六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

きかんしゃトーマス&ジェームス 重連運転

2015-12-27 |  出撃 at 東海地方
 今年も大井川鐡道では機関車トーマスとなかまたちの塗装を施されたSL列車が走ってきましたが、クリスマスの2日間は特別運転ということで、トーマスとジェームスの重連運転が実施されるとのことから、十数年ぶりに大井川へ出撃することにしました。

 予定は23日にまずトーマスとジェームスのそれぞれ単独の牽引列車を撮り、24日は北関東へ行って上り〔カシオペア〕の撮影をして戻ってきて、25日に再び大井川でトーマス+ジェームスの重連を写そうという予定にしてたのですが、生憎の雨で、23日の出発は中止、24日朝の栃木も晴れそうにないので、カシオペアの撮影も中止とし、先に24日に大井川へ行き、25日は適当に過ごすこととしました。

  初めての大井川鐡道乗車
 大井川への撮影には過去に3回程度訪れていますが、いずれも車移動だったで、今回初めて大井川本線の電車に乗ります。

 SL列車を撮るためには、金谷を朝9:01発の普通に乗らなければならず、青春18きっぷで鈍行乗り継ぎだと品川5:10発や大垣5:22発の2番電車に乗らないと間に合いません。
 このため私の場合は、名古屋→豊橋の1駅だけ新幹線を利用して2番電車を追っかけ、豊橋で18きっぷに日付印を押してもらい東海道線を上ります。

 数年前に113系の撮影で来て以来の久々に金谷駅で下車、そして始めての大井川線に乗ります。


 今回は1日だけなので、フリー切符は買わずに普通乗車券とします。川根温泉クーポン切符もあるのですが、上りは抜里で撮ろうとすると、途中下車扱いしておらず、それぞれ乗車券で乗っても結局50円しか変わらないからです。

 金谷9:01発の普通電車は元近鉄の16000系、だいぶくたびれています。後に富士山が。この位置からも見えるんだと感心。

 雨上がりの快晴の中、大井川に沿って遡って行きます。朝までの雨がウソのように、もんげー快晴ずら。

 1本目の下り列車撮影地となる川根温泉笹間渡駅で下車します。

  下りのトーマスを狙う
 抜里-笹間渡の橋梁は千頭側が大きくカーブを描いていて、鉄橋の北西側から撮るとインカーブで編成がきれいに撮れる(曇天なら)として、大勢の撮影者で一杯になってましたが、私は反対側の北東側に位置取ることにしました。列車通過の1時間前で北東側に三脚立てたのは私一人だけでしたが、何でド逆光なのにインカーブで撮りたがるのか不思議でなりません。

 確かに北東側から撮ると架線柱はもとより電線が何本も張られてて被ってしまうので、ド逆光を覚悟の上で皆んな北西側に集まるのでしょうか。でも撮り方によっては何とかなるものですが。

 北西側がキャパ一杯になってきたのか、北東側にも若干の三脚が立ち、あとは100人近い一般の家族連れが見守る中、いよいよSLの汽笛が聞こえて来ました。

 「ワー凄い~凄ぉ~い~」と子供以上にお母さん達が興奮して歓声を上げる中、慎重にシャッターを切ります。
 ここで望遠側にして正面がちに撮るとこのとおり、モロに電線が被ってしまいます。確かにこんな写真は撮りたくありませんよね。

 しかしズームを広角側に引いてみましょう。 あれれ、なんか状況が変わってきたんじゃない? そして・・・ 

 どうでしょう? この真横アングルでの写真。トーマス+ジェームスの色も出ているし、邪魔だった電線も機関車がある部分では消えています。右側の背景の空がある部分では見えているので、電線が機関車の反対側に張られているようにも見えます。
 これは逆光で太陽光を反射する正面がちアングルとは違い、順光の真横から撮ることで電線を背景に溶け込ませて消えたように見せかけるテクニックですが、これをするためには川原に下りなければなりません。川原を歩き回って、最も電線が消えてくれそうな場所を探してセッティングします。
 ただ、太陽の角度いかんでは必ずしも隠せるモノでもないので、ある程度は運任せです。

 ちなみに1時間後にやってくる定期のSL〔かわね路号〕を撮ると、こんな感じ。
 太陽の角度が変わって影になってしまうので、電線も車体も真っ黒になってしまいます。


 昼食ですが、何もない所だと思って予めパンを持参してきたのですが、道の駅で大福餅が売っていたので、これを食べると一時的にお腹が一杯になったので、この餅2個が昼食。でも撮影後にお腹が鳴ったので帰りの電車の中で持ってきたパンは食べました。

  上りのトーマスを撮る
 さて下りのトーマスを無事撮りましたが、上りをどうしようか?実は金谷からの往路で抜里の撮影地を見たところ、既に良位置は三脚で満杯状態だったたので、今から行っても禄な撮影は出来ないとふんで、上りもここの鉄橋で撮ることにしました。

 最初は河原の北側で撮ろうとしたのですが、だんだんギャラリーが増えてきて、アングル内に撮影者が入りだしたため、南側へ移動することに。

 上りは順光で撮れるのですが、予想以上陽の陰りが早く、SL通過の20分ほど前にはついに木の影の一部が鉄橋本体に掛かり始める状態に。早く来てくれ~と皆願います。時間にならないと来ないけどね。

