六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

米は買えても旅行に行けぬ

2024-08-30 | 日記

 先週末の24日に撮ったものですが、近所のスーパーには新米が入っていました。
 昨今の米不足報道に煽られた老人たちが慌てて直ぐに買って持ち帰る2kgの米を買い尽くして上の棚が空っぽになっていますが、車で来ていないと買いにくい10kgの米は普通に残っていました。
 やはり老人たちはテレビに煽られると本当にすぐに騙されて買い占め行動に出ますから、報道機関は「もうすぐ新米が入るから慌てて買い込む必要はありませんよ」と正確な情報を伝えるべきであるのに、実際は真反対の事をやっていて、「スーパーの棚から米が消えました! 令和の米騒動! インバウンドで米の需要が拡大!」とやりたい放題に一部は嘘も混じえて、国民をわざと混乱させて視聴率稼ぎに勤しんでいます。
 本当にマスゴミって国民にとって害悪でしかありません。
 インバウンド客なんてコロナ前基準で1%も増えていないので、この程度の外国人観光客増加起因で米不足なんかになる筈がないのに、何度も何度もインバウンドガーとウソをついてまで煽ってますね。自分家にテレビは無いけど、テレビが今何をやらかしてるかという情報は入ってきますので、ゴミ連中どもには怒りしかありませんね。どこか1局でもいいから正しい報道しろよと。

 買い占めの発端となったのが今月上旬に起きた宮崎沖での地震に伴う東南海地震への注意喚起によって食料確保へのマインドが起きた事に加え、2週連続で日本列島に近づく台風に備えてやはり食料を買い置きしようという気持が加速。タイミングが悪い事に、ちょうどお盆の時期で農業倉庫の流通がお休みなため、一気にスーパーなどの米の在庫が尽きてしまったことですね。そして品不足を当て込んで転売のために確保に動く乞食転売ヤーども。いや、誰が保管したか分からん個人取引で食料品とか気持ち悪くて買えないでしょ。
 そしてその台風がやってきました。

 今週は年休を1日取って3連休にして初めてのJリーグ観戦に長崎まで行く予定だったのですが、台風の影響でいつも乗るフェリーが2日続けて全便欠航、福岡行き高速バス〔どんたく号〕も運休、広島までの夜行バスは動いているので、それなら広島で高速バスを乗り継ぎで博多まで行けるかと思ったが、広島から西が運休で行けず。新幹線も計画運休の発表があったり、在来線は新幹線よりも更によく止まるため、途中の山口県あたりで身動き出来なくなっても困るので、今回はせっかく取った年休をムダに消化する形で、家でダラダラしそうです。

 そんな中、昨日は欠航していた長崎空港のHPを見ると、神戸ー長崎のスカイマーク便だけがなぜか通常通り運航していて、なんか逆空振りを喰らった感じです。サッカーの試合がある長崎へは明日の昼までの便で行けば間に合いますが、それのためだけに何万も掛けて往復するのはさすがにコスパが悪いので、やっぱり今回は見送りとしました。Jリーグなんて他にいっぱいあるのに、なぜわざわざ長崎まで行くのか?V長崎のファンなら他の場所で開催の試合でもいいのでは? という疑問もありそうですが、別に私はV長崎のファンでもないですし、野球場への出撃と同じように、試合を見に行ってるわけではないのであり、その”場所“に意味があるわけです。
 次に長崎で試合を見る機会があるのが10/6と11/10ですが、10/6は長崎新スタジアムのコケラ落としの試合とあって、すごく混みそうだし、11/10は大阪で社会人野球があるので、どうしようか考え中です。

 ということで、今週のお出掛けが中止になって、残った3日分の青春18きっぷを使ったお出掛け最後のチャンスに
来週はさて何処へ行こうか検討中です。取りあえず週間予報では東も西も晴れ予報が出てるので、どちらでも良さげ。 
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まーた震災ネタで擦るの?

2024-08-25 | 日記
 先日Yahooニュースのとあるサムネ写真に瞬間的に反射して記事を開いてしまいました。

 その記事がこちらで、10月からのNHK朝の連続テレビ小説のロケのお話ですが、記事を読む以前に小さなサムネ写真に瞬時に反応していますから、地元民ならではの反応でしょうか。
 写真の部分を拡大してみますと、

 以上のようになり、ちょうど右側の木立に隠れていますが、大体写真の矢印で示した場所に私の六甲の実家がありますがから、すぐに分かります。生まれた病院の↓は少し右側が正解です。
 写真の中央に写ってるのは子役の中学生かと思いきや、これが実際の橋本環奈さんなのか。10年前に博多の祭りかなんかで奇跡の美少女として話題になった写真ぐらいしか知らんので、酒焼けした今・・・(あーそれは言わないw) 

 オマケですが、この写真の中では阪神タイガースで活躍したR.バース選手の住んでいた家(多分借家)もこの中学校の辺りの高台にあります。Rバースさんは、引退後も時々神戸に来られて、何年か前はJR六甲道駅のショッピングセンターの開業イベントでサイン会をしてたほどで、丁度その日に六甲の実家に帰っていたのですが、急用ができて、生バース見れなかった事がありましたが、最近も来日して神戸界隈に来てるとか。

 この記念撮影をされた場所は灘警察署南東側の場所で、阪急神戸線とJR東海道線の間にある山手幹線道路南側となり、ここに写っている川は夏場のゲリラ豪雨の時に度々話題になる都賀川水難死亡事故があった場所なので、公式が記念写真を撮るにはあまりいい場所ではありません。撮るならもう3本上流方にある橋で阪急電車をバックに撮った方がいいと思いますが、NHKのスタッフさんも、そんな事は知らずに撮ってたんでしょうかね。

