ROSE POSYのハンドクラフト・ブログ

”手仕事”の楽しさをお伝えできればと思います。ROSE POSYオリジナル作品もどうぞお楽しみ下さい。

バターカップの小鉢

2011年12月31日 | ガラス工芸・サンドブラスト


サンドブラストのしずめ彫り基本作品の3作目です。

最初、先生に”今日は、バターカップを彫りますよ”と言われて、花の名前だとは知らなくて、てっきり”バターを入れるカップ”と思ってました。そんな器、みたことないし。(笑)

日本では、”キンポウゲ”といわれる、黄色くて小さな、群生するお花のことだそうで、世界中で2000種類くらいあるそうです。日本でよくみかけるものは、表面がつるっとした輪郭がはっきりした6辺の花びらのお花ですが、このデザインは、重なりがあり、ひらひらとやわらかでオトナっぽい印象がありますね。


片方は華やかに、もう片方は控えめの花の柄が入っています。


映りこみがひどくてすみません。
器の表面に彫っていますが、内側からみたほうがきれいにみえます。

この小鉢は、大変使いやすいサイズで、日々の食卓で出番が多く、重宝しております。
和食にも洋食にもあいます。 おひたしや漬物を盛ったり、おつまみを入れたり、夏には冷たいスープや、おそうめんを食べるときのつゆ入れにしてもいい感じですね。

もう1個欲しくなりました~。

で、結局なぜこの花が、"バターカップ"と呼ばれるようになったのか、由来はわかりませんでした。

さて、いよいよ今年も本日で終わりですね。 

寒さがかなり厳しくなってまいりましたので、どうぞみなさまご自愛ください。


私が通う、サンドブラストのお教室はこちらです。(東京・世田谷)

 


(番外)理想のオカリナに出会いました

2011年12月29日 | ROSE POSYのひとりごと

ずーっと前に一度だけ、ご紹介したことがあるのですが、私にはオカリナの愛好者です。ブログテーマを立てるほどネタもないので、粛々と気分転換に独学で練習を続けておりますが、細々ながらも長く続いている趣味です。

陶器のオカリナは、気温が低いと楽器のピッチが下がってしまうので、冬は演奏前に卵を抱くみたいに懐にオカリナを入れて温めています。まさに、人肌のぬる燗ですね。(^^)

私がカバーしている曲のジャンルは、クラシック、ポップス、イージーリスニング、アニメソング、映画音楽(たまに演歌や懐メロ。笑)など、幅広いです。最近の本は、だいたいカラオケCDがついているので、フル・オーケストラやピアノ伴奏をバックに、ソロ演奏を楽しんでいます。

この深いブルーのオカリナは、ちょっと前に、新しく購入したモデル、『アウロス』です。
”ようやく”、といっていいほど、理想的なオカリナに出会いました。今一番のお気に入りです。

オカリナは、ほとんどが陶器製です。土をこねて作る焼き物ですので、1つ1つが完全に手作りです。メーカーによって、 音がかなり違います。メーカーごとのクセや個体差もかなりあるので、買うときは本当に毎回バクチとなり、一喜一憂の繰り返しです。オカリナは直接吹き口をくわえるものなので、たいていの店は新品の試奏ができません。もう、くじびきに近い買い物です。破損していない限り、1度でも使用したら返品交換できませんしね。

今度買った”アウロス”は、一定の息圧で高音域から低音域まで、のびやかにきれいに出せて、音程に狂いがありませんでした。アウロスとの出会いで、常につきまとっていた高音域の悩みからすっかり解放された感じです。少々、重いのですが、この厚みが音の安定感につながっているのかもしれません。楽器が良いと、すごく巧くなった気がしてしまいます。

いつか、ボランティアで近所の老人ホームや児童施設などでミニコンサートやプチ講座をひらくのが夢ですが、なにせ気が多くて、やりたいことがいっぱいあるので、なかなか実現できそうにありません。私がいよいよ老人ホームにお世話になるときにでも実現しましょう。(^0^) 

ずいぶんいろいろ買ったものですが、この中でアウロスにかなう子はいません。アウロスよりも値段が高かった、オカリナの名門メーカー、ナイト製のプロ向けハイエンドモデル(右の黒いの)でさえ、高音の通りのよさではアウロスに完敗です。最初にアウロスに出会っていたらなぁ・・・・

ちなみに、大手楽器メーカーのY社さんのオカリナは、(あくまでも個人的感想です)、私の評価は、残念ながら”バッテン”でした。しかもとても高いのです。音質も悪く、吹いていて気持ちよくないので、数回吹いただけで、まったく出番がありません。ヤ●ハの音楽教室に入る人以外には、この楽器をオススメできる理由がみつかりません。初心者用にプラスチック製で安価なものを作って欲しかったですが、オカリナ自体、マイナーだし、リコーダーのように学校教材用としての大量受注もないゆえ、力が入っていないのかもしれません。

プラスチックといえば・・・・!”オカリナを吹いてみたいけど続くかどうかわからないのであまりお金をかけたくない”とうい人のために、ご紹介したいのが、上の写真の下に写っている黄緑のオカリナです。”フォーカリンク”というブランドで、最近、みつけた商品です。

