金が、すごい高騰してますね。 とうとう、グラムあたりの価格が5,000円超えして、プラチナと拮抗しています。(ちょっと前には、プラチナを超えちゃっていました・・・)
年次推移をみると、12年前の2000年は、900円台でした。そこから5倍以上も値上がりしたわけで、
2013年に入っても上昇傾向はさらに続いています。
田中貴金属さんのホームページから、今日の相場のスナップショットをお借りしてきました。
(画像をクリックすると、それぞれのソースページへ飛びます)
過去1ヶ月間。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/ba/fae819501def90daf9996449ec119b0a.png)
過去5年間。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/d9/acc1902772f01bdd44a7e0de143ebabb.png)
金だけでなく、プラチナも銀もここのところ、上昇傾向です。
左がプラチナ。右が銀。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/7d/4d32140d12d7043fb8906b9d6791c166.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/6b/b1c7549de09ae1e5946cdc838b9cc40c.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/ed/7c065cb5208823b9706efc69f1b564b5.png)
もう、溜め息しかでません・・・・。 どこまで上がり続けるのでしょう。
何故、今、地金の相場が上がり続けているかは、世界経済の話になってしまうのでここではおいておきましょう。
もともと、私にとって、プラチナは手が届かないものでしたが、とうとう、ゴールドも贅沢すぎる素材になってしまいました。
金がまだグラム1000~2000円台のころは、使っていましたが、5000円台となっては、頼まれ物でない限り、自分の作品には使えないです。ピアスなどのパーツはK14GFを使ったり、鋳造モノもゴールドカラーで作りたければ、メッキ(嫌いだけど!)してもらうしかないですね。(涙)
そんなこんなで、街中のジュエリーショップでは、(特に低価格帯商品で)地金の量を極限まで落とした、ものすごく華奢(ちゃっちいともいう)なジュエリーとか、K10やK14の商品の取り扱いが増えてきました。また、貴金属買取業も兼ねる様になっていたりして、(いやそっちのほうが本業になっているお店も・・・)いやはや、厳しい時代が続いています。
話し変わりますが、来週からIJTがはじまりますね。 どんだけ国内が不景気で市場が冷え込んでいても、あれだけの数の出展ブースが集まる大規模イベントを毎年欠かさずに開催し、集客できるなんて、すごいことだなと思います。業者さんにとっては、このイベントが業界交流や情報収集の場ともなっているのでしょうね。
私は、ジュエリースクールの生徒の頃は、ハイテンションな状態だったので、毎年熱心にIJTに行っておりましたが(勉強といいつつ、バーゲンのルース目当て。笑)最近は、東京ビッグサイトに行くだけでも疲れるというか、もともと人の多いところが苦手なので、あまり行かなくなってしました。(^^;