 しかし、神戸の街を舞台設定としてドラマにするにはいいのですが、震災ネタで擦るのは何回目なんだと調べてみました。

 最初の風見鶏は震災より相当前なのと、ファッションブランドのファミリア創業者を扱った話は関係ないですが、1997年には震災から僅か2年でもうネタにしています。
 その後7年後の「わかば」でも描かれ、今回の「おむすび」で3度目となります。
 対して東日本大震災をネタに扱ったのは「あまちゃん」で後半に劇中扱いで触れていますが、その後2021年に「おかえりモネ」の作品自体が東日本大震災復興プロジェクトの一環としていて、復興支援みたいな少し違った系統の路線です。
 対して阪神淡路大震災がネタになってる2作品は、会社が被害になって倒産や内定取消とか、人生において結構な挫折を味合わせる内容でしたから、そんな悲惨な逆境を跳ね返して明るく前に進む女の子っていう、まぁ朝ドラお決まりの展開なんですが、さて阪神大震災ネタ当て擦り3作品目の今回のドラマはどういう脚本なのでしょうか? お楽しみにー
 と言いたいところですが、既に私んちはもうテレビを置いていないので、結果がどうなったか検証する術もないですし、そもそもテレビを見てる暇すら全くない、テレビが点いてると不快になるので故障したのを機に放棄しました。 なのでどうでもいいっちゃいい話ではあるのですが・・・
 余談ですが、当然パリオリンピックも見てませんと、「オリンピック見てない自慢」をさりげなく。
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夏の高校野球観戦2024 後編

2024-08-23 | スポーツ
 前記事では今年から午前・夕方の2部制になった3日間の試合を観戦したことを書きましたが、今記事では1日4試合になる4日目以降での2日間観戦に行ったお話になります。

 元々アルプス席が取れていた4日分での観戦予定でしたが、休みの12日も外野でいいから観戦することにして、12日の外野席も購入。アルプス席が1,400円ですから半額です。
 甲子園の外野席には3年前の2021年3月に1度だけ入った事があり、当時はコロナ規制で一般客がアルプス席に入れなかった為、内野指定席と外野席を1日ずつ体験したのですが、当時は空いていたので外野席の状況をあまり感じなかったのですが、今回はまざまざとそれを感じる事になりました。

 今回の2日間で観戦するカードが写真の通りで、前泊せずに朝2番の近鉄特急で来たので、12日は第2試合からの観戦になります。

 3連休最後の祝日とあって入場券は全て完売で、当日券の販売は勿論ありません。この3連休に関しては私が以前やってたように、対戦カードが決まる前の時点で、どこの学校になるか分からないまま取り敢えず買っとけという「高校野球ガチャ」で買う人が続出したので早々に売切れていたと思われます。私も購入時期の判断を誤りました。

 さてチケット売り場から高架道路を見ると、2台のバスが止まっていたので見てみたら、必勝と書かれた前幕を掲げています。広陵高校のブラバン・チア用のバスで、広島電鉄でもない一般の貸切バス会社の車両でした。

 .外野席は安かろう◯かろう?

 さてこれから反対側へぐるっと歩いて外野席の入場門に向かいます。
 入口は指定された座席があるバックスクリーン近くになるので、先程のチケット売り場からは最も反対側となります。遠い遠い。

 初めて来た甲子園のライト側席(3年前はレフト側下段)の眺めで、スマホカメラのズーム倍率を広角一杯に広げて全部が収まります。
 外野席からの眺めはどうかなと思ったのですが、写真では分かりにくいのですが、実際のところ外野の守備定位置以外にもちょこちょこ芝が禿げていて、思った程キレイではないですね。12球団一美しい天然芝球場と言われたグリーンスタジアム神戸と比べると、ちょっと可哀想な感じがします。阪神園芸の神整備を以てしても上手く行かないのかな?

 ちょうどお昼になったので、今の気温はどんな感じかな?と温度計を見たところ35℃と、8/8の小松大谷の試合の時の3塁アルプス上段の42℃に比べて7℃も低く出ていました。やはり少し雲があって湿気があることで、太陽光の威力が低減されるためと思われます。
 スタンドの割と上段とあって、比較的風も吹いており、そこまで暑くは感じませんでした。
 しかしお昼時になってお客さんがどんどん入ってきて、かなり満員に近い状態。全席指定なので、空いていればいいのですが、混んでくると勝手に座ってた席に本来の券を持った人らが来てしまうため、非常に不自由な環境です。もちろん内野席やアルプス席も一般客は全席指定なのですが、アルプスは応援団用の自由席エリアがあるので、大応援団で満員にならない限りは、自由席エリアへ逃げることができるのです。外野席の方が苦痛に感じます。その他にも
 ①外野席なので、座席の横幅も前後の間隔も狭くて窮屈です。大昔はアルプス席も外野席並みに狭かったのですが、幾度のリニューアルを経て、今は外野席の1.5倍の横幅があり、この席幅に慣れているので、それからすると外野席の狭さに辟易します。
 ②また外野にボールが飛んできても、球の動きが前後の奥行での動きになるので、あまり距離感を感じません。内野席やアルプス席だと、外野にボールが飛ぶと、真横方向の動きになるので、飛んで行ったーー的な感覚が味わえるのですが、外野席だとそれがありません。
 ③そして何といっても、応援席から遠いので、臨場感に乏しく、チアガールも米粒大にしか見えないので、何ともガッカリ感が漂いますね。
ということで、外野席を好んで座る人達の気が知れませんが、とりあえず、夏の混雑する外野席を知ったので、もう二度と外野席には来ないつもりです。

 夕方の第4試合になってようやく空いてきて、いつもこれ位の状態が続くのなら外野席もアリなのかも知れませんが・・・

 もう基本的に来ることが無いだろうと思う外野席での眺めとして、スコアボードの真下に来て、こうして見上げる事も多分なかろうということで記念撮影して球場を出ました。

 球場を出て高架道路の下に来たら、関東一高のチアの子たちが記念撮影をしていたので、横からパチリ。
 ちなみにバスは京都ナンバーだったので、京都の修学旅行用の旅館とかに泊まるのでしょうか、とか思いつつ、甲子園を後にします。明日は7時半に甲子園入り予定なので早く寝ないとね。

 .やっぱりアルプス席がいい
 明けて8/13は3塁側アルプス席を買っていたので、いつも通りの感覚で球場へ向かいます。

 青森山田・智弁和歌山など強豪校に加え地元近畿の滋賀学園も出るので、今日は午後から満員になりそうです。

 朝の第1試合は青森山田高校ですが、普段なら青森から長駆やって来られる方は少なく、ガラガラな応援席ですが、ちょうどお盆休み期間とあって、多くの方がはるばる青森から応援に来られていて、津軽弁が飛び交っていました。

 第2試合も東北宮城の聖和学園が3塁側に入るのですが、初出場とあって、生徒をはじめとした大応援団が入ってきたので、上の方の席に避難してきました。今回は初出場の他にしばらくぶりの学校もあったことから、石橋・掛川西・大社などスタンドが超満員になるケースも何度もありました。

 聖和学園の応援はサッカーみたいな掛け声の応援が多く、チアも少ないので、動画は撮らなかったのですが、1つ良かったのが、演奏する曲目のプラカードを2枚用意して、どこからでも見やすいよう配慮していた点です。これはナイス!

