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つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

流行、津幡の夏2011。

2011年07月10日 18時59分37秒 | 日記
「今日の一枚」は「コメリパワー津幡店」の園芸スペース。
つる性の植物を陽の当たる窓辺などで育て、遮光・断熱を目指す、
自然を利用した「グリーンカーテン」の販売コーナーだ。

公共施設、会社、一般住宅に至るまで、町内のあちこちで見かける。
コメリの店頭では…
朝顔、糸瓜(ヘチマ)、苦瓜(ゴーヤ)、胡瓜(キュウリ)などが並ぶ。
つる性の野菜が多いのは、家計の足しにしたい一挙両得を狙っての事だ。
また、プランターや「グリーンカーテンの土」。
鉢の底に敷く石、専用の肥料、支柱、ネットと言った関連商品も豊富。
かなりのスペースを割いていた。
エコ意識の高まりと共に、数年前から登場したグリーンカーテン。
特に今年は、昨夏の猛暑の記憶が新しい事に加え、
原発を巡る状況から省エネ・電力不足も叫ばれ、関心が高いようだ。

2011年・夏のヒット商品であると同時に、
3・11以降、世の中の変化を表す存在でもある。

果たして、原発は是か非か。
意見は分かれるだろうが、やはり「非」だろう。
もしも原発が無くなるとしたら…
中期的な日本のエネルギー自給は大変だろう。
関連企業と、そこで糧を得ている人々は辛いと思う。
政治・自治体・個人など原発との関わり方や度合いは様々ながら、
収入が途絶えることになれば、誰だって困る。
しかし、このまま原発が残れば、更に困った状態になるかもしれない。
何しろ、日本は地震大国なのだ。
不幸な事故が起こらない保障など、何処にもない。
未曾有の震災という非常事態に見舞われた時、
制御しきれなかったのは明らか。
やはり原子炉は「パンドラの箱」だった。
そして今後、磐城の海から解き放たれた放射能が、
日本と世界に与える影響も大変心配である。
自分の身にも降りかかってくる事だ。

殆どの自然災害は未然に防げない。
地殻と気象の変動がある星に暮らす以上、甘んじて受け入れるしかない。
だが、災害に起因するとはいえ「災悪の種」になるかもしれない
アトミック・エネルギーを自ら進んで準備する事もない。
日本人は…人類は意識を変える時なのかもしれない。
遅きに失しないうちに。

散歩中にもう1つ、これから流行るかもしれないものを見つけた。

 

民家の壁に掛けられた、太陽光発電のエネルギーで回る小さな羽。
写真では止まって見えるが、実際は三枚翅の小さなプロペラが、
クルクルと回っていた。
コメント
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