六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

乗り潰し作戦 久々に関東へ(後編1)

2023-01-25 |  出撃 at 関東地方
 前日に続いて関東2日目の行程なのですが、写真点数か50枚を超えるので、前編・後編と2分割を予定していたのですが、後編は更に1と2に分けて記事を書くことにしますのでご了承下さい。
 2日目となる1/8㈰は、メトロ南北線、埼玉高速鉄道、東武野田線、東葉高速線、山万、京成(千葉線・千原線・東成田線)、柴山鉄道などを乗り潰して夕方前には帰路に就くというかなり強硬なスケジュールです。

  暗い間に地下鉄を潰す
 乗る社線数も多く、帰りの時間の関係もあることから、早めに出発しないといけないことと、宿泊問題の関係で、まだ自宅以外で布団で寝てしまうとトラブルが起こる心配もあるので、ホテルには泊まれず、ネットカフェなども完全フルフラットシートなどは避けた方が良いと考え、ラッチ式で切り替えが出来るシートがある王子駅近くのネットカフェに滞在しました。リクライニングを大きく倒してましたが最終的には完全フラットにして4時間ほど寝れました。
 さて王子に滞泊したのにはもう1つ理由があり、今日乗り潰しをする最初の社線が埼玉高速鉄道と、それに接続する地下鉄南北線です。メトロ南北線は南側は乗っていたのですが、北側が未だだったので、この際に乗り潰します。

 6:16 浦和美園に到着 どうせ地下区間なので夜明け前の暗い時間帯でもそんなに問題はありません。それよりも浦和美園からどうやって東武野田線側に抜けるかの方が大事なのですが、一般的なルートとしてはJR武蔵野線の東川口まで戻ってそこから大宮へ出るか、越谷経由で春日部に出るかの2ルートがありますが、さてどうする?

 答えはバス。
 浦和美園駅前を6:20に出る大宮行きのバスがあり、これに乗ることに。乗り換え時間が僅か4分で、高架の駅からバス乗り場の一番端にいるバスまでダッシュします。右足を半分引きずってる私の横をオバさんが猛ダッシュで追い抜いていきますw

 6:52 大宮駅東口に到着 クッソ寒いバスの中で夜が明けました。
 ここから東武野田線に乗り換えます。大宮駅の東口に来たのは数年ぶり。

 6:59 大宮発柏行きに乗ります。
 以前撮影のために途中まで乗っていますが、今回は船橋まで全線乗り潰します。

 南桜井ー川間間にある江戸川の橋りょうを渡ります。
 この川を渡る列車を撮りに南桜井まで乗っていたので、ここから先が未乗区間です。

 8:06 柏に到着 乗り換え時間6分で階段上がって反対側のホームにいる船橋行きに乗り換えさせられる苦行の駅です。
 途中の運河までは単線区間が残っていて車窓も味わいがありましたが、その後は複線の郊外住宅地みたいな景色ばかりでした。

 8:43 船橋に到着 これで東武鉄道は大半が乗り潰しとなり、あとは鬼怒川線など4線を残すのみとなりました。
 ここからさらに厳しい乗り換え時間でJR総武線に1駅だけ乗って西船橋へ、時間がないので青春18きっぷは使わず、Suicaで入ります。

 8:55 西船橋から東葉高速鉄道に乗ります。
 やってきたのは相互乗り入れをしているメトロ東西線の車両でしたが。

 9:16 東葉勝田台に到着 21分で東葉高速線を踏破。
 多くが高架上の路線でしたが、最後は地下に突っ込んでの終着でした。

 9:26 地下の東葉勝田台から地上に上がり、さらに上の階にある京成線のホームに上がります。
 ここから1駅東に行きます。

  楽しいコアラ号電車

 勝田台から1駅 3分でユーカリが丘に到着。
 駅の上は大きなホテルがそびえ立っていましたが、山万の駅はその東側に小さくあります。

 山万では1日乗車券も売っていますが、今回はぐるっと1週回って戻ってくるだけなので、200円✕2回分で乗れると思って、普通に乗車券を買います。

 山万は残念ながらICカードには対応していないようです。
 1乗車200円という簡単な運賃システムだからでしょうか?

 ホームに上がると直ぐに電車が入ってきました。
 3両編成のミニ新交通システムです。

 お姉さんが運転士で発車します。
 外装ともあって遊園地の乗り物感覚です。

 車窓はごくごく一般的な郊外の住宅地を見下ろしながら走ります。

 2駅先の公園駅を過ぎると線路が直線になって、ジェットコースターのように昇り降りします。

 女子大駅に到着
 山万では駅名標は線路側にあって、ホーム上にぶら下がっているのかと探したのですが、見られませんでした。

 女子大駅を出ると車両基地があります。
 車両基地と言っても、そもそも車両数が少ないので、ささやかな基地ですね。

 公園という駅の名の通り、比較的大きな公園が線路西側にありました。
 天気はすごく良いですが、日陰だと寒い冬の朝です。

 車内のレイアウトですが、新交通システムあるあるな平凡なレイアウトで、ホームが進行方向右側になるため、運転台が右側になるのと、正面の窓が小さいので、かぶり付きでの前面展望を見るには少し難しいものとなっています。

 9:52 わずか14分の短い旅で山万を乗り潰しました。
 乗ってきた電車は「女子大」行きとして入庫運用となるようです。

 乗車券ですが、ぐるっと1週回ると途中の公園駅からユーカリが丘駅までの間が重複区間となるので改札を出るときに引っ掛かって追加で200円払うものと思っていましたが、改札では引っ掛からずにそのまま出られましたので、区間制の運賃ではなく、あくまで1乗車200円という設定なんでしょうね。
 ということで山万の小さすぎる旅が終わりました。

 ここまでで午前10時ですが、4社線を乗り潰し、写真点数もそこそこ掲載しましたので、この後の続きは後編2で書きます。
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乗り潰し作戦 久々に関東へ(前編)

