つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

津幡の街角の意匠から考察。

2011年07月05日 06時14分29秒 | 日記
「今日の一枚」は、本津幡駅横にある御影石のベンチの上のリス。
…勿論、造り物だ。
手仕事の一点物には思えないが、
平坦な座面にちょこんと置かれた様子は微笑ましく、出来栄えは割といい。
もしも、本物のリスが迷い込んできたとしたら…
こんな具合に愛らしいポーズを取るのかもしれない。

さて、リスのキャラクターと言えば、やはり有名なのは「チップ&デール」だ。
シマリスのコンビで顔がよく似ている。
鼻の色で…“チョコチップ、鼻血デール”
(チップの鼻はチョコレート色:デールの鼻は赤色)と見分けるらしい。
“ディズニー・ピラミッド”の中では、中層位置にあたるサブキャラである。

ディズニーのヒエラルキーは、実に分かりやすい。
頂点に君臨するのは、あらゆる物事に秀でた絶対王者のミッキーマウス。
彼をサポートするのは、チャーミングで控えめなミニーマウス。
お調子者で、周囲を笑わせるドナルドダック。
少しおバカな愛犬のプルートに、おっとり癒し系のグーフィー。
全てがミッキーマウスを盛りたてるために存在している。
「チップ&デール」も同じ。
ディズニーリゾートの演目でメインを張る事は殆どなく、
身につける衣装は大概上半身のみ。
黙々と賑やかしに徹する、健気で不憫な役回りなのだ。

個人的な好みの差はあるが、本来のネズミとリスを比べれば、
可愛さではリスに軍配が上がると思うのだが、いかがだろう?!
ベンチの上にリアルなネズミの置物は似合わない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする