ROSE POSYのハンドクラフト・ブログ

”手仕事”の楽しさをお伝えできればと思います。ROSE POSYオリジナル作品もどうぞお楽しみ下さい。

グルーデコ お遊び編

2018年12月26日 | ジュエリー作品&試作品

グルーデコ講座を修了後、ちょっこっとだけパーツを買ってきて遊んでみた作品??です。

ヘアピンです。枠は100円ショップの手芸材料コーナーに売っていました。レジン用品はデコパテでも流用できますね。

こちら↓のヘアゴムの土台も、100円ショップのレジン用材料です。
グルーデコは立体感のある土台にすることができます。このグルーは、非常に強力な接着力で正しくセットすればそんなに簡単には脱落しないそうです。

ねこちゃん形のチャーム。これはデコ専用の通販で買いました。目は、オニキスのカボションを入れました。しっぽには、パールをあしらってます。

なかなか、かわいく出来ました。猫好きの人にプレゼントしました。


次は、パヴェ・ボールに挑戦したいと思います。うまく出来るようになったら、アップしますね。(^^)


グルーデコに挑戦 (3)

2018年12月22日 | ジュエリー作品&試作品

グルーデコに挑戦、その3です。  (その1はこちら) (その2はこちら
 
最後の課題は、樽型パーツです。

粘土を樽型に形成するのがなかなか難しい。どこから見ても、同じアールになるよう、上から見ると真円になるように形を整えなければなりません。

まず、単色のパーツ。



次に、お花模様が連続するデザインのパーツを作ります。ピンク系のいろんな可愛い色を使います。



パヴェリングでの反省点から、今回は完成後、しっかりチェックをして、ストーンの浮きや重なりがないよう気をつけました。



楽しくて、あっという間に課題が終わってしまいました。また1つ新しい知識の宝物が増えました。

わたし的には、アクセサリーのパーツを作るくらいのことができればいいので、基礎さえ習得してしまえば、あとは独学で十分かなと思っています。


グルーデコに挑戦 (2)

2018年12月21日 | ジュエリー作品&試作品

グルーデコに挑戦、その2です。 (その1はこちら


ピンクとクリアの2色グラデーションの課題です。



土台も2色になっています。



2色の土台の境界線から、石を置いていきます。途中までは教科書どおりにおいていけばいいのですが、途中から、”あとはお好みでで・・・”とのことで、最後はランダムに配置していきます。

こちらは、パヴェ風甲丸リング。粘土をリング土台に形よく盛り付ける工程が難しい課題です。使用するストーンは2.5mmと大きめなので、配置にもなかなか手こずりました。



拡大しているとよくわかりますが、ストーンのガードル部分が粘土の表面から若干浮いてるのがありますね。ガードル部分がグルーに完全に埋まって表面に密着しているのが正しい状態です。(埋まりすぎもNGですが)

自分ではきちんと埋めたつもりが、粘土の硬化過程で浮いてきてしまったようです。石の浮きは脱落の原因になるので、気をつけないといけません。

あとストーンの縁が他のストーンと少し重なってる箇所も、反省点です。気づきさえすれば防げるミスなので、作品が出来ったら、拡大鏡で360度、あらゆる角度から何度もチェックするように心がけます。

まだまだ練習が必要ですが、今度は2mm以下の小さなストーンでパウェ感があるリングを作ってみたいですね。

市販の土台でおそろいのピアスを作ってセットジュエリーにしてみました。


グルーデコに挑戦 (1)

2018年12月20日 | ジュエリー作品&試作品

グルーデコ講座に挑戦してみました。かなり前に講座は修了していたのですが、今頃、ブログアップです。

私がグルーデコをやってみたくなったきっかけは、ビーズボールを作っているときでした。スワロフスキー社などから、すでに完成したボールが販売されていますが、ボールに限らず、いろんな形状の立体的なモティーフを自分でデコって、アクセサリーのパーツにできたら作品の幅が広がって楽しいだろうなと考えた次第です。

とにかく、思い立ったらすぐ行動!必要な道具一式と基礎的な知識を得るために、クリスタルジュエリー講座でお世話になった、”たのまな”の通信講座で始めることにしました。