2023-01-20 |  出撃 at 関東地方
 年末年始に日帰り✕3日間の東海~近畿周辺乗り潰し小旅行をしていましたが、青春18きっぷがまだ2回分余っているので、1月第2週の3連休を使って、またどこか乗り潰しに行こういうとにしましたが、残っている区間が関東地方や広島近辺など、2日掛かりの工程になりそうな少し離れた場所が多いので、どうしようか悩みましたが、意を決して出ることにしました。行先は関東地方。

  1日目はまず神奈川県内を
 元日に静岡県内の私鉄3車線を乗り潰したので、次はその東隣の神奈川県を攻めようということにします。
 神奈川県内で残っている路線のうち、今回は伊豆箱根鉄道の大雄山線と横浜市営地下鉄、それに相模鉄道のいずみ野線の3線と、+αでもう1社線を乗り潰すことにしました。

 5:50 名古屋駅を朝6時の2番電車に乗って東海道をひたすら上っていきます。
 隣のホームには幸運の?ドクター東海が居たので、すかさず反対ホームに回り込んでショット。これで何かいいことあるかな?

 先週はJR西日本区間で寒い思いをしたのですが、JR東海の313系も送風機をバンバン効かせていて、結構寒いですが、車両の両端のドア付近の少し内側に送風機があるので、そこを避けて車両の中央に座ればそこまで寒くはありません。
 三河湾からの日の出を拝んで、さぁ走れ走れ。この列車は浜松行きなので、2時間近くクロスシートで寝れます。

 10:42 浜松と沼津で乗り継いで熱海に到着。今年度初めて東日本エリアに入りました。
 温かい熱海駅ですが、ちゃんとドアは半自動扱いしてくれています。降雪地でもドア全開で寒風吹きすさぶどこかの会社とは大違いですね。

 快晴の相模湾の青い海を眺めて神奈川県に入ります。
 土曜日なので最後部の1号車ですが、家族連れなどで結構乗っていましたが、ボックスを占領。

 11:36 小田原からは伊豆箱根鉄道大雄山線の電車に乗ります。
 小田原はJR以外に小田急や箱根登山鉄道などで何度も来ていますが、なかなかこの路線には乗る機会がありませんでした。

 伊豆箱根鉄道は先週の駿豆線に続いて大雄山線でもフリーきっぷを使って往復します。
 この金太郎きっぷは560円で、単に小田原ー大雄山を1往復する運賃と同じですが、手元にきっぷが残るので買いました。

 11:57 大雄山に到着。わずか21分の短い行程で完乗。
 すぐに折り返すのも何なので、改札の外へ出て駅前に出ます(じゃないと下車した事にならないもんね)

 中小私鉄の短い路線なので、終着駅は寂れた感じなのかと思いきや、駅の周りには結構ビルなどが建っていて、プチ都会っぽさがでていました。

 お約束の「金太郎」モニュメント。
 熊に乗っかっている金太郎の顔が少し微妙な感じw

 12:14 1本遅らせて次の小田原行きに乗ります。
 車体カラーは昔の懐かしい塗装だったのですが、車内はロングシートでした。転換クロスは3編成だけのようです。

 沿線は住宅の中を走ってばかりで、景色を見るような場所が少なかったのですが、途中の1か所で鉄橋を渡る場所があり、ここでは視界も開けて、西側の車窓からは富士山も見ることができます。

 12:35 ほぼ1時間で小田原に戻ってきました。
 3両編成の電車は小田原に着いて乗客を降ろすと、1ドアのみ開けて、残りの2ドアは締め切ります。ちゃんと車内保温に努めてますよね。これこそ乗客サービスというやつです。

  一気に埼玉へ
 大雄山線を乗り潰して、神奈川県内には横浜市営地下鉄や横浜シーサイドライン、相鉄いずみ野線、京王相模原線など幾つか未乗路線が残っていますが、今日は横浜市営地下鉄と相鉄いずみ野線だけを乗り潰すことにして、地下鉄区間は夜でもいいので、それまでの間にどこかもう1つ乗り潰そうと考えた結果、そうだ大宮へ行こう!
 神奈川県内にはシーサイドラインなどもあるのですが、いずれ平日などに撮影を兼ねて乗ろうと思います。今回の一連の乗り潰し旅ではスマホだけしか持ってきておらず、ビデオカメラは持ってきていないので。

 14:50+3 ということで、小田原始発の特別快速に乗って1時間50分で大宮に到着しました。
 今日は山手線の渋谷駅が工事で外回り電車が運休なので、埼京線などで臨時電車が運転されていたり、普段はできない折り返し乗車も案内して、混雑するのかと思ったのですが、少し遅れた程度で、そんなに言うほど駅も混んではいませんでした。

 大宮駅の改札を出て数分でニューシャトルの乗り場があります。

 ここでもニューシャトルの1日乗車券を買って乗ります。
 値段は720円。片道運賃が360円なので、普通に1往復した分の料金設定です。ICで乗れば356円なので8円ほど安くなりますが。
 なお機械券で裏は磁気っぽいのですが、自動改札は通れない代物なので、改札口で日付印を押してもらいます。

 15:10 ホームにニューシャトルの電車が入ってきました。なんかガンダムみたいな感じの電車。
 この駅は折返し方式ではなく、ぐるっとループ状に周回する形の線形になっていました。

 新交通システムなので、てっきり無人で自動運転してると思いきや、先頭に運転士が乗っていて、しっかりハンドル操作をしていたので、そこまで先進的な乗り物でもないような。まぁ実際のところ、自動運転するよりはこの方がドアの開閉や発車の動作が早いですからね。

 大宮を出てからは右側に上越新幹線とそして途中までは東北新幹線の線路とも並走します。
 東北新幹線なんかは大宮を出てすぐに分かれるのかと思ったのですが、意外と数駅も並走して進むので、複々線の迫力を感じることができます。

 東北新幹線と別れて、上越新幹線とだけ並走するようになると、なんと線路が単線になり、途中の駅で反対列車との交換シーンが展開されます。お互いに進路右側に入るので、下り列車が直進方向に進みます。

 お客もほとんど降りたので、車内の様子を撮影。
 新交通システムあるある的なレイアウトですね。ニュートラムみたいなクロスシートはやっぱり無かったか・・・

 途中の車窓ではこのように田園地帯も走ります。
 関東の郊外らしい森が点在する武蔵野の雰囲気を保っています。

 15:34 大宮から24分で終点の内宿に到着。
 ここは行き止まり式の線路になっていました。ここから先には延伸はあるのでしょうか?

