ROSE POSYのハンドクラフト・ブログ

”手仕事”の楽しさをお伝えできればと思います。ROSE POSYオリジナル作品もどうぞお楽しみ下さい。

猫のためのビデオを観る猫

2013年12月29日 | ねこの話


YouTubeサイトで、”Video for Cat” (猫のためのビデオ)等で検索すると、鳥や魚、小動物などの映像をひたすら流しっぱなしにしている動画がたくさんヒットします。


ためしに、鳥の動画をねねさんに見せてみました。

お!食いついた。興味津々です。

めっちゃ、鳥の動きに集中しています。
お尻を上げて足をしこしこ踏み始めました。
スマホに飛びかかるなよーーー!

スマホの中の鳥さんは獲れないことに気づいたらしく
興奮は収まり、最後までじっと静かに映像を見守っていました。
いったい、何を思いながら見ているのだろう・・・。

 

携帯電話の画面でも十分お楽しみいただけたようなので、今度はテレビの大画面で見せてみることにしましょう。

 


葡萄と朝顔のぐいのみ

2013年12月28日 | ガラス工芸・サンドブラスト


いつもプロ並みの料理をご馳走してくださる友人に、食事会に招待されたときに日本酒の差し入れと一緒にもっていったお土産のぐいのみです。

差し上げる日までに時間がなかったので、一気に平彫りで仕上げました。段彫りはすりガラスのような不透明な仕上がりとなりますが、平彫りは図柄には砂をかけないので色の部分が透明となります。

実は、いろんな方に感想を聞くと、平彫りのほうが人気があったりするんですよね。江戸切子のようなガラスの透明感が好きな人は、平彫りのほうが好き、と言います。

この朝顔のグラスも彫ってみたら、地色がピンクでした。地色がはじめからわかっている(販売時に表示されている)場合もありますが、そうでない場合もあり、同じ種類の生地をロット買いしても中に1つだけ地色が違うものが混じっていたりすることもあるそうです。たいていの地色は透明(白)で色つきのものは珍しいので、ちょっと彫ってみて、あれ??色がついてる?と気づいたら、なんだかくじ引きに当たったみたいで、”やった!”と小さいガッツポーズがでます。
(この朝顔柄は足つきのぐいのみで作ったことがありますが、やはりそのときも地色が淡いアンバー色で嬉しかった記憶があります)





野葡萄の一輪挿し

2013年12月27日 | ガラス工芸・サンドブラスト


色合いが地味なので、ちょっと趣向を変えて屋外で撮ってみました。

課題が進むにつれてパーツが多く複雑になっていくのですが、まだこの段階では図柄が簡単かつ単純なので、逆にうまくできなかった部分のアラが非常に目立ってしまいます。そこを反省して次につなげるからこそ、上達できるのですが・・・。

この作品の反省点は、なんといっても葡萄の実のカットの雑さ。ところどころ丸く滑らかにカットできていません。カッターの刃がシートの糊で動きが悪くなってきたり、切れなくなってきたなと思ったら横着せずにすぐに交換するべきでした。ほんとにそれだけのことで、仕上がりが歴然と違ってきます。

 


ポピーのミニゴブレット

2013年12月26日 | ガラス工芸・サンドブラスト


このグラスの形状、正確にはなんと呼ぶのでしょうか?

何を入れるのかな?日本酒じゃ大きすぎるし、ジュースやビールでは小さすぎるかな。なんというか、中途半端というか使い道を考えさせられる形ですね。

でも、ガラス自体の色合いはとてもきれいです。彫ってみてわかったのは、また地色が白(透明)ではなく、ピンクだったことです。ブルーとのコントラストがいい。これはラッキーでした。

上よりも下の写真のほうがお花の色が薄いのがお分かりいただけますでしょうか。裏も表も同じ柄ですが、色部分のガラスの厚みは均一ではないので、同じ調子で彫っても雰囲気が変わります。

ある部分を試し彫りしてみてなかなか色が落ちないときは、層が厚いのかな?と思って、うっかり他の場所も同じように勢いよく彫ると、あっという間に色が飛んでしまった!という失敗をよくやらかしてしまいます。

このポピーはギリギリセーフでした。赤や瑠璃と違って、この色の青いガラスには粘りがあるので、グラデーションがつけやすく初心者向きだそうです。

コップ形状の場合、ガラス生地の色の部分はたいていは上のほうが薄く下部分が厚いのですが、それ以外の部分でもムラがあったりします。1つ1つが職人さんの手作りだからしょうがないですよね。


