六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

石巻線 キハ40系乗り&撮り納め

2015-03-26 |  出撃 at 東北地方
 3月ダイヤ改正の引退フィーバーから少し落ち着きましたが、私はその次の引退予定である、石巻線のキハ40系を納めるべく、石巻へ行くことにしました。
 石巻周辺へは、震災翌年のの2012年10月に訪れて以来、約2年半ぶりとなります。
 5月30日で引退と聞いているので、訪問する機会としてはちょうど春の18シーズンで、また先日女川までの最後の不通区間が復旧したので、この春休み中が最適だと思います。
1.上野ー東京ラインを一気に通過
 恒例の東海道線鈍行乗り継ぎ旅ですが、JR東海区間は幸い全て313系だったので静岡地獄をあまり感じずに熱海に到着。

 熱海からは快速アクティー 宇都宮行に乗ります。以前なら大船・小山で乗り換えていましたが、宇都宮まで乗り換えなしで行けるのは便利といえば便利です。

 いよいよ完成した上野ー東京ライン区間を通ります。高架で防音壁もあるので、あまり並走する電車は見えません。秋葉原付近で新幹線を見下ろします。

2.ようやく乗れたE6系
 鈍行列車を乗り継いで来たのですが、福島から先は最終の藤田行しかないので、ここから仙台までは新幹線で飛びます。

 福島発の最終の新幹線、やまびこ233号。17両編成と書いてあったので間違いなくE6+E5で来るはずです。

 そして23:21E6系を先頭にやまびこ号が入ってきました。やまびこ号での運用なので自由席として乗れます。去年のE5系に続いてこれでE6系にも乗車済みと。

 車内は在来線サイズのため、4列シートですが、基本的に作りはE5系と同じで、E2系のように座面がスライドしてくれないし、リクライニング角もあまり倒れない残念な仕様なので、やっぱりE2系が最強でしょうか?

 25分で仙台に着いて、初めてのE6系乗車はこれにて終了、次はいつ乗れるやら。

3.こちらも乗り納めの仙石線代行バスの旅
 仙台を早朝に出発する下り1本目の直快で石巻へ行こうとしたのですが、何と、小牛田駅構内作業の遅れのため運休しますと。
 遅れて運転ではなく運休とは、ふざけやがってと怒りが込み上げます、JRも全くやる気のなさを呈してます。これだと大幅に遅れることから、急いで仙石線のホームへ降り、6:12の高城町行に滑り込みセーフで乗車。前回も乗りましたが仙石線代行バスで石巻へ向かうことに。
 
 終点高城町の1駅手前の松島海岸駅が代行バスの乗り換え駅。駅前には地元のバス何社かがスタンバイ。

 陸前大塚付近、ここは海沿いを通るため、真新しいコンクリートの護岸が作られています。

 陸前大塚を過ぎると線路が内陸部の高台を通すために、高架が作られ、ここを登っていくことになります。

 春休み中とあってか、車内は半分程度の乗りで、この便はバス2台で運行なので、2台目のバスはガラガラです。

 最初の松島海岸から暫くを除けば、渋滞らしきものもなく、ほぼ定刻通りに矢本駅に到着。

 矢本からは再び仙石線の列車に乗るのですが、このキハ110による運行も5月の全線復旧を持って終了し、この車両が石巻線へ回るのでしょうか。

4.全線復旧した女川へ
 震災後はまず渡波まで、その後浦宿まで復旧させて走らせていた石巻線ですが、ようやく最後の浦宿ー女川間が開通し、めでたく全線復旧となりました。一昨日の土曜日はももクロのライブも行われ、臨時列車も走ったとか。

 矢本から乗ってきた列車からの乗り換えは、橋を渡って石巻線下りホームへいきます。
 
 すでに小牛田からの普通列車が入線しており、乗り換え客を待っていました。
 復活した女川行の表示。でもこの幕表示ご見られるのも5月末まで。

 渡波を過ぎると列車は湾に向かい、沢田を過ぎた辺りからは車窓右手に万石浦が見えてきます。

 浦宿から次の女川までは5分程度ですが、ここがなかなか開通に時間が掛かりました。感慨を込めて女川到着。

 立派な駅舎も立ち、温泉施設も兼ねた建物になっています。温泉施設は残念ながらまだ工事中でした。

 女川駅では折り返しの列車は数分で出てしまうため、20分後に出るミヤコーバスに乗り、撮影地へ向かいます。女川駅を出発する列車を駅北側の丘から。

 駅から港方向を見ます。築堤上の列車もろとも津波にのまれ、壊滅的な被害を受けた女川駅付近は、震災から4年経っても更地のままで、おそらく防災上の観点から住居はもちろんのこと、事業所なども建てるのは難しいでしょう。

 バスの中から女川の町を見る。2012年10月に来たときは、まだ瓦礫も所々残ってましたが、さすがに片付けられてはいるものの、グシャリと曲がったままのガードレールなども残ってました。

