六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

美しい京急1000形と菜の花を高松で撮る

2019-03-30 |  出撃 at 四国地方
 3月第4弾の出撃は、3/26と翌27日のうち、甲子園に行く予定の27日は固定なので、その前日に何処へ行くか?
 前日夜か朝までには大阪か神戸に帰ってこないといけないので、あまり遠くへは行けない条件下で、選んだのは香川県。ちょうど国鉄特急色のEF65が予讃線の運用に入っているのと、還暦を迎えてラッピングなものの、オリジナルカラーをまとった京急1000形の姿が復元されて、今月から走り始めたので、両方狙いで出掛けることにします。

 .往復夜行フェリーの弾丸日程
 旅程は3/26 午前1時神戸港出港の高松行フェリーで朝5時に高松に着いて、その日1日香川県内で撮影して、日付が変わった3/27 午前1時の神戸行きのフェリーで神戸に戻って、そのまま甲子園へという強行スケジュールです。

 急遽予定を早めるなら、帰路はバスを選べるバスセット券もありますが、今回は往復とも船便利用にして往復割引切符を買いました。これだと帰路は1,400円で乗れるので格安です。

 船は20分遅れで高松東港に到着し、送迎バスで高松駅に着いたのは、6時半近くになっていました。

 今回使うのは、というより琴電を使う・使わないに限らず、香川県内を行き来する時は、これをよく使ったりします。

 .京急1000形を狙う
 朝から実はJR予讃線のロケハンで暫く時間を潰して、9時過ぎに琴平に着き、高松側へ戻りながら運用を把握します。
 途中ですれ違ったので、午前中に順光で撮れる香東川の鉄橋で待機。

 琴平から上がってきたところを順光で捕獲します。
 天気が回復して晴れ間が多くなってきたのはいいですが、風が強くなって少々大変です。

 琴平から高松に上がった列車は、その後一宮までの区間運用に入るので、一宮駅の東側に移動して、上下2本の列車を撮ります。一宮での折り返し時間は1分しかないので、同じ場所で狙うしかありません。
 区間運転の列車を撮影した後は、また琴平行きで下ってくるので、一宮駅の西側(鉄橋側)に移動します。

 鉄橋まで行く途中に、このような菜の花が満開になっている場所があり、ここで1000形を捕獲。
 真っ赤な京急カラーの名車1000形と鮮やかな菜の花の黄色の対比は美しい。

 お決まり?の、引きアングルでの様子です。
 実際には菜の花が咲いている所と線路との間に空間が50m近くあるので、望遠で切り取るのが妥当ですが、タネあかしするとこういうことです。
 菜の花は見せ物ではなく、肥料としての役目があるので、周囲では一面トラクタで踏まれた畑があったので、ここの菜の花ももしかすると、近いうちに踏み潰されるかも知れません。

 .国鉄特急色のEF65も撮る
 高松貨物(タ)を14時過ぎに出る、予讃線の下り貨物列車3079レの時間がそろそろ近づいてきたので、一旦琴電の撮影は終えて、高松駅に戻ります。
 高松から普通電車でやって来たのが、久しぶりの讃岐府中。ここから高松側へ数分歩きます。

 14:15 EF652081牽引の3079レがやってきました。無事捕獲。
 貨物はこれ1本のみの撮影です。

 その後また琴電側に戻り、1本撮った後、琴平からは4連になって戻ってきたので、高松へ戻ります。

 琴平から戻って来た4連を片原町で撮った後、高松築港から折り返してきた4連を瓦町で撮影して終了としました。

 色々なことちゃんが並んだICカードのポスター。
 全国で4番目の早さで導入されたのがこのIruCaですが、他のカードと相互利用ができず孤高の存在だったのですが、JR四国もICOCAが導入されたことだし、琴電も相互利用OKになりました。

 最後は夜行のフェリーに乗って神戸へ戻ります。怒涛の出撃でしたが、船の中で爆睡して、翌日の甲子園に備えないと・・・ということで、高松出航前にはもう意識不明になっていました。
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センバツ1回戦 明石商など観戦

2019-03-29 | スポーツ
 昨年の夏の甲子園に続いて、今春の選抜高校野球も観戦に行きました。
 高校野球の時期は、春休み・夏休みの旅行時期とモロにぶつかるので、撮影出撃をするのに忙しくて、甲子園に行く機会がなかなか持てなかったのですが、鉄道の撮影旅行に行く機会もセーブできるようになったので、その分で甲子園に行く機会が捻出できました。
 今春は目立った学校は出ていないかな?と思いきや、意外と公立高校が健闘している感があります。その中でも地元の兵庫県からは市立明石商業が出場するので、ちょうど3/27は休みなので、観戦に行くことにします。
 なお、その前日も休みなのですが、高松で復刻された赤い京急1000系と菜の花のコラボを撮りたくて、26日は香川県に出撃しました。この記事は後日掲載します。

 .結局3試合観戦
 前日の香川県から夜行のフェリーで朝5時過ぎに神戸港に戻り、三宮でコインロッカーに特撮機材を置いて甲子園に向かいます。

 6時半ごろに甲子園に到着。
 夏ならこの時刻なら、物凄い列ができているのですが、春は寒いし、試合開始も9時なので、あんまり並んでいません。

 明石商が出るのは1塁側なので、1塁側アルプス席の列に並びます。切符の販売窓口が夏は4列あったのですが、
 高架下は日が当たらないので、冷え込んで結構寒いですが、周りにいた明商OB・OGたちの話が面白くて、1時間半もそう苦痛に感じませんでした。

 時刻の繰り上げは行わず、予定通りピッタリ8時に開門&入場券発売を開始します。
 去年の報徳の時もそうでしたが、卒業生だからと言っても易々と入場券は事前に回してくれないようで、このチケット入手に難儀するのですが、今日は明商が一番人気のチームなので、これ以上心配することはありません。

 8:10 発売開始から10分ほどで無事チケットを入手。
 走らないながらも急いでライト側へ向かいます。

 本日の対戦カード(右側)
 関東の有名なチームが2校出ますが、第2試合は九州✕四国対決なので、第1試合以外は余裕で入場できそうです。しかし実際には1番入場者数が多かったのは第3試合でした。

 第1試合 明石商 (兵庫・3年ぶり2回目) - 国士舘 (東京・10年ぶり9回目)

 チケットの購入で並んだ以外に、入場門の所でも行列ができていたので、実際にスタンドに上がれたのは8時半、既にノックが始まっていました。
 前の席の夫婦は朝の腹ごしらえ、お父さんはもう一杯やってますw