今年一番楽しかったこと

2013年12月25日 | ガラス工芸・サンドブラスト


私の今年一番のイベントは、ガラス教室での展示会デビューでした。素人作品とはいえ、公立の美術館で開催されるので目の肥えたアート好きな方々が沢山来られます。観ていただくからにはきちんと作品に向き合いたいと思い、そして、実際自分でも久しぶりに制作活動に打ち込むことができました。

やはり、目の前に目標があるとモチベーションがあがりますね。緊張感も生まれます。また、普段は取り扱わない素材にも目を向けざるを得ません。展示会がなかったら、大きな花瓶には手が出なかったと思います。

珍しい”斑(ふ)”入りのきせガラスです。
夏の作品らしく爽やか風が通り抜けるイメージにできたらな・・

マスクのカットが終わり、砂をかける前の状態。
彫る順番がわからなくなるのでパーツ毎にマジックで番号を振っています(笑)

途中で失敗したらリカバリが効かず、新たな作品を
作り直す時間もないので、出品断念という悲しい事態になりかねません。
作業中、ものすごく緊張しました。

下は練習用の作品。
コップや皿といった小物ばかり彫っていた私がいきなり大物に挑むのは自信がなかったため・・・(^^;

 
練習作品もいっしょに並べていただきました。
(一人3点まで出品可能だったのですが、花瓶だけで力尽きてしまったので・・・)

きせガラスのコースも全ての規定課題が終わってしまいましたので、今は自由作品を時間をかけてゆっくりと作っています。(上達しているのかいないのか、さっぱりわからない・・・笑)

そういえば、課題作品のアップもまだ途中でした。
ようやく溜まっていた写真の整理もついたので、これからボチボチと・・・。

 


とうとう広告がはいっちゃった・・・

2013年12月24日 | ROSE POSYのひとりごと

ブログを更新しないでほったらかしていたら、ついに広告を入れられてしまいました。やばっ・・。

SNS全盛時代の今、そもそもブログ自体の存在意義を問うべく、やめるべきか続けるべきか、悶々としつつも、完全に切り捨ててしまえる勇気もなく、自分の”ガス抜き”ツールとしてずるずるとユルく続けることにしました。まあ、文章を書くというのは、一種の自己満足だから、別に誰が見てなくたっていいじゃない、と割り切ることも肝要。(笑) 

このブログをはじめたきっかけは、通っていたジェリースクールの校長先生の熱心な勧めで、どのプロバイダーにするかもよく考えもせずに先生に教えられたとおりにその場の勢いで開いちゃったのが始まりなのです。開設時にタイトルも熟慮することなく、あとで変えればいいや、位の気持ちでとりあえず暫定的に”ジュエリー・ブログ”ではじめたのですが、ずっと、"暫定案”のままになってしまいました。まあ、途中で途切れながらもよく続いたものです。

しかしながら、自分の興味・関心事がジュエリーだけにとどまれなくなってきたことと、ジュエリーの話題目当てでここを訪れてくださった方に申し訳ない気持ちもあり、もっと広いテーマで”手作りの世界”を好き勝手に語りたいと思い、”ハンドクラフト・ブログ”に転向することにしました。

さて、きょうは、いまいましい(笑)広告をはずしてもらうためのよもやま投稿です。

過去のブログを読み返してみると、自分の視野は狭かったなぁ、と我ながら恥ずかしさでいっぱいになります。たいした知識や経験もないくせに、なにイキがって語っちゃってたんだろう、おバカな私・・。orz

ジュエリーやアクセサリーは作る工程は楽しいのだけれど、いかんせん、作品のもって行き場所がない。(苦笑)自分だけで眺めて楽しんでりゃあいいじゃないか、と思う人もいるでしょうか、指輪やネックレスを何十個も作って所有していても、しょうがないんです。そんなにつけていけるところもない。かといって、プレゼントにしようにも、服飾品は趣味が分かれるのでそうそうめったやたらと人に差し上げても相手も困ると思います。(趣味に合わない服やアクセサリーほど貰って困るものはないと、自分でも思う・・・。)

行き詰った私に、”ネットショップで売ってみては?”と言ってくださる方もおられ、心のどこかには常にお店屋さんごっこのようなことをやってみたい、やまっけな気持ちはありますが、材料費からして安いものではないですし、街の小売店でも売るのに苦労している時代に趣味の域を出ない個人の作品が売れると思えないですし・・・。(人にさしあげるのも躊躇するのに、ましてや売るなんて敷居が高すぎます)

そんなわけで、ジュエリー作りは、プロになって食っていけるほどの才能も才覚もないと心得、せっかく道具があるので、気が向いたら作って楽しんで、ブログでときたま作品を見ていただくのでいいのかなというのが、長い間うだうだグダグダ考えた割には煮え切らない結論に至りました。