ROSE POSYのハンドクラフト・ブログ

”手仕事”の楽しさをお伝えできればと思います。ROSE POSYオリジナル作品もどうぞお楽しみ下さい。

一生に一度の思い出を・・・

2008年07月31日 | ROSE POSYのひとりごと
意味も無く、ねねの癒し系画像をUPしてみました。

いやはや、今年の夏は厳しい~っ!ねね姫の熱中症を心配していた私のほうが、生まれて初めて夏バテになってしまいました。毎年、猛暑なんかへちゃらでガツガツ食べて精力的に動き回っていた私が、今年の夏は毎日寝ても起きてもだるくてだるくて、食欲激減、何もする気力が起きなくなってしまいました。心も体もいうことを聞かなくて、最低限のやるべきことだけしかやれず、息絶え絶え状態です。


ROSEさんらしくないねー、どうしたの~?

休日は一日中でも寝ていたい感じ。どっか遊びに行こうとかいう気も起こらず、ジュエリーの制作活動も停滞気味で、私は何を生き甲斐に生きているのだ~状態。 

一番困るのが食事作り。食べたくないのでなかなか作る気が起きず、暑い台所で火を使って長く立ってるのが辛くてついつい短時間で出来るテキトーなメニューになりがちの反省の日々。ごはんがのど通らないんで、ついつい2分でできる、素麺に走ってしまいます。(最近は、さらに電子レンジでできる、冷やしうどんに手が延びてしまいました。)そういうことってありませんか?皆さん、夏バテを克服する方法がありましたら、ぜひアドバイスをお願いします。

  

そんなわけで、ブログも最近放置プレー気味になってしまいました。ブログ毎日書くのってすっごいエネルギー要りますよね。テンション高くないととても書けないです。

さて一方、心配していたねねは暑さに慣れてきたのか、それとも暑さ対策がうまく効いているのか、今のところは食欲も旺盛で、私の100倍は元気っぽいです。遊んで遊んでのおねだりがキツイ・・・。


ROSEさん、ほら、元気だしてジュエリー造ろうよ!

・・・とはいえ、余暇を何もしないでだらだら過ごすのも後ろめたさからか、逆にストレスが溜まるようなので、ジュエリーCADだけは冷房の効いた部屋でチンタラと少しずつ続けています。触ってないとすぐに忘れちゃうんですよね。ただ、いつもの私なら徹夜してしまうくらい熱中するのですが、数時間PCに向かってると疲れてしまいます。

  

さて、そんなダレ体の私が、今日はどうしてもブログアップせずにはいられないニュースがありました。”指輪を作って欲しい”という依頼がブログに記載したメールアドレス宛に舞い込んできたのです。それって、きっと神様が元気のないROSEに「おい、オマエ何やってんだ!ミッションだぞ。元気出していけっ!」って喝入れのメッセージをくれたのかもしれません。ヤッホー♪ ファイトー!いっぱーつっ。突如、モチベ、アッ~プ。(まじでリポビタンDを買ってきてしまいました。)

なんでも、以前、私のリングを気に入って購入してくださった方が、自分の結婚式のときに、お母様にもおそろいのデザインでプレゼントとして渡したいとのことでして、いやー、もう素敵過ぎて泣けてしまいました。花束贈呈ならぬ、サンクス・リングの贈呈・・・。感動のスポットライトは一斉にそのリングに?!うわー、どうしよう。もう、すごいプレッシャーです。絶対に失敗は許されません。お気に召していただいたのは、CADではなく、手作り作品のほうです。

  

婚約指輪や、結婚指輪も一生に一度の大切なものですが、それは彼氏さまが買ってくださいます。お母さんへの感謝の気持ちとして、結婚式で、世界に1つだけのリングをプレゼントしたいという、その女性の心の優しさと粋な計らいに感動しました。形に残るものですし、晴れの日がより素晴らしいものになるよう、頑張ります!