 途中の沢田-浦宿間のカーブした所でバスを降り、1本後の列車を撮影。

 さらに30分程歩いて沢田駅近くまで戻ってきて、護岸復旧工事中の岸壁から撮影。

5.石巻線貨物も絡めて内陸部へ

 午前中に万石浦沿いで撮ったので、午後は貨物も絡めて内陸部へ向かいます。ただ内陸部は昨夜からの冬型の天気に逆戻りしてるので、雪が舞ってるかも知れず、風速も10m以上の予報と、撮影には厳しい予感が。
 

 午後から上り貨物に光線が良い、佳景山-鹿又へ来ましたが、案の定曇ってきました。とりあえず上り貨物を1本。
 下り貨物は国鉄色で2本やって来ました。午前中に順光になる位置ですが、ここの上空だけ薄く雲影が落ちて背景だけ晴れに。

 14時頃に雪雲が流れてきて、一時視界を遮る程の吹雪となったので、一旦駅に避難。再び晴れてきた所で気動車を撮影。
 
 その後小牛田へ移動し、駅東側の畑で夕陽を浴びてやって来る上り列車を待ちます。気動車は美しくも寒さ張りつめた感のある光線で。さらに上り貨物も撮りましたがが、日没前のギリギリ状態。私の影も写ってしまってます。

 撮影後は、今夜の滞泊地である石巻へ。このマンガ列車の去就はどうなるのでしょうか?

6.最後はやはり定番撮影地で

 石巻で滞泊し、翌朝6:51発の古川行に乗り、定番撮影地の前谷地へ向かいます。

 古川行はキハ48×2連に増結用のキハ40が2両付いた、石巻線では唯一見られる40系の4両編成です。あとは3両編成が最大。

 トンネル出口が定番撮影地なのですが、昨夜からの雪が一部の田んぼで残っているので、雪を入れて撮影。もうこの組み合わせも見られないかも。

 続いてやって来る貨物もここで撮ります。8時近くなると光線がほぼ正面なので、どちらから撮ってもこんな感じになります。

 日射しが南側へ回り始めたら、トンネル出口の定番位置へ移動、次の貨物は、せっかくですから望遠で狙います。というよりか、望遠で狙ってちょうど良いような場所だけ、線路脇の枝木が刈られているので、必然的にこのアングルになります(笑)。

 無事に撮影を終えて、予定より早目に切り上げて帰れそうなので、小牛田9:52発の仙台行に乗って、東北本線乗り継ぎ旅で戻ります。小牛田駅には5月から運行開始のハイブリッド車がエンジンを掛けて待機中でした。どこかで試運転でもするのかな?

 貨物列車はまだしも、キハ40系が話通りに置き換えなら、青春18きっぷで行ける春休み中に乗り&撮りしておくのをお勧めします。
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阪急2300系 お別れ

2015-03-21 |  出撃 at 近畿地方
 いよいよ阪急2300系の引退の日が迫って来たので、最後のお別れとして3/17に沿線に出掛けてきました。
 既に一眼レフで何度か撮っているので、さよなら看板付きは初めてですが、もう一眼レフでの撮影はせずに、動画のみで撮りに行きました。今回掲載する写真は大半が動画から切り出した静止画となります。

 本日の運用は、朝に河原町まで往復したあとは1日中普通で高槻市と北千里へ往復する運用なので、きれいに撮れる場所は限られます。

1.淀川鉄橋にてまさかの粋な計らい
 この淀川鉄橋は朝10時頃までに順光撮影できる場所として、ここは外せないなということで、中津駅から徒歩で到着。
 スタンバって待ってると、ややっ!種別幕が黄色い?

 急行表示だ! それも鉄橋を通り過ぎるまで急行表示のままだったので、鉄橋上で急行表示状態で止めるように粋な計らいをしてくれたと思います。これはラッキー。

2.十三駅で撮影
 淀川鉄橋で撮影した後、2313Fは北千里へ往復することから、帰ってきたところを十三駅で撮るべく、十三駅の京都寄りで待機。

 大きな三脚を立ててるオッサン他3名ほどでまったり撮影としたのですが、返しの高槻市行きの撮影時には直前乱入者がまさかの白線超えする始末。動画撮影中だったので声を出すこともできず、撮影後に注意しようと周りを見ましたが、既に姿を消していました。駅撮りだとこういう不届き者がいるので、こいつらと同じに見られたくないですね。最近は出来るだけ一眼駅撮りは避けて、スナップ写真程度に抑えています。


3.最後の乗車
 十三駅で高槻市行きを撮った後、後続の特急で追いかけます。
 途中の相川で追い越すので、特急は茨木市で下車、追い抜かれた2300系が来るのを茨木市駅で迎え撃ちます。

 平日の昼間なのに、何故かどう見ても中学生っぽいのが2名ほどいて、お前ら学校サボってるやろ?といかにもな奴等もいましたが、構ってる暇なく、入線してきた電車を撮っては直ぐに最後尾の看板を入れて撮影。

 河原町寄り先頭車の看板は、昔の特急を思わせるデザイン

 ベビーカーの女性が電車の前に立ちはばかったので、何かと思いきや、この女性も赤ちゃんそっちのけで2300系を撮ってました。こういう時は、ママ鉄と電車を絡めて撮ろうかとしましたが、待合室が邪魔になって断念。ママ鉄がのいたところで電車だけを1枚。

