六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

選抜高校野球観戦 その3

2024-03-31 | スポーツ
前々回・前回からの続きの記事になります。
 選抜高校野球大会の観戦は当初は3月21日~23日の3日間の予定でチケットを購入済だったのですが、23日が雨で流れてしまい、チケットは自動的に払い戻しになりました。
 せっかく日本航空石川の試合予定だったのですが、残念ながら見られませんでした。
 更に日曜日にも雨が降って、都合2日も流れたので、土日に観戦を楽しみにチケットを押さえていた人にとってはガッカリだったでしょうし、土日の試合が平日開催になるので、入場者も減ってしまうので、球場も売店も踏んだり蹴ったりの状況でしょう。
 そんな中喜んだのが私で、個人的に気に入ってる宇治山田商業の試合が2度も見れるので、27日と28日の2日間に甲子園に再出撃しました。

  3月27日 2回戦最後の4試合

 前日の26日も午前中に雨が降ったため、試合開始が大幅に遅れ、2試合しか行われなくなったため、第3試合で予定だった、宇治山田商業の試合が翌日持ち越しとなり、この日は4試合を消化するスケジュールに変更となりました。
 この日は第4試合で報徳学園が1塁側で出るため、宇治山田商業は3塁側で出るのですが、1塁側の切符を買って入りました。

 2日半も試合が流れて、平日の朝からとあって、球場はガラガラでした。
 前泊ではなくて、名古屋発6時前に出る朝1の名阪特急で来たので、甲子園には9時過ぎに到着、既に3回が終わっていました。
 中央学院とかいう初めて見る学校で、2018年の春夏にそれぞれ初出場して、今回が通算3度目の出場という学校なので、あんまり知りません。

 対する3塁側の宇治山田商業もさすがに3日もずれると、近鉄電車でやって来れるといっても、そうそう会社を休んでまでは応援に来れませんわな。

 宇治山田商が気に入ってるのは、このチアの衣装のデザインがユニークで、しかも可愛い子が多いと、前々回出場の2007年夏と翌春に見て、三重県なら山商を応援と決めていたものです。私がしばらく住んでいた町からも菰野高校が甲子園に出場していますが、あんまり印象がないです。

 試合は7-0で大量リードを許していて絶望的だったのですが、そこから何と後半に次々点を取って、7-6まで迫ったのですが、あと1点に泣き、2校残っていた公立高校の1つが去ることになりました。
 山商また夏に見たいね。頑張って出てきてほしい。

  山田マニアが歓喜の日程
 続いて第2試合は広陵-青森山田の対決で、26日の雨で宇治山田商業の試合が今日にずれ込んだため、第1試合と第2試合で、同じ3塁側に『山田』の名が付く学校が連続で出るという、全国の山田マニアさんたちに(どれ程いるかは知りませんがw)とっては歓喜の日程となりました。

 こちらは1塁側広陵の応援団
 朝出て新幹線ですぐに来れるので、お弁当持って爺ちゃん婆ちゃん連れて3世代で野球応援です。
 まぁ今日も余裕で勝つじゃろ?とスポーツ紙のA判定を信じて試合に臨みます。

 こちらは3塁側の青森山田の応援団。
 青森から大阪への直通列車の白鳥や日本海、新潟乗り継ぎで急行きたぐにといったルートが取れずに、本当に不便になった青森と大阪の行き来ですが、応援団も少ないものの、ねぶたの囃子でノリノリ応援をしていました。

 試合は0-0で膠着状態から8回に互いに2点を取って、9回表に広陵が3点取って5-2にして、これで勝ったかなと思ったら、9回裏に青森山田も3点取って延長戦にもつれ込み、最後はサヨナラで青森山田が勝利という、何とも痛い敗戦となりましたが、まぁ青森山田のねぶたの囃子も悪くはないなという感じで終えました。

  ブラバン対決の第3試合
 第3試合は 鹿児島の神村学園ー大阪桐蔭の試合で、ネームバリューから言えば大阪桐蔭の完勝っぽいんですが、果たしてどうなることやら。

 鹿児島から遠路はるばる応援に来るには新幹線代も高いと、応援団の数も少なかったので、今回はその応援団の中に紛れ込ませて貰いました。
 神村学園のブラバンは、とにかく音がデカい、ヒット時のファンファーレが長くて威圧的と、少々嫌われてる面もあったので、ここは中に入り込んで実情を偵察と。
 黄色い腕章を巻いた責任者(生徒指導の先生?)が下から応援団席をジーと睨みつけます。恐い恐い。
 生徒がちゃんと応援しているか、怪しい輩はいないか、YouTuberが動画撮ってないか等を監視しているのでしょうか。
 さてブラバンですが、応援団の中に入ってしまえば、そんなに音圧は感じません、多分ビューグルという楽器を数本使っているように見えたので、それによって前側に凄く大きく響くと思われます。ブラバンの人数は大阪桐蔭の方が全然多いんですよ。それでも神村の音のデカさは半端ない。
 対する3塁側の大阪桐蔭ですが、

 やったー元に戻った!
 1回戦で野球ユニタイプのコスチウムでがっかりしたチア衣装だったのですが、黒いタイツを履いているものの、一応元のチアコスに戻っています。やっぱりこのピンクと黒の衣装が桐蔭に合います。
 試合は低反発バットの影響がモロに出て、大阪桐蔭のガンガン長打を打つような試合は見られませんでしたが、それでも5回には大飛球がフェンス直撃して転々とボールが転がり、まさかのランニングホームランとなりました。私のすぐ前の人がビール買っていて、売り子さんが目の前に居たので、半分ぐらいしかプレーが見れないわ、動画も撮れないわで、踏んだり蹴ったりですね。まぁこれも甲子園。

 試合は結局4-2で大阪桐蔭が何とか逃げ切ったのですが、思ったほど強くないぞと感じました。

  アゲアゲホイホイが響き渡るナイター
 さて今日のメインイベントは第4試合の常総学院-報徳学園の試合です。
 ともに優勝経験のある強豪チーム同士がぶつかり合いますから、お客さんもこの試合メインで徐々にスタンドが埋まってきました。

