六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

新型やくも色のゴミ箱

2024-04-27 |  出撃 at 中国地方

 岡山遠征での一コマ。
 駅のゴミ箱がなんと新型やくものボディーカラーになっていました。

 置いてあったのは総社駅ですが、もしかしたら他の駅にも置いてあるかも。
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福山→姫路 気動車でゆく旅(後編)

2024-04-19 |  出撃 at 中国地方
 前記事からの続きになります。
 岡山・広島両県で唯一の未踏破路線だった井原鉄道を乗り潰して、総社でちょうどお昼時となりましたが、さて名古屋までどうやって帰ろうかということですが、そうだ気動車をこのまま乗り継いで帰ろう! ということにしました。


 .単線非電化ディーゼルカー乗り継ぎの旅
 総社からの帰路としては伯備線で岡山へ出て、山陽本線で真っすぐ帰ってくる方法がありますが、せっかくならぐるっと遠回りで帰れるか、時刻表を追っていたところ、姫路に夕方に着くことが分かったので、吉備線→津山線→姫新線 のルートで帰ることにしました。

 12:13 総社発岡山行きの普通 746Dに乗ります。
 今日は沿線の各学校で始業式があったので、お昼の列車ですが、下校の学生でかなり混雑しておりました。
 昨夜と今朝に岡山ー大安寺の2駅間だけ乗った吉備線ですが、総社から岡山まで全線乗ったのは35年ほど前と、本当に久々で景色もほとんど覚えていませんでした。

 12:51 岡山に到着 向かいに停車している13:05発の津山行き快速〔ことぶき〕に乗ります。
 吉備線の列車と同時にこの津山線の列車も入線したため、ホームに並んでいたお客さんが良い席に座ってしまったため、反対向きの席に座って、途中で席が空いたら移ろうと思っていたのですが、結局ほとんどの客が途中で降りずに終点の津山まで乗っていたので、この区間、意外と需要があるのに驚きました。

 岡山から1時間09分の乗車で14:14に津山に到着。ここでようやく有人改札口の外に出る機会があり、青春18きっぷの5回目に日付印を押してもらいました。津山駅で日付印を押してもらう事など滅多にないですからね。
 雨も降り出してきたので、さっさと駅の中に戻ります。

 津山からは姫新線の列車を3本乗り継いで姫路まで行きます。
 トップバッターは14:33発の佐用行き普通 4832Dで、キハ120のワンマン列車。
 始業式で下校が早くなっているため、駅は帰りの高校生で溢れており、短い1両の気動車が入線すると車内は高校生でいっぱいになりました。
 4区画しかないボックス席の1枠に高校生DQNカップルがイチャつきながら座っていて、対面の2席に誰も座ろうとしないので、そこへすかさず座りました。
 列車は満員の高校生を乗せて雨の中を東へ進みます。

 雨に濡れたの姿がおつな美作江見駅に到着。
 どうせ高校生らも割とすぐに降りるだろうと思っていたのが誤算で、美作江見まで下りなかったので、ようやくここで進行方向向きに座ることができました。もう兵庫県との県境一歩手前まで来ています。

 県境の駅まで来ると乗っていた高校生も居なくなり、車内は数人の18きっぱーだけになりました。
 反対側のボックスには60代っぽい夫婦が乗っていましたが、高校生が降りたところで、缶ビールをプシュッと開けて昼呑みタイムに入ったようですが、今から缶ビール開けるとか、あと3駅で終点ですよ。

 岡山県内最後の駅の美作土居を出ると、列車は山の中へ入っていき、岡山-兵庫の県境を越えていきます。
 高校生は全て降りたと思ったのですが、後ろの方に女子高生が1人だけ爆睡してる姿が見えました。大丈夫かな?

 15:31 佐用に到着。
 先ほどの爆睡の女子高生は寝たままだったので、起こしてあげましたが、県境を越えて兵庫県まで入ってきて大丈夫?乗り過ごし? と思うところですが、実は乗り過ごしではありません。答えはこの列車の隣のホームにいますが、智頭鉄道に乗って北上すると、再度兵庫県から岡山県に入り、岡山県の最北東部の大原・粟倉村などに帰るのでしょうか。遠距離通学大変ですね。
 佐用では次の播磨新宮行きの列車まで50分の乗り継ぎ待ちがあったのですが、折返し列車の到着が20分前に来るので、駅での待ち合わせは30分で済みました。

 16:50 播磨新宮に到着 127系
 この駅からさらに17:06発の、姫新線3本目の普通 姫路行き 1862Dに乗ります。
 この時間になると帰宅の会社員などが乗っていて、帰宅列車の様相を見せます。  
 姫路駅に着いた時には大勢の乗客で溢れかえっていたので、写真を撮るのも忘れて姫新線ホームから下へ降りました。
 これで福山を10時過ぎに出て、7時間半かかってようやく姫路に到着しました。福山から山陽本線の電車で真っすぐ帰ってくると3時間で着けるので、結構時間が掛かりましたが、のんびり汽車旅にはもってこいのルートかも知れません。
 井原鉄道を入れて合計6本の気動車を乗り継ぎましたが、やっぱりどっしりと安定した乗り心地の国鉄キハ40系に勝るものはありませんでした。


 最後は姫路駅の新幹線乗換口に上がって、新幹線に乗り換えるのではなくて、ここで駅弁を買って、また降りてきて在来線のホームに上がって、17:56発の新快速米原行きに乗りました。新快速は帰宅ラッシュで乗客が多いので、米原で乗り換えた新快速豊橋行きの中で駅弁を食べて、今回の旅の〆としました。

 次回は今回使用した青春18きっぷの対正規運賃比較を書く予定です。
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福山→姫路 気動車でゆく旅(前編)

2024-04-18 |  出撃 at 中国地方
 青春18きっぷ4・5回目は山陽地方へ向かうことにしました。
 どこに行こうかなと思ったのですが、初日の出発が午後になるため、そんなに遠くまでは行けないのと、2日目の天気が下り坂のため、午前中でミッションが終わって帰るような日程になります。

 姫路を20:30過ぎの普通に乗って岡山に着いたのが夜の22時なので、吉備線で2駅ほど乗ります。

 2日目の朝は新規下車の大安寺駅からスタートします。

 朝6時台の岡山行きの列車に乗ります。
 平日に休みが当たっている週は、このように地方の通勤通学風景を味わえます。

 岡山到着後は、8時半過ぎまで、朝ラッシュの電車発着風景を録りました。
 2日前にデビューした新型やくも号も早速やってきました。

 .岡山・広島県内最後の未踏破路線へ
 朝8時半で午前中のミッションを終えて、さてどうしようかと考えたんですが、少し西に足を延ばして呉線界隈まで行こうかとも思ったのですが、雨雲が西からやってきているので、そうだ、乗りつぶしをしよう! ということで、中国地方唯一の未踏破路線である、井原鉄道を乗り潰すことにしました。
 井原鉄道は岡山県の伯備線清音駅と広島県の福塩線神辺駅とを結ぶ41.7kmの非電化単線路線で、1~2両のワンマン気動車が運行されています。1999年開業の新しい第三セクター鉄道ということもあって、全線立体交差の面白くない鉄道かなというのが、乗る前からの先入観ですが、まぁ乗ってみましょう。