未来のプロを育てるのは、今のプロ

2008年07月17日 | ジュエリーよもやま話
今日は、御徒町で石のセールがあったので、この暑い中、喜び勇んで出かけました。あ~、また散在してしまいました。(^^; まだ、たくさん石のストックがあるのに、どんどん増えてしまいます。”戦利品”を眺めすがめつ、ほぇ~っと呆けたようになっているときの多幸感といったら・・・。まさに、GEMは私にとって麻薬です。

  

さてこの石のセールは、業者さん対象の招待客限定でしたが、終わり際にジュエリースクールの生徒とおぼしき若い男性3人がどやどやとやってきました。ありとあらゆる石を食い入るように見て、スタッフの方にいっぱい質問してました。きっと、ジュエリースクールの先生に、”いろんな石があるから、勉強してらっしゃい”と言われて招待券を持たされて来たのでしょう。(学校が終わってかけつけた感じだったので、たぶん、日本○○クラフトさんかな)

ふつう、業者ONLYのお店に学生がやってきたら、ふつうの店員さんなら、邪険にはしないとしても、”ふん、金にならんヤツラが来た”と思って、あまり相手にしませんよね。でも、そこのスタッフさんたちは丁寧に1つ1つ学生の素朴な質問に答え、帰り際に、接客用においてあったお菓子を袋詰めにしてお土産に渡して見送ってました。

彼らは、石の観察と質問に忙しくて、結局、閉店時間が来てしまい、ほとんど何も買っていなかったようです。
さすがに、彼らも”これをもらいに来たみたいだなー”と苦笑しつつも、会場を出たところで3人でお菓子を山分けしてるところが、可愛らしかったな。

  

私が注目したのは、スタッフのみなさんの対応でした。
まだ、学生さんは10代のようでしたので、売上はまったく期待できないだろうというのはすぐにわかります。でも、彼らをにこやかに迎え、ほかのお客さんと同様に大変丁寧に接客していたことが、非常に好感が持てました。

この学生さんたちが近い将来プロになったら、石を買いつけに来るお客様の立場になるかもしれません。その場合は、石屋さんのほうが、”業者さん”ということになり、そして彼等が、バイヤーとして業者選定の立場に任されたとしたら、きっと自分が若いときにいろいろと親切に教えてくれた店に戻ってくるでしょう。

そういうことを社員の一人一人がきちんと理解しているからこそ、このような対応ができるのだと思います。おそらく、この会社の社長さんか営業部長さんが出来た人なんでしょうね。きっとこの会社さんは今も商売繁盛と思いますが、これからも明るい未来があるでしょう。

今日はちょっぴり、いい一日でした♪


わたしを見送るねね、それを見守る隣のナゾの奥さん

2008年07月16日 | ねこの話
最近、ねねがちょっと変わりました。

いままで、外出して帰宅すると必ずねねが玄関で丁重に(?!)お出迎えをしてくれているのですが、このごろは、外出するときにも毎日お見送りをしてくれるようになりました。

以前だったら、こちらが出かけようとするのをいち早く察知して、ひたすらイジケたり隠れたりして、人の気を引こうと下手な演技を繰り広げて邪魔をしていたねねですが、このごろは、私が着替えを始めると、”いよいよ出かけちゃうんだなー”と悟り、演技を止めてまっしぐらに玄関と同じ側に面する部屋に走っていきます。

(「空気が読めるねこ」になってきたのか?)

その部屋は、昼間は換気のために少し窓をあけてあり、ねねはその隙間から、玄関を出る私を見送ることを思いついたようです。


じぃ~。

ある日、玄関を出た私がそれに気がついて窓を見ると、ねねと目が合い、彼女が小さい声で鳴きました。近寄ると、顔を網戸にこすりつけてスネたり鳴いたりで、もうかわいくて、胸キュンキュン、後ろ髪引かれまくり。ああ、電車に遅れてしまう~っ!