 1日4試合で、朝の第1試合の開始が夏の選手権より30分遅い8時半スタートですから、そのしわ寄せは第4試合にやってきて、大概がナイター始まりになります。しかも3月下旬といえど、日が落ちると急に気温が下がって来るので、寒さ対策は必要です。
 しかし、この報徳学園は名物のアゲアゲホイホイがありますから、スタンドのお客さんも巻き込んで、大アゲホイ祭り大会となるので、少し体も温まります。

 試合は報徳学園のほぼ一方的な展開で6-1で常総学院を下しました。
 この調子なら明日の大阪桐蔭との試合にも勝てそうです。

 試合が終わってゾロゾロと応援団と一緒に団体用出口から出るのが楽しみです。

 球場を出て、高架道路の下を見ると、常総学院の部員のバスが停まっていました。
 茨城南部の学校なので、やはり関鉄バスということで、兵庫県で関鉄バスなんか滅多に見れませんから、こういう風景が見られるのも甲子園ならではです。

 さて、次はいよいよ準々決勝で大阪桐蔭と報徳学園がぶつかります。その4の記事で書きます。
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選抜高校野球観戦 その2

2024-03-28 | スポーツ
 昨日の記事の続きになります。
 1回戦の残り4試合中の3試合で、本日3/22の対戦カードは
  ①神村学園 vs 作新学院
  ②大阪桐蔭 vs 北海
  ③愛工大名電 vs 報徳学園
と、優勝候補が出るとあって、早々にアルプス席は完売となっていました。

 中央指定席ですが、テレビに映りたい爺ジイ達が下段を買い占めるらしいので、ここは曜日に関係なく売切れますが、その他の中段や上段は残っているので〇印表示にはなっています。
 今日は報徳学園が出る側の3塁アルプス席に座ります。 
 昨春はちょうど3塁側で報徳学園が出る同じ日に、1塁側で龍谷大平安がでるので、一度自側で見てみたい衝動に駆らtれて、東邦vs報徳の試合を東邦側で見たのですが、今年はそのような組み合わせもないようです。

 まずは第1試合は日本を代表するマンモス校の作新学院vs鹿児島の神村学園の試合ですが、もう最初から自分の指定席には座らずに、応援団席に入り込みます。これは予想外に応援団席に空きが見えたので、最初から指定席に座らなくても問題ないと判断して応援団に紛れ込みます。勿論応援団がびっちり一杯なら、そのような事はできません。
 甲子園優勝経験もある常勝校であり、関東大会を圧倒的打力で優勝ですから、九州でそこそこ勝ってる神村学園相手なら、順当に1回戦突破するでしょうと、高をくくっていたところ、大苦戦というより、6点も取られて初戦敗退となってしまいました。

 神村学園はブラスバンドの音が大きいことで有名で、大学生で固めたクラーク国際程ではありませんが、人気のあるバンドです。作新学院もバンドの人数では同じぐらいいるので、ブラバン対決も見物でした。音の大きさだけなら神村学園の勝ちですが、応援の多彩さなら作新に軍配を上げたいところ。
 ちなみに作新のチアの子らは、試合中ずっと立ったままでした。さすがに夏では守備中は休ませるでしょう。今日はこれでチアは見納めとなります。

 第2試合は大阪桐蔭vs北海の試合です。

 北海道代表ということで、なかなか関西まで応援に来ることができず、チアもいませんし、応援団の人数も数える程しかいませんから、第1試合と同様に応援団席に紛れ込みます。
 北海高校の名物は、アゲアゲホイホイで、発案者である報徳学園のOBも唸るほどのエグい声援(札幌では)ですが、ここでは少数です。また応援団の人数が少ないので、大きな声を出すと目立つことから、伝統的に女子マネなどの声がテレビの音声に拾われて、ネット民からは人気を博しています。

 大阪桐蔭側は白で統一した生徒と親御さんらがアルプスの一角を陣取るのですが、横や左上のスペースは空いたままで、応援団用の座席を捌けないようです。履正社ならほぼ一杯に埋まるのですが、この辺りも桐蔭人気の陰りが見て取れます。

 なお大阪桐蔭のチアも、スカート盗撮対策なのか、野球ユニタイプに変わっており、踊る子らもおじさん達もガッカリです。スカート内盗撮は許せませんね。
 試合は大阪桐蔭の一方的な展開になり、7-1で北海は負けましたが、得点圏にランナーが進んだ時は、アゲアゲホイホイを踊って、次の試合のために待機している本家アゲホイの報徳学園の応援団にアピールしていました。
 北のアゲホイ → 本件アゲホイ と、リレーが行われ、この模様は動画に撮って上げましたので、よろしければご覧ください。

 さて本日のメインイベント、第3試合は因縁の対決、愛工大名電vs報徳学園の一戦になります。
 名古屋電気の時代から数えて春夏合わせて、これで3度目の対決になり、以前2回はいずれも報徳学園が勝っていて、名古屋電気時代の昭和56年に私も報徳学園のブラバン(友情応援?)として出た時と、37年ぶりに2018年夏に対戦して時のいずれも、報徳が勝っているので、そろそろ名電が勝つかも知れないなというのと、前回の2018年に見た時に、可哀想だから次は名電側で応援しようかな?と記事で書いたのですが、ちょうど名電は昨夏の対徳島商業戦で、名電の応援を見て、お馴染みの演奏も撮っているので、今回はもう名電はいいやということで、報徳側に付きました。

 名電は30年ほど前に男女共学になり、ちゃんとチアもいるのでいいですね。昨夏はこの紫の集団の後ろのほうに混じっておりました。

 こちらは報徳の応援団席。
 男子校特有の花の無い応援ですが、女子中高生に人気がありますから、母親のクレジット決済で、チケット争奪戦に加わったり、野球部員の彼女になったり、その友達になったりして、何とか希少なアルプス席券をゲットして入ってきます。
 また少年野球のチームを招待するので、優先的にフェンス前の席が子供たちにあてがわれたりして、結構観客の年齢層は低いですから、スポーツ紙に書いてあるような「男子校特有の野太い声援」といのは、あまり当たってはいません。

 試合は名電が1点先制するも、報徳が同点に持ち込んで延長戦に突入、タイブレークの結果、10回裏に2点取った報徳が逆転勝利を収め、3度目の対決もまたもや報徳に軍配が上がりました。
 名電側からしたら、何で負けてしまうのだろうと、不思議でならないでしょうね。

 ということで、久々に報徳の校歌を歌って、この日の観戦を終えて帰宅しました。

 次の記事では、選抜観戦おかわり編ということで、2回戦~準々決勝の観戦記を書く予定です。
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選抜高校野球観戦 その1

2024-03-27 | スポーツ
 ここ数年来の春と夏の恒例行事になっているお祭囃子鑑賞会の季節がやってきました。
 3月8日に掲載した記事で、21日(木)から23日(土)までの3日間で観戦予定としてアルプス席のチケットを購入していて、いよいよ観戦の日になりました。
 心配されたのが天候で、昨年も順延がありましたが、今年もあまり天気に恵まれていないようで、濡れながらの観戦は避けたかったのですが、今回は濡れながらの観戦どころか、23日は丸1日中止・順延になりました。

 まず大会第5日目(3/21)の3試合について書きます。

 昨夏以来の甲子園駅での下車です。阪神電車はその間も何度か乗っていますが、甲子園はいつも通過になるので。
 3月下旬にもかかわらず、六甲山が白く雪景色しています。下界では雨でしたが、山の上では雪が降っていたようで、どうりで寒いはずです。

 今年から?か気付いたのが遅かったのか分かりませんが、左右に各塁側の学校を表示するボードがポールに掲げられていて、親切な設計になってはいますが、そもそもチケットを買う時にどちらの塁側かは知っているはずでしょうが、それでもわざわざ係員に聞く人が後を絶えなかったんでしょうね。

 チケット売り場にきました。
 既に予約購入済みなのですが、チケットを手元に残したいので、QRコードでは入場せずに、きっぷを発券します。

 今日は1塁側のアルプス席を除いて当日券を発売しているようです。完売多発のアルプス席がまだ若干残っているのが本日のカードを物語っているのでしょうか。

 甲チケで購入を済ませているので、チケット売り場には並ばずに、自動発券機にスマホでQRコードをかざして発券します。

 発券されたチケット。
 やっぱり手元に残しておきたいですよね。それも味気ないコンビニ発券のではなく、甲チケのやつを。でも指定席でお客さんを色々見てると、結構な割合でローチケの袋を持っている人を見掛けます。

 第4~5日目は「死のブロック」と言われていて、名だたる強豪校が出る日程で、1回戦で当たるのは勿体ないカードもあります。
 それではスタンドに上がりましょう。

 まずは大人しく、指定券に書かれた席に座ります。
 宇治山田商業は数年ぶりの出場なので、朝から結構な観客が詰めかけてします。
 応援団席ではなく、一般席にも緑の帽子を被ったOB・OGなどで席が埋まっていました。

 この宇治山田商業ですが、スコアボードには「山 商」とのみ書かれています。
 鉄道ファンなら近鉄電車の行き先に「宇治山田」という駅名があるので、よく知っているでしょうが、このように2文字に略されてしまうと、正直三重県民にしか分からないような略し方です。

 試合前の選手の挨拶。
 あまり場慣れしていないのか、結構内野寄りに立っていて、かなり控え目な並び方ですね。慣れてる学校だと、もっと客席から見やすいように、外野寄りに整列します。

 さて指定席でしばらく見ていたのですが、窮屈に感じてきたので、やはり応援団用の自由席に出てきました。
 応援団席も外野寄りの一角までくれば割と空いています。

 試合は宇治山田商が追いすがる東海大福岡を1点差でかわして2回戦に駒を進めました。
 好投手で台風の目になっている阿南光と共に、希少な公立の勝ち残りチームとなりました。


 第2試合は広陵(広島)VS高知 の一線で引き締まったゲームとなりましたが、この試合の中盤ではスタジアムに小雪が舞って、とても寒かったですが、風が弱かったのがせめてもの救いです。風が強かったら終わってたところです。

 第三試合は、京都国際vs青森山田ですが、1塁側が京都国際なのと、寒いこともあって、意味不明な朝鮮語の校歌が流れる前にさっさとスタンドを後にしました。

 次の記事は大会第5日目の観戦について書きます。
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推しの"子" ではないようで・・・

2024-03-22 |  出撃 at 北信越地方
前記事の続きになります。
 直江津駅で何だか違和感があるポスターを見たあとに、もう1つ、何やら写真に映った女の子たちが立っていましたので、これは何なんだろうかと

 最初はえちごトキめき鉄道駅員の紹介か何かと思ったのですが、駅長とかの役職でもない社員の名前を更け出す事は最近の傾向に逆行しているので、さすがにそれはないだろうということで調べてみたら、えちごトキめき鉄道では「推しの駅」というプロジェクトをやっているようです。直江津・高田・糸魚川・新井・妙高高原の5駅で、参加しているのはNGT48のメンバーとのこと。
 AKBやNMBなどの有名メンバーなら分かるかも知れませんが、さすがに他の地方の48系メンバーまではぱっと見ても分かりませんね。ということで、デジタルスタンプなどもやっているようで、興味のある人は一度訪れてみてはいかがでしょうか。
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なんか違和感が・・・

2024-03-21 |  出撃 at 北信越地方
 一連の北陸訪問シリーズの記事になります。
 直江津駅の開札口を出て、北口の階段を降りて駅そばを味わった事は、前々回の記事で書きましたが、そばを食べて再び改札口に戻ってきて中に入った時に、何やら違和感を感じました。