 続いて第3試合は人気の智弁和歌山とあって、内外野ともにぎっしりお客さんが詰めかけます。
 ちょうど私が座っていた場所の階段で智弁和歌山の応援団が団旗を上げていたのですが、今日は風が強いので降ろせと言われて、試合が始まるのを待たずして団旗は降ろして撤去してしまいました。

 外野席もぎっしり満員です。
 こんなクッソ熱い時に狭い外野席で身動き取れないとか地獄かと思います。

 試合は何と茨城のあんまり聞いたことない学校に先制されて、終盤に本塁打攻勢で追いついたものの、延長タイブレークで負けるという波乱。今大会は強豪校が次々と敗れているので、智弁和歌山もその例にもれずにお付き合いということでしょうか。

 第4試合も近畿勢の滋賀学園ということで、智弁和歌山を見た観客の多くがそのまま残っていたのですが、徐々に帰り始め、少し空いてきたので、席を移動しました。
 滋賀学園はユニークな野球部員のダンスでブレーク中でしたが、応援席は学生と親御さんで満席で入る余地がなかったので、後方の一般席エリアで大人しく見ていました。

 結局この日は久々に1日4試合フルで見てしまい、結構体力的にも厳しかったのですが、もう明日の観戦はないので、これで甲子園遠征の全日程を終えて帰宅ですので、最後の体力を使って家路につきます。

 特急列車に高校野球表示のあるシーンも今日で見納め。近畿勢で観客も多いため、臨時特急が運転されていました。

 .今夏の戦績

 今夏の高校野球の観戦は千葉の地方大会を含めて14試合を観戦し、外野センターで観戦した3試合を外した11試合で4勝7敗と、戦績としては大きく負け越しとなり、勝率も遂に5割まで落ちてきました。
 まぁ勝ち試合を見に来たのではないので、勝率はどうでもいいっちゃいいのですが、それでも負けて落ち込む応援団の姿を見るよりは、やっぱり勝って喜ぶ雰囲気の中で一緒に球場を出たいじゃないですか。
 ということで、社会人野球に続いて結構負けグセが付いた感じの夏が終わりました。

 次の野球関連のイベントは、秋の社会人野球日本選手権と、その地方予選になりますが、具体的な予定は特になく、また気分次第で突然フラっと出撃するかも知れません。
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高校野球2部制の観戦

2024-08-11 | スポーツ
 夏の高校野球甲子園大会は、猛暑対策として今夏の日程の一部を午前・夕方の2部制として開催することとなり、開会日から3日間がその2部制を実施する日程となりました。1日当たりの試合数も初日を除いて1試合減った3試合となったのですが、何故か開会日が平年より1日遅い8月7日となる不思議。
 私の今週の休みは6日と7日で、その後ろに夏季休暇を2日足して4連休として準備万端だったのですが、開会日が1日後ろ倒しとなって、1日何もない日ができてしまいました。まぁゆっくり休みましたが。

 2部制初日は遅い開催
 開会日となる8月7日は開会式があるので、午前中は1試合しかできず、夕方から2試合行われるという変則日程になります。対戦カードが決まった4日にまず初日の夕方の部の入場券を押さえていたので、このプロ野球より遅い開始時刻のダブルヘッダー2試合を見に行きます。

 プロ野球のダブルヘッダーでも1試合目の開始は14時なのですが、今日は何と16時開始という、尋常じゃない開始時刻ということで、午前10時頃に家を出て、難波に13時過ぎに到着、甲子園駅には14時半に着いて、駅前のスーパーで買い物をして、15時の開門で球場に入ります。

 いつもの対戦カードが掛かれた看板ですが、こちらも2部制仕様となっていました。

 また入場券発売コーナーも、しっかり午前の部と夕方の部とにそれぞれ分かれて発売状況を表示していました。
 このような表示がされるのは、今日を入れた3日間だけなので、レアな表示になります。予めネットで指定席を押さえていましたが、意外にも中央指定席が〇と、アルプス席以外は空いてるようです。開会式がある午前中などは内野は速攻で売り切れたのに、対照的ですね。

 今日の第2試合は英明(香川)VS春の王者 健大高崎(群馬)の一戦で、英明は昨春の選抜で智辯和歌山を破っているので、ジャイアントキラー再びなるか注目ですが、大方の予想は健大高崎なんですよね。
 ということで、そういう野球の事は詳しい人にまかせて、私が見たいのはやっぱり応援(というよりチア)ですよねー。
 英明のチアのコスチウムは、、オレンジと紺色で、近鉄特急色というより、かつての銚子電鉄のカラーそっくりです。

 試合は1点を争う投手戦になり、エースが故障離脱した健大高崎が、大きな外野フライで英明の野手がフェンスに衝突して、2塁から生還した1点しか取れなかったものの、代わりの投手が150キロをマークする速球で英明打線を0封して辛くも勝ちました。英明は2夏続けて初戦敗退ということで、来年以降にまた期待ですね。
 英明の好きなところは、部外者の私でも、このようにエース列のチア間近の席に座って見れるのが最高なのです。お客さんが全然殺気立ってませんから、地方予選の雰囲気というか小学校の運動会ぐらいのゆる~い雰囲気なので、全然気負いなく見れるオススメの学校です。びっしり統制の取れている高松商とかだと入る余地などありませんし、わざわざ香川県から駆け付けたAKBおじさんを統制を乱すとして捕まえて排除する程ですから。それでも高松商が出てくれば公立校ということで応援はしますが。

 遅すぎた?開始時刻
 第3試合はそもそもの開始時刻が18時30分という、昔のプロ野球のナイター開始時刻です。プロ野球の方は年を追うごとに開始時刻が18時20分になり、今では18時ちょうどに開始されますが、昔を知っている人ならこの遅さは懐かしいかも知れません。

 前の英明の試合が終わったのが18時20分ごろで、もう夕方どっぷりですが、これから選手・応援団を入替て18時50分の試合開始となりました。

 グランド整備も終わって、試合開始を待つだけなのですが、何かおかしい?
 そう、ナイターなのに照明灯が点いていないのです。銀傘上にある照明灯だけが点灯して内野の一部を照らしているだけです。こんなに暗くて大丈夫なのか?

