六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

桃濁液・紫液・紫濁液

2019-10-25 | 飲みもの
 最近紫色っぽいのが流行りなのでしょうか?
 スーパーやコンビニの棚を見ると、何となく紫~桃色のボトルが目立ちます。

 中でも新しい感じのボトルを4つピックアップ。左から紫色の2つが「リアルゴールド フルーツパンチ、FANTAカベルネ&シャルドネ、中央のがスコール赤ぶどう、右がカルピスソーダ濃いめいちご」で、カルピスソーダやスコールは元々白濁液がベースなので、紫やいちご色に濁ったカラーになっています。
 秋の行楽に1本持っていくのもいいかも知れませんが、それにしても撮影に行く所がない。天気もここのところ悪いし。
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初めて見る 灘のけんか祭り

2019-10-19 |  出撃 at 近畿地方
 生まれも育ちも神戸市灘区の私にとって、この時期になると必ずテレビのニュースで取り上げられる「灘のけんか祭り」に子供の頃は(というか大学生ぐらいになるまで)違和感を覚えていました。
 それは灘というのは神戸の灘であって、姫路市に灘区なんてないし、駅にも灘が付くのは全て神戸市灘区内に、灘(国鉄)・西灘(阪急・阪神)・東灘(貨物駅)と4つもありました(今は2つだけ)から、何で姫路のやつを「灘の」と呼ぶんだといった感じでした。まぁ対岸の淡路島にも灘という地名はありますし、これらは神戸の灘をパクったんだなという子供ながらの解釈でした。
 さてそんな昔話はさておき、丁度10/14・15の2日間に休みが当たったので、他に何も行く所もないので、「そうだ、けんか祭りに行ってみよう!」ということにしました。宵宮の14日は雨予報だったので、本宮の15日に行くことにします。

 .実は2回目のお旅山

 朝から9時頃までは大阪で阪急の動画を録って、梅田9時半過ぎの直特で姫路へ向かいます。

 白浜の宮は7:30~20:30までの間は全ての特急が臨時停車します。
 今日は平日なので、そんなに人出も多くないのでしょうか、でも両方のホームに駅員が立って、溢れる乗客をさばく・・・こともないようでしたが、橋上改札脇の女子トイレだけが長蛇の列でした。どうもこの先はトイレに困る環境らしい。

 駅周辺から祭りが行われる一帯は、朝9時~夜9時まで交通規制が敷かれて、自動車の通行は住宅に出入りする住民以外はシャットアウトされます。

 旧国道250号線を西へ進みます。
 この道路の真ん中を堂々と歩けるのは、この祭りの時だけですね。やがて左右に桟敷席がみえてきました。

 こちらが午後から行われる広畠の練り場で、両脇の山の段々畑の至る所までが桟敷席になっていて、まるでコロシアムのようです。
 この練り場、意外と狭い空間で、ここに屋台を担いだ男たちが300人以上ひしめき合うので、屋台が壁側に動くと屋台と壁の間に挟まれる事故も起きかねず、「危険」の看板が掲げられています。

 お旅山に登ってきましたが、意外と急勾配で疲れたので、奥の所までは行かずに、桟敷席の最上段までで折り返します。
 実は奥の山肌の所には、2012年に山陽電車の俯瞰撮影のために訪れており、今回お旅山に来る事自体は2回目となります。
 さてこの桟敷席ですが、ムシロ1枚分が2万~15万円の値段で売られており、原則地元の方しか買えないものです。よそから来てここに座れるのは、例えば地元の企業で桟敷席を取って招待されたりなどでしか機会がないので、よほどの縁がない限りは座れません。

 上の桟敷席から再び山を下りてきて下の広場に下ります。
 ここがお旅山への参道で、ここを神輿や屋台が上り下りします。

 .八幡神社の神輿合わせ


 お旅山から一旦駅に戻って、南側の八幡神社に入りました。
 既に境内では神事が行われていて、楼門の中には入れない状態だったので、楼門の南側の広場で神輿が出て来るのを待ちます。外には既に神事を済ませたのか、神輿の後に入るのか、2台の屋台が太鼓を叩いて待機していました。

 程なくして境内から楼門を通って3基の神輿が出てきました。
 隙間があった広場も数分の間に、見物客で一杯になりました。

 そして神輿合わせで激しくぶつかり合います。
 青竹の竿で神輿を支えるのと、紙手(して)と呼ばれる飾り?があって、この紙手が撮影には少々邪魔になります。

 ドン・バリバリという神輿がぶつかって、木の部品がもげる音が聞こえます。外れた部品や装飾品もちゃんと拾って、付け直せる物は付け直します。

 .再びお旅山へ

 神輿や屋台は八幡神社の西側にある小学校前で一旦装飾の整備と練子の休憩が行われるのですが、その様子をじっくり撮って長居してしまうと致命傷になります。

 急いで国道を歩いてお旅山の広畠練り場に向かいます。
 やばい! 見る場所あるかな?