 ということで、岡山9:03発の糸崎行きに乗って福山では僅か3分の乗換え時間で10:06発の福塩線に乗り換えるのですが、瀬戸大橋線の遅れで岡山の発車が5分遅れてしまい、ハラハラしたのですが、山陽本線を爆回復運転ですっ飛ばして、福山には定刻の10:03に到着、急いで階段を下りて上って(福塩線ホームには階段しかない)最後は満開の福山城をバックに写真を撮れる余裕までありました。
 この福山線には国鉄時代とJRになってからそれぞれ1回ずつ乗っているのですが、前回いつ乗ったかの記憶が無いほど久々(多分20年以上)です。
 タイトルに気動車旅と書きましたが、厳密にはこの福山から2駅先の神辺がスタート地点になります。福塩線の福山からは1日に1本だけ朝8時台に気動車が乗り入れているので、それに乗れば完璧でしたが。

 10:19 神辺に到着、いよいよ井原鉄道に乗り換えます。
 実はJRのホームから乗換口を通って井原鉄道に乗り換えができるのですが、せっかく時間が7分もあるので、一旦橋上駅の階段を上がって改札口を通って、JRの駅舎から完全に出て、階段をまた降りた北側の井原鉄道神辺駅として入ります。

 これで駅の写真も撮れるし、下車駅としての正式なカウントが出来ます。乗換口で乗り換えると、他社連絡なので、JRの扱い上は下車となりますが、駅視点で見た場合は下車とみなしませんので、ここはわざわざ階段を登って下りて出ての手間が掛かりますが、こうして下車駅数を増やしているわけです。

 神辺から総社まできっぷを買います。
 乗車券を買う区間はJRとの接続点である清音までで良いんじゃない?と誰もが思うかも知れないのですが、実は清音-総社間に限り、乗る列車ごとに個別の社線の乗車券が必要なため、伯備線の1駅だけ乗るとしても青春18きっぷで井原鉄道の列車には乗れないのです。

 ホームにはすでに10:26発車の総社行きの列車がJRからの乗り換え客を待っていました。総社まで乗り換え無しで直通する列車は昼間の時間帯には僅か3本しかなく、全日でみても、22本中11本しか全区間を通しで走る列車がないので貴重です。
 キハ120とそっくり、というかほぼ同じですね。

 列車は神辺を出発すると福塩線と数百m並走した後に一気に右に急旋回して東に進路を取ります。ここからは新線区間になるので、平凡な立体交差の区間が続くと思います。多分。

 車内の様子。
 キハ120は300番台でもクロスシートは4ブロックしかありませんが、この井原鉄道の車両は倍の8ブロックあるので、旅にはぴったりな車両ですね。運転時間は1時間ちょっとですが、しっかりトイレも付いています。

 列車は延々と高架区間を走るのですが、驚いたのは、沿線に家が多いこと。
 地方都市の駅を出ると、割とすぐに家並みが途切れて田畑が広がる感覚があるのですが、南北を山に囲まれた狭い地域を走っているにも関わらず、ずっと街が続いているのが非常に不思議です。だから鉄道を敷いても運営できる公算があったわけですね。

 10:41 神辺から15分でこの鉄道会社の由来名の地である井原に到着しました。

 この井原駅で反対列車との交換待ちをします。
 特筆なのは、この駅が地上駅で、駅の前後には踏切があることでした。通常は新規の開通路線に対しては当時の運輸省令で踏切の設置は禁止されているのですが、なぜここに踏切が設置できるのかというと、ここは昔井笠鉄道という軽便鉄道があって、廃線時に鉄建公団が土地を買収したため、昔の平地の鉄道区間の復活という形でなら踏切を設置してもよいという、最近では可部線の復活区間などと同じですね。
 なお次の早雲の里荏原駅の東側にも踏切が1か所あり、これも同様に平地の車両基地がある関係で、地上区間をそのまま活用したと思われます。平凡な高架路線がずっと続く面白味の無い路線かと思われたのですが、これは驚きでした。

 列車はさらに東へ進み、家がまばらになった区間を高架で走ります。
 この辺まで来ると、完全に田舎の雰囲気ですが、それでもまだ家がある方ですね。

 矢掛駅に到着。
 ここではかわいい園児たちが団体(と言っても引率の先生含めて数人ほどですが)で乗ってきました。お昼前の11時台なのに、なんで乗ってきたのかな?

 答えはこれ。
 2駅先の備中呉妹を過ぎると車窓右手に桜並木がお出迎えするので、列車の中からプチ花見ができるのです。

 プチ花見を終えて、列車は真備町に入りました、
 ここは2018年に大水害に遭った場所で、2階まで水没し多くの犠牲者が出た場所ですが、あれから6年ほど経って、車内からの景色では何もなかったような雰囲気さえ感じられました。

 前回の水害では川が8か所で決壊したとのことで、川原宿を過ぎるとこんな感じの堤防の修復場所が車内からも見られました。

 やがて大きな堤防が見えてくると、列車は高梁川の橋梁を渡ります。

 線路は上下線が分かれた伯備線の線路の中央を下りてゆきます。車窓右手にあるのは伯備線の上り線の線路になります。

 しばらく走って、列車は清音駅の中線に入ります。
 清音駅の中線に入るのは、改札口が分かれていて、JRのきっぷでは乗り降りさせないためと思われます。

 11:37 総社に到着 1時間11分の汽車旅が終わりました。
 総社駅の井原鉄道の専用ホームは階段しかないので、大きな荷物や老人・障碍者には厳しい環境です。なお清音・総社両駅ともに専用のホームを使うことで、JR線の切符しか持たない青春18きっぱーなどが井原線の乗車券を買わずにスリ抜けるのを防いでいます。

 総社駅の外へ出ました。
 昔来た時は地平の駅舎だったのに、いつの間にか立派な橋上駅舎になっていました。(調べてみたら1998年に橋上駅舎化ということで、1度橋上駅舎化以降に下車してるのに記憶が無いw)
 駅前を少し歩いたのですが、コンビニもスーパーもなくて不便でした。そして何より駅員がいません。特急停車駅で3路線が接続している乗換駅なのに(ラッシュ時のみ駅員がいる模様)。そのため青春18きっぷもまだ日付印を押せてないのです。ここまでずーっとJRはタダ乗り状態、このままドロンして消えてやろうかw・・・とまぁいうわけにもいきませんが。

 ということで、中国地方最後の未踏破路線を完乗して、これで兵庫県から西の本州は制覇した形になりました。
 総社駅に着いてからの続きは、次の記事で書きます。
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何だ? この自販機

2023-05-13 |  出撃 at 中国地方

 広島のアストラムラインに乗るために、本通駅の地下コンコースに着いたときに、あるカラフルな自動販売機が目につきました。
 駅の改札口の外側だし、もしかしたらプリペイドカードの販売機かな? さすがに今の時代にさすがにプリペイド乗車券は無いでしょw という感じですが、とてもカラフルなので何を売っているのか、販売機に寄ってみたところ、なんと