日本のプリマ楽器さんで作っています。参考までに、カタログ(PDF)のリンクをはっておきますね。


画像クリックで、プリマ楽器さんの該当製品のページへ飛びます。



形と色の可愛さに完全にノックアウトされました。かつての名品、”iMac”を髣髴とさせるコンセプトです。Amazonで、1,050円(ソプラノC管)也。ビビッドなカワイイ色がそろっています。見た目おもちゃっぽいのに、音は上から下まで全部ちゃんと出ますし、音程も正確です。

このフォーカリンクは、これからオカリナに挑戦する人や、教室の初心者向け教材用に是非おすすめしたいオカリナです。初めてでしたら、アルトC管(定価2,100円)がよいとおもいます。ソプラノCは高音ですが、アルトCは中音でどんな曲にもあいます。

私が始めた頃は、安価な商品でこんな良いものはありませんでしたから、高い陶製オカリナを買うしかなく、しかも”ババ”を何度か引いて痛い目にあいました。

この、フォーカリンクで素晴らしい演奏をしている人々のYouTube映像がたくさんあります。このオカリナで、世界中の若者が楽しんでいるのを見て聴いて、私(若くないけど、笑)も欲しくなりました。プリマ楽器の会長さんもYouTubeにご登場・みずから嬉し恥ずかしな感じで上手にご演奏されています。これらの演奏を聴いたら、とてもプラスチックの安い商品とは思えないですよ。

こうした安価で良い商品が世界の国々で販売され、より多くのオカリナ愛好者が増えていくのはうれしいことです。ぜひ、小学校の音楽教材にも使って欲しいですし、愛好者の数がどんどん増えていけば、今までオカリナを馬鹿にしていた海外の楽器メーカーも負けずに作りはじめ、選択肢が増えて良い製品が手に入りやすくなりますので、ユーザーにとってはなはだ喜ばしいことです。

オカリナの起源はマヤ文明にさかのぼり、玩具、民芸品も合わせると世界中で作られていますが、オーケストラと演奏できるような本格レベルの楽器では、いまのところ日本製が世界中でもっとも品質が良いそうです。(もちろん、メーカーによりますが!)陶器づくりの歴史が古く、良質な土が取れる環境、そして日本の職人さんたちの辛抱強い粘り強さが、良いものを作る要因になっているのでしょうか・・・・。

オカリナは、世界に誇れる”メードインジャパン”のひとつでしょう!
またまた、ガンバレ、ニッポン!(^^)V


時期ハズレのクリスマスツリーの巻 (時節に間に合わなかった作品)

2011年12月28日 | ジュエリーよもやま話

こちらは、ジュエリーCADの原型データから光造形していただいた樹脂原型です。

このブログが休業状態に入る前に作ったものですから、相当時間がたってしまいましたね・・・(苦笑)
作品として完成できずにそのままになっていたのを,最近発見してしまいました。

ごらんのとおりの、クリスマスツリーのモティーフですが、今年のクリスマスにも間に合いませんでした。(^^;;;でも、せっかくだから、最後まで仕上げようと思い立ち、いつもキャスト(鋳造)をお願いしているお店に原型を郵送したのですが、後ほど店員さんから、お電話をいただきました。

『申し訳ありませんが、樹脂原型は、うちで造形したもの以外は、もしキャストに失敗しても補償ができません。そうしたリスクがあることをご理解いただいた上で作業させていただきますが、いかがいたしましょうか。』とのご相談でした。

店の人がこんなにも念を押して慎重になるのには、過去にお客さんとお店の間でトラブルがあったのかもしれません。このお店でCADモデルの造形をお願いした場合は、鋳造に失敗した場合は、無料で原型を再出力・鋳造のやり直しをしてくださるようですが、他店で作ったものは有償になってしまうとのことです。

『別に失敗したらしたでかまいませんよ。やってみてください』と申しましたところ、お店の人から、まだ迷ってる風で、”まずゴム型を取ってから鋳造しましょうか?”とのご提案が・・・。

樹脂原型→鋳造 のやり方だと、原型は工程中に消失してしまいます。しかし、
樹脂原型→ゴム型→ワックス→鋳造だと、樹脂原型も残せるし、鋳造に失敗しても、ゴム型から再度作業できるので、安全です、というわけです。

それほど未練のある作品ではなかったけれど、ゴム型からの鋳造をお願いすることにしました。
一点ものなのにゴム型なんてもったいないかな。いくつか石違いで作って来年のクリスマスに、お友達に配ろうかしら。(笑)

で、結局のところ、もしかするとダイレクトキャストでも失敗しなかったかもしれないこの作品ですが、、、、


カンペキに鋳造できています。ありがとう!