 そしてこの電車に乗って高槻市まで行きます。車内は割りと空いており、車番プレートなども撮ります。

 高槻市に着くと、本線に到着するので、ドアを閉めるとさっさと引き上げていくので、じっくりと撮影するには難しいです。

高槻市から折り返しの梅田行きにも乗ります。これで2300系は完全に乗り納め。

4.定番撮影地で
 今回天気が良いので、やっぱり定番撮影地になりますがきれいに1枚撮っときたいなと、いうことで、茨木市-南茨木間にある奈良街道上3番踏切で撮ることにしました。

 みんな同じ事考えてるので、踏切の所は撮影者の溜まり場になってます。先週末はもっと酷かったようで、撮影者が2列になってたとのこと。
 高校生あたりの数名が正面圧縮アングルで撮りたいと踏切の所で固まって踏切を完全に塞いでますが、そこまでして正面から撮りたいものかね?何とかの一つ覚えとは言わないが。
 私は踏切望遠被り付きアングルは好きじゃないのと、2300系の特徴である先頭車ダブルデカパンの特徴を捉えるため、斜め位置でスタンバイ。

 ここで14時台の梅田行きを順光でパチリ。少し遅れたので上り列車が迫ってきており、危うく被られるところでした。ただ後の建物が邪魔になるのは避けられない感じです。

 この場所では、このあともう1枚16時台に上りの高槻市行きを追い撮り、先ほどよりさらに斜め位置から撮影して撤収。ここから上り列車の追い撮りだと、背後の建物との被りもなく、パンタもすっきり見えてます。ここがベストアングルなのかも?

5.最後は再び淀川鉄橋で撮影
 南茨木で16時台に上り列車を撮り、そのまま40分ほど待てば再び下り列車が来るのですが、同じ場所で何度も撮っても仕方ないので移動します。
 とは言え、夕暮れになるので撮れる場所は限られてきます。そこで夕暮れの淀川鉄橋を渡るシーンを撮影すべく、再び中津へ。

 電車の通過は18時過ぎなので日の入りギリギリのタイミングですが、待ってる間に夕陽は沈んでしまいました。
 3分ほど遅れてやって来た2300系、もう夕陽のオレンジ色感はなく、白暮の頃をゆく姿になっています。

 こうして最後のお別れをしてきました。
 さようなら、お疲れ様2300系!
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えちごトキめき→萌え?

2015-03-17 |  出撃 at 北信越地方
 ダイヤ改正前に最後の信越本線山線区間へ訪問しました。

 あちこちに北陸新幹線の開通と移管となる第三セクターのえちごトキめき鉄道の開業を祝う横断幕などが掲げられていて、いよいよ開業ムードが高まってきました。
 しかしJRから切り離され、乗客数の減少で経営の先行きが必ずしも、というか見通しは赤字必至な第三セクター鉄道を、やはり応援してあげなければなりません。

 これは開業告知のポスターですが、やはり、こういうのが1枚有るだけでも違ってくる感じですね。小学校高学年~中1あたりの女の子の設定でしょうか?
 こういった二次元モノで萌えか否かは分かりませんが、出来れば専属化して集客に役立ってほしいと思います。
 
 こちらは沿線にある幼稚園や保育園の園児たちが描いた塗り絵で、各有人駅などに掲載されています。
 あらかじめ印刷された下絵に色を塗っただけですか、殺風景な待合室に彩りを持たせています。

 そして最後は、何じゃこりは?
 これは二本木駅の待合室で見つけたものですが、中郷地区(駅でいうと、二本木~関山近辺)独自でこのようなキャラクターを作っているようです。萌えるかどうかは別として、ほのぼのして、いいじゃぁ~りませんか。
 最大の課題は、移管後にこの路線に乗るかどうかというところです。
 
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トワイライト ラストランを撮る

2015-03-14 |  出撃 at 北信越地方
 惜しまれながら遂に最終運行を迎えたトワイライトエクスプレスですが、その勇姿をカメラに納めようと出掛けました。もちろん狂乱の大阪駅とかではなく、最もトワイライトエクスプレスらしさの見せ場である日本海の海沿いで撮ろうと計画。
 3月5~7日に続けての第2弾は、10~12日にトワイライト主体に撮ろうと計画したのですが、春になっても止まない暴風雪に見舞われて、まさかの2日連続の運休になるとは思いませんでした。旅程を1日詰めて11日早朝に出発、トワイは動いてないので、11日と12日の午前は妙高メインの撮影としました。

1.信越山線のスイッチバック駅へ
 中央西線~篠ノ井線を乗り継いで昼過ぎに長野に到着、午後一の〔妙高3号〕に乗ります。
 
 今まで何度も乗ってきた189系あさま色ですが、やっぱりこの色は落ち着きますね。

 あらあらお姉ちゃん、大きなレンズで大胆に接写でしょうか?
 定刻に長野を発車、直江津方面へ向かいます。

 平日の昼間なのにもかかわらず、車内は結構席が埋まってます。みんな最後の乗り納め乗車かな?