 そしていよいよ上りのトーマスがやって来ました。
  
 川原に多くのギャラリーがいるため、望遠でカットしながら、少しずつ引いて撮ります。重連のSLがメインなので、客車の後ろの方までの全編成入れる必要はありません。

 手前に引いて撮ったところで影落ちでthe end。
 取り敢えずお腹一杯、もっと人が少なくて陽の長い時季に来たいものです。
ということで、大井川のSL撮影は今日1日で終わることとしました。

  25日は関東でぶらぶら
 翌25日は特撮に特化することとし、ほとんど撮っていない関東地方へ。
 〔カシオペア〕は居ないため、朝は高崎線で185系の〔あかぎ2号〕と、昼過ぎにEF65の鹿島貨物を撮ることにしました。

 というわけで、今夜の滞泊地は桶川としました。
 しかし雨が降ってきたので明日の朝ちゃんと撮れるか心配です。

 翌朝地面は濡れていましたが、雨は上がっており、東の空から太陽が昇って来ました。
 撮影場所は前回〔あけぼの号〕の時に来たオカポンこと、岡部-本庄の畑のある築堤なのですが、気温が下がらなかったので、日が昇ると同時にどんどんと地面の水蒸気が昇ってモヤってしまいました。時間が無かったので一眼レフの撮影はなく、特撮と動画のみ撮影してあっけなく終了。

 大して撮るものもなく帰りかけたら、キレイに晴れ上がってきました。もっと早く晴れろよといつもの愚痴。
 次の撮影地へ向かうべく、高崎線の上り電車に乗って爆睡、品川まで乗って横須賀・総武線に乗り換え。

 さて午後の鹿島貨物を何処で撮ろうか考えながら、快速〔エアポート成田〕で東へ進みます。
 千葉を過ぎた辺りから天気予報に反して薄っすらと雲が出てきました。
 こりゃ成田から先の単線区間まで行ってもムダかな?別に国鉄色のカマじゃないし。今日は貨物色の2090番が入ってるようなので、無理して奥まで行かず、結局モノサクで撮ることにしました。

 現地に着いてから、時々雲は掛かるものの、概ね晴れてきたので、まずまずのコンディション。関東鉄にとっては平凡な撮影地ですが、関西鉄にとっては総武線や成田~鹿島線でPFを撮るのは中々無い機会なので、これはこれでよしとしましょう。モノサクには10回近く来てますが、何度来てもいい場所です。

 物井駅まで戻って、また鈍行乗り継ぎ旅が始まります。どっかり疲れたので熱海まではグリーン車で、その先の沼津からはホームライナーを利用することに。

 これで今年のクリスマスは大井川鐡道さんのSLトーマス&ジェームス重連で実質終わりみたいなものでした。次回は年末にどこか行けたらいいな、国鉄色の車体狙いとかで・・・
 
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JR西日本・東日本からクリスマス・プレゼント?

2015-12-24 | 交通その他
 普段の年なら、2月ぐらいになって慌ててビューサンクス・J-WESTポイントの景品を交換申し込みするのですが、今年は年内に早々と申し込みました。
 以前の記事ではsuicaのマグボトルや、ICOCAのカップなどをゲットしてましたが、もうそろそろ何個もいらないので、今回は別の品物と交換することにしました。
 ちょうど一昨日届いたので、偶然ですがクリスマス・プレゼントとなりました。(ま、自分で申し込んだんだけどね)
 合計4点で、それぞれ1個ずつの荷物として宅配されてきたのですが、1枚の写真に収めるため、まとめて1つの段ボールに入れて撮ってます。



 1.ICOCAグッズ
 こちらは10インチのタブレットも入るというフラットケースと、今や珍しくなったマジックテープ式の財布の2点です。
 フラットケースは綿でできており、タブレットを生で入れるには少々心細いかも知れません。
 また財布の方は、写真で見たよりもピンク色の部分が結構目だっており、女の子向けの財布っぽい感じがしますが、これを50を過ぎたオッサンが嬉しそうに使うかどうかは悩むところですね。

 2.suicaグッズ
 今回は普段使える身の回りのグッズということで、冬場に重宝するブランケットと、急な雨に役立つ折りたたみ傘の2点です。
 ブランケットは70x100cmの実用的なもので、手に取ると意外と厚みがあるので、冬の電車旅にはもってこいですが、旅行に持って行くとすぐにボロボロにしてしまうので、家の中で使う用でしょうか。
 折りたたみ傘は、雨で濡れると模様が浮き上がる楽しい物ですが、これも旅行には持って行かず、通勤用で使う方がよさそうです。

 いずれの品物もトレインボックス・えきねっとでも購入できます。
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ななつ星・或る列車・山陰トワイ撮影

2015-12-22 |  出撃 at 九州地方
 先週の九州ぶらり旅をしたところですが、今週も九州へ出掛けます。しかしメインになるのは20日の山陰トワイライト撮影なので、どちらかというと九州内は休日の消化を兼ねてのついで訪問に近いですが。

  今回はトラブルなしの山陽本線鈍行乗り継ぎ
 先週は嵐の影響でドタバタな出だしとなった山陽本線鈍行乗り継ぎでしたが、今回は朝から晴れてます。週間予報では金・土と雲は多めだが晴れで、日曜日が快晴ということで、下り山陰トワイのメインである山口県も晴れ予報なので、これはもう気合が入ります。

