
前記事の続きになります
善通寺市の駐屯地で残念な結果に終わって、打ちひしがれること小1時間、今日は四国全線の普通列車が乗り放題のパスを予め(この企画きっぷは当日発売は無いので昨日のうちに)買っていましたので、今日は行ける所まで行きます。
というか、明日の予定は松山市内で伊予鉄を撮ろうと思っているので、元々松山が今日の目的地です。

このしこくスマートえきちゃん四国再発見早トクきっぷは、WEB専用のQR乗車券としか発売しないので、ホリデーパスというよりかは、JR西日本のTabiwaパス系といった方が正確かも知れません。背景画像の白い模様が動いていないor現在時刻表示が違うと不正乗車を疑られます。スマホでスクショを撮ろうとすると画面が真っ黒になって、スクショを撮れない防御策も講じられているため、この画像はスマホで表示中の画面を別のカメラで撮影したものです。
なので、スマホしか持たずに旅をすると、こういう記録が出来なくなりますね。旅に出る時はスマホ以外にもう1台別にカメラ(コンデジで十分)を持った方が良いですね。今回の四国遠征ではスマホ以外に、コンデジ・ビデオカメラ・アクションカメラの合計3台体制での出撃です。

17:44 喧騒と混雑の多度津から西へ進んで、香川県西端の町、観音寺からは1両編成の松山行きに乗り継ぎます。
四国の普通電車は6000系の2編成を除いて7000番台の車両は全てトイレ無しの車両なので、これから3時間半の長丁場は大変です。大きな駅では長めの停車もありますが、特急列車の影響でよく遅れるので、そのしわ寄せが停車時間の短縮に繋がり、地獄旅と化します。

21:24 観音寺から3時間40分の苦行(でもなかった)旅を終えて、松山に到着。
去年来た時は地平駅だったので、高架駅になってからは初めてという事になります。
明日の朝は早いので早々に寝る予定ですが、結局寝たのは日付が変わってから。
.本降りの雨で撃沈
今日は予定の上では伊予鉄の撮影をして夕方には松山を出て香川まで戻る予定でした。

7:40 伊予鉄名物の90度直角ダイヤモンドクロッシングの動画撮影をします。
去年もこの場所に来てはいますが、滞在時間が短いのと、休日の夕方前だったので、スナップ写真だけ撮って戻っていたのですが、今回は平日の朝ラッシュの時間帯にじっくり1時間撮影しました。
途中でパラリと降ってきましたが、傘をさすほどでもなく(一部歩いてる人は差してる人もいました)撮影を中断することなく終えました。撮影を終えて松山市駅に着いた頃には本降りの雨になってきました。

9:30 朝食がまだだったので大街道へ行ったのですが、まだ商店街は眠ってますね。
この大きなアーケード街がL字型になっていて、しかもお城と路面電車が走っているということで、熊本とそっくりなんです。
結局少し歩いた所にあるコメダに入ってモーニングしてたら、周りが四方六方
(八方はさすがに大袈裟)全部朝鮮語、しかも全員女ばっかりで違和感MAX。何か松山に来るのが韓国人の中で流行ってるのか?というほど。
隣席に座ってた婆さんと入れ替わりで座った可愛い女の子が話し方からして台湾の子っぽかったのがせめてもの救いだったけど、そろそろ1時間超えた辺りで外に出ました。それにしても松山は至る所で朝鮮語が飛び交っててチョスンゴキムイニダw

松山市駅と大街道のアーケード街との間には、ささやかながら中四国で唯一の地下街があって、雨の日も濡れずに行き来できます。一応JR岡山駅にも地下の店はありますが、さんすてという駅ビルの地階と地下道が繋がってるだけで、あれは地下街とは呼べないかな?まぁ店舗の数と規模では岡山の方が圧倒的に多いけど。あと建物だけならJR徳島駅ビルにも地階があります。

地上には伊予鉄松山市駅があり、路面電車の駅が鉄道駅側に移設する工事を行っていました。
そのため、駅前の道路を封鎖して、バス乗り場がアーケード街側に移動していました。

松山の象徴といえば、いよてつそごうって言うと昭和生まれなのがバレてしまいます。今は高島屋に変わっています。
ここから90度カーブを描いて発車する路面電車の姿は、四国の中心はここやと言わんばかりのアピール度で路面電車もミュージックホーンを鳴らして通るのですが、今は工事用の柵で少々見づらい感じがします。

雨も本降りになっていて、もう撮影どころではないので、路面電車に乗って車窓を楽しみます。
新鋭の5000形なら、運転席右後ろの特等席があるので、ここから前が見えますが、ひのとりや海里のような最近流行りのデザインなので、ピラーがちょっと邪魔ですかね?まぁそれでもそこそこ楽しめます。
.新しい松山駅を見る

JR松山駅に戻ってきました。
駅は高架化されましたが、まだ古い駅舎は残っています。いずれ解体されるんでしょうね。
ちょうどJR四国の高速バスがやってきたので、いい取り合わせになりました。

旧駅舎内のきっぷ売り場跡。
画面の右側の明るくなってる所が元改札口だった場所で、去年はここから出入りしたのに・・・

昨年9月で閉めたきっぷ売り場ですが、まだこのような形で残っているので、取り壊される前に撮っておきたいですね。
元々は2020年に高架駅完成予定だったのが、4年も遅れたのが幸いしたというか、関係者にはよろしくない話かも知れませんが。

旧駅舎から高架の新駅舎までの間には、元ホームだった所を渡る必要があり、ここだけ濡れます。
駅前からほぼ段差なく改札を通って、そのままホームと同じ高さという事は、線路がその分だけ低く敷かれてたんですね。1番線までは完全バリアフリーで入れた72年前の設計が凄い。なお高松・徳島も同じく段差なし、高知の旧地平駅舎だけ2段ほど高くなっていました。

こちらが宇和島方の跨線橋があった部分。
跨線橋は残っていますが、ホームの屋根は剥がされています。

反対側の高松方のホーム跡。
こちらは線路が全て剥ぎ取られていて、作業用車両が入れる格好になっていますね。バラストも全て除去されています。

高架駅の西口の様子。
この辺りは、旧松山運転所があった場所で、広い構内に線路が敷かれていた場所を再開発した格好になり、松山運転所はここから宇和島方に3駅行った新設の南伊予駅に貨物駅とともに移転しました。
開業から7か月経ちますが、まだ整備が進んでいなくて、舗装すらされていませんね。

何この駅名標?
同じ松山繋がりで、台湾の鉄道当局と提携しており

駅内待合室の一角には日台交流ギャラリーとして、台湾の観光パンフレットなども置いていたり、ビデオの上映なども行われていました。駅の改札外にも観光案内所を兼ねた待合室があり、そこでは20席ほどの椅子もあるので、そこ辺が高松に勝っています。

15:58 昨日と逆ルートで松山から観音寺行きの普通電車に乗ります。
今日は平日なのでフリーきっぷが使えないため、ガチで普通乗車券を買って乗ります。

松山を出て数駅走ると海沿いを走りますが、何か嘲笑うように急速に晴れてきてガッカリ。
でもまぁ可愛い女子高生ちゃん2人と向い合せで座れたので、最後はハッピーな2日目で締めくくりました。
次は松山駅オマケ話です。