 東日本なので午後3時半ともなると、かなり日が落ちます。
 1本遅らして、駅の外に出ます。

 駅前はガランとした住宅地の中に突然できた高架駅みたいな感じで、駅前にも畑があったりして、埼玉感を味わえる場所でした。

 駅西側のわずかばかりの畑から列車の通過風景を撮ります。

 15:50 1本遅らせて色違いの電車に乗って大宮に戻りました。

  神奈川に戻る
 大宮に16時20分ごろ着いて、ほぼほぼ日が落ちる時刻ですが、横浜の地下鉄に乗るために、また大宮から戻ります。
 確かに移動時間は勿体ないですが、もし先に横浜の地下鉄に乗っていたら、こちらのニューシャトルの景色が見られなかったと思ったのと、それと大宮16時台前半であれば、横浜で下車せずに、このまま東海道を下れば家に帰ることもできるので
 まぁ体調に問題が無さそうなので横浜で下車し、横浜線で中山へ。

 夜になってからですが1日乗車券を買いました。740円で元が取れるかな?

 18:08 中山からまずはグリーンラインに乗って、日吉まで全線乗ります。
 線路の間に注目すると、多分あの方式ですな。

 このグリーンラインはリニア鉄輪駆動方式らしく、車内の幅も長堀鶴見緑地線や大江戸線などのように狭幅なのが一目でわかります。
 日吉からすぐ折り返してセンター北からあざみ野まで乗って数分で折返し。

 ブルーラインの電車は一般の規格なので、普通の電車の車内です。
 あざみ野から終点の湘南台まで一気に乗ります。地下鉄ですが、所々地上区間を走ります。でも見えるのはマンションやショッピングセンターみたいな風景ばかりで、まぁ夜で別によかったかなと。

 20:01 湘南台に到着
 1時間50分ほどで全区間の乗り潰しが終わりました。

 湘南台の駅前まで上がってきましたが、夜8時なのでやっぱり暗いです。
 相鉄に乗るためまた地下に下ります。

 思ったほどホームが地下深くて、予定してた快速にタッチの差で乗り遅れてしまいました。
 仕方なく反対側に止まっている普通に乗ります。

 乗った車両が9000系で、クロスシート車が2両ほど入っていたので、早速ここに座りました。
 後付けしたような感じで、スペース的にかなり厳しいのか、ほぼ直角になっているのが凄い。
 二俣川まで乗って、その先は急行で横浜へ急ぎます。いずみ野線の景色も最初の方の郊外ぐらいでしょうかね、あとは切通しとかで外は見えなかったりするので、大した景色でもなさそうです。

 20:50 予定より13分ほど遅れて横浜に到着。
 これで相鉄は、既存区間は乗り潰しましたが、相鉄ーJR&東急の短絡区間のみ残すことになりました。東急の乗り入れ開始後に改めて乗りに来なくち

  晩飯はやっぱり
 さて、本日分の乗り潰しを全て終えたのですが、明日の予定を考えると東京北部か埼玉南部辺りで滞泊する必要があり、横浜でのんびりできません。そこで晩飯をどうしようか?

 やっててよかった!
 そうです崎陽軒です。弁当類は定番のシウマイ弁当だけが数個残っていただけですが、取りあえず晩飯にありつけた。

 横浜から赤羽までグリーン券を買って、早速グリーン車の中でシウマイ弁当を食べましたが、これ1つだけじゃちょっと物足りない感じかな?

 明日は埼玉・千葉の2県内での乗り潰しがあり、朝早いのでさっさと寝ることにします。

 続きの模様はあとの記事で書きます。

 <本日の移動>
・JR(青春18きっぷ利用、運賃のみ)
  名古屋→小田原→大宮 396.3km 6,600円  大宮→横浜→中山 74.4km 1,265円  横浜→赤羽 42.0km 726円  赤羽→王子 3.3km 157円 合計 516km 9,107円-(2,410円)=6,697円のお得
・私鉄等
 大雄山線 小田原-大雄山 往復 19.2km 560円  ニューシャトル 大宮-内宿 往復 25.4km 720円
 横浜市営地下鉄 中山→日吉 13.0km 304円  日吉→あざみ野 10.4km 272円  あざみ野→湘南台 26.1km 440円  相鉄 湘南台→横浜 21.8km 353円 合計 115,9km 2,649円
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JRのサービス悪化に北陸旅行は中断

2023-01-12 |  出撃 at 北信越地方
 年末年始の休みを利用して日帰りで出かける乗り鉄シリーズの第3弾
 昨日の元日は怒涛の760km18時間の乗り鉄で結構疲れたのですが、1/4から仕事始めなので、前日の1/3はゆっくり休みたく、結局大晦日・元日に続いて2日も日帰りで出かけることにしました。
 滋賀・静岡と2県の私鉄を大体乗り潰ししたので、さて次はどこにしようか・・・そうだ北陸に行こう!
 北陸3県のうち、青春18きっぷが使える福井・石川両県には福井鉄道・えちぜん鉄道・北陸鉄道の3社があり、距離もそれぞれがそんなに長くないので、1日でなんとか回れるかな?と思い、北陸行きとしました。

