先日来書いています北東北方面への出撃ですが、今回最も悩んだのが、現地までの交通手段です。
今回は現地1日目が岩手県・盛岡界隈になるため、現地に朝までに着く方法を考えます。
東海道・東北の新幹線を乗り継いで、現地に前の晩から泊まれば楽ですが、すごい費用が掛かるので、新幹線を使う選択肢は考慮しません。

当初の計画では1日目(土)のみ岩手県にいて、その日の晩に八戸港から北海道に渡り、日~火曜日は道内で気動車の撮影を考えていたのですが、道内の天気予報が悪くなったため、北海道行きを諦めました。
そのため東北内のみでよくなった事で、全行程クルマという選択肢が出ててきました。

①名古屋→長野・新潟🚙→盛岡 全行程レンタカー
②名古屋→🚌→東京→🚌→盛岡 高速バスの乗り継ぎ
の2択となります。震災以降この15年ほどで3回ほど岩手県へ行っており、クルマで行ったのは2016年9月の訪問時のみで、残りの2回のうち、2018年3月はバスで往復、2012年10月はバス+秋の乗り放題きっぷ利用でした。今回はフリーきっぷがない時期なので、クルマ以外だと往復バスを使う選択肢しかありません。
さてそのクルマ利用ですが、ガソリン代も高騰しており、レンタカー利用料が5日間でワイド保証付けると25,000円程度+2,500km程度走行するとして凡そ22,000円として、合計47,000円。一部高速使うと5万円超えますね。結構かかります。
ということで、長距離移動はバスとすることに決めました。
バスの運行本数が減っている東北方面
さて盛岡へバスで行くには、一番定番なのがJRバスの盛岡行きなんですが、この路線すでに廃止されていて、今は青森行きが盛岡にも停車するという扱いになっています。7年前に乗った時は盛岡行きだけで2往復あったのに、それだけ需要が減ってるのかなと思って見てみたら、だいぶ前から既に「満席」
状態なので、需要減というよりかは、運転手不足での減便ということでしょう。(昨秋も東北行きを諦めたのは、バスの運休が原因でした。)ということで他社のバスを探さざるを得ませんでした。
東京と岩手県を結んでいる夜行バスは数本あるのですが、JRバス以外で盛岡へ行くのはウィラーの他に、岩手県北自動車の久慈行きの〔岩手きずな号〕もありますが、いずれも4列またはトイレなしの観光バスレベルなので5,000円台と安くても選択肢には入りません。
・〔ドリーム青森・盛岡号〕 JRバス 青森行き(盛岡停車)6,900~8,200円 「満席」
・ウィーラーMEX(岩手県北バス運行)横浜ー宮古(盛岡停車)10,000円
・〔岩手きずな号〕 岩手県北バス 久慈行き(盛岡停車) 5,800~8,000円
そこで盛岡には止まらないものの、3列トイレ付のバスを探すと、
・〔ジュピター号〕 秋北バス 大館行き 10,200円 安比高原からの戻りが大変 「満席」
・〔シリウス号〕 国際興業 八戸行き 9,800円 八戸からの戻りで新幹線必須なのでダメ
・〔けせんライナー〕国際興業 釜石行き 8,500円 一ノ関に朝4時半着、しかも週2便のみ
という3便あり、けせんライナーが金曜の夜は運行しているのが分かり、2012年の大船渡線BRT乗車以来となる、2度目のけせんライナーに乗る事にしうました。

名古屋15:00発の新東名スーパーライナー18号で東京に向かいます。(写真左側、右にいるのは30分遅れの東名60号)金曜日の便とあって、購入は前々日でしたが、既に割引席はなく、5,800円の正規料金(ネット決済で5,620円)席しか空いてませんでした。

次にけせんライナーですが、前日段階では窓側を含めて8席ほど空いていたのですが、出発当日の朝見たら中央列の2席しか空いてなかったので、慌てて購入、最初の停留所で降りるので、2Bの席でいいやということにして、この席で8,500円(ネット決済で250円割引)も払うのは痛いなぁといことで、伝家の宝刀Dポイントが3万ポイントほど溜まっていたので、ここで吐き出すこととして、実質0円相当で乗車としました。

