六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

都市対抗野球 “JR対決“を見る

2024-07-21 | スポーツ
 いよいよ今日から夏休み!ということで、夏の青春18きっぷの利用期間に入ったのですが、猛暑の中、特に撮りたい鉄道写真など思い浮かばす、頭に浮かぶのは「そうだ、JR対決を見に行こう!」というか、既に対戦カードが決まった時点で、7/20は東京ドームに行くことに決めていました。翌7/21(日)は日勤責任者なので休みが取れず、日帰りで東京出撃となります。

 .青春18きっぷで日帰り強行旅
 お目当てのJR西日本vsJR東日本東北の試合開始時刻が14時のため、名古屋を朝6時の浜松行き普通に乗って乗り継いで行けば、東京には13時前に着くことができるので、片道7時間近く掛りますが、この手段で行くことにしました。この1週間で関東へ3往復するかも知れないので、旅費節約のためです。

 青春18きっぷは今回はJR東海で購入、先月は散々野球の試合を見せてもらったので、ここでお金を落としておかないと。

 5:59 名古屋6時ちょうど発の普通浜松行きが入線してきたのですが、6両編成の電車は大きな荷物を持った旅行者で埋まっていて、一部が新幹線に乗り換えるために降りた他はそのまま乗車していて、もう18きっぱー確定です。終点の浜松まで向かい合わせの区画しか空きませんでした。
 浜松からは熱海までロングシートの静岡地獄が展開します。以前なら豊橋7:09発の熱海行きの前3両が313系8000番代で運用されていて、豊橋まで1駅新幹線で飛んで、豊橋から18きっぷ利用開始としていたのですが、今春のダイヤ改正でこの豊橋発熱海行きが静岡止まりとなり、車両も限定運用かろ共通運用に変わってしまったので、もうこの列車にわざわざ乗る必要もなくなりました。

 熱海からはオンボロE231が待っていて、硬くてドロドロの座席は尻が痛くなるのと、トコジラミがいないか心配、ダブルの苦痛が待ち受けます。湘南の綺麗な景色を見てしばしの目の保養に。

 12:57 東京・御茶ノ水で乗り換えて水道橋に到着。
 前来たのは2021年の都市対抗野球の時で、流行り病の関係で開催時期が12月に延期になっていた年でしたから約3年ぶりになります。

 駅を出て東京ドームの方に向かうと、駅前と途中の歩道の上にJR東日本東北応援団と書かれたプラカードを持ってる職員がいました。
 それにしても凄い人で混んでいます。普通にセ・リーグの公式戦でもあるかのような混み具合です。試合開始時刻の1時間前なので、前の試合が終わっていれば、入れ替えで入場開始になる頃でしょうか。

 13:15 東京ドームシティーの2階に上がった所で人の流れが止まりました。
 何?これが並び列だと? しかもこれがJR西日本の並び列ということで、一体どうなるんた?

 15分ほど経ってようやく途中の列の折り返し地点まで来ましたが、まだまだ先は長い。
 ドームだからと帽子を被って来なかったのですが、これだとドームに入るまでに熱中症になってしまいそうです。というか、そもそも球場内に入れるのか? と思って後ろを振り返ると、更に列は長くなっていて、最後尾が1階のセブン-イレブン近くまで続いてると!警備員が無線で応援を呼んでいました。

 13:45 更に15分ほど経ってようやく入場受付の場所まで来ました。社員や家族などで既に入場券を持ってる人は、この列の左側からスルーして受付を通れるのですが、一般の観戦客はもう少しの我慢です。

 ようやく受付を通って、入場券と応援グッズを貰いました。
 内野席850円と良心的な価格表示、もちろん無料で入れます、各企業でこの入場料は支払っているのでしょうか? タダで野球が見れて、応援グッズまでくれるもんですから、このように大勢の人々が押しかけるわけですね。
 チケットの券面には「追加チーム席券」と書かれており、1階のチーム応援席が満員になった時に、2階の上層スタンドへ、それも満員になったら外野席に回すようです。外野席には有料の一般指定席があるので、そこ以外の区画に入れるということでしょう。

 応援グッズですが、JR西日本は結構至れり尽くせりで、何といっても前ボタン式のユニフォーム、そして定番のタオル、応援バルーン、最後に選手名鑑代わりになる社内広報?の4点セットです。HONDAのピラピラのピステでも十分嬉しいですが、こちらは前ボタン式の本格派ですからなお嬉しい。
 もう13:55 試合開始時刻まであと5分しかありません。

 14:02 ようやくドームに入りました。2階席という名の上層スタンドです。
 入場券に書かれていたエリア指定の場所からするとまずまずの場所のようにも思えます。既に試合開始時刻の14時を過ぎていますが、まだ試合が始まるような感じがしませんが、どうしたのかな?

 .まさかの満塁ホームラン

 14:08 ようやくスターティングメンバーの紹介が始まりました。
 その後試合に先立って、両チームの応援歌(社歌)斉唱にエール交換、試合前には両チームの選手が並んで挨拶をします。
 都市対抗野球なので、対戦カードの表記としては広島市vs仙台市という形になりますが、東京都や大阪市など同じ自治体から複数のチームが出ている場合があるので、このような自治体名での表記は分かりにくかったりもしますが、秋に行われる社会人野球日本選手権との区別のためか、「都市対抗」に拘るポイントとしても、この表記は外せないところでしょうね。

 試合は25分ほど遅れて開始、1回表にヒットと四球でランナーが溜まったところで、まさかの満塁ホームランが飛び出して、1回表にJR東日本東北が一挙4点を上げて、こりゃぁワンサイドゲームになってしまうのかなぁと危惧されました。先月初めて生で満塁ホームランを見た記事を書きましたが、まさか2か月連続で見れるとは思いませんでした。
 JR西日本もその裏ホームランが飛び出しましたが、ソロホーマーなので返せたのは1点だけ、その後お互いに1点ずつ取り合って5-2となりました。

 社会人野球の楽しみと言えば、大学野球と同じく応援ステージが設けられていて、楽しい応援が繰り広げられます。
 これはプロ野球では絶対に見られないものですからね。プロ野球だと、試合前と7回攻撃時、それと試合に勝った時ぐらいに球団お抱えのチアリーダーが2分間程度踊るだけというショボい内容なので、やはり大学・社会人野球に軍配が上がります(まぁ野球のプレーのレベルではプロには勝てませんがw)

 そして5回裏終了後のグランド整備時には両チームの応援合戦タイムが設けられています。

 こちらはJR東日本東北で、青葉城恋歌で登場し、JAZZの名曲SingSingSingで皆さん踊って、最後はE5系とE6系が連結するのかなと思ったら、それはしませんでした。連結するのは仙台じゃなくて盛岡だからでしょうか。
 登場したキャラクタも、仙台市からむすび丸、JR東日本からsuicaペンギン、JR仙台駅からトキムネの3つのキャラクターが登場して盛り上げていました。