 .寒くて列車に乗れない
 朝6時ちょうどに名古屋を出る米原行きに乗って、米原を8時過ぎに出る敦賀行きに乗り継ぎ、敦賀では普通の乗り継ぎ時間が長くなるため、そこから先は一部特急を使ってワープするようなプランで出たのですが、米原で乗り換えた北陸線の普通電車(223系)がホームに入ってきて乗ったものの、鬼のように寒い。しかも停車中に半自動ドア扱いしない。おかしいな。
 まぁ馬鹿車掌なんだろうと思って、そのまま8:05に米原を出発したのですが、途中の駅でも全部の扉が開いて寒風が入ってくるし、何をやってるんだ馬鹿野郎! 米原を出てしばらくして521系の2連とすれ違ったので、あの列車が折返し米原発の続行の普通列車になるだろうと踏んで、途中の長浜駅で223系を降りて、続行の521系に乗りました。

 しかし結果は同じで、各駅に着くたびに全部のドアを開けます。まぁ一応新快速の走るアーバン(都会)の区間だからかなと思っていましたが、福井県に入っても全く同じ扱いで半自動にしないので、おいおいちょっと待てよ! ということに。
 調べてみると感染症対策で、JR西日本全域で停車中はドア全開で寒風吹きすさぶ車内にするそうです。こんな寒い列車で旅なんか続けられるか! と怒り心頭。しかしせっかく出てきたので、福井県内の2つの私鉄だけでも乗り潰しすることにして、敦賀から先の特急券・乗車券などを買って石川県に足を伸ばすのは止めることにしました。

 敦賀で特急に5分接続で乗る予定が、次の普通列車に乗ることになったので、接続待ちの時間がかなり出ることになって、改札口を出ることにしました。

 敦賀の駅前に出ました。福井県内の駅の改札口を出たのは数年ぶりです。 
 北陸新幹線の工事もかなり進んでおり、敦賀までならかなり早い段階で開業できるでしょうね。
 まっ、北陸新幹線が金沢まで出来て並行在来線が三セク化されただけで、数年間も来なかった状況ですから、これが全通となればもう北陸に来る事すらかなり減っちゃうでしょうね。

 まだもう少し時間があるので、駅の中に入ってうどんを食べる事に、
 冷え切った体に温かいうどんは最高です。北陸地方は関西系の出汁なので、蕎麦よりもうどんの方が合います。

 普通列車に乗るためにホームに戻ってきました。
 バックに見えるのが新幹線の敦賀駅で、地上高が日本一高い高架とのことで、夕日に海を見渡せるようになるんでしょうか、開通後は入場券を買って入る価値はあるかもw

 敦賀9:53発の普通に乗って、北陸トンネルを出ると一面の雪景色。
 最も雪深い場所になるのが今庄の辺りで、雪かき保線車両が止まっていました。

 .まずは福井鉄道に乗る

 10:29 武生駅で下車
 ここで前回降りたのは昭和時代なので、もう40年近く前になります。

 武生駅の駅前広場に出てきました。
 さて福井鉄道の駅はどこかな?

 駅左手のビルの1階辺りかなと思って回り込もうとしたのですが、駅らしいものはなく、その先延々と歩いて、立体駐車場のビルで駅横のビルが途切れてしまい、その先の広場の先に立っているビル、ここが福井鉄道の越前武生駅になります。

 1日フリーきっぷを買って、駅構内に入ります。
 電車の出発5分前にならないと改札が開かないので、撮影する人にとっては短い時間ですが、じっくり撮影に時間が掛かるほどの車両でもないので、その辺の心配は不要でしょう。
 この車両たち、岐阜県内の名鉄美濃町線などで働いていた車両たちで、実に十数年ぶりに再会となりました。

 車内の様子も名鉄時代そのままな感じでしょうが、名鉄美濃町線と言えばこの形式よりも元札幌市電のモ880型やオール転換シートのモ600型の方が印象が強かったので、まぁこんな感じだったかなというところです。

 越前武生を出てしばらくすると雨が降ってきました。
 福井市内の市街地に入るまでは、単線区間をしばらく走り、対向列車との交換待ちなどもあります。

 越前武生発田原町行きの電車は途中の福井城址大名町でスイッチバックをして福井駅前に入って、ここで再びスイッチバックをして福井城址大名町に戻って、その先の田原町に行くという運転形態を取ります。
 福井城址大名町ー田原町間の乗車については午後の帰りの時にします。

 .続いてえちぜん鉄道に乗る

 福井駅と三国港・勝山と2方向に路線を持つえちぜん鉄道(旧京福電鉄)に昼から乗ることにして、駅の反対(東)側にやってきました。
 高架の福井駅に隣接する建物がえちぜん鉄道の福井駅になります。

 1面2線の新しい高架駅ですが、やってきた電車は1両の単行で、この路線の乗客の少なさを表しているような感じです。
 車体のカラーは旧阪神5200系?を使っていた頃に赤帯1本の塗色から塗色変更を行って、現在に至ります。
 車両は旧愛知環状鉄道のものと旧国鉄119系のお古が活躍しています。

 車内は固定クロスとドア脇ロングのセミクロス配置になっていて、うまい具合にクロス席に座れたので、このまま勝山まで1時間弱の旅を楽しみます。

 福井を出てしばらくは新幹線の高架に沿って2駅進み、福井口駅で勝山方面と三国港方面の2手に路線が分かれます。

 分岐駅である福井口に到着すると、三国港からの列車が到着して、こちらの勝山行きにすぐ接続していました。
 このあたりの連絡が絶妙ですね。

 ポイントで2手に分かれたのちに勝山方面へ向かう線路が右に大きくカーブして東へ向かいます。
 眼下にはバスの車庫が見えます。

 しばらくは住宅街の中を走った後、3つ目の駅を過ぎたあたりからは、車窓に緑が広がります。

 25分ほどで永平寺口に到着。
 昔はここから永平寺方面へ支線が分岐していました。
 1時間に2本運転されていて、上り列車との交換待ちが3回あります。

 難読駅の1つである轟。
 同じ字で「とどろき」ではなく、「どめき」と読むとpころがレアですね。

 轟を過ぎて2・3駅行くと、雪景色に変わります。

 運転席はほぼ解放的なので、正面の景色もとることができます。

 まもなく勝山に到着で、家などが増えてきました。

 13:19 勝山駅に入ります。
 反対側のホームには上り列車が待機していました。

 勝山駅で下車
 反対側で待機していた上り列車はすぐに発車していったので、折返しまで30分弱あります。

 勝山駅の駅前には恐竜のオブジェクトが乗客を迎えます。
 ここから越美北線の越前大野まで1日数本バスが出ているので、JRの越美北線に未乗の人ならこれに乗って移動することもできます。