 試合開始直前になって照明灯が全点灯となり試合が始まりました。
 甲子園球場の設備を高校野球に無料で貸し出しているため、電気代を極力抑えるように、試合開始ギリギリまで点灯するのを待たせていたのでしょうね。プロ野球でこんな事やると客が暴れ出すでしょうから、滅多に見られないシーンでしょうね。
 試合は何と強豪の智弁学園相手に県立の岐阜城北(旧岐阜三田)がリードするまさかの展開に、これでジャイアントキラーなるかと思われた9回表の智弁の攻撃で、審判の誤審疑惑のゲッツー不成立で命拾いをした智弁が同点・延長に持ち込み、10回表に3点取って勝負ありかと思われた10回裏に岐阜城北が3点取って追いつく凄まじい試合に。しかし地力に勝る智弁は11回に更に2点取ってその裏を押さえて勝利。9回の疑惑の判定が無ければと惜しまれる試合で、すんなり2時間(20時50分)で終わる見込みが、試合終了は21時40分と、大幅に遅くなり、しかも自側が負けたのでどっかり疲れました。

 新しい観戦パターン
 明けて第2日目は午前に2試合と夕方に1試合(明日3日目も同じ)の時間割となり、午前の分の入場券を買っていたので、昨夜の疲れからあまり眠れてませんが、朝から甲子園に行きます。

 朝から大阪桐蔭が出るとあって、お客さんの列が多い?

 実際にスタンドに入ってみると、あれ、1塁側の大阪桐蔭サイドはもう1つお客さんが入ってない感じ? 3塁側の方が多く入っています。今朝もうまいことに着席に隙間ができたので、前列のチア横特等席に座ります。なおここからは金網と支柱が邪魔になってバッターはよく見えません。でもいいんです、この席でw

 試合は中盤に大阪桐蔭が5点を上げて、そのまま興南打線を封じてシャットアウト。
 春夏連覇の経験もある沖縄代表の興南でしたが、1点が遠かったです。

 沖縄(代表校)の短い夏が終わりました。相手の校歌を聞いてる間、何かもの寂しさすら感じますね。

 続いて第2試合は、明豊(大分)vs小松大谷(石川)の対決で、前評判だと8強入り確実と言われた明豊ですが、さてどうなるでしょうか。
 ここで応援団が凄い数入ってきたので、一旦指定席エリアに戻りましたが、その後も続々と応援団が詰めかけて3塁側はぎっしり満員となり、しかもチアは数人程度x2列と、もうどこに立っているか分からない状態だったので、この試合は流しで見る事にしました。

 試合は4-3と明豊の1点リードで迎えた7回表に小松大谷が4点を取って逆転に成功、更に8回に1点取って、明豊を振り切って勝利しました。これでようやく自側のチームが勝利となりました。

 3塁側は試合開始から10時ごろまでは照明灯の陰などで過ごせるのですが、その後は隠れる所もなく、ジリジリと太陽に焼かれ放題になります。たまらず折り畳み傘を取り出して日陰を作ってみるのですが、手元の温度計で約42℃と、結構キツイ状況です。

 試合が終了して、応援団用の出口まで下りてきます。
 ちょうどグランドレベルの位置ですが、意外と芝生方向から風が吹いていて、スタンドの観客席よりもグランドの方が涼しいように感じられます。これだと選手は意外と助かってるかも。
 2試合が終わると、夕方まで時間があるので、その間に清掃として、一旦観客には全て場外へ出てもらう格好となり、球場外へ追い出されるのですが、その後皆さんどうすかと言うと、

 球場の南東側にあるららぽーとへ皆さん一斉に向かいます。凄い数w
 ここなら冷房も効いてるし、飲食店もあるということで、球場から出た客が怒涛のように押し流れていきます。
 普段の試合スケジュールだと、すぐには帰らずに次の試合の頭だけ少し見てから帰る人も多いのですが、こうして一斉に球場から出されたとなると、もう行き場は南北いずれかにあるショッピングセンターになります。
 ということで、人の波を飲み込んだららぽーとの館内は、多くの人がベンチなどで休んでいましたが、2階のフードコートでお昼にする人も多かったようで、球場内のフードの売り上げにも響いてるかも知れません。
 2部制にしたことで、こんな所にも新たな人の流れができた話題でした。

 2部制の是非の検証は難しい?
 明けて第3日目(8月9日)も昨日と同じ午前2試合と夕方に1試合となります。

 今日は第2試合に秋田の金足農業が出るので、1塁側の入場券を買っていました。

 当日券売り場の様子ですが、1塁アルプスが残席少、バックネット裏が売切れの他は空いていました。
 昨日は時間に余裕があったので早寝早起きでちょうど開門時間の7時に球場に到着しました。

 昨日は開門時の列がはけるまで10分近くかかりましたが、今日は何と、門の前に5人しか並んでおらず、第1試合はガラガラか?と思ったのも束の間、7時半ごろから続々と人が入ってきて、しかも外野側の学校関係者口から次々とバスの号車旗に牽かれて生徒たちがなだれ込んできました。応援団による席の割り振りも行われて、お揃いのTシャツ以外は排除され、脇の席に移動。ここまでぎゅうぎゅう詰めになるとは考えていませんでした。残念ながらチアは2列しか出てなくて、1筋外野側の列はチア無しとションボリモード。
 第1試合の花咲徳栄はチアがいますが、第2試合の金足農業にはチアはいませんので、この時点で本日終ーーー了ーーー。

 ぎゅうぎゅう詰めのアルプスは風通しも悪く、朝から日陰もなくて辛いっす。

 試合は優勝経験もある花咲徳栄が優位に展開するのかと思いきや、初出場の新潟産大付属に後半逆転を許し、そのままゲームセットという、前日の明豊に続き、前評判を覆す番狂わせなゲームになりました。花咲徳栄については応援曲も今一つなので、次に見に来る機会はないかも知れません。埼玉なら今時点では圧倒的に聖望学園一押しです。

 続く第2試合が、金農旋風から6年、準優勝投手の吉田輝星選手の弟、吉田大輝投手が2年生エースで勝ち抜き、甲子園に再びやってきました。
 チアこそいませんが、球場に轟くGフレアを見に、多くのお客さんが詰めかけて、1塁側はかなり入りました。お客さんの入りも先ほどの試合と変わりませんが、応援団による統制が無いので殺気だった雰囲気はなく、のんびり田舎ムード漂うスタンドになっています。