 こちらは勿論JR西日本、広島駅の駅名標をバックにしゃもじを持った社員たちが出てきて、「宮島さん」の唄に合わせてしゃもじをカチカチ鳴らします。イコちゃんはあまり動きが取れないので、横でもっさり動いてるだけでしたが、このイコちゃんの材質がものすごくモフモフ感があって、あーモフモフ触りたい! っと思える程の非常に奇麗な毛並みでした。

 試合は5-2のまま終盤に突入、JR西日本も再三ランナーは出すのですが、決定打に欠き残塁の山。JR東日本東北と安打数では互角でしたが、初回のランナー溜めてドカンが効いた形になり、1回戦で敗退となりました。新しくなった東京ドームのオーロラビジョンですが、両脇にJR東日本の広告が常時出されていて、完全アウェー感があります。

 .試合が終わっても凄い人

 試合が終わって球場の外に出てきましたが、相変わらずの人・人・人。
 第3試合は東京都代表のJR東日本vs大垣市代表の西濃運輸の試合でしたが、既にSeinoのユニフォームを着た全国からの社員が長蛇の列を作っていました。ついでに第3試合も見れるかなと、今度は1塁側のJR東日本のチーム列がどれ位あるか見に行ったのですが、

 何と既定の収容人数をオーバーしており、チケットの配布は終了したとのこと。いわゆる満員札止めというやつです。
 3年前にNTT東日本の試合を見に来た時にもこのQRコードによるチケット配布が行われており、観客が多く集まる東京都のチームならではの仕組みですが、残念ながら配布終了ということで諦めて帰ることにしました。

 ちょうど私が歩いているまえにもJR西日本の応援の人らがユニフォームを着て歩いていましたが、タオルを掛けてるだけでなく、このようにユニフォームを着てると一発で分かりますね。
 さて帰路ですが、青春18きっぷでまた帰ろうとすると、東京17:47の熱海行きからつないでいっても岡崎までしか行けないため、どこかで新幹線に乗る必要があります。というか東京17:47発の電車もギリギリだったのですが、東京駅で中央線ホームからのまさかのロングダッシュで乗り換えに成功しました。1分接続で高い中央線のホーㇺから降りて10番線の電車に乗るのによく走って間に合ったなと。実際には東海道線の電車が1分遅れていたので2分で乗り換えた事になります。定時だったら逃してました。

 昼前に青空と青い海だった根府川付近の様子。月が上って相模湾の海を照らしています。
 その後も熱海で2分接続で普通浜松行きに乗り、浜松で更に豊橋行きの普通に載れば豊橋到着は23:05、そして豊橋23:30の新幹線に乗れば名古屋に23:48に着くので近鉄の最終に間に合うのですが、ここで少しチャレンジすることにしました。
 新幹線を静岡→浜松で利用することです。
 これだと静岡駅で6分、浜松駅で4分の乗り継ぎ時間しかないので、乗り遅れると意味がないのですが、静岡に定刻に着いたので、思い切って乗り換えることに。

 新幹線乗換口で乗車券・特急券を買う必要があるのですが、青春18きっぷからの乗り換えの場合は、自動券売機で買えないため、窓口で買う必要があります。運よく誰も並んでいなかったので、窓口で切符を買って、新幹線ホームに上がりました。
 静岡から浜松まではひかり号で1駅、わずか16分です。

 21:34 浜松に到着
 ひかり号の自由席5号車からは階段まで距離があるので、6号車のドアから出てダッシュします。
 乗り換え時間4分で豊橋行きの普通に乗り換えできました。この時間で乗り継ぐと、豊橋でも4分接続で新快速があり、名古屋には23:08に到着するので、先ほどの行程よりも40分早く着くことができました。料金はどちらで乗っても2,330円なので、普通電車・新幹線とも必ず定時である事と、小走り程度でも走れるのが条件なので、キャリーカートだとこの芸当は難しいでしょう。

 ということで、今回の出費は
 名古屋ー東京(水道橋) 往復 2,410円
 新幹線 静岡→浜松 乗車分  2,330円   計4,740円で野球観戦+グッズもゲットという強硬プランで終えました。

 明日7/22は年休を取っているので、再び東京へ行って、できれば2試合見たいと思っていますが、もう青春18きっぷでの強硬旅はしんどいので、別の方法で行くことにします。
◆なお次の試合ではJR東日本が西濃運輸に負けたため、この日でJR西日本・JR東日本が揃って敗退となりました。
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鉄道撮影地メモを移設します

2024-07-17 | 一般記事

 ↑ちゃんとしたレイアウトのページが表示される事がほぼなくなった現行の鉄道撮影地メモ
 ここ数か月ほど前から、鉄道撮影地メモの記事がChromeにてレイアウト崩れが起きるようになり、Edgeでの閲覧をお勧めしていましたが、そのEdgeでもレイアウト崩れが起きるようになりました。おそらくはブラウザ環境の変化にPHPプログラムが付いていけないのが原因と思います。
 これまでのWEB構築では、自前でサーバーを借りて、そこへ拾ってきたPHPプログラムを上げてデータベースを作るというのが定番でしたが、プログラムの環境が大きく変わるたびに、自分でメンテナンスをする必要があり、提供元のプログラムが更新されないとお手上げの状態になります。
 そこで今回は、有料サーバーから無料のブログへ記事を移設することとしました。大元の鉄道資料を掲載した「101M六甲1号のページ」とそのサーバー内に構築している写真資料・それを使った鉄道撮影地メモの移設先として、今回はてなブログを選定し、そこへ記事の移設を始めたものです。
 こちらのGooブログにある出撃にっきは、元々は同じ有料サーバー内に設置していたCGI方式の掲示板で運営していたのですが、プログラムも古くなって画面としても陳腐化したことや、メンテナンスに負担が掛かる所から、掲示板をやめて外部のブログへ移設したものでした。
 下の移行図のオレンジ色の部分がはてなブログへの移行対象となる記事になります。こちらのGooブログ(緑色で表示)は独立しての掲載のため、記事が消えるなどの影響はありません。2023年頃までと書いていますが、今後も継続の予定です。

 既に2019年の段階で、記事の移行を5年計画で行いますとして記事を掲載していましたが、最も記事の数量が多い鉄道撮影地メモについて、プログラムの特殊性から一括インポートができずに、記事1件1件を手作業で移行するしか方法がなく、移行作業自体が遅れていたものです。
 まずは本体であるWEBページの移設を目的にページを創設したのですが、鉄道撮影地メモについては単独でのアクセスが多いため、別枠で設置したいところ、このはてなブログでは3つまで(有料では10個まで)ページ枠が持てるので、早速撮影地メモ用に1つ別枠を設置して、今月から記事の移行作業に取り掛かりました。当初の計画では2021~移行開始と書いていましたが、丸3年ほど遅れてようやく動き始めました。