 いつもの野洲を13:00発の新快速・播州赤穂行きに乗車します。

 先週、足場が崩れて9時間近く不通になった、工事中の東海道本線摩耶駅を通過。カメラを90度右へ振ると私の実家がある六甲の町ですが、余談でした。

 →15:22相生15:25→18:02糸崎18:10→19:27広島19:43→20:35岩国20:49→23:50下関23:51→0:04小倉
といつも通りの列車で乗り継ぐだけなので、あえて写真は撮りません。

  小倉→大分→久留米→上熊本
 2日目も18きっぷを使った移動となりますが、今日は〔ななつ星〕を大分県東部で順光撮影すべく場所探し、日豊本線・久大本線とも列車の効率が悪いので、撮影は1~2ヶ所で終わりそうです。

 小倉を朝8時過ぎの普通で乗り継いで、大分には11時前に着きました。
 高架工事が完成してから3回目の大分ですが、昼間に来たのは始めてだったので、駅舎を撮影。駅前も北西側を除いてすっかり変わってました。

 改札口前に駅員手作りの門松を立てるとのことで、その様子を地元のテレビ局各局が取材に来ており、乗客よりテレビ局のクルーの方が多い状態。写真の右側に切れて写ってませんが、コンコースにテレビカメラ用の大型三脚を我が物顔で立ててる姿は迷惑鉄ヲタを軽く凌駕してます。(写真に映ってる緑の人達ではありません)
 
 久大本線の撮影場所を探して小野屋で下車。最近駅名票が大分-由布院間で取り替えられたようで、木目板に粘土レリーフのような物が飾られています。 粘土レリーフに近付くと、国鉄色のキハ58が。
 駅によって車両の種類や色が違ってるので、見て回るのも楽しいかも。

 〔ななつ星〕の撮影は、1駅戻って鬼瀬駅付近で行ないました。
 いい感じのストレートですが、高圧鉄塔がバックに入るので、線路に近い場所から望遠で狙う事で、この高圧鉄塔はアングルから外すことができると思いますが、この場所では特撮の関係で一眼レフはサブカメラ扱いなので、鉄塔が入るこの場所に置かざるを得ませんでした。
 南由布付近で上りの〔ゆふいんの森〕を1本撮って、夕方の普通列車で久留米方面へ移動。

 →16:15由布院16:19→17:24日田18:24→19:31久留米19:58→20:27大牟田20:35→ と乗り継いで、今夜も上熊本で下車し滞泊します。

  熊本→島原→諫早→早岐→鳥栖→甘木
 土曜日は残り1回分ある「九州満喫きっぷ」を使います。
 先週も乗った熊本~島原の航路に今回は逆ルートで乗って、島原半島を北上し、大村線を走る〔或る列車〕を撮影します。

 今回乗るのは、熊本フェリーが運航する高速フェリーである、「オーシャンアロー」に乗ります。1万馬力(5000馬力のエンジンを2基搭載)の高出力で従来船の所要時間の半分の30分で結ぶというものです。運賃も220円高いだけの1,000円なので、そう割高感はありません。
 
 船内はきれいな座席が並びますが、リクライニングはしません。
 ちょうどクリスマスシーズンなので、展望ラウンジへ上がる階段に飾りつけがしてありました。

 7:30出航。遅い九州の日の出が後押しします。
 
 港を出ると電車のようなスムーズな加速をします。なんじゃコレ?という静かで振動のない加速。
 これにはびっくり。どんどんと熊本港が遠ざかります。
 感慨に浸る余裕などないまま、わずか15分程で目前に雲仙の山が迫ってきます。

 漁船の横切りがあったのか、所定より5分遅れの8:05に島原外港に到着、短いクルーズが終わります。

 広場に出てみると、先週見たイルミネーションの飾りが夜のお仕事まで休んでいます。
 透明のチューブで作られたワイヤーフレームではなく、一応形があるので、昼間でも置物として見られるようになっています。後ろに太陽光電池システムがあり、一応エコなイルミなんですね。
 
 島原外港8:30発の急行に乗って途中下車はせずに一気に諫早へ向かいます。
 途中の大三東にて、本当に快晴で最高の天気です。ここで下車して撮影したいぐらいでした。

 諫早では僅か3分の乗換えで9:33発の佐世保行きの快速に乗り、今日の第1撮影地である、彼杵で下車します。

 本来は彼杵-千綿間で撮りたかったのですが、歩きだと間に合わず、町営バスもこの時間に運転していないことと、初めての撮影地開拓の点から、川棚-彼杵間で撮ることにしました。でも〔或る列車〕の通過まではあと30分しかありません。

 そこで禁断のタクシーで移動。
 サイトで調べると、撮影場所である「口木田」までは約3km、料金も約1,000円程度と良心的な値段だったので、撮り鉄でタクシー移動は、大雪の磐越西線での鉄道代行輸送時(青春18きっぷで行くタクシーの旅)を除けば、2008年に小坂鉄道の撮影で使って以来約7年ぶりの利用となりました。

 そうして待つ事15分、〔或る列車〕が来たのですが、思ったようなイメージで捉えることは出来ませんでした。
 背景にある砕石プラントでしょうか?それを避けて望遠で撮ると海が小さくなるし、小高い丘に登って俯瞰しようにも電線が邪魔になるので、痛し痒しというところです。
 おまけに枯草の季節に金色の車体が似た色同士になって、あまり色映えがしません。
 
