六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

京阪本線 名撮影地の現状

2017-08-31 |  出撃 at 近畿地方
 先日特急プレミアムカーに乗った際に、気になっていた樟葉-橋本間の畑がその後どうなったか現状確認のため、車窓を撮ることに。
 乗車した上りのプレミアムカーでは窓が黒く色付けされているので、出町柳から折り返し20分後の8000系のダブルデッカー車に乗って樟葉まで戻ります。

 橋本駅を過ぎて、踏切があった所は潰されて道路橋になり、その下をくぐると、大きなスーパーマーケットが視界に入ってきます。
 あぁこれはもうダメかなという絶望感にさいなまれます。

 線路際まで畑だったのですが、舗装道路が造られて、金網しかも上に鉄条網までついたやつが張られています。
 左手を見ると住宅が建ち始めています。あああぁぁぁ宅地化の魔の手ガーーーー  よくあるやつです。

 しかし少し進むと、その先が緑の空き地になっています。
 その空き地も整備された緑地という感じです。

 ここの一角はどうやら遺跡が出たのか、「史跡公園」として残される形になったようです。
 一角と言っても、見た感じはテニスコート数面分はありそうな広さなので、公園としてはいい環境です。

 いずれにしても線路との間に舗装道路ができるわ、鉄条網付きの金網は張られるわ、電柱は建つわで、かつてのように畑の中から気軽に撮影できるわけにはいかなくなりました。
 金網の脇に高い脚立を立てて、鉄条網よりも高い位置から列車主体の望遠で撮るか、広角~標準で公園の風景を入れて列車は二の次的なアングルでしか撮れなさそうな感じです。
 それともアレで撮るか・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

淀屋橋からプレミあ~む! 初乗車

2017-08-22 |  出撃 at 近畿地方
 8/20にデビューした京阪特急「プレミアムカー」ですが、ちょうど暇だったので、さっそく乗ってみることにしました。

 8/22の天気予報は当初は「曇のち雨」だったのですが、朝再度確認したら、「晴で午後から曇」に変わっていたので、最初は順光で撮影して、昼から下りの車窓を楽しもうと計画、近鉄京都線辺りへも回れるように奈良・斑鳩フリーきっぷ京阪版を買っていざ出撃!

 .2年ぶりの京阪電車撮影
 京橋でフリーきっぷを買ってホームに上がると天気は曇、さっき環状線に乗ってたときは強い日差しで晴れてたのに。
 とりあえず西三荘へ向かいます。京阪に乗るのは2月に金閣寺へ行ったとき以来の半年ぶり、京阪電車の撮影となると、2年ぐらい前に淀-八幡市間に撮影に来て以来の久しぶり、しかも駅撮りとなると、8030系の引退前まで遡るので4年半ぶりとなります。

 9:01 さっそく下りの回送列車がやってきました。それも外側の線路で。
 西三荘への移動中に京橋を出た所で既に1本すれ違ったので、多分これは2本目の淀屋橋9:20のに入るものと思われます。この角度が一番よく見えます。

 9:12 上り淀屋橋9時ちょうど発の特急が来ました。
 ホームには撮影者は3名、夏休みですが平日午前中ならこんなものでしょうか?

 下りの営業列車も撮影して淀屋橋へ戻ります。
 中之島行きの普通から淀屋橋行きに乗り換える際に、京橋駅で一時的にホームが空いたので、上を見てみると、

 既に大阪市営地下鉄などの他社線でこのポスターが貼られているのを見掛けていたのですが、さすが本場の京阪となると、ずらりと上から下から何枚も貼られ(垂れ)ていて、壮観です。


 .いよいよプレミアムカーに乗る
 予約サイトで昨日の段階で既に9時ちょうど発の列車は△印だったのですが、残りは全て○印、これなら座れるだろうけど、念のため混みそうな毎時00分と30分発は外して、淀屋橋10:20発に乗ることにしました。

 指定券は券売機ではなく、駅事務所で専用端末による手売り扱い、まだ導入したばかりで、軌道に乗るかどうかも分からないので、券売機に投資するのは見送っているのでしょうか?
 表示器では残席○印でしたが、1人掛け席は3席しか残っておらず、奥から3番目の12C席が発行されました。

 これがプレミアムカー券
 ペラペラのプリンター発行券で、半年も印字が持たなそうなものなので、とてもコレクションに向いているような物ではありませんでした。

 いざホームへ
 電光掲示板には「一部指定」と表示が出ています。京阪電車の歴史上発の有料指定券ということで、今のところ真新しい感じがします。

 淀屋橋駅ホームにいよいよ特急列車が入ってきます。
 この10:20発のは回送列車として入って来るので、駅での折り返し作業はなく、直ぐに乗ることができます。

 プレミアムカーには専用のアテンダントがいて、乗り降りの乗客に挨拶をしています。

 そして私もプレミあ~むな一員になります。

 平日の午前中の中途半端な時間なのに、座席はほぽ埋まりました。
 この調子だと、土休日は指定券を取るのが難しくなりそうです。
 結構乗っているため、車内の詳しい撮影は自重しました。

 自席から見た斜め前の2人掛け席
 ちょうどリクライニングを倒していたので、角度の参考に。

 1人掛け席のヘッド部分。
 グリーン車などで最近用いられている、枕のサイドレスト付きです。

 こちらが2人掛け席の様子
 ちょうど祇園四条で降りてくれたので撮影できました。

 そうこうしているうちに、淀屋橋から54分で終点の出町柳に到着。
 あっという間の初乗車が終わりました。

 出町柳に到着すると、折り返し作業があり、他の車はバタンッと一斉転換ができますが、プレミアムカーは回転式のため、回転時に挟まる様な残しものが無いかを確認してから回転させるため、折り返し準備作業が終わったのは発車の1分前という慌ただしさ、この辺りは今後の課題となるでしょう。