 3塁側の国士館高校のアルプス。
 平日の寒い春の朝なので、東京など地方からのチームの場合だと学校関係者以外はお客さんは入っていませんね。

 試合は2回ウラに四球絡みでランナーを貯めて、1チャンスで3点を先制。
 その後は国士館のピッチャーの上手くタイミングをずらした投球でフライをポンポン上げる拙攻が続きます。

 客席の中でやや小さめの横断幕を掲げての応援。
 試合中ずっと立っていたかは分かりません、後ろの人が納得してればいいですが。

 3塁側の国士館の応援団。
 真っ赤なヤッケ・赤白の帽子・チェックのスカート。あれ明商? チア以外は遠目だと区別がつかないかも。

 試合は後半、ピッチャーが変わってから打者がタイミングが合うようになって、追加点を上げて、意外と大差が付いた試合になりました。

 国士館を下して1回戦突破。
 満員のスタンドにお礼をして次の試合への英気とします。この点、地元は有利なのかも知れませんね。
 明商は3/30に2回戦で第2試合の勝者(大分)と戦いますが、次の土日は仕事なので行けません。

 .知らないチームも応援する
 第1試合を無事明商の勝利で終えて、12時前ですが、そのまま次の試合も見ることにしました。
 第2試合は 松山聖陵 (愛媛・2年連続2回目) - 大分 (大分・初出場)の対戦、両校とも実際全く知らないチームですが、同じサイドに居るよしみで(ちゃんとチアがいる方の)松山を応援します。

 明商の大応援団というより、一般市民の観客がごっそり帰って、空いたスタンドを内野側へ移動して、私なりの定位置座席に座ります。このまま最後までここに座りました。
 試合は最初は2-0で負けていて、まだ挽回の期待はあったのですが、残念ながら、大分が後半に要所要所でチャンスを生かして加点して追いつくのが難しい展開に。残塁が多く、決定打に欠けました。

 結局8回表にようやく1点取ったウラに2点取られて、そのまま9回表を抑えられてゲームセット。
 安打数ではほとんど差はなかったのですが。

 試合終了、選手をねぎらう応援席。
 また出て来いよ、まだ1つも勝っていないので、是非勝ってほしいですね。

 .可能性への挑戦
 第3試合は 啓新 (福井・初出場) - 桐蔭学園 (神奈川・16年ぶり6回目) の対戦、だいぶ前に夏の優勝経験もある神奈川の有名校に、平成10年までは女子高だった、地方の学校が当たるということで、対戦カードからして名前負けしそうな感じもありますが、今春の関東勢は弱いので望みはあります。
 当然、相手チームは関東の私立高なので、そのままこちら側の福井啓新を応援します。吹奏楽部がない(なぜかJAZZ BAND部はある)ので、ブラバンやチアは大阪の学校からの友情応援とのこと。

 さぁ頑張って来いよーと選手たちを送り出します。

 応援団が着ているジャンバーの背面には「福井 啓新高校」という学校名の他にもう1つ、「可能性への挑戦」と書かれたのがありました。
 女子高から共学になり、初めて甲子園への切符を掴んで、初勝利へ挑む。 今回の出場でスローガンを掲げたのかなと思っていたら、元々学校のスローガンだそうです。

 試合は序盤から点を取り合う展開になり、中盤は中休みしたものの、終盤の追加点が決め手となって、遂に5-3で桐蔭学園を下して、初出場で初勝利をもぎ取りました。

 うれしい校歌を歌う選手たち。 あれ、この光景何か見たことあるような・・・

 校歌を歌い終えて、全力でアルプススタンド前に選手が走ってきます。1人帽子を落っことしてしまう選手も。
 応援団の父兄は口々に「いやぁ~勝っちゃったよ~」と。まさか勝つとは思っていなかった本心から出る言葉ですね。さぁ次の試合はどうなるか? 相手は優勝候補の智辯和歌山。ここからが本当の「可能性への挑戦」ですね。

 次の休みは4/1~2ですが、どこへ出撃するかは未定です。
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銚子に乗るぜ!

2019-03-28 |  出撃 at 関東地方
 千葉出撃最終日となる3/22(金)は、下り鹿島貨物を撮る(上りEF65も撮ろうとすると新幹線を使わないと帰ってこれない)予定にしていましたが、ダイヤが少し遅くなって、成田線での通過時刻が繰り下げになったので、それまでの時間をどうするか。
 そうだ、銚子(電鉄)に乗ろう!
 銚子電鉄は前回訪問した時は、京王電鉄のお古の電車を、京王のオリジナルカラーに半分戻して走られていたのですが、それから塗装も変わって、さらに各駅にいろんなネーミングも付けたとの事で、久しぶりに訪問することにしました。

 千葉を6時過ぎに出る総武本線の電車で8時頃に銚子駅に到着。
 満員の高校生を乗せた電車は駅舎横の1番線に着くのですが、人の流れに逆らって階段を登って反対側の2番線へ、ホーム端にあるゲートのような駅舎?をくぐって、銚子電鉄のホームへ。ホームには既に電車が待機しています。

 元京王の銚子方が2000系+外川方が5000系で構成された2両編成で、青系統の塗色の金太郎号?とかいうやつです。
 1番乗りで、車内に乗り込みます。その後成田線の電車が到着すると、15人近くの人が乗り込んできて、いよいよ出発です。

 出発時間が近づくと、かわいい女性車掌さんがやってきて乗車券の発売・確認を行います。
 2次元萌え絵作戦でオタ釣りする会社は多いですが、これは3次元ですね。

 今回は弧廻手形(1日乗車券)を買います。
 実際には君ヶ浜までの往復予定なので、普通乗車券を買った方が安くつくのですが、僅か数十円ほどの差なので、こちらの弧廻手形を買います。JRへの連絡用に車補も売ってるようですが、録る方に夢中になっていて、すっかり忘れていました。いずれまた行った時に買いたいと思います。

 途中にある黒髪フサフサ駅・・・じゃなくて笠上黒生駅。
 駅名票にはちゃっかりシャンプーの広告看板も並んでいました。

 ここは交換駅で、昼間時間帯を除いて、このように列車の交換シーンがみられます。
 上り列車優先のようで、下り列車に乗っていれば、ホームに降りて撮影する余裕もあります。先ほどの女性車掌さんも、ここで折り返して、上り列車に乗務のために反対側のホームへ移動していきました。