 何気なく見過ごて通る人も多いとは思いますが、やっぱり違和感ありますよね?
 この直江津駅は、駅舎や車両基地の部分はJR東日本ではなく、えちごトキめき鉄道の管理区域となっているため、このように駅舎の内部の掲示物なども、JR東・西とパスモ協議会に配慮して、このようになっているのと思われます。直江津駅自体はJR東日本の路線に乗る時に限ってICカードが使えますが、えちごトキめき鉄道はICカード利用に加盟していないので、これらの画像が使えないのでしょうね。
 ちょっとした小ネタでした。
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北陸鉄道に ”アレ” を見に行く

2024-03-19 |  出撃 at 北信越地方
前記事の続きになります。
 行程2日目の3/10(日)は早朝に金沢駅に行って青春18きっぷを買った辺りの記事は前回に書きましたが、この日は午前中にもう1つの目的である場所へ行きました。

 それは北陸鉄道に残る、とある鉄道設備です。
 北陸鉄道は昨年4月に日帰りで石川県に来た時に、乗りつぶしをしたのですが、石川線・浅野川線とも往復乗るだけで時間いっぱいとなり、途中下車して撮影などする時間が取れずに、機会があったらまた来よう委と思っていたものです。

 まずは北鉄金沢駅に寄って、1日全線フリー切符を購入しました。
 昨年来た時は、野町駅で購入したため、自動券売機のペラ券だったのですが、北鉄金沢・内灘・鶴来と新西金沢(平日のみ)の4駅では硬券きっぷを発券しています。また新西金沢などで窓口が閉まっている場合は、整理券で乗車して鶴来駅で下車時に1日乗車券を購入することもできます。各線ごとのフリー切符もあり、こちらはカラー印刷券になっています。

 7:28 新西金沢から一旦野町へ向かいます。
 この駅で待っていても下り列車はしばらく来ないので、野町行きに乗って、この電車が折り返し下り列車になります。

 野町駅で下車。
 去年来た時は、国道のバス停で降りて7分間で歩いてという慌ただしさだったのですが、今回はもう少し時間があるので、住宅地の中のバスターミナル感を少し味わって、下りの電車に戻ることが出来ます。

 野町7:41発の下り鶴来行きに乗って南下します。
 日曜日の朝ということで、電車内はガラガラです。

 昨日は倶利伽羅峠なども全然雪が無く、金沢の駅周辺も雪が無かったのですが、南下してくると何故か周りが段々と雪景色になってきました。
 南の方が雪深くなる、北陸の不思議光景です。

 8:10 野町から約30分で、沿線唯一の田んぼの中の駅である、小柳駅に着きました。
 線路に沿って住宅が並んでいたのですが、この駅の近辺だけが唯一家が途切れて田んぼが広がっています。

 こんな田んぼの中の駅で電車から降りたのは私1人だけ(30分後に再び乗ろうとした時にカメラを持った3人のオッサン達が降りてきました)
 なぜこんな駅で降りたかというと。

 これが目的なのです。
 ん? 何? 踏切? もうちょっと寄ってみましょうか。

 こちらがその踏切になります。
 鉄道ファンならすぐに分かりますね。あぁここまだ残ってるんだと。
 そうです打鐘式(丸型電鈴式)踏切です。鐘の形というよりは丸い鈴の形をしていて、余韻が少ないタイプです。
 去年乗り鉄だけで全線乗り通した時に、この石川線内に3か所、浅野川線内には1か所の打鐘式踏切が残っているのを確認したので、できる事なら再訪して記録したいと思っていたものです。
 チンチンと鳴るレトロな音を堪能した30分が過ぎて、次の電車で終点の鶴来まで乗りました。

 8:50 鶴来駅に到着
 元京王3000系車両が居て、パンタが上がっていたのですが、しばらくしたら降ろしてしまいました。早朝に野町まで1往復したのかも知れません。

 鶴来駅に到着後2分で上り列車があったのですが、さすがに2分で折り返すのはせわしないので、1本遅らせることにしました。
 駅の待合室の一部が工事中で、挽きたてコーヒーの自販機が撤去されていて残念。
 9時半の野町行きで金沢に戻り、今度は浅野川線に乗ります。

 金沢市と内灘町の境にある大野川の鉄橋を渡る列車を撮影。
 なおこの時に、金沢寄りにある蚊爪駅で降りて、駅直ぐ横の蚊爪1号踏切を見たのですが、残念ながら電子音式の警報機に更新されてしまい、浅野川線からは消滅してしまいました。残るは石川線の3か所(新西金沢駅東側2つ目の西泉3号踏切、小柳駅横の小柳踏切、日御子駅北側2つ目の日御子第1踏切)となります。
 内灘町は元日の能登地震でかなりの被害が出た場所ですが、私が歩いた場所は地面が割れたりした感じは見られませんでした。

 蚊爪駅から2駅歩いて1年ぶりに内灘駅にやってきました。
 左側に元京王3000系がいますが、こちらは片開き式ドアの初期タイプが残っているので、平日の朝とかに動いている所を見たいですね。

ということで、打鍾式踏切が残っている北陸鉄道再訪問のお話でした。なお青春18きっぷでアクセス出来なくなった石川県には、もう来れないかも知れないので、今日はそれなりに楽しんで記録をしたつもりです。
 次は新潟県内の駅のこぼれ話を短く2つお届けする予定です。
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さよなら北陸本線 さよなら石川県

2024-03-16 |  出撃 at 北信越地方
前記事の続きになります。
 昨日3/9(土)は北陸tabiwaパスの激安セール価格を使って、980円で敦賀→直江津→金沢と乗り鉄しながら、サンダーバードにもお別れ乗車を行いました。直江津で1時間の滞在だけですぐ金沢まで折り返してきたのは、2日目の予定があるためです。
 今日3/10(日)は、いよいよ北陸本線・石川県とお別れになる(来週の土曜日には新幹線が開業してしまう)ため、JR区間の乗り収めをするのと、去年一応乗りつぶしはしたものの、ある物を撮りたいので北陸鉄道にも再訪することにします。