へへへ。ゴム型です。
ゴムの色がいつもと違います。(いつもはオレンジ単色)
樹脂原型の場合はこうするのかな?
このゴム切りの技術も、いつもすごいと思います。


樹脂原型も残っています。
このお店の鋳造は湯口をできるだけ目立たせず、
また、地金スレスレのところで切ってくれるので
除去作業が楽で有難いです。


これから、仕上げていきますが、もう時期ハズレになってしまったので、作品の公開は来年のクリスマス近くまでとってしておくことにします。。(^^)


ねね ひなたぼっこ編

2011年12月27日 | ねこの話

 

南側に面するベランダの窓際に、ねこタワーを置いています。

何段階かの高さに"踊り場”がありますが、ねねさんの定位置は、真ん中の段。

一番高いところじゃなくて、真ん中が好きなのは何故なんだろう??
実は、この右横に鏡台がありまして、私が座るとちょうどねねさんが私を見下ろす目線になるんです。
ねこというのは、人の近くで、しかも上から見下ろす位置が好きらしいです。

今年は、節電しているせいもあるのですが、なんだか特別寒い気がします。それでも、南側の窓際は、朝からずっとぽかぽかお日様がさしていて、ねねさんは日差しのある間、ずっとねこタワーの上で過ごしており、とっても幸せそうです。


毛のお手入れをしてみたり・・・


窓の外を眺めて、物思いにふけってみたり・・・


こういう無防備状態を狙って、おしりやおなかに顔を埋めて
モフモフさせてもらう。ねこって、おひさまのにおいがする♪ 


気持ちよさげに、あくびしてるねー。

と思ったら・・・ねねが、突然ねこタワーから落ちた!

 (↑これはまさに落ちる瞬間の、超びっくり顔です。カッと眼を見開いてたまげている)


ドスンと下に落ちて、一目散でその場から走って逃げていきました。

一部始終を目撃されて恥ずかしかったんでしょう。
その後・・・わたしがあんまり笑ってしまったものだから、

ねねさんは、ガスストーブの後ろに隠れて半顔状態でこっちをにらみつけ、しばらくの間いじけてました。

それからのねねさんは、その日はねこタワーに戻らず、夕暮れまで床の上で過ごしましたとさ・・・

(何度呼びかけても、無視するねねさん。ねこのプライドが相当傷ついたかも。)


土鍋で炊いたご飯が旨すぎて困る

2011年12月25日 | ROSE POSYのひとりごと

うちでは、震災がきっかけで、変化した食習慣があります。

それは、土鍋でご飯を炊くこと。

最初は停電になったときのために、カセットコンロで飯が炊けんといかんなぁ、という安易な発想でした。

ご飯は炊こうと思えば、すでにある鍋で何でも炊けます。子供の時、飯盒炊爨でアルミの容器でごはんを炊いた思い出がある方もいるのではないでしょうか。
でも、でもどうせ炊くならおいしいご飯が食べたいなぁ・・といろいろ調べて買ったのが、このご飯用の土鍋です。値段は2号炊きで3000円くらいだったかな。”萬古焼”とかいうそうで、Amazonにて。(笑

この土鍋、ほんとにすごいのです!!土鍋で炊くご飯があまりに美味しすぎて、炊飯器の出番がなくなってしまいました。

中蓋がついてます。今まで一度も吹きこぼれはありません。
はじめちょろちょろなかぱっぱ???
このお鍋、火加減の調整が一切いりません!

なんかTV通販の口上のようにになってしまいますが、このお鍋は、火加減の調節がいりません。お米を30分以上浸水後、ガスを点火してから、強めの中火に設定し、そのままたったの11分~12分で、火を止めておしまい。火を止めたあとは15分程度そのまま蒸らせば出来上がりです。おかずの下ごしらえやおみおつけを作っている間にご飯が炊けてしまいます。

4月に購入して、一度も失敗していません。無洗米も美味しく炊けます。直火炊きなのに、意外とうまく炊けるもんだなあと感心したものです。

炊きたてのご飯。蓋を取る瞬間の湯気が幸せ~。

土鍋のいいところは、火を止めて蒸らした後もなかなか冷めないことです。(完全に冷めても、土鍋のままチンすれば、遅く帰ってきただんなさんに炊きたての風味のまま出せます)そして、無駄な水分は陶器が吸い取ってくれるので、火を止めた後、うっかりそのままにしておいてもびしゃびしゃになりません。

湯気がすごいので吹きながら撮影。米が立ってます。

ツヤツヤ!もっすごい甘みがあります!

お楽しみのおこげもあります。

おこげは人によって好みがありますが、うちでは大好きなので、火を止める時間になったら、あえておこげを作るために1分間強火にして余分に加熱して止めますと、このように香ばしいおこげと相成ります。

土鍋にしてから、ご飯ってこんなに美味しかったっけ???という感動に出会えました。うちのハイテク電気炊飯ジャーでも文句なく美味しかったのですが、土鍋で炊くご飯にはかないません。白米はもう土鍋以外にありえない、という結論です。点火後、途中の火加減がいらないなら、電気の”スィッチ、ポン”と何も変わらないですよね?うちは、もともと電気炊飯ジャーの保温機能を一切使わないので、土鍋のご飯にしてから、炊飯ジャーのメリットをあまり感じなくなりました。

毎回2合炊いて、1合を夕食にし、残りをおにぎりにして翌日の朝ごはんとします。土鍋のごはんは冷めても大変おいしゅうございますよ。ああ~、いいものに出会って幸せです!!

 


豆苗(トウミョウ)の三期作

2011年12月20日 | ROSE POSYのひとりごと

みなさん、トウミョウっていう野菜を知っていますか?