 これは広島名物の「もみじ饅頭」じゃないですか。
 よく見てみると3個入り390円で、6種類かの味から4通りの組み合わせの箱にして売っているようです。
 2019年10月からここの他に広島空港や宮島など何か所かに置いているとのことで、左下にはハンドタオルやエコバッグなども一緒に売られていました。

 これはもう、♪白・黒・抹茶・小豆・コーヒー・ゆず・さくら 7つの味でお馴染みのあのお菓子の自販機も登場してほしいですね。
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広島の変な鉄道に乗る

2023-05-06 |  出撃 at 中国地方
 前記事で広島県内4社局乗り残していて、その乗り潰しをするために早朝からアストラムラインと広電の白島線の2社局を乗り潰して、白島でモーニング、散歩で広島城を見ながらまたアストラムラインでJR新白島に着いて、そこからJR山陽本線に乗って東へ進むところまで書きました。その続きになります。


 10時頃に瀬野駅で下車しました。
 昔ならこの近辺でEF59やEF67などのセノハチ越えの補機撮影なんかがありましたが、今はそのような目的物はなくなりました。それでは何の目的で降りたのでしょう。

 答えはこちら、瀬野駅と丘の上にある住宅地とを結ぶ新交通システム「スカイレール」に乗るためです。
 ロープウェイなら「索道」扱いで、乗り潰しの対象外なのですが、こちらは全区間に鉄製のガイドウェイが敷かれて、懸垂式モノレールのようにぶら下がって走るため、れっきとした「鉄道」ですから、鉄道乗り潰しの対象になります。

 まずは乗車券を買います。
 片道最大6分で170円と、まぁ妥当な料金でしょうか?きっぷの裏側は磁気式にはなっていませんでした。

 自動改札機を通ります。
 コスト削減のため、自動改札機はきっぷが機械の中を通るのではなく、きっぷ表面に印字されたQRコードを読み取って有効・無効を判別して、ドアが開く仕組みになっています。これなら切符が詰まったり、メンテナンスをする必要もありません。

 階段を上がるとすでにドアを開けて待っていたので乗り込みます。

 車内は前後に4席ずつの8席が用意されていますが、乗っている時間が短いので。鉄板の上に最小限のビニールクッションが置かれた簡易的な座席です。
 なお手前の窓に「三脚禁止」の張り紙がありましたので、撮影の際は注意が必要です。


 反対側に山から下りてきた車両が到着すると、ガラガラと音を立てて、ぐるりと回転して山行きの車の後ろに着けます。まるで循環式ロープウェイそのものです。

 10:15 いよいよ発車
 動き出しはロープウェイそのもので、ふわふわと揺れるので、あぁやっぱりロープウェイだなと思ったのですが、その後鉄のガイドウェイ上を走りだすと、継ぎ目のガタンゴトンという音を屋根上で出しながら山を登っていくので、やっぱり鉄道なのか?という変な感覚に襲われます。

 しばらく進むと中間駅である「みどり中街」に停車します。
 だいたいの時間帯で、反対行きとすれ違いがあります。

 みどり中街を出ると左手の景色がさらに開けて、住宅が下の方に見下す形で山を登っていきます。

 約5分で終点のみどり中央駅が見えてきました。

 かなりスピードを落として、まるでタッチダウンを試みるようにして着きます。

 終着のみどり中央駅に到着。
 奥には転回装置の他に、検修中の車体や部品などが脇に置いてあるのが見えます。

 下車時は改札口はなく、そのまま階段を降りると出口になって出られました。
 きっぷは回収箱もありますが、そのまま記念に持って帰ってもいいです。QRコードを一度かざして改札から入ったきっぷのQRコードを再度かざして改札口から入ろうとすると、だいたいどうなるかは想像につきます。

 駅前は勾配のある住宅地が広がっていて、絵にかいたようなニュータウンの景色が広がっています。
 標高も高いので、冬場などは大変でしょうね。

 駅から下へ降りてきて、頭上を行く車両の様子を撮影。
 ビルの3階ぐらいの高さでしょうか、それなりに高い場所を走るので、高所恐怖性の人には少々辛いかも。

 これで第3社局目の路線の乗り潰しが終わったのですが、ここで2時間弱の時間を食ってしまったので、広島県内最後の未完乗社線である、井原鉄道に寄ると帰りが大幅に遅くなるので、井原鉄道はまたの機会に乗ることにして、広島をあとにしました。この井原鉄道に乗ることで、岡山・広島両県とも完乗率100%になります。
 なおこのスカイレールは廃止の噂があり、近々にもなくなりそうなので、ぜひ不思議な乗り心地を体験したい方はお早目に訪問をお勧めします。この夏休みあたりがリミットでしょうか? 
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ふらっと広島3路線潰し

2023-05-01 |  出撃 at 中国地方
 4月中は忙しく・・・はなかったのですが、10日を過ぎたあたりからもう一つ体調が思わしくなくて、記事を書く気力もありませんでしたが、ようやく記事を書くべくPCを起動しました。前回記事で半月遅れで云々書いていましたが、更に遅れて1カ月遅れの記事になりますがご了承下さい。
 4月第一週は広島県へ行くことにしました。広島県内では
  ・アストラムライン 全区間
  ・広島電鉄   白島線のみ
  ・スカイレール   全区間
  ・井原鉄道     全区間
の4社線が乗り残しているので、今回ここを潰しに行くべく出掛けることにしました。

 大阪駅からグランドリーム広島号に乗ります。関西-広島間の夜行バスは2便ありますが、もう1便は4列シートの青春ドリームなので避けて、3列のグランドリームに乗ります。夜行バスに乗るのは2021年3月以来の2年ぶりです、前回もグランドリーム広島号でした。

 春休み期間中とあって、車内はほぼ満席だったのですが、乗車当日にも関わらず窓際の割引席が取れたので結構ラッキーでした。この状況から考えて、半分近くの乗客が当日にきっぷを買った人と想像できます。私の前の席は新しく大学に通うことになった娘とその母親っぽい感じの親子連れが座っていました。

 アストラムラインに乗る

 早朝に広島に到着。広島駅新幹線口まで乗車予約はしていましたが、1つ手前の広島バスセンターで下車しました。
 ここから本通駅まで地下街が繋がっているので、アストラムラインにまず乗ります。
 このアストラムラインは、路線図が?マークみたいになっていて面白いです。

 最初は新型車両が来たのですが、ガラスにスモークが掛かっていて前面展望が悪いので1本遅らせて6時半ごろの電車に乗りました。
 車窓には所々に満開の桜の木があったりして、春爛漫って感じです。

 7:10 約40分の乗車で終点の広域公園前に到着。
 駅の南側が大学、北側がスポーツ公園になっていました。

 帰りは新型車両に乗ります。

 新型車両の車内。
 運転席は右側ハンドルで、左側の窓側が開いています。これはすべての駅が島式ホームのため、乗降モニター確認のために運転席が右側についているものです。

 乗車券ですが、4月からの運賃値上げで、本通-広域公園前の全区間を1往復だけする場合でも1日乗車券の方が安くなったので、1日乗車券で乗りました。各駅の券売機で売っていて、一般の乗車券と同じ大きさなので、改札口で出場する時に心配でしたが、ちゃんと出てきたので安心。


 広島電鉄も完乗

 本通駅に戻ってきて、ひろでんで唯一乗り残している白島線に乗るべく、広島の中心街をしばらく歩きます。
 紙屋町から八丁堀まで一駅ですが、10分程度掛かりました。
 8時過ぎのちょうどラッシュアワーですが、八丁堀行きがかなり混雑しているのに対し、白島行きは半分程度して乗っていませんでした。
 しかし白島に着いたところ、既に電停が乗車待ち客でいっぱいだったので、写真は撮れず仕舞いで終わりました。近くのコメダで朝食タイム。

 朝食のあとは少し散歩で、ちょうど桜が満開の広島城のほうへ歩きました。
 お堀の水面に桜が反射して・・・という構図を期待しましたが、どうでしょう?