 試合途中のイニング間には昨日の宮崎沖の地震を踏まえて「南海トラフ大地震情報」による注意が掲示されました。ここ1週間は表示されると思いますが、何もないことを祈ります。

 試合は西日本短大付属に6-0と一方的にリードを許す展開でしたが、9回表に怒涛の反撃で4点取るも時すでに遅し、いい所まで行って終わりました。

 2年生エースの吉田大輝投手はグランドの土は持ち帰らずに、来年また来ることを誓って、球場を後にしたとのこと、来年また捲土重来で活躍する姿を見てみたいものですね。

 ということで、無様な試合にはならなかったので、詰めかけた応援団も納得の上で、頑張ったナインに盛大な声援を送って球場をあとにしました。

 さて、2部制の是非については、試合の観覧が途中で断ち切られてしまうので、複数試合を見たいファンには別々に入場券を買い直す手間と費用が掛かりますが、 一般の1試合だけ見る客にとっては、購入の機会が増えて、チケットの入手がしやすくなったので、良しとしましょう。ただ最初の3日間だけなのと、どれだけ選手や応援団の熱中症対策になったかについては、救急車の出動実績などの数値で比較するしかないのと、4日目からは4試合日が連続するので、こちらで選手も応援団もバテてしまうという懸念も考えられます。
ということで、明日8/12・明後日8/13の2日間、再度甲子園に出撃します。
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甲子園の屋根が延長

2024-08-07 | スポーツ

 .ついに戦前の姿に戻る

 既にご存知の方も多いと思いますが、阪神電鉄より甲子園球場の屋根(通称銀傘)を現在の内野席上部からアルプススタンド上部まで延長する旨の発表がありました。
 趣旨としては、遠路から訪れる応援団の方の体調への配慮という事で、屋根を延長して日陰を作ることで、
  1.少しでも熱中症で具合が悪くなる人を出さないよう日陰を作る、
  2.また夏場に多い夕立の場合も逃げる場所が狭い通路しかない
これらの問題を解決するために建設を決定したものです。
←阪神電鉄のプレスリリースより引用

 建設に当たっては、球場の外側に建物を建てて、そこから柱を延長して屋根を設置し、スタンド内には柱を設置しないことで、死角が発生することを防ぐとのこと。
 甲子園球場は場所によっては柱・ポールによって見切れる席があるため、内野の上段の一角にグループ席を設けて、柱で見栄えが悪いけど、グループで酒盛りしてもらって、その辺の欠点を補おうという席もあるほど。今回の柱無しでの建設は、その辺の汚点を作らない意思の表れというか、昔は強度的に柱を立てないと無理だったのが、今回は技術的に可能になったということでしょう。
 それと外側に建物を建てるという事なので、その建物がどういうものになるのか、まだ詳細は分かりませんが、試合の前の時間や、雨天による中断時などに観客が滞留できるスペース、フードコートのような物を作ってくれるとありがたいですね。今の通路にある売店では5回裏終了時などに大量に人が並んでごった返してしまうことや、品数も少なく「甲子園グルメ」とは名ばかりな状況です。
 発表では3階に飲階売店・グッズショップのようなものができるようですが、それだけでは貧弱な感じもします。
 まぁ高校野球のために整備しても、年間の大半は阪神タイガースの主催試合なので、採算性を考えないといけません。阪神ファンはドケチなので、食べ物を駅前のスーパーで買い込んで持ち込むため、ビールの売上げこそ12球団1位なのですが、フードの売上げは6位に低迷してますから、この辺の絡みは難しいと思われます。





 .アレが無い
 こちらはプレスリリースの2ページ目にあるアルプススタンド上屋根の完成イメージ図ですが、よく見るとアレが無いのに気付きます。
 それは外野とアルプスに2基ずつあるはずの照明塔で、外野に関しては屋根が付かないので問題はありませんが、アルプス上屋に屋根が付くとなると、今ある照明の光では光線が一部遮られてしまう可能性が大きいです。
 そのため、光源の処理をどうするのかが注目されます。
 現在ある照明塔の下の何段かを廃止して、内野と同じく屋根の先に照明灯を付けるか、照明塔そのものをなくして屋根上の照明を強化することで解決するのか見ものですね。
 予想としては、今のLEDの技術であれば、屋根の先に付けた2列の灯火で十分照らせると思うので、アルプススタンド後方の2基の照明塔については廃止になると予想しています。
 照明の数を数えてみたのですが、7段×16列なので、屋根の先に設置でグランドに近くなった分、3段×32列以下でも十分賄えるような気がします。

 また建物の5階・6階が観覧エリア(一部個室・詳細未定)になるということなので、東京ドームのマス席のようなのを作って1枠〇万円で販売などというのも見えてきます。まぁ私の場合は野球場へ行く目的が違いますから、そのような席には縁がないですけどw




 .ブラバン・チアは守られない?
 やったーアルプスにも屋根が付く!
 と喜んでもいられないのが、そのカバー範囲であり、屋根によって守られるエリアは7割ということですから、残りの3割は野ざらしのままということになります。
 一度でも甲子園で高校野球を見たことある人なら、試合を彩るブラスバンドやチアガールがスタンドのどこにいるのかは分かると思いますが、アルプス席の下段、つまり選手に近い前の列で応援をするわけですが、残念ながら、ここは屋根に守られない場所なんです。
 それと補欠部員や保護者の方がその隣(外野寄り)に陣取りますので、この方々も守られません。
 屋根の下に入るのはその後ろの中段からとなり、ブラバン・チア及び保護者の後列からとなります。
 あと時間帯によっては3塁側なら朝9時頃まで、1塁側なら15時以降は日陰になると思います。3塁側は西日が射すので、夕方まで日の光を浴びる事になるので大変ですね。


ちなみにエリアの目安でいうと
オレンジ〇枠:チア・ブラバンと補欠選手のエリア
グリーン〇枠:保護者と学校関係者のエリア 
水色の▢枠:一般販売の指定席エリア
それ以外の場所:団体応援バス等で募集された入場券の自由席エリア
となるので、一般販売のアルプス指定席は全席屋根の下になります。

ということで、本日から甲子園球場に出撃します!
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夏の高校野球組合せ決まる