 まだデビューしたばかりなので、もう少し推移を見てから評価したいところですが、滑り出しはまずまずでしょう。
 貴方も一度このプレミあ~むな時間を体験してみませんか?
 次いつ乗る機会があるか分からないけど。
 最後に私からのアドバイスを。
 時間に余裕があって座席を選べるなら、12列目だけは絶対に選ぶなよ・・・・トホホ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年と来年に押しておきたい駅スタンプ

2017-08-13 | 交通その他
 夏の高校野球もたけなわですが、今年は第99回大会、ということは来年は100回大会ということになります。
 既に今年の出場チームや惜しくも出場を逃した各チームでは、何とか来年の100回大会で優勝を勝ち取りたいと、現2年生でいい選手おどんどん使ってきているとか、それだけ来年の100回大会というのが、関係者にとっても今から気合が入っているということでしょうか。

 さて甲子園球場で高校野球は見なくても鉄道で楽しめるネタを1つ。
 それは阪神電鉄の駅に置いてある駅スタンプです。

 というわけで、阪神梅田駅にやってきました。
 東改札口前にある駅長室の前にスタンプが置いてあります。ここに通常のスタンプの他に高校野球記念のスタンプが置いてありました。

 押してみたところ、こんな感じです。
 スタンプ台の要らないシャチハタ方式で、阪神らしくジャイアンツカラーのインクを使っています。
 これは今年の大会期間中でしか押せないので今だけ限定のスタンプです。
 この「99」から来年は当然「100」になるので、この経過を楽しむ意味でも、今年の99は押しておきたいところでしょうか。

 ちなみに特急列車の前面に掲げられる高校野球の表示は、普段と変わらない小さいものでした。
 来年は大きい表示になるのか、今から楽しみです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新潟の美しい夏景と国鉄車両も見納め?

2017-08-08 |  出撃 at 北信越地方
 北海道東日本パスを4日間利用して北海道から帰って来ましたが、外せない業務を終えて、残り2日間の有効期間がまだあるので、また東日本管内へ行くことにします。関東地方は天気の悪い日が続くので、行き先はやっぱり信越地方、それも今なら夏の海を満喫できる羽越本線界隈がベストかも。
 ということで、残り2日分と旅程3日目となる8/4は青春18きっぷを使って見納めが近くなった新潟地区の国鉄車両の撮影に行くことにします。

 久々にガッツリ乗る特急しなの
 東日本管内の入口駅は熱海か塩尻になるのですが、値段的にも方向的にも塩尻が入口となります。名古屋-塩尻間は普通乗車券なら3,020円、この程度の区間で青春18きっぷを1回分使うような事はしませんが、さらに今日は時間が無いので一気に特急で駆け抜けます。普段は100km以内の区間乗車しかしないのですが、百数十kmも乗るのは久々です。

 名古屋12時発の特急〔しなの11号〕 普段は1時間早い11時発のに乗って、中津川12時発の下り普通に乗るのですが、今日は先を急ぎます。
 平日なので余裕で自由席に座れました。
 塩尻からは北東パスの有効区間に入り、211系で長野まで行きますが、こちらは結構混んでいました。

 長野駅に着くとなぜか183系が止まっていて、まさか〔妙高〕復活か?・・・んなこたーない。

 長野からは飯山線の気動車で長岡方面へ抜けます。
 2両編成でしたが、途中から1両落として単行になるので、乗車位置には注意です。

 立ち客も多い車内でしたが、豊野までで立ち客はなくなり、飯山で大半が降りました。千曲川の流れを見ながら下って行きます。
 その後夜のとばりがおりて、越後川口・長岡で乗り継ぎ、21時半ごろに新潟に到着、新潟駅近辺で滞泊します。

 美しい日本海の景色と国鉄気動車に乗り&撮り
 2日目(8/3)は、早朝に新潟を出発し、村上~小波渡間の日本海沿いで列車を撮影する予定。5時前の村上行き快速に乗って村上で乗り継ぐには辛いので、5時台の長岡行きに乗って新津始発の酒田行きに乗りますが、この列車は唯一の110系気動車です。

 1時間半ほどで村上の次の駅である間島駅に到着、早速海沿い区間の撮影に挑みます。

 駅を出て少し歩くともう国道からこのような美しい日本海が広がります、しかし今回は線路と反対側、つまり山側に行くため、駅の方へ折り返します。
 駅から徒歩15分ほどで予定地に到着。ここでは海をバックに少し見下ろす場所があり、既に1人超長玉で2本三脚を立ててスタンバってた人がいて、まだ気動車が来るまで1時間近くあるのにと思ってたら接近が鳴り出したので、何かとリュックからカメラを取り出して見ると

 8:31 やって来たのは四季島、あぁこれを待ってたのかと納得。
 四季島が通過すると、先ほどの人はそそくさと帰って行きました。地元ナンバーの車だったので、気動車なんぞ狙わないでしょう。

 9:31 待つこと1時間、ようやく上りの気動車がやって来ました。
 この列車は4両編成なので、撮り応えがあります。

 ついでに下りの〔いなほ〕も撮って終了。
 村上で折り返してくる先ほどの4連気動車に乗るべく、駅へ戻ります。

 折り返し下りの酒田行きがやって来ました。
 朝10時台に4両編成は長過ぎるので、非常に空いていますから、席も自由に選べます。ロングシート車が来た時は別ですが。

 美しい日本海の景色を見ながら、国鉄車両の旅を楽しみます。
 もう何度となくこの区間の列車には乗っているのですが、何度乗っても飽きません。

 下り列車を山形県との県境に近い勝木駅で下車しました。ここと府屋駅との間にかつては撮影名所があったのですが、新しいトンネルができて線路が切り替わってからは大した場所ではなくなりました。
 ちょうどお昼の普通列車が3~4時間無い時で、結局勝木では気動車を撮れずに終わりました。