 帰りは10:55に川棚方面への町営バスがあるので、バス停まで歩いて戻ります。
 数分遅れてバスがやって来ました。小さいバスに老人たちでいっぱいだったので、大きな荷物を持った私は少々恐縮でした。

 川棚からは11:14発の佐世保行き快速に乗って諫早まで移動します。後ろ2両は国鉄色でした。

 今日は土曜日なので、下りの〔ななつ星〕の運転があります。もうお昼近い時刻なので、佐世保線内で捕獲するしかありませんが、手頃で移動できて景色もよい場所があまりないのが実情です。
 狙いをつけたのは、三河内-早岐間で、三河内駅から早岐方面へ徒歩20分程度の場所なのですが、裏ワザがあるので、早岐駅から大塔方面へ国道を歩きます。

 徒歩10分ほどで「田子の浦」というバス停(待合所と切符売場もある)があり、ここから12:08発の嬉野温泉行きのバスに乗ると、撮影地最寄りのバス停で下車できます。
 早岐12:37発の普通電車で移動すると、撮影地にはギリギリの到着になるからです。
 ななつ星通過の50分ほど前に現地に到着、ロケハンもして撮影位置もセッティング完了。

 特急が2本やってくるので、試し撮りをします。標準レンズで撮ると、バックに5階建てぐらいの大きな老人ホームの建物がアングル内に入るので、望遠位置にセットします。8両編成の特急なので、長さもちょうど良い感じです。
 そして待つ事約20分
 
 ななつ星がやってきたのですが、ここも特撮がメインで、一眼レフはサブカメラ扱いだったので、メイン側のパン操作に気が入った瞬間、一眼レフ側の操作が一瞬遅れてしまい、残念な写真に。決してトリミングしたんじゃぁありません。
 あぁやっちゃった~。

 ななつ星撮影の後は福岡方面へ帰るべく、三河内14:38発の鳥栖行きの普通に乗ります。
 途中の久保田で下車して唐津線の気動車を撮ろうかと思いましたが、列車の時間が間に合わないので割愛しそのまま鳥栖まで乗車。
 でも少し時間があるので、甘木鉄道に乗ることに。基山-小郡間は西鉄→JRへの短絡ルートとして今年乗りましたが、小郡から先は国鉄時代に乗ったきりです。沿線は割りと住宅と畑が混在する場所で、大した撮影場所もなさそうなまま最後の停車駅「高田」で下車。
 駅の東側の田んぼで撮影しようとしましたが、またしても高圧鉄塔が邪魔になるわ、日が暮れてしまうわと収穫ほぼなしでした。甘木鉄道にも国鉄色もどきの気動車がいるので、ここもリベンジ対象となりました。

 高田17:23の基山行きに乗って戻ります。この後の目的地はレンタカー店のある箱崎です。 


  いよいよ山陰トワイライト 2回目撮影へ
 山陰トワイは9月の連休に大混雑の中、撮りに来て以来となります。仕事の関係で10~11月は鉄を止めてたので、この間に山陰トワイが走っていたのに出撃できず残念でした。
 今回は12月ということで、忽郷鉄橋は満足に陽が当たらないかも知れないことと、玉江-三見で順光撮影するのが最大目的だったので、場所は1ヶ所のみに絞り込み、レンタカーで前夜から移動して早朝からセッティングということにしました。

 福岡市を19時過ぎに出発し、途中夕食などで時間を潰した後、現地には午前2時ごろ到着、既に夕方から来てたという久留米ナンバーの爺さんなど6台程度が停車中。これなら夜が明けてからでも間に合いそうです。
 午前7時半ごろでこんな感じです。一番後ろでライトが見えるのがタクシーで、萩市内の宿に泊まってタクシーやレンタサイクルで来てもいいですね。玉江駅から歩きでも行けそうです。次回からはそうするかな?

 朝7時に正面がちの俯瞰場所へ登ってセッティング。冬至近いので山影になって線路に陽が当たりません。上空は快晴なのですが、ようやく車両に陽が当たり始めた10時台の臨時快速を撮影。まだ前面は影になりますが、13時過ぎなら多分いい感じでしょう。

 しかし待っている間にうっすらと雲が出てきてしまい、「おいおい、今日が一番いい予報だったのに、なんでや! 今日で5回目やのに!」とぼやくのは京都からの撮影者でしょうか? みんな同感です。それにしても過去4回とも天気に恵まれてなかったのか気になるところ。
 その後も雲は増え、10秒晴れては90秒曇るといった感じで13時を迎えました。

 うっすらと影こそ出ていますが、写真で見るとほぼほぼ曇天の写真です。
 取り合えず福岡へ戻るので、追っかけがてらに車を走らせ、前回撮った小串-湯玉海岸で1ショット撮影。ここはさらにどん曇りでした。
 そこで曇ったのを幸いに、エヴァ新幹線を撮るべく、寄り道をすることに。

 厚東駅の西側の俯瞰場所ですが、夏の夕方でもない限り、晴れると山側が影になるのですが、せっかくの明るい曇天を利用して、この場所へ移動、既に先客が居て道路脇に車を停められなかったので、東側にあるセブンの駐車場へ停めてダッシュ! なお、撮影後は必ずお店で買い物しましょう。