2024-08-05 | スポーツ

 8月7日から開催される第106回夏の全国高校野球選手権大会の組合せ抽選会が4日行われ、いよいよ対戦相手が決まることになりました。
 これで13日まで全ての日程枠が埋まり、どのチームがどちら側に座るかが確定したので、入場券の争奪戦も始まりました。入場券自体は既に先月17日から販売されていたので、チームが決まらない状態で取りあえず買ってガチャを楽しむ人が特に3連休に多く、その3日間は1・3塁側とも既に売り切れていました。
 私も去年までは(というか全席指定制になってからは)どの学校に当たるか分からない状態で先に席を買っておく方法だったのですが、今年は最初の3日間が午前・午後の2部制となり、入場券も別々の販売になることから、もし先に買っていて、避けたい学校(枢軸校)などに当たってしまえば、せっかく買ったチケットが紙くずになるので、今回からは学校が決まってからチケットを買う方法にしたものです。

 左の表中の太文字がまだ見たことない学校で、自側で見ていない斜字で書いた学校を入れると結構ありますね。そんな中、6年ぶりに甲子園にやってきた金足農業はやはり見たい、応援が楽しい沖縄の学校も見ておきたい、それとチアがかわいいと勝手に噂の英明(まぁ去年見てますがw)、それと一度生で見てみたいジョックロックの智辯和歌山、頭にりんご乗せた娘が今回も見に来るのか楽しみな青森山田など 濃い内容で今回もチームを選んでいます。
 久々に出てきた早稲田実業なんかも見てみたかったのですが、生憎その日は休めない当直勤務日なので残念です。
 
 バーチャル高校野球で組合せ抽選会の中継の様子を見ながら、枠が埋まっていくのと並行して、甲チケのサイトで4日分のチケットを買った(既に12日の内野・アルプス席は完売済なので購入できず)のですが、中継が終わって10分ほど経った14時40分ごろに再度甲チケのサイトにアクセスしてみると、

 あれあれ、やっぱりアクセス集中してるwww
ということで、発表を見て皆さん一生懸命アクセスしているようです。私も数分遅かったらこれに嵌るところでしたが、今回はその前に入って購入することができました。

 これで今夏の甲子園観戦の予定が一応決まり(もしかしたら、12日は外野席で見るかも知れません)あとは当日を楽しみに待つだけとなりました。
 ※翌日、追加で12日の外野席を購入し、これで甲子園には5日間出撃予定となりました。
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コスプレサミット柄1日乗車券

2024-08-01 | 交通その他

 毎年8月最初の週末に名古屋で開催される「世界コスプレサミット」ですが、それに合わせて名古屋市交通局で土休日と8が付く日に有効な「ドニチエコきっぷ」に専用柄のものを発売したので買ってみました。
 この専用柄のドニチエコきっぷですが、通常物と同じく有効期限が決められてない(地下鉄の券売機で購入した場合は発売当日のみ有効)ので、この8月に使わなくてもいいことから、いずれ乗るときに使ってみようということで、2枚ほど買いました。
 既に名古屋の地下鉄は全線踏破済みなので、いつ使うかは分かりませんが、ボぉ~~~っとしたい時に1日地下鉄・バスに乗って、ウロウロさすらうことにします。
 なおコスプレサミット開催日のうち、初日の8/2金曜日だけは平日なのでこのきっぷは使えませんのでご注意。
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最後の朝の茶事

2024-07-29 | 飲みもの
 伊藤園のペットボトル緑茶と言えば「おーいお茶」ですが、JR東日本の沿線では、それとは別に自販機用として「朝の茶事」というのが売られていました。他の自販機の緑茶よりも販売価格が10円~20円ほど安いので重宝する人もいるかと思います。
 まぁJR東日本以外では見掛けない商品なので、他の沿線地域の人には馴染みのない話ですが。

 それが今年に入って見掛けなくなり、代わりに全体が緑色のボトルが置かれるようになりました。
 リニューアルと共に商品名も「日本の茶事」という名前に変わっていました。
 旧朝の茶事は東日本地域に遠征の際によく買ってカバンに入れたまま、飲み忘れて家に持ち帰ってそのまま何本か貯まっていたのですが、少しずつ在庫が捌けて行き、先日とうとう最後の1本も飲み干してしまいました。賞味期限が今年の8月だったので、また忘れてたら期限を過ぎてしまうところでした。
 リニューアルの理由は「朝の」という所に変なクレームでも入ったんでしょうか? 「朝」って書いてたら昼から飲めないじゃないか! とか。それを言うなら、WANDA・モーニングショットも同じ運命になるのかも。あちらは「朝専用」とか書いてるし、午後の紅茶なんかもあります。

 ということで、東京遠征の話ばかり続くので、ここらで一服のお茶でくつろぐ?お話でした。
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都市対抗野球 “JR対決“を見る

2024-07-21 | スポーツ
 いよいよ今日から夏休み!ということで、夏の青春18きっぷの利用期間に入ったのですが、猛暑の中、特に撮りたい鉄道写真など思い浮かばす、頭に浮かぶのは「そうだ、JR対決を見に行こう!」というか、既に対戦カードが決まった時点で、7/20は東京ドームに行くことに決めていました。翌7/21(日)は日勤責任者なので休みが取れず、日帰りで東京出撃となります。

 .青春18きっぷで日帰り強行旅
 お目当てのJR西日本vsJR東日本東北の試合開始時刻が14時のため、名古屋を朝6時の浜松行き普通に乗って乗り継いで行けば、東京には13時前に着くことができるので、片道7時間近く掛りますが、この手段で行くことにしました。この1週間で関東へ3往復するかも知れないので、旅費節約のためです。

 青春18きっぷは今回はJR東海で購入、先月は散々野球の試合を見せてもらったので、ここでお金を落としておかないと。

 5:59 名古屋6時ちょうど発の普通浜松行きが入線してきたのですが、6両編成の電車は大きな荷物を持った旅行者で埋まっていて、一部が新幹線に乗り換えるために降りた他はそのまま乗車していて、もう18きっぱー確定です。終点の浜松まで向かい合わせの区画しか空きませんでした。
 浜松からは熱海までロングシートの静岡地獄が展開します。以前なら豊橋7:09発の熱海行きの前3両が313系8000番代で運用されていて、豊橋まで1駅新幹線で飛んで、豊橋から18きっぷ利用開始としていたのですが、今春のダイヤ改正でこの豊橋発熱海行きが静岡止まりとなり、車両も限定運用かろ共通運用に変わってしまったので、もうこの列車にわざわざ乗る必要もなくなりました。