 勝木からはまた海岸沿いに走るシーンを撮るべく村上方面へ戻ります。
 こちらは下りの酒田行き普通列車。

 下り列車が出て暫くすると上り列車がやって来ます。
 元小牛田所属のキハ48の2両編成は、クロス座席は全て埋まっていて、ロングシートでロケハンです。

 午後の撮影は今川~越後寒川間で行うこととし、今川駅で降ります。
 カーブしたホームに屋根のない駅、すぐ脇にお寺と、なかなか良い雰囲気を持っている駅です。

 駅の入口にある表示板も木製で、こちらも味わい深い趣があります。
 ここから途中3ヶ所程度で撮るべく、越後寒川駅方向へ歩きます。

 国道を約20分程歩いた辺りで、ちょうど砂浜があり、国道を挟んでですが、海沿いを走るシーンが撮れそうです。

 15:27 やって来ました上り特急いなほ号。
 足回りは隠れますが、海水浴客も手前にいることや、本命の国鉄気動車ではないので、この程度の構図で収めました。

 さらに北へ10分程歩くと蓬莱山が見える場所に来たので、昼前後なら線路南側の山から俯瞰するアングルがあるのですが、夏場の午後遅いと線路の北側から陽が当たるので、この場所から撮ることにしました。今立っている位置からは車体の上半分しか写らないですが。

 17:33 そして更に20分ほど歩いて、有名な国道橋からのサイドアングルで撮影に挑みます。
 漁港は波もなく静かだったので、もしかすると鏡面もあるかなと期待したのですが、角度的に車体が映り込むことはできませんでした。

 撮影後は越後寒川駅まで歩き、朝新津から乗ってきたキハ110に乗ることになります。地震雲?

 日本海に沈む夕陽、明日も天気は良さそうです。
 気動車に揺られて新津まで乗って行きたいところですが、先を急ぐので新発田で越後線直通の普通電車に乗り換えます。

 白新線から越後線に直通する電車で降りたのは、今夜の滞泊地である寺尾駅です。
 明日は5時半起きでまた炎天下の中を歩く行が待っています。

 初めての越後線での撮影
 越後線自体に乗るのが本当に20年ぶりぐらいで、前回は乗っただけでしたが、今回は国鉄115系の撮影のためにやって来ました。
 ターゲットになるのは朝の白新線直通の6両編成の2運用で、1本は内野より先の田園地帯にも入るので、ぜひそこで1ショットと、もう1本は内野で折返しなので、信濃川の鉄橋を渡るシーンを撮ることにします。

 滞泊していた寺尾から今日はスタートです。
 朝6時過ぎの電車ですが、結構乗っていました。

 越後赤塚で下車します。

 越後赤塚駅は無人駅で、suica用のIC簡易記録機と自動券売機が置かれているだけでした。時間が無いので先を急ぎます。

 6:44 上りの124Mがやって来ました。新潟色の編成が前です。

 6:58 更に新潟寄りに数分歩いて、越後曽根で折り返してきた1925Mを撮影。
 これで田園地帯を行くシーンの撮影は終了です。

 撮影を終えて駅に戻ってきたら、何やら、チチチチッというさえずりが聞こえます。
 画面の右上のあたり、見えるかな?

 注視して見てみると、あらら燕たちのヒナが。
 人の気配を感じて鳴くのを止めましたが、親鳥が餌を運んで来た時だけは鳴いていました。
 
 越後赤塚から新潟方向に戻って、青山という駅で下車します。
 この青山と隣の関屋の間に信濃川放水路の鉄橋があり、先に青山側から撮りますが、まだ1時間以上あるので、南側にあるイオン1階のコメダ珈琲店でモーニングブレイク。

 8:55 まず1本目の内野行き1928Mを撮ります。
 前後とも青い新潟色の編成でした。このあと返しを射ちます。

 9:40 鉄橋の新潟側に回り込んで、返しの長岡行き1529Mを射ちます。
 こちらはバリ順でいい感じ。これにて全撮影が終わりました。

 帰りは元来た道を帰っていきます。

 新潟を出ると見えてくる沼垂の車庫ですが、115系の姿は見えませんでした。車庫内にいる車両もJRのばかりになり、隔世の感があります。

 長岡で上越線に乗り換え、越後川口からは飯山線を逆方向へ帰ります。
 今回は復活した飯山色をまとうキハ110型の単行。なかなか絵になります。

 戸狩野沢温泉で30分待ちで長野行きに乗り継ぎます。
 キハ111+112の2連。

 長野からは211系で塩尻まで、塩尻→上松のみ特急でワープし、そこからはまた普通電車の乗り継ぎで帰りました。

 新津区のキハ40系の置き換えが発表されて、両数的にも一気に全車両置き換え出来そうな数なので、この夏が最後になるかも知れません。
 去年ひと足先に485系が消滅し、追って115系そしてキハ40系と国鉄車両が姿を消しつつあります。
 味気ないステンレス車体のJRの車両で占められれば、もう新潟県に行く事もなくなるかも知れません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

はまなす亡き 札幌→東京移動 (後半編)

2017-08-06 |  出撃 at 北海道地方
 北海道新幹線に乗って、わずか1時間程で新青森に着いたのですが、ここからが大変な旅程が待っています。
 以前の連絡だと、〔はまなす〕が朝6時台前半に青森に着くので、そのまま青い森鉄道に乗れば、八戸から盛岡行きの列車に上手く乗り継げたのですが、新幹線開業後は青森6:53発の八戸行きに乗らないと、その次に青森を出る列車に乗っても八戸からの連絡列車が14時台まで無いため、ここで東京までの当日中の乗り継ぎスケジュールが終わってしまいます。本当に不便になったものです。
 東京に本日中に着くためには、盛岡を12時過ぎに出る一ノ関行きに必ず乗る必要があります。13時台のだと上野着23:42なので、夜行バスやムーンライトなどに乗り継げません。
 前記事の続きですが、そこで編み出したルートが、
 新青森8:03-普通644M→8:39弘前8:55-高速バス・ヨーデル号→11:10盛岡
 これだと3,000円の出費で盛岡まで行けることから、このルートとしました。問題は、ヨーデル号が予約制ではないので、満席だと1本後の便になってしまうこと、これだと死亡確定ですが、よほどの混雑期間中でない限りは大丈夫でしょう。