 上り列車が出ていくと、駅員さんが戻ってきて、タブレットを下り列車の運転士に渡します。
 そう、ここでは今や貴重となったタブレット交換シーンが残っているのです。小湊鉄道の上総牛久以南にも残っており、関東地方は意外とこういう自動化されていない私鉄があっていいですね。

 途中の君ヶ浜で下車して、以前にも撮影で来た畑の中で上下列車を撮影したのですが、天気が悪くて話になりませんね。
 晴れてる時に再訪問したいところです。
 この後は1駅南の犬吠駅まで歩きます。

 犬吠駅の南側にちょうどよい菜の花が咲く線路があったので、ここで1本撮影。
 横は大きな駐車場になっているので、楽に撮れます。

 外川行きの下り列車を撮影後、急いで犬吠駅へ戻ります。
 駅前にはキャンピングカーが2台置いてあり、1泊数千円で泊まれるようです。

 犬吠駅の中には売店があって、土産物などが買えるようになっています。
 外川からの折り返し電車の到着まであと2分しかなかったので、今回は見送り、ホームに上がります。

 ここで先ほど撮った電車に乗って、銚子へ戻ります。
 行きに乗ったのと同じ車両です。
 銚子へ向かう乗客が意外と多く乗っていて、途中駅からは、中学を卒業したばかりの感じの女の子たちが、私の近辺の座席に座ったので、思わずカメラを回し・・・たかどうかはご想像にお任せします。

 涎を垂らした・・・いや楽しくて短い乗車時間もあっという間に終わり、銚子駅に到着。
 今回は1往復乗っただけで終わりです。

 お客さんが全員下りたところで車内を撮影。
 車内はきれいに換装されており、どこぞの汚い銀色の電車とは大違いです。
 ガンバレ銚子電鉄!

 銚子からは成田線に乗って、途中の下総神崎で下車、ここで鹿島貨物2本を撮ります。

 最初にやってきたのは、時間が繰り下がった下りの1093レ、国鉄特急色のEF652066の牽引で、6名ほどが来ていました。
 天気も晴れてきたので、特撮も実施して捕獲OK。通過後は他の人らは全員退散していきました。

 1時間ちょっと待って、上り列車も同じ場所で撮影。
 こちらはEF641000番台の牽引ですが、国鉄色でないので、他に誰も残ってないわけです。
 撮影後は駅まで歩いて戻り、下総神崎からは延々と鈍行・快速の乗り継ぎで帰路につきました。
 来週は何処へ行こうかな?
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小湊鉄道と菜の花を楽しむつもりが

2019-03-27 |  出撃 at 関東地方
 千葉出撃2日目となる3/21は、雨のち曇りという天気予報だったので、最悪撮影は無理で、場合によっては関東大回り乗車とかで日がな潰そうかと思ったのですが、朝起きてみると思った程降っていないので、ひょっとしたら撮影出来るかも?
 ということで、乗り鉄はせずに今日も小湊鉄道へ行くことにしました。いすみ鉄道については、昨日撮影場所のお代わりまでしたのと、今日は天気が良くないので、足を伸ばすのはやめて、養老渓谷までの区間で撮影とすべく、小湊鉄道のみフリーきっぷを買いました。

 .壊滅的惨状の菜の花名所
 最初に目指したのが養老渓谷駅の手前にある菜の花の名所、石神菜の花畑です。
 ここは大きく線路がカーブした所に一面の菜の花が咲き乱れる沿線随一の場所で、多くの観光客が訪れる名所ですから、一度行っときたいところ。
 
 しかし、養老渓谷駅で下車したところ、駅内に何やら気になる張り紙が・・・ 
 どうやら菜の花は全然咲いてないようです。

 現地へ来てみると、ご覧の通りの惨状で、来る時に車窓からの確認でも、一面の絨毯のような花畑など何処にも無かったので、やっぱりかという感じです。

 現地にもこのような立て札が立ててあり、輪作障害とボランティアの高齢化により、花の手入れがままならない状況とのこと。来年以降もこれはダメかも知れませんね。

 ここでのお目当ては、本日から運行開始になる里山トロッコ列車で、先頭は黒いSLのような機関車が4両の客車を牽くスタイルですが、先頭の機関車は蒸気ではなく、どうやらディーゼルエンジンで駆動させてるようです。わずかに咲いている花をいかに多くの咲いているように見せかけて撮るのかがカギとなります。

 こちらは折り返しとなる上総牛久行きの上り列車を定番俯瞰アングルで撮影。
 養老渓谷駅に交換設備も転車台も無かったので、どうするのかなと思っていたら、推進運転で帰って行くようです。なので客車の最後尾にはヘッドライトも点いていて、前方確認の係が誘導しながらの運転というところでしょうか。

 菜の花畑での撮影の後は、養老渓谷駅から上総中野側へ数分歩いた所にある踏切の所へ来て、そこで列車を撮影します。
 大して何の変哲も無いような景色ですが、ここは景色ではなくて「音」が楽しめる場所です。
 ここの踏切は小湊鉄道線内にある踏切の中でも確か4ヶ所だけある、打鐘式踏切、つまり警報音が電子音ではなくて、昔ながらの実際に鐘を叩いて音を出す、○ン○ン踏切というやつで、動画録りには格好の場所です。

 .強風に悩まされる午後
 1時間ほど雨に降られただけで、その後は雨も止んで午後からは撮影出来そうですが、低気圧の通過に伴って西寄りの風が強まってきました。
 予報では20m近い風が吹くとの事で、交通機関は注意するようにと。多分京葉線辺りは止まることでしょう。
 12時過ぎには太陽ものぞいてきて、道も乾いてきたので、撮影には問題ないのかなと思いきや、これが結構厄介な天候になりました。

 一旦上総牛久へ戻って、次の撮影場所を求めて里見へ来たのですが、上手い具合に菜の花と列車を組み合わせる場所がなく、駅北側のボイントの所で撮影、きれいに晴れていていい感じだったのですが、列車通過時はご覧の有様。

 里見からはまた上総牛久方向へ戻って上総鶴舞で降ります。
 こじんまりとした古い駅舎はドラマやCM撮影に何度も登場してると、駅内に作品名を書いた一覧が掲げられていました。

 風は益々強くなり、流れる雲が頻繁に太陽を遮ります。
 ここは線路脇に咲いている桜?を入れて待機して居たのですが、通過5分前に雲ってからは、そのままでした。

 上総鶴舞駅近くに戻ってきた所で、ポーっと汽笛が聞こえて来たので、畑の中の一本道でビデオパン撮影。
 次の列車までは30分くらいあるので、次の上総川間駅まで歩くことにします。

 上総川間駅の近くでは数名の撮影者が待機していましたが、この時が強風のピークで、三脚を倒す程の勢いです。
 動画を撮っていても、体ごと持っていかれそうな強風だったので、三脚に据えていても画面も大きく揺れて使い物にならない位。

 最後は17時ごろにやって来る上り列車で、ようやく太陽が見えましたが、どで撮っていると、途中で影ってしまう状況に。
 強風で次々流される雲のイタズラに辟易した午後になりました。
 暫く列車が来ないので、結局上総牛久駅まで2駅歩きました。

 最後の〆は、馬立駅から10分程歩いた所にある踏切で、これも打鐘式の○ン○ン踏切です。
 すっかり日は落ちて完全に夜になりましたがビデオ録りなのでここも音重視です。

以上で2日目は小湊鉄道だけで丸一日過ごす日となりました。明日は天気が回復すれば鹿島貨物辺りを撮る予定ですがどうかな? 