 こちらが現在記事の移行作業中の鉄道撮影地メモの様子で、レイアウトは縦長になっており、現行のレイアウトに割と近い配置のテンプレートを使って作成しました。
 既存で配布されているテンプレートはほとんどが右カラム式で、左カラム式のものはこれ1つしか見当たらなかったので、記事の表示が気に入らない場合は、抜本的にカラム位置を右側へ変更する事も考えています。

 はてなブログは1日当たりの記事作成数に制限があるため、1,700か所以上ある撮影地の記事を移設するには、かなりの日数を要しますが、今秋を目途に、記事の一定数の移設が進んだ段階で、公開しようと思っています。
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JR東日本とJR西日本で車両共通化

2024-07-14 | 交通その他
 既にご存知の方も多いかも知れませんが、先日ちょっと驚いたニュースが流れていました。
 それはJR東日本JR西日本が鉄道車両の部品を共通化するという発表としたことです。

 こちらがJR東日本のニュースからの引用になります。

 労働力不足や資材費の高騰、それと災害時による部品調達の不足に対する対策として、JRの2大会社が車両部品の共通化による調達の確保を目指すという内容ですが、この2社の車両を見ると、とても共通化するにはハードルが高いような気もします。

 既に新幹線車両では、北陸新幹線用の車両としてE7系とW7系が共通仕様になっていますが、在来線の車両なんてどうするんだ? という疑問が湧いて仕方ありません。



 JR東日本の車両はまずデザインが角ばった四角い車体デザインになっており、信越・東北地区を除くと基本4ドア&固いロングシート&窓開閉&内装省略という低民度仕様になっています。
 それに対しJR西日本の車両では丸みを帯びた車体デザインで、大阪圏の一部を除けば、3ドア&転換クロスシート&窓固定&内装ありの中民度仕様と、両社ではかなりコンセプトが違います。
 また車両の基本性能も、両端クハ方式のJR東日本に対して、クモハ方式のJR西日本は特に225系以降は全電動車方式を採用しています。JR東日本でもE129系で一旦全電動車方式が採用されましたが、その後に出たE131系ではJR東海313系3連編成のような1.5M方式が採用されるなど、同じJR東日本の中でも仕様がバラバラになっていて、一貫性には程遠くなっています。
 まずは台車・電動機(モーター)・ダンパー・パンタグラフ・行先表示器などの部品から共通化を始めるということですが、制御方式が違うとモーターも違うものを用意しないといけない事から、この辺を詰めていくには相当時間が掛かると思われます。
 既にE129系E131系と閑散線区用に投入が終わっている線区もあり、今後は現在211系が投入されている長野・新前橋の車両の更新時に3ドア車を共通化できるかといったところでしょうか?
 またJR西日本の新製車両で唯一の4ドアロングシートである207系・321系が走る京阪神緩行線・片町線~福知山線がありますが、ここにE235系ベースの4M3T固定編成の新車が入るのもどうかと・・・

 山手線に続いて総武・横須賀線にも導入が広がるE235系ですが、これがW235系とでも名乗って明石電車区に入ったりするのも面白いですが、地下区間の東西線があるので、貫通路がない前面ノッペリ顔のこのタイプは入れないでしょうね。

 逆に227系なんかは2・3両単位で編成できるので、4両版を新たに作ってE227系としてJR東日本でもデビュー、基本4両+増結2両の編成で新前橋に、基本3両の編成を長野に配備して211系を置き換える。なお公共物を乱暴に扱い、始発駅では我先にと座席の取り合いで直ぐに喧嘩を始める関東の乗客民度を考慮すると座席はロングシート仕様になりますがw、これなら直ぐに東西で部品共用できますね。

 見た目には何となく入れられそうな気もしますが、駆動装置などを見ると、方式やモーターの出力などが全く異なります。特に東はモーター出力が小さい仕様になっているのですが、これで上越線の勾配区間や大雪の中をよく走れるなぁと疑問に思います。
 噂によると211系についてはどうも車体延命工事を行うとかいう話で、2024年度は在来線用の車両の新造予定が26編成202両あるとの事なので、まずは横須賀線用のE235系1000番台の増備でしょうが、それ以外に房総地区の209系置き換え用にE131系も増備されるものと思われます。
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安倍晋三さん三回忌で西大寺へ

2024-07-09 |  出撃 at 近畿地方
7月8日と言えば、近鉄大和西大寺駅前で起きた2年前のあの忌まわしい暗〇事件を思い出される方も多いかと思いますが、時の流れは速い物というか、日本人独特のすぐに忘れてしまう、熱しやすく冷めやすい単純細胞的な側面もあってか、たったの2年でツイート数なども大幅に減るなど、もう過去の人と化した悲劇の政治家という感じさえしますが、ちょうど8日は仕事が休みなので、奈良へ行くことにしました。

 名古屋を朝6時半に出る難波行きの特急に桑名から乗車。月曜日の朝にしては割と空いている感じで、隣の席は最後まで空いたままでした。
 特急に乗るのは2か月ぶりぐらいでしたが、今回の乗車で乗車ポイントが溜まったので、次回は無料で乗れます。

 大和西大寺駅に10時ごろ到着、いつもの駅ナカの花屋さんでお花を買います。
 私の1人前に並んでた人が、代金の支払いでPASMO決済しようとしてエラーでトラブルになっていて、結構時間掛かってましたが、こうやって見ると、はるばる遠路からお参りに来られてる人も多そうです。東京からでも福岡からでも朝8時の新幹線に乗れば、午前中には着けますから。

 改札口を出て、北側の階段の所へ来ました。
 駅前ロータリーの整備工事は終わって、アーケードなども完成していました。

 横断歩道を渡って、献花台のあるテントの所に来るのですが、何ですかこのマスゴミの多さは。
 混乱を避けるために柵で囲ってありますが、柵の外でも大きなテレビカメラを持ったクルーたちがウロウロしていて、結構鬱陶しさ増し増しです。

 肝心の献花台ですが、テント1張り分のスペースだけになって、もう献花に訪れる人を真横からテレビカメラが狙うという、見世物かと言わんばかりの雰囲気ですね。

 朝早いうちなら空いていますが、10時を回ったころから段々と人が増えてきて、このように列ができます。去年テロ騒ぎがあったため、手前で手荷物検査の台が用意され、そこで荷物検査をすることで不届き者を排除するのですが、最後まで大丈夫だったのでしょうか。
 大勢のマスゴミどもが待機していましたが、私たち一般の人間には全く関心がないようで、ほとんどカメラを向けずに、ただ何かを待っているようでした。