 13:49発の行きしに乗った電車にまた乗って福井方面に戻ります。
 基本的に前の乗降口しか開かないので、車内は温かくて、JRの冷蔵庫とは比較にならない快適さで、帰りは半分眠っていました。

 車窓右側から行しになに別れた三国港方面の線路が合流してきて福井口駅に着きます。
 乗り換え時刻の関係で終点の福井まで乗らずに福井口で下車します。

 福井口から乗った列車も1両の単行編成で、福井市内のしばらく住宅街が続いた場所を走ります。

 クロスシートで婆さんと3人掛けでしたが、数駅で降りて、その後はボックスを1人占めできました。
 かわいい車掌(アテンダント)さんも乗っていて目の保養にもなります。

 15:28 福井口から45分ほどで終点の三国港に到着。
 寂しい終着駅でした。

 道路を挟んですぐに港になっています。
 福井を代表する観光地である東尋坊へは歩いて30分、1駅手前の三国からバスの便もあるし、レンタサイクルもあるので、歩くなら別ですが、そうでなければ1駅手前の三国で降りるのが正解ですが、今回は路線の乗り潰しが目的なので終点の三国港まで乗りました。
 晴れたり雨が降ったりと冬の日本海側らしい天気の変わりようなのと、あまり足を使うのもなんなので、東尋坊まで行って帰らぬ人になるのも何だしと思い、東尋坊までは行かずにそのまま折り返すことにしました。

 16:21 三国港から福井行の電車に40分ほど乗って、途中の田原町で下車、ここから福井鉄道の電車に乗り換えます。
 田原町から越前武生行きの電車は、先に述べたように福井駅前に寄るので、これに乗れば福井鉄道に完乗なうえに、JRの福井駅に戻れます。

 電車に乗ると、20年前の美濃町線で見た光景がそのままフラッシュバックします。
 そうだこういう座席だったわと。

 名鉄時代と比べて明らかに違うのが吊り輪で、何か所かにこのカニの吊り輪があるので、探すのも面白いでしょう。

 16:34 田原町から約10分で今日2回目の福井駅前に到着。
 これで福井県内の2社線の乗り潰しが完了しました。

 乗ってきた電車はスイッチバックをしてまた越前武生へ向かっていきました。
 新幹線の福井開業を控えて、福井の駅前もいろいろと工事が進んでいて、かなり完成に近づいていました。

 福井に着いてからはまたJRの寒い電車で帰ることになりますが、敦賀までの521系はさすが寒地仕様なのか全ドア開放でもそこまで寒くはならなかったのですが、223系はやはり寒かったので、取りあえず寒い間はJR西日本の列車に乗っての旅は控えることにします。

 冬季期間は出血大サービスで電車半額!
 福井鉄道とえちぜん鉄道では共通の1日フリーきっぷを出していて、通常は大人1枚1,400円で全線乗り放題なのですが、今回は冬の期間だけ半額の700円で乗れる出血大サービスを行っています。そんなに安く乗っていいの?と言わんばかりの価格ですね。

 半額なのは2月末までなので、観光客の少ないこの冬の時期に福井の私鉄に乗るのがいいかも。
 なお1日フリーきっぷですが、福鉄は自動券売機でも販売していますが、あえて窓口で申し出たものの、結局券売機と同じペラ券仕様でした。えちぜん鉄道のアテンダントさんから車内で買えば印刷券が買えるかもしれません。


・JR(青春18きっぷ使用)
名古屋→武生 160.9km 3,080円 福井→名古屋 179.8km 3,080円 計 6,160円ー2,410円=3,750円の得。
・私鉄(共通1日フリーきっぷ使用)
越前武生→福井 20.2km 400円 福井→勝山 27.8km 770円 勝山→三国港 51.5km 1,020円 三国港→福井 25.0km 780円
 計 2,970円ー700円=2,270円の得。
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元日 怒涛の乗り潰し敢行 ②静岡私鉄編

2023-01-09 |  出撃 at 東海地方
 大晦日に青春18きっぷを買ったものの、使えるのが正月3が日と次の3連休までで、それまでの間に使い切らないといけないのと、体調の関係で宿泊を伴う旅程が組めないので、日帰りで何処かへ行って帰ってくる場所しかいけない状況です。
 昨日の大晦日は昼からぶらっと滋賀県まで近江鉄道全線の乗り潰しに行って来ましたが、3が日の間にあと2日分使っておきたいところ、さてどうしようか?
 それと毎年元日にはお伊勢さん参りもしているので、それもしておきたい、これらの要求を叶える方法は、強行プランになりました。

 終夜運転で頑張る近鉄・京阪、やめたJR・阪急阪神・地下鉄
 令和5年の元旦を迎える年越しの終夜運転ですが、各社まだまだ消極的ですね。関東ではJRの一部と高尾山を抱える京王ぐらいで、あとは少し延長した程度、東海地方はJR・名鉄・地下鉄共に無し、近畿はJRと南海が延長した他は阪急阪神・地下鉄共に無し、そんな中、関西(東海)では京阪と近鉄が頑張って終夜運転をしていました。
 従前よりは若干本数は減ったものの、特急を中心に夜通し走らせるのは凄い!
 ということで、臨時電車に少しだけ乗ってみました。

 普段では見ることのない、朝4時台の表示。頑張って起きれば3時台の表示もあったんですが、昨日も夜まで電車に乗ってたし、流石に起きれませんでした。
 普段は準急と普通しか走っていない早朝に「通過」の表示が見られるとは、もちろんひのとりの名伊臨時特急です。

