六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

熊本市電5014号を撮り&乗り

2023-10-30 |  出撃 at 九州地方
 2週連続九州出撃の記事の続きになります。

 .熊本市電5014号に再会
 秋の乗り放題パスの1日目は昼から日田彦山線BRTに乗って6年ぶりにこの区間を訪れましたが、その後はすぐに鹿児島本線に移動して吉塚から快速で再び久留米方面へ下って、そのまま熊本方面へ移動します。
 明日は再び熊本市電を撮りor乗りとします。狙いは元西鉄1000形で平日朝しか動かない5014号です。

 上熊本電停横の車庫にて。
 この場所にいるなら、明日多分動くと思います。南側の検修庫側に居たら動かない可能性大です(経験上の話です)

             

 6:25 再び翌朝、上熊本車庫を見ると。
 よし、今日もパンタを上げて前照灯も点灯しているので、走ること間違いなしと確証を得ました。
 今日は動き回るかも知れないので1日乗車券を買って、先回りします。

 この5014号の運用ですが、平日朝のみでB系統で1往復をするだけの限定運用で、
  上熊本 7:02 → 辛島町 7:18 →交通局 7:33 → 7:53 健軍町 7:58 → 交通局 8:09 → 辛島町 8:31 → 8:47 上熊本
 か、この前後1本 上熊本 6:59 か7:05 発のこの3本の筋のどれかに入ります。以前は夕方にも運用があって、A系統で1往復することもありましたが、現在はよほどの事がない限り朝の1往復のみの運用です。

 20分ほど前の電車で先回りして撮影場所を探します。先に撮影するのは、朝の時間帯は健軍町行きが順光になるので、往路を撮って、復路に乗ることにしたからです。

 7:35 終点の健軍町から5つ手前の神水交差点で下車したのですが、もう1つ良い感じで撮れないので、1つ奥に歩いて健軍校前電停上にある歩道橋から撮影することにしました。
 先週は熊本城がバックに入る花畑町の歩道橋から撮ったのですが、朝の太陽が低い時間帯はモロにビル影になって、一瞬しか車体に日が当たらない事から、今週は1時間の朝ラッシュ撮影ではなく、5014号狙いで順光でバッチリで撮れる場所として、都心から離れた健軍方面まで足を延ばしたものです。
 しかしこの時間帯のここの歩道橋ですが、近くにある小中学校の生徒の通学路にこの歩道橋が組み込まれていて、頻繁に通るガキの声が録画の邪魔になります。集団登校で何グループかが通ってしまえば終わりという形ではなく、2-3人ぐらいでパラパラと止めどなくやってきます。しかも電車が来た時に限ってタイミング悪くガキらがやって来るので、本当に運がない。

 7:44 そうこうしているうちに、神水交差点停留所に5014号の姿が見えました。
 3~4分遅れてるようですが、朝の路面電車なので、それ位の遅れは想定内です。

 神水交差点を出て、緩い上り勾配を登ってきます。
 女性の運転士のようです。

 段々と近づいてきて車両に合わせてズームを引きます。
 市内中心部に向かう道路は渋滞してますね。

 7:46 健軍校前停留所に到着。
 近くにある進学校?神学校?に通う生徒さんたちが次々と降りてきて、お約束ショットも撮れてオジサン大歓喜w
 元々男子校だったらしいですが、男子生徒など見かけ(見えて)なかったですね。
 5014号も撮ったので、急いで撤収して追いかけます。
 終点の健軍町まで乗ってしまうと、先に折返しで出て行かれるかも知れないので、1つ手前の健軍交番前で下車し、すぐに反対側の乗り場に移動します。

 8:02 3分遅れでB系統・上熊本行きで5014号がやって来ました。
 往路で見た女性運転士の他に、車掌も女性のようです。

 車内は既に始発の健軍町を出た段階で座席は満席で立っているひとも結構いました。
 さすが朝のラッシュですから。
 この後も次々と電停ごとにお客が乗ってきたので、カートの荷物が邪魔になるので連接部に移動しました。
 さらに新水前寺駅前からどっとお客が乗ってきて満員状態、とてもカメラを回せるような状態ではなくなりました。
 こんなに乗客で一杯になるのかという驚きとともに、そのために故障していたこの車両をわざわざ西鉄の筑紫工場に入れてまで修理復旧させたのかと納得しました。
 通町筋や辛島町で大半の乗客が降りて、辛島町西を過ぎた頃には空席も出てきました。

 座席が空いたのを見て、一番前のかぶりつき席に移動。
 結構ベテランの運転士の方でしょうか、この車体自体も結構年を取ってますからね。

 終点の1つ手前の県立体育館前で若い女性客が全て降りて、車内は婆さんと私ほか3人だけになったので、ようやく車内を撮影。
 上下合わせてこの区間ぐらいでしか車内を撮れそうなタイミングは無いかと思います、

 8:51 4分遅れで終点の上熊本に到着
 元々3分遅れで健軍町を出ていたので、1分遅れただけで着けたので、ほとんど途中で遅れずに着けました。

 終点に着いた電車は、さっさとミラーを畳んで、反対側の運転席に移動し、車庫に入っていきました。
 この電車はこれで運用終了、明日朝まで車庫でお寝んねです。


 .オマケで三角線に乗る
ということで、希少な西鉄福岡市内線1000型の生き残り車両である熊本市電5014号にようやく乗れて、ミッション達成!
 なんかこれで力が抜けた感がありましたので、この日のその後の予定が全く頭に浮かんでいないので、昼から健軍町まで1往復して、午後はこれも30年近く乗っていない三角線の先端区間(途中の住吉までは2年前の夏に乗っている)の三角まで往復することにしました。

 17:04 熊本から約1時間で終点の三角に到着
 ワンマン列車で駅員ももう居ない時間帯でした。

 駅舎を抜けると目の前に港が広がっています。

 目の前にある巻き貝の建物がフェリー待合所でしたが、ここからのフェリーは次々と廃止され、今は本渡までのクルーズ船と小島への航路ぐらいのようです。30年ほど前はここから島原半島へフェリーで渡ったのですが、2006年に廃止になっています。

 駅舎は九州によくある観光駅舎のような形で、週末に運行される観光特急A列車で行こうのお客を迎えます。

 駅舎の中の待合スペース
 観光特急が来ない平日は、このようにゆったりと通学生がバスや家族の迎えを待つことができます。

 18:08 熊本に帰ってきました。
 2週連続の九州出撃でけっこう疲れも溜まってきた(8月から8週連続の遠征続き)ので、もう頭の中は何処へ行こうか目的地を考える余地もなくなってきたので、明日は普通列車でまっすぐ山陽本線を乗り継いで帰ることにして、今夜は北九州へそのまま向かいました。
 
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ひこぼしラインBRTに乗る

2023-10-28 |  出撃 at 九州地方
 .7か月ぶりに撮り鉄
 2週連続九州出撃の記事の続きになります。
 前の記事では門司駅で秋の乗り放題パスが買えずにJR九州のサービス悪化の一端を垣間見た状況を書きましたが、無事に乗り放題パスも買ったので、鹿児島本線の快速電車に乗って久留米方へ下っていきました。

 すったもんだで大汗書いてギリギリ購入した乗り放題パスでまた3日間の旅が始まります。
 といっても今回は結構記事的には行程を端折ってお伝えすることになります。
 この日は小倉を朝 6:31発の快速に乗って鹿児島本線を下って行きました。ラッシュ時にも関わらず6-9時までの3時間にたったの4本しか快速電車が運転していない(昔は8本ありました)のと、運転区間も半分が南福岡止まりになる超絶サービスダウン施策のため、早く出ないと久留米から先に着くのが遅くなってしまいます。

 久留米から更に南下して南瀬高-渡瀬間で十数年前にブルトレを撮った撮影場所に来てみたのですが、田んぼの上に道路陸橋ができており、陸橋から俯瞰したのですが、バックに建機レンタル店?などが映り込んでダメダメな撮影地になっていました。7か月ぶりの撮り鉄でしたが、4・5本撮って撤収。
 渡瀬駅に戻ってきてさてどうしようか?  そうだ、ひこぼしラインに乗ろう!
ということで、鹿児島本線を元来た方向へ逆戻りして久留米から久大本線に乗り換えました。
 先週も久大本線を大分から久留米まで全線横切っていて、日田での乗り継ぎ時間もあったのですが、既に18時台で真っ暗だったので景色が見えないことから、BRTの乗車は見送っていたものです。
 この日田彦山線は災害が起きた年の3月下旬に乗っていて、それから約3カ月後の九州北部豪雨災害に遭っていますから、本当に最後のチャンスで乗れていたという事になります。あれから6年半、ようやくバスという形で復活を果たしました。

 .淡い期待を抱いて日田へ

                  JR九州のポスターより
 前置きはさておき、九州内の列車や駅にこのようなポスターが大々的に張られていたので、こういう風景がひこぼしラインに乗れば見られるのかな?と期待を持って日田駅で下車します。こんなポスター貼ってたら乗りに来たくなるやろ、ホントに。

 12:40 日田駅で降りて駅前に出ると、しばらくして12時台のひこぼし10号がバス乗り場に入ってきました、この小さいバスに15人近い大人の客が並んでいるので、いやぁ~これは乗りたくないわ(2つの意味で)と直感。1時間あとの13時台のバスに乗ることにしてこのバスは見送ることにしました。