 11:25 そのマスゴミたちが一斉に動き出したのが、11時半の黙祷の時間に合わせて訪れた自民党の議員団が来た時でした。
 36℃の炎天下の中、真っ黒のスーツ姿の一行がゾロゾロ動き、警官が周りを取り囲みます。
 写真にはちょうど背の高い人の陰になってしまいましたが、片山さつき議員だけは分かりました。意外と小さいおばさんなんですね。あとは誰が誰か全く分かりませんでした。
 自民党議員団の献花も終わると、雲の子を散らすようにマスゴミ連中も散開し、夕方のニュースで取材を続ける地元局の人らはまだ残っているようでしたが、かなり猛暑で体もコタえているので、私もこの場を後にして、西大寺駅に戻りました。

 たったの2年ですが、もう遠い過去のような話になってきていて、その間に自民党も完全に左翼政党化してしまい、岩盤支持層だった人も多くが自民支持から離れて、安倍さんも草葉の陰で泣いておられるかも知れませんね。党を2つに割って(生前否定してましたが)でも保守本流でこの国を正常化する方向に進めば、御本人も納得されるかと思います。今の自民党は酷すぎますもんね。

 ということで、36℃の猛暑でぶっ倒れそうな炎天下の中、大和西大寺まで出向いたお話でした。
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降り鉄の記録を作らにゃいかん

2024-07-03 | 交通その他
 先月は社会人野球観戦の記事ばかりを書いていましたが、1か月ぶりに鉄道関連の記事を書きます。
 鉄道趣味の分野は色々とあれど、特に鉄道趣味者だけに拘らない分野があります。それが、自分が降りた駅の数や特徴を楽しむ「降り鉄」という趣味です。 終点まで乗っていればいい乗り鉄とは対照的に、必ず改札口を通らないと下車(乗車)駅とカウントされない(駅を出ずに乗りかえたのではダメ)降り鉄はハードルが上がります。乗り鉄との違いは
 乗り鉄
難 1.営業している鉄道路線の全線踏破を目指して乗り潰す。(路線踏破コンプリート派)JR全線乗り潰し・私鉄全線乗り潰しなど
易 2.特徴ある車両形式に絞って全形式乗る事を目指す。(車両乗車コンプリート派)115系全番台乗り潰し・近鉄通勤車全形式乗り潰しなど
 降り鉄
難 1.その路線の駅には全て降り潰す。(路線別下車駅コンプリート派)四国全駅降り潰し・大手私鉄全駅降り潰しなど
易 2.特徴別の駅に分類してその種類の駅を降り潰す。(分野別下車駅コンプリート派)県庁所在駅・頭端駅・共同使用駅など
などがあり、降り鉄することで派生する物としては、
 1.駅のスタンプ押印を集める「スタンプ鉄」、
 2.駅そばを食べつくす「そば鉄」、
 3.駅舎や駅名標の写真やグッズを集める「駅鉄」(駅鉄には駅内で撮り鉄、駅de鉄行為するという意味で使われる場合もある)
など多彩な分野に派生して、実に沼が深い趣味でもあります。

 私の場合は乗り鉄しながら、駅で降りて撮り鉄して、同時にスタンプ鉄など幾つかの分野を貪欲に並行して行ってきましたが、撮り鉄の際に鉄道で移動することが多いので、自ずと下車駅が増えてきました。そして私鉄の乗り鉄もすると私鉄でも下車駅が増えてきます。
 こうした中、先月の九州旅行の時に、豊肥本線で新規下車をする際、どの駅で以前下車済みなのか自分の頭の中での記憶だけでは分からなくなってしまい、列車の中で慌てて以前作ったホームページの欄を開けで探しました。

 以前作ったホームページの私の下車駅一覧なのですが、HTML形式なので、更新の際はいちいち上書き保存した後にFTPサーバー送信をして書き換える必要があり、2009年を最後に更新が途絶えていたものです。
 上の表では各都道府県単位で、JRが何駅、私鉄系が何駅下車しているかを表にしたのですが、テキストベタ打ちにした後に駅数を手計算という、非常に原始的な事をしておりました。

 2009年以降はHPへの書き込みが止まっていて、その間はオンライン上でワードに書く行程表に新規下車駅を色表示という形で、記録を残しているだけでしたが、前述のように段々収拾がつかなくなってきてので、これを統合する必要がでてきました。


 ちなみに乗り潰しについては、上の図のように「未踏破線区データベース」を作って、乗車済みの距離を入れるだけで、残キロ数を自動計算してくれる表を作っています。降り鉄の場合は残り駅数ではなく、今までの下車駅数の加算で合計を出す形になります。

 下車駅の一覧表を作成する方法としては、クラウド上にエクセル型表形式のファイルを作って、そこでリアルタイムに書き込みをするという形式になるとは思いますが、まだフォーマットなど未定の状態です。夏のお出けけシーズンまでに、ひな形を作ってみたいとは思いますが、さてどうなることやら・・・ 
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空中浮揚するチア

2024-06-27 | スポーツ
 6月の都市対抗野球二次予選観戦シリーズ最後の記事になります。
 従前から応援しているHONDAの他に、今月はJR東海やNTT西日本の試合を見に行った件を前回までの記事で書きましたが、休みの都合でもう1試合見る機会があったので、日程順で前後しますが、東海理化vs西濃運輸の試合も見に行きました。
 試合は西濃運輸の完勝で、私が見に行った側のチームが負けるという疫病神ぶりです。

 東海理化の応援はなかなか気合が入っていて、新曲「トリカの魂」演奏時には激しい動きをしていて、二十歳超えた大人でよくあれだけ踊り続けられるなぁと感心もしたところでした。
 こちらは試合中盤のグランド整備時にダンスタイムで踊っている時の一コマですが、

 左から2番目のチアの子が空中浮揚していますw
 別にその瞬間を狙って撮ったのではなく、スマホで何気なく撮った1枚でしたが、家に帰って大きな画面で見てみると、「あれっ浮いてる? これはもしかして尊師?」 相当修行を積んだに違いありません。
 一眼レフで構えていても、なかなかこういう瞬間は狙っていても撮れるようなものではないので、ここで運を使い果たしたのかもしれません。
 東海理化の応援は三河弁の掛け声も面白いので、この激しい新曲と合わせて東京ドームで見る価値はあるかも。

 こうした気合が勝さったのか、次の最終戦(前記事参照)ではJR東海に勝利して、東海理化が東京ドーム行きの切符を手にしました。

 勝った瞬間、スタンドから紙テープが舞いました。
 まるで昭和の風景のようです。最近はなかなか見られなくなりましたもんね。
 こうしたスタンドから紙テープが舞った光景を見たのは2021年7月の富山で高岡商業が甲子園への出場を決めた試合以来の3年ぶりに見た光景でした。地方の予選へ行けばまだまだ見るチャンスはあるかも知れません。