 15:14 獲物のエヴァ新幹線が通過。空を見ると薄く太陽が見えましたが、影もでない程の太陽だったので、光線は良好。1本前のN700が画角ギリギリで写ったので、心持ち早くシャッターを切った結果がこれでした。トリミングすれば充分見れますが。

 こうして撮影を終え、レンタカーを箱崎まで返却した後は、天神から夜行高速バスで帰りました。

 今回はJR・私鉄・市電・地下鉄・高速バス・路線バス・船・レンタカーそしてタクシーと、飛行機以外のあらゆる交通手段を駆使しての撮影行となりましたが、やっぱり最後がなぁ・・・・
 ということで、山陰トワイはリベンジします。でも仕事の関係で、次に行けるのは3月。九州も3月。
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初めての「おとなび」 & 九州ぶらり旅

2015-12-17 |  出撃 at 九州地方
 九州行きの往路は強風の事故などですったもんだの山陽本線下り鈍行移動でしたが、帰路は新幹線を予約して楽々帰ろうと計画しました。
 今年おとなび&大人の休日倶楽部の適用年齢になったのですが、東日本の大休パスはあまり利用機会が無さそうなので、会員にはならずに見送り、西日本のおとなびのみ会員になっています。(こちらは年会費無料だもんね)

 小倉→佐賀→諫早→島原→熊本
 今日は土曜日なので、午前中に佐賀県内で〔ななつ星〕を撮影した後、明日の朝熊本での撮影に備えて、午後からは島原半島をのんびり下り、島原外港からフェリーで熊本へ渡るルートを取ります。今日と明日の2日間はJR九州版の18きっぷとでも言うべき「旅名人の九州満喫きっぷ」で回ります。

 本当は朝早くに鹿児島本線で1ヶ所撮影予定だったのですが、雨が降ったので立ち寄りはやめて1時間半ほど遅く出発、快速で鳥栖まで行きます。

 ななつ星は今回は伊賀屋-佐賀間の直線で撮りましたが、次の列車まで時間が無かったので、駅から10分程度の場所でお茶を濁した感じです。

 撮影地から急いで伊賀屋駅に戻り、11:44発の長崎本線の普通列車で諫早に向かいます。この列車を逃すと2時間半近く次の列車まで開くので大変です。

 長崎本線で海を見ながら諫早に着いたら、また海沿いに走る島原鉄道に乗ります。何年ぶりかな?

 途中の古部付近で撮影をして夕方の列車で島原外港まで行きます。ちょうど夕陽をバックに列車が入って来ました。17時過ぎでもこの明るさなので、さすが九州というところ。

 さすがに島原に着くと真っ暗で、フェリー乗り場に向かうのですが、この女子高生たちも港の方へ向かうようなので後を追います。(途中でキャーと走り出すような事案にはなりませんでしたよw)

 フェリー乗り場前の公園は、イルミネーションが飾られており、先ほどの女子高生たちもフェリーに乗るのではなく、ここに立ち寄るために来てたようです。

 青白く冷たい光りを放つLEDの中で一際温かさをかもし出してたアヒルちゃんたちは、子供連れの記念写真の人気の的でした。

 今回乗るのはこちらも何年かぶりとなる九商フェリーで、島原-熊本間を60分で結びます。

 19:05発の熊本行き最終便に乗船してみると、あれれ?ガラガラです。でも出航時間の間際になってドカドカと車両甲板から20人ぐらいの喧しいガキ連れを含んだ人たちが上がってきて、一応定時に出航。

 熊本港に到着、ここからは産交バスに乗り継いで熊本駅まで行き、今夜の宿地である上熊本で滞泊します。

 熊本駅から上熊本まではJRで1駅ですが、せっかく九州満喫きっぷなので、熊本市電に乗って熊本駅前→辛島町→上熊本駅前と2つの系統を乗り継ぎます。辛島町の電停でこちらも電飾電車を発見。


 さよなら青ガエル
 日曜日は朝から熊本電鉄の青ガエルを撮って、あとは福岡県に入り、西鉄中島で8000形のラッピング車を撮影して博多から新幹線で帰るという予定です。

 久々に緑色の青ガエルに会いました。昔、熊電に来たときは、水色の青ガエルだったので、やはりオリジナルのこの色がいいですね。

 特徴ある全面2枚窓があるのは上熊本側なので、上熊本行きの列車に乗って、運転の様子を撮影。

 この色の5000系に乗るのは東急大井町線で現役で走ってた1980年代以来約35年ぶりです。中身は変わりませんが。


 青ガエルに別れを告げてきた後は西鉄中島に来ました。ちょうどラッピングの8000形特急が撮れましたが、快晴の熊電と違い、天気の悪い福岡県側でした。
 もう1ヶ所撮影しようとしましたが、鹿児島本線で人身事故が発生。天気ももう一つなので、早めに博多へ行くことにしました。おとなびきっぷは乗り遅れると正規料金との差額を支払う必要があるので、こちらの都合で遅れるわけにはいきません。