 名古屋駅では急行の編成を使って乗客の待合スペースとしていました。他の交通機関が動いていない事への対策です。
 大阪の難波や上本町などでは駅構内のコンビニを終夜に開けたり、ホテルのカフェも終夜営業するなど、近鉄のやる気が伝わって来ます。
 この留め置き編成は朝5時に一旦車内の残存客を降ろした後に、座席を転換して朝一番の鳥羽行き急行として下るので、それに乗って伊勢市まで行くことにします。


 名古屋発朝一番の急行に乗ると伊勢市に7時頃に着くので、いつもはここで初日の出を拝んでから参拝するのですが、今日はその後の予定があるので、先にお参りして戻ってきたところて、日の出から十数分経った太陽になっていたました。一応今年も伊勢で朝日を拝みました。

 怒涛の乗り潰しが始まる
 さて今日はどこへ行こうと考えた結果、静岡県内の私鉄の乗り潰しをすることにして、伊勢市からぐるっと回って名古屋へ出て東海道を上がります。伊豆急行・天竜浜名湖鉄道・遠州鉄道は完乗、大井川鉄道は千頭まで乗っているので、それ以外の3社に狙いを定めて、今日中に行って帰ってこれるかな?

 ということで伊勢市を朝7時42分の快速みえに乗って東へ、名古屋に9時半ごろとなり、ひたすら東海道本線を上ります。元日の朝なのでお客さんは全然乗っていなくて快適でした。

 豊橋・浜松と乗り継いで最初に駅を降りたのが静岡駅。
 静岡駅は大体弁当を買うコンコースと駅の南側ぐらいしか出ないので、北側に来たのは相当久しぶりで、こんな景色だったかな?というほど、さらに街中の方は行ったことはありません。
 駅から北へ進んで電々ビルの前を右に曲がって少し行き過ぎたようで、戻る感じでデパートの中へ入ると

 これが静鉄の新静岡駅かぁ。
 駅前から数分の距離があるので、なかなか寄ることが無かったのも納得ですね。

 今回は静鉄では片道しか乗らないのと、ICカードも使えますが、一応時間があるので切符を買います。

 謹賀新年の看板を付けた電車が入って来ました。
 日中ほぼ8分ヘッドで走っているので、結構便利です。

 電車は新しいA3000型に全部置き換わったのかと思ったら、まだ2編成程残っているようで、今年の3月で全車引退ということ。
 あの特徴的なスタイルの1000型がまだ残ってたのなら、見てみたいですね。

 途中の長沼駅で車庫も見えるのですが、肝心の1000型は1両だけ編成を外された車体だけ一瞬見えましたが写真には撮れず。
 譲渡用の編成なのか部品取り用なのかは不明です。

 そうこうしてるうちに終点の新清水に着きました。
 お客さんは数人しかおらず寂しい終点の風景です。

 新清水の駅もJRの清水の駅とは離れた所にあり、こちらはこちらは徒歩15分ぐらいでしょうか、なかなか利用しづらい場所にあります。

 途中エレベーター付きの陸橋を渡り終えて右手へ進むと短いアーケード街があり、それを抜けて寂れた飲み屋街を通って清水駅前に着きました。
 清水駅からは沼津方面の電車に乗って、更に東に進みます。

 やっぱりお正月と言えは、一富士二鷹三茄子。
 快晴の富士の姿はいつ見てもいいですね。今年は何かいい事えるかな?

 2社線目は富士の膝元

 富士の次の駅である吉原で下車をします。もうお分かりですね。
 反対側に目を向けると、そう岳南電車が待っています。
 ここも何十回いや、百回以上通ってきてますが、なかなか下車をする機会がなかったのですが、ようやく下車をします。

 ここは往復するので1日乗車券を買うことにしました。新春特別版のデザインです。
 但し単に往復するだけなら、値段は同じなので、3乗車以上しないと元は取れません。

 待っていたのは7000型の単行編成で、元京王3000系ですが、この他にも元京王5000系の9000型2両編成もいるようです。

 電車は東海道本線と分かれると90度直角にカーブして、富士山に向かって真北にどんどん進みます。
 街中の家の軒をかすめながら更に90度近くカーブして、今度は東に進路を取ります。

 工場の中を抜けていくシーンは圧巻ですね。
 岳南電車では、室内の照明を消して夜景を楽しむ『夜景電車』なんかも運転しているので、工場萌えな人には良いかも知れません。

 かわいい女子高生ちゃんも電車が好き? 被り付きで写真を撮ってます。

 途中の岳南原田駅ではもう1つの7000型と交換するシーンが見られます。
 30分ヘッドで走っているので、2編成使って往復しているようです。

 車両の後ろの方にいたら、終点の1つ前の駅から乗ってきた女子鉄さん?に展望席を占領されたので、岳南江尾駅に入るシーンは撮れず。
 もう間もなく終点の岳南江尾に着くところです。

 20分程で終点の岳南江尾に到着しました。
 静岡鉄道同様に短い旅の終わりです。

 駅舎と富士山を入れての一コマ。
 岳南電車は沿線のどこからでも富士山が見えるという、最大の恩恵を受けています。
 まぁ夏場なんかはモヤがかかってりして見えない事もよくありますが。
 岳南江尾周辺にはバス路線があるものの、ほとんどが富士市内へ行く便なのと、本数は少ないものの、乗り継ぐことで沼津駅まで行く路線もありますが、ここは直ぐに折り返して吉原に戻ります。

 強行の3社線目

 さてこれで静鉄と岳南電車の2社線を潰したのですが、まだ日が出ている間にもう1社乗れないかな?
 ということで吉原から更に東に進みます。大丈夫かな?