 このあと、JR新白島駅から東方向へ向かう電車に乗り、次の訪問地へ
 3路線目については次の記事で書きます。
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ふらり広電・西鉄撮影

2021-04-04 |  出撃 at 中国地方
 高校野球も佳境に入ってた3/30~2泊3日で西へ向かうことにしました。今月既に2回も広島県を訪れていますが、今月3回目の広島県への訪問となります。目的は朝ラッシュの動画撮影で、広電と西鉄の撮影を行うため、それぞれ広島市と福岡県内で収録を行うます。青春18きっぷも丸々1枚5日分余ってるので、それを使います。

 .ひろでん+α撮影
 3/30は夜大阪を出て翌朝広島市内でひろでん撮影し、昼間は山陽本線を下って福岡に入るというプラン。
 夜行バスの利用は感染症が心配ですが、当日の昼過ぎにJRバスのサイトを見ると割引席も通路側ですがまだ残っている程のガラガラだったので、大阪からグランドリーム広島号に乗ることにしました。割引席ではないがトイレ前の3Cなら遠慮なくフルリクライニングできるので定価の席を予約します。

 難波のOCATに行くと、22:50に出る高知行きの乗り場に大量のベトナム人グループが。
 これは大変だなぁと思っていたら、実際にバスに乗り込んだのは2人だけで、他はお見送りだったようです。

 23時発の広島行きに乗り込みます。
 後方にUSJからと見られる乗客3・4人がいるだけで、至ってガラガラです。

 バスに乗車する時に、除菌シートの配布を受けました。JRバス中国のオリジナルデザイン。
 これで快適に広島までの道中を過ごせるかと思ったのですが、そう甘くはありませんでした。
 大阪駅から予想外の乗車があり、15人近く乗り込んできました。
 私の隣の乞食席3Bにもビンボーっぽい兄ちゃんが座りましたが、カーテンを閉めるので大したことないか。
 当日の夕方以降に急きょこのバスを選んだ人が思いのほか多い状況でした。しかも途中の中筋や広島BCでの降車が2人しかなく、ほとんどが終点の広島駅までの乗車なので、広島に用の無い人がそのまま鉄道に乗り継いで下っていくのでしょうか。

 定刻どおりに広島駅に到着。花冷えで風も強く、寒い寒い。

 広島駅の南口は路面電車のJR駅直結化工事が行われています。江ノ電の藤沢駅のように手前から立ち上がって高架の駅ビルに突っ込むような感じになるのでしょうか? いずれにしても現在の平地での発着風景は見納めになります。

 ということで、広電の動画は広島駅前の発着風景を収録しました。

 もう1つ、JR広島駅を発着するシーンを撮れるかロケハンしたのですが、駅東側の歩道橋は細かい網目の柵が張られているので、一般的なカメラでは撮影できません。

 スマホで90度ピッタリ合わせて何とかケラレなく撮れるレベルなので、ここでの撮影は難しいでしょう。広島駅での発着を撮る場合は歩道橋下の踏切からになるかと思いますが、電車が全部227系になった今はほとんど撮る価値もなさそうです。

 .山陽本線を西下
 広電の撮影後は駅北のコメダでバッテリー充電を兼ねたちょっと長めのモーニングで朝食をとって、広島11時過ぎの山陽本線で福岡方面へ下ることに。

 岩国から西は一部の区間運転を除けば国鉄天国になります。それも115系3000番台が集中的に配置されているので、電車旅には最高の区間です。

 お決まりの大畠の海沿いを走る車窓。
 快晴ですが、黄砂が掛かっているようで、全体的に少し霞んだ天候です。

 下関まで乗る予定だったのですが、そうだ、あそこに行ってみよう!
 ということで長府駅で下車。

 長府駅は何年か前に橋上駅舎に建て替わってキレイになったのですが、平屋の駅舎内にあったうどん屋がなくなってしまい、残念です。

 2階の改札前には一応売店用のスペースもありますが、残念ながら未入店のままです。駅が街の顔としての存在感が大きく落としているのが実感できます。

 あそことは、山陽新幹線の厚狭ー新下関間の撮影地ことで、小月へ1駅戻って、小月駅から徒歩25分ほどの山の中を目指します。

 小月駅から住宅地を20分ほど歩いて、最後の5分程が鬱蒼とした山の中になります。高速道路の車の音がうるさいし、時々走る新幹線の音も聞こえてきます。

 着いたのが、幾つかのブログなどで紹介されている撮影地ですが、実際に来てみると、同軸ケーブルは邪魔になるわ、線路脇の突きだしスポットには鉄条網が張られるわで、かなり撮影に厳しい場所となっていました。しかも監視カメラまで付けられています。
 ここで撮ろうとすると相当の長玉レンズでスチル写真のみの撮影となりそうです。動画録りには適していない場所ですが、来た以上は何本か撮って帰らなければと、4~5本録って終えました。

 三脚上にミニ一脚を取り付けて高さ2m程にしたのですが、それでも同軸ケーブルの柱や架線柱が被ったりするので、あまり良い撮影地とは思えません、というか新幹線撮りはそういう特殊な環境で撮ってる人たち御用達の場所なのかも知れません。

 ,西鉄電車の撮影へ
 九州へは昨年9月に往路は台風の中、船に揺られて行きましたが、今回は往復とも18きっぷ利用です。
 明日は西鉄電車の朝ラッシュの動画を撮影するために、二日市へ向かいます。

 山口県内での撮影を終えて、九州に上陸。小倉で一旦下車します。
 ちょうど晩飯時ですので

 魚町の繁華街の中にあるこのお店、資さんうどんです。4年ぶりぐらいでしょうか。

 ここの鍋焼きうどんが大好きなので、なかなか機会がないですが、小倉で昼以降に1時間以上の時間がとれる場合はここに寄ります。
 他のうどんは300円~600円位ですが、この鍋焼きうどんは820円しますが、それでも鍋焼きを選んでしまいますね。ここは天かすだけでなく、とろろが入れ放題なのも嬉しいんです。
 久々に資さんの鍋焼きを食べて満足して、再び快速電車で二日市を目指しました。

               