 ようやく山陽新幹線全区間を乗り通し
 博多に1時間近く前に着いたので、時間潰しをして、いよいよ新幹線乗り場に向かいます。

 新幹線コンコースにはエヴァンゲリオンの売店が。

 さらに改札内に入るとエヴァンゲリオンカフェまであります。

 おとなびで予約したのは、博多14:58発の〔こだま748号〕、これで新大阪まで約5時間の旅です(どこが楽々やねん!)仕方ありません、こだま号だと新大阪-博多間が 5,990円と、高速バスより安かったりします。しかもグリーン車並みの4列シート。
 日曜日午後の上り列車とあって、指定席はかなりの乗車率で出発、夫婦や家族連れなどで終始7割程度、席が埋まっていました。

 新下関でややっ!エヴァンゲリオン新幹線と遭遇です。

 大阪寄りの先頭車が結構ギャラリーがいました。

 その後も、各駅に停車しながら、のぞみ・さくら・ひかりに道を譲るために通過待ちをし、極めつけは岡山で30分近い長時間停車をします。
 姫路で大方の客が降りて、自由席はガラガラになり、指定席も4割程度と空いてきました。

 西明石で最後の通過待ちをして、ラストスパート、新大阪へ向かいます。

 実は山陽新幹線は全区間を乗り通した事が一度もなく、最も長いのが中学時代に修学旅行で博多→新神戸を乗ったもので、それ以外は多くが細切れに小郡→博多、徳山→広島、岡山→姫路など、青春18きっぷでの行程の遅れを回復したりするための乗車がメインでした。
しかも姫路ー新大阪間は在来線の新快速があるので、今回4回目の乗車で、ようやく山陽新幹線の全区間を乗り通したことになります。
 ちなみに東海道新幹線は、大学時代に就職活動で東京まで行ったときに東京-新神戸間を100系ひかり号で乗っているので25年以上前に乗り通し済みです。
 制約こそあるものの、安く新幹線に乗れるおとなびきっぷ、これからも利用する機会がありそうです。

 こちらがそのおとなびきっぷ、正式には「おとなびWEB早特きっぷ」といいます。券面に記された値段を見て改めてその安さを感じます。「安っす!」
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青春18きっぷで阪神・山陽電車に乗る

2015-12-12 |  出撃 at 九州地方
 今日は午後から休みで土日を絡めて九州へ行こうと、18きっぷ1回目の使用と勇んで出てきたのですが、のっけから強風の影響で近鉄が遅延や運休続発で、いつも乗る野洲13時発の播州赤穂行き新快速に乗れませんでした。
 この電車を逃すと鈍行乗り継ぎでその日のうちに九州入り出来なくなるので、どこかで新幹線を使う羽目になります。

 まぁ仕方ないと思って米原12:50発(近江塩津始発)の後続の新快速に乗っていると、
 「この先、線路に障害物があるため、甲子園口-西明石間で運転を見合わせます。運転再開の見込みは立っておりません。」
 おいおい、マジかよ!
 画像ツイートを検索すると、建設中の摩耶駅の屋根か何かが強風で吹き飛ばされて崩壊して走行中の快速電車に当たっている写真が。
 こりゃ今日中の回復は無理だな。九州まで着けないわ。と諦めモード。
最初に浮かんだのが、岡山から夜行バスの福岡行きに乗るものですが、金曜日の便なので既に満席。広島からの広福ライナーは座席が倒れない4列座席なので選択外。
 1万円以上出して新幹線に乗るのもどうかと、ちなみに日曜日の帰路は新幹線に乗るので、そう何度も新幹線代を出せません。
 そうこう考えてるうちに、「この列車は大阪駅で運転を打ち切ります。」と放送が入り、阪急・阪神・山陽電車で振り替え輸送をしています。とアナウンス。
 もしかして、18きっぱーの誰かが新大阪駅とかで「新幹線で振り替え輸送しろや!」とかごねてる奴いるのかな?と想像しつつ、悠長なことを言ってられないので、急いで阪神梅田駅に向かいます。
 改札口で18きっぷを見せると、すんなりと振り替え乗車証をくれたので、直通特急姫路行き乗ります。
 途中の三宮や高速神戸駅では乗り残しも出る状況でしたが、まだ15時台だったので地獄絵図のようにはなってませんでした。満員の車内から写真を撮るのは気が引けるので割愛しました。
 乗降に手間取り、途中駅でどんどんと遅れが出てきます。
 阪神梅田14:35発の直通特急なので、山陽姫路には16:09に到着し、姫路16:34発の播州赤穂行き普通に乗れば、相生で広島行きに接続します。
 途中で何とか遅れは拡大を食い止め、山陽姫路に16:20に到着も、朝のラッシュよりも多い人で埋まる改札口を通るのにまた時間が掛かり、やばい急げ! JR姫路駅への歩道橋を高速歩行で何とか播州赤穂行きに間に合いました。



 そして名物の相生ダッシ・・・と思いきや、走ったのは数人だけで、16:59発の広島行の乗車率も半分程度、上郡を過ぎるとガラガラになりました。
 やはり不通により前途を諦めたか新幹線などで一気に移動してるんでしょうか?
 おかげで途中岡山からは帰宅時間帯で乗ってきた可愛いお姉さんと東尾道までランデブー(終始何やら資格試験の参考書を見てましたが)。踏んだり蹴ったりの1日がようやく運が好転してきました。せめてこれ位何か楽しめる事がないとね。