 7月後半の予定ですが、今年も高校野球地方大会の決勝などを見に行こうかなと思ったのですが、私の勤務日と重なってしまうので、あまり見ることができません。神奈川県などは7/24に決勝ですから、去年より2日早くなっていますが、雨天順延を見越した日程発表でしょうか。ちなみに表中の黄色印が高校野球の決勝日(括弧書きは準決勝等)、青色印が都市対抗野球の日程です。
 今回の都市対抗野球で注目なのはJR西日本vsJR東日本東北「JR対決」ですが、ちょうど休みの日なので、見に行きたいと思います。

ということで、一連の都市対抗野球関連の記事ですがこれで終わりにして、7月の本大会が始まったころにまた書く予定です。 
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JR東海 応援するも敗退

2024-06-22 | スポーツ
 先日からの一連の記事の続きです。
 前回の記事では、京都まで都市対抗野球の近畿二次予選を見に行ったところまで書きましたが、その翌日はまた岡崎市民球場へ東海地区の予選の試合を見に行きました。これで6/6~8の3日間連続で野球を見に行ったことになります。また、6/9の試合が雨天順延したことで、その後の試合日程がずれ込んだため、6/12・13も岡崎まで試合を見に行くことができ、6月の前半で都合6日間も野球観戦に出掛けるという、トンデモない観戦ラッシュ状態となりました。

 .3たびJR東海の試合を観戦
 2日前に続いて6/8と6/13にもJR東海の試合を見に行きました。

 試合前にはまず社歌の斉唱があります。
 だいたいどこの企業でも社歌の斉唱があり、この間はJR東海とは何の関係のない私のような人間は疎外感を味わってしまうのですが、社外からのファンの応援を多く迎えているHondaでは社歌斉唱に替えてHonda第一応援歌の斉唱を行うなどの例外もありますが、まぁ普通は社歌になりますね。

 両チームのエール交換が終わると、ベンチから選手が出てきて整列し、スタンドに挨拶を行います。これは試合終了時にも同様に行われるので、「高校野球よりも高校野球らしい社会人野球」とか言われるほどでもあります。

 応援リーダー・チアの方の出身校は勿論知らないのですが、早稲田・慶応の応援曲を演奏した時に、振り付けの出来があまりにも自然に踊っているので、超有名企業でもありますし、もしかしたら早慶出身者?とも思ってしまいます。NTTなんかは更に口上までそっくりでしたから、やっぱり超有名大卒ですよね。
 この「突撃のテーマ(慶応)」演奏時には「KEIO」の4文字プレート代わりに「JR東海」とプレートを掲げるところなど、丸パクリに近いですが、この辺は他の企業もけっこうやってます。

 曲の変わり目には、次に演奏する曲をボードにして掲げ、バンドやチアに曲目を伝えます。
 また写真右側にありますが、バッターの名前を書かれたプレートも上げるのですが、注目すべきはボードの色で、なんと白抜き文字という、流石にこの辺りは鉄道会社ならではの得意技ですね。名古屋工場でシュっとひと吹きしたのかも知れません。駅や車両の表示でも白抜き文字はお得意ですから、こういう所に鉄道ファンを唸らせます。

 さて肝心の試合ですが、見に行った両日ともに東海理化に負けてしまい、二次予選で敗退。東京ドーム行きの切符は逃してしまいました。秋の選手権でまた出直しとなります。6/10・12の両日の試合では勝利しているので、そこまで勝率は悪くないのですが、そこは強豪ひしめく激戦の東海地区での勝ち抜きの難しさが現れています。
 なおJR各社では九州が早々と敗退し、北海道も独自のリーグ戦で敗退、四国も最後の決定戦まで残ったのですが敗退となり、今回のJR東海の敗退をもってJR東日本西日本以外は全て出場を逃すことになりました。秋にまた大阪で出てきてほしいですね。

 駐車場で待機する東海理化(手前)とJR東海(奥)のバス
 車体のロゴを見れば分かりますが東海理化は自前の専用バスでナンバーも白ですが、JR東海バスの方は緑ナンバーなので営業用のバス、しかも車両番号が644-14964で下に貸切の文字があるので、貸切仕様車ということになります。普段の旅行では高速路線用の744-の車両しか見ないので、バスオタにも嬉しいシーンかも知れません。前回見た車両と車番が異なるので、毎回来てバスをチャックするのもいいかも。

 .岡崎市民球場と相性悪過ぎ
 今回全部で6試合を見たのですが、その結果が以下の通りで
  6/1 岡崎 Honda鈴鹿★2-3ヤマハ🌸  
  6/6 岡崎 JR東海★0-2王子🌸
  6/7 京都 NTT西日本🌸7-2日本新薬★
  6/8 岡崎 JR東海★0-1東海理化🌸
 6/12 岡崎 東海理化★2-7西濃運輸🌸
 6/13 岡崎 JR東海★1-4東海理化🌸
京都での勝ち試合を除くと岡崎で見た試合は全て負け試合となり、勝率というか敗率10割という凄い結果に。私が行くと負けるという疫病神ぶりを発揮してしまいました。このジンクスを跳ね返すためにも、また岡崎へ行って、ぜひ勝ち試合を見てみたいですね。JR東海さんからしたら「もう来るのやめて!」と言われるかも知れませんw 昨秋の選手権を含めてJR東海の試合は全部負けていますので、お祓いをしに行った方がいいかも。

 なお鉄道動画館のほうに今回の応援の模様の動画をアップしましたので、よろしければご覧ください。

 ということで、東海・近畿の二次予選の試合を見に行った記事を書きました。社会人(都市対抗)野球に関しての記事は次で一旦終了にする予定です。
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初めて生で満塁ホームランを見る

2024-06-17 |  出撃 at 近畿地方
 連日の社会人野球観戦の記事になりますが、今回は近畿地区の予選の観戦のため、京都へ遠征することにしました。
 昨日6/6は岡崎でJR東海の試合を見たのですが、次の試合は2日後なので、今日6/7は京都で行われる試合を見に行くことにしました。対戦カードはNTT西日本vs日本新薬で、どちらも初めて見るチームです。
 近畿地区の予選は、前半が大阪市の人工島にあるバスでしか行けない夢洲大阪信金スタジアムで行われるのですが、後半からは舞台を京都に移して西京極球場(わかさスタジアム)で行われます。ここなら阪急の駅からも歩いて行けますし、京都駅からも市バスで行けて交通便利な場所です。しかもこの西京極球場は、かつてプロ野球阪急ブレーブスも公式戦を行っていた球場なので、それなりの規模だろうと期待が持てます。

 トーナメント表ですが、近畿地区は順当に試合日程が進んでいて、既に第5代表を決める2試合を残すのみとなっていました。
 今回見るNTT西日本も日本新薬も実力のあるチーム同士ですが、2つ負けて後がない状態で最後の切符を掛けた戦いでぶつかるわけです。
 3年前の2021年にNTT東日本は見ていますので、これで東西NTTとも見ることになります。



