久々のアクセサリー、"連モノ”制作です。
夏ですので、「水」から生まれた素材たちで作ってみました。
赤サンゴのチップと淡水パールのカジュアルな雰囲気のラリエットです。
留め具がなく、肩にかけて好みの箇所で交差するだけですので、着脱がラクチン!
さんごのチップは割れやすいので、できるだけ肉厚で穴が中心に通っている石を1つ1つ吟味しながらパーツを作っていきます。また、石と石の間にできるだけ隙間ができないよう、石同士の組み合わせも注意を払う必要があります。
さざれチップの穴が小さすぎて手持ちの9ピンが穴を通らなかったので、ワイヤーでめがね留めにしました。
トップのパールも、Tピンのかわりに、ワイヤーを使っています。Tピンのエンドに相当する部分は、ワイヤーの端をくるくると渦巻き状に始末すればストッパーになりますし、見た目もかわいいく、ニュアンスのある作品に仕上がりますよ。
さて、話しが変わりますが、夏は、汗や脂で汚れやすいのでネックレスの着用を敬遠する人もいますね。
アクセサリーの金属やストーンのくすみや変色の原因の多くは、着用後にすぐに汚れを落とさないことです。汗や脂、化粧品の成分が酸化や化学変化を起して、素材を劣化させます。帰宅後、どんなに疲れていても、アクセサリーの汚れ落としだけはすぐにやってあげてくださいね。
私は、帰宅してからハンドソープで手を洗うついでに、アクセサリーもささっと洗ってしまいます。よほど水に弱い素材でなければ、そんなに神経質にならなくても、たいてい大丈夫。ソープの泡でふわっと包んで、ごしごしせずに優しく洗い、よく流水で流して、キッチンペーパーなどですばやく水気をとって乾かしてあげましょう。
「洗って大丈夫なの?」と心配して何もしないより、洗ってあげたほうがアクセサリーは長持ちしてくれるでしょう。
素敵な赤サンゴの作品ですね
私も趣味で貝殻・シ―グラスでつくっています