最近、スーパーで普通にみかけるようになりましたが、エンドウの若芽(スプラウト)です。元は中国野菜で、トウミョウの炒め物は中華料理でも定番です。しかし、自分が買う場合、中国産の野菜はどうよ・・・・って、ちょっと抵抗があったのですが、最近のトウミョウは、国産で、しかも室内水耕栽培(土を使わない)ですので比較的安心です。

このトウミョウ、だいたい、一袋100円以下で売っていて、ビタミン、ミネラルなどの栄養価も高く、さっと火を通せば食べられるので、とても重宝しています。ほのかにエンドウの香りがして、モヤシよりも風味があります。使い方は、おひたし、炒め物、和え物、味噌汁やスープの具などなど。

水耕栽培のトウミョウは、スポンジの上に種をびっしりと蒔いて栽培されています。種によって発芽タイミングが違うのか、若芽を摘み取った後のスポンジを見ると、まだまだ発芽中や発芽してない種があります。

そこで、このスポンジを適当なトレーの上において、水をやってみますと、1週間もたつとモサモサと元通りに若芽が生えてきました。これは楽しい~っ。すっかり収穫して、3回目も余裕で買ったときと同じボリュームになりました。さすがに4回目だとしょぼくなってきましたが、100円で3袋分のトウミョウを得たので、トク した気分です。(笑)まさに、トウミョウの三期作!

真ん中が2期作目収穫直前、右が2期作目開始、左が3期作目開始。

こんなふうに、数パック連作にして常に収穫OKな状態のトウミョウがある状態にしとけば、"野菜足りないなー”というときに便利かもです。真冬の、エコ家庭菜園。(^^)

おっと、育ちすぎると茎が硬くなるので注意です。


ローズクォーツと淡水パールのワイヤーペンダント

2011年12月19日 | ジュエリー作品&試作品

なんか、ワイヤーネタばっかですみません。(でも、いっぱい作ったから、しばらく続くのであります。ご容赦を!)

これは、ストーンショップで、タダでもらった石です。

縦長4cmの大きなローズクォーツは、形も不定形で使いにくそうだし、使い道が見つからず、放置状態でした。

最近になって、ワイヤーの練習台になるものはないかと物色していて、この放置石を発掘!

この石は、同じローズクォーツでも、前の作品の石とちがって、半透明です。雰囲気がかなり変わります。
応用編として、余ったワイヤーを巻き巻きするだけでなく、ビーズ石を通してみることを思いつきました。

この石、練習台のつもりだったのですが、ことのほか、いい感じに仕上がってしまいました。


みなさんも、買ったりもらったり拾ったりした石の使い道がなくて放置しているものがあったら、こんな風に遊んでみてはいかがでしょうか?面倒くさい?では、ROSE POSYがかわりに作ってあげますよ!(^^;;


ハートの小物入れ

2011年12月17日 | ガラス工芸・サンドブラスト

サンドブラスト初日の二番目の課題。(同じ日に2点作りました。お土産が2つも!)

ねこちゃんのハートの小皿につづいて、ハートの小物入れです。

小作品ながら、こんな素敵な器に彫らせていただいて、そのまんま誰かにプレゼントしたいくらい♪

初日の感想、彫る時間自体は一瞬でして、よくわからないまま終わってしまったけど、楽しかったです。

このお花は、椿かな?とおもいましたが、”ケルリソウ”というそうです。はぁ?珍しい名前です。

思わずググっちゃいましたが、Wikipediaではみつかりませんでした。熊本県阿蘇地域のごく限られた場所にしか自生しない絶滅危惧品種だそうです。ネットでみつけた写真のその花は、はかない薄いブルーで超ちっちゃくて、 ガラスに色を表現できないのが残念です。 

ケルリ?何語だろうとおもったら、漢字でで「毛瑠璃草」 と書くそうです。はっぱとか茎に細かい毛があって、”るり”色だから・・・。

その可憐さ、言葉ではうまく説明できないので・・・。リアルの”ケルリソウ”の写真はこちらです。【花調べ】という山野草のフォトギャラリーのホームページから画像を借用させていただきました。多謝です!(本当に心が洗われるような素敵な写真集ですので、皆さんもぜひごらんになってください)


画像をクリックすると原画像のページが別Windowで開きます。


【花調べ】のHPへ

こちらは、ガラスの中のケルリソウ。 1枚だけハート。 (^^)


私が通う、サンドブラストのお教室はこちらです。(東京・世田谷)

 


お気に入りのシルバーアクセサリーを長く綺麗に保つために・・・

2011年12月16日 | ジュエリーよもやま話

先日、電車の中で女の子がクリスマスのプレゼントの話題で盛り上がっていました。

A 「去年はさー、シルバーのペンダントだったんだ。Tixxxxyのやつ。」 
B 「ああ~、あれー、カレシからだったんだー。」

A 「ていうかぁー、なんか汚くなってきちゃってぇ、もうしてないしぃ。」

B 「やっぱねー。だから、あたしシルバーって、キライなんだよねー。」

ふーむ・・・・。このように、シルバーをお手入れするのが面倒な人たちに当たってしまうと、結局、そのままお蔵入りになって、二度とつけることがなくなってしまいます。つまり、大枚はたいて買ったプレゼントが、数ヶ月で”ゴミ”。とても残念なことです。彼女に初めて贈るプレゼントは無垢のシルバーはやめておいたほうがいいかもですね。(^^; お店の人に聞いて、ロジウムコーティングされているものを選ぶとよろしいでしょう。


たしかにシルバーは放置しておくと、酸化して黒ずんでしまいますし、黒ずむ前に、表面が黄色ぽくツヤがない感じになるので、その時点でもう興ざめして放置してしまう人も多いものです。
さて、いかにシルバーを黒くさせないか?