 .久しぶりに乗る草津線ルート
 さて関西で色々と撮影などをする時は、近鉄で大阪まで行ったりして前泊する事が通常なのですが、今回は試合開始が午前10時のため、9時半ごろに球場に着けばよいので、わざわざ前泊する必要もありません。
 京都までの交通機関は当日の早朝に出るプランだと、
 ①東海道新幹線・・・・・・・5,170円 名古屋7:30頃→京都8:30頃着    
 ②東海道本線乗継ぎ・・・2,640円 名古屋6:10→京都8:29 
 ③JR名神高速バス・・・・2,600円 名古屋7:15→京都9:47
 ④近鉄特急利用・・・・・・3,540円(株主券利用)桑名5:45→京都8:44
 ⑤関西・草津線経由・・・1,980円+α 桑名5:42→京都8:28
といった5通りのルートが考えられますが、 ③の高速バス利用だと京都駅の到着が遅くなるので除外とし、④の近鉄特急利用もコスパが悪いので、JR鉄道線の利用として、もし早起き出来たら一番安い⑤の草津線経由で行こうということにしました。

 5:40 ということで、早起きに成功して初電で桑名駅までやって、桑名始発の関西本線の下り1番列車に乗ります。
 313系なので快適に過ごせそうです。

 東海道本線経由であっても、関西・草津線経由であってもICカードが使えないため、切符を買う必要がありました。みどりの券売機でC制ですぐに買えたので現金を使う事もありません。

 6:35 亀山でJR東海からJR西日本の区間に入ります。
 朝の通勤通学時間帯ですが、やってきたのはキハ120の単行でした。

 7:10 単行気動車に25分ほど揺られて柘植で草津線に乗り換えます。
 ここからは221系の8両編成なので、京都まで1時間20分、ぐっすり寝ていけそうです。
 草津線に前回乗ったのはコロナ前に関西1デイパス(現在は廃止)で乗って以来の数年ぶりの乗車でした。というか関西1デイパスが廃止になっている事に気付きませんでした。残念ですね。

 8:40 京都駅前から市バスで西京極運動公園に向かいます。
 市バスのダイヤ改正が6月1日に行われていて、系統番号や時刻も大幅に変わっていたのですが、Yahoo乗り換え検索ではまだ旧系統・時刻の表示だったので、バス停の時刻表と大きく変わっていてちょっと混乱しました。
 清水寺や金閣寺などに向かうバス乗り場は朝から外国人の長い行列が出来ていましたが、こちらは洛西バスターミナルとあって、外国人の姿は見られず、快適に乗れました。

 .初めてのわかさスタジアム
 朝の渋滞などで市バスは5分ほど遅れましたが、まぁ許容範囲です。

 9:30 バス道から公園内に入って南に歩くこと数分、ようやく球場の外観が見えてきました。
 西側にはJリーグの試合なども行われる陸上競技場や、写真を撮っている背中側になりますが、総合体育館などもあり、京都のスポーツのメッカになっています。

 球場正面にやってきました。
 今日対戦するNTT西日本のブースと、日本新薬のブースがそれぞれ出ていますが、どちらも何らかの応援グッズらしき物はなさそうです。

 とりあえずNTT西日本の受付に行くと、うちわと選手紹介のチラシを貰ったので、そのまま中に入りました。
 東海地区のように、チケットをくれるわけでもなければ、ゲートに係員がいるわけでもなく、このままフリーで球場に入れるようです。

 日本野球連盟近畿地区の掲示板に試合日程についての記載があるのですが、トーナメントの最終決定戦のみ「有料試合」となっていて、それ以外は全て無料で入れるようです。この辺りが東海地区と扱いが違いますね。

 ということでフリーで入れるスタンドに入りました。
 全面紫色の座席が視界に飛び込んできます。京都パープルサンガの地元らしく、紫色になっているのかな? でもサッカーと野球と別々のスタジアムなのに。
 最初に3塁(日本新薬)側のスタンドに来たのですが、数人の応援団の方がいただけで、こんな所でカメラ持ってたら目立つ目立つ、ということで1塁(NTT西日本)側に移動します。

 こちらもチア3人と数人の応援団がいるだけで、さすがに平日の午前中とあって、閑古鳥の感じですが、実は写真を撮っている左背後側が屋根のあるバックスタンドになっていて、そこが日陰になるということで、ほとんどの観客がそこに集まっていました。Yシャツを着て先ほどのNTTのうちわを持った、いかにも社員と思われる方たちも、さすがに今日の真上から照り付ける日差しに耐え切れず、企業応援席からバックネット裏へ大勢が逃げてきています。
 そんな中、踊り続けるチアのオバ・・いやお姉さん達も大変です。さすがにしんどいのか、1人は太鼓打ちに、もう1人はマイク持ちとなり、最終的に1人だけが続けて踊っていました。高校生でもぶっ倒れる京の(今日の)暑さ。

 .人生初の生で見た満塁ホームラン
 試合は序盤は0点の膠着状態でしたが、その後NTTが2点先制。
 そして5回裏に1点追加した後、ランナー満塁で、主将中村選手の一振りがライトへ。犠牲フライになるかなと思った打球はそのまま伸びて外野席に飛び込みました。そう満塁ホームランです。
 高校野球は勿論、社会人野球でもなかなか満塁ホームランが出る事自体は少ないのですが、今回目の前で見る事ができました。
 実は記録を紐解くと昭和59(1984)年の日本シリーズ、阪急×広島の第3戦、西宮球場で広島の選手が満塁ホームランを打っている試合に行っているのですが、この日本シリーズでは観客ではなく、ビールの売り子としてアルバイトで入っていて、ホームランが出た瞬間は、ちょうど商品の交換のためバックヤードに下りていた時でした。商品を交換してスタンドに上がってきたら大量得点が入っていて、どうやら満塁ホームランが出たらしいというのが、その時のお話です。

 満塁ホームランも出て一挙5点を追加したNTT西日本がほぼ一方的な試合展開になるのでしょうか。
 ここで5回ウラ終了でグランド整備のインターバルになります。

 東海地区の場合は、このグランド整備タイムになると、両方のチームの選手が出てきて、トンボでグランドの土を慣らすのですが、こちらは球場の職員が出てきてグランドマスターと呼ばれるトラクターみたいな作業車で慣らして散水と、全て球場任せでした、この辺が地区によっていろいろ違いがあるのも球場巡りの面白さでもあります。

 こちらは日本新薬の応援団席。
 7人の応援団はNTTと人数的にはそんなに変わりませんが、正面から直射日光がジリジリ照り付ける3塁側は1塁側よりも更に地獄の暑さでしょうか。新薬の一般の応援の方はみんな屋根の下に避難して応援していました。