 一夜明けて、今日も天気がいいようで、西鉄電車の撮影をします。

 場所は西鉄二日市駅の北側の踏切で、ここでは本線と大宰府線が合流するため、両方の電車行き交います。
 まぁ大宰府線は単線行き止まり線なので、2編成の電車が行ったり来たりピストン運転してるだけですが。
 こうして8時半まで撮影をしたら、もう帰路に就かなければなりません。下関を10時半の電車に乗って乗り継がないとまともに帰ってこれないのですが、この時点で9時前なのでどこかで特急か新幹線を使うのは確定です。
 しかも沿線火災の影響で撮影を終える頃から電車が遅れ始めたので、少々気をもむ展開です。

 結局新山口まで乗り継いだところで、その先の乗り継ぎが悪いので、ここで一旦在来線から上の階に上がります。

 新山口→広島間のみ新幹線を利用します。
 僅か30分ほどの乗車ですが、4,840円の出費がかさみます。

 のぞみ号1号車は5人ほどしか乗っておらず、ガラガラでしたが、広島からそこそこ乗ってきました、と言っても15人位ですが。
 広島から先はまた在来線を乗り継いだのですが、その間も山陽本線では踏切遮断棒が折られたり、東海道線では橋桁に車が衝突したりで、軒並み15分程度の遅れや、一部新快速の運休など冷や冷やの行程でしたが、私が乗った新快速は幸い7分程度の遅れに留まり、米原で0分接続で大垣行きに乗って、23時に帰宅。疲れました。

 青春18きっぷの残りは3日分。来週は西か東のどっちへ行くか?
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うさぎが激減した大久野島

2021-03-22 |  出撃 at 中国地方
 今治ー大三島~忠海の島伝いのルートの中で、大久野島で途中下船することにしました。
 大三島から忠海までそのまま乗っていると370円で行けますが、途中下船すると620円となります。
 昨年9月に訪れた大久野島に、わざわざ途中下船してまで立ち寄る理由は、夏にうさぎの数が少なかったので、涼しくなって数が戻っているか確認のためです。

 .気になっていたうさぎの様子

 昨年9月以来、半年ぶりに大久野島に上陸します。
 さて、うさぎたちは元気かな?

 ん? 少ない?
 港を降りてすぐのフェリーの待合所前の時点で、答えがでていました。

 掘られた穴ぼこはいっぱいありますが、うさぎ自体はかなりの数減らしています。
 夏に来た時は、暑いから死んだようにダレてるのかなと思っていましたが、涼しくても死んだようにダレてるうさぎが多いです。早朝とかだと活発に動いてくれるのかな?

 茂みの奥とかにもいますが、人は入って行けないので、こうやって望遠レンズでなら撮れます。
 こうして見ると、あまり表に出て来ていないのかも知れません。

 割と新しい木道ですが、この下の空間にはそれなりの数がいましたが、表に出てくるうさぎは少ないです。

 こうやって人から餌をもらうのに慣れていますし、中にはもう満腹で、餌にすら興味を示さないうさぎもいます。

 観光客が少ない島の北側の道路を歩いてみると、脇の茂みから2匹飛び出してきて、餌くれるの?餌くれるの? と私に付いてきます。
 この辺りのうさぎは以前と変わらないかも知れません。

 .大久野島に行くなら今のうち?
 昨年の武漢肺炎の蔓延による観光客の激減で、餌をあげる行為が減り、繁殖力が大きく下がったものと言われています。
 SNSで人気が出て観光客が増えた事で、沢山エサを食べて富栄養化したことで繁殖力が上がって個体数も増えていたのですが、2020年2月から一気に観光客がパタっと止まったため、急にエサがなくなり、多くのうさぎたちが自然淘汰されたものと思われます。生き残ったうさぎたちは取り敢えず植物がある山の中へ移動したため、観光客が訪れる海沿いの平地ではほとんど見られなくなったという現象が起きているとのこと。個体数としてはピーク時には1,000匹いたそうですが、今は1/3位だとのこと。
←2~3年前のYouTube動画には外国人により幾つものうさぎまみれ動画が上げられています。
 以前のように「うさぎまみれ」になるには相当の年月を要しそうですが、数が減った今の状況が元々の本来の姿だとも言えます。
 外国人受けするようなうさぎまみれにはなれないので、SNS映えこそできないけど、本来の姿の大久野島を見られるのなら、今この島に行くのがベターだとも言えます。
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うさぎの島へ行ったけど・・・(後編)

2020-09-12 |  出撃 at 中国地方
 .うさぎの島を歩いて一周 
 いよいようさぎの島の散策です。島を時計周りに進んでみました。

 上陸すると左側にフェリー待合所兼観光案内所があります。
 上陸した自家用車ですが、ここで荷物を下ろして、横の駐車スペースに停めて、島内は歩きになります。

 待合所にきました。
 休暇村の送迎バスが出ていけば、何もない静寂が訪れます。
 早速足元にはうさぎが歓迎?のお出迎え。
 
 観光案内所は閉鎖されていました。
 気温33℃とかなり暑いですね。うさぎも暑くてへばってるようです。
 ガラス面には色々とお願いが書かれていました。
 島ではうさぎの餌は売ってませんとのこと。

 島を少し歩いて気付いたことですが、地面に全く草が生えていないこと。
 ここはバスの転回場のようですが、バスが走る事もない、周囲の部分には草が生えててもいいのに、全く草がありません。

 木道のような所があり、その右手にちょうど柵で囲われたエリアが、「芝生の養生中」と書かれた場所でした。
 やはり、うさぎたちが地面の草を食べ尽くしているのが原因だと考えられます。

 大久野島を語る上で必ず取り上げられるのが毒ガスの島の経緯。
 ここに毒ガス資料館があります。今回は景色優先なので、次回以降に訪れようと思います。

 港から休み休み30分ほど歩いて、島の南西端に来ました。
 この辺りは護岸工事が行われていました。右手にある建物が、島で唯一の宿泊&供食施設である休暇村。

 その休暇村の西側に三軒家毒ガス貯蔵庫跡というのがありました。
 2つの穴みたいな所は木が伸びてはっきりとは見えませんでした。

 島の西側の道を北へ向かって歩きます。
 立派なテニスコートが8面?もありますが、このクッソ暑い中、もちろん誰も居ません。
 
 道から少し広場のような場所に入ると、脱兎の如く、うさぎ達が駆け寄ってきました。
 何か歓迎されているようで嬉しいですね。
 
 餌くれないの? 餌くれないの?
 と言ってるようで、観光客が激減した現在では、うさぎたちもかなりお腹を空かしているようです。
 最後は「餌くれよぅ~」 と、黒うさくんがカメラに突進w

 駆け寄ってくる元気なうさぎは一部だけで、多くのうさぎたちは、木陰でじっとしています。
 この暑さが続く中では、体力が消耗するので、体力温存のためでしょうね。
 あー暑くてやってられないわ・・・。と聞こえてきそう。