 広島に20:57到着し、ここから徳山まで〔のぞみ55号〕に1駅だけ乗ります。
 この列車は徳山に21:53に着くので、7分の乗換で当所乗車予定だった下関行の最終電車に乗り継げます。こうして取りあえず小倉に0:04到着、嵐の1日が終わりました。



 結局、新幹線は広島→徳山間と最低限度の出費で済ますことが出来たので結果オーライてとこでしょうか。
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伊勢区のキハ40系 最後の活躍へ

2015-12-10 |  出撃 at 東海地方
 美濃太田車両区に続いて、8月からは伊勢車両区にも新鋭キハ25-1000番台が配置され、先にキハ11を置き換えてきましたが、いよいよ増備分が配置され、キハ40の置き換えが始まりました。
 春まで持たないかも知れないキハ40系の最後の姿を記録しておきたいところです。

 1.いよいよカウントダウンへ
 11月30日から紀勢線 多気-新宮間へのキハ25の営業運転が開始され、キハ40系は全て多気-新宮からは運用を外れました。
 キハ25の2両編成に合わせるため、編成は全て2両×6編成に組み替えられました。4両運用があるため、新車が入れば、おそらく2編成ずつ落としていくと思われます。
 最後の活躍をするキハ40系を撮るべく、11月~12月にかけて3回ほど足を運びましたが、先に新宮方面が落ちるとは思っていなかったので、多気や参宮線内での撮影の模様です。

 2.車がなくてもまぁまぁ撮れる
 紀勢線・参宮線ともに大体1時間に1本程度走っており、昼間も快速みえを含めると割と本数があります。更に並行する近鉄も移動手段としては頼もしい存在です。
 なので、撮影場所数を稼ぎたいなら別ですが、じっくり撮るならば、鉄道+歩きでも割と近い場所ばかりなので、中高生でも充分行けます。

 3.まずは串田川の鉄橋で
 メインになるのは朝の名物5両編成の亀山行 322Dで、ほとんど順光で撮れる場所はありませんが、5両編成であることが価値なので、正面影でも構いません。
 322Dは多気発7:33なので、前日入りで松阪か伊勢市で泊まります。

 先にキハ25の試運転列車が下ってきます。串田川の鉄橋は塗装工事でしょうか?網で覆われていて、少し残念な景色です。
 なお列車通過の直前にDQN車で乗り付けて、この試運転列車だけを撮って帰って行った若者たちがいましたが、こんな糞車両だけ撮って帰っていくとは物好きです。

 そしていよいよ322Dが、おっと先頭2両はツートンです。こりゃラッキー。

 4.次は2ヶ所掛け持ち
 多気の鉄橋で322Dを撮る場合は前日から泊りがけになるのですが、東松阪だとなんとか初電で間に合うので、別の日に行くことにしました。この日は全行程近鉄で移動です。
 まず東松阪に7時過ぎの電車で到着し、徳和方面で歩くこと約12分。逆光にはなりますが、田んぼの中で築堤を登る列車を撮影できます。夕方来ると順光で撮れるかも。

 先に2連の909Cがきます。またまたツートン車です。ということは5連は全部白か。

 そして7:44ごろ、全車白の322Dがやって来ました。薄雲が掛かっているので、そんなに影にはなっていません。
 撮影後、東松阪に戻って、8時過ぎの普通に乗って、宮町で下車します。ここから徒歩25分ほどで宮川の鉄橋へ行きます。

 まず9:10ごろにお目当ての915Dが来ます。この4連は運用変更後もそのまま残っており、大阪からでも朝一の特急利用で間に合います。

 続いて9:55ごろに来る921Dです。これは3連なので、今となっては貴重です。少し晴れてきました。
 その後15分ほど歩いて度会橋西側にあるマクドで時間を潰したり、他の場所へ寄ったりして昼を過ごした後、再び宮川鉄橋へ戻って来ました。

 午後の上り934Dです。時刻は15時ごろなので、天気も快晴でいい感じです。運用変更後は4連のまま、1本遅い938Dに入っていますので、冬場だと光線がギリギリです。

 5.12月の運用変更後
 もう朝の5連は無いので、4連列車と運用が復活した伊勢市-鳥羽間での撮影をするために再度訪問しました。

 最初は現地の下見を兼ねて亀山駅近くの鈴鹿川の鉄橋で撮影。堤防からの撮影だと木々が伸びていて少し邪魔になります。河原まで降りて見上げるアングルなら大丈夫か?

 続いて昔からの名撮影地である、池の浦の海沿いにきたのですが、生憎の曇天が幸いして、午後の列車ですが、柵が無い海側から撮れました。
 この場所を走る40系は午前中は6時台なので、この時期は真っ暗で撮れず、午後は晴れると影になるので、痛し痒しというところです。
 さて午後の上り4連はどこで撮ろうかと多気まで移動したところで、何やら時刻表にない列車がやって来ました。ツートン車です。

 中部大学鉄研の団体列車だということで、多気から熊野市方面まで往復してきたようです。これが最後の入線でしょうか。 他の大学鉄研さんも頑張ってみては?