クリスタルグルーデコラティブアーティスト2級講座

その先に準1級、1級とありますが、授業料がとてもお高い。私の目的からすると、基本だけわかれば十分。あとは独学で練習しようと思います。

最初のレッスンは、平らなアクリル板に粘土を敷き延ばして、ひたすらストーンを並べる練習でした。繰り返しの単純作業に、少々退屈・・・。笑

基礎練習が終わったら、実際にアクセサリー作品を作れるので、楽しくなってきます。でも、添削評価で合格しないと次に進めないので、もちろん、慎重に、丁寧に作業しなければなりません。

かろうじて、全課題を一度で合格し、講座を無事に修了しました。(かなり甘く採点いただいた気がします。)


体験談とともに、作った課題作品をいアップしていきます。(掲載順番は課題順に沿っていません。)



グルーの硬化時間内に作業を終えなければいけません。そして、作業中にあまり大きく修正できません。綺麗に手早く仕上げるには、ひたすら慣れるしかないですね。

ただ、グルーデコのいいところは、失敗したら、まだグルーが硬化していなければ、ストーンをはずして、土台作りからやりなおせることです。強力な接着剤で貼ってしまうデコだとそうはいかないですから。



なめらかな湾曲面をグルーで形成し、曲面に沿ってストーンを均一に配置していくのは、慣れてないとなかなか難しいです。



そういえば、ストラップって、最近あまり使ってる人見かけないですね。この作品もスマホの画面を傷つけてしまうので、実用には向きません。チェーンに付け替えて、バックチャームにしようと思います。

こちらのドロップイヤリングは添削提出はしない練習課題です。私はピアス派なので後々、自前の金具をつける予定です。

教材なので、ストーンの数が厳密に決まっています。決められた数のストーンを均等に配置する必要があります。



接写で見ると、隙間が気になりますね。小さな石があれば隙間を詰めたくなりそうです。でも、先生によれば隙間に無理やり詰めようとせず、やりすごすことも綺麗に仕上げるためのコツだそうです。

こちらは、ユニオンジャック柄のペンダントヘッド。しょっぱなにしては、いきなり、難易度が高い作品です。申し込んだときから、コレを作るの楽しみにしてました。



くしゃみで吹き飛びそうなくらい、ちっちゃなストーンです。
ルーペ無しでは作業できません。(ROSEのおすすめの作業ルーペはコチラの記事で紹介してます。)



掃除機の超ちっちゃいバージョンみたいな機械で、石をエアーで1つずつバキュームして、粘度に埋めていきます。



グルーは、2種類の素材を混ぜ合わせて土台に乗せますがすぐに硬化が始まるので、いったん制作を開始したら途中で中断できません。最後まで一気に、真剣勝負で一心不乱に作業します。(^^;

なんとか、完成しましたが、よく見ると曲がっていてヘタクソです。(^^;



それでもやっぱり、スワロフスキーは輝きが素晴らしい。キラキラ、ウットリです。


課題作品、続きます。


 


ぐいのみ2点 ~けし&あさがお~

2018年12月15日 | ガラス工芸・サンドブラスト



外国製のきせガラスです。珍しいオレンジに近い赤色と、鮮やかなブルーの組み合わせがとても良い感じで、お値段も手頃で速買いでした。かなり、色ムラや気泡があります。でもサンドブラストに使う分にはまったく問題ありません。

ここしばらくは師匠のデザインシート使用での制作が続いています。自分のオリジナルデザインだけで制作を続けるのはとてもきついことです。自前のデザインを描く時間がなかなかとれない時期は、先生のデザインシートを使わせていただいて、純粋に彫る作業のみを楽しんでいます。ひたすら作業に没頭する時間は、完全に「無」になれる、貴重な時間です。

オレンジのグラスは、彫ってみると底に近づくほど色の層がかなり分厚くなっています。葉の部分はあえて厚みを付けたままにして陰影をつけて彫刻風にしました。表情に変化が出て面白い仕上がりになりました。




発色の良いブルーは大輪の朝顔です。爽やかさを演出するために、あえて葉っぱ部分はツヤを消さないでおきました。最近、一部に鏡面を残すという技法が個人的に気に入っています。この写真だとわかりにくいですね。

このブルーは、”瑠璃(るり)”ほどは難しくなく、グラデーションがつけやすかったです。つぼみの部分のグラデは、我ながらいい感じ。
こちらの画像だと葉の部分にサンドをかけず、透け感がわかるでしょうか。



本来はリキュールグラスらしいのですが、日本酒にぴったりのサイズです。


この角度だと葉っぱが光っている鏡面の感じがよくわかりますね。