 テニスコートのエリアを過ぎて、島の北西部にある長浦毒ガス貯蔵庫跡があり、これが一番規模が大きな跡地のような感じです。
 この辺りがちょうど中間地点になります。

 島の北西端から東側に進んで行くと、山の斜面と金網に囲まれた狭い道路が続きます。
 ここからは海はほとんど見えなくなります。
 
 坂を上がる途中の島の北側にある、北部砲台観測所跡。
 規模的には大きいものなのでしょうか。ここが瀬戸内の要塞だったのかな? 知らんけど。

 その東側にある、北部砲台跡。
 砲台の中に入る事もできます。少し蜘蛛の巣がありましたが、穴の中から空が見えました。

 島の北端は断崖の上にあって、高い場所なので、ロープが張っていて、先端は立入禁止になっていました。
 ここから見えるのが対岸の忠海側になります。

 北端を過ぎると島の東側の道は急な下り坂が続きます。ここからも全く海が見えない山の中の小道が続きます。
 道すがら所々でうさぎが飛び出してきたりして、確かに車で通ると踏みそうで危ないため、一般車は通行禁止にしているのでしょうね。

 山の中の下り坂を下りること約12分で、目の前に海が開けてきました。
 標高も港と同じレベルまで戻りました。

 港へ向かって進んでる途中に、山側にトンネルがあったので、そのトンネルと抜けたら、
 発電所跡の大きな建物が見えてきました。島に残る最大の建物跡でしょうか? 中には入れません。
 20mほどのトンネルの中にも10匹ぐらいのうさぎたちが涼んでいました。

 再びトンネルを通って、南側に進んでようやく港に帰ってきました。
 島の一周3.2km+αを加えた4km弱の道のりを1時間40分ほどで戻ってきました。
 
 帰りのフェリーの時間を間違えてて、まだ50分ほど時間があったので、近くでうさぎ見物。

 待っている間に、忠海から大三島へ行く便が到着し、多くの観光客が降りてきました。
 やっぱりいた、やかましい角刈り頭の人達。でも軽装で荷物がないので、広島辺りに住んでる人達でしょうか?
 うさぎを寄せたいがために、周りに撒き餌をしていましたが、10匹も集まってませんでした。
 以前動画で見た、うさぎまみれになるには今の環境では難しいと思われます。季節が進んで涼しくなってみて、少し観光客が増えたところで餌をたっぷり貰って元気になって、表に出て来るうさぎの数が、以前のように戻っている事を願うばかりです。

 .島に別れを告げて

 先ほど乗客を降ろした船が大三島で折り返して
 14:56発の忠海行きとして港に入ってきました。

 島を離れて90度旋回で北へ向かいます。
 大きなフェリーばかり乗ってましたから、小回りのきく小型のフェリーの足の速いこと。すぐに陸が遠のきます。

 名残惜し感を残して大久野島を見ます。
 島には大きな送電鉄塔が立っていて、海中に鉄塔を立てることなく、本土から一本で電気を引いています。

 帰りは船の中でくつろぎます。
 いかにもドイツ系と勝手に想像する外国人カップルが1組、他に外国人客はいませんでした。
 この便は12・3人と少な目の乗客。

 行きと同じく10分ほどで、もう港が迫ってきます。
 船の右手側には海沿いに呉線の線路が走っていて、撮影名所ですが、残念ながら列車は来ませんでした。

 あっという間に、湾内に入ります。
 湾内に入って、さっと速度を落として接岸。小型フェリーの旅も面白い。

 15:11 忠海港に到着
 3時間ほどの大久野島散策が終わりました。

 観光案内所兼フェリー切符売り場の建物もうさぎデザイン。
 ここで色々お土産も売っています。

 10分ほどで、またフェリーは大久野島・大三島へ向かって出ていきました。
 船が去ると本当に静かな港です。

 忠海駅に戻って、再び呉線の電車に乗ります。
 三原行きまで1時間近くあったので、一旦竹原まで行って時間を潰してから三原行きで帰りました。

 これで今夏の青春18きっぷの最後の1回分も無事埋まり、1枚だけでしたが使い果たせました。


 ~ 結 論 ~
 大久野島のうさぎ達は、観光客激減の影響を受けての餌不足により、数を減らしているのであれば、元に戻るのには相当な時間がかかると思われます。
 ただ単に暑いから出てこなかっただけである事を願って、もし次に行く機会があれば、涼しい時期がいいですね。それも昼間ではなくて、朝夕がいいでしょう。となると泊まり込みになるかな?
 また餌は島内では売っていないので、忠海駅前のファミマで買うのがいいでしょう。但し11:50着の電車は遅れるので、ファミマに寄る暇はありません。
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うさぎの島へ行ったけど・・・(前編)

2020-09-12 |  出撃 at 中国地方
 青春18きっぷの最後の1枚が残っているので、何処かへ行って使い切ってしまおうと企み、目ぼしい列車の撮影はないので、久しぶりの観光に出掛けることにしました。
 行き先は瀬戸内海に浮かぶ、広島県の大久野島で、うさぎで有名な島と言う方が分かりやすいかも知れません。某金髪美人YouTuberさんがうさぎまみれになった動画が世界的に有名になり、海外からもわんさか押しかけて、島へ渡るフェリーが乗れないなどの弊害も出ていたらしいですから、外国からの観光客はもとより、国内の観光客も少ない今が正直言って狙い目だと思います。
 ということで、うさぎの島へGo!

 .快晴の瀬戸内路

 九州に被害をもたらした台風10号が去って、台風一過となった9/8は朝から快晴でした。
 前夜に岡山入りして(大阪→岡山は普通乗車券 3,080円)早朝から岡山駅の列車発着風景をビデオに録って9時過ぎに出発します。
 
 岡山から乗ってきた三原行きの普通列車は117系4両編成。
 糸崎で115系と並び、国鉄天国岡山らしい画を愉しみます。
 三原からは呉線に乗り換え。
 105系は姿を消し、227系の天下となっているようです。

 呉線に乗るのは2016年10月以来ですが、この時は広→三原と通り抜けただけだったので、途中で降りてとなると、確か過去記事に書いた、トワイライトの追っかけで来た2013年5月以来の7年ぶりになります。
 景色は変わっていませんが、豪雨災害で土砂崩れがあった場所は、時速25キロの徐行運転を今も行っています。というよりかは、路盤の補強をする予算がないので、当面又は半永久的に徐行措置でお茶を濁すのかも知れません。
 
 特別なトワイライト号の追っかけ撮影時以来、2度目の下車となる忠海で降りました。
 徐行運転で到着時刻が少し遅れているため、12時の船に乗るまでに時間がありません。港へ急ぎます。

 .いよいよ島へ渡る

 11:58 フェリー乗り場にやってきました。
 観光案内所兼土産物店を兼ねているお店で切符を売っているのですが、案内所の人もよく分かっていて、この時間は出港時刻ぎりぎりになって、JRの駅から歩いてくる人がいるので、待ち構えているようです。

 12:00 出港時刻になってますが桟橋を渡ります。
 私で最後かと思ったら、2人組の外国人(黒髪)カップルがいて、その人らを待っていました。

 1分遅れで忠海港を出港します。
 思ったより速くぐんぐんと港が離れていきます。

 瀬戸内の島々を見ながら船は南へ進みます。
 快晴で日差しが痛いほどでしたが、船の速度が速いので、結構な風が吹いて丁度いい感じです。

 大久野島まで運ぶ車は2台。
 1台は広島ナンバーなので、地元の車かも知れませんが、もう1台は神戸ナンバー&若葉マーク付きだったので、これはもう観光客に間違いありません。

 フェリーの乗船券ですが、原則は自動券売機で発売するペラ券のようですが、今回は出港時刻ぎりぎりだったので、案内書の人による手売り券です。
 1回乗船で大久野島か大三島のどちらで降りても同じ料金の片道310円、往復で620円でしたから、往復割引はないようです。

 海路わずか10分ほどで、大久野島が迫ってきました。
 船内放送も流れて、下船準備を始めます。

 忠海から15分で大久野島に到着。
 桟橋を渡って、いよいようさぎの島に上陸です。

 フェリーからは私も含め20人少しの乗客が降りました。
 外国からの観光客がほとんどおらず、夏休みも終わった平日だとこんな感じなのでしょうか?
 