 最後は快速みえで一旦伊勢市まで行って、すぐ折り返しの942Dで亀山まで乗り鉄しました。これにて終了。もう1回ぐらい機会があるかな・・・早めの記録をお勧めします。
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赤い青春18きっぷ 2015冬 in 北陸

2015-12-03 |  出撃 at 北信越地方
 またまた青春18きっぷの発売時期がやってきました。
 この冬の使用枚数は2枚。さてどこで買うか?
 今のところ、西日本管内での未購入駅は、北陸の支線の3駅と近畿圏では黒井や坂越など。
 来年2月下旬は多分四国での購入になりそうなので、北陸から2駅か兵庫の2駅かで迷いましたが、兵庫の2駅は割りと買い易いので、買いにくい北陸の2駅としました。
 組み合わせはやっぱり、戸出と高松(七)の2駅となります。

 1.今回は車で
 前回・前々回の北陸行きはバスや鉄道の組み合わせで行きましたが、今回は、平日で北陸お出かけパスが使えないことや、他の撮影を含めて24時間内で完結させるために、効率よく移動できる車移動としました。24時間営業のレンタカー屋がある名古屋を起点で国道156号を真っ直ぐ北上します。今夜は暖かい雨の予報で、白川村でも最低気温5度の予想なので冬タイヤじゃなくても行けるだろうと。
 名古屋22:00→岐阜22:40→23:30郡上八幡23:50→0:40牧戸
 ここで「この先凍結注意」の表示が出ており、多分スタッドレスタイヤじゃないから大事をとって、東海北陸道へ回ることに。
 →荘川IC 0:55⇒福光IC 1:50→五郎丸2:05→2:20道の駅砺波6:20→
 
 2.まずは戸出駅で
 JR西日本のサイトによると、戸出駅の営業開始は6:50~なので、道の駅砺波で仮眠とし、早々から並びたくないので、営業開始の10分前に戸出駅まで来たのですが、下調べをしたとおり駅前は車を停める所が4台程度しかなく、予想どおり既に埋まっていたので、他に停める場所はないかと町なかを2周ほどするも無いので、駅すぐ西側の路側帯に待機してたところ、5分ほどで停めてあった車が2台動いて空いたので、すぐに発進させて駐車。どうやら窓口が早めに開いたようです。
 
 6:45 無事1枚目を購入、窓口に並んでいたのは2人だけでしたが、購入中の人は領収書がほしいので、書いてくれ、しかも漢字が難しいようで、駅員に説明するのにかなり手間取っていました。こいつ絶対転売屋だな、これは本当に迷惑。
 私の後ろにも1人並びましたが、地元の学生のようで、高岡までの乗車券のみ購入してたので、こういうので時間を取らせて、列車に乗り遅れるとかなると、ますます風当たりが強くなるというか、発売自体が取り止めの憂き目に遭います。なお購入時点では、数十枚程度の束でした。

 3.続いて高松駅へ
 戸出駅を6:50に出発し、高松駅には7:40に到着。車なので真っ直ぐ行けます。列車で行くと、6:51の城端線の列車に乗れれば、高松に8:18に着きますが、窓口開始1分後の列車に乗れなければ、次の列車で行くと、高松8:47着となります。1時間ほどしか変わらないけどね。
 
 こうして無事高松駅でも1枚購入して、ミッション終了。高松駅では束は20枚程度でした。もう1束あるのか?
 ちなみに今回駅前で見た車の最遠方は横浜ナンバーでした。

 4.あとは列車撮影
 せっかく北陸まで来たので、未撮影な場所で撮影をすべく、車を走らせます。
 
 砂浜を走ることができる場所を15年ぶりに走りましたが、漂着ごみとかがあって、あまり速度は出せませんでした。
 その後1ヶ所目はのと鉄道の田鶴浜-笠師保間で撮りましたが、雨上がりでぬかるんでたりして、コンディション的に悪いなか、写真撮影は見送り。
 その後氷見線で撮影しようと南下したものの、雲ってきたので通過し、北陸本線(現とやま鉄道)の81貨物狙いの場所探し。
 
 この時期北陸線内で日中に撮れるといえば、金沢→高岡間の1083レぐらい。午後の下り列車なので、富山県内は光線が良い場所がなく、広々と撮れる場所を探すこと1時間。
 石動-福岡間でそれなりの場所を見つけたので撮影。723号機で来ました。この列車は510の代走がほとんど入らない運用なので、確実に狙えるといえば狙えます。ここは駅から少し遠いのと撮るものがほとんどないので、2度と来ることがあるかどうか? 

 続いて一旦通過した氷見線沿線に戻りましたが、越中国分に来たらまたどんより曇ったので、写真撮影はなく、次の万葉線沿線へ向かいます。
 
 庄川口まで来ると日差しが出てきたので、写真を含めた全撮影を行いました。城端線に戻ってもう1ヶ所撮っても良かったのですが、時間が押してきたので今日は終了。帰りは全区間国道156号経由で帰りました。温かかったのにも関わらず、道路脇の温度表示が0度の所もあって少々あせりましたが。
 庄川口14:30→砺波15:30→白川16:40→郡上八幡18:10→岐阜19:20→20:30名古屋

  

 こちらが今回購入した18きっぷ2枚。戸出駅では切符のみ、高松駅では切符+切符入れを付けてくれましたが、残念ながらこのサイズでは大きな18きっぷは入りません。
 しかも、このきっぷ入れ、まだ一番右にはくたか号が写ってるやつで、ある意味貴重になってくるものです。
 これで北陸地区での未購入は九頭竜湖駅を残すのみとなりました。って、これが一番の難関だったりして・・・。
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