22:50 池袋駅西口にけせんライナーがやってきました。
前の方の座席なので、最後に乗ります。

22:57 まだ出発まで3分ありますが、既に幕を閉めて発車時刻待ちの状態になりました。
1つ前の1B席は座席選択時には選べなくなっていて、既に予約が入っているのかと思ったのですが、こうして見ると、ダブルブッキング対策で最初から売らずに開けている席なのかも知れません。
23:00の出発から10分で車内は消灯。明日の朝は早いですから・・・

4:30 一ノ関駅前に到着しました。
しかし駅もバスの待合所も閉まっており、5:15に駅が開くまでは駅前で待機です。座る場所もないのですが、交番横の公衆トイレ付近に2人だけ座れるベンチがあったので、そこで座って待つことにしましたが、雨だったらそれも出来なかったと思うと、少々不親切な造りですね。数人の人は駅の前で立って駅が開くのを待っていました。

今日は東北北部は晴れ間もみられる予報でしたが、肝心の盛岡近辺は☔マークが付いています。大丈夫かなぁ?
予定としては午前中に盛岡界隈で撮影し、午後からは釜石方面へ、そして明日の天気は青森以外は雨予報なので、今日中に青森方面へ抜けようかというつもりです。

朝5:15に駅が開いて中に入るのですが、5:30にならないとマルスが動かないので、待合室で待ちますが、盛岡行きの1番電車は5:32出発。
切符を買っているうちに発車の放送が入り、出発の30秒前に改札に入れました。
普段は東北本線の下り列車は階段を上がって2番線に回らないと乗れないのですが、朝の列車は改札前の1番線から出るので助かりました。
このフリーきっぷは岩手県内のJR在来線全線と花輪線は秋田県の大館まで乗れて 2,510円なので、大変お得なきっぷです。

途中の前沢駅で貨物列車に抜かれるので6分ほど停車。
そのうちにホームでスナップ撮影します。昔は青森まで走っていましたが、今は青紫色の701系なんて、岩手県内でしか見る事ができませんからね。

7:10 盛岡に到着。
やれやれ、名古屋を出て16時間、ようやく盛岡に着きました。まぁクルマだと夜通し走ってフラフラでしたから、10年前ならともかく、この年ではさすがにキツイと思いますので、公共交通機関で来て正解ですかね。
さて鉄道の割引きっぷが無い時期にわざわざ盛岡までやって来たのは、その後のお楽しみがあるからで、それについては次の記事で書きます。
今回は現地1日目が岩手県・盛岡界隈になるため、現地に朝までに着く方法を考えます。
東海道・東北の新幹線を乗り継いで、現地に前の晩から泊まれば楽ですが、すごい費用が掛かるので、新幹線を使う選択肢は考慮しません。

当初の計画では1日目(土)のみ岩手県にいて、その日の晩に八戸港から北海道に渡り、日~火曜日は道内で気動車の撮影を考えていたのですが、道内の天気予報が悪くなったため、北海道行きを諦めました。
そのため東北内のみでよくなった事で、全行程クルマという選択肢が出ててきました。

①名古屋→長野・新潟🚙→盛岡 全行程レンタカー
②名古屋→🚌→東京→🚌→盛岡 高速バスの乗り継ぎ
の2択となります。震災以降この15年ほどで3回ほど岩手県へ行っており、クルマで行ったのは2016年9月の訪問時のみで、残りの2回のうち、2018年3月はバスで往復、2012年10月はバス+秋の乗り放題きっぷ利用でした。今回はフリーきっぷがない時期なので、クルマ以外だと往復バスを使う選択肢しかありません。
さてそのクルマ利用ですが、ガソリン代も高騰しており、レンタカー利用料が5日間でワイド保証付けると25,000円程度+2,500km程度走行するとして凡そ22,000円として、合計47,000円。一部高速使うと5万円超えますね。結構かかります。
ということで、長距離移動はバスとすることに決めました。

さて盛岡へバスで行くには、一番定番なのがJRバスの盛岡行きなんですが、この路線すでに廃止されていて、今は青森行きが盛岡にも停車するという扱いになっています。7年前に乗った時は盛岡行きだけで2往復あったのに、それだけ需要が減ってるのかなと思って見てみたら、だいぶ前から既に「満席」
状態なので、需要減というよりかは、運転手不足での減便ということでしょう。(昨秋も東北行きを諦めたのは、バスの運休が原因でした。)ということで他社のバスを探さざるを得ませんでした。
東京と岩手県を結んでいる夜行バスは数本あるのですが、JRバス以外で盛岡へ行くのはウィラーの他に、岩手県北自動車の久慈行きの〔岩手きずな号〕もありますが、いずれも4列またはトイレなしの観光バスレベルなので5,000円台と安くても選択肢には入りません。
・〔ドリーム青森・盛岡号〕 JRバス 青森行き(盛岡停車)6,900~8,200円 「満席」
・ウィーラーMEX(岩手県北バス運行)横浜ー宮古(盛岡停車)10,000円
・〔岩手きずな号〕 岩手県北バス 久慈行き(盛岡停車) 5,800~8,000円
そこで盛岡には止まらないものの、3列トイレ付のバスを探すと、
・〔ジュピター号〕 秋北バス 大館行き 10,200円 安比高原からの戻りが大変 「満席」
・〔シリウス号〕 国際興業 八戸行き 9,800円 八戸からの戻りで新幹線必須なのでダメ
・〔けせんライナー〕国際興業 釜石行き 8,500円 一ノ関に朝4時半着、しかも週2便のみ
という3便あり、けせんライナーが金曜の夜は運行しているのが分かり、2012年の大船渡線BRT乗車以来となる、2度目のけせんライナーに乗る事にしうました。

名古屋15:00発の新東名スーパーライナー18号で東京に向かいます。(写真左側、右にいるのは30分遅れの東名60号)金曜日の便とあって、購入は前々日でしたが、既に割引席はなく、5,800円の正規料金(ネット決済で5,620円)席しか空いてませんでした。

次にけせんライナーですが、前日段階では窓側を含めて8席ほど空いていたのですが、出発当日の朝見たら中央列の2席しか空いてなかったので、慌てて購入、最初の停留所で降りるので、2Bの席でいいやということにして、この席で8,500円(ネット決済で250円割引)も払うのは痛いなぁといことで、伝家の宝刀Dポイントが3万ポイントほど溜まっていたので、ここで吐き出すこととして、実質0円相当で乗車としました。

22:50 池袋駅西口にけせんライナーがやってきました。
前の方の座席なので、最後に乗ります。

22:57 まだ出発まで3分ありますが、既に幕を閉めて発車時刻待ちの状態になりました。
1つ前の1B席は座席選択時には選べなくなっていて、既に予約が入っているのかと思ったのですが、こうして見ると、ダブルブッキング対策で最初から売らずに開けている席なのかも知れません。
23:00の出発から10分で車内は消灯。明日の朝は早いですから・・・

4:30 一ノ関駅前に到着しました。
しかし駅もバスの待合所も閉まっており、5:15に駅が開くまでは駅前で待機です。座る場所もないのですが、交番横の公衆トイレ付近に2人だけ座れるベンチがあったので、そこで座って待つことにしましたが、雨だったらそれも出来なかったと思うと、少々不親切な造りですね。数人の人は駅の前で立って駅が開くのを待っていました。

今日は東北北部は晴れ間もみられる予報でしたが、肝心の盛岡近辺は☔マークが付いています。大丈夫かなぁ?
予定としては午前中に盛岡界隈で撮影し、午後からは釜石方面へ、そして明日の天気は青森以外は雨予報なので、今日中に青森方面へ抜けようかというつもりです。

朝5:15に駅が開いて中に入るのですが、5:30にならないとマルスが動かないので、待合室で待ちますが、盛岡行きの1番電車は5:32出発。
切符を買っているうちに発車の放送が入り、出発の30秒前に改札に入れました。
普段は東北本線の下り列車は階段を上がって2番線に回らないと乗れないのですが、朝の列車は改札前の1番線から出るので助かりました。
このフリーきっぷは岩手県内のJR在来線全線と花輪線は秋田県の大館まで乗れて 2,510円なので、大変お得なきっぷです。

途中の前沢駅で貨物列車に抜かれるので6分ほど停車。
そのうちにホームでスナップ撮影します。昔は青森まで走っていましたが、今は青紫色の701系なんて、岩手県内でしか見る事ができませんからね。

7:10 盛岡に到着。
やれやれ、名古屋を出て16時間、ようやく盛岡に着きました。まぁクルマだと夜通し走ってフラフラでしたから、10年前ならともかく、この年ではさすがにキツイと思いますので、公共交通機関で来て正解ですかね。
さて鉄道の割引きっぷが無い時期にわざわざ盛岡までやって来たのは、その後のお楽しみがあるからで、それについては次の記事で書きます。