 まさかの大チョンボで旅程振り出し

 新青森を8:03に出る弘前行きに乗ります。
 青森行が2両編成で混んでるのに対し、こちらは5両編成なので楽勝かと思いきや、意外と乗っていて、何とか座れてほっと一息。弘前までの701系なのですが、何故か奥羽本線~羽越本線では701系でも糞電車感があまり感じません。
 浪岡を過ぎて、次は撮影でよく来た北常盤。「前回、北常盤に来た時は・・・」なーんちゃって、クダらない冗談を考えていた時に、ハッと気付いたのです。
 あれ?膝の上が軽い! リュックが、リュックが無い? あれ、あれ?
 回りを見回してもリュックが見当たりません。ガッガーーーン。オーマイガー!!
やってしまいました。新青森のホームに置いて、電車に乗り込む時に機材のカートだけ乗せたようで、リュックはそのまま置き去りにしてしまったようです。普段なら、列車が入線してくるとリュックを背負うのですが、そのルーティンが珍しく抜けていたのです。
 ヤバイ、降りるしかない。

 次の北常盤で下車し、駅員のおば・・・、いやいやお姉さんに事情を伝えて新青森駅に連絡してもらうと、あっさりありました。在来線の改札口で預かっていると。
 これから新青森駅まで戻るため、今日の予定として描いていたヨーデル号乗車ルートはこれで頓挫しました。

 下りの青森行が来るまでは40分近くあります。
 駅内の待合の所は冷房が掛かっていないのですが、併設のコミュニティースペースは冷房が掛かっているので、ここで休憩。

 ここには以前うどんか何かを提供するスペースがあったのですが、その後撤去されていたところ、ラーメン屋が時間限定で営業しているようでしたが、もちろん営業時間前なので、誰もいません。

 9:09 青森方面へ戻る列車に乗ります。
 まさかこの時間に逆向きの列車に乗るとは、予定通りなら今ごろはバスの中なのに。

 反対列車の遅れもあって、9:45頃に新青森に戻ってきました。
 あーあ、まるで時計を逆戻しにしたようです。

 エスカレーターを上がって、在来線の改札口に向かいます。
 駅員さんは既に知っていたようで、忘れ物の話をすると直ぐに取り出してくれました。受領手続きをして、ようやくリュックが帰ってきました。


 結局新幹線でワープ
 さてもう10時近くになってしまいました。ヨーデル号に乗れなかったので、他のルートは・・・など考える余地はありません。肝心なのは盛岡12:08発の一ノ関行きに乗ること。
 もう選択肢は一つしかありません。東北新幹線で一気に盛岡までワープすることです。それも1時間に1本しか走っていないので、新青森10:39発の〔はやぶさ16号〕に乗る他はありません。
 この列車は北海道新幹線からの直通列車なので、既に乗客が着席している状態で入線してきます。しかも青森・八戸などからも乗車してきます。
 そこで立席特急券でも座れる確率の高い秘策を打ってでます。発車まではまだ40分近くあります。

 時間があるので、駅の1階に下りてきました。
 黒石屋というお店の先に「りんごソフト」なる物が売っていたので、1つ頼んだのですが、今日初めてのお客だったので、ソフトが上手く出ずに、店員のお姉ちゃんがヤバイヤバイ!と苦闘しながら、結局1個分失敗して捨てたような形で、2個目を渡してくれました。

 実際に手に取ってみると、りんごなのかイチゴなのかサクランボなのか微妙な色合いです。
 でも爽やかなりんごの味がして一服の清涼剤となりました。


 さて座りやすい秘策ですが、みどりの券売機でシートマップを出します。
 新青森→盛岡間で座席指定の空いている席を探して、最も多く空いている車両(必然的に1号車か2号車になります)の座席番号を覚えます、覚えられないのでスマホで撮ります。

 その上で特定特急券(乗車券付き)を購入してホームに上がります。
 この特急券を購入してホームに上がるタイミングが、その時の乗客の多さで微妙に調節が要ります。ぎりぎりまで待って発券してホームに上がったら、既に乗車目標の所に沢山人が並んでいて、意中の席に座れないというリスクもあるので。

 ホームに上がるとEast-iが居て、駅に停まっているシーンを形式写真風で撮ったのは初めてでした。
 不運もあれば幸運もあるわけですね。

 いよいよ〔はやぶさ16号〕が入ってきました。これも北海道所属のH5系です。
 座ったのは1号車の1番A席、座席表ではB席C席ともに空いていました、あとは途中駅で直前買いで乗ってこなければ盛岡まで座って行けます。この列車は盛岡まで各駅停車なので、その辺が心配です。

 新青森を出発、左手に三内丸山遺跡あたり?の風景が展開して程なく長いトンネルの連続が続きます。
 途中の七戸十和田・八戸・二戸で1番列には誰も乗って来ませんでした、そして沼宮内ではホームに人影すらありませんでした。

 11:40 こちらも僅か1時間で盛岡に到着、ほとんどがトンネル区間なので、景色など楽しむことはありませんでした。
 乗車券3,020円+特急券2,590円の計5,610円を払ってワープ。高速バスヨーデル号より余分に2,610円払ったことになります。

 盛岡で肩を並べるE5系とH5系。ホームのぎりぎり端っこに立っても全然フレームに収まりません。
 さて長居はせずに階段を下りて在来線ホームに行きます。

 盛岡からは東北本線地獄旅が待っています。2両編成の糞電車に立ち客いっぱい詰め込んで、大嫌いな東北本線の移動はもう毎度恒例となりました。

 平泉の手前で緊急信号発報があり、電車は7分ほど停車して遅れたため、一ノ関ダッシュ!
 一ノ関で買い物の余裕もなく、701系でまた小牛田へ乗り継ぎます。

 小牛田で待っていたのが、何と風前の灯火である719系。これはラッキー。
 まぁこの列車には当分719系が充当されているのでしょうか、地獄の旅が幾分やわらぎます。

 そして仙台からは快速の福島行きに乗ります。
 この列車は随分前からE721系が充当されているので、座れればOK、但し福島で黒磯行きに乗り換えるので、またダッシュするのに、いい場所に座っていないと行けません。