 ひこぼしラインに導入されているバスは従来のディーセル車の中型バスが2台の他に、中国BYD社製の有毒物質入り小型電気バスが4台の計6台で運行していますが、こんな小さいバスに大きな荷物を持って乗りたくないし、まして有毒物質疑惑の中国製バスですからね。毎日通学で乗らざるを得ない学生たちがほんと可哀想。

 ということで、次のバスまでの時間待ちのために日田駅の待合室へ。約1時間後のバスですが、乗り場に並ぶ事を考慮すれば、実質40分程度の待ち時間となり、これだと街の中へ行くのも時間的にも中途半端だし荷物も重いので、ここで静かに待つ・・・と思っていたら10分ほどしてグェン達の団体でいっぱいになり、もぅうんざり。しかし暫くして博多行きの特急がやってくると一斉にホームへ出て行ってまた静けさが戻ったのでやれやれ。

 13:09 駅前のバス乗り場に添田からの下り便のバスが到着しましたが、上りのひこぼし12号まではまだ50分近く時間があるので、この後回送車としてどっかへ行ってしまいました。後ろに気色悪いオデン文字をデカデカと書いたバスが・・・一体ここはどこの国だと一瞬疑ってしまいそうです。

 .いよいよBRTに乗る

 13時台の上りひこぼし12号になるバスがやってきました。先ほどの回送車が再びやってきて、中型バスなのでラッキーです。
 このバスに乗ってBRT区間の乗り初めをします。10人ほどの乗客は女子高生(いや、50~60年ぐらい前にw)ばかりで、ポスターと違うぞ!と言いたいところですが、まぁ乗車時間帯が違いますからね。平日の真昼間だからいるわけがありません。

 中型バスなので余裕の乗車。1番前に並んで待っていたので、運転手すぐ後ろのいわゆるオタ席にどっかと座ります。
 ISUZUのステッカーが貼ってありますが、製造はいすゞと日野の合弁会社であるジェイ・バスです。

 13:58 日田駅を出発 
 グェン団体が去って、あとにはキノコ頭の2人連れ観光客だけがポツンと残った、普段の寂しい日常の風景に戻った日田駅を後にします。 さよなら~日田駅

 バスはしばらくは日田の市街地の中を走ります。
 その後国道386号に合流しますが、500mほど走ると右折して細い道に入っていきます。

 住宅地の中の道路を進んだ後に花月川(大阪なんば辺りにありそうな川の名前w 関西圏しか分からない表現ですいませんw)に架かる橋を渡ります。
 この橋(光岡橋)は大昔、久大本線に客車列車が走っていた頃に、光岡駅で下車して写真を撮るために、この界隈を歩いているので30年ほど前の記憶を呼び寄せるようなひとときでした。

 14:08 光岡駅に到着。
 駅前には添田からの下り便のバス、ひこぼし9号(これも中型のディーゼル車)が先に停まっており、狭い駅前を分け合うように2台並ぶのかと思ったら、さすがに並ぶのは無理のようで、先に下り便を発車させてから駅前に付けました。

 光岡駅を出たらまた南側に走って花月川を渡り、先ほどの国道に戻ります。
 ユニクロ・エディオン・セリアなど、全国どこでも見られるようなチェーン店がロードサイドにある、ありきたりな地方の風景が少しだけ展開します。この辺りが日田の市街地の西の端っこになります。

 市街地が切れて花月川を3たび渡ると、三隈川(福岡県内では筑後川と呼ばれる)に沿って夜明まで西進します。
 ここは天気に関わらず風光明媚な区間で、列車からもバスからでも景色がいい場所です。

 14:20 久大本線との分岐駅である夜明駅前に到着
 この停留場は国道脇にバス1台分のスペースがあって、上り便のバスは大胆にも逆駐みたいな形で入ります。

 夜明駅前を出て200mほど走ると、国道211号線との分岐の標識が見えてきました。
 この先の交差点を右折すると、いよいよ災害で失った日田彦山線の線路に沿って走ります。

 交差点で右折して国道211号線に入ると、すぐに久大本線の鉄橋の下をくぐります。
 鉄橋は緑色の架道橋タイプで、なかなかいい感じの鉄橋ですね。短い編成ならキレイに収まりそうです。

 国道211号線に入って1つ目の祝原バス停付近は、20軒ほどの民家があり、BRTができる前までは夜明駅まで歩いていたのでしょうか。
 このようにバスになると駅まで歩かずに済む点が鉄道よりも便利ではありますが。

 14:28 さらに数分ほど走ると、バスは国道から逸れて、細い道に入り込んでいきます。
 あれあれ、どこへ行くんだ?

 細い橋を渡った先にあったものは、旧今山駅のホーム跡でした。
 ここが今山バス停として、わざわざ国道から川を渡ってここに寄るのです。元々駅があった所なので、線路に沿って10軒ほどの民家が残っています。
 バスは再び国道に戻って、北へ走ります。

 14:41 今山から10分ちょっと走ったところで、宝珠山に到着します。
 ここからがいよいよBRT専用道になります。

 .興奮?の専用道を行く

 宝珠山駅の添田方に遮断機があって、バスはここから専用道に入ります。
 10年ほど前に東北のBRTでも味わった、あのワクワク感が九州でよみがえります。

 宝珠山駅の駅舎はそのまま残っているようで、「九州で唯一の両県の県境にまたがる駅」なる触れ込みの文句はそのまま残っていました。
 汽車の窓からは真横に見えたので、ちょうどこのアングルになります。

 ここからBRT専用区間に入るための遮断機の開閉を行いますが、開閉は運転手がリモコンで行います。
 また東北のBRTは地上信号機による入線許可ですが、日田彦山線BRTは車上受信方式となり、写真左下にあるように、モニタ画面に進入許可が表示されます。

 宝珠山を出てからは、幾つかの道路を横切るために、そのたびに遮断機の開閉をする必要があり、このように一時停止してはリモコンでピッと開閉作業を行います。開閉と言っても一応開ける手順が必要なだけで、閉めるのは自動で閉まります。

 14:53 筑前岩屋を出発
 いよいよ沿線一の長いトンネル(釈迦岳トンネル 4,378m)に入ります。列車で通った時も結構長く感じましたので、それをバスで通るとなるとどれほど長く感じることでしょうか。

 バスは釈迦岳トンネルを快調に走ります。意外や意外。
 鉄道の時はキハ40系ですごい鈍加速だったため、恐ろしく時間が掛かりましたが、軽快なバスだと一気に加速して、あとは定速で抜けるだけなので、6分ほどであっけなく抜けてしまいました。
 
 15:07 ドンネルを出て2つめの停留所が彦山駅
 ここでようやく反対方向のバスと行き違いがあります。
 東北のBRTとの大きな違いは、こちらは駅間での行き違い設備が無いため、原則駅での行き違いだけになります。バス本数も1時間に1本未満しかないので、駅での行き違いだけで十分という事でしょう。

 彦山駅を出発すると再び一般道に入ります。
 36停留所中、専用区間はわずかの5停留所間だけですが、1区間の距離がこの区間だけ長いので、距離としては全 37.7km中 14.1kmと3分の1以上の距離を占めています。

 15:17 彦山駅から7停留所走って、歓遊舎ひこさん駅に着きます。
 ここの駅は2008年に開業したばかりの新駅だったのですが、10年も持たずに汽車が来なくなり、元々鉄道時代から道の駅のオマケみたいな駅でしたが、鉄道がなくなって本当に道の駅になりました。

 バスは彦山川の流れを見ながら快調に進みます。
 秋晴れの快晴だったので、とても気持ち良い車窓が流れていきました。

 15:29 バスは一般道から分かれて、終点の添田駅に入っていきます。
 もうここは旧添田駅の構内で、線路を剥ぎ取って道路を作っています。

 15:30 定刻に添田駅に到着しました。
 日田から乗った乗客の9割はここまで乗り通してきた、よそ者(私も含めて)ばかりでした。
 グループで乗ってきた賑やかなババァ達(失礼、元女子高生の皆さん)も福岡市内まで帰るとのことで、全然地元感が味わえませんでした。

 添田に着いてバスを下車。92分のBRTバス旅でした。
 車高が低く、座席もチープな中国製電気バスだと、ちょっとしんどいかも知れませんね。
 もう二度と乗る・・・、いや、通学時間帯の雰囲気を楽しんでないので、狭い電気バスにギュウギュウ詰めになる淡い期待を夢見て、ひこぼしラインとはおさらばです。

 乗ってきたバスは、駅の北側にある車庫へ帰っていきました。
 さっそく後を追ってみます。列車が来るまで10分あるので大丈夫。

 基本的にひこぼしラインのバス6台はここの車庫に所属していて、4台は筑豊ナンバーなのですが、黄色と水色の電気バス2台だけは日田市内のコミュニティバスとの競合輸送を兼ねている関係からなのか、わざわざ大分ナンバーを付けているとのことです。

 添田駅に戻ってくると、その大分ナンバーを付けた水色の電気バスが鉄道からの乗り継ぎ客を待っていました。
 私もホームに戻って、列車がやってくるのを待ちます。

 15:35 田川後藤寺からの列車が到着しました。
 文字通り、ホーム横付け状態で、スムーズに乗り換えができますね。

 キハ47の2両編成は、ワンマン運転のため、前の車両しかドアが開かず、乗客は1両目に集中するため、2両目の車両はこの通りガラガラです。
 平日の15時半ですから、そろそろ下校時なんですが、若干早かったかな。