結局、いろいろ試した結果、私がもっとも納得しているアイテムがコレ!

100円均一で売っている、チャックつきのポリ袋です。

基本的に、私の普段のシルバーのお手入れ方法は、使用後、ティッシュか柔らかな布で表面を丁寧に拭いてポリ袋にしまうだけです。1つにつき1袋。(個別包装ですね。笑)チャックを閉めるときに、できるだけ空気を抜きます。また、アクセサリーの大きさに極力近いサイズの袋にしたほうがいいです。Ziplockなどの大きい袋にまとめて入れたりすると、アクセサリー同士傷つきやすく、また出入りする空気の量も多いのでで、さび止め効果が減ります。

ゴールドやメッキしてあるアクセサリーも、空気に触れるとだんだんとくすんでツヤがなくなっていきますから、この方法で保管すると美しさが長持ちします。

最近はシルバー保存専用の袋も売っていて、私も試してみましたが、効果は100均のポリ袋とそれほど変わらないなぁという印象です。

ヘビロテのアイテムには、シルバークロスがあるとベターですね。磨くと小傷がとれて、まるで新品のようにワンダフルな輝きが戻ります。上の2つの作品は、お気に入りで頻繁につけているのですが、シルバークロスのおかげで、いつもピカピカ。私が長年愛用している、イチオシのシルバークロスは、ハガティ製のものです。ハガティは100年以上の歴史を持つアメリカの銀製品磨き専門メーカーですから、その製品の品質は間違いないでしょう。



ハガティHPより転載


このタイプは、1枚1050円しますが、大きさが24x30cmもあって、布も丈夫なので非常に長持ちします。何年も使えます。他製品でもみかける小さなサイズのタイプのはお求め安いですが、早く消耗してしまうので、実はこのハガティのワイドタイプが大変お買い得だと思います。シルバー洗浄液もハガティを使っています。

シルバーの洗浄液は、酸に弱い石がついている製品は使えませんので注意してくださいね。洗浄液につけてはいけない石の種類は、こちら(ハガティ日本公式HP)をご参照ください。

パールも酸に弱い石です。パールのネックレスは着用後、必ずやわかい布(できれば、パール専用の布)で丁寧に拭いてから、ケースにしまってくださいね。パールが黄色くツヤがなくなって劣化してしまうのは、皮脂や汗による酸化が主な原因のことが多いようです。”使ったら拭く”、この一手間で、何十年も変わらずに美しいパール特有の光沢を楽しめるはずです。


グリーンファントムとスワロフスキーのピアス

2011年12月15日 | ジュエリー作品&試作品


なんか、簡単すぎて、作品とはいえないというか申し訳ない感じですけど・・・。

この写真のピアスは、ピアス金具もワイヤーから作りました。ピアス金具の先端は、バリが痛くないよう、切り口をリューターで丸めます。

グリーンの球は、”グリーンファントム”といいます。グリーンファントムは、水晶の一種です。水晶が成長していく過程で、何千年という単位で緑色の鉱物が混在しながら堆積して層状にできあがった結晶だそうです。石の年輪みたいなものですね。

もともとはパワーストーンのお店で、連のブレスレットで売っていたのを、石の物珍しさに惹かれて買ったのですが、連珠のブレスレットって、オッサンとかが着けてたり、数珠っぽくて、オシャレじゃないんですよね。どうしてもそのまますることに抵抗があったので、バラして、別の石と合わせたネックレスを製作中です。(それはまた別途公開しますね)ネックレス用に石を選った結果、珠が余ったので、ピアスを作りました。あまり縞模様がはっきりしない部分だけ残ったので、いまひとつですが、それでも、うっすら層状の部分があるのがわかりますか?

球に巻きつけてあるのは、ビーズ用品の店で買った、”フレームワイヤー”です。期待満々でしたが、イマイチでした。かなり一生懸命に石に沿わせたつもりなのですがごらんのとおり、正面どアップで見ると石からフレームワイヤーが浮きまくってます。

ビーダーさんの間では、カボションなどの石枠として使うとのことですが、ムリですね。見た目は石枠ぽくなりますが、石枠の役目は果たせません。手芸本で、プロの作品写真でも、やっぱり石からフレームワイヤーが浮いているし、石枠の作り方を見ると、石の形にしたフレームワイヤーの両端部分をテグスでしばって”縫合”し、接着剤を塗って、石を”セット”するのだそうです。つまり、フレームワイヤーは、装飾用にしかならないってことですね。

 