 .最後の青春18きっぷでお別れ旅
 新潟県・富山県に続いて、北陸本線が石川県内から消滅してしまうのと、前の2県と違って、石川県の場合は北陸本線でしか県内への在来線でのアクセスルートが無いため、新幹線開業後は青春18きっぷ等のJR在来線乗車券で全くアクセスできない、陸の孤島と化してしまうので、最後の思い出にということで。金沢駅で青春18きっぷを購入して、押印もすることにしました。

 ということで、きっぷ売り場は早朝から凄い列だったので、誰も並んでいないみどりの券売機で青春18きっぷを購入(新幹線開業後も買える)し、金沢駅の押印をしました。

 金沢駅の改札を入って、中2階の通路には各方面への出発列車の表示がしてあり、ここでの表示も16日からは見られなくなります。
 Kyotoのプレートも外されるでしょう。

 新幹線との乗り換え口に立っていたボードには能登への支援に感謝するポスターが掲示されていました。
 能登半島の形をFの字になぞられてFightと書かれていました。この看板は残るでしょう。

 金沢の駅名標
 すでにJRのマークにはシールが貼られて、いしかわ鉄道のマークだけが見られる形になっていました。

 お昼の七尾線の電車に乗って北上します。
 途中の羽咋市あたりまでは普通の風景が展開していましたが、中能登町や七尾市内にまで来ると、崩れた建物もあり、所々の家の屋根がブルーシートで覆われて、被災地である事を実感できました。

 今回は時間があまりないので、奥までは行かずに折り返します。
 ここでも普通電車はけっこう乗客が乗っていて、2両編成の電車は行きも帰りも宝達以南は座れない状態でした。

 .さよなら金沢のサンダーバード

 金沢駅に戻ってきてサンダーバードの発着を2本撮影して、16時台の唯一の直通列車である敦賀行きの普通に乗って帰ります。
 ホームの端には10人ぐらいのファンがいましたが、最終日はごった返すかな?

 芦原温泉を出たあたりで日が暮れます。
 この辺で見る夕日ももしかしたら最後になるのかな?

 金沢駅で買った駅弁(百万石弁当)
 金沢駅で駅弁を買うことも、もうなくなるかも知れないので、王道の幕の内弁当を買いました。

 敦賀駅にて
 新幹線開業後はサンダーバード・しらさぎ共に敦賀以南のみの走行になるため、こうした金沢行きの表示を見るのも最後になります。

 .ありがとう北陸本線
 いよいよ新幹線開業を控えて、それまで運行してきた国鉄・JR北陸本線としての営業が終了するため、お別れのコーナーが設けられていました。

 金沢駅では在来線の改札口前にメッセージボードが置かれていて、たくさんの人が想いを書いていました。
 お昼には一杯になり、一旦回収して、台紙を張り直していました。

 敦賀駅の駅弁店にて
 名残惜しで訪問する人が多いということで、やはりお弁当の売れ行きなどにも影響しているようですね。新幹線開業後は敦賀駅は在来線の特急が残るので、まだ大丈夫なのかな?

 まだ開業していませんが、気が早いのか敦賀までランプが点いていました。

 敦賀の駅前にて
 奥に高架の新幹線駅がありますが、すでに試運転をしているので、駅の照明が灯されていました。

 いよいよ3/16で開業
 それに伴って、青春18きっぷで石川県へのアクセスが不可になってしまい、福井県も県都の福井駅へはアクセス不可となりました。北陸地方は富山県内がまだ私鉄の乗りつぶしが残っているので訪問機会がありますが、石川県については開業後に新幹線で通過するだけの県となったため、訪問機会を逸してしまう格好になり、初めて2度と行かない都道府県になりそうです。
 もしかしたら本当に2度と行かないかもしれないので、取りあえずお別れの言葉を言っときます。
       ありがとう北陸本線    さようなら石川県
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敦賀→直江津が980円? 安っす!

2024-03-12 |  出撃 at 北信越地方
 ,北陸地方へ行く
 3月に入っていよいよ旅行シーズン到来ということて、PCの修理で2月は休みが飛んだ分、羽を伸ばしてと行きたいところですが、湯水の如くお金を散財できるような裕福な人間ではないので、基本的に青春18きっぷを絡めた旅になることが多いです。
 そんや中で、今年の正月に起きた能登の震災の復興応援ということで、北陸地区のフリーきっぷが一部安くなっているので、この値引き期間を利用して北陸地方へ出掛けることにしました。くしくも一週間後には北陸新幹線の敦賀開業で、大きく交通体系が変化するだけに、それに伴って見られなくなる風景をこの目に焼き付けるべく、のんびり乗り鉄旅を兼ねたプランニングとします。
 乗車に使う切符ですが、通常なら青春18きっぷを使うところ、今回は格安な切符が出ているのでそちらを使います。
 敦賀-金沢までのJR線の他に金沢-直江津までの第三セクター区間3社線全てが乗れる『北陸おでかけtabiwaパス』がダイヤ改正前日までの期間限定で2,900円→980円の復興応援大出血サービス。これを使わない手はありません。

ということで、予約の類が好きじゃない私ですが、前売りでしか買えないので、前日の晩にWesterのサイトに入って購入します。
 写真中央のようにクレジットの認証が取れると、写真右のように『利用前』の商品欄に表示されます。
 ちなみに行程は全て普通列車で、
 名古屋610→728米原747→757長浜800→825近江塩津832→845敦賀847→948福井1022→1144金沢1206→1405泊1456→1632直江津
と検索で出てきたのですが、このプランだと、長浜・近江塩津・敦賀での乗り継ぎ時間が短くて、最悪福井まで座れない可能性があります。

 .激混みの各列車
 いよいよ3/9(土)早朝から北陸本線の敦賀まで行くのですが、名古屋から敦賀までは普通乗車券で2,310円なので、普通に切符を買うことにしたのですが、嫌な予感がしたので一旦豊橋方へ2駅の金山に行って、そこから米原行きに乗ることにしました。名古屋駅で並んでいても座れないと踏んだのです。