 15:54 添田から4駅 わずか14分で終着の田川後藤寺に到着。
 2面5線の堂々とした駅構内は、貨物輸送で多くの列車が行き来した在りし日の盛況を思い出させます。

 ということで、開業から2カ月ほどのまだ新しい日田彦山線BRT(ひこぼしライン)乗車の旅の模様をお届けしました。


 今日は新門司港から門司→小倉→久留米→渡瀬→久留米→日田→添田→田川後藤寺→新飯塚→吉塚→大牟田→銀水→熊本→上熊本 と400kmそこそこ移動しました。結構初日から疲れましたが、明日の朝がメインイベントです。



 次の記事は再び熊本市電の5014号に、こんどは乗るのか・・・
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マジか門司! JR九州不便化の代償

2023-10-23 |  出撃 at 九州地方
 前記事からの続きになります。
 先週に引き続いて2週連続で九州への旅行としたのですが、今日の行き先は取り敢えずフェリーを降りて、鹿児島本線を下って行くのですが、下りの快速電車の本数が6時~9時の間にたったの4本しかなく、そのうちの2本は南福岡止まりという、超絶不便な状況に変わっているので、小倉発 6:31 の快速電車に乗ってしまいたいところです。
 フェリーからの送迎バスですが、所定時刻は 新門司港 5:50~6:10 門司駅北口~6:30 小倉駅新幹線口 となっており、小倉駅まで乗っていたら間に合わなくなるので、今回は門司駅で降りて、そこで秋の乗り放題きっぷを買って、門司 6:18の普通 遠賀川行きに乗れば、小倉で快速電車に乗り継げます。

 サービス悪化 知らんかった
 6:08に門司駅北口で送迎バスを降りて、長い架道橋を歩いて駅に着いたところ

 ガーーーン、窓口が開いていません。何と7時半から営業開始だって、マジかよ門司駅!
 おまけに自動券売機ですが、ピンク色の近距離券売機(ICカードと自由席特急券のみ対応)が2台置かれているだけで、指定席や企画乗車券などはこれでは買えません。困った!
 隣の小倉駅なら買えるはずとして210円払って、6:18の遠賀川行きに乗って 6:24に小倉駅に到着、快速電車の発車までの7分間でエスカレーターを上がってで3階の改札口を出て、無事にきっぷを買って戻ってこれるか?
 しかし、ここでも窓口は閉まっていました。
 小倉駅には指定券対応の自動券売機がある事は知っていたので、みどりの券売機で無事に秋の乗り放題パスを買って何とか予定していた 6:31発の快速電車に乗ることはできましたが、まさか小倉駅の窓口まで閉まっているとは思いませんでした。

 門司駅だけではなかった
 他の駅でも窓口に「営業時間短縮のお知らせ」の張り紙がしてあり、博多駅で7時、それ以外の特急停車駅では7時半から窓口の営業開始になるとのことです。
 


 こちらは日経新聞からの引用ですが、駅の窓口営業時間短縮になる旨がニュースで取り上げられていました。

 一部の駅で無人化や時間短縮になる事で障碍者などの利用に困るとニュースになっていたのは知っていましたが、まさか博多や小倉などの主要駅でもこういう事態になっているとは知らなくて愕然としました。


 確かに先週来た時は送迎バスを小倉駅で降りて、博多までは新幹線の利用だったので、JR西日本のみどりの券売機を利用して博多駅では下車のみ、西鉄経由で南福岡まで移動して、JR南福岡駅でもみどりの券売機で購入しているため、駅の窓口云々という事は無かったんですよね。翌日以降も、私鉄の撮影が朝からあって、実際にJRの利用は9時を回った頃からだったので、気付けませんでした。
 改めてJR九州のニュースリリースを見てみると、約2年前の2021年12月23日(リンク先の上から5番目の「駅体制の見直しについて」の表題) にその旨の発表がありました。
 でも普通、わざわざ事前にニュースリリースをチェックしてまで旅行に行きませんからね。それも過去のニュースなんぞ。


 こちらがそのニュースリリースの内容を抜粋した物になりますが、そのうちの第4番目の項目(橙色で囲った記事)の中に、福岡市内・北九州市内の非発売駅からの乗車券代金の払い戻しについての記載があります。私鉄の定期券発売などで広く行われている手法ですが、これを定期券だけでなく、指定券にも拡大して取り扱うということですが、青春18きっぷや今回の秋の乗り放題パスがその取扱い範囲に入っているかどうかは分かりません。
 しかも乗り換え時間7分の間にエスカレーターを上がって改札を出て、切符を買ってまたエスカレーターを降りて電車に乗るという短時間の所業、払い戻しの手続きすらでまた時間が掛かっていては乗り遅れるのでそのままICで下車、今回の門司→小倉間の運賃 210円は丸々損という形になりました。7時半まで待てるかよ!ボケッ!

 ということで、数々のサービス悪化大作戦を展開中のJR九州ですので、利用の際には十分注意が必要です。

 今回のような秋の乗り放題パスをはじめ、青春18きっぷなどJR九州以外でも買えるきっぷについては、九州へ上陸するまでに予め買って用意しておいた方がよいかも知れませんね。せっかくJR九州に金落としてあげようと思ったのに、このように利用者を裏切る行為をやらかすJR九州には閉口としかありません。
 営業時間の短縮措置をするのなら、その前に先にみどりの自動券売機を置くという、やる事を先にやらずに措置に踏み切るという、九州のサービスの悪さをまた実感した1コマでした。まぁ210円で済んだだけマシと言えましょう。

 JR九州のサービスの悪化については他にもあるので、今後の記事でも書きます。
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2週連続で九州へ

2023-10-22 |  出撃 at 九州地方
 今月は週の半ばに3連休が2回ある(先週は代休でしたが、今週は年休を使って3連休にしただけです)ので、先週に続いてまたどこかへ行こうかというところですが、週間予報を見ると東日本は後半に天気が崩れそうな予報でしたので(結局外れて天気は良かったみたい)西の方へ向かうこととし、四国も考えたのですが、四国なら3連休でなくても来れそうなので、2週連続になりますがまた九州へ行くことにしました。

 .避けるようになった鉄道乗り継ぎ旅
 以下に2枚の行程レシートを貼ります。
 左側が従来の鉄道乗り継ぎで使っていたルートで、右側がここ数年で使いはじめた瀬戸内海航路を使った行程(例は大阪南港経由で、他に神戸港経由のルートもあります)になりますが、やはり乗り換え回数が多い鉄道乗り継ぎの方がレシートも長くなりますねw 但し所要時間でいうと鉄道が13時間半なのに対し、航路経由だと18時間近く掛かります。
  
 鉄道を使わなくなったのは、JR西日本区間のダイヤ改悪で、特に新快速の本数半減によって、米原発が1時間に1本の毎時50分発しかないので、名古屋発の時刻が30分繰り上げになり、もうこの時刻となると当直明けで一旦帰宅してすぐに荷物を持って家を出ても間に合わず、名古屋発11時の快速で下って行くと、相生以西のどこかの区間で新幹線を使ってワープするしかなくなりました。
 糸崎以西も電車の間引きによって電車の繋がりが悪かったのですが、若干の改善で徳山駅での乗り継げるようになり、何とかその日のうちに(4分だけオーバーしますが)小倉まで行けはします。
 この鉄道乗り継ぎで行く場合は、小倉の出発が早くて、5時台や6時台前半に出発しなければならないようなケースで、6時台後半に小倉を出るのでよければフェリーが使えます。
 18きっぷなら片道2,450円、今回の秋の乗り放題パスなら2,617円で小倉まで行けるのは魅力でしたが、先述のように途中で新幹線を使ってワープしなければならなくなったため、余分に3千円ほど掛かること、小倉で宿泊が必要となるので、ネットカフェに泊まったとしても最低でも2千円は掛かること、そして夕食のために駅弁を買おうとすると、岡山か広島で買うことになる(姫路だと早すぎる)のですが、そのために更に新幹線に乗る区間が長くなってしまい、結局出費はフェリーを使った時と変わらないぐらいに掛かってしまうため、それなら楽に行けて布団で寝られるフェリー利用の方がいいわという事になり、特に広島地区から115系が消えたことによる岡山(白市)ー下関のロングラン普通がなくなって以降は、往路での鉄道旅は避けるようになりました。

 .やっぱり船旅は楽だわ
というわけで、先週に続いて全く同じ旅程で小倉まで行きます。先週は朝に西鉄電車の撮影があったので、小倉から博多まで新幹線を使う旅程でしたが、今回は九州に入ってからの旅程は全く白紙のまま、取りあえず小倉まで行くことにしました。

 大阪南港まで乗ったニュートラムもまた同じピンクの内装の子でしたが、車番が違っていたので、ピンクの内装の車両は何編成か居るようです。

 例によって1等1人用個室から売り切れてしまうので、今日も2等寝台です。
 旅行シーズンとは言え、平日ですよ平日。

 今回は幸運なことに、出港の5時間ほど前にもかかわらず、窓側の1番奥の席(ベッド)が1席だけ空いていて、多分出港日が近づいてから追加で解放した部屋と思いますが、5人しか予約が入っておらず、ドアを開けてすぐの2席はこのフェリーは初めてという若者でしたから、今夜も快適な旅になりそうです。