 やってきたのが三島駅。ここから伊豆箱根鉄道に乗ります。
 16時過ぎともうかなり日が傾いてるというより、落ちかかってます。

 伊豆箱根鉄道は一昨年に撮影のために途中の三島二日町までは乗ったことがありますが、その先は未乗なので、この際に潰してしまいます。
 往復乗るだけですが、それでも1日乗車券の方が安く、しかも普段の「旅助」よりも更に30円安い特別版の1日乗車券を売っていたので購入しました。

 電車は日暮れの盆地?を南進します。
 丁度ここが撮影で来た三島二日町-大場間の撮影場所になります。
 沼津と違って、三島は西側に山があるので、その分日が落ちる時間が早いです。

 数駅進むと山の低い場所があって、丁度日が落ちるところでした。

 修善寺に到着。もうだいぶ暗くなってきました。

 冬至を一週間ほど過ぎたとはいえ、東日本なので日暮れは早いし、17時で駅の中にある土産物屋も閉まるという寂しさ。夏場ならもう少しやってるのかな?

 ということで土産物屋の閉店間際ギリギリで入ったのは、この1日乗車券に付いていたクーポン券を渡すと土産物を交換できるということで、560円相当の桜えび煎餅と交換しました。
 1000円の乗車券に560円の土産物が付くので、差し引き440円が電車の切符分、つまり三島ー修善寺を片道220円で乗れる計算になります、安っす!

 17時を廻ってさすがに暗くなったので、まっすぐ三島へ戻り、そのまま三島から東海道本線をひたすら下る帰路に着くのですが、心配なのが今夜の食事、元日なのでまだどこの飲食店も時短営業で早く終わりますから食事の確保は大切です。
 あらかじめ三島駅南側の駅弁店を見たら、往路の16時の段階で全て完売してたので嫌な予感が。
 結局三島駅の新幹線口に回っても弁当らしきものはなく、コンビニ弁当生活は避けたいし、また早く帰りの電車にも乗らなければならないし、うーん取り敢えず駅前のミニストップでおにぎりだけ買って下りの電車に乗車。

 18時過ぎの熱海発浜松行の電車に乗ると、浜松に着く頃には弁当屋はおろか、やよい軒なども今日は閉まってそうなのでどうしょう、静岡駅で7分ほど停車するので、静岡駅の弁当屋が開いていて弁当を置いてたらラッキーだけど、と静岡駅で下車してみることにました。

 あったー
 幕の内弁当だけですが置いていたので買ってすぐを階段を上がってホーム戻ったら、まだ乗ってきた電車が居たので旅程が後ろへずれる事もなく帰路を続けることができました。

 こうして朝の4時半から丸一日西へ東へ動いて、18時間近く電車に乗るか歩くか待つかで、乗車距離も763kmの怒涛の元日となりました、
 これで静岡県内の鉄道線の乗り残しは、1つ目が大井川鉄道のアプト式区間と、それに十国峠のケーブルの2社線が残るかたちとなりました。この2路線を乗り潰すのは1日ではさすがに無理かな・・・
 さて明日はどこへ行こうかな? 1月2日の模様は次の記事に書きます。

・本日の乗車分
JR(青春18きっぷ利用)
伊勢市→静岡¥5,360  清水→吉原¥510  吉原→三島¥420  三島→名古屋¥4,510  計¥10,800分乗車
私鉄
近鉄名古屋→伊勢市¥1,470、 新静岡→新清水¥330、 吉原-岳南江尾 フリー¥720、 三島-修善寺 フリー¥1,000
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年末年始は近隣乗り鉄 ①近江鉄道

2023-01-05 |  出撃 at 近畿地方
 迷った挙げ句に大晦日の日に結局青春18きっぷを買ってしまいました。
 しかし体調の都合上、遠くに遠征することもできないので、近隣で出掛けることにして、昔と違って正月の時期だからといって珍しい列車が走る訳でもないので、撮り鉄はしない(そもそも駅から歩く事が無理)で、大人しく列車に乗ってぶらぶらすることにしました。
 普段は通勤でロングシートの通勤電車に15分程度しか乗らないので、ボケっと車窓を楽しむ事を欲していたのです。

 さてどこへ行くかを検討したんですが、大晦日は午前中に少し用事があったので、昼からでも出掛けて行けそうな所として、まだ全く乗っていない近江鉄道の乗りつぶしをすることにしました。
 私が住んでいる場所から見える御在所などの山のちょうど裏側の地域になるのですが、なかなか近いようで結局米原か貴生川へ回り込まないとアクセスできないので、これまで全然乗っていなかったものでした。

 ということで、昼過ぎに名古屋から東海道線の下りに乗って、大垣ダッシュは嫌なので1本遅らせてのんびり米原に14時ごろに到着。
 この時点で近江鉄道をナメてました。
 滅多に駅の外に出ることがない米原駅に久々に出てみました。

 駅の改札口で1日フリーきっぷを購入。
 土休日と年末年始などの指定日に発売されます。通年で売ってくれたらいいのにね。

 米原駅のホームに上がると元西武の新101系が待っていました。
 近江ブルー(どこかで聞いたような?)の車体をまとった標準色の車体です。

 乗り潰しは米原から順番に支線を含めて潰していくので、まずは最初の支線である多賀大社前へ向かいますが、正月3が日とかでもない限りは直通電車は朝晩しか走っていないようで、途中の高宮まで乗ります。

 15:01 高宮に着くとすでに多賀大社前行きの電車が待っていました。
 この駅は90度近い交わりをしているので、多賀線は大きくカーブしたホームになっています。

 5分ほどで多賀大社前駅に到着。
 10人ほどが乗っていました。

 多賀大社前駅の様子
 ここが正月3が日になるともの凄い人で溢れるとのことで、既に駅前から大社へ向かう道には通行規制の看板が立てられていましたが、あと5時間ほどで始まる混雑とは裏腹に何とかの前の静けさといったところでしょうか?
 大社までは徒歩10分強ですが、ここで足を使うのはやめて次の電車で折り返す事にしました。

 15:45 高宮から近江八幡行きの電車に乗ります。
 これは元西武の旧701系でしょうか? 車番は801とか書いてありました。
 このまま乗り換えなしで2つ目の支線である近江八幡へ行けるのは便利ですね。