 青春18きっぷなら折返し乗車は自由なのですが、普通乗車券だとそうはいかないので、金山駅で降りて切符を買い直します。
 予感は見事に的中して、岡崎発の朝1番電車なのですが、4両編成の311系はラッシュ並みの混雑。名古屋まで2駅立って、名古屋で降りる客の代わりで席が空くのを見計らって着座。名古屋駅で並んでたら米原まで立ちっぱなしになるところでした。

 米原では19分の接続で新快速長浜行きがありましたが、4両編成の列車はすでに立ち客がかなりいる状態。この乗客が長浜から先は短い2両編成に乗り換えるのだから、お先真っ暗なのが容易に想像できます。
 そこで予定を変更して、福井到着が1時間遅れますが、米原発8時台の電車にしました。この米原8時の敦賀行きだと敦賀での乗り継ぎが50分近く開くのですが、確実に座れるのです。

 敦賀での50分近い待ち時間の間に、下りの特急が2本、先に発車していきました。
 敦賀以北でサンダーバードやしらさぎの発車表示を見られるのもあと僅か。
 しかし敦賀での発車間際に、大阪方面からの新快速が着いて、どっと車内に乗客がなだれ込みます。一気に車内は大混雑。いやぁこれで福井まで立ちっぱなしとかご苦労さんだなw

 敦賀からはデジタルチケットになるので、『利用開始』にします。1月にJR四国のデジタルチケットを使った時は、駅の自動改札機でQRコードを通す必要がありましたが、こちらは改札機にかざす事無く利用開始ができるので、一旦改札を出なくてもよかったのですが、50分近くも時間があったので、改札の外に出て、新幹線の開業が迫った駅の雰囲気を楽しみました。

 .サンダーバードにお別れ乗車
 敦賀953発の普通に乗って、福井に11時前に着いたのですが、1時間遅らせているので、このままの時刻で普通で乗り継ぐと金沢以東への到着が遅くなってしまうのと、福井から先が2両編成なので、満員の4両分の客がかなり乗り続けそうな感じがしたので、ここは特急を使うことにしました。青春18きっぷとは違って、北陸おでかけtabiwaパスは特急券を買うだけで特急に乗れるのがアドバンテージであります。

 実は敦賀→福井で乗っても、福井→金沢で乗っても特急券は1,200円と同額なのですが、距離が20km程度差があり、同じ料金なら福井→金沢で乗った方が断然お得なので、この区間で特急に乗る事にしました。

 名古屋発のしらさぎはかなり混んでいた上に、大混雑の福井駅でのきっぷ購入に行列ができていて時間が掛かってしまい、しらさぎは見送り。次にやって来たサンダーバードは福井で3分の1程が降車したので、幸運にも窓側の席が3か所空いて、すかさず着座。金沢までのお別れ乗車を楽しみます。

 去年は敦賀から武生まで乗った時に学習したので、福井でなら幾分降りると踏んでいたのですが、見事に当たりました。

 .金沢以東も混雑は続く

 金沢に11:58到着し、丁度最初の予定にあった12:06発の泊行きの普通があるのでそれに乗ります。写真の左側が福井から乗ってきたサンダーバードで、8分の乗り換え時間で混雑する階段を降りで上がってくるので大変。
 この電車もかなり混んでいて、サンダーバードからの乗り継ぎ時間では座れず、2駅先の森本まで立ちます。さらに津幡で右側窓際の席が空いたのですかさずそちらへ移動して、あとは泊まで楽勝です。
 朝4時起きだったので、かなり眠たくて爆睡です。半自動ドアなので乗降が無いとドアは開かないので、車内はとてもポカポカ。幸せな空間が広がりますが、立ってる人には気の毒です。

 倶利伽羅峠を超えて富山県に入っていますが、ドア回りだけでなく、通路までいっぱいの立ち客で混雑しています。石動からは富山県内の移動客が乗ってくるのですが、乗り残しが出そうな状況で乗降遅延が発生。
 なんでこんなにも各列車混雑してるんだ? 廃止や区間短縮になる特急列車の名残惜し乗車で金沢以南が混雑するのは分かるけど、関係ない一般の普通列車までこうも混むのはどうしたものかと。
 富山を過ぎてようやく少しずつ席が空いてきて、電車区間の終点である泊に着きます。

 泊に14:05に到着
 ここから先はえちごトキめき鉄道の気動車に乗り継ぐのですが、50分程度の時間があるので駅前に出て、北側にあるドラッグストアで食料などを買い込んで駅に戻ります。

 一応跨線橋には青春18きっぷや新潟県側ではICカードは使えない注意書きが掲げられていますが、2社の普通列車どうしが同一ホーム上で乗り継げるように接続するので、ここの跨線橋を渡る乗客は多くないでしょう。

 14:45 直江津からの普通列車が到着し、40人近い客がどっと降りてきます。
 かなりの乗客が乗っていて、富山からの到着列車の乗車位置に並びます。
 8分後に富山方面からの接続列車が到着し、乗り換え客がどっと流れ込んできて、1両の車内は一気に満員になりました。泊駅で50分近い待ち時間でしたが、1本前の電車に乗ってきた事がここで活きました。
 やはり980円の格安セールのおかげなのでしょうか、それでも別の要因でもあるのか分かりませんが、途中の糸魚川で半分が降りていき、この人らは大糸線・中央東線経由で関東方面へ向かうのかな?という感じでした。

 ほとんど雪景色がなかったのですが、長いトンネルを抜けて有間川にきて急に雪景色になりました。

 谷浜までくると間近に日本海が広がります。
 滑川付近でも遠くに見えますが、やはり谷浜や柿崎ー鯨波界隈の近距離で見る日本海の景色は何年ぶり?かで見る景色なので、やっぱりいいですね。

 16:32 直江津に到着。ここの区間はJR西日本時代の2015年3月に乗って以来、第三セクター化してからは初めての乗車になります。えちごトキめき鉄道は長野から直江津経由で新潟方面に何度か妙高はねうまラインは乗りますが、日本海側ルートは新幹線開業後は1度も乗っていませんでした。それほど普段は乗りにくくなった環境の場所です。
 気動車から降りたのは20人ちょっとで、接続する妙高はねうまラインや信越線の長岡方面の列車も空いていて、普段の週末のような風景が展開していて、ようやく日常に戻った感じです。