 18:00 出港から1時間経って神戸の沖合を進みます。
 この頃が丁度トワイライトですね。夏場だと太陽が眩しく、冬場だと真っ暗なので、今の時期が一番なのかも知れません。

 17時のレストラン営業開始前にはすでに酒瓶を持ったドライバーたちの列が出来るので、いつも時間をずらして18時を回ってから入るようにしています。
 営業時間は20時までなので、まだ2時間弱あるので時間的には十分です。

 例によってバイキングですが、2週続けてとなると、同じおかずに飽きてくるような感じです。
 しかし、若干のおかずの構成を変えているようで、先週乗った時にはなかったおかずもありましたので、その辺はさすが考えているようですね。陸送の運転手などで週に2度以上も乗るような人ならなお更です。まぁ関西~北九州間でフェリーに乗って一杯やれるような人は一握りのエリート運送会社でしょうかね? 普通は「夜通し走れ!」でしょうから。

 はぁ~今週も食った食った。
 先週はお腹パンパンで、ベッドに戻って横になってるときに目眩がしてしまったの(今までこんな事は無かったので少々焦りました)ですが、今回はそういうことはなく、このあと〆に大福餅とソフトクリームまで食べて満足満足。
 一応何か記事を書けるようにとPCも持ち込んでいたのですが、電波状態が悪いので、ちょうど陸地から離れている時間帯なのでネットに接続もできず、PCは閉じてそのままぼーーーーっといていました。このぼーーーーっとしながら時の過ぎるのが何とも贅沢な時間の使い方ですね。

 営業時間も残り少なくなってきて、受付のお姉さんが、空いたテーブルを拭いて回っています。
 乗った船も先週と同じ船で、この背が高くてかわいいお姉さんも先週と同じ人ですから、勤務シフトは一体どうなってるのかなとふと考えてしまいます。

           


 4:40 もう小野田の沖ぐらいでしょうか、朝食が始まるころには新門司港にかなり近づいています。
 この200円の朝食で野菜も摂れるのがうれしい。

 先週は5分ほど早く新門司港に入港したのですが、今日はぴったり定時での入港・着岸でした。
 先の旅程を考えると、少し早めに着いてくれるのがありがたいんですがね。

 さて九州に着いてからの予定ですが、取りあえず小倉6:31発の快速電車に乗って鹿児島本線を下るということだけ決めて船を下りました。
 この後の様子については次の記事で書きます。
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のんびり九州旅3日目 のんびりしてない

2023-10-20 |  出撃 at 九州地方
 .真っ直ぐ帰らず、寄り道少々
 連日書いています秋の乗り放題パスによる九州のんびり旅の様子ですが、最終日の3日目は午後は岐路になるのでそれまでどこを回るかということですが、

 まずは朝から1日目の西鉄福岡(天神)に続いて、この日は二日市駅で朝ラッシュの電車を撮影しました。これで西鉄の撮影は終わりなので、また乗り放題きっぷの利用のためにJR鹿児島本線に戻るのですが、どうするかというと、

 福岡(天神)とは反対方向の電車に乗ります。西鉄二日市から1駅だけ南の紫駅まで乗って、そこからJR二日市駅まで歩きます。
 西鉄二日市駅とJR二日市駅の間は離れていて、バスで移動する距離ですが、西鉄紫駅まで1駅乗れば徒歩5分ほどで行けます。
 そしてJRの二日市から博多へ移動して、博多駅で下車。まだ何かする?

 .未乗区間を踏破

 福岡地下鉄の1日乗車券を買います。
 福岡の地下鉄は空港線と箱崎線は完乗していますが、七隈線は全く乗っていませんでした。天神での乗り換えが距離があるのと、どうせ延伸するならその時に乗ればいいと、これまで乗らずにいました。
 今日は博多―橋本の往復だけですが、片道340円かかるので、1日乗車券を買った方が40円安いというだけでなく、きっぷも手元に残りますからね。
ということで、1日乗車券を買っていざ地下鉄のホームへ。まずは初日にも天神まで乗った空港線のホーム降りてその先に七隈線のホームへ続く通路があるようです。

 地下鉄博多駅空港線のホーム端には改札階に上がるエスカレータの間をぶち抜いて? 七隈線への乗り換え通路が出来ていました。
 なんだぁ、そんなに遠くなさそうだなと思って、進んで行ったところ、

 うわぁー何だ?この長い距離は?
 ずっーーーと動く歩道が続いています。これは予定していた電車に乗り換えが出来ないかな?JR博多駅のホームから地下に降りて七隈線の電車に乗り換えるまで15分を見込んでいたのですが、ヤバそう。

 9:57 既に10時ちょうど発の電車が大勢の乗客を乗せて発車を待っていました。
 こんな時間なのに電車は立ち客でいっぱいです。これは予想外。
 大体、新規開業路線なんかは、乗客が定着するまで何年も掛かって、ようやく軌道に乗るものなのに、これ程混雑しているとは。

 オマケに車両は都営地下鉄大江戸線や大阪メトロ鶴見緑地線などの小断面車両、いわゆる女の子サイズの車体ですから狭い狭い。
 まぁ福岡の中心地である天神まで行けば皆んな降りて車内も空いてくるだろうと思ってたら甘かった。
 全然降りるどころか、天神から更に乗ってきて、えらい混雑。どうしてじゃ?

 答えが分かりました。
 福岡大学前の駅でごっそり降りて、車内は1両に数人程度になりました。
 そして終点の橋本に着く頃にはほとんど乗客はいなくなりました。

 こちらが運転室がある先頭部分の様子。
 七隈線はおそらくATO方式による自動運転を使ってるようで、先頭の乗務員がドアの開閉確認と列車の発車操作をするだけで、あとは自動で電車を運転してくれるので、前が見にくくても良いのか客室との仕切り壁や暗幕カーテンなども無く、客室から直接前が見える構造です。一応感染症対策としてビニールの透明幕を垂らしてありますが。

 10:29 約30分ほどで終点の橋本に到着しました。
 数人の客が降りただけで、閑散としています。
 福大前までのあの混雑は何だったんだと、何やらの俳句を思い出します。
 改札口を出てエレベーターで地上に上がって見ます。そうじゃないと新規下車駅としてカウント出来ませんからね。

 ほっほーう、この橋本駅が日本で1番西にある駅だったのね。地下鉄ではw
 これで福岡地下鉄完乗となりました。九州内での未乗区間は九州・西九州新幹線と門司港レトロ線を残すのみです。

 駅前に大きな歩道橋があるので上がってみます。
 駅の周囲はまだ田舎ですねぇ〜
 ちなみにこの反対側にはショッピングセンターがあるのですが、全然人が歩いている姿を見掛けないけど大丈夫?
 まぁ田舎なので車で移動してるんでしょうね。
 なおこの橋本駅からバスで姪浜駅へ出る事もできるのですが、1時間に1本ほどしか無く、次のバスを待つくらいなら乗ってきた地下鉄で博多に戻った方が早いので、再び地下に降りて地下鉄で博多に向かいました。まぁそのために1日乗車券を買っていたのですがね。

 .更にオマケ
 今日のは小倉→姫路の区間で新幹線を使ってワープするので、小倉を15時過ぎのこだま号に乗る事になっているので、まだ少し時間があります。そこで考えたのが
 久々にアレに乗るか。
 ということで博多を昼前に出る福北ゆたか線の快速に乗って直方で819系デンチャに乗車したのですが、どれも乗り換え時間が僅かで電車のスナップ写真すら撮る時間が無く、そのまま14時前に小倉に着きました。

 アレというのかコレ。
 企救丘まで乗ったのは1990年代で、その後小倉駅乗入れ延伸した後に延伸区間の1駅だけ乗って以来ですから、こちらも相当お久になっていました。

 初めて企救丘まで乗った時は天気が悪くて景色も碌に見ていないというか記憶に無いレベルでしたから、今回は動画に残します。
 私が乗った編成の1本後に銀河鉄道999ラッピングの編成がやってきました。

 ただ単に動画を撮るためだけに1時間の待ち時間を使って企救丘までトンボ返りしただけですが、小倉駅で指定のこだま号に乗り遅れができないので、途中で何かのトラブルがあると死亡なのですが、特にトラブルも無く、予定通りに戻ってきました。ちょっとヒヤヒヤなスリル感があります。

 .ワープでゆっくりひとっ飛び
 さてこれで九州での予定も全て終えてあとは名古屋までの岐路になるわけですが、秋の乗り放題パスは青春18きっぷと効力は同じなので、新幹線や特急に乗るには特急券だけでなく乗車券も必要になり、それらの額を足すと、小倉―広島間だけでも7,140円も掛かって、この乗り放題きっぷに等しいほどのお金が必要になります。
 しかしこの区間にはこだま号を上手に使うとそれ以上に乗れる企画商品があるので、それを利用します。
 鉄道に詳しい人なら直ぐに分かると思いますが、「ぷらっとこだま」の山陽新幹線版なる商品が旅行会社各社から発売されており、前回は日本旅行の『バリ得こだま』を使ったのですが、残念ながら大幅に値上げをしてしまいました。
 またJR西日本も「おとなび」企画商品を大幅に廃止してしまい、おとなび会員なのに買う切符がありません。まぁ東日本と違って会費は無料なので別にいいですが。
 そこで今回はJTBが発売している『トク得こだま』を使うことにしました。
 各社とも値上げをしたのですが、バリ得こだまより200円安いので、今回はこちらを使用。以前はきっぷは事前に郵送か指定した店舗での受け取りだったのですが、そこはJTB、いつ迄も前近代的な手法で手をこまねいてはいません。みどりの券売機のQRコード発券対応となり、前日までに予約をすれば買えることになったので、選択肢として十分ありです。

ということで、小倉駅のみどりの券売機にQRコードをかざして無事発券。
 日旅の場合はこれに飲み物引換券がQRコードで発行されるのですが、飲み物は無くても200円安ければいいというところ。

 乗車するのは小倉を15:12に出るこだま858号で、姫路に18:43に着くので、およそ3時間半ののんびりしたワープ旅となります。
 意地悪なLED表示器のせいで、こんな写真に。何を表示しているか分かりませんw

 15:10 乗車のこだま858号が入線してきました。
 きっぷを買う時に座席指定のシートマップを見ると、窓側はほとんど残って居なかったので、結構お客が乗ってるのかな?さすがに秋の旅行シーズンだし。

 そして乗ってみるとこの通り。
 えっ、ガラガラやん!
 まぁお陰で快適なワープタイムが過ごせたのですが、このカラクリが何となく見えてきたので、機会があればそれについては記事にしたいと思います。
 姫路で新幹線を降りてからは、新快速と快速の2本を乗り継いで4時間で名古屋まで。慌ただしい3日目の旅が終わりました。

 .今回の乗り放題パスの乗車内訳
 在来線普通列車が乗り放題で3日間連続使用で7,850円なので、1日当たりに換算すると2,617円で、青春18きっぷの2,450円ほどではないですが、それに匹敵する格安の切符になりましょうか。今回3日間使用でどれ位乗ったか精算してみると、
1-1 南福岡→佐世保   110.3Km 2,130円
1-2 佐世保→諫早→上熊本 243.4Km 4,840円
2-1 熊本→大分→二日市 311.0Km 6,160円
3-1 二日市→博多    14.2Km 280円
3-2 博多→小倉     80.5Km 1,310円
3-3 姫路→名古屋   278.3Km 4,840円
       計 1037.7km  19,560円分
となり、かなりお得に乗ったということになりますでしょうか。
 一応元値の2倍ぐらいは乗らないとと思っていましたが予想以上でした。
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九州の屋根を1日に2度超える

2023-10-18 |  出撃 at 九州地方
 .怒りが込み上げる第1ランナー
 連日書いています九州のんびり旅の2日目後半になります。
 朝から熊本市電の撮影をして、9時過ぎに熊本駅にやってきて、取り敢えず駅の中のモスバでモーニングとしました。
 まだこれからの行き先を決めていなかったので、ここでゆっくり朝食と休憩がてらに、今日の旅程の計画を立てることにしました。
 長崎方面に行くのはもういいし、肥薩おれんじ鉄道は今の時期はおれんじ18きっぷも売ってなかろう。そうだ、阿蘇方面から大分に抜けよう!
 ということで、豊肥本線を乗り継いで大分方面に行くことにしました。難所の宮地ー豊後竹田間はちょうど昼過ぎに1本普通列車があって、まだ間に合います。

 10:40 ということで、豊肥本線の肥後大津行に乗ります。
 やってきたのは817系なのでクロスシートですね。肥後大津までの短距離にわざわざクロスシート車を入れなくてもよいのにと思って乗ってみたら、

 あれ、817系って近鉄みたいにL/C車になってたのか?
と思ってよーく見ると、座席が1組足りません。前はドア間5脚10人掛けだったのに4脚8人掛けになっています。しかも椅子の支柱が90度横向いてボルトで締められています。
 はっはぁ〜、さてはやりやがったな?
 つまりロングシート改造されたのです。どうりで車番も501番と変だなと思ったのですが、そういうことか。
 どこまでサービスダウンを進める気なのでしょうか?
 817系と言えば、JR史上最悪クラスのゴミクズ電車815系の汚名返上のために作られたイメージ回復の救世主だったのに、あろうことかその817系をこんな無惨な改造してしまうなんて勿体無い何てことをするんだ、もうなりふり構わずってところですね。
 そしてこの豊肥本線、熊本で乗った客が肥後大津へ向けてどんどん降りていくのかなと思ったら、途中の南熊本、新水前寺とどっさり乗ってきて、車内はかなりの混雑に。
 それならゴミクズ電車815系を本線ではなく、乗車時間が短いここの区間に入れればいいのに、一体JR九州は何を考えてるんでしょうね。甚だ疑問です。
 その後熊本地区の817系は全てがロング改造されたようだと知り、もうガッカリというか、この地で鉄道旅行したくなくなりますね。トホホ・・・

 .いよいよ九州の屋根越えへ
 怒りというか呆れの36分が過ぎて電化区間の終点駅、肥後大津に着きました。

 HONDAの二輪車工場が町内にあるよしみか、ここにクマモンベースというのがオープンし、作業着姿のクマモンがお迎えです。まぁこの笑顔で出迎えられたなら先程の怒りも飛び・・・ません。

 肥後大津からは半室転換クロスシートのキハ220の2両編成となり、1本前の列車からの乗り継ぎだったので、クロス部分にうまいこと座れました。ギリギリに接続する電車からだと座れませんね。平日の昼前なのに。

 列車はぐんぐんと勾配を登って行き、九州の屋根の一角である阿蘇へ向かいます。
 熊本大地震で崩落した阿蘇大橋を昨年3月に架け替え工事が完成した新阿蘇大橋を見下ろしながら、崩壊した線路の復旧区間を進みます。
 予想外にも立野で半分くらいの乗客が降りて車内は空いてきました。

 何年振りかに見る阿蘇の寝姿。中学3年の修学旅行で来た時に、阿蘇5岳を左(東)から順に覚えたものですが、今は最初の3つしか出てきませんw
 阿蘇にはSLあそBOYの撮影で2005年ごろに来て以来なので、かなり久しぶりですね。

 列車はこの宮地駅で熊本側の車両と大分側の車両が入れ替わる分岐点になっています。
 ここから先の豊後竹田までの県境越えの区間が最も列車本数が少ない難所となっています。

 駅の熊本側には転車台が残っていて、SLが走っていた頃は、ここで大勢のギャラリーが見守る中、転回シーンが見られました。
 もうこの転車台も草に覆われ、錆びついた悲しい姿になっています。

 留置線にはこの先の豊後竹田までの区間を山越えする気動車が1両ポツンと止まっていました。
 エンジンも止めているので、とても静かで、風の音だけが辺りを包み込みます。

 駅舎の中に入ると、お姉さんが1人いただけで、誰も他にはいませんでした。
 他に3人ほどいた下車客もそそくさと迎えの車やタクシーに乗って駅を後にしています。
 このお姉さんも熊本までの切符を買っていたので、大分方面の乗客は誰もいないのか?

 えっ、運転休止なのか?
 昼間に線路の保守を行うために列車の運転を休止する告知が貼ってあり、それで誰もいないのか? と一瞬愕然としたのですが、日付をよく見てみると、今日はその該当日ではありません。多分列車は動くと思います。

 ホームに戻ると暫くしてエンジンを始動し、大分側へ引き上げた後に入線してきました。
 あぁよかった、よかった。

 県境越えは短いキハ125の1両単行で十分ですね。
 本当に私一人だけなのかと思ったら、出発直前になって熊本からの特急が到着して、そこから4人ほどの乗り継ぎ客が乗車してきました。

 阿蘇の峠越えの風景を撮ろうとしたのですが、この窓の汚れ方の酷さったらありゃしない。
 寒くてガラスが曇ってるのではなく、汚れでドロドロなのです。
 大分を出て1日この区間を往復する運用でしょうが、その日のうちに車庫には帰らず、何日かこの区間に入れ子になる運用なのでしょうか? じゃないとここまで汚くならないでしょうに。でもまぁ九州のメンテナンスの悪さは国鉄時代からの定番でしたから、車庫に帰っていたも碌に洗ってないのかも知れませんね。

 宮地から40分ほどで豊後竹田に到着します。
 ここで2両編成のキハ200型に乗り継ぎます。
 乗り継ぎ時間が3分しかないので、駅の外には出られません。三重町は出た記憶がありますが、豊後竹田は出た記憶がないので、改めて下車してみたい駅ということにして、このまま先を進みます。
 列車は途中大野川に沿って美しい景色を展開しながら進みますが、ぼーーっと見ているうちに写真を撮り逃してしまいました。大分に近づくにつれて乗客が増えてきて、立ち客で一杯になる程混雑しました。

 豊後竹田から約1時間ほどで大都市の大分に着きます。
 8番線まである高架駅は九州の高架駅としては博多・小倉と並ぶ大きさですね(在来線のみですが)

 15:08 大分に到着
 赤い気動車が3本も並ぶ姿は壮観・・・とまでは言えないかw

 駅の外に出ます。
 前大分に来たのは2016年なので、九州では一番のお久になっていた県です。
 高架になって駅のうどん屋も駅弁屋もなくなり、AMUというJR九州の駅ビル形式になってどこにでもあるような通り一遍の駅ナカ風景になってしまいました。大分らしさを求めるよりも、東京発の全国チェーンのお店を置いた方が、売り上げが良くなりますからね。

 .本日2度目の九州屋根越え
 大分に15時過ぎに到着してさぁどうするか?
 まぁこれとて見る物もないので、このまま博多方面へ帰りましょうか。明日はまた西鉄の朝ラッシュ撮影で早いからね。
 ということで、こんどは久大本線経由で九州の屋根を越えることにしました。
 豊後竹田から乗ってきた列車がそのまま由布院行きとなるようで、大分で約30分待ちです。1本早い列車もあったのですが、1両編成で既に座れない状態だったので、1本遅らせて余裕で由布院へ向かいます。

 座席さえもう少し柔らかければ3ドア転換クロスシートの気動車としては申し分ないキハ200型に豊後竹田から2時間近く揺られて由布院に到着。 ここから乗り継ぎ待ちで1時間程度待ちます。

 時間があるので駅の外へ出ることにして、お約束のショット。
 もう旅行に出るときはこういうのしか楽しみがなくなってきましたからねというといい過ぎか。

 由布院の改札口を出て、真正面に快晴の由布岳が見えます。
 山間の盆地なので、山影が早々に落ちて、秋の日の物寂しさが漂います。
 おまけに日本語が全然聞こえてきません、6割中国語、3割朝鮮語、他はベトナム語か英語ぐらい、いったいここはどこの国なんだ?

 由布院を夕方17:47に出て1時間ほどで山越えを終えて日田に到着。
 ここから更に40分ほどの乗り継ぎ待ちで久留米行きの気動車に乗り継ぎます。

 20:37 久留米に到着。
 昼前から赤い気動車5本と黄色いの1本を乗り継いで九州の山越えを東へ西へと行き来してきました。
 けっこう疲れましたが、このぼーーっと乗っている無駄な時間を過ごすのが精神的な栄養補給になっているのかな?

 最終日はまた朝から西鉄電車の朝ラッシュ動画撮影になるので、二日市に移動してさっさと寝ないと。

 ちなみに本日の移動ルートを地図にするとこんな感じで、熊本から大分方向へぐるっと回って福岡へ。改札口を出なければICカードで最短距離で処理・・・なんてことはできませんよw
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熊本市電 4度目の正直で会えた

2023-10-16 | 動画
 九州のんびり旅の2日目の朝の行程になります。
 昨日は朝にフェリーで新門司港に着いてから、博多・鳥栖・佐世保・諫早と回って鳥栖に戻って、最終的に上熊本まで来ました。
 2日目は上熊本からスタートです。
 今日のメインイベントは熊本市電の朝ラッシュ風景を撮るためで、実は過去に3回ほど来ているのですが、天気が悪かったり、画像がピンボケだったりと2回は失敗に終わっているので、今回は満を持してのリトライです。

 .ようやく動いている姿を収められた
 熊本市電で何といっても撮っておきたいのが元西鉄1000型である5014号。
 この車両は長期離脱があって、もうダメかと思っていたら復活をして、それで撮りに来たら代走が出て撮れなかったりしたのですが、4度目の訪問でようやく、朝の上熊本でパンタを上げて、前照灯まで点いている姿を確認したので、そのまま上熊本から熊本市の中心街である、花畑町へやってきました。

 ビルの谷間の街路樹から顔を出した5014号、運用通りに入っていました。
 安全地帯などで撮れば、交通局前などもっと光線のいい順光で撮れる場所もあるのですが、朝ラッシュ電車観察動画としては、より多くの電車を撮るために、この場所でスタンバイしていました。

 その後も次々とやってくる市電の姿を動画に撮影して、5014号が健軍町から戻ってくるのを待ちます。
 この電車通りには歩道橋がある場所が全区間で6ヶ所ほどしかありませんから、おのずと撮影に適した場所は限定されてきます。ただ単に写真を撮るだけならもっと他の場所もあるのですが、
  ① 1時間ノーカットで動画を回し続けるので三脚などで固定できる場所
  ② 1時間のあいだ、退屈しないよう次々と電車がやってくる区間
  ③ 乗降客や自動車の通行に邪魔されない場所
  ④ そこそこ光線が良い場所
というこれらの条件をクリアできる場所を考えながらの場所選びになります。
 道路からの撮影だと横を走る自動車やトラックが邪魔になりますし、電停の安全地帯も狭くて乗客が映ったり、乗降の邪魔になったりするので、基本的には歩道橋からの俯瞰撮影が路面電車の撮影には適しています。

 そうこうしているうちに健軍町から5014号が戻ってきました。
 隣の市役所前を出発したところで、ビルの谷間から日が当たる瞬間を大きく入れるようにズームします。これで何とか5014号は撮れたのですが、この電車、このまま上熊本に帰って今日の仕事は終わりなので、なかなか撮って&乗ってというのは難しく、次に来る機会があれば、今度はぜひ乗ってみたいですね。そのころまでこの電車が残っているがが分かりませんが。


 ということで、朝ラッシュの熊本市電の様子を撮り終えて、熊本駅前に戻ってきました。
 2年前はまだ工事中だった駅前ロータリーですが、すっかり完成して、人々が行き交い・・・という程ではなく、ぽつりぽつりと歩道橋を人が通っていました。

 まだ朝食も食べていないので、取り敢えず駅の中のモスバに入ってモーニングしながら、今日の後半の行程を考えます。
 さてどこに行こうかな。

 この続きは次の記事で書きます。
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くっそ不便になった? 諫早駅

2023-10-16 |  出撃 at 九州地方
 のんびり九州鉄道旅1日目(後編)となります
 .まずは腹ごしらえ

 9年ぶりに佐世保駅の改札を出て、表を散策して駅に戻ってきたのですが、駅弁を売っていたうどん屋さんはもうなくなっているようでした。改札を入って左手にあるこのお店は健在していました。

 ログキット という佐世保バーガーのスタンドです。
 注文してから作り始める焼きたてのバーガーが美味いんですが、その分値段が少々張ります。
 「おじいちゃん、さっき昼ご飯食べたばっかりでしょ!」 って聞こえてきそうですが、次またいつ佐世保に来れるか分からないので、ここで買って佐世保を味わっておきます。

 ということで、ハンバーガーSサイズ(648円也)を注文、前回はRサイズを頼んでえらいことになったので、今回は小さい方にしたのですが、ペロリと一瞬でした。ちょうど良い中間サイズのが欲しいですね。美味いから、これを食べるとどこかの安い冷凍バーガーが食えなくなりますって、そういえばもう4年近くあそこのバーガーチェーンに入ってないなぁ・・・

 .どうしてこうなった、諫早駅

 佐世保からは日中時間帯は竹松以北が各駅停車化したダウングレード版区間快速「シーサイドライナー」に乗って、大村湾を見ながら進みます。最後12両が残っていたキハ200系も全て他所に転属していったようで、52両もの大量投入されたYC1型が長崎県内をほぼ独占している状況で、このロングシート地獄に、ハウステンボスから乗ってきた外国人観光客らも閉口。定時運行以外に何のとりえもなくなった日本の公共交通機関のサービスの悪さを実感していることでしょうか。
 そうこう言いながら、列車は諫早駅に到着しました。

 夕方のラッシュ時とあって、駅は通勤通学客で混んで・・・いません。
 いや実は2両しかない列車は結構乗客が立っている状況でした。経費削減のために、連結両数を半分に減らして詰め込み作戦絶賛展開中の地方路線あるあるがここでも展開されていました。こりゃぁますます鉄道利用しなくなりますね。

 新装開店となった諫早駅で下車して駅の表に出てきました。
 見かけは立派なのですが、駅のホームから長ーーーーーーいエスカレーターを登って改札を出て、そしてまた長ーーーーーーいエスカレーターを2つ乗り継いで降りてきました。
 ここへ出てくるまでに5分以上掛かっていると思われます。どうしてこんな構造にしてしまったんでしょう?
 以前の諫早駅だったら下りの1番線で着いたら、そのまま改札を出て数段の階段で駅前に出られたのにねぇ。

 列車に乗るのにまたビルの中に入って、またエスカレーター2本を乗り継いでコンコースまで登って行きます。
 表示では3階となっていますが、ビルの6階分の高さはあるでしょう。これは並行する新幹線の線路が少し高い位置にあり、その新幹線の上を超える構造としたために、ここまで高い建物になってしまいました。さらに島原鉄道に乗り換えるには一旦下まで降りる必要があります。同じホームで島鉄に乗り換えられた昔は便利だった。

 新幹線と在来線の改札口が隣り同士に並んでいてそこでの乗り換えは一見便利そうに見えるのですが、この階だけのデザインに過ぎません。
 これなら新幹線を高い高架上にして、2階に駅舎という、新山口や徳山駅のようにすればよかったのに、JR九州の見せかけだけの設計には車両もしかり、構造物もしかりというところですね。こんなに不便になったら、わざわざ諫早駅で下車して外へ出ようとは思わなくなります。割と好きな駅の1つだったのに、いやはや・・・

 さてそんな諫早駅からは脱出すべく、メインイベントの非電化化区間の海沿いルート旅になります。
 諫早から佐賀・鳥栖方面に抜ける長崎本線ルートの列車は1日に8本で、昼間は8時から16時の間に12台の1本があるだけで、朝晩の通勤通学輸送に特化しているのは以前と変わりません。

 車両はキハ47の2両編成で、全部で5編成10両が江北ー諫早(一部は長崎)と、早岐の車両基地への送り込みを兼ねて、佐世保線でも走っているようで、電化区間の佐世保線の普通列車は全て架線下ディーゼル列車、そしてこちらの見捨てられた長崎本線は電気の流れていない架線下ディーゼル区間となります。

 17:34 定時に発車。
 下校の高校生と定時退庁の公務員かなというお客に僅かな数の旅人を乗せて列車は動き出します。
 九州と言えど、秋の日没は予想以上に早く、海沿い区間に来た時にはどっぷりと日が暮れていました。

 県境手前の小長井で残っていた高校生も全て降りて、車内は閑散。
 列車が小長井や肥前大浦止まりで設定されているのがよく分かります。

 18:38 諫早から1時間ちょっとで電化区間が再開する肥前浜に到着。
 ここから鳥栖行きの普通に乗ります、今日の最終的な行き先は上熊本です。

 鳥栖で降りると、昼前にうどんを食べた中央軒売店でまだ駅弁を売っていたので、焼売弁当を購入。
 これが今日の夕食になりました。
 鳥栖で乗り換えた813系区間快速の中で食べます。

 今日のラストランナーは銀水発の八代行きですが、817系を期待していましたが、入っていたのは821系イカ釣り電車。
 先に弁当食べててよかったというところでしたが、21時を回って大牟田以南はほとんど客が乗っていませんでした。
 この821系を福岡から熊本地区に全編成移動させて、熊本地区にいた817系は玉突きで鹿児島に転出したそうです。
 これで熊本へも来たいと思わなくなるかもね、どんどん世知辛くっていく・・・

ということで、九州1日目の旅が終わりました。

 こちらが今日の移動ログになります。北九州市と福岡市の間がほぼ一直線なのは新幹線を利用したためです。
 明日は朝に熊本市電の動画を撮って、その後は未定です。
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のんびり九州旅 1日目(前編) 佐賀・佐世保

2023-10-15 |  出撃 at 九州地方
 .西鉄の高架化区間を確認
 前記事からの続きです。
 大阪南港発のフェリーで新門司港に着いてからは、無料送迎バスで小倉へ出て、新幹線&地下鉄で天神(西鉄福岡)に来ました。

 西鉄福岡駅へ出入りする朝ラッシュ動画を撮影、約1時間の撮影を終えました。
 ここから下り電車に乗ります。

 西鉄福岡で入場して、JRに乗り換えるため、数駅先の雑餉隈で下車しました。
 この区間は高架工事が完成して、列車は揺れる事無くスーっと発着します。

 エスカレーターを下りると、そこは工事中で、駅名標や点字ブロックなどもそのままあるので、ここが以前ホームだったということが分かります。
 上の線路の部分だけ何とか開業予定に間に合わせたけど、下の駅の部分はまだ完成してなかったんですね。

 元地上駅の部分から高架を見上げます。
 このアングルで撮れば、まだまだ駅の工事が完成には程遠いのがよく分かりますね。

 雑餉隈の駅で降りたら、商店街を抜けてJR南福岡駅にたどり着けます。
 JRと西鉄の駅の間を数分で歩ける場所として、JR二日市ー紫に次いで近い区間として、私もよくここでワープしています。

 .さて、何処へ行くか?

 JR南福岡駅に着いて、ようやくここで「秋の乗り放題パス」を購入します。
 券売機の横には今はほとんど見掛けなくなった、きっぷ入れが置かれており、サービス悪化大進行中のJR九州の中での唯一?の褒めどころかも知れません。

 こちらが今回のお供である「秋の乗り放題パス」
 3日間の連続使用が条件ながら、値上げしても7,850円なので、青春18きっぷと大して変わらないコスパの良さです。

 いよいよフリーきっぷも買ったところで、さて何処へ行くか?なのですが、以前の撮り鉄として国鉄型や電気機関車を追っかけていた頃ほどの気合は無く、「貨物ちゃんねる」を直ぐに開けるような体制も取っていない今となっては、取り敢えず沿線の変化の状況でも列車内からチェックすることにして、今日は佐賀・長崎方面に向かう事にしました。
 ここは昨年に西九州新幹線が暫定開業したことにより、並行在来線が非電化にされるという荒療治というか酷い仕打ちを受けていますから、その状況を見ておきたいという事です。

 南福岡から乗った電車を鳥栖で下車。
 すぐ目の前に見てはいけないものを見てしまったようです。
 あーーー引き寄せられて行くーーー

 すいません、かしわうどん1杯!
 朝食は船内で4時半過ぎに食べて以来だったので、南福岡の駅前のファミマでおにぎり2個を買って食べたのですが、さすがにおにぎり2個だけじゃ物足りなかったのか、自動的にうどん屋に吸い寄せられていきましたw 天ぷらを乗せなかったのがせめてもの救い?
 うどんを食べている間に長崎本線の普通電車が出て行きましたが、既に座れない状態だったので、1本遅らせることにして11時台の江北行きに乗りました。

 12:02 肥前山口改め江北に到着。
 目的の長崎本線の非電化化区間は昼間は3時間に1本しかなくて、夕方まで列車は無いので、反時計回りで大村線側から諫早に入って、夕方の上り列車に乗ることにします。
 佐世保線の普通列車の列車番号にも後ろにDが付いているので、これはキハ47系などの気動車が入るのかと期待して1番線ホームに行ったところ

 がっかり、こいつ(YC1)が待っていました。右隣にいる青いのが長崎本線非電化化区間用のキハ47で、夕方までここで留置のようです。
 しかもこのYC1,エンジン掛けたまま置きっぱなしで、さっさとドアを開けて乗せてくれよと思いますが、運転室のカーテンを下して、乗務員は昼寝かスマホでゲームしてるかで、乗客を乗せる気などありません。これ九州の乗務員あるあるで、ホームに列車を据え付けても、発車の10分ほど前まではドアを開けずに、椅子に座って休憩するのがデフォです。ここにもJR九州のサービスの悪さを感じますね。腐ってるのは上層部だけかと思いきや、現場も現場ですわ。というかこれが昔からの九州クォリティーですんで。
 そうこうするうちに、肥前鹿島からの普通列車が到着し、テスト期間中なのか高校生がどっさり降りてきて、1番ホームは乗車待ちの高校生で溢れかえりました。運転士もようやくドア扱いして私たちは列車に乗り込めました。
 最低のゴミ車両:YC1型は1編成2両に2区画しかクロスシートがない、旅人に優しくない車両なのですが、最良の席を確保して発車。同じようにクロスシートを狙っていたと思われる運動部系の4人組女生徒は諦めて横のロングシートに座り、すぐ後から来た2人連れの女生徒が私の向いに座りました。

 2年前にキハ66のお別れで長崎に来た時も、私の向かいの席に遠慮なく女生徒が座って(特に夕方は私を囲むように3人座ってオジサン大興奮)、幸せなお見合い旅になったのですが、この辺の子はオッサンが座ってても躊躇いなしに向かいに座れる事に感心というか、私がイケメンだからなのかも知れませんが(それは無いって?)皆さんも佐賀・長崎近辺に旅行に来たら、この幸せなお見合いタイムを味わってみてはどうでしょうか? 避けられたからといって苦情は受け付けませんw
 列車は早岐に着いて、そのまま大村線に乗り換えても、まだ諫早に着くのが早いので、一旦佐世保まで行って、佐世保からまた良席に座って大村線旅を楽しむことにします。

 14:12 ということで、佐世保駅に着きました。
 2年前に大村線の撮影に来た時は、時間の関係で佐世保には寄らなかったので、佐世保に来たのは松浦鉄道からの乗り継ぎでホーム乗り換えをした2016年11月以来で、駅の外へ降りるとなると、更に前の2014年3月以来なので、9年ぶりとなります。

 佐世保で折返し次の長崎行きの列車まで50分無いので、商店街の方には行かずに、港の方を散策。
 平日とあってか、ほとんど人はいませんでした。
 
 ・佐世保から以降の行程は次の記事で書きます、
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2年ぶりに夜行フェリー旅

2023-10-12 |  出撃 at 九州地方
 9月は結局毎週出撃として関東へ4回、関西へ2回出掛けましたが、まだまだ療養で休んでいた時のブランクを穴埋めするが如く、10月に入っても第1週は大阪で南海電車の撮影に出掛けました。
 そして第2週と第3週は秋の青春18きっぷならぬ「秋の乗り放題きっぷ」が利用でき、上手い具合に2週連続で3連休となっているので、病気以降初めての3泊4日旅に挑戦、行き先は2021年9月以来約2年ぶりとなる九州で、往路は前日夕方出発の夜行フェリーで出る事にしました。山陽本線の普通列車の乗り継ぎ旅は、4月に広島で来ましたが、段々しんどくなってきたので、往路は寝て行けるフェリーで、帰りは一部新幹線を使ってワープと、鉄道旅から少しずつ離れて行きそうな感じです。

 やって来ましたニュートラムで大阪南港フェリーターミナル駅。
 ピンク編成に乗るのは初めてかも。内装もピンクのアクセントでエグい子です。

 17時の第1便は乗船開始が16時で、それまでは待合所でしばらく待つのですが、2年前はここに大阪府内の男子校?のサッカー部か何かの遠征団体が居合わせてめちゃくちゃ鬱陶しかったのを覚えています。秋は修学旅行のシーズンで、平日に何度か修学旅行の団体と乗り合わせる事があり、船会社のサイトにもその旨告知があるので、避けたい人は便をずらすなど対策が取れるようになっています。

 さて16時の改札開始で長〜〜〜い通路を歩いて6階の乗船口まで登って行きます。
 大阪南港はここの歩く距離が長いのが不便な所で、年寄りや体の不自由な人には辛いところ。

 今夜の宿は2等寝台、まだまだ体調が心配なのと、雨天など天気が悪ければ行く意味がないので、フェリーの予約は直前というか当日の昼頃に取ります。コロナ前までは1等1人用個室は比較的空いていたのですが、コロナ以降は他人と交わらない1等個室から先に予約が埋まりだし、5類格下げ以降は週末などはかなり前に1等1人個室は満席になってしまいます。
 船会社も新造船を建造して、1等船室を増やした船を建造しましたが、それでも1等船室から真っ先に埋まってしまうなど、コロナ以前とは全く旅のスタイルが変わりました。

 2等寝台(ツーリスト)の予約ですが、2日前までは窓のある20人部屋は1区画のみ予約を受付けていて、結構予約が埋まっていたのですが、2日前になって新たに閉鎖していた2つの船室を開放して予約を受けることにしたため、前日まで窓のある一番端のベッドが空いていたのですが、私が予約を実際に入れようとした当日の昼前にはさすがに予約が入っていて、端から3番目のベッドを選びました。

 出港の4時間ほど前の時点でこの部屋の予約は自分も入れて6名、14名分が空席で、出港までに飛び込みで取る人はいませんでした。このように閑散期に予想を超える乗客の予約が埋まると、閉鎖していた船室を開放して更に予約を受けるので、直前まで様子を見ながら予約をするのがベターです。ある意味掛けのような側面もありますが。
 
 そして何と言っても船旅の楽しみは食事。大阪南港ー北九州便の乗客は他に比べて低所得者層が多いのか、コンビニ弁当やカップ麺などを持ち込んで展望ロビーですすってる姿を見掛けるのですが、確かに夕食バイキングが1,800円、朝食とセットで2,000円ですから、貧乏学生などがそうするのは分かりますが、小汚いオッサンとかがスーパーカップの大盛麺とかをすすってるのを見かけるともうねぇ。でも船が替わってから、そういう人たちは目につきにくい船内レイアウトになった感じです。
 今回も毎度の如くお替りにカレー(船の中で食べるカレーはなぜか美味い)と〆は杏仁豆腐にポテトにコーヒーと、もうお腹ポンポンになるほど食べて極楽極楽。しかし結構しんどくなってきたので、すぐにベッドに戻って一眠りして起き上がろうとしたら、目眩がしてダウン。明日起きられるかな・・・。

         

 夜中の2時頃に目が冷めて、目眩は収まっていたので一先ず安堵。
 二度寝して4時に起床、4時半から営業開始のレストランへ行き、しっかり朝食を食べます。

 単品で頼むと400円の品ですが、夕食とセットなら半額の200円で食べられるので、第1便は必ず朝食も食べます。第2便は朝食もバイキングとなり、値段も800円になるので、先を急ぐ時などは朝は外で済ます事が多いというか、そもそも2便の到着時刻が遅いのでほとんど利用していませんね。

 船は順調に進み、北九州新門司港に5分早い5:25に着岸しました。
 これから九州3日間の撮影&乗り鉄三昧が始まります・・・のはずですご、その模様はまた次の記事で書く予定です。
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鉄道各社の1日乗車券など

2023-10-09 | 交通その他

 前の記事で、「1日乗車券を買って乗ればいい!」などと書きましたが、手軽に買える会社線と、限られた時期しか買えない、或いは全く売っていない会社など様々な状況なので、主な鉄道会社の発売状況を表にまとめてみました。
 詳しくは、フリーきっぷ のサイトを参照していただくのが早いですが、パッと一捌して状況が分かる表があると、恵まれている場所とそうでない場所が分かってしまいますね。
 紙面の都合で載せていない社局もありますが、地方の中小私鉄は大概が1日フリーきっぷを出していますが、JRや大手私鉄の一部は期日限定だったり、全く出していないなどなので、残念ながら買えない地域の方はご愁傷様ですというところですが、私が普段通勤で使っている近鉄も残念ながら1日乗車券は発売していませんが、少し足を延ばせば、複数の社局が1日乗車券を出しているので、そちらの社局のきっぷを買って1日ボ~っと乗るのも楽しいです。
 表の ○印は通年利用ができる社局、印は期間や区間限定で発売がある社局、×印はほとんどないか、全くない社局になります。
 京成電鉄とか東武鉄道なんかは全く無いに等しいので、沿線の人は可哀想ですね。また小田急や京浜急行のように全線1日乗車券が2,000円もするのも少し躊躇いがちになります。それからすると、阪急阪神1DAYパスなんかは、あれだけの営業キロに対して値段も1,300円と結構割安なので、「神」乗車券の1つと言えましょう。私も何度も利用しています。
 皆さんの地域では1日乗車券はありますか?
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電車は図書館ではない? 逆手に取れ!

2023-10-05 | 交通その他
 .不正乗車と知らない人が意外と多いのに驚き
 先日面白い記事?がヤフーなどの幾つかのニュースサイトに掲載されていたので、読んでみました。
 ネタ元はtogetterの記事で、読書をするために電車に乗って何往復もしていたところを駅員に見つかって云々という、よくある往復乗車の話。

 まぁよくあっては困る話だが、こういう読書目的以外に、始発駅から座りたいとして朝夕のラッシュ時などにサラリーマンなどが折返し乗車をする例は、京急三崎口駅や阪急京都河原町駅などをはじめとして、全国の幾つかの駅で注意喚起をするポスターなどが張られているので、目にする機会もあると思います。
 始発駅から座りたいとして1駅戻って折返し乗車ならまだしも、読書をしたいがために、半日近くも何往復も往復するのは、かなり質が悪いケースですね。記事には悪気はないと書かれていますが、半日も乗っていたら相当な運賃になるでしょう。

★片道1時間程度の行程例
中央林間-押上 急行 78分 640円
名鉄岐阜―中部国際空港 特急 64分 1,370円
大阪梅田―京都河原町 準急 68分 410円

★片道30分程度の行程例
五反田-蒲田 各停 23分 227円
名古屋ー金城ふ頭 24分 360円
大阪梅田―北千里 29分 280円

このように、両端の駅で折返し時に強制的に下車させられない状況だと、ずっと乗っている事が可能です。京阪や阪急の特急などでは到着時に一旦全員下ろして、座席転換を行うので、車内に居残りが出来なかったり、近鉄もラッシュ時を除けば名古屋・奈良・上本町などでの折返し時は降車側ホームへ全員下ろして全扉を閉めてから乗車側を開けるため、乗り通す事は出来ません。
 記事例だと朝?から半日もの間乗ったまま何往復もしていたとの事で、出来そうな区間はある程度限られてきますが、一旦降りてまた乗り直すなどしたらそれこそ1日中乗っていられます。
 入場券は2時間の制限時間があるので、それを超えるとアウト!、またIC乗車券でも地域によっては3時間の制限時間が設定されていて、それを超えると改札で引っ掛かります。ICカード区間の広がりを受けて、関東地方などでは制限時間を外す路線が多く見られます。

 .1日乗車券を積極的に売れ!
 このように読書なのか昼寝なのか、他にも色々な目的で長時間同じ区間を行ったり来たりする乗客はいると思いますが、その大半は不正乗車をしていると見ても間違いないでしょう。
 それは目的にもよりますが、如何せん不正乗車を防ぐ意味でも、鉄道会社は不正を検挙するよりも、むしろ逆手に取って『1日乗車券をぜひ買って下さい、1日中乗っていられますよ!』と積極的に訴えかけるのが良いでしょう。現状だと1日乗車券を売ってる事すら知らない利用者が大半を占めるので、売ると損だけど渋々売っている感さえ否めない程、ポスターなども見かけませんね。(近鉄や中小私鉄を除く)

 上の写真は私が8月下旬から9月末までの1か月強の間に利用した1日乗車券になります。都区内パスは3枚、東急・近鉄のフリーパスは各2枚ずつ利用してますが、スペースの都合上1枚だけ載せてます。
 東急のように割と安めなものもあれば、JR東海など範囲が広いので値段の張るのもありますが、1,000円以下なら手軽に買えるし、1,000円〜2,000円の物も少し覚悟は要りますが、その気になれば買って1日乗り通すのもありでしょう。
 『今日はヒマだし、1日乗車券でも買って乗り通すか!』
と善意的に買ってくれるのを期待して。

鉄道会社:皆が1日乗車券を買ってくれれば苦労はないよ・・・
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ぼっちシートに座ってみる?

2023-10-01 |  出撃 at 近畿地方
 近鉄難波駅の3番線に何やら待合席が1つだけ増設されたのか、その存在がいかにもネタ感を誘っているようで仕方ありません。
 その椅子の様子がこちら

 写真上の↑矢印のものがそうで、1脚だけ増設したのはよいが、その増設の仕方が、何とも1席だけ離れてポツンと設置されているではありませんか。
 近くに寄ってみたのが下の写真で、『ポツ~ん』という言葉がこれ程しっくり来る状況は他の駅の追随を許さないとまでは言いませんが、ぼっち感が見事に漂う椅子であります。
 手前に消火栓があったり、その横には大きな広告枠があるため、手前の椅子と間隔を開けなければならなかったことと、これより奥(尼崎)側は、降車客と乗車客で輻輳するので、これ以上は設置できなかったのでしょうか、それで1席だけこのような席が生まれたということでしょう。
 大阪難波に来たら、このぼっち感を一度味わってみてはいかがでしょうか?
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