 やっぱり出遅れて、西側の端っこ近くの場所しか立てませんでした。
 一応道路上には立ち止まらないルールになっているのですが、道路の一番端の溝の側溝上に立てる1列分ならセーフと解して、その空きがあるスペースで立てる場所がここしか無かったというわけです。
 しかし屋台が入るころには2重3重に道路上に人が立ち止まって滞留した状態でした。
 その中を妻鹿の壇尻(だんじり)が帰っていきました。

 練り場では神輿が少しぶつかった後に、すぐにお旅山の方へ上がって行きました。
 激しい神輿合わせは広畠の練り場ではこの時間帯ではやらないのでしょうか?

 神輿に続いて各地区の屋台が順番に練り場に入ってきます。
 1基が250~350kgの神輿に対して、屋台はなんと2tを超えるという、超重量級のもので、地車のように車輪が付いたものを牽くのではなく、80~90人の人が担ぐので、凄い重さです。
 その重い屋台が船が入ってくるかのように、スムーズに練り場に入るには驚きと感動でもあります。

 狭い練り場には3台の屋台が入ると一杯で、大勢の男たちが屋台を上下に動かして鼓舞をした後一気に持ち上げて、屋台合わせをします。
 神輿ほど早い動きはないのですが、力士どうしが寄り合いをしているような、力と力のぶつかり合いで、先に屋台が落ちた方が負けという具合でしょうか。

 練りを終えた屋台は順にお旅山に向かって参道を登っていきます。
 普通に歩いて登るだけでも汗をかくほどの急な勾配なのに、2tもする屋台を担いで上がる姿は壮観で、練り以上の拍手が沸いていました。これだけでも見る価値があります。
 まるで急勾配に挑むSLみたいです。

 一通り練りが終わって観客も一段落モードに入ったところで、混み合う道路を歩いてみます。
 2重3重に人が立ち止まっていますが、ここで撮る分にはいいのですが、中には練り場の中まで入って撮っている違反者もいるようです。練り場の中で撮れるのは、氏子か報道関係者のみのはずですが、練子の妻・彼女ということで、あの男たちがひしめきあう危険な練りの中にスマホ持って突撃しているようです。

 お旅山の西側には出店が立ち並ぶエリアになっており、多くの人で溢れていました。
 その西側の川のちかくにようやくくみ取り式の仮設便所が男2:女6位の割合で設けられていたのですが、女性の利用者は見られず、ここでは男衆の長蛇の列で、結構酒が入っているのもあって、待ちきれずに川に放水するシーンも。
 ここまで見て大体夕方5時ということで、日もちょうど沈みました。

 明日も休みならこのまま夜まで見物するのですが、そうもいかないので、残念ながらここで見物は終了。
 妻鹿駅まで歩いて、一旦姫路へ戻って(フリー切符だから大丈夫)折返し特急に乗って帰路に就きました。


 今回の一連の様子を動画にも上げておりますので、ご覧いただければと思います。

 これで今年は8月の青森ねぶた、秋田竿灯に続いて、見ておきたいお祭りを3つも見たことになり、さて4つ目はどうかというところですが、結構気まぐれなので、もしかしたら4つ目があるかも知れません。
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ババヘラ も楽しんでおこう

2019-10-01 |  出撃 at 東北地方
 秋田県を中心に一部は青森県や山形県内でも販売している国道脇のアイス売りのパラソル。主に農家のおばさんなどが売っていることから、付いた呼び名が「ババヘラ」
 私も1990年代から何度か秋田県にはくるまでをしゅつげきしておりますが、大概が非常にタイトな行程で、道端に車を停めて、道端に車を停めてアイスなんて余裕は無かったのですが、ようやくよゆうが出てきたというか、撮るものがほとんど無くなってきている現れかもしれません。

 今回はきらきらうえつを小砂川-上浜間で撮影し、酒田方面に戻る途中で有名撮影ポイントの駐車帯にちょうど見つけましたので、買ってみることにします。

 9月後半なのに30度を超える暑さの中、ひたすらお客さんを待つおばさん。本でも読んで気長に待ってられるんでしょうか?携帯の電波とバッテリーがあれば、家でゴロゴロしてるよりは有効活用できるかも知れません。

 それでは1つたのんでみます。値段も200円と手頃です。

 やったー薔薇花に盛ったババヘラ!
 ソフトクリームのコーンにシャーベットをヘラで盛り付けるスタイルで、アイスクリームだとどうしても早く溶けてしまうんでしょうね。
 ということで、発見から実に四半世紀ぐらいの時を経て、ようやく食したババヘラですが、高齢化とともに成り手が減って、以前の頃の半分かそれ以下に減っているので、この昭和チックな風景も見納めにならないうちに体験しておいた方がいいと思います。
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