 .直江津でとんぼ返り

 半日がかりで直江津に到着しましたが、今回の旅の目的は北陸本線の風景の記録なので、直江津から折り返して金沢方面に戻ります。
 船のような外観の直江津駅の駅舎の外に出たのも久しぶりです。そして、画面左下に写っているあの場所に寄ります。

 寄ったのは駅そば店の直江津庵。
 直江津名物のもずくそばをいただきます。スーパーで売ってる三杯酢の沖縄産もずくカップはよく食べたりするのですが、こちらは上越名物の日本海産の上物で、食べると磯の香りがぱっと広がります。480円のプチしあわせ。

 もずくそばも食べたことだし、駅構内に戻ります。
 直江津での折り返しだと、到着15分後の16:47発があるのですが、糸魚川止まりなので、乗っても富山方面に抜けられないので、1本後の列車にします。この17時台の列車は終端式ホームの1番線に到着せずに、2番線に入ってきました。

 それは、この駅で増結作業をするからです。
 糸魚川からの到着列車(青色)の富山寄りに車庫から出てきた車両を連結して2両編成にします。夕方17:36発の泊行きとなるので、ちょうど高校生の下校輸送のピークなので、休日ダイヤでも2両確保しているのでしょうか。

 再びひすいラインの列車に乗って、泊方向へ戻ります。
 ちょうど夕暮れの日本海を拝むことができました。次にこの景色を見られるのはいつの日になるやら。

 19:52 泊から再びとやま鉄道の金沢行きに乗って、富山で下車します。
 前回2021年夏に富山に来たときは富山駅では乗り継ぎしただけですが、今回は改札外へ出ます。

 富山駅の改札外に出たのは駅弁が買えるかなと思ったのですが、やはりこの時間では置いていませんでした。
 また駅内の飲食店も営業時間が20時半までで終わるので、それ以降もやってるのはラーメン屋か飲み屋ぐらいと、意外とお店に苦労する状況だったので、駅に戻って40分後の金沢行き電車に乗りました。
 どっと疲れも出てきたので、結局この日は金沢市内の滞泊場所近くの吉野家で済ませることに。
 今回の北陸おでかけtabiwaパス980円分を、敦賀から直江津まで正規の乗車券で乗ると6,210円かかるのですが、さらに直江津で折り返して金沢まで乗って3,800円と、合わせて10,010円分乗車したことになり、驚愕のおトク旅となりました。

 明日3/10はいよいよ金沢駅のサンダーバードとお別れです。(次の記事に続きます)
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センバツ観戦予定決まる

2024-03-08 | スポーツ
 .球春到来 さあ始動
 いよいよ春の高校野球、センバツ大会の組み合わせ抽選会が行われ、対戦カードが決まりました。
 武漢肺炎禍以降、甲子園の入場券が全席指定になってしまったので、予め抑えていないと入れない確率が上がってしまうため、対戦カードが決まる前に、休みの日の日程分の枠を、えいやっ!と選んで、あとは対戦カードが決まるのを待つ『高校野球ガチャ』状態で、フタを開けるまでどこの学校を見るのか分からない掛けだったのですが、今回は少しだけ状況が変わりました。
 今春の開催期間中の私の予定では3/21~3/23、及び3/28が見に行ける日なのですが、そのうち前半の3日間について、チケットを購入することにして、いつもの予約争奪戦に参加となりました。

 .予約戦線異状あり
 感染症からの自粛から解放されて、観戦する喜びを感じたわけですが、やはり気軽に自由席で見に行けない状況になったので、それによる予約疲れストレスなのでしょうか、今春は去年と比べて全然売れ行きが悪いです。

 3/7 10:30 10時の発売開始早々から重たくて表示できないのは分かっていましたので、30分ほど経ってからアクセスしてみましたが、やはりアクセス集中してるようです。

 11:00 発売開始から1時間経って、入れるようになっていました。
 しかも去年のように、画面に入れても途中で止まってしまうことがあったのに、今回はすんなり進みました。
 土休日が早く売り切れる傾向があるので、まずは観戦予定の3日間のうち、唯一の土休日である3/23の状況を見てみます。

 おっと、すでにバックネット裏の席が△印になっていますね。同様に20日と24日もバックネット裏は△になっていました。
 なので、23日は他の席も徐々に売れていくかも知れないので、押さえておくべく、1塁側か3塁側か迷いましたが、やはり光線状態を考えるとここは1塁側かなということで1塁側アルプスを購入。割り当てられた列からみて既に半分ほどが売れていました。

 .平日分はカード決定後に一発勝負
 今回あまり売れ行きが良くないのか、みんな様子見しているのか、わざわざガチャしてまで買う人が減ったような感じですから、平日に当たる3/21~22日分は対戦カードが決まってから買う事にして、翌日の運命の抽選会を待つことにしました。
 8日は当直明け勤務の日なので、仕事が終わって家に帰る時間帯にちょうど抽選会が行われていて、成り行きを速報で見ながらハラハラしつつ帰ります。
 そして2日間の対戦カードが決まったのを確認した頃に家に到着。もし途中で席が売れていたら電車の中でスマホから買っていたのですが、まだまだ余裕だったので、自宅のPCを立ち上げて再び参戦。
 その結果、21日は1塁側を、22日は3塁側を購入しました。どちらの席も10時過ぎの段階で前から10列以内の場所ですから、3割ほどしか埋まっていない感じでした。その後、昼休みの時間帯に結構売れたようで、1塁側アルプス席でも売切れが出た日もあります。

 こちらが今回の観戦予定表で、色付きの部分がチケットを購入した側になります。
 22日は北海と、わが報徳学園(入学金収めただけで県立に行きましたが)が出るのと、北海の相手が大阪桐蔭なので、結構チケット売れてるのかなと思ったのですが、まだ余裕があるようです。

 さて今週末は久々にお出かけで、福井~新潟の4県に出没する予定です。
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長かったPC不調からの回復