 熱海からはオンボロE231が待っていて、硬くてドロドロの座席は尻が痛くなるのと、トコジラミがいないか心配、ダブルの苦痛が待ち受けます。湘南の綺麗な景色を見てしばしの目の保養に。

 12:57 東京・御茶ノ水で乗り換えて水道橋に到着。
 前来たのは2021年の都市対抗野球の時で、流行り病の関係で開催時期が12月に延期になっていた年でしたから約3年ぶりになります。

 駅を出て東京ドームの方に向かうと、駅前と途中の歩道の上にJR東日本東北応援団と書かれたプラカードを持ってる職員がいました。
 それにしても凄い人で混んでいます。普通にセ・リーグの公式戦でもあるかのような混み具合です。試合開始時刻の1時間前なので、前の試合が終わっていれば、入れ替えで入場開始になる頃でしょうか。

 13:15 東京ドームシティーの2階に上がった所で人の流れが止まりました。
 何?これが並び列だと? しかもこれがJR西日本の並び列ということで、一体どうなるんた?

 15分ほど経ってようやく途中の列の折り返し地点まで来ましたが、まだまだ先は長い。
 ドームだからと帽子を被って来なかったのですが、これだとドームに入るまでに熱中症になってしまいそうです。というか、そもそも球場内に入れるのか? と思って後ろを振り返ると、更に列は長くなっていて、最後尾が1階のセブン-イレブン近くまで続いてると!警備員が無線で応援を呼んでいました。

 13:45 更に15分ほど経ってようやく入場受付の場所まで来ました。社員や家族などで既に入場券を持ってる人は、この列の左側からスルーして受付を通れるのですが、一般の観戦客はもう少しの我慢です。

 ようやく受付を通って、入場券と応援グッズを貰いました。
 内野席850円と良心的な価格表示、もちろん無料で入れます、各企業でこの入場料は支払っているのでしょうか? タダで野球が見れて、応援グッズまでくれるもんですから、このように大勢の人々が押しかけるわけですね。
 チケットの券面には「追加チーム席券」と書かれており、1階のチーム応援席が満員になった時に、2階の上層スタンドへ、それも満員になったら外野席に回すようです。外野席には有料の一般指定席があるので、そこ以外の区画に入れるということでしょう。

 応援グッズですが、JR西日本は結構至れり尽くせりで、何といっても前ボタン式のユニフォーム、そして定番のタオル、応援バルーン、最後に選手名鑑代わりになる社内広報?の4点セットです。HONDAのピラピラのピステでも十分嬉しいですが、こちらは前ボタン式の本格派ですからなお嬉しい。
 もう13:55 試合開始時刻まであと5分しかありません。

 14:02 ようやくドームに入りました。2階席という名の上層スタンドです。
 入場券に書かれていたエリア指定の場所からするとまずまずの場所のようにも思えます。既に試合開始時刻の14時を過ぎていますが、まだ試合が始まるような感じがしませんが、どうしたのかな?

 .まさかの満塁ホームラン

 14:08 ようやくスターティングメンバーの紹介が始まりました。
 その後試合に先立って、両チームの応援歌(社歌)斉唱にエール交換、試合前には両チームの選手が並んで挨拶をします。
 都市対抗野球なので、対戦カードの表記としては広島市vs仙台市という形になりますが、東京都や大阪市など同じ自治体から複数のチームが出ている場合があるので、このような自治体名での表記は分かりにくかったりもしますが、秋に行われる社会人野球日本選手権との区別のためか、「都市対抗」に拘るポイントとしても、この表記は外せないところでしょうね。

 試合は25分ほど遅れて開始、1回表にヒットと四球でランナーが溜まったところで、まさかの満塁ホームランが飛び出して、1回表にJR東日本東北が一挙4点を上げて、こりゃぁワンサイドゲームになってしまうのかなぁと危惧されました。先月初めて生で満塁ホームランを見た記事を書きましたが、まさか2か月連続で見れるとは思いませんでした。
 JR西日本もその裏ホームランが飛び出しましたが、ソロホーマーなので返せたのは1点だけ、その後お互いに1点ずつ取り合って5-2となりました。

 社会人野球の楽しみと言えば、大学野球と同じく応援ステージが設けられていて、楽しい応援が繰り広げられます。
 これはプロ野球では絶対に見られないものですからね。プロ野球だと、試合前と7回攻撃時、それと試合に勝った時ぐらいに球団お抱えのチアリーダーが2分間程度踊るだけというショボい内容なので、やはり大学・社会人野球に軍配が上がります(まぁ野球のプレーのレベルではプロには勝てませんがw)

 そして5回裏終了後のグランド整備時には両チームの応援合戦タイムが設けられています。

 こちらはJR東日本東北で、青葉城恋歌で登場し、JAZZの名曲SingSingSingで皆さん踊って、最後はE5系とE6系が連結するのかなと思ったら、それはしませんでした。連結するのは仙台じゃなくて盛岡だからでしょうか。
 登場したキャラクタも、仙台市からむすび丸、JR東日本からsuicaペンギン、JR仙台駅からトキムネの3つのキャラクターが登場して盛り上げていました。

 こちらは勿論JR西日本、広島駅の駅名標をバックにしゃもじを持った社員たちが出てきて、「宮島さん」の唄に合わせてしゃもじをカチカチ鳴らします。イコちゃんはあまり動きが取れないので、横でもっさり動いてるだけでしたが、このイコちゃんの材質がものすごくモフモフ感があって、あーモフモフ触りたい! っと思える程の非常に奇麗な毛並みでした。

 試合は5-2のまま終盤に突入、JR西日本も再三ランナーは出すのですが、決定打に欠き残塁の山。JR東日本東北と安打数では互角でしたが、初回のランナー溜めてドカンが効いた形になり、1回戦で敗退となりました。新しくなった東京ドームのオーロラビジョンですが、両脇にJR東日本の広告が常時出されていて、完全アウェー感があります。

 .試合が終わっても凄い人

 試合が終わって球場の外に出てきましたが、相変わらずの人・人・人。
 第3試合は東京都代表のJR東日本vs大垣市代表の西濃運輸の試合でしたが、既にSeinoのユニフォームを着た全国からの社員が長蛇の列を作っていました。ついでに第3試合も見れるかなと、今度は1塁側のJR東日本のチーム列がどれ位あるか見に行ったのですが、

