ROSE POSYのハンドクラフト・ブログ

”手仕事”の楽しさをお伝えできればと思います。ROSE POSYオリジナル作品もどうぞお楽しみ下さい。

【ガラスを彫る】 やまぶどう & ブルーベリー (失敗、、、汗)

2013年01月17日 | ガラス工芸・サンドブラスト

前の課題も消化不良のままなのに、最も難しい課題に突入してしまいました。

果物の実を彫る課題なのですが、なかなかどうして、これがうまくいきません。まあるくふっくらした凹凸が思うように表現できず、2作品とも完全に失敗作となりました。これも記録として残しておこうと思います。(アップに耐えないのでこのサイズでご勘弁ください。)


ぶどうの粒が、でこぼこです。干ぶどうみたいになっちゃいました。(涙)


こちらも、ブルーベリーの実の丸いふくらみが表現できていません。 
エッジを彫りすぎたため、平坦なコインのようになってしまいました。

ひーん、だめだー!だめすぎる。 お恥ずかしい・・・・。
お目汚し、申し訳ありませんでした。

逆レリーフは難しいです。経験を積んで学んでいくしかないですね。初心者の分際で、なにもかも最初っから一発で完璧にできたら、趣味としては簡単すぎて面白くないじゃないですかぁ。(ひどい負け惜しみ。)

とはいえ、課題の進行上、次のステップ(きせガラス)が控えているので、もう一度、逆レリーフに戻ってくるつもりです。


地金が高い!

2013年01月16日 | ジュエリーよもやま話


金が、すごい高騰してますね。 とうとう、グラムあたりの価格が5,000円超えして、プラチナと拮抗しています。(ちょっと前には、プラチナを超えちゃっていました・・・)

年次推移をみると、12年前の2000年は、900円台でした。そこから5倍以上も値上がりしたわけで、
2013年に入っても上昇傾向はさらに続いています。

田中貴金属さんのホームページから、今日の相場のスナップショットをお借りしてきました。
(画像をクリックすると、それぞれのソースページへ飛びます)

過去1ヶ月間。

過去5年間。



金だけでなく、プラチナも銀もここのところ、上昇傾向です。

左がプラチナ。右が銀。



もう、溜め息しかでません・・・・。 どこまで上がり続けるのでしょう。
何故、今、地金の相場が上がり続けているかは、世界経済の話になってしまうのでここではおいておきましょう。

もともと、私にとって、プラチナは手が届かないものでしたが、とうとう、ゴールドも贅沢すぎる素材になってしまいました。
金がまだグラム1000~2000円台のころは、使っていましたが、5000円台となっては、頼まれ物でない限り、自分の作品には使えないです。ピアスなどのパーツはK14GFを使ったり、鋳造モノもゴールドカラーで作りたければ、メッキ(嫌いだけど!)してもらうしかないですね。(涙)

そんなこんなで、街中のジュエリーショップでは、(特に低価格帯商品で)地金の量を極限まで落とした、ものすごく華奢(ちゃっちいともいう)なジュエリーとか、K10やK14の商品の取り扱いが増えてきました。また、貴金属買取業も兼ねる様になっていたりして、(いやそっちのほうが本業になっているお店も・・・)いやはや、厳しい時代が続いています。

話し変わりますが、来週からIJTがはじまりますね。 どんだけ国内が不景気で市場が冷え込んでいても、あれだけの数の出展ブースが集まる大規模イベントを毎年欠かさずに開催し、集客できるなんて、すごいことだなと思います。業者さんにとっては、このイベントが業界交流や情報収集の場ともなっているのでしょうね。

私は、ジュエリースクールの生徒の頃は、ハイテンションな状態だったので、毎年熱心にIJTに行っておりましたが(勉強といいつつ、バーゲンのルース目当て。笑)最近は、東京ビッグサイトに行くだけでも疲れるというか、もともと人の多いところが苦手なので、あまり行かなくなってしました。(^^;


【ガラスを彫る】再び、薔薇。 

2013年01月14日 | ガラス工芸・サンドブラスト

ブログ、忙しさにかまけて、ずいぶん永い間さぼっちゃいました・・・。 
大変遅ればせながら、新年、あけましておめでとうございます。

でも、制作活動は水面下で粛々と続いております。
今年は、展覧会デビューに備えて、気合入れて頑張ります。

アクセサリー制作のほうもぼちぼち行きます。最近はワイヤーワークがメインとなっていましたが、飽きてきたので(苦笑)、またワックスに戻ろうと思います。

今年の目標は、”断捨離”。 コレクションしたわけでもないのに、無駄に溜まってしまったストック石を消化する年にしたいと思います。持っている石がなくならないうちは、もう、綺麗な石と目が合っても絶対買わないぞ~!!(^^;

さて、今回のテーマは、再び、『薔薇』。 いよいよ、”逆レリーフ”の課題も終盤戦となりました。

薔薇は、はなびらの重なりが多いので、けっこう手間がかかります。手前にみえるパーツから彫っていきますが、どの花びらが手前なのか下図をよく観察した上で、彫る順番をメモしておかないと、わけがわからなくなっちゃいます。

あまり上手とはいえないのでお恥ずかしいですが、アップ写真のせといちゃいます。


エッジを深く掘りすぎて、段ができてしまい、カクカクした感じになってしまいました。沈め彫りの感覚が抜けず、線をしっかり彫った結果、次にパーツの内側を彫る際に、同時にエッジにも砂がかかりますから、さらに深く削れてしまうわけで、当然といえば当然の結果です。

・・・という反省を踏まえて、同じものを彫ったら、次はうまくできる自信があるのですが(ほんと?笑)いかんせん、演習なので、1つの課題とは一期一会。同じ作品は2度彫りません。ザンネン、無念。

以前、”しずめ彫り”で彫ったのがこちら。

違いがはっきりわかりますね。 しずめ彫りがフラットなのに比べて、逆レリーフのほうが立体的というか、より花びららしい表現となっています。