 しかし何と、福島に着いたら、「この列車がこのまま黒磯行きとなります。」とのこと。
 これはいいですね。今までは4番線について階段をダッシュで上がって、2番線に停車中の黒磯行きに走りこんで座席を探していたのですが、もうその心配はないようです。
 こうして小牛田から黒磯までは楽に移動ができて、かつての大嫌いな印象も改善したように見えました。

 黒磯到着。ここでまたダッシュして宇都宮行きの205系に乗り換えます。
 10月に電化設備変更に伴ってE721系が黒磯まで入れなくなり、新白河でE531系に強制的に乗り換えさせられるので、この夏が最後の黒磯での交流電車の記録となりそうです。
 あとは流すように宇都宮で上野行に乗り継いで東京まで戻ってきて、そのまま夜行バスで帰路に就きました。

 今回は北海道新幹線の乗車という目的がありましたが、結局札幌→函館の夜行バス、北海道新幹線、東北新幹線、東名夜行バスの額を足すと12,500円程になり、飛行機で帰ってくるのと大して変わらないことから、次回からはもう往復とも飛行機でいいやと思ってしまいます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

はまなす亡き 札幌→東京移動 (前半編)

2017-08-04 |  出撃 at 北海道地方
 ふらっと北海道として往路は安く飛行機で来たのですが、同じ日のうちに帰路の航空券も買っておれば1万円程度で帰れたものの、万が一(実際は外れも多いので万が一ではないですが)天気予報が外れて道内が雨降り続きになった時には早めに本州へ動けるように北海道東日本フリーパスで回っていたのですが、撮影を行う7/29・30ともまずまずの天気に恵まれて予定通りの日程で道内に滞在しました。
 従来なら道内最終日の夜に札幌から夜行急行〔はまなす〕に乗って翌朝に青森に到着、あとはひたすら東北本線を走ルンですに乗って延々と上がる東北地獄に耐えて、夜に東京に到着し、その後は〔ムーンライトながら〕かドリーム号で西へ下るというものですが、はまなす廃止で様相が変わりました。

 どこが変わったかというと
1.札幌-函館間の夜行列車が無いので夜行バスに頼らないといけない。
2.青森-函館間は特例で特急券のみで新幹線に乗れるが朝1番の時刻が遅い。
3.新青森到着が7時台後半のため、青い森鉄道~IGRに乗ると接続が悪く、特に青森~岩手県境区間では午後まで列車がなくて、その日のうちに帰れない。
4.花輪線回りでも、結局どこかで新幹線の力に頼らざるを得ない。

 そこで少しひねりを加えます。高速バスの利用です。
5.青森ー盛岡間の〔あすなろ号〕を調べたが本数が少なく、青森で途切れてしまう。
6.弘前ー盛岡間の〔ヨーデル号〕は割りと本数があり、朝9時前に弘前を出ると盛岡を12時過ぎに出る一ノ関行きに乗り継げる。
ということで、夜行バス→北海道新幹線→高速バスを使って盛岡までの難所を乗り越えることに。

 夜行バスで札幌→函館を移動
 売り切れ続出で入手が困難な札幌-函館間の夜行バスの予約もニュースター号の増車分でかろうじて取れました。

ということで、夜行バスの始発地であるススキノにやって来ました。
 夏の観光シーズンなのか、普段の時からかは知りませんが、人も多い感じです。

 23:35 北海道バスのニュースター号はススキノ電停前が始発地なので、手荷物置き場の確保の面からも、この始発停留所から乗車しました。ここなら乗車したのは5人ぐらいで、あとは全部が札幌駅前ターミナルからでした。

 5:30 函館駅に到着、夜中にバスの屋根を叩きつけるぐらいの強い雨が降っていましたが、函館に着いた時には既に上がっており、道もほとんど乾いている感じでした。

 北海道新幹線に乗る

 北海道新幹線開業後初めてとなる函館駅を利用します。
 1つ変わった点は、3セク化された道南いさり火鉄道の券売機がJRとは反対側に1台ポツンと置かれていたことでした。

 改札も始まり、いよいよ函館-青森間を新幹線ルートに乗る旅の始まりです。

 新幹線連絡専用に用意された、函館地区初となる近郊型電車の733系1000番代、もちろん札幌近郊の733系と仕様はほぼ変わらないので、わざわざ1000番代の区分を作る必要までもないと思いますが。
 早朝の列車だったので、快速ではなく普通のはこだてライナーとして運転。

 七飯で分岐して旧線方向へ走り、函館から20分ほどで新幹線の高架が近付いてきます。
 この時間が長いのか短いのかは何ともいえませんが。

 駅舎に吸い込まれるような形で到着します。
 見たところ、新幹線のホームは2番線しかないようですが、函館は単なる通過点としか考えられていないのでしょうか?