「ねね!」「ナァ~」「いってくるね。」「ナァ~、ナァ~!」「いい子にしててね」「ナァァァァッ」 (よしっ、行くぞ!)「ナァァァァ!」(振り返ったら負けだ・・・) 「ナァ・・・」 (つらい、辛すぎる。しかしもう行かねば)

なんだか、はたからみてるとなんともオバカな私。


窓の隙間から悲しそうにじ~っと見つめるネネ。


「え~、もういっちゃうの~??さびしいよう!」

鳴きまくって必死に目で訴えるねねは、まるで保育園に預けらて号泣する赤ちゃんのようです。

  

またしても、このお見送りのシーンを隣の奥さんに目撃されていました。

隣の奥さん、ほとんど朝から晩まで毎日終日家にいる出不精な感じ人なのですが、こちらが出入りする物音がすると、すぐさま出てきて物陰から様子をジっと窺う、不思議な人なのです。

今日のお見送りも、ネネも私もお互いに小さい声で言葉を交し合っていたのに、しっかり隣の奥さんが玄関を少し開けたままこちらを見ていました。いやーん。
  

この隣の奥さん、普段も私が洗濯物を出し入れしたり、植物に水をやりにバルコニーに出ただけでもいち早く察知して、彼女も急いでバルコニーに出てくるのです。隣のバルコニーとの間には、仕切りはありますが、お互いに隙間から様子が見えます。なので、こちらが向こうの視線に気づいても、あちらは挨拶をするでもなく、あわてて顔をそらして、最初から干してあった洗濯物を”今干してると ころ”、という見え透いたフリをしたりしてます。

せめて、”いいお天気ですねー”とか声かけしてくれたら、ほっとするのに、こっそり窺ってるつもりなのか、気づかれたら、あわてて知らん振りしたりするから、こっちもリアクションに困るのです。

だんなに言ったら最初信じてくれなかったので、「いい?見ててね!」と目の前でバルコニーを開けて出て見せたところ、すかさず隣の窓がギギーっと開いたので、ふたりで苦笑いしてしまいました。

最初は、この挙動がものすごく不気味で、奥さんがバルコニーに出ると私は慌ててて部屋に引っ込んだりしてたのですが、この奥さん、別に何か嫌がらせをしたり、干渉したりするわけじゃないんです。ばったり玄関先で出くわすと、深々とお辞儀して、こちらの顔を見ずに”いってらっしゃいましー”とか”おかえりなさいましー”と、メイドさんみたいな挨拶をするので、こちらも、薄ら笑いを浮かべて”どーも~。”と曖昧な返事をしてそそくさと通り過ぎるだけ・・・。

  

先日、ねねを日光浴のためにバルコニーに出そうとしたら、当然のように隣の奥サンも反応して窓をあけて出てきました。それにねねが気づいて隣のベランダの仕切りまでトコトコ行き、奥さんがこちらを窺っている、その同じ隙間からねねが不思議そうに食い入るように見ていました。

お互い、見詰め合っていたってこと?
ねね、「いちいち、みてんじゃねーよ!」ってガン見してたの? それとも、「おばさん、誰?うちに何か用?」って挨拶してたのかな?極端な人見知りで、宅配便がきても一目散に逃げて隠れるねねが、自分から知らない人に近寄っていくなんて、なんだかおかしくて。。。
(ちなみに、ねねが隙間から隣にいかないように、網をはってあります)

この奥さんの驚異的な”センサー機能”こそが逆にセコムもびっくりの強力な防犯対策になっていて、今ではひそかに感謝しているほどです。

もしかすると、地域によっては、隣が出てきたらこちらも出てきて挨拶し、さりげなく存在を確認しあうという、”近所づきあい”のプロトコルがあって、空き巣などの犯罪を防いでいるのかもしれませんね。そういや実家だったころ、一家で初めて一軒家に越してきたとき、母が、「私が外出するときに決まって隣の奥さんが出てきて、どちらへお出かけ?って声かけるの。監視されてるみたいできもちわるい!」って言ってたな・・・。