 私たちを下ろしたフェリーはその後さらに南の大三島へ向かって行きました。

 上陸後の模様は次の記事で書きます。
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元最長距離鈍行にお別れ乗車

2019-03-18 |  出撃 at 中国地方
 ダイヤ改正前の最後の2日間を長野にするか再度広島にするか悩みましたが、189系おはようライナーは既に回送を含めて4ヶ所で撮影済みなのと、先週訪れた山陽本線の被災箇所での動画が記録エラーになっていたこともあり、再度広島地区の115系の補完撮影と、撮影後には元最長距離鈍行だった、現白市発下関行きにお別れ乗車をする事も兼ねての広島行きとなりました。

 .朝から被災区間へ訪れる

 今回は前日入りできなかったので、大阪発の夜行バスで早朝に広島に着く旅程を組みます。
 大阪ー広島間の夜行バスは青春ドリーム号と、いつの間にか名前がグレードアップしていた、グランドリーム号の2本があり、当日17時時点で、青春号は残1席、グランの方は残2席でした。勿論グランの方に乗ります。
 残席マップで2A・2Bの横並びで空席が残っていたので、誰か2人連れがキャンセルしたのかも知れません。すぐさま2A席をポチってゲット。
 難波OCATを23時出発ですが、乗車したのは私を含めて2名だけで、既に始発のUSJからの乗客が数名乗っていました。

 大阪駅で20名近くが乗り込んできて車内はいっぱいになりましたが、結局隣の2B席は空いたままで出発するようで、ホームドアも出発時刻がくる2分前には閉めてしまいました。
 朝、広島駅に着いて数分の乗り換え時間で山陽線上り電車に乗ります。

 先週と違って、今回は広島寄りの河内駅で下車します。
 これは、被災箇所そのものは河内駅から歩いた方が15分ほど近いからです。

 ちょうど通学時間なので、河内高校へ向かう生徒たちと同じ道を歩きます。
 この子らの後ろについて、そのまま学校の中へ入って行きたいところ・・・でなくして、全速歩で学生の列をぶっちぎって抜き去り、撮影地へ向かいます。重たい機材を積んだカートを牽っぱって、高速で歩く俺様って、まるでEF66みたいでかッケ~。(ネタですよネタw)ここで笑わなと、もう笑う所ありませんよ~。

 途中の踏切を渡った先で高校生達は橋を渡って学校へ、私は橋を渡らずに真っ直ぐ線路沿いに歩きます。
 河内高校のちょうど向かい辺りで、最初の土砂崩れ箇所があります。
 ここも撮影地の1つで、20年ほど前にイベント列車を撮った事もありましたが、午前中は日陰になるので今回はスルー。

 駅から25分ほど歩いた辺りで、1本後の上り電車が来るので、適当に築堤に上がって撮ります。
 7時台とあって、側面にはまだ日が回っていませんでした。さらに45分ほど歩きます。

 先週やってきた青い橋が崩壊した土砂崩れの被災箇所に来て、ここで8両編成の上り電車を撮らえます。
 特撮もバッチリ撮れて、無事撮影完了。
 撤収後は元来た河内駅へ向けて、また75分ほどの歩きになります。途中で10時台の下り115系を1本追い撮りして河内駅には11時に戻ってきました。先週より1時間ほど早い電車で次の場所へ移動できそうです。

 .新たに別の撮影地で115系追加撮影
 本郷-河内の長~い駅間での撮影も一段落して、次に向かうのは、白市-西高屋。
 ここは先週も来た区間ですが、先週と違って今回は白市寄りの場所で撮ることにして、白市駅で下車して西高屋方面へ歩きます。

 25~30分ほど歩いた場所には頃合いの良いS字カーブがあって、東端には陸橋道路もあるので、田んぼからビデオパン撮影したり、陸橋から俯瞰撮影したりとアングルを楽しみながら6本ほど捕獲完了。お腹いっぱいです。
 最後に1駅異動して夕方前の上り電車を入野付近で撮影して今日のロケは終了。夜のイベントに備えます。

 .最長距離鈍行にお別れ乗車
 今回の出撃のもう1つ目的である、(元)最長距離鈍行のお別れ乗車に移ります。
 元々は糸崎→下関を走っていて、その走行距離で日本一の最長距離鈍行だったのですが、豪雨災害によるダイヤ修正で運転区間が短くなり、ランキングも5位以下に落ちてしまったのですが、それでも白市から下関まで5時間半もの長丁場な行程になります。
 この山陽本線の長距離鈍行は、以前は西条始発、その前は岡山始発と、始発駅をコロコロ変えて残っていて、いすれの始発駅からでも乗車はしたのですが、白市始発となって以降は初めての乗車です。

 電光表示に示された「下関」の表示。
 ダイヤ改正後はもう白市では見られなくなります。

 18:13 折り返しとなる、白市止まりの上り電車が入って来ました。
 ホーム上は撮影者は3名だけ、こんなものでしょうか? 実際に乗り込んだのは私ともう1名でした。

 車内に荷物を置いて、急いで反対側のホームに回ります。
 3月となれば、西日本だとこの時間でも割と明るく、夕暮れの発車待ちのシーンを納めます。

 白市の駅名票を入れて「下関」の行き先表示。
 白市では115系も下関の行き先表示も、もう見ることはないでしょう。

 乗り込んだのは下関寄りの先頭車である、クハ115-2011
 何でモーター車に乗ってモーター音を楽しまないんだ? と電車オタクの人から言われそうですが、私は風のように転がるクハ派なので、モーター車は避けて乗るのです。
 車内は既に吊り広告が撤去され、このまま下関へ到着後は運用離脱になるのか、それとも翌日は岩国へ1往復だけでも走るのでしょうか。

 各車両2~3名の乗客を乗せて白市を発車した下関行きですが、静かな夕暮れのお別れ乗車の感慨に浸ることも束の間、次の西高屋からは、大量の高校生が乗り込んできて、一気に車内は混雑します。
 右手車窓に夕焼けを見ながら列車は西へ進みます。

 広島に到着。
 反対側ホームには10人近い撮影者がいました。停車時間中に隣のホームにEF65が入線してきて、並びが見られたので、興奮して走り回ってる人がいましたが、危ないのやめましょう!  と言っても馬の耳に念仏。