2024-03-03 | パソコン・ネット
 昨年12月ごろからPCの不調に悩まされていました。
 症状としては、ネットのブラウザが頻繁にクラッシュしてしまい、再起動などをしてもすぐに落ちる状況になりました。また動画編集ソフトなども使用中に勝手に消えて落ちてしまうため、せっかく編集していた作業がパーになって、思わずバカヤロー!と叫ぶ始末。
 症状はさらに悪化し、ネット画面が真っ白で表示できなくなりました。もちろん動画サイトなど全く表示できません。
   こりゃ、ブラウザが死んだのかな? 
と思ってChromeを再インストールするのですが、変わりません。
 他のEdgeや、FireFoxでも同じ状況になってしまいました。

 そのうちデバイスに問題が・・・というブルースクリーンが表示されて勝手に再起動が掛かる状況に陥りました。
   これはWindows自体の問題かな?
ということで、バックアップを取った上で、Windowsの再インストールを行うことにしました。元々のWindows10からオンラインアップグレードした物なので、あくまでオンライン上でダウンロード出来る範囲での再インストールを行ったのですが直りません。
 その後 「メモリーエラー」 が表示されるようになりました。もうこれはソフトの問題ではなく、物理的に壊れているんだなという事がわかりました。

 .まずは原因を調べる作業から
 自作PCの部品構成は大まかですが、①ケース ②電源 ③マザーボード ④CPU ⑤HDD(SSD) ⑥メモリ の要素で構成されています。CPUの種類によってはビデオカードが必要になったりもしますが、今使っているCPUではビデオカードは不要のタイプです。
 これらの部品のうち最も壊れやすいのは記憶装置のHDD(SSD)とメモリで、CPUはオーバークロックで処理能力を上げる設定で負荷を掛けたり、部品を付けたり外したり頻繁に行えばマザーボードが故障することもありますが、記憶装置ほど壊れやすくはありません。しかも今回「メモリーエラー」と表示が出たので、メモリーかSSDの故障となります。一応SSDについてはデフラグやディスクチェックも行ったのですが、特に異常表示はありませんでした。

 .メモリを替えたら動かなくなった

 表示内容からしてメモリが故障したのだと思い、新しいメモリーを購入してきて取り替えたのですが、電源を入れてもFANは回るのですが、画面が全く表示されなくなりました。
 何度も電源を入れ直して、パイロットランプは点いているので、電源は入っています。しかし画面がHDMIでもDPでも表示されないので、
   これはメモリの取り外しの時にマザボを変に触っちゃったかな?
以前、やはり調子が悪い時に部品を外して原因の切り分けをした際にマザーが逝った経験があるので、今回もやっちゃった?
 ということでマザーボードも新しい物を買ってきて取り替えました。
 そして電源を入れたところ、やった、立ち上がった!
 しかし、元通りにOSが立ち上がってきたのですが、症状は全く直っていませんでした。ブラウザを起動すると瞬時にクラッシュして消えます、そしてしばらくすると絶望のブルースクリーンになっていまいます。
  まさか SSDかCPUが悪いのか?  とりあえずSSDを完全初期化して、一から元のWindows10をインストールしてOSを立ち上げたのですが、これでも状況は変わりませんでした。これはもう最悪の事態(CPU故障)なのか?
 ここで、8年前に使用開始・2022年に取り外したHDDを引っ張り出してきて、SDDの代わりに起動媒体に設定し直してWindowsを起動してみたのですが、やはり同じ状況は変わらずだったので、ますますCPU故障の疑いが濃厚になりました。

 .まさかのCPU故障か

 メモリー替えて、マザボも替えて、古いHDDですが替えてみても変わらないので、もうあとはCPUしかありません。まぁ切分け検証用のHDDも購入が8年前と古いので、念のためHDDも買うことにしました。万一CPUが原因でなかった場合の事も考えて、出費が少なくなるようCPUは格をRyzen7(30,000円、8コア)からRyzen5(18,000円、6コア)に落とすことにしました。
 買い換えたマザーにはDP端子が付いていない古いモデルだったので、DVIケーブルも買ってきて取り付けています。

 新しいマザーにCPU・メモリを取り付けて、SSDだけ元のマザーから移設しました。
 さぁこれで立ち上がるか?・・・と思ったのですが、改めてOSを再インストールする必要があり、再びSDDに一からWindows10のUSBを突っ込んで、OSをインストール。

 よっしゃ立ち上がった! ブラウザがクラッシュしない
 そして、それまで何度も止まっていた不安定な動きもしないし、エラー画面も出ません。
 いやー、まさか一番壊れにくい筈のCPUが壊れていたとは・・・。既にメモリ・マザボ・HDDに2万5千円ほど注ぎ込んだのが無駄だった感が否めませんが、取りあえず3か月の長かったトンネルを抜け出せてホッとしました。CPUを含めて4万2千円ほどの手痛い出費となってしまいました。2022年の12月に新しくRyzen7でマシンを組んで、1年間の保証期間が切れてすぐの故障ですから、タイマーでも掛かってたかのようです。

 さて今回1年ほどで更改したPCですが、どれぐらい使えるかな? 〔ながら4号〕の名前を付けているケースと電源は2018年の購入なので、4年後の2028年までもつかな?

 なおこれも新調した新しい動画編集ソフトを入れたところ、編集中でも全然落ちたりしないし、エンコード速度も前と変わらないか、寧ろ早かったりするので、前のCPUが実は不良品だったのかも知れません。異常があった時に直ぐにCPUが原因と特定が出来て動いておれば、保証内ギリギリ無償で交換できたかも知れないのが悔やまれるところでした。これで、一応予備部品が手元に残ったので、次に不具合が起きた時には、早めに原因の切り分けが出来ると思います。
 というか、次に故障したら、自作PCやめて既製品に乗り換えるかも知れませんね。結構大変な労力とストレスが掛かりましたので。
 なお2月は休みの日がこのPC不良の対応のために、結局どこへもお出掛かけに行けずに終わりました。
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