  


つらい季節がやってきました

2008年07月14日 | ねこの話

今年も、ねねさんにとってつらい季節がやってきました。

ねこは冬が苦手といいますが、ねねさんは暑いのも苦手です。
去年は、熱中症になってしまいました。
こちらは、去年のねねです。アルミ板の上でヘタレてます。


そして、今年は、ねねがちょっぴり大きくなったので、ふんぱつしてアルミ板を一枚増強しました。



広いでしょう? アルミ板は伝導率が高いので、ねこの体温をいい感じに吸収してくれますが、面積が狭いと効果が下がるので、2倍にしてみた次第です。同じメーカーなのに、モデルチェンジしていて、今年は右側のように幅が若干増えて縁なしになってしまいました。

それでもねねはおかまいなしに、気持ちよさそうにボーダー越えでのびのび寝そべっています。レディーにあるまじく股をおっぴろげて無防備にくつろいでいる様子がかわいくてタマリマセン。やばっ。

白い布につつまれたものは、水をいれて凍らせたペットボトルです。
ねねが手をピトっとくっつけてウレシソーです。


肉球、ひぇ~。きもちーーっ!!

去年は保冷材を使ってましたが、保冷材を置いてしばらくは気持ちよさそうなのに、急に冷えすぎるのか、冷たすぎるのか、突然アルミ板から降りてしまったり、すぐにぬるくなってしまって調子がよくなかったのですが、このペットボトルは徐々にゆっくり冷えて、しかも長持ちするので、ねね的には快適なようです。

ねねは、温度変化に敏感で、31度を上回ると途端にヘタレて元気がなくなってしまいます。ところが、冷房を入れるとたちまち他の部屋(ねこトイレのある部屋はわずかに隙間をあけてあります)へ逃げてしまいます。

うちでは、冷房温度は29度に設定していますが、それもねこ的には不愉快なようで、隣の部屋に逃げていってしまうか、寒がって私のまたぐらやだんなのおなかの上に乗ってきます。(暑苦しいつうの!)
うちの冷房のリモコンは29度からしか設定できないし、(30度を指定しても作動しない)ねこの、この微妙な好みを我々には調整できません・・・。ねねとしても、暑いのはいやだし、かといって冷房もいやだし、戸惑っているようで可哀想です。

ねねの理想環境は、室温30度ぐらいで、湿度がほどほど低く、自然の風が窓からよく通り、そして自分のいる場所にはアルミ板がある状態が一番快適なのでは?ふんでいます。ねこは、毛皮に覆われていて、汗はかかないし、犬のようにハァハァもしないし、うまく体温調節ができないのかもしれませんね。

冷房が完備していないころの時代の家猫さんたちは夏場はどうして過ごしていたのでしょうね。

ライノセラスのお役立ち情報

2008年07月07日 | ジュエリーよもやま話
今日はちょっとディープな話題ですみません。
ライノセラスでジュエリーCADを学んでいるフレンドとトゥギャザーしたいと思います。(笑)

ライノセラスのお役立ち情報ソースをまとめてみました。

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ライノセラス日本語Wiki
http://jp.wiki.mcneel.com/default.aspx/McNeel/RhinoHome.html
ライノセラスの日本語ブログ
http://blog.jp.rhino3d.com/
アプリクラフト社のライノ4.0ブログ
http://applicraft.blogzine.jp/rhinoceros40/
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まだあまり活用できていませんが、こういうお助けサイトをちょくちょく見ておくとプラグインの問題ではなく、ライノの問題で困ったときに、参考になるなぁと思いました。

  

ジュエリーCADのプラグインで問題が発生することはほとんどないのですが、だいたいの問題はライノ本体に関するものなので、ライノを制すれば、もっと作業効率があがるだろうと思います。

私が講習を受けはじめたころの学習姿勢といえば、ただテキストに書いてあるとおりにわけもわからず手を動かし、課題作品がなんとなく出来たら次に進むという態度でしたので、コマンドの基本理解がよくできておらず、いまだに活用できていないコマンドがたくさんあります。あのとき、新しいコマンドを学ぶたびにもっとライノのヘルプ機能できちんと理解を深めておけばよかったと後悔しています。

私のそんな失敗から、ジュエリーCADを始めたばかりの皆さんにはぜひ、新しく習ったコマンドのヘルプのトピックスを熟読されることをオススメします。その時カンペキには理解できなくても、あとでとても役に立つ事があると思います。主なコマンドには動画もついているので、大変便利です。

  

そういえば、ライノ4.0のサービスリリースSR4リリース候補(プレリリース版)が6月2日にでてました。だいたい四半期ごとにバグFIXを出しているようですね。プレ版は怖いのでインストールしませんが、製品がどんどん安定していくのはありがたいことです。

ライノセラスの開発元であるMcNeel社は世界中のユーザのバグ報告を積極的に集め、また”あったらいいな”という機能追加要望も常時募集しており、それらにいち早く対応して高い頻度でサービスリリースを出す開発姿勢を取っているようです。ユーザが自作で作ってフリーで公開している便利なプラグイン・スクリプトを本体のコマンドに取り込むこともしていて、なかなか親切な会社です。
おそらく、顧客が世界に名だたるビッグユーザが多いだけに、そこからの圧力もすごいんでしょうね。

McNeelからよくメルマガも来るし(英語ですが)、なんとなく、この会社のことが好きです。日本の販売代理店のアプリクラフトさんのサポート姿勢も素晴らしいです。前に変なエラーがでて、”バグ報告してください”というメッセージが出たので、アプリクラフトさんに連絡したら、問題の解決方法をものすごく丁寧に図解入りで説明くださいました。

McNeelはマイクロソフトの城下町、シアトルにある会社だったのですね。シアトルは、MSといい、タリーズといい、急成長企業のメッカなのかな。一度行ってみたいものです。

ただ、性能や安定性が向上していくのは良いけど、ソフトが重くなるのは困りますので、ライノの特性である軽さも保って欲しいです。


久しぶりにジュエリーCAD

2008年07月06日 | ジュエリーよもやま話
久しぶりシリーズ第二弾。(笑)

春はどうも調子が出なくて一ヶ月くらいサボっていたジュエリーCADの勉強を再開しました。といっても必須課題が終わってしまっているので、独学モードです。

入学して最初の頃は、かなりぶっ飛ばしてたので、レッスン後半になると、次の課題のテキストが出来上がるのをせがんでいた頃もありましたが、今では壁にぶつかってしまい、亀の歩み・・・。里山を楽しく上りきった先に、エベレストの絶壁が行く手を阻んでいる、そんな状況です。


油断しているうちに、2月には、はやライノ4.0のサービスリリース3が出てて、3月に最新版に対応したジュエリーCADのプラグインもバージョンアップしていて、やたらコマンドが増えてました。私がいただいたテキストはライノ3.0とそれをベースにしたプラグインでの仕様なので、バージョンアップ分の差分を勉強する必要があります。ライノはどうも開発サイクルが早いようで追っかけるのが大変です。

昨日プラグインのバージョンアップしたのですが、いかんせんプラグイン・コマンドにはヘルプ機能がないので、何するものかさっぱりわからず・・・。 習ったコマンドだけでいちおう何でもできるとのことですが、私の性格上、やはり、知らないコマンドがあるのは気持ち悪い・・・。(笑)

というわけで、何でもいいからちょくちょく学校へ顔を出さねばと思いました。

  

今日もひとりでブーレアン演算との闘いでした。結局、エラーの原因がわからず、最後の1個のパーツが結合できません。造型機によっては全部ブールできてなくても造形できると聞いていますが(むりやりくっつける賢いソフトがあるそうで・・)やはりノーエラーで出したいものです。

やっぱり、来週は学校に行かなくちゃ~。


久しぶりにTiffanyに・・・

2008年07月01日 | ジュエリーよもやま話
新宿で待ち合わせの時間を潰すために三越のTiffanyでウィンドウショッピングしました。相変わらずカップルで賑わっていました。お客が少ないと店員さんの視線が痛くて小心者の私はじっくり見ることができないので、人が沢山いる日曜午後は格好の”スパイ”日和でした。 

カップルとカップルの間のビミョーな隙間から、ジトーっとショーウィンドウを覗く怪しい女状態でしたね。(^^;;しかし、その私が見ても、そのスジの目つきのわるい”スパイ状態”の人は他にも男女共に一杯いたので、やっぱりTiffanyの最新トレンドはギョーカイ全体がほっとけないのね・・・、ということなのかな?

  

笑われてしまうかもしれませんが、Tiffanyを訪れるのは久々でして、コンセプトが変わっているのに驚きました。誰も彼もがみんな同じ人気モティーフをつける時代は終わったんだなぁと思いました。

以前なら、かならず(細くてヤバイ)チェーンつきのペンダントとしての販売でしたが、チェーンは1本だけあればいいし、チャームだけ単品で買えて多目的で使えるのはある意味、”エコ(経済的)”です。

ティファニー・チャーム全商品


このチャームコレクション、ありとあらゆるテーマのモチーフが揃えられていて眺めているだけで大変楽しいです。これだけの種類があると、蒐集癖がある人のコレクター心をくすぐりますよね。

しかし、こんだけ種類があると、”もしかして着けていてもTiffanyと気づかれないかも・・”という、ブランドでハクをつけてる人の不安解消のために、ちゃーんと”しっかりロゴ入り”のラインナップも充実していて、さすがTiffanyさんは商売上手♪


Tiffanyの公式ホームページをみるともっと楽しい趣向がありました。”あなただけのチャームを作る”というページで、Flashムービーで自分の選んだチャームをチェーンに装着していくことができます。さらに、”この組み合わせをメールする”っていう機能があり、それって彼氏にオネダリってこと?いや~ん、とことん女心をくすぐりますね~。お見事。

  

私がとくに注目したのは上の自動車と、この飛行機のチャームです。

  Tiffany & Co.  エアプレーン
    (プロペラが回る)

自動車や飛行機のほかに、カメラや双眼鏡などの”メカもの”シリーズは小さいながら精巧に出来ていて、部品の一部が動く芸の細かさがなんとも遊び心があってググっと来ました。こちらは男心をくすぐりますね。

そのほかにも、かわいいものがイッパイ!(女はちまちましたものが好きなのですっ!)

  Tiffany & Co. ショッピングバッグ
(いかにも~、、、って感じがちょっと笑える。私には付ける勇気がない・・)


  Tiffany & Co. トレジャー・チェスト
(蝶番があるので、フタが開け閉めできるのでしょうね。)

パーツが動くことが、”だからどうした?”的かもしれないけど、そういう茶目っ気があるって、可愛いし楽しい。近頃、そうした遊び心をすっかり忘れておりました。これからは、Tiffanyからはちょっと目が離せないかも? (^^;;

チャームの中には、おそらくジュエリーCADで作ったのではと思われるものがいくつかありました。小さいけど精巧、まさにCADの得意分野ですよね。

わたしもチマチマしたものが大好きなので、ライノでミニチュア作って遊んでみたいと思います。

ちなみに、以前はこんなものを作ったりもしてました。(これは手作り)人差し指に乗るティーポットです。意味もなく、フタが開閉できます。
 

ワックスの種類を使い分けた意味は特にアリマセン。余っていた端切れでちょうど良い大きさのを使った、というだけです。


ピンクの淡水パール・ネックレス

2008年07月01日 | ジュエリー作品&試作品

ねこに小判、豚に真珠いや、『ねねに真珠』です。(ねねさん、久しぶりのブログ登場ですね。)