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さよならムーミン列車

2019-03-26 |  出撃 at 関東地方
 .木原線以来36年ぶりの乗車
 朝に2ヶ所で小湊鉄道の撮影を終えて、いよいよいすみ鉄道にやって来ました。
 いすみ鉄道も2ヶ所で撮って、夕方もう一度小湊鉄道の撮影をしようかという予定です。

 正面から見たらほんとにキハ20のようでしたが、何と車番までキハ20を名乗っています。たしかオリジナル車両は「いすみ○○」だったと思ったのですが。

 側面の行き先サボの他に、乗降口ドア脇にある種別・愛称板の所にもこのような2次元キャラが出迎えていて、オタ釣りに余念がありません。

 列車は途中の大多喜駅で反対列車との交換待ちのため、10分間の停車をします。この時間を利用して車外へ出てみます。

 駅の中にもあちこちにムーミンの立て板などがあって、観光客の記念写真の格好のスポットとなっています。

 国鉄色車両以外の車体側面には大きくムーミンたちが描かれています。
 さてそろそろ発車するので車内に戻ります。

 大原までの途中に山間を走るのですが、そこで運転士による放送が入り、「間もなく左手の池のほとりにムーミンたちが見えてきます。」の案内でみんな一斉に左車窓にカメラを向けます。

 おぉいたいた。
 続いての案内で「皆様に親しまれてきましたムーミン列車ですが、今月末をもちまして運行を終了させていただきます。来月からは新たなキャラクターでお出迎えします。」とのこと。
 ムーミン列車、今月で終わりなんだ~。たまたま来れて良かったです。

 大原に到着。下りの折り返しまでは1時間近くあります。

 .菜の花と気動車のコラボ
 大原駅に着いたものの、折り返しまでは1時間以上あるので、この時間を利用して撮影地へ移動します。
 予め目星を付けていた西大原駅の西側を列車内からも確認して、撮影に適していると判断、大原駅からは歩いて40分位と見越して、駅から歩きます。

 先ずは先ほど乗ってきたキハ20の折り返し列車を撮ります。
 特撮機材の操作の関係で線路から離れたこの位置でビデオ撮影。ちょうど水鏡になりました。

 続いて15分程でやって来る上り列車を後追いですが撮ります。
 少し風がありましたが、快晴の中で無事に捕獲して1ヶ所目は撤収。西大原駅へ向かいます。

 .いすみ鉄道&菜の花おかわり
 西大原で撮った後は大多喜方面へ向かいます。これも午前中に乗ってきた列車の中で確認した城見ヶ丘駅界隈で撮ることにして、城見ヶ丘駅で下車。
 隣の大多喜で交換する列車が直ぐにやって来るので、大急ぎで歩きます。

 西大原で撮った下り列車がもう折り返して来てたんですね。
 時間が間に合わず適当に撮りました。

 花の根本を踏んでるジジイに、一喝して追い払い、その妻とみられるババアは花をちぎっていたので、この不届き者と罵ってやりました。
 次の列車まで暇なのでこんこんと説教してやろうかと思いましたが、屁理屈言って逃げて行ったので、まぁ深追いはしなくてもいいでしょう。こっちも気分悪くなるしね。
 花の咲いてる場所はこのようにマナーをわきまえない馬鹿者たちに根っ子が踏まれて、その部分が禿げてきています。何処へ行っても老害たちは質が悪い。

 しばらくすると大型バイクの兄ちゃんがやって来て、自慢のBMWと菜の花と列車を入れて嬉しそうに撮っていました。彼以外に誰も来なかったので、まったり撮影してこの場から撤収、次の場所へ移動します。もう小湊鉄道は撮らずに夕方までいすみ鉄道を撮ることに。

 次に来たのが、城見ヶ丘駅の南東側で、低い盛土の線路に菜の花が咲き誇る花道を千両役者がやって来ました。
 傾いた日差しを浴びてエロい?

 .ムーミンともお別れ
 撮影おかわりで城見ヶ丘界隈で結局6本の列車を撮って日没になりました。後は千葉へ戻るだけです。

 上り列車まで時間があるので、一旦大原方面の列車に乗り、国吉で下車します。
 国吉駅の構内には久留里線で使われていた国鉄キハ30形が静態保存?されていました。

 今日いすみ鉄道の最後となる上総中野行きに乗ります。
 ちょうど後ろに出たばかりのお月様が、♪つ、つ、月夜だ みんな出てコイコイコイ! なんてね。

 上総中野に着いた頃には完全に真っ暗になっていました。ここで暫くの間、小湊鉄道の列車が来るのを待ちます。

 冒頭にも書きましたが、ここ木原線(現:いすみ鉄道)へは36年ぶりの訪問ということで、36年前の1982年の夏休みにこの駅に最終列車で来て、この駅で駅ネをしています。

 私が泊まった時とは駅舎も建て替わっていて、駅事務所もなくなっているので、今はこのようなガランドンですが、当時は狭い待ち合いにキロ28の廃車発生品と思われる座席が置いてあり、そのリクライニング座席に座って寝ました。

 いすみ鉄道の上り列車が出ていって、暫く静寂に包まれていましたが、暫くして小湊鉄道の上り列車がやって来ました。と言ってもノーマルエンジンなので、アイドリングしてる分には静かなものですが。

 これで小湊鉄道といすみ鉄道に亘って朝から撮影三昧を繰り広げた1日が終わりました。
 雨予報の明日(3/21)はどうするか?決めかねています。
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3日間も千葉で過ごす幸せ?