 途中の豊郷駅で見かけた絵入りの駅名標。
 近江鉄道では駅名標は基本的にはブルーの半円がデザインされた意匠ですが、一部の駅にはこのような絵入りになっているので、探してみるのも楽しいものです。背後にあるのは新幹線の高架。

 16:31 近江八幡駅に到着
 これで支線2つを潰せました。13分の時間があるので、改札を出て下車して戻ってきます。
 戻ってきたら、ちょうど大阪からの新快速から乗り換える人でまぁまぁ乗っていました。

 17:03 八日市到着
 これでいよいよ最後の列車である貴生川行きに乗り換えます。
 乗り継ぎ時間が10分あったので、駅前へ出てみましたが、案の定何もなかった。
 駅前の道ではなく、国道421号添いにいろいろお店があるみたい。田舎あるあるですな。

 17:13 八日市を発車
 夕日との追っかけになりますが、ガチャコン電車が勝てるわけがありません。

 大晦日の夕方とあって、電車の中は2両で数人の乗客しか乗っていません。
 八日市を出てものの3駅ほどで半分が降りて行ったので、そこから先は4人ほど。私が乗る2両目は貸切状態です。
 ワンマン運転で2両目のドアは開かないので、寒風が入り込むこともほとんど無く過ごせました。

 途中の水口で3人ほど乗ってきて、入れ替えに2人ほど降りた以外はほとんど動きなし。
 年の終わりの寂しさがさらに増す感じです。
 当時を過ぎて10日弱で意外と日暮れが持ってくれたのですが、さすがに日野までくると真っ暗で、そこから貴生川までは、景色は見えませんでした。
 貴生川まで景色が見える時間帯で乗りつぶせるかなと思っていたのですが、甘かった。

 17:55 貴生川到着
 米原を出て3時間20分ほどで、全線乗り潰しができました。
 本当に今回は乗っただけでしたが、次に来る機会はあるのかな?


 最後は草津駅に戻って、駅近くの大戸屋で夕ご飯、営業時間短縮でラストオーダーギリギリの滑り込みでした。
 いつも例年なら大晦日はちょっと高い目の駅弁で締めることが多いのですが、米原駅での駅弁販売は早く終わるし、あとは駅弁となると京都まで行く必要があったのですが、今から京都まで行って売り切れてたりするリスクもあったので、今回はこれで締めにしました。

 これで滋賀県内の鉄道はJR・私鉄含めて全部・・・と言いたいところでしたが、まだあと比叡山坂本ケーブルが残ってたわ。あそこを何時攻めるかな・・・ということで、2022年が終わりました。

青春18きっぷと近江鉄道の1デイスマイルきっぷを使ったので、正規運賃との差額は以下のとおりでした。
 名古屋→米原 ¥1,340 貴生川→名古屋(草津経由) ¥2,640 JR計 ¥3,980ー(¥2,410)=¥1,570の得
 米原→多賀大社前 ¥500 多賀大社前→近江八幡 ¥890 近江八幡→貴生川 ¥930 近江鉄道計 ¥2,320ー(¥900)=¥1,420の得
 
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大晦日にやられた意地悪

2023-01-03 | パソコン・ネット
 2022(昨)年は3月の怪我以降、ほとんど出掛けることが無かったため、出先や移動中に携帯でネットを見る事もなかったので、パケットの使用量がずっと1GB以下の最低料金での使用が続いていて、端末代金や通話料を除いた基本使用料も3,000円いかなかったのて、このまま12月も終わるかと思っていました。
 大晦日に青春18きっぷを使って滋賀県まで散歩しましたが、帰り道にドコモの使用量を見たら0.95GBだったので、余裕で今月も終えたと思って帰宅しました。

 久々にgooのポイント取得も満点達成で(これ、ちょくちょく落としてなかなか満点にならないんですよねw)ご機嫌で大晦日を終えようとしてました。

 テレビが故障したのを期に、嘘ばかり垂れ流すテレビをもう見る習慣が無くなっていたので、大晦日の夜はガキ使←これもやらなくなったので、PCでネットの年越しライブ動画などを見ながら年越しそばを食べて、あと1時間ほどで今年を終わりだなと思っていたところ、ドコモから何やらメールが届いたので見てみたところ、
  「データ利用量がステップの上限に到達したので、5Gギガライトのステップ2に移行しました。」

いやいや、使ってないって!(自宅は当然光回線でWIFI経由だし、そもそも帰宅してからは携帯触ってない) 慌てて使用量を見たところ

おいおい、1GB超えてるじゃないか・・・  それも僅か20MB・・・とほほ

 そして暫らくして何やらのメッセージが立ち上がってきました。

 なにぃ、アンドロイドのアップデートだと?
 そう、犯人はコイツだったのです。
 私本人の使用とは関係なく、裏でサイレント·ダウンロードを行っていたのです。

 これのせいで1,000円余分に携帯料金を支払う羽目になってしまいました。
 まぁ来月からアハモに乗り換える予定なので、丁度よい踏ん切りが着きましたが、何とも意地悪で後味の悪い大晦日の夜更けでした。

 アンドロイドの意地悪ぅ〜!!   ちなみにアンドロイドのお姉さんは大好きです。
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2023 謹賀新年

2023-01-01 | 一般記事
2023 あけましておめでとうございます

 ≪気になる車両の動き≫
  阪急6300系6連編成        JR北海道 キハ183系
  JR和田岬線の103系         高山本線のキハ85系

 昨年私は3月の頚椎症とその後に起きたギックリ腰に端を発して、8月から約2カ月の入院生活という、何か祟られた1年になってしまいました。
 今年もしばらくはあまり動けない状況ですが、温かくなる頃には遠征できるよう動きたいと思います。


 なお年末年始は近鉄3日間フリーきっぷで近場をウロウロするか、もう少し遠くへ出てみようか悩みましたが、近鉄の切符jの購入タイムリミットの12/30を過ぎてしまったので、大晦日に青春18きっぷを購入しました。日帰りで行けそうな場所へぷらぷら出掛けようと思います。
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