 わざわざ一旦改札を出たのは、新函館北斗駅発行で新幹線の特急券が買いたかったから、ただそれだけです。
 でも新青森で結局回収されて手元には残りませんでしたが。

 12分の乗り継ぎ時間で、一旦改札口を出て特急券を購入して、スタンプも押していたので、ホームに降りてきたのは発車の2分前、じっくり写真を撮ってる場合じゃありません。

 乗ったのはH5系。これまで何度かE5系には乗りましたが、H5系は初めて。
 中身はほとんど一緒ですが、ドア周りの色がJR北海道のコーポレートカラーである黄緑色に塗られています。ちなみにE5系はクリーム色っぽい感じだったような。

 新函館北斗を発車すると、すぐ左手に車両基地が見えてきます。

 列車も加速したところで、サンドイッチと北海道限定のジョージアミルクコーヒーで朝食タイム・・・
 そしたら若い頃の神田うのみたいなお姉さんがワゴン押して回って来たので、何だこんな時間から車販やってたのか、次からはホットコーヒーでも飲もうと思ったものの、次いつ乗るかは分かりません。

 わずか13分で木古内を発車し、いよいよ在来線と供用の3線区間に入ります。
 雨が降った後、新幹線はまだ走っていないので、外側の線路は錆びがのっています。

 6:54 知内の信号場を通過します。
 奥にある2線は在来線専用の待避線で、貨物列車はここで新幹線をやり過ごすようです。

 6:55 いよいよ青函トンネルに突入。
 木古内までは飛ばしてきたのに、供用区間に入ると速度が140km/hの制限を受けるため、低いモーターの唸り音を鳴らしたまま延々とトンネルを走ります。はっきり言って、特急〔白鳥〕時代と何ら変わりません。

 7:04 旧吉岡海底駅を通過します。
 見学駅としての扱いはなくなりましたが、今も非常用地点として蛍光灯が灯されています。
 旧竜飛海底駅も同じようにずらりと蛍光灯の帯の中を通ります。

 7:20 ようやく青函トンネルを抜けました。
 抜けると右手に去年来た展望広場が見えます。お立ち台の上には2人ほどカメラを構えた人が見えました。

 7:25 奥津軽いまべつに到着します。
 在来線の線路は、この駅舎を迂回するように通されているので、ここの駅の中は標準軌の新幹線用の線路だけが敷かれています。

 奥津軽いまべつを出ると再び3線区間となり、暫く走って、新中小国信号場の手前まで続きますが、一瞬でターンアウトするので、その瞬間は撮れませんでした。

 車窓左手に見慣れた陸奥湾の風景が展開します。
 撮影のために何度も蟹田へ来たので、この風景を見ると、津軽線沿線に入ったなという感じがします。

 7:39 新青森に到着。およそ1時間の北海道新幹線の旅は終わりました。
 一昨年、〔はやぶさ〕→〔はまなす〕と乗り継いで〔北斗星〕を追っかけて以来の新青森駅です。

 乗ってきたH5系。新青森まではガラガラだったのですが、結構ここから乗車がありました。
 さてこれからは東北本線の地獄苦行が待っている・・・予定です。
 
 新青森から先は次の記事へ続きます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ふらっと富良野へ 撮影2日目

2017-08-03 |  出撃 at 北海道地方
 道内3日目(7/30)ですが、暫くぶりにファーム富田へ行きたくなったので、国鉄型車両の撮影は二の次にして、朝から中富良野へ向かうことにしました。

 今日(7/30)は日曜日で、朝1番の列車は運休なので、6時台の2番列車に乗ります。
 車内は早朝から中国語が飛び交います。日本人客はいないのか?いや、いるのですが、静かにしてるので分からないだけです。大阪人がいたら一発で分かりますがw

 富良野線の車両のドアには中国語で書かれたステッカーがデカデカと貼られていて、日本語は殆んど小さく書かれているだけです。ここは何処の国やねん?

 旭川は晴れていたのですが、2・3駅進むと霧に包まれてしまいました。
 天気予報は朝から晴れの予報ですが、北海道ならよくあることです。

 美瑛の街に入ると急に晴れてきて、よっしゃ、これなら大丈夫ということで、テンションも上がります。

 しかし喜んだのも束の間、次の美馬牛ではまた霧に包まれてしまいました。
 しかも結構濃い霧です。ここまでコロコロ変わると、もうなるように成れみたいに悟ってしまいそうです。

 結局中富良野に着いた時には上空にうっすらと太陽が見える程度の曇りとなってしまいました。風が吹いたら何とかなりそうですが、全然風がなくて、晴れそうにありません。仕方なくラベンダー畑駅方面に歩きます。

 中富良野駅から徒歩20分ほどでラベンダー畑駅のすぐ手前辺りで、ファーム富田をバックに旭川行きの上り列車を撮影します。
 彩りの丘のラベンダーも既に花のピークを過ぎているようで、花の色が全然鮮やかではありません。

 ここではもう1本、下りの快速列車を撮ります。上空はようやく雲が取れてきました。今日下車したラベンダー畑駅の前を再度通って、今日は左折してファーム富田へ向かいます。

 歩いているうちにどんどん晴れてきて、完全な晴になりました。
 ファーム富田はラベンダーで有名ですが、最近はメロンの生産にも力を入れてるようです。

 久しぶりに彩りの丘に立って、合成じゃない天然のラベンダーのいい香りを楽しんだ後は、ラベンダーソフトクリームを買いに売店へ。

 こちらがラベンダーソフトクリームと、ついでに購入したラベンダーラムネ。
 ソフトのほうは割とラベンダーの味がしましたが、ラムネのほうはほとんど分からない感じで、ラベルを隠して渡されると多分分からないでしょう。

 園内を走るバイクもラベンダーカラーです。
 このバイクは園の整備や花の輸送に園内の道をいったり来たりしています。
 半時間程でしたが多分6回目のファーム富田を楽しみ、中富良野駅へ戻ります。

 中富良野駅の近くにある農業倉庫でしょうか?入り口にこのような看板が置かれています。
 外国人は所構わず勝手に入り込んでくるんでしょうかね、ラベンダー畑駅周辺の畑も厳重にロープが張られて、入ると罰金となる旨書かれていましたが、外国人観光客誘致の弊害が色んな所に出ているんですね。

 中富良野駅へ戻った後は、一旦旭川方面へ戻ります。
 途中の車窓で目星を付けていた西聖和駅で降ります。

 西聖和の駅からはまず東側の丘を上る道を進み、30分ほど歩きます。
 進めど進めど目的地には着きません。

 ようやく目星を付けていた蕎麦畑に来てみましたが、意外と列車が隠れてしまい、今一つな感じでしょうか?
 朝の順光ならもう少しいいかもしれません。

 続いて線路の西側に移動して、国道を駅に戻る方向に歩くと、蕎麦畑の中にヒマワリが。これは面白い感じです。

 西聖和で2本撮って、再び富良野方向へ向かいます。
 この列車は美瑛止りで、昨日と同様に美瑛でノロッコ号に乗り換えます。
 今日は昨日よりも乗客が少ないのと、昨日既に最前列に乗ったので、横向き座席に座ることにしました。