2019-03-25 |  出撃 at 関東地方
 春の出撃第3弾は、関東地方へ出掛けます。目的は菜の花の咲く房総半島でのんびり走る気動車を撮ろうというもので、前々から行きたかったのですが、ようやく実現しました。
 房総半島には気動車が走る路線が3路線ありますが、JR久留里線はすでにステンレスの味気無い車両が入ってるのと、キハ30系時代に訪れてるので、久留里線に訪問することは原則無いでしょう。
 ということで、訪問するのは私鉄・第三セクターの小湊鉄道といすみ鉄道の2社線になります。小湊鉄道は五井からの1駅間しか乗っていなかったので、事実上の初乗車になります。
 天気予報の関係で3/20に訪問・撮影し、雨予報が出ている3/21はどこかでブラブラ、3/22は鹿島貨物辺りを狙ってお開きにしよかなと企てて出発。
 今季1発目の静岡地獄を乗り越え、熱海からはグリーン車乗り継ぎで千葉へ。
 久しぶりに乗る217系は、オンボロの関東の電車の中でも特にボロで、今にも朽ち落ちそうでした。235系への置き換えが少し延びてるようなので、もう少しこのオンボロ感を楽しめます。しっかりした造りの国鉄車両と違って、元々使い捨てるつもりで作られた安物の短命電車なので、朽ちかたも凄いんです。
 
.快晴の小湊鉄道
 明けて3/20は朝に小湊鉄道の列車を2ヶ所で撮って、10時台の上総中野で接続する列車でいすみ鉄道へ向かいます。何せ1日に5~6本しか無いので、効率良く撮って移動しなければなりません。
 最初に降りたのが難読駅の海士有木。何年か前に隣の上総村上で下車した時に、へぇーそう読むのかと感心してから、すっかり読み方を忘れていたので、乗り換え案内とかで検索しても出てこないので焦りました。
 海士有木駅から村上方面へ10分ほど歩いた畑の中で7時台に3本撮って撤収。
 ちょうど海士有木で交換するので、効率良く撮れます。
 海士有木を8時過ぎの列車に乗ります。
 ラッシュのピークを過ぎた扱いなのか、下り列車は1両の単行でした。車内は高校生で満席に近かったですが、ちょうど可愛いお姉さんの隣が空いていたのでそこに座らせてもらい、首を90度捻って外の景色を確認します。
 3つほど乗って、そのお姉さん共々光風台駅で下ります。
 時間が無いので駅北側にあるカーブで1本撮ります。背景が良くないので、できるだけ姿勢を低くして花メインで撮影。
 撮影後は午前中のハイライト、第一養老川橋梁へ向かいます。ここから徒歩15分。
 真っ赤な鉄橋を渡るツートンカラーの気動車はとても絵になります。
 天気も快晴でバッチリ撮れました。
 光風台駅に戻ってきて、まだ数分あったので、駅南側の踏切で上り列車を撮影。
 養老渓谷まで行く列車は昼間でも2両編成のようです。
 光風台駅からは、いよいよ上総中野行きに乗ります。
 この光風台駅の入線案内放送が、永楽電気の音声と思われる、以前東北本線などでよく聞けた多分あの声優さんの声でした。これは是非録音しておきたいですね。
 光風台から上総中野行きに乗ります。
 平日の昼間とあって、2両編成の車内は空いています。ぽかぽか陽気の中、睡魔と闘い窓ガラスに頭をぶつけながら至福の小一時間を過ごします。
 上総中野駅に到着しました。高校2年の夏以来、実に36年ぶりの訪問です。
 当時は国鉄木原線として、キハ30系を中心に、たまにキハ20系も入っていました。
 おおっ、左に居るのは、そのキハ20か?
 
いすみ鉄道の様子は次の記事で。
 
 
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今年度のJRのポイント交換は

2019-03-24 | 日記
 毎年2~3月の年度末になってくると、JR西日本東日本のポイント交換て何を貰おうかと悩む時期ですが、昨年度からJR東日本はポイントの有効期間の計算方法が変わり、年度末で無理矢理交換しなくてもよくなりました。

 今回はJR西日本のみポイント交換をすることとし、どれにするかアレコレ悩んだ結果、結局ステンレスのボトルにしました。何本目やねん!
 ステンレスボトルは以前の記事に書いたのですが、Suica®デザインのが2本交換で貰ってますが、いずれも300mlサイズで、500mlサイズの物は20年ほど前にイオンかどこかで買った物が側面が擦り傷だらけであるのみなので、今回THERMOSのやつですが、色合いのいい感じのが出ていたのでコレに決めました。
 しかも品番が何と、"JNR-500"という、国鉄500系?みたいな品番で、国鉄ファンには堪らないですな。
 一方JR東日本のビューサンクスポイントですが、2018年の利用額は出撃が減った中でも15万円弱利用していて、これは東日本に住んでいて定期券で利用するならともかく、西日本の住人で仕事で出張とかでも使用しない、全くのプライベートの利用でこれ程の額ですから、そりゃもう私はJR東日本から感謝されるわけです。但し、1年分の明細を調べてみたら、そのうちの\9,500分は近鉄特急のチケットレス特急券購入で利用していました。つまり 近鉄特急 に乗ってもJR東日本から感謝されるわけです。
 その感謝のサンクスポイントの交換は、点数がもうちょっと溜まってからにします。
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元最長距離鈍行にお別れ乗車

2019-03-18 |  出撃 at 中国地方
 ダイヤ改正前の最後の2日間を長野にするか再度広島にするか悩みましたが、189系おはようライナーは既に回送を含めて4ヶ所で撮影済みなのと、先週訪れた山陽本線の被災箇所での動画が記録エラーになっていたこともあり、再度広島地区の115系の補完撮影と、撮影後には元最長距離鈍行だった、現白市発下関行きにお別れ乗車をする事も兼ねての広島行きとなりました。

 .朝から被災区間へ訪れる

 今回は前日入りできなかったので、大阪発の夜行バスで早朝に広島に着く旅程を組みます。
 大阪ー広島間の夜行バスは青春ドリーム号と、いつの間にか名前がグレードアップしていた、グランドリーム号の2本があり、当日17時時点で、青春号は残1席、グランの方は残2席でした。勿論グランの方に乗ります。
 残席マップで2A・2Bの横並びで空席が残っていたので、誰か2人連れがキャンセルしたのかも知れません。すぐさま2A席をポチってゲット。
 難波OCATを23時出発ですが、乗車したのは私を含めて2名だけで、既に始発のUSJからの乗客が数名乗っていました。