いよいよデコルテ見せの季節となりました。
今年は、存在感のあるロングのネックレスやストール使いの女性が目立ちますよね。これらは”タテ”のラインを強調するので、スラっと背が高く見えますね。今日も電車の中で、洋服の色の一部とロングネックレスの石の色をコーディネートした素敵な人を見つけ、お洒落上級クラスだなあ・・・と感心しました。


スラっと見える?

ねねは、かなり我慢して撮影につきあってくれたんですが、実はすごい嫌がってまして、そのうち引っ張ったり、パールをガジガジとかじり始めたので、撮影中止です。



おふざけはこれくらいにしとかんと、動物虐待になってしまうね・・・。ネネ、ごめんなさいね。
  

というわけで、今日は、組みモノの話題です。

オールノット”という方法で淡水パールでロングネックレスを組んでみました。
初オールノット!! (でも、糸や針が不得手なROSEには、2m近くある糸の扱いに難渋して、途中でこんがらがってしまったり、変なところで結び目が出来たりして悪戦苦闘でした。)



オールノットとは、All Knot (全部、結び目)。「まんまやんけ」なのですが、玉と玉の間に結び目を作りながら糸を通していく方法です。万一、糸が切れてしまっても、切れた箇所の結び目で止まるので、玉がバラバラっと地面に散らばる悲惨な事態にはなりません。高級なパールや天然石の製品はこうした繋ぎ方が用いられます。また、結び目が玉と玉の間の”クッション”の役目をすることで石に傷がつくことも防げます。

今回使用した石は、上品なピンク色の淡水パールで、真球に近くてテリも良く、一人で悦に入っています。



ネックレスの端は、開閉ができるジョイントバチカン、もう片方の端のパールは、Tピンでめがね留めにしたものをつけています。

両端で接続して一番長くした状態が、ベーシックな着け方です。クラスプ金具ではないので、ジョイント部分を前に持って来て(上のねねの写真参照)先端のパールをペンダントトップぽく見せることもできます。ジョイント部を前にするなら、先端をパールの代わりに何かシルバーでモティーフ・チャームを作ってつけてもかわいいですよね。

ジョイントバチカンの位置はどこでも自由につけかえられますので、いろんなスタイルが楽しめます。背中の開いたトップスやワンピには、ネックレスをチョーカー風にして余った部分を後ろに垂らしたり、(もちろん髪はアップ!)Y字を前にもってきてロザリオ風にしてもOKです。

白のコットンシャツ、黒のサマーセーター、どちらにもピッタリ!

 

今回は60cmの長さなのでY字止まりですが、80cm以上あると二連使いもできますので、次は超ロングに挑戦したいと思います!

  

さて話変わりますが、いま私が一番欲しいもの、それは、”トルソー”です。

撮影時に、ペンダント、ネックレス系は接写すると全景を写せないので、平置きの状態だと雰囲気が良く分からないですよね。着用したイメージが想像しにくいというか。

・・かといって、自分がモデルになるちゅうのもはばかられる。実は自分で着用した写真もあるのですがあえて掲載しませんでした。実際、顔を写さない首から下だけのヒトの構図ってなんだかダサい。デパートの通販カタログみたいなイケてない写真になっちゃいます。なんででしょうね。(^^;;; 

静止画像の場合はかえってリアルでないほうがよいのかもしれません。
無機質的なトルソー(無地の白または黒や麻布張り)が、人々の想像力をかきたて、ほどよい”距離感”を作ってくれ、よりジュエリーの質感・雰囲気が伝わるような演出ができるように思います。 

でも、トルソー、撮影以外使わないわけだから、普段はかなり邪魔そうだし。超欲しいけど、買おうかどうしようか、かなり悩み中です。