 スイッチバック駅である二本木駅に到着。ここで妙高号を降ります。

 二本木駅でのスイッチバックシーンを動画撮影のため、乗ってきた189系と約1時間後の115系の2本を撮ります。
 次の115系同時入線を期待してたのですが、下り列車が少し遅れて到着したので、同時入線シーンは撮れずに終わりました。

 二本木から豊野へ戻ります。乗った115系は原色モケットでした。外はしんしんと雪が降り、国鉄時代の雪列車の雰囲気満載でしばしの時が流れます。

 豊野へ戻り、駅から徒歩20分程牟礼側にある築堤で、返しの〔妙高6号〕を撮影。晴れていればいい感じなんですが。

2.国鉄あさま号の旅?
 豊野で撮影の後、また宿である春日山へ行くため、夜の下り〔妙高5号〕に乗ります。
 
 入線してきたのが国鉄色のN101編成、先週は直江津→春日山の1駅だけ乗りましたが、今回は長野→春日山間を乗ります。これで明日の上り〔妙高2号〕も国鉄色確定です。

 ホームのそば屋を入れて撮影。もう国鉄時代の〔あさま号〕の雰囲気が漂ってきて最高です。

3.最後の妙高号撮影

 例によって春日山で泊まり、今回は4時半起きで朝一の快速〔妙高2号〕に乗ります。
 この列車だけが快速なので、専用の方向幕も撮ります。今日は長野県側も雪模様で、撮影できるか心配です。

 豊野に到着。前面は雪で真っ白です。

 三才ー豊野の直線で長野から戻ってくる間合い運用の普通を撮ります。早起きしないと撮れません。妙高号の幕のままで来てくれました。

 豊野で数分で折り返しの長野行普通となります。日本一豪華な通勤通学列車の1つです。

 長野からあさま色の下り〔妙高1号〕が来ます。先週は快晴でしたが、今日は雪の中。でもこういうシーンもいいものです。

 長野色115系はしなの鉄道へ移管後も残りますが、6両編成は多分見られないでしょう。

 今日のもう1つの狙いが臨時列車の〔ありがとう信越山線号〕で、115系スカ色が入るのですが、なんと定期列車で直江津まで1往復してから臨時列車運用に入るので、その定期列車に入っているシーンを撮ります。雪も上がって快晴バリバリです。

 この後、下りの臨時列車として運転する115系は、昨日の撮影した牟礼側の築堤で撮ることにして、40分程かけて歩いてきました。時間帯的にどちらから狙っても側面は影になります。


4.はくたか・北越も最後の別れ
 豊野で撮影の後、妙高3号に乗って直江津へ到着。

 直江津駅では色々な列車が撮れるので、大勢の鉄ちゃんでホームが混み合っていましたが、115系スカ色に大半が乗っていきました。しらさぎ色のはくたかを撮影。

 続いて〔北越号〕が到着。やったー国鉄色だぁ。K1編成できました。

 ホーム上はやはりプチ撮影会になりました。写真左側に写っている北陸本線の普通列車に乗ります。

5.そして8001レ ラストラン
 暴風雪で2日も運休したトワイライト・エクスプレスですが、最終日とあって少々の悪天候でも運転すべく走り出しました。
 この最後の走りを、最もトワイライトらしい日本海沿いで撮るべく、市振駅で下車。以前来たことのある俯瞰場所ではなく、海沿いの堤防から撮ることにしましたが、とにかく風が強く、時折叩きつけるような横殴りの雪で、体が飛ばされそうです。それでも風によって雲がちぎれて明るくなるので、その時に列車が来てくれればという期待は無惨にも。
 
 いよいよその時が来ました。
 2筋のヘッドライトが見え、機関車が近づくと、堤防上にポツンと立つ私の姿を見つけた機関士がピーっと汽笛のサービス。
 私もそれに応え、空いている左手で列車に手を振り最後の別れ。ちょうど海が見える場所なので、乗客の方も見られてたかも知れません。
 こうしてトワイライト・エクスプレス8001レの最後を見送りました。

6.おまけ

 市振で8001レを撮り、18:30の富山行普通で終点富山で下車すると、直江津で撮影した国鉄色の北越号が金沢から下ってきたので狭いホームでこれも最後の別れ。

さようなら、トワイライト・エクスプレス・妙高・北越・はくたか!


 
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2015春 ダイヤ改正前 最後の追い込み撮影

2015-03-07 |  出撃 at 北信越地方
 いよいよ3月に入ってダイヤ改正日までのカウントダウンが始まりましたが、ダイヤ改正までに2回の出撃日程が取れるので、まず第1弾として3/4~3/6に北信越へ出撃しました。

 1.小雨の北陸路
 3/4は仕事の関係で早朝から出られず、出発できたのが11時頃、特急使って敦賀まで先回りしましたが雨の中、敦賀駅や途中の駅ホームでの駅撮りはしたくないので、敦賀13:38発の福井行普通に乗りましたが、沿線で目ぼしい撮影地で間に合いそうな場所はなく、大土呂で下車、南側の踏切近辺なら5分程度で行けそうだったのでここでスタンバイ。