 大阪駅で20名近くが乗り込んできて車内はいっぱいになりましたが、結局隣の2B席は空いたままで出発するようで、ホームドアも出発時刻がくる2分前には閉めてしまいました。
 朝、広島駅に着いて数分の乗り換え時間で山陽線上り電車に乗ります。

 先週と違って、今回は広島寄りの河内駅で下車します。
 これは、被災箇所そのものは河内駅から歩いた方が15分ほど近いからです。

 ちょうど通学時間なので、河内高校へ向かう生徒たちと同じ道を歩きます。
 この子らの後ろについて、そのまま学校の中へ入って行きたいところ・・・でなくして、全速歩で学生の列をぶっちぎって抜き去り、撮影地へ向かいます。重たい機材を積んだカートを牽っぱって、高速で歩く俺様って、まるでEF66みたいでかッケ~。(ネタですよネタw)ここで笑わなと、もう笑う所ありませんよ~。

 途中の踏切を渡った先で高校生達は橋を渡って学校へ、私は橋を渡らずに真っ直ぐ線路沿いに歩きます。
 河内高校のちょうど向かい辺りで、最初の土砂崩れ箇所があります。
 ここも撮影地の1つで、20年ほど前にイベント列車を撮った事もありましたが、午前中は日陰になるので今回はスルー。

 駅から25分ほど歩いた辺りで、1本後の上り電車が来るので、適当に築堤に上がって撮ります。
 7時台とあって、側面にはまだ日が回っていませんでした。さらに45分ほど歩きます。

 先週やってきた青い橋が崩壊した土砂崩れの被災箇所に来て、ここで8両編成の上り電車を撮らえます。
 特撮もバッチリ撮れて、無事撮影完了。
 撤収後は元来た河内駅へ向けて、また75分ほどの歩きになります。途中で10時台の下り115系を1本追い撮りして河内駅には11時に戻ってきました。先週より1時間ほど早い電車で次の場所へ移動できそうです。

 .新たに別の撮影地で115系追加撮影
 本郷-河内の長~い駅間での撮影も一段落して、次に向かうのは、白市-西高屋。
 ここは先週も来た区間ですが、先週と違って今回は白市寄りの場所で撮ることにして、白市駅で下車して西高屋方面へ歩きます。

 25~30分ほど歩いた場所には頃合いの良いS字カーブがあって、東端には陸橋道路もあるので、田んぼからビデオパン撮影したり、陸橋から俯瞰撮影したりとアングルを楽しみながら6本ほど捕獲完了。お腹いっぱいです。
 最後に1駅異動して夕方前の上り電車を入野付近で撮影して今日のロケは終了。夜のイベントに備えます。

 .最長距離鈍行にお別れ乗車
 今回の出撃のもう1つ目的である、(元)最長距離鈍行のお別れ乗車に移ります。
 元々は糸崎→下関を走っていて、その走行距離で日本一の最長距離鈍行だったのですが、豪雨災害によるダイヤ修正で運転区間が短くなり、ランキングも5位以下に落ちてしまったのですが、それでも白市から下関まで5時間半もの長丁場な行程になります。
 この山陽本線の長距離鈍行は、以前は西条始発、その前は岡山始発と、始発駅をコロコロ変えて残っていて、いすれの始発駅からでも乗車はしたのですが、白市始発となって以降は初めての乗車です。

 電光表示に示された「下関」の表示。
 ダイヤ改正後はもう白市では見られなくなります。

 18:13 折り返しとなる、白市止まりの上り電車が入って来ました。
 ホーム上は撮影者は3名だけ、こんなものでしょうか? 実際に乗り込んだのは私ともう1名でした。

 車内に荷物を置いて、急いで反対側のホームに回ります。
 3月となれば、西日本だとこの時間でも割と明るく、夕暮れの発車待ちのシーンを納めます。

 白市の駅名票を入れて「下関」の行き先表示。
 白市では115系も下関の行き先表示も、もう見ることはないでしょう。

 乗り込んだのは下関寄りの先頭車である、クハ115-2011
 何でモーター車に乗ってモーター音を楽しまないんだ? と電車オタクの人から言われそうですが、私は風のように転がるクハ派なので、モーター車は避けて乗るのです。
 車内は既に吊り広告が撤去され、このまま下関へ到着後は運用離脱になるのか、それとも翌日は岩国へ1往復だけでも走るのでしょうか。

 各車両2~3名の乗客を乗せて白市を発車した下関行きですが、静かな夕暮れのお別れ乗車の感慨に浸ることも束の間、次の西高屋からは、大量の高校生が乗り込んできて、一気に車内は混雑します。
 右手車窓に夕焼けを見ながら列車は西へ進みます。

 広島に到着。
 反対側ホームには10人近い撮影者がいました。停車時間中に隣のホームにEF65が入線してきて、並びが見られたので、興奮して走り回ってる人がいましたが、危ないのやめましょう!  と言っても馬の耳に念仏。

 次の大きな停車駅は岩国。
 ここで数分停まるので、車外へ出てスナップ。反対側のホームにはもう見ることができない白市行きが停まっています。
 ここから下関までは、ダイヤ改正後も一応残る区間になります。

 途中の徳山で、この列車の名物である30分間の大停車時間があります。
 徳山での停車時間の楽しみといえば、ホームにある紙カップ式のコーヒーを買うことでしたが、いつの間にか撤去されていました。残念。

 徳山で帰宅サラリーマンなどを乗せて一時的に車内は混みましたが、宇部を過ぎるとまたガラガラになり、空気を運んでる状態です。
 先頭車には3人しか乗っていませんでした。貴重な窓が全開できるタイプの車両なので、ここらでいっちょ窓を・・・ダメダメ。

 23:50 ついに下関に到着。
 僅か1分の乗り換え時間で、向いに停まっている小倉行の電車に乗り換えます。余韻に浸れないのが少々残念ですが、下関ではまだまだ115系自体は見られますから。
 ということで、白市からの5時間半の旅は、あっけなく終わった感じがします。


 翌朝小倉を7時過ぎに出て、また山陽本線を東へ向かい、最後に中野東-安芸中野間を行く115系の姿を収めて終わりとしました。

 さよなら115系L編成  さよなら國鐡廣嶋!   もう広島にも来ることも・・・
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國鐡廣嶋 いよいよ落城へ

2019-03-11 |  出撃 at 中国地方
 いよいよ平成最後の3月全国JRダイヤ改正の日が今週末に迫ってきました、3月2回目の出撃は3/7~9で広島近辺へ出掛けることにしました。これは山陽本線の糸崎ー岩国間において、今改正で国鉄115系電車の運用が消滅してしまうこととなり、最後の活躍を記録することにしました。

 .運用範囲が大幅に狭まる
 下関運転所に所属する115系4両編成のうち、3扉車の2000番台で組まれたL編成は、受け持ち区間が西は運転所がある下関から東は何と兵庫県との県境である三石までの広範囲に及ぶ区間を受け持っています。以前は3000番台のN編成も岡山まで顔を出していたのですが、2扉では広島近辺の混雑をさばけないとして、岩国ー下関間のみの運用となっています。2扉でも4両編成あるから定員は3扉3両編成の227系よりは多いのですが、そこは耳を塞いで聞こえないようです。
 こちらのN編成は一応残るので、次回以降にして、取りあえず広島周辺での115系の活躍記録として、以前から何度か訪れてきましたが、いよいよこれで最後になります。

 1日目は昼過ぎに出発して移動のみで終わります。
 姫路ー糸崎、岩国ー下関間では、まだまだ115系が残るので、この光景がなくなることはありません。今夜は松永で滞泊します。

 .豪雨被災地域を走る
 翌朝5時起きで再び西へ進みます。三原ー白市間では115系の撮影は朝しか出来ないので、まずはここにアタックをかけます。この区間は昨夏の豪雨災害で最後まで不通になっていた区間で、報道写真でも濁流に線路の下の土盤がえぐり取られた姿が生々しかった状況でしたが、懸命の復旧作業で約3か月で列車が通れるようになりました。今回は実際に被災した本郷ー河内間に行ってみようと思います。
 問題は駅間距離が長く、隣の駅までの1駅に10分もかかる区間ですが、平行してバスなどの補完的交通機関がないので車か歩きになってしまいます。
 片道約90分掛かりますが、途中に別の場所でも撮りながらぼちぼち行きます。

 最初に来た場所は、団地が建っている場所で、直線を南東に走ってきた線路がここで大きく南へカーブする場所です。
 本郷駅から歩くこと30分、現地に来てみると、東側にある山の影が長く落ちていて、8時近くなってようやく日が当たってきました。
 8:10ごろの上り列車を最後に撤収、河内方面に歩きだします。

 途中のS字カーブで8両編成を撮ろうとしたのですが、線路脇の雑草が高くて、後ろ4両撃沈してしまいました。
 めげずに更に河内方面へ歩きます。

 30分程歩いて、予定していた小さな橋の場所に来ましたが、橋は半分が濁流に押し流れされて無くなっており、川岸もえぐられていました。

 また近くにはポンプ小屋と思われる建物が横倒しで流されたままになって
おり、コンクリートの建物ですら容赦なかった状況が伺われます。

 ここでは下りの115系1本の他に上りの貨物など数本を撮影、上りの線路の山側が土砂崩れの斜面になっていて、ここで大きく減速するため、各列車とも所要時間が長くなった臨時ダイヤで運行が続いていましたが、今春の改正後は減速措置も解除されて通常のダイヤに戻るようです。
 10時半で切り上げ、本郷駅まで90分の延々と歩いて戻ります。

 .初訪問地で撮影三昧
 12頃に本郷へ戻って来たら、次は白市以西へ向かいます。これは夕方18時頃までは糸崎ー白市間には115系の充当列車がなくて撮影にならないので、運用がある白市以西でないと撮れないからです。
 白市の次の西高屋で下ります。ここは数年前に1度来ていますが、115系は逃していました。今日は前回逃した場所ではなく、別の場所で撮ることにします。

 時間が15分位しかないので、午後の1本目は西高屋駅で降りて東へ数分歩いた所に丁度適当な畦道を見つけてここで撮影。13時頃でしたが、線路が西北西に向かっているため、正面にまだ日は回っていませんでした。
 次の115系はおよそ2時間後、更に東へ歩きます。

 先程の撮影場所から結局10分ほど歩いた場所で白市折り返しの運用2列車を撮って西高屋は撤収。

 続いて来たのが、以前EF65の貨物を撮って以来となる入野ー白市間の、夕方に上り列車が順光になる場所に来ましたが、草が伸びていました。2両分位は足回りが刈り取られたのですが、4両とも入れるとなると妥協です。
 白市では日暮後の列車をビデオ撮影して撤収。滞泊地である広島市方面へ向かいます。

 .久々の広島駅で駅撮り
 最近は駅のホームで三脚立てて列車を撮る事など滅多になくなったのですが、広島駅で何年ぶりでしょうか? という位で三脚立てて撮影してしまいました。

 20時台にちょうど115系の発着が固まっているので、効率よく記録する事が出来ます。ここでは4列車を記録。20:40頃には1・2番線で発車と到着の2列車のランデブーが見られました。
 その後は前記事に記載の広島焼きを食べて後は寝るだけ。明日も早い。
 今日は何と5万歩も歩いてしまいました。少し足が痛い、明日は大丈夫心配。

 .広島西部で新規訪問
 広島ー岩国間ではなかなか撮影していなかったのですが、今回115系が走るのが最後になるので、この区間でも記録をするため、撮影場所の選定を行います。今日は最後の土曜日でしかも明日は雨予報なので、撮影者が集まるかも知れません。

 1ヵ所目は滞泊地の五日市と廿日市の間で撮る事にして、広電で移動します。下車したのは駅名が変わる予定の山陽女子大前駅?電停?
 ここから線路沿いに五日市方向へ戻りながらロケハンをします。

 やって来たのが住宅地の中の柵が低い場所でしたが、南側の建物の影がなかなか晴れずにヤキモキしたものの、獲物の糸崎行き8連が来る少し前に上り線路は日が当たるようになり捕獲。
 すぐに撤収して楽々園駅から廿日市まで再び広電で移動、廿日市からはJRで岩国方面へ向かいます。次の場所が今日のメインイベントかな?

 ということで、やって来たのが大竹ー和木間の鉄橋。
 多分有名撮影地だろうから、人がそれなりにいるかなと思いきや、撮影者は地元の人がたったの1人居ただけでした。意外。

 お目当ての8連に続いて40分後に来る4連は、せっかくですから、斜め45度から狙うことにしました。川の流れが緩やかなので水鏡期待でしたがどうでしょう?