グリーンファントムとあわせているのは、スワロフスキー・クリスタルです。

”ファントム”とは、”幻影”という意味だそうです。幽霊ともいいますね。オペラ座の怪人(Phantom Of the Opera)なんてありましたよね。

ところで、グリーンファントムは仕事運アップのパワーストーンだそうですよ。

 


ローズクォーツ x カッパーワイヤーのペンダント

2011年12月14日 | ジュエリー作品&試作品


縦径40mmのボリュームで、ミルキーな桜色のローズクォーツです。

この石は上下に貫通穴がありますが、石が不透明なこともあって、ここでは、ワイヤーラッピングで作ってみることにしました。

材料は、なんと、100円ショップに売っている、銅線。ワイヤーワークにはちょっと柔らかすぎる素材なのですが、”だめなら別の線で作り直せばいいやん。”というノリで、実験的に作品をつくってみました。

色味的には石にマッチしていますよね。100均の銅線といったらみんなドン引きするかしら・・・。(--;


このペンダントは、かれこれ2ヶ月くらい外気にさらしたまま、実験的にヘビロテ着用してますが、全然、質感も色も変わりません。
銅は緑青さびがつくなどの心配な点もありますが、ワイヤージュエリーはもともとデリケートで長持ちしずらいもの。劣化したらフレームを作り直す、でいいんじゃないかと思います。


”ねこ”モティーフのハート・トレイ

2011年12月11日 | ガラス工芸・サンドブラスト

サンドブラスト教室で制作したこれまでの作品を順を追って少しずつトラックしていきます。

これまで相当たくさんの作品を作ったのですが、写真撮影が間に合っていません。(^^;;
(すでに、掲載されている、カワセミのピッチャーは、コース開始からずいぶん課題が進んだ段階に作ったものを、早まって先出し紹介してしまいました・・・・)

ちなみに、コースで作成した作品をブログに掲載することは、先生の許可を得ていますが、一応お断りしておきますと、課題で作るデザイン・図柄はすべて、ハナミズキさん(お教室)が作成し、教材用として提供してくださっているもので、私の考案ではありません。そのため、作品画像にはいつものCopyright(レジェンド)をつけない次第です。このブログに登場する作品のデザイン・図柄は、くれぐれも(とくに営利目的での)無断借用はされないようお願いいたしますネ。 m(--)m

私が自分のオリジナルといえるガラス作品を作れるようになるのは、まだまだ先のことでしょう。芸の道のりは長く険しいのでございます。(笑)

さてさて、”しずめ彫り”の基本コースの最初のレッスンの題材は、ハートの小皿に、猫ちゃんですよ。(^^)/

まずは道具に慣れなくちゃですよね。サンドブラストは、とてもシンプルでして、たった1種類の道具しか使いません。砂が噴射されるノズルを持つ手の感覚だけを頼りに、いろんな彫り方(表現)が出来るんで、とても不思議です。

彫っている間に気をつけなければならないポイントがたくさんありますが、最初は、もう何が正しくて、何が間違っているのか全くわからないので、先生につきっきりで見てもらわないと、手が先に動きません。しかも、ちょっとでも油断したりポケっとして手が止まると一瞬でお皿に穴があいてしまいます。怖いです~ orz 

このハートのお皿、手のひらくらいのサイズで、使い勝手が良いです。キャンディや、チーズやナッツ、お新香などのおつまみを載せてもよし、厚みもあるので扱いが楽で、とても気に入って普段使いしてます。


私が通う、サンドブラストのお教室はこちらです。(東京・世田谷)

 


葬式にはパール? (つぶやきというか、ぼやき)

2011年12月11日 | ROSE POSYのひとりごと

今日はだらだらとテレビみたりしていましたが、TV通販で、激安パールの特集をやっていました。
例の、”え?このお値段で、イヤリングもついてるの!” ”いえいえ、それだけではありません。大粒パールのペンダントもおつけしての、19,800円です” (会場、パチパチパチ) あーー、10年前と何も変わっていない・・・。orz


パールといえば、”葬式にはパール”って誰が決めたんでしょうね。

以前、母が葬儀の時間に大幅に遅刻してきたので理由をきいたら、”パールがみつからなくて探してたのよ。”・・・・。遅刻するより、パールをつけていないほうがきまりが悪い、というのです。義母も、葬式には必ずネックレスを持参し、手がうまくあがらないからと、私に着けてほしいと頼んできます。独り暮らしなので帰宅して自力でネックレスをはずせないと困るだろうと思い、今日はやめときましょう、というと、”パールがないと変だもの!”と、つけるといってききません。

たしかに葬式で列席者を見回すとご高齢のご婦人はほぼ全員がパールか、パールもどきをつけています・・・。
ネックレス、ピアス、指輪のフルセットのゴテゴテは当たり前、なかには、二連のネックレス、大粒の南洋真珠、ダイヤの脇石つきの大玉の真珠の指輪なんていう完全にレッドカードのジュエリーをしてる方もお見かけするようにもなりました。アコヤ真珠でも、あまりに大粒のものは葬式には不向きです。私が持っている花珠真珠も、ピンク色と照りが強すぎて、葬式には浮いてしまうのでつけられません。このような華やかなパールは、かえって悲しみの席でつけないほうのが礼儀だと思います。

アクセサリー以外にも葬儀の席での服装のTPOをわきまえていない人がいます。夏の仏事のときに、サンダルを履いている女性を何人か見ましたし、冬はファーつきのブーツの女性をみました。それも若い女性じゃないですよ。葬儀の正装は、洋装ならかかとの低いパンプスって、誰にも教わらなかったんですかねぇ。

バッグは、最近は革も許容されているとはいえ、ゴールドの金具がついたものや、ロゴプリントのブランドバッグ、クロコダイルやオーストリッチ、もしくはそれっぽい型押しのバッグを平気で持ってくる女性を見かけるようになりました。葬式にシャネルやコーチ?!しかも、それがコギャルじゃなくて、みんな年齢高めの女性たち。なんでかな~。

知らないとしたら情けないし、知ってて持ってきているとしたら、なんとふてぶてしいんだろうと、見ていて大変不快です。嘆かわしいことだとため息をついていたら、なんと!姑もそのひとりでした。ロゴが刻印された金色のプレートがちょっと目立っていたので、”このバッグはやめたほうが・・・”というと、”だってこれしかないもの。”と平気でうそぶいていました。”パールはつけてなくちゃ”、という人が、ほかのことはおかまいなしなのかと、不思議に思われました。

昔は、お年寄りっていうと、いろいろ物知りで、しきたりや作法にきちんとしているというイメージがあったのですが、最近はこうした中途半端に無知な高齢者が増えてきてしまったようです。団塊の世代あたりから核家族化が進み、親とか姑とか、作法をうるさく言うひとと接する機会がなくなったせいでしょうね。”葬式にパールをしなくちゃ!”というのは、”みんながしてるから、してないと恥ずかしい”からだし、不祝儀に不向きな靴やバッグを平気で着用するのを非常識と思わないのは、誰も教えてあげないからこうなったわけで、ある意味、気の毒な世代といえます。

そんな”中途半端な”世代に育てられた世代やその子供、孫たちがこれからどうなるか、とんでもないモラルレスな時代がくるのでは?と心配している、心あるお年寄りもいらしゃいますが、それは心配ないと思います。インターネットを使いこなせる、われわれの世代は、正しい冠婚葬祭や作法のマナーはすべてネットで学べます。自分から求めれば情報はいくらでも入ってきます。結婚式や葬式に呼ばれたら、どんな服装がふさわしいのか、お祝儀やお香典はいくら包めばいいのか、正式なフランス料理のナイフとフォークは何をどういう順に使えばいいのか、etc、初体験のことでも、わからなければネットでタダで調べることができます。だから、これからは、今の団塊の世代以上の人たちより、かえって若い人のほうがマナーがちゃんとしている状況さえ起こりえると思います。

さて、私の場合、葬式にはパールはつけていきません。”不幸の席に、アクセサリーはしないのが正式です。”、とネットにかいてありましたので。結婚指輪はOKみたいですが、私は結婚指輪は普段からつけません。しかし、だんなが常時つけてるので、親族一同から”おかしな嫁”と思われないために(笑)法事のときだけはつけていきます。だから、”葬式にはパール”、じゃなくて、”葬式には結婚指輪を忘れないようにしなくちゃ!”がわたしのマイルールとなりました。結婚指輪が、不祝儀専用のリング、なんて縁起でもないですけどね。(^^;;;

 


ねこの尿路結石防止作戦 その2

2011年12月10日 | ねこの話

以前、我が家の飼い猫、ねねさんの尿路結石防止策をご紹介させていただきました。

うちのねこは、寒くなると、あまりお水を飲まなくなり、尿路結石や膀胱炎になりやすくなるので、どうやったらお水をたくさん飲んでくれるか、考え抜いた末に編み出した方法で、今日はその第二弾です。というか、改善版です。(^^)

ねねさんには、お医者さんの薦めで、体重コントロールもかねて、尿路結石防止の療養食を与えています。


うちは、ロイヤルカナンのphコントロールライト。
幸い、ねねは好きみたいで飽きずに食べてます。

このフードに加えて、おやつとして、ねこまんまならぬ、「ねこ汁」(ねこを食べるんじゃないですよ!ねこが飲むスープです。)と称して、かつおぶしを入れたお湯を与えていたのですが、ねねさんの健康診断のときに、獣医さんから、”かつおぶしは、実はねこの健康にあまりよくない。とくに泌尿器系によくない。”、と言われてしまいました。

すぐに与えるのをやめました。でも、冬季に水をしっかり飲んでもらうためには、”ねこ汁”作戦は欠かせません。そこで、あらたな”ねこ汁”材料として、ツナや白身魚主体の猫缶で代替することにしました。

赤ちゃんのときに、拾い主さんに缶詰で育てられたので、猫缶が大好きなんです。でも、猫缶をごはんとしてあげるとそれしか食べなくなるから、主食としては与えてません。ドライフードで栄養は足りているので、1回につき猫缶ひとさじX1日2回がおやつの限度と考えました。(1週間に小さい猫缶1個くらいです)

 
ねこ汁の時間だ!わ~い!

まず、お湯をねこが1回に飲み干せる量だけお皿に入れます。30~50ccくらいでしょうか。
そして、猫缶1さじをよくまぜるだけ! はい、おいしい(?)”ねこ汁”の出来上がりです。
お水じゃだめなんですね。お湯にしっかりお魚のダシがでて、匂いもおいしそうに立ち上っていることが重要なんです。よく、”猫舌”なんていいますが、お湯は最初熱くても大丈夫。ねこはちゃんと飲める温度を見計らって、ちゃんと飲んでくれます。
お水で作ってみたところ、”ぷぃ(やだ!)”されてしまいました。だから、真夏でもお湯です。


きょうの具は、何かな?サーモンだといいな!


はやくー、はやくちょうだい!


あーん、思わず手がでちゃう。

というわけで、


いただきまーす!!あー、ねこ汁まいう~。うまうま!

 以上でした!


ようこそ、Windows 7! さよなら、ジュエリーCAD?!

2011年12月08日 | ジュエリーよもやま話

今日は、テッキーな話題ですみません。久々のジュエリーCADの話題です。(興味の無い人はスルーしてくださいね。)これから、ジュエリーCAD(特に、Rhinocerosベースのもの)を始めようとしている方には参考にして欲しい情報です。
また、私の把握している情報はもう古いかもしれないので、最新情報をお持ちの方は、ご指摘いただけると助かります。

(12/9 追記: タイトルを見てドキっとされた人もいたようでごめんなさい。あくまでも、”わたし”自身が、ジュエリーCADを使えなくなったか?!という意味です。この投稿の最後にも追記があります。)

私のパソコンが、"ソフトウエア的”に調子が悪くなり、(たぶん、レジストリがおかしくなってる)とうとう、OSごとフレッシュインストールをすることにしました。ハードウエアはまだ購入したばかりで、購入時のOSはWindows 7だったのですが、私が使っているジュエリーCADソフトの動作環境に対応するために、あえて以前のパソコンと同じWindows XP に”ダウングレード”して使用していました。つまり、ジュエリーCADとしての環境を維持することを全てを最優先させていました。

このリフレッシュの機会に、再インストールするOSをどうするか、ものすごーーい悩みました。Windows 7を入れると、Rhinocerosは動作しますが、その上で動くプラグインが対応していません。つまり、ジュエリーCADが使用できなくなります。しかし、会社の仕事でよく使うアプリは断然Windows 7対応版が使いやすくなっているのも否めません。一方、ジュエリーCADはごくたまにしか使いません。

よくよく天秤にかけて考えた末、思い切ってWindows 7にアップグレードすることに決めました。

ようこそ、Windows 7! 

快適~~~!! 新しいって素敵!

これで、このPCは、とうとうジュエリーCAD環境としては使えなくなりました。 覚悟の上とはいえ、やっぱり寂しい気分です。 まだ手放したと決まったわけじゃないけど、とにかく、Win XPかVista環境をどこかに作らないことには、ジュエリーCADで造形できない状況に陥っております。

これから新しくパソコンを買ってジュエリーCADはじめる人は、購入するPCのOSバージョンに注意してくださいね。購入前に、自分が利用する予定のプラグインの開発元やスクールの先生とよく相談したほうがいいでしょう。また、現在、Rhinoceros用のジュエリープラグインを使用中の方も、PCの買い換えの際は、要注意です。Windows 7搭載PCは、XPやVistaにダウングレード・インストールをし直す必要が出てきます。

現在、Windows XPもVistaも、ソフトウエア単体では出荷停止してますので、市中の最新パソコン機種では、すでにXP/Vista搭載モデルはほとんど販売していません。Windows 7には、XPかVistaにダウングレードできる権利がついていますが、XP/Vistaのライセンスを購入していない(もっていない)人は、ダウングレードすることができません。

これから使いたいソフトウエアが、Windows 7に対応しておらず、また以前のOSのライセンスも持っていなくて、困っている人が多いようです。とくに業務アプリ(ジュエリーCADもそうですね!)のユーザは深刻です。

そういう人からのニーズが多いためか、XPやVistaをダウングレードインストール済みの新品モデル(最新機種とは限らなない)を販売しているショップがあります。デスクトップ型がほとんどですが、それらのPCは、Windows 7へのアップグレード権もついているので、将来、無償でバージョンアップできますから、買って損することはないと思います。

Rhinocerosが、もうじき、4.0から5.0にメジャーバージョンアップしますが、このタイミングでプラグインソフトも一斉に5.0への対応版が出てくることと思います。そのときには、すべてがWindows 7で動作するようになっていることでしょう。

でもって・・・・、現在、ジュエリーCADを使えなくなっているワタシは、これからどうしましょうね。プラグインがWin 7に対応してくれるまで、気長に待ってますか。(すっかり忘れちゃいそう)


【追記】

この記事を投稿したあと、松村金銀店の松村社長からコメいただきました。ありがとうございます。
『ジュエリー・バージョン』は、Windows 7対応しているそうです。
他のジュエリープラグインは、11月末に私がPCをリフレッシュした当時の開発元のHPに公開されている動作環境の情報を元に、”未対応”と書きましたが、もし、すでに対応しているようでしたら、ぜひWebを更新していただけると助かります。
 (※Rhinocerosは、SR7からWindows 7に対応しています。)