 2分程度遅れてやって来たのですが、生憎の天気なので仕方ありません。まぁここは晴れると逆光で真っ黒になる場所ですが。

 2.475系乗り納め
 大土呂で下りトワイを撮ったら、あとはひたすら北陸本線を下ります。
 大土呂15:22発の福井行に乗って、福井で金沢行に乗り継ぐと、金沢で17:38発の糸魚川行に乗れます。この列車が昨年11月に途中区間だけ乗った475系6連で、前回と違って金沢駅で弁当購入して乗り込めば、飯の心配もありません。

 満を持してやって来たのが475系6両編成で、最後尾のクハ455-19に乗ります。電車好きな人なら迷わずクモハ475かモハ474に乗るのでしょうが、客車好きの私は、せっかくの電車であっても自然とクハに乗ります。こういう点では先日タモリ倶楽部で「モハ派」と公言した市川沙椰とは趣味が合いませんね。(笑)

 魚津では〔はくたか〕に追い抜かれるための唯一の長時間停車があり、この間に撮影タイムとなります。こちらが私の乗った金沢寄り3両の最後尾のクハ455-19、青色編成です。 

 そしてこちらが、直江津寄り3両の先頭車である、クモハ475-42、こちらは新北陸色です。

 越中宮崎を過ぎると最後尾車両は私以外誰もいなくなり、階段が後ろにある青海駅でも誰も乗ってこなかったので、糸魚川まで完全に貸切状態となりました。

 至福の2時間半が終わり、寒風吹きすさぶ糸魚川で後続の直江津行普通に乗るのですが、少し時間があるので改札へ上がって待つことに。

 ここには〔はくたか〕〔北越〕ラストランのポスターが貼ってありました、製作がJR西日本・東日本・北越急行3社7事業所協力企画と、本当に地元から愛されていたのが分かります。
 さて糸魚川から後続の普通列車に乗りますが、この普通が下り新潟行の特急北越9号をやり過ごすのでホームで待っていると、

 おお来ました、それも国鉄色のK1編成。ホームで待機していた10名程の鉄ちゃんたちも気合いが入ります。国鉄色の北越を見るのはもう最後かな?
 そのまま普通直江津行に乗り、定時に直江津に到着、宿のある春日山へは新潟から来る21:55発の快速くびき野6号に乗るのですが、強風のため30分程度遅れてるとして、21:55発の新井行の臨時列車を仕立てるとのこと。

 ホームへ降りると何とまた国鉄色編成が。189系N101編成です。この列車が新井まで往復して明日の妙高2号に入ると思います。

 3.定番の撮影地で189系あさま色
 2日目はまだ撮れていない雪晴れの〔妙高号〕の撮影です。場所は勿論、古間ー黒姫です。日本海側は冬型の荒れた天気でみぞれ模様でしたが、長野側は晴れの予報が出ていたので、先ず1本目の妙高1号は三才ー豊野で撮ることとし、返しの妙高4号を定番お立ち台で撮ることにしました。
 まず春日山から豊野まで行くのですが、さすがに朝1番の〔妙高2号〕には起きられなかったので、189系国鉄色には乗れず、6時過ぎの2番列車で豊野まで行きます。
 
 ここで下りの〔妙高1号〕を捕獲。みぞれが降り続く新潟県側から一山越えただけで、こうも天気が違うものと改めて感心。
 そしていよいよ、懸案の定番撮影地での〔妙高4号〕です。

 黒姫駅から徒歩25分、久しぶりに定番撮影地に到着。よしよし晴れろ晴れろ。最初3人しか居なかった撮影者も、徐々に増えてきて、11:13頃の通過に備えます。

 11:13 定刻に〔妙高4号〕がやってきました。
 完璧な快晴ではないですが、まずます満足の雪晴れで妙高を撮れました。

 午後からは逆光になるので、下りの妙高3号を撮る人はお立ち台に爺さん1人だけを残してみな撤収、私は午後順光アングルになる踏切横の台地で撮影。いい感じです。

 撮影を終えて新潟県側に戻って来ると、みぞれは止んで晴れていました。新井まで来て、ここから下り快速くびき野5号に乗ります。
 
 今夜も春日山で泊まるのですが、時間があるので、この快速くびき野で新潟まで往復します。最後を飾るにふさわしいT18編成に当たりました。

 これがT18編成の先頭車の車内。座席が国鉄時代の簡易リクライニングシートなのがまたいいですね。一応ロック機構があるので、バタンとは戻りませんヨ。

 新潟に到着した〔くびき野5号〕、このまま折り返し〔くびき野6号〕として、新井までの運用に就きます。私も並びなおして再度乗車します。

 列車も折り返し運用なら、私も新潟で折り返しとなるので、この間に駅弁を調達・・・でも置いてあったのは1種類だけ、「越の鶏めし \1,080」半額処分品の1種類だけで選択の余地なし。ちょっと少ないかな?
 この日も春日山で下車しました。