 試合は終盤に日本新薬が2点を返し、9回もランナーを出しましたが点にはならずにゲームセット。
 日本新薬はここで予選敗退が決定、NTT西日本は6/9に前年の日本選手権優勝の大阪ガスと対戦し、東京ドーム行きの最後の枠を巡る戦いとなります。
 試合後の応援団長の挨拶で「次の試合は日曜日なので、吹奏楽団も来ますから、皆さん是非とも球場に足をお運びいたたき・・・」
 日曜日だと重厚なNTT吹奏楽団の生演奏が聞けたのですが、残念ながらその日は仕事なので見る事ができません。

 ということで初めて京都の西京極(わかさスタジアム)球場での観戦を終えました。
 平日の午前中とはいえ、昼前の時間帯とかはこの時期は日差しが真上から照り付けますから、関東の一部地域のようにナイターでやれば、涼しくて会社帰りの社員も応援に駆けつけて盛り上がるのではと思いました。まぁナイターとなると照明使用料金の関係があるのでしょうね。(後で調べてみたら、第1~第3代表決定戦のみナイターでやったようです)

 試合後は西京極から桂まで1駅歩いて、桂川の川風に吹かれて・・・全然涼しくなかった、暑い暑い。
 運動公園前からバスに乗ると京都駅までの25分は絶対に座れないので、確実に座れるバスの始発駅まで歩いてやろうとしたら桂駅まで35分も掛かりました(笑) 桂駅からバスに乗ったらもうグッタリ。

 さて野球も見終えて明日の予定もあるので、再び草津線・関西線経由で今日来たルートを戻って帰宅しました。明日6/8は再び岡崎でJR東海の試合を見に行く予定です。
 ※結局NTT西日本は最終戦で大阪ガスにまさかの逆転勝利で、滑り込みで東京ドームへの切符を手にしました。
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鉄道ファン歓喜?のJR東海野球応援

2024-06-12 | スポーツ
 先日から書いています都市対抗野球地方予選の観戦についての記事になります。

 6月1日に岡崎市のレッドダイアモンドスタジアムでHonda鈴鹿vsヤマハの試合を見ましたが、次週も休みを利用して見に行くことにしました。今週の休みは6/7・8で前日の6/6が明けなので、試合のスケジュールを見ると、明けの6/6午後にJR東海の試合があるので、宿直勤務明けですが見に行くことにしました。

 .平日でもブラバンが出せるJR東海

 先週に続いて再びやってきました岡崎市民球場(レッドダイアモンドスタジアム)
 第1試合が長引いていて、第2試合の開始が13:40分になるということで、まだスタンドに入場できません。踊り場にはチアの子が何人もいるので、ある意味驚きです。

 12:56 外野席に来てみました。 ちょうど第1試合が終わったところで、すぐにJR東海の選手たちが試合前の調整に出ていました。
 スタンドの応援席の観客を全部出し終わるまで時間が掛かるので、入場開始まで15分ほど掛かりそうです。

 13:10 入場開始でスタンドに上がります。
 入場券はもちろん無料で、JR東海オリジナルのタオルマフラーも貰いました。315系が描かれているので、タオルのデザインも新しくなったようですね。

 13:20 PA機材のセッティングと共に、ブラスバンドの人たちも入場して準備にはいります。
 えっ今日は平日ですよ。ガス屋さんもクルマ屋さんも土曜日ですらブラバン出せずに録音音源使用だったのですが、JR東海は人数こそ少ないもののしっかりブラバンが出ます。これは鉄道会社に代表されるようにインフラ企業ならではの輪番勤務ですから、私もそうですが今日が宿直明けや週休日の人も居て、このように球場へ出せるわけです。さすがに午前中の試合だと、朝のラッシュ業務が終わってから球場に駆けつけるのは間に合わないかも知れません。

 .鉄道ファンお馴染みの曲が次々と

 試合が始まって、JR東海の攻撃になると、ブラバンの演奏に合わせて応援団が盛り上げます。
 JR東海の応援では、鉄道ファンお馴染みのあの曲がここで聞けるので、必推です。
 現在の新幹線チャイムで流れている「会いに行こう」は勿論、もう聞けなくなった「アンビシャス・ジャパン」がここでは生演奏されます。
 他にはJR東海オリジナルSuprime toughness、Central Magic、それにヒットを打つとトレイントレインが流れ、得点時には鉄道唱歌が流れます。もうそれだけでも鉄っちゃん垂涎ですね。
 一般曲としてはこれも鉄道繋がりで銀河鉄道999(ゴダイゴ)のほか、野球応援でお馴染みの 紅、狙い撃ち、行くぜ!怪盗少女 など、生演奏なので、臨機応変に次々と曲を変えて出せるのが強みです。

 試合は初回に出合頭のソロHRと2回にエラー絡みの点を守った王子に2-0で負けてしまいました。JR東海もランナーは出すのですが、決定打が出ず、9回もランナーが溜まったところで不運にも内野ライナーゲッツーで試合終了。どこのチームも割とそうですが決定力不足なのが課題です。

 そして、選手・関係者の移動にはもちろん、JR東海バスです。
 チーム用にバス1台保有している企業もありますが、JRの場合だと普段は一般用途に使っているバスを、こういう野球開催日だけ回せるという利点もありますね。
 なお一般社員の方は岡崎までは自社路線ですから同僚の運転する電車に乗って来れますが、岡崎駅からはバス乗り継ぎと、時間ギリギリでタクシーで3,000円かけて来たという人もいました。

 ということで、平日にブラバンの生演奏とチアで盛り上がって、タオルまで貰ってご機嫌で球場をあとにしました。これのためなら遠い岡崎球場までの道のりも苦にならないかも。JR東海の試合については、翌々日の6/8にも岡崎に出向くことにしました。 

※くしくも本日ホンダ鈴鹿とJR東海の対戦が行われ、JR東海が勝利でホンダが敗退、JR東海は第6代表の切符を掛けて明日東海理化と対戦することになりました。
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無料で嬉し楽し野球観戦 (HONDA鈴鹿編)

2024-06-11 | スポーツ
 前記事で少し触れましたが、6月に入って都市対抗野球地区予選の観戦に出掛けました。東海地方は天気が不安定で、雨天順延などで試合日がずれ込んだりしていて、休みの日にうまく見たいチームに当たるかが心配なところでしたが、ちょうど6月1日にHonda鈴鹿とYAMAHAの対戦カードがあるので、見に行くことにしました。

 .岡崎市民球場は遠かった

 私の場合はそもそもセ・リーグの野球を見る機会がないので、ナゴドなど含め中部圏の野球場はどこも行った事がありませんでした。ドームへ移転する前のナゴヤ球場(中日球場)前駅には名鉄電車の写真を撮りに子供の頃から何度も訪れてましたが、改札を出て球場へ行く事は無かったものです。
 ということで今回、中部圏初の球場訪問として岡崎市民球場(レッドダイヤンドスタジアム)へ行くのですが、これがまた遠い。何が遠いかというと、駅からかなり離れた山の中にあるもんですから、アクセスの悪さが半端ありません。