 自然の風を浴びながら疾走するノロッコの旅を満喫したら富良野に到着です。

 少し遅れて富良野に到着した列車は乗客の入れ替えが終るのを待って発車します。
 元々6分しかない折返し時間なのですが、そこへきて日本の列車に不馴れな人たちがモタモタするので乗降遅延が加わります。

 富良野で降りた人たちは、この時間を利用して思い思いに記念撮影をします。

 旭川寄りの先頭は残念ながら機関車の先頭がホームから外れるので、広角レンズを持ってしても収まりません。

 ノロッコ号が発車していくと、そこに表れたのが2本の特急型車両です。
 まずこちらがノースレインボーの183系5200番台車両。
 
 そしてもう1本が旭山動物園号の車両、これは一昨日も撮りましたが、駅での形式写真っぽく撮ります。
 さてこれから夕方までの間に、この2本の特急車両とノロッコ号を兼ねて撮影できるかどうか。しかも荷物が大きくてレンタサイクルも使えないので、徒歩で移動という無謀に挑みます。

 昔、車で来たことがある島ノ下ー富良野の空知川鉄橋として撮影地メモにも掲載した場所へ駅から40分かけて歩いて来たのですが、午後遅めに順光になる北側はケーブルが被ってしまいます。車移動じゃないのでもうここでフラノラベンダーエクスプレスを撮るしかありません。

 2本目のラベンダーエクスプレスまでに時間があるので35分かけて今度は富良野線の鉄橋の所までやって来ました、道内ナンバーのマークXに乗った兄ちゃんが長玉で狙っていましたが、ここは写真に撮るには今一つの場所です。ビデオ向きの場所です。ノロッコ号の上り列車を録って終了。

 そして20分程また歩いて、先ほどの空知川鉄橋の東岸側にやって来ました。
 ここも西側と同様にケーブルが邪魔ですが、光線もこんな状況なので、ここで妥協します。

 富良野界隈で3本撮影後は17時台の普通列車に乗って滝川に到着、札幌まで普通列車を乗り継ぎます。

 滝川から岩見沢までの間もキハ40に当たりました。以前は当たり前のように電化区間でも気動車普通列車を走らせていたのですが、車両寿命の関係でこの区間も721系に替わったのですが、入庫の関係で岩見沢まで走る運用が残っていると思われます。

 岩見沢に到着。2時間ばかりの気動車乗り継ぎ旅が終わります。

 今日のラストは札幌まで糞電車の731系です。
 小樽-岩見沢間もかなりロングシート化されてしまい、車窓を楽しむ旅が出来なくなってきています。まぁ夜ですけどね。
 札幌に22時前に到着、今までは急行〔はまなす〕がいたのですが、もう見ることはありません。函館まで今夜は夜行バスに乗ります。

 明日は1日がかりで函館から東京まで東北本線の地獄旅が待ち構えています。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ふらっと北海道へ 撮影1日目

2017-08-02 |  出撃 at 北海道地方
 1.石北本線の列車撮影
 道内2日目はようやく本領発揮というか、走行数を減らしつつある国鉄型気動車のキハ40系とキハ183系の記録をすべく、3月からオホーツクの走行区間短縮策として登場した特急大雪も撮るため、石北線の新旭川-上川間でいい場所をと検討、鉄道移動+徒歩なので、そんなに奥には行けません。
 そこで出てきた答えが、ラッセル撮影でも行った桜岡-当麻間としました。

 桜岡で下車したのですが、手前の北日ノ出駅を出た辺りにいい感じで線路脇で花を入れて撮れそうな所があったので、30分かけて戻ってきました。北日ノ出駅から歩けば近いのですが、停車する列車がごく僅かなので桜岡から戻るしかないのですが、それでも30分程度で着けるなら北海道だと近い部類に入ります。

 まずはキハ40系の普通列車を撮影。
 北北海道らしい抜けるような青空の中を行く単行の気動車は最高の風景です。

 続いて下りの特急オホーツク1号が来るので、今度は少し見下ろす感じで花も入れて撮影します。
 この時期の北海道は線路脇の草が伸びで足回りを隠すのですが、花が咲いていれば隠れても絵になります。多くが外来種の花ですがね。

 続いて先ほどの普通列車を撮った場所を、少し離れた道路から望遠で狙ってみました。

 同じ場所から今度は上りの特急オホーツク2号を撮ります。
 少し上空に雲が出てきました。

 これで北日ノ出-桜岡間での撮影は終了。桜岡駅へ向けてまた30分ほど歩きます。
 桜岡駅で少し休憩した後、再び歩き出して、今度こそ桜岡-当麻間での撮影です。

 最初に来たのが、駅から10分程にある鉄橋の東側に広がる蕎麦畑で、白い花を咲かせた蕎麦畑を見ながら走る単行気動車。
 これも北海道らしい1コマです。

 続いて来たのが、網走発旭川行きの上り特急大雪2号。
 だいぶ雲が出てきてしまいました。

 先ほどの撮影場所から当麻駅方向に20分程歩いて下りの特急大雪1号を撮るのですが、前面は逆光になるので後追い撮影としました。

 撮影後は20分程歩いて当麻駅まで行き、そこから特快きたみに乗って1駅で旭川へ。この列車に乗らないと夕方近くまで列車が無いのできついです。

 2.ノロッコ号に乗り&撮り
 午後からは富良野線に回ります。特快きたみからの乗り換えでは美瑛止まりの列車しかないのですが、夏の時期は美瑛でノロッコ号に接続しているので、そのまま富良野方面へ向かいます。

 そして美瑛駅での中国人との席取りバトルを制して一番前の特等席に陣取ります。
 昔一度だけノロッコ号に乗りましたが、中間車の中程だったので、今回はガッツリ前面風景を楽しみます。

 列車が2分遅延する程に混雑するほどには乗っていませんが、これでも何故か乗降遅延が起きてしまうんですね。

 有名なアップダウンの直線区間。
 途中にある踏切ではウェディングドレスの女性にキスをする新郎の姿を列車をバックに撮影していました。多分チャイニーズ。

 今回初めて途中のラベンダー畑駅で下車します。
 この駅には警備員が居て、列車が来ない時はロープを張ってホームに人が入れないようにしていました。

 最初の露払いが旭川を1時間後に出た富良野行きの普通列車。
 北側の畑は既に収穫が終わっていたようで、トラクターが残った茎を刈り取っていました。

 そして今日最後の撮影列車であるノロッコ6号。
 こちら側は玉葱?がまだ刈り取られていないようで、緑が濃い景色です。
 北側に太陽が回っているのですが、線路が北東に向いているので機関車の前面は影になりました。

 列車の撮影後、ノロッコ号の通過を待っていたかのように、横の畑で野焼きが始まり、凄いバルサン状態。もしかするとノロッコ号の乗客に不快な思いをさせないよう自粛要請などされているのかもしれません。

 撮影後は時間があるので昨日同様にへそ祭りを見に行くために富良野へ向かいます。
 撮影地から徒歩15分ほどで西中駅に到着。
 たった1両分の長さしかホームがなく、2両目はホームから外れて止まります。

 富良野に到着。へそ祭りの様子は前の記事に合わせて書いています。

 明日も富良野線と根室本線を撮ります。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ふらっと北海道へ へそ踊り編

2017-08-01 |  出撃 at 北海道地方
 高校生の頃から北海道と言えば、気合いを入れて撮影するために、重たい一眼レフやどっしりした三脚などで重装備をして渡ってきたものですが、今回初めて一眼レフを持たずに北海道へやって来てしまいました。
 そもそも春以降に最近一眼レフ使ったのは、5月の信越、6月の三江線と四季島の3回だけで、あとは全てコンデジの4K動画と、秘密兵器の2つの機材のみで、この夏の北海道行きも遂にその法則が適用される結果になりました。
 北海道で何をするかというと、去就が注目されている40系気動車と183系特急車両の記録ですね。もう北海道へ渡る意味はこれらと、冬のラッセルぐらいしかありません。

 さて7/28(金)は、昼前に千歳に着いてたのですが、今日は残念ながら雨模様なので、乗り鉄+αにして翌日の撮影のために旭川市内で滞泊予定なのですが、せっかくですから寄り道をします。

 快速エアポート→いしかりライナーとロングシートの糞電車を乗り継いで、ようやく岩見沢から旅らしい旅ができそうです。
 もう北海道内でクロスシートの電車は、この721系1形式のみとなりました。元々2形式しかなかったですが。

 JR現役の近郊型クロスシート車両では最高の居住性を誇りますが、昼間の時間帯とあって、3両編成で20人ほどしか乗っていませんでした。富良野線なら今の時期は昼間も立ち客が出るほどなのですが。

 滝川からは気動車に乗って富良野へ向かいます。今日と明日がちょうど北海へそ祭りをやっているので、今まで中々行ける機会がなかったのですが、今回行ってみることにします。

 昨年の豪雨で根室本線が被害を受けたまま、バス代行が続いており、おそらく鉄道が復旧する見込みもないまま廃線になりそうな勢いですが、この東鹿越行きの暫定処置のサボを撮ります。

 富良野駅に着くと祭りが始まる前に、まず臨時特急を撮っておきます。
 旭山動物園号で使っているキハ183系のようですが、電化区間で気動車を走らせるのは勿体無いのでしょうか、この夏はフラノラベンダーエクスプレスとして走っています。雨が降っているので、駅からあまり歩かずに、駅の北側にある歩道橋の下から撮ります。暗い条件での動画なのでシャッター速度が1/60位とブレています。

 さて富良野駅前の目抜き通りへ行ってみると、あれ?まだやってないの?
 人が全然居ません。まさか雨天中止?

 でも小ぶりになり、MCの人がいろいろ声を出して盛り上げていました。
 MC曰く「いやぁー危うく中止になるかと思いましたが、何とかできそうです」とスタッフの方も市民も町を上げての一大行事ですからね。

 17時になってまず子どもたちの行列が始まります。
 雨はほとんど上がりましたが、気温は20℃とちょっと肌寒い感じの中で、みんな元気いっぱい!

 続いてこちらは本格的にへそ踊りの格好で来ました園児たち。
 おなかには思い思いの絵柄、というか漫画のキャラクターなどが描かれています。

 1時間ほどで子供たちの踊りが終わると、19時からはいよいよ大人の時間(意味深)ですが、ここでタイムアップで旭川へ向かいます。

 なお翌日も夕方から富良野へ寄りました、2日目は天気が良くて結構な人出でした。

 2日目は天気が良くて土曜日ということから、多くの人が集まっていました。
 へそ踊りのシンボルですが、自力では動けないらしいです。

 飛び入りの参加も大歓迎なのですが、衣装に限りがあり早々に受付終了となっていました。金髪白人のお姉さんが目立っていましたが、ちょっと露出が少なくて残念?ですね。

 こちらは飛び入りの台湾?人の子供らの前に入って勝手に記念撮影する関係のないお姉さんっぽい。
 この2人子供らの親御さんはもう少し年を取った40歳くらいの感じの夫婦で、後で記念撮影してました。

 さあ日も暮れていよいよ祭り本番の始まりです。あとは醜いオッサンのブヨブヨのたるんだ腹まわりなので写真は撮らずに終えます。それが見物なんですが、あちこちで紹介されてるし、見知らぬオッサンの腹撮って誰得状態ですから。

 次は石北線などの列車撮影編へ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする