ROSE POSYのハンドクラフト・ブログ

”手仕事”の楽しさをお伝えできればと思います。ROSE POSYオリジナル作品もどうぞお楽しみ下さい。

水芭蕉のグラス

2015年03月25日 | ガラス工芸・サンドブラスト

今日、近所の公園に桜の様子を見に行きました。こちらは東京ですが、開花が早かったわりには、まだ2,3分咲きといったところでしたが、大勢の人がピクニックを楽しんでいました。来週末は花吹雪かな・・・。

さて、春の到来にちなんだ作品をご紹介します。

水芭蕉のグラスです。

大柄の水芭蕉がグラスの全周をぐるりと囲みます。

バックの色をふんわり残しました。

水芭蕉三兄弟 (笑) グラスの縁から徐々に薄いグラデーションをかけています。緑色の被(き)せガラスは、ぼかしやグラデがかけやすいのです。

写真では判りづらいですが、花の穂の部分は砂をかけず、透明のままにしてアクセントをつけています。

グラスのサイズがわかりやすいように、恒例、私の手で持ったカット。

さて、初めてサンドブラストの作品を見た人に、「印刷?」とか、「どうやって描いたの?」って言われることがあります。作り方を聞かれるとつい話が長くなってしまいます。

江戸末期に発祥した、伝統工芸の切子に比べると、歴史の浅いサンドブラストの知名度が低いのは仕方がないですね。


「学ブレス」で、ビーズ・ステッチのレッスン (その3)

2015年03月21日 | ジュエリー作品&試作品

「学ブレス」で、ビーズ・ステッチのレッスンの最終回です。 (前号:その1、 その2

さすがに最後の2つのレッスンは、手が混んだステッチでちょっこっと時間がかかり、作り甲斐がありました。

Lesson 5: ヘリンボーンスパイラル・ステッチ


ビーズを通したコードをいくつも束ねてねじっただけのようにみえますが、そうではありません。編んでいってこの形になるのでほどけることがないのです。


最初の編み始めのパターンがなかなか理解できず、何度かやり直しました。3色のビーズが螺旋状を描き始めたのを確認したときは嬉しくてニンマリほくそ笑んでしまいました。

ちなみに、このブレスレットシリーズの6種類のうち4種類は、同梱の留め具がヒキワとチェーン(丸カン)でサイズフリーとなっていますが、私は最初から自分サイズぴったりに編んで留め具をループ&ボタンにアレンジしました。着けやすくて快適です。

本来のキットはこんな感じに仕上がります。(ビーズファクトリーさんのHPから借用


いよいよ、最後の課題です。

Lesson 6: ダッチスパイラル・ステッチ


竹ビーズ使いで、さらに二重巻きなのでボリュームのある仕上りになっています。




というわけで、6種類、作り終わりました。

学ブレスのコースはめでたく修了です。楽しかった!(^^)


「学ブレス」で、ビーズ・ステッチのレッスン (その2)

2015年03月08日 | ジュエリー作品&試作品

またブログ2ヶ月も放置してしまいました。m(--;)m

キットでビーズ・ステッチのおけいこ、その2です。(その1はこちら

Lesson 3: シェイプド・ステッチ


名前のとおり、パーツの形を表現できるステッチです。編み物の要領で増目・減目しながら形を作っていく方法を習得します。

これもキットについていたヒキワとチェーンは使わず、ビーズで輪を作り、ボタン留めにアレンジしました。パーツの数を調整して自分のサイズに合わせられます。(ビーズは多目に入っています)

最初、この色の組み合わせなんだかビミョーかしら、と思ったのですが、出来てみるとしっくりきました。パーツとパーツが、ビーズ1個だけでつながっているので心もとない感じに見えますが、近隣のビーズも含めて糸を何回か通しているので見た目以上に丈夫です。

Lesson 4: スパイラルロープ・ステッチ


これは編み始めの部分でちょっとてこずりました。作図どおりに素直に編み進めれば自然と螺旋状のひもになっていくのですが、始めは何がなんだかよくわからないのです。ビーズ・ステッチのパターンを最初に考えた人って、ほんとすごいなと思います。

留め具は、私が好きなボタン&ループのデザイン。スワロフスキーのスクエアボタンが素敵です。