 鉄橋で2本撮影した後は、同じ構図も飽きるので、和木駅の南側に行ってみたのですが、草木が伸びている所が多くて撮影に適した所が無く、時間切れで踏切からの撮影となりました。オマケに側面に日が回ってないし。
 撮影後は大急ぎで和木駅に戻ります。今撮った列車が岩国から折り返して来るのでそれに乗って東へ向かいます。

 土曜日の10時台でしたが、和木からの乗車で上手く右側の窓際が空いていて、宮島を見ながら115系に揺られます。ここで115系に乗ってこの景色を見るのも最後かも知れません。

 .最後は西高屋でリベンジ
 昨日は西高屋駅の白市側で撮影したのですが、今日は西条側で撮影することにします。西高屋ー西条間は数年前に来た事があるのですが、運用を見誤って115系を撮り逃していたので、今度はちゃんと収めようと思います。
 西高屋で乗ってきた115系を降りて、白市から折り返して来るのを狙うべく全速で歩きます。

 歩くこと約20分、畑の中で折り返してきた下りの115系を捕獲。
 この数分後にもう1本、上りの白市行きが来るので合わせて2本捕獲しました。
 白市行きなので、今の列車も25分程で折り返して来ます。

 踏切近くまで戻って下りの2本目を捕獲。
 この場所が、数年前に撃沈した場所だったので、見事にリベンジも果たすことが出来ました。
 天気も予報では昼から曇り予報だったのですが、上手い具合に外れてくれて、ピーカンで撮影を終える事ができました。
 今日は帰路になるので撮影はこれでおしまい。充実した広島遠征になりました。

 来週は長野へ行くか、再度広島へ行くか悩ましいところです。




  
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久しぶりの広島焼き

2019-03-08 | 食べもの
 先週の記事に書いた通り、今週は絶滅寸前の國鐡廣嶋の115系の記録に来ています。
 朝から本郷・西高屋・入野などで撮影し、夜に広島に到着。
 今晩は広島近辺で泊まって、明日も午前中は山陽本線で撮影します。

 広島って牡蠣ぐらいしかあんまり旨いもんがない印象があるのですが、広島を代表する食べ物と言えば、この広島焼き。2016年の秋以来です。
 まぁ実のところ、キャベツ焼きに中華麺を混ぜただけのものなのですが、あんまり食べた感がないんですよね。あとからもたれてくるのか?

 駅も橋上駅になって初めて、駅前にはいつの間にか、ビックカメラまでできていて、大都会岡山に肩を並べようかと言わんばかりの都会の仲間入りです。 
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浜名湖で485系「華」を迎え撃つ

2019-03-02 |  出撃 at 東海地方
 久しぶりに土日に週休日が当たって、春にもなったし、何処かへ出掛けようと思っても、日曜日は雨予報だし・・・
 そんな中、JR東日本の485系が名古屋までやってくるというので、これはもう撮らないわけにはいきません。
 まぁ485系と言っても、お座敷改造されたジョイフルトレインですが、今や東日本にしか残っていない485系の残党といいますか、そこは腐っても鯛じゃないですが、国鉄時代に生まれた由緒ある形式なので、出撃することにしました。

 .選択肢いろいろの楽しみ
 さて、どこで撮ろうか?
 485系団体専用車両は、西の人間には滅多にお目にかかれない車両ではありますが、関東へ行けば遭遇することはあるので、車体メインで撮るのは馬鹿ですから、ここは東海地方らしさが分かる場所で候補を選定。
 1.富士山バックのどこか
 2.茶畑の中
 3.浜名湖の鉄橋
 4.三河湾バックのあの場所
と4か所ほど候補を上げたのですが、4.の三河湾バックのあの場所は最近木が伸びて、キャパが狭くなったようなのと、土曜日なので礼拝で規制されてる可能性があるので外します。
 残る3か所で検討した結果、久しぶりに浜名湖へ行くことにしました。3か所のなかでは一番近い場所ですし。

 次に切符はどれを遣おうかということです。5つの選択肢があります。
 1.普通乗車券(IC含む)
 2.青春18きっぷ 
 3.豊橋往復きっぷ+普通乗車券
 4.豊橋カルテットきっぷ(バラ)+普通乗車券
 5.JR・又は名鉄の回数券(バラ)+普通乗車券
 新居町まで行くのですが、わざわざ青春18きっぷを使う程でもないので、豊橋往復きっぷ+IC乗車券で名古屋からだと2,320円。行きのみ新幹線を使います。
 豊橋で一旦改札口を出て、IC乗車券で出入りし直さないとなりませんが、この方法が土休日だと安くなります。
 片道(もちろん往復でも)新幹線を使うなら平日でも断然こちらの方が安いですね。

 .現地に来てみたら
 昔、何度も浜名湖を渡るブルートレインや117系の撮影で浜名湖の歩道から撮影をしたものですが、117系が廃車になってからは全く訪れていなかったので、金網が張られたのは知っていましたが、いわゆる一般的な180cmのやつで、2段脚立があれば普通に撮れるだろうと思っていました。
 ところが現地に来てみてあ然

 うひゃ~金網がめっちゃ高い~
 2m50cmぐらいはあろうかという高さで、先に来ている人は、脚立も5段脚立に、多分10万円クラスの250cm三脚を使って撮っています。他の人々は金網が無い、手前の植え込みの所から十数人ほどが順に西へ西へ並んでいる格好でした。
 今回のように撮影者がそれなりに居る状況だと、植え込みの所からの撮影は妥協の産物になるでしょう。
 そんな事を考えている暇もなく、露払いの313系 5945M普通が通った3分後

 ゆっくりと浜名湖の景色を楽しむように、485系「華」が鉄橋を渡って行きました。朝から快晴だったのですが、昼頃から時々雲が流れてきて、目的の列車が来るときには陰る、毎度のパターンです。
 これ1発狙いで今回は終了。
 富士山バックで狙っていた人のツイートでは、富士山は雲に隠れたとの事で、新幹線使って追っかける強者がいたかどうかは知りませんが、今日はそこまでする必要もないだろうと。
 帰りの電車の中で、赤い地下鉄車両の甲種輸送とすれ違いましたが、全然眼中にありませんでした。

 来週は長野か広島か?
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18きっぷ1枚お買い上げ

2019-03-01 | 交通その他

 いよいよ春。
 おととい、取りあえず1枚だけ青春18きっぷを購入しましたが、出掛ける所が何処へ・・・

 明日3/2はJR東日本の485系改造車“華”が東海道本線を下って名古屋までやってくるので、どこかで迎え撃とうかな?
 189系長野車も何度も乗り・撮りしたので、結局2月の2回目の4連休にも長野へは行かず仕舞で半分家でゴロゴロ。

 段々と面倒になって、出不症になってしまいそうなこの頃です。
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