 4.トワイライト大幅遅れ情報に興奮
 昨日の午前中に黒姫で撮影中に情報が入ったのですか、「前日からの強風で上りトワイが4時間近く遅れてる」というものでしたが、既に長野側に入っていたのと、新潟側は天気が悪かったので、ちょっと残念でしたが、どうせ天気も悪いしと自分に言い聞かせて撮影は諦めていました。
 ところが、強風で遅れたのは札幌行も同じで、札幌に着いて折り返し作業を含めると、今日も出発が4時間近く遅れる予定とのこと。
 明日何とか天気が好転したら、新潟県内で上りトワイを撮るぞ!と、撮影地の吟味をしつつ就寝。

 翌朝晴れたので、場所に悩みましたが、昨夜のくびき野号で新潟まで往復した際に、柏崎~来迎寺辺りの内陸部に雪がまだ残ってるのを確認、定番の鯨波界隈ではなく、内陸部のどこかで撮ることに。
 柏崎まではまた快速くびき野に乗るため、一旦新井駅まで来て入線を待ちます。

 すると、昨夜乗ったT18編成が再び入って来たので、ラッキーではありますが、このあとの撮影地では〔くびき野3号〕はR編成確定なので、そういう意味では残念。

 よしよし、いいぞ。晴れろ晴れろ!
 弱気な天気予報に反して、どんどん晴れてきます。冬場にこんな晴れた日本海を見るのも珍しい。柿崎・鯨波の撮影地に誰か待ってるか車内から見ましたが、まだ早いのか誰も居ませんでした。
 
 柏崎に到着。これでもうT18に乗ることも見ることもないかも? 静かに見送りました。

 5.雪晴れ最高のトワイ撮影へ
 さて肝心の撮影地選びですが、昨夜の感触では、北条-越後広田間の田んぼがまだまだ積雪が残っているので、柏崎から鯨波方面には戻らず、長岡行の普通に乗り北条で下車することに。 
 目星を付けていた駅から徒歩20分程にある中学校近くのカーブに到着。既に地元ナンバーの先客が線路脇に巨大望遠レンズで被り付きスタンバっており、ビデオパン撮影するには邪魔になります。絶好の雪景色を入れずに、こんな所で望遠被り付きかよ、勿体無い! まぁ新潟の人にとっては雪晴れは珍しくないだろうが、この時間帯をトワイが走る&雪晴れの組み合わせは滅多にないと思うのだが。

 ホント何処にでも現れる望遠被り付き野郎、駅のホームからでも撮っとけやと思いながら場所をよく見ると、高圧鉄塔がかなり目立って五月蝿い事が分かったので、北越号を撮ったらこの場所は捨てて、さっさと移動することに。
 上の写真では鉄塔を避けて早めに切ったので、枝木や踏切などが入ってしまいます。

 こちらは反対側アングルで、送電鉄塔の邪魔になれずに撮れますが、早朝以外は光線が厳しい感じです。


 先程のポイントから1キロ近く東へ歩いた所でカーブから直線になる場所があります、ここで撮ることに。
 ここでまさかのバルサン攻撃に遭います。画面右手に家があり、そこの家の前で焚き火を始めたのです。「おいバカヤロー、何もトワイが来る時間帯になって、焚き火始める必要もなかろうが!」という怒りが沸いてきましたが、幸いにも列車通過の5分ほど前から風向きが変わり、煙の被害には遭わずに済みそうです。

 そして10:30、定刻より4時間40分程度遅れて上りトワイがやって来ました。風向きが変わって焚き火の煙は解消したのですが、雲が流れてきて、影落しちゃいました。雪が残っていたのは北条~来迎寺の辺りだけだったので、本州内でもう最後の雪晴れ順光撮影となりそうです。

 6.信越線でも国鉄色撮影のオマケ付き
 トワイ撮影終了後は、帰宅へ向けて西へ進むのですが、どうやら〔妙高1号〕が国鉄色で下ったという話を聞きつけたので、直江津からは信越線に入ってどこかで撮ろうと画策。
 越後広田を12:41発の直江津行に乗るので、直江津13:57発の長野行に乗り継ぐと、2駅先の高田で下り〔妙高3号〕と交換します。
 2本狙いなら直江津-春日山-高田のどこかでの撮影になりますが、今回目星を付けたのが、脇野田(上越妙高)駅の南側の築堤で、ここならビデオパン撮影もできるかな?との目論見です。
 駅前の工事が大幅に遅れていて、旧脇野田駅の更に北側の道路まで大幅迂回を強いられたため、撮影地まで徒歩30分近く掛かってしまう誤算に。上り〔妙高4号〕まであまり時間はありません。

 15:07 ほぼバリ順の中を美しい国鉄色のN101編成〔妙高4号〕が来ました。既に南側の踏切近くに10名近くの撮影者がいたので、ビデオパン撮影する自分はこの辺りから邪魔にならないように撮影となりました。

 そして嬉しいオマケが。 新井行きの臨時普通列車8340Mが湘南色で来てくれました。これは思わぬプレゼント。
 これにて今回の出撃終了。
 475系・北越K1編成・くびき野T18編成・トワイライト・189系2色・115系湘南色信越山線などなど、収穫の多い3日間でした。
 来週はいよいよトワイライト・ラストランを撮りに、再び北信越へいざ行かん!
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黒姫駅の蕎麦屋 閉店

2015-03-06 |  出撃 at 北信越地方

定番の撮影場所である、古間ー黒姫に来ました。昨年夏は車で来たのですが、今回は信越本線125周年号以来の鉄道で来たので、前回と違って時間があることから駅の蕎麦を楽しみにしていたのですが、残念ながら閉まっていました。

シャッターには貼り紙がしてあり、「2月末をもって閉店しました」とのこと。トホホ・・・
中間駅なので、なかなか立ち寄る事ができないので仕方なかったのですが、ようやく時間が出来た時に限ってこのようなことに。
おそらく、しなの鉄道へ移管するため、KIOSKともども店じまいしたのでしょう。

まだ券売機もそのままの状態で、今にも動かせそうですが、閉店したことを知らずに、昼時に立ち寄る地元っぽい人もチラホラ。
この特上そばを一度食べてみたかったですが叶わぬことに。
同様に新井駅の売店も1月中旬に閉店し、こちらは完全に撤去されていました。

※なお、後日入った情報では、しなの鉄道が営業を引き継いで再開とのことです。よかったね。でも次に黒姫駅に寄る機会がいつになるか・・・。
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赤い青春18きっぷ 2015春 徳島購入作戦

2015-03-02 |  出撃 at 四国地方
 正月休みが終わって、早くも1ヶ月ちょっとで恒例の青春18きっぷの発売に合わせた購入行脚となるわけですが、今回は2月20~24までは北海道へ出撃のため、買いに行くのは北海道から帰ってきて出勤日を避けた2/27以降になってしまいます。

どこの駅で買おうか?
 現在での未購入駅は北陸本線の支線で3駅、草津線と湖西線で3駅、後は玉水・黒井・坂越の計9駅が西日本管内、四国管内は徳島線の3駅と板野・引田・高瀬・伊予市の計7駅、合わせて全16駅が残っています。
 今回は出遅れていることと、その間に土日があったため、既に北陸地区と琵琶湖周辺の駅は完売が出ており、残存駅で買ってお茶を濁すか、それとも四国へ渡って新規開拓するか、でも28日に信越線の189系も撮りに行きたいし・・・
 結局189系は捨てて四国へ向かうこととしました。徳島圏内は高徳線・牟岐線・徳島線の3線で9駅あり、前回は牟岐線中心に購入に来たので、18きっぷ購入のために徳島県に来るのは今回で2回目になります。

徳島へのルートは3つ
 北海道出撃やこの春の各所出撃で出費もかさむため、なるべく安く抑えたいところです。
 行先は徳島線の佐古・石井・鴨島の3駅で、15年前に石井駅だけ車で寄った事はありますが、列車では通過ばかりだったので、今回が初めての下車になります。
 1. 最も安く行けるのが、難波~和歌山港~徳島港の南海フェリーを使うルートで、当日利用であれば「スキップ2000」というセット乗車券で片道2,000円で行けますが、難波を朝出て1番の乗り継ぎで行くと徳島には昼頃になってしまいます。一部の駅では窓口が15時で閉まる駅があるので、最悪間に合わないケースも想定されます。
 2. 次なるルートは高速バスで行くルートで、これだと徳島に10時頃に着けますが、運賃が片道3,700円と少々高くつきます。
 加えて上記の2つのルートは難波を朝7時までに出発するため自宅を朝一で出ても間に合わないので、大阪市内で前日入りで滞泊する必要があるので、その分2千円近く余分に掛かります。
 3. そこで気付いたのが神戸~高松のフェリーを使うルートです。ここなら夜行便があるので、夜神戸港を出て早朝に高松に付き、高松からはJR高徳線で行くというものです。
 これなら最初の佐古駅に9時頃に着け、午前中には3駅回れそうな感じで、乗車券も高松から学や穴吹まで買えば100kmを超えるので途中下車も自由に出来て全部で4,700円程で行けるので、このルートで行くことにしました。

ジャンボフェリー~JR高徳線~徳島線
 木曜の夜にしては学生なのか割と乗客がいて、高松東港からの送迎バスも満員に近い状況。

 高松6:38発の徳島行きに乗車、キハ40の2連で、一部ロングシート改造&トイレ撤去車、しかも半自動扱いがないため、今日みたいな強風の日は寒風が車内まで入り込んできて最悪の環境でした。

 列車は市街地を抜けて郊外を快走します。高校生の野郎どもか後ろのボックスで暴れてて鬱陶しかったですが三本松で降りていった後は車内はガラガラで徳島へ。
 【佐古駅】

 9:14 最初の購入駅である佐古に到着するのですが、到着時に「乗車券は車掌が回収します。」とアナウンスがあり、えっ窓口人居ないのか?と心配になりました。
 途中下車扱いなので車掌に乗車券を見せて降りて見たところ、「清掃中」の看板が掛かっていて、駅周辺の掃除をされていたので、徳島線の列車時刻が近づくまで街に出て散策しましたが、回りは美容院と病院ばかりで喫茶店などもなく、程なく駅へ回帰。

 10分程で外からお姉さん(?)が戻ってきて窓口再開。ようやく1枚目の18きっぷを購入。

 佐古9:51発の普通列車で、次の石井駅へ向かいます。
 大学生なのか?単行の気動車は割と混雑していました。
 【石井駅】

 石井駅10:06到着。駅舎はいかにもNゲージストラクチャの「田舎の駅」らしい感じの駅です。

 こちらも女性の多分委託駅員さんで、こちらも問題なく2枚目の18きっぷをゲット。
 次の列車までまだ30分近くあったので、街に出てみましたが、あまり遠くまでは行けずに戻ってきました。
 【鴨島駅】

 そして3枚目の購入駅である鴨島駅に10:55到着。

 こちらは赤線入りの助役さんでしょうか?年配のおじいさんが「赤春か?」と聞きながらも、「あれ、これ日付け印押すんだっけ?」と、これまた年配の女性駅員に聞きながら覚束無い手つきで判子を押して「はい、ちょっとインクが濃いので、乾かしてね。」と言いつつ渡されて、3枚目購入終了。
 私への切符の販売が終わると、窓口はそそくさとカーテンを閉めて午前中の営業を終わりました。
 各駅とも昼休み時間があるので、駅によって時間がずれますが、この昼休みの間は窓口が閉まっているので、何も知らずにやってくると買えずに終わります。時間には余裕を持って来る事が必要です。

 こうして11時には目的の3枚の18きっぷの購入を終えてミッション終了。
 さてどうするか? もう帰ってもいいのですが、乗車券は穴吹駅まで買っています。

 せっかくですからw ということで、次の列車で穴吹方面へ向かうこととしました。
 やってきたのは1200型で、これで40系・1500型・1000型・1200型と、徳島県内を走る全車種に1本ずつ効率よく乗れたことになります。
 【オマケ】

 そして下車したのが縁起物の入場券で有名な「学」駅です。ここも初めての下車。

 こじんまりした田舎駅です。以前は有人駅で、私も30年ほど前に通信販売で学駅の入場券を買った事がありましたが、今は無人駅になっているので、縁起物の硬券入場券は指定日でしか発売せず、近くの有人駅で代わりに販売されています。

 帰路は南海フェリーで
 無事3駅での18きっぷの購入目的を果たし、オマケに学駅も訪問して今回も充実したミッションになりましたが、そろそろ帰路の事も考えなくては。
 やはり、帰りはお金の掛からない南海フェリー利用で帰ることとしました。

 徳島駅に来ると、南側にタラコ色のキハ47がいたので、高い所からパチリ。
 近くのセルフうどん店で昼食とし、まだ時間が余っているので、徳島の市街地へ。

 川を渡って、阿波踊り会館のあるメインストリートを通ると、左右にアーケード街があったので、これが徳島の繁華街かな? と思って歩いてみましたが、店は閉まってるし、人は全然歩いてないし、金曜日の昼下がりとは思えない淋しさ。賑やかになるのはやはり阿波踊りの期間だけなのでしょうか?
 
 さて、南海フェリーにのるために徳島港へ行く必要があり、徳島駅から均一区間バスで約20分程で着けます。昼間は1時間に3本出ているので便利ですが、最終は21時頃なので、早朝や深夜のフェリーに乗るのにはアクセスがないので注意が必要です。

 途中のバス停から乗客は私1人だけとなり、ポツンと徳島港の終点で降ります。
 やっぱり平日の昼間だから人少ないのかな? という感じでした。

 窓口で「スキップ2000 難波まで」と告げて、渡されたのが磁気券の3枚セット。
 このうち長い1枚は表紙券として特に使われず手元に残ります。他の2枚がフェリー用の乗船券と南海線用の乗車券になっていて、下船時や下車時に回収されます。

 切符を買って2階の待合室に上がろうとしたところ、ややっ! 途中にこんなパネルが。
 南海フェリーも萌えキャラ(?)設定してるようです。

 和歌山からの下り便が到着したので、乗船開始までの間に横から1枚。船体にも先ほどの萌えキャラが描かれた痛車ならぬ痛船になってました。
 実際の乗船開始は出航時刻の15分前からとの事で、もう少し待ちます。

 16:30 徳島港を定刻に出航。
 出航間際になって接続バスからわらわらと、そして航送の自家用車からも乗客が上がってきて、まずまずの乗客数となりました。 さよなら徳島、また来るね~

 和歌山港からのアンカーは特急サザン。始発駅で楽勝で隅っこに座れるので自由席で爆睡のまま難波まで。
 これにて全行程終了。

 こちらが今回購入した3枚の青春18きっぷ。
 これで四国管内での未購入駅は、板野・引田・高瀬・伊予市の4駅となりました。1期では無理そうなので、2期に分けての購入になりそうです。それまでこの切符が残ってるか(いつもの台詞になってます)心配です。
 今回の行程と旅費は(自宅最寄駅~近鉄難波までの往復を除く)
  阪神難波→神戸三宮  \410 
  ジャンボフェリー  \2,290 
  JR高松→穴吹   \2,100 
  JR学 →徳島    \550
  徳島市営バス 均一  \210
  スキップ2000難波行 \2,000
    合  計    \7,560
とまぁ北陸に比べれば安価に済みました。さて3月に入り、これから使うぞ~
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