー作品&試作品

ビーズ・ステッチ独学修行の続きです。今回は、シェイプド・ステッチに挑戦です。

(キット提供元:ビーズファクトリー

胡蝶蘭のモティーフです。花びらと花芯の6つのパーツを作り、綴じ合わせています。

ビーズを1個1個糸に通してパーツの形を作っていきます。まったく難しくはないのですが、かなり時間がかかりました。途中で間違えてやりなおしたり、とても集中力と根気の要る作業です。


ビーズ・ステッチには麻薬的な魔力があるようです。時間を忘れるほど没頭するかと思えば、先がなかなか見えなくて挫折しそうになることもあります。でも1つの作品が完成したときの達成感や爽快感はたまりません。そう、ただの自己満足なのですが、それはマラソンや登山をやる人の気持ちに似ているかもしれません。

ビーズ・ステッチをやっていると、私が子供の頃、男の子がやるような工作やプラモデル作りに夢中だった時代を思い出し、ノスタルジックな気分になります。コツコツと時間をかけて根気よく1つのものを構築していく作業が自分の性分にすごく合ってる気がして、この先長くつきあっていけそうです。彫金などの本格的なジュエリーメイキングに取り組んでいた頃、ビーズ手芸のようなチマチマしたものは性に会わないと食わず嫌いしていた自分がとても恥ずかしいです。