 近鉄で名古屋まで出て、10:03の名鉄特急で東岡崎へ。
 特急を使っても30分近くかかるので、この電車移動の区間だけでも結構な距離があります。土曜日の昼前にしては、ホームで待つ乗客が結構多かったので指定席券を奮発しましたが、料金が360円→450円にめっちゃ値上げしてて驚き。指定席の利用は今回1回限りにして次からは一般車とました。

 東岡崎に到着。駅を出るのは7000系パノラマカーが走ってた頃以来なので、十数年ぶりです。なお岡崎市自体には今年の初めに愛知環状鉄道の乗り潰しのために来てはいます。
 老朽化した駅ビルを建て替える工事が行われていました。

 岡崎市民球場の何が遠いかというと、このバスのアクセスで、昼間の時間帯は1時間に1本しかバスの便が無いので、逃すとアウトですし、入ってくる時間も読めません。野球開催時で臨時バスが出る事もあるようですが、今日はそんな告知もなく、11:25の通常のバスが来るまで待ちます。
 そのバスも東岡崎駅が始発ではなく、美合駅を出てここまでの乗客を運んで来るようで、15人程お客が乗っていました。
 バスは岡崎の市街地をノロノロ走り、市街地の北東の山の中に入って行きます。山が開けた所に市民病院があり、そこから数分で運動公園です。ちなみに市民病院まではもう少しバスの便がありますが、市民病院からの歩きだとバス25分+徒歩25分ぐらい掛かります。

 11:59 5分遅れで中央総合公園に到着。駐車場は既に満車です。
 午前中の第1試合に地元の三菱自動車岡崎が出ているので、やっぱりみんな来てるのかなと思ったら、どうやら別の体育館での行事で来ている車の方が多いようです。
 電車+バスに正味乗ってる時間は70分ぐらいですが、待ち時間があるので名古屋駅から2時間掛かりました。東京ドームの方が早く着けたりしてw

 ということで、やってきました岡崎レッドダイヤモンドスタジアム。
 ここの正面から入れば有料(1,000円)のバックネット裏席に入れますが、正面から見に来たのではないので、ここから応援席のあるスタンド側へ行くため一旦階段を下ります。

 本日のカード案内の看板。
 Honda鈴鹿は3塁側ということで、左側の階段を下りて、レフトスタンド方向へ歩きます。

 第1試合が長引いているので、無料開放の外野席(と言っても全面芝生)に行ってみました。快晴の野球日和ですが陽射しがかなり強いので、皆さん木陰に入って見ていました。3塁側の三菱自動車岡崎は地元とあって、割とお客さん入ってますね。

 外野で暫く見たあと、そろそろかな?と3塁側へ戻って来ました。
 Hondaの受付ブースがあり、確かめてみると、ハイどうぞ!ということで700円(税込770円)の入場券と応援グッズを貰い、更にはガチャポンでユニホーム型バッジまで貰える至れり尽くせりの待遇です。

 1・3塁側内野スタンドは表向き一応有料なのですが、各企業が応援に来た人に無料で配布してくれていて、社員関係者でもない一般の人がわざわざ弊社を応援してくれるからということでしょうか。立派な広告宣伝ですからね。

 .本物の「全開Honda」はやっぱりイイ
 入場券や応援グッズも貰っていよいよスタンドに入ります。

 企業応援席は入れ替え制になっているので、前の試合が終了し観客が全員退場し終わるまで外での待機になります。
 階段の踊り場ではチアの子たちが振り付けの確認でしょうか。やっぱりチアがいないと始まりませんものね。

 12:50 入場開始になってスタンドへ上がります。
 試合開始までまだ30分あるので、お客さんもまったり待ちます。

 13:18 第2試合開始 今日はホンダ鈴鹿が先攻、ヤマハは結構強いので早めに点を取っておかないと。
 土曜日とあって、チアの子たちも多めに出ています。14人で7人ずつ入れ替えて踊っていました。
 試合開始と同時に全開ホンダで盛り上げます。3月に甲子園で健大高崎の全開ホンダは聞きましたが、どこかの高校生がやるのと、本家がやるのとではやっぱりモノ違いますね。

 序盤を終わって両者譲らず0-0の均衡が続きます。
 お客さんも結構増えてきて、階段の外野寄りの席まで入っています。

 5回を終わってまだ両者無得点
 各イニング間の時間では、チアのダンスタイムで盛り上げます。どう見ても小中学生って子もいるので、親御さんが本田にお勤めとかでしょうか? ダンス好きの娘さんだとこういう機会があるのはいいですね。特に5回終了時の長いインターバルではCM曲でも使われた「日曜日よりの使者」が掛かって観客の皆さんと一体になります。

 チェッカーフラッグを持っての振り付けもあります。これは鈴鹿と東京でやっていて、熊本では見ませんでした。こうした各所の応援の違いを楽しむのも面白い物です。
 試合はこのあとヤマハが2点先取、ホンダ鈴鹿も2点返して同点に追いついたのですが、

 9回裏に制球を乱して満塁とした後、最後はサヨナラ押し出しフォアボールでゲームセットとなり、ヤマハは決勝へホンダ鈴鹿は第二代表戦へ回ることになりました。
 既に東京本社・熊本ともに敗退しているので、せめて鈴鹿だけでも残って本戦に東京ドームの本戦に出てほしいものです。

 試合後は選手たちが外へ出てきて、応援してくれる社員や家族たちとの歓談タイム。
 これは社会人野球の地区予選ならではの光景でしょうか、ほのぼのとした光景ですね。

 .応援グッズを買うプロ野球 応援グッズを貰える社会人野球
 
ということで、昨年のホンダ熊本、ホンダ狭山(現東京)に続いてホンダ鈴鹿の応援席で観覧しましたが、数ある企業のうちでも、色々な応援グッズが充実しているのがホンダで、社員や家族でもない一般人の私たちにも1つ1つこうしたグッズを渡してくれます。
 最初に
 ⑤の入場券と
 ④の選手紹介パンフレット を貰い

 次に応援セットの入った赤い袋を貰います。これは3事業所共通で
 ①応援ベスト
 ②応援タオル
 ③うちわ2枚
 ⑦お菓子(ちゃんとHondaが勝つと印刷されてます)

 それと休日のイベントでガシャポンを回して、
 ⑥ユニフォーム型バッチ 
の7点を貰えました。 こうした応援グッズだけでも結構予算が掛かっていると思われますが、それを3チームも持っていて、野球大好きなホンダの心意気が見られます。



 以上、今回はホンダ鈴鹿vsヤマハの野球観戦に行った模様を書きました。社会人野球観戦シリーズはあと2チームあるので、また次の記事で書きます。 
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