 何と既定の収容人数をオーバーしており、チケットの配布は終了したとのこと。いわゆる満員札止めというやつです。
 3年前にNTT東日本の試合を見に来た時にもこのQRコードによるチケット配布が行われており、観客が多く集まる東京都のチームならではの仕組みですが、残念ながら配布終了ということで諦めて帰ることにしました。

 ちょうど私が歩いているまえにもJR西日本の応援の人らがユニフォームを着て歩いていましたが、タオルを掛けてるだけでなく、このようにユニフォームを着てると一発で分かりますね。
 さて帰路ですが、青春18きっぷでまた帰ろうとすると、東京17:47の熱海行きからつないでいっても岡崎までしか行けないため、どこかで新幹線に乗る必要があります。というか東京17:47発の電車もギリギリだったのですが、東京駅で中央線ホームからのまさかのロングダッシュで乗り換えに成功しました。1分接続で高い中央線のホーㇺから降りて10番線の電車に乗るのによく走って間に合ったなと。実際には東海道線の電車が1分遅れていたので2分で乗り換えた事になります。定時だったら逃してました。

 昼前に青空と青い海だった根府川付近の様子。月が上って相模湾の海を照らしています。
 その後も熱海で2分接続で普通浜松行きに乗り、浜松で更に豊橋行きの普通に載れば豊橋到着は23:05、そして豊橋23:30の新幹線に乗れば名古屋に23:48に着くので近鉄の最終に間に合うのですが、ここで少しチャレンジすることにしました。
 新幹線を静岡→浜松で利用することです。
 これだと静岡駅で6分、浜松駅で4分の乗り継ぎ時間しかないので、乗り遅れると意味がないのですが、静岡に定刻に着いたので、思い切って乗り換えることに。

 新幹線乗換口で乗車券・特急券を買う必要があるのですが、青春18きっぷからの乗り換えの場合は、自動券売機で買えないため、窓口で買う必要があります。運よく誰も並んでいなかったので、窓口で切符を買って、新幹線ホームに上がりました。
 静岡から浜松まではひかり号で1駅、わずか16分です。

 21:34 浜松に到着
 ひかり号の自由席5号車からは階段まで距離があるので、6号車のドアから出てダッシュします。
 乗り換え時間4分で豊橋行きの普通に乗り換えできました。この時間で乗り継ぐと、豊橋でも4分接続で新快速があり、名古屋には23:08に到着するので、先ほどの行程よりも40分早く着くことができました。料金はどちらで乗っても2,330円なので、普通電車・新幹線とも必ず定時である事と、小走り程度でも走れるのが条件なので、キャリーカートだとこの芸当は難しいでしょう。

 ということで、今回の出費は
 名古屋ー東京(水道橋) 往復 2,410円
 新幹線 静岡→浜松 乗車分  2,330円   計4,740円で野球観戦+グッズもゲットという強硬プランで終えました。

 明日7/22は年休を取っているので、再び東京へ行って、できれば2試合見たいと思っていますが、もう青春18きっぷでの強硬旅はしんどいので、別の方法で行くことにします。
◆なお次の試合ではJR東日本が西濃運輸に負けたため、この日でJR西日本・JR東日本が揃って敗退となりました。
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鉄道撮影地メモを移設します

2024-07-17 | 一般記事

 ↑ちゃんとしたレイアウトのページが表示される事がほぼなくなった現行の鉄道撮影地メモ
 ここ数か月ほど前から、鉄道撮影地メモの記事がChromeにてレイアウト崩れが起きるようになり、Edgeでの閲覧をお勧めしていましたが、そのEdgeでもレイアウト崩れが起きるようになりました。おそらくはブラウザ環境の変化にPHPプログラムが付いていけないのが原因と思います。
 これまでのWEB構築では、自前でサーバーを借りて、そこへ拾ってきたPHPプログラムを上げてデータベースを作るというのが定番でしたが、プログラムの環境が大きく変わるたびに、自分でメンテナンスをする必要があり、提供元のプログラムが更新されないとお手上げの状態になります。
 そこで今回は、有料サーバーから無料のブログへ記事を移設することとしました。大元の鉄道資料を掲載した「101M六甲1号のページ」とそのサーバー内に構築している写真資料・それを使った鉄道撮影地メモの移設先として、今回はてなブログを選定し、そこへ記事の移設を始めたものです。
 こちらのGooブログにある出撃にっきは、元々は同じ有料サーバー内に設置していたCGI方式の掲示板で運営していたのですが、プログラムも古くなって画面としても陳腐化したことや、メンテナンスに負担が掛かる所から、掲示板をやめて外部のブログへ移設したものでした。
 下の移行図のオレンジ色の部分がはてなブログへの移行対象となる記事になります。こちらのGooブログ(緑色で表示)は独立しての掲載のため、記事が消えるなどの影響はありません。2023年頃までと書いていますが、今後も継続の予定です。

 既に2019年の段階で、記事の移行を5年計画で行いますとして記事を掲載していましたが、最も記事の数量が多い鉄道撮影地メモについて、プログラムの特殊性から一括インポートができずに、記事1件1件を手作業で移行するしか方法がなく、移行作業自体が遅れていたものです。
 まずは本体であるWEBページの移設を目的にページを創設したのですが、鉄道撮影地メモについては単独でのアクセスが多いため、別枠で設置したいところ、このはてなブログでは3つまで(有料では10個まで)ページ枠が持てるので、早速撮影地メモ用に1つ別枠を設置して、今月から記事の移行作業に取り掛かりました。当初の計画では2021~移行開始と書いていましたが、丸3年ほど遅れてようやく動き始めました。


 こちらが現在記事の移行作業中の鉄道撮影地メモの様子で、レイアウトは縦長になっており、現行のレイアウトに割と近い配置のテンプレートを使って作成しました。
 既存で配布されているテンプレートはほとんどが右カラム式で、左カラム式のものはこれ1つしか見当たらなかったので、記事の表示が気に入らない場合は、抜本的にカラム位置を右側へ変更する事も考えています。

 はてなブログは1日当たりの記事作成数に制限があるため、1,700か所以上ある撮影地の記事を移設するには、かなりの日数を要しますが、今秋を目途に、記事の一定数の移設が進んだ段階で、公開しようと思っています。
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