 次の大きな停車駅は岩国。
 ここで数分停まるので、車外へ出てスナップ。反対側のホームにはもう見ることができない白市行きが停まっています。
 ここから下関までは、ダイヤ改正後も一応残る区間になります。

 途中の徳山で、この列車の名物である30分間の大停車時間があります。
 徳山での停車時間の楽しみといえば、ホームにある紙カップ式のコーヒーを買うことでしたが、いつの間にか撤去されていました。残念。

 徳山で帰宅サラリーマンなどを乗せて一時的に車内は混みましたが、宇部を過ぎるとまたガラガラになり、空気を運んでる状態です。
 先頭車には3人しか乗っていませんでした。貴重な窓が全開できるタイプの車両なので、ここらでいっちょ窓を・・・ダメダメ。

 23:50 ついに下関に到着。
 僅か1分の乗り換え時間で、向いに停まっている小倉行の電車に乗り換えます。余韻に浸れないのが少々残念ですが、下関ではまだまだ115系自体は見られますから。
 ということで、白市からの5時間半の旅は、あっけなく終わった感じがします。


 翌朝小倉を7時過ぎに出て、また山陽本線を東へ向かい、最後に中野東-安芸中野間を行く115系の姿を収めて終わりとしました。

 さよなら115系L編成  さよなら國鐡廣嶋!   もう広島にも来ることも・・・
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國鐡廣嶋 いよいよ落城へ

2019-03-11 |  出撃 at 中国地方
 いよいよ平成最後の3月全国JRダイヤ改正の日が今週末に迫ってきました、3月2回目の出撃は3/7~9で広島近辺へ出掛けることにしました。これは山陽本線の糸崎ー岩国間において、今改正で国鉄115系電車の運用が消滅してしまうこととなり、最後の活躍を記録することにしました。

 .運用範囲が大幅に狭まる
 下関運転所に所属する115系4両編成のうち、3扉車の2000番台で組まれたL編成は、受け持ち区間が西は運転所がある下関から東は何と兵庫県との県境である三石までの広範囲に及ぶ区間を受け持っています。以前は3000番台のN編成も岡山まで顔を出していたのですが、2扉では広島近辺の混雑をさばけないとして、岩国ー下関間のみの運用となっています。2扉でも4両編成あるから定員は3扉3両編成の227系よりは多いのですが、そこは耳を塞いで聞こえないようです。
 こちらのN編成は一応残るので、次回以降にして、取りあえず広島周辺での115系の活躍記録として、以前から何度か訪れてきましたが、いよいよこれで最後になります。

 1日目は昼過ぎに出発して移動のみで終わります。
 姫路ー糸崎、岩国ー下関間では、まだまだ115系が残るので、この光景がなくなることはありません。今夜は松永で滞泊します。

 .豪雨被災地域を走る
 翌朝5時起きで再び西へ進みます。三原ー白市間では115系の撮影は朝しか出来ないので、まずはここにアタックをかけます。この区間は昨夏の豪雨災害で最後まで不通になっていた区間で、報道写真でも濁流に線路の下の土盤がえぐり取られた姿が生々しかった状況でしたが、懸命の復旧作業で約3か月で列車が通れるようになりました。今回は実際に被災した本郷ー河内間に行ってみようと思います。
 問題は駅間距離が長く、隣の駅までの1駅に10分もかかる区間ですが、平行してバスなどの補完的交通機関がないので車か歩きになってしまいます。
 片道約90分掛かりますが、途中に別の場所でも撮りながらぼちぼち行きます。

 最初に来た場所は、団地が建っている場所で、直線を南東に走ってきた線路がここで大きく南へカーブする場所です。
 本郷駅から歩くこと30分、現地に来てみると、東側にある山の影が長く落ちていて、8時近くなってようやく日が当たってきました。
 8:10ごろの上り列車を最後に撤収、河内方面に歩きだします。

 途中のS字カーブで8両編成を撮ろうとしたのですが、線路脇の雑草が高くて、後ろ4両撃沈してしまいました。
 めげずに更に河内方面へ歩きます。

 30分程歩いて、予定していた小さな橋の場所に来ましたが、橋は半分が濁流に押し流れされて無くなっており、川岸もえぐられていました。

 また近くにはポンプ小屋と思われる建物が横倒しで流されたままになって
おり、コンクリートの建物ですら容赦なかった状況が伺われます。

 ここでは下りの115系1本の他に上りの貨物など数本を撮影、上りの線路の山側が土砂崩れの斜面になっていて、ここで大きく減速するため、各列車とも所要時間が長くなった臨時ダイヤで運行が続いていましたが、今春の改正後は減速措置も解除されて通常のダイヤに戻るようです。
 10時半で切り上げ、本郷駅まで90分の延々と歩いて戻ります。

 .初訪問地で撮影三昧
 12頃に本郷へ戻って来たら、次は白市以西へ向かいます。これは夕方18時頃までは糸崎ー白市間には115系の充当列車がなくて撮影にならないので、運用がある白市以西でないと撮れないからです。
 白市の次の西高屋で下ります。ここは数年前に1度来ていますが、115系は逃していました。今日は前回逃した場所ではなく、別の場所で撮ることにします。

 時間が15分位しかないので、午後の1本目は西高屋駅で降りて東へ数分歩いた所に丁度適当な畦道を見つけてここで撮影。13時頃でしたが、線路が西北西に向かっているため、正面にまだ日は回っていませんでした。
 次の115系はおよそ2時間後、更に東へ歩きます。

 先程の撮影場所から結局10分ほど歩いた場所で白市折り返しの運用2列車を撮って西高屋は撤収。

 続いて来たのが、以前EF65の貨物を撮って以来となる入野ー白市間の、夕方に上り列車が順光になる場所に来ましたが、草が伸びていました。2両分位は足回りが刈り取られたのですが、4両とも入れるとなると妥協です。
 白市では日暮後の列車をビデオ撮影して撤収。滞泊地である広島市方面へ向かいます。

 .久々の広島駅で駅撮り
 最近は駅のホームで三脚立てて列車を撮る事など滅多になくなったのですが、広島駅で何年ぶりでしょうか? という位で三脚立てて撮影してしまいました。

 20時台にちょうど115系の発着が固まっているので、効率よく記録する事が出来ます。ここでは4列車を記録。20:40頃には1・2番線で発車と到着の2列車のランデブーが見られました。
 その後は前記事に記載の広島焼きを食べて後は寝るだけ。明日も早い。
 今日は何と5万歩も歩いてしまいました。少し足が痛い、明日は大丈夫心配。

 .広島西部で新規訪問
 広島ー岩国間ではなかなか撮影していなかったのですが、今回115系が走るのが最後になるので、この区間でも記録をするため、撮影場所の選定を行います。今日は最後の土曜日でしかも明日は雨予報なので、撮影者が集まるかも知れません。

 1ヵ所目は滞泊地の五日市と廿日市の間で撮る事にして、広電で移動します。下車したのは駅名が変わる予定の山陽女子大前駅?電停?
 ここから線路沿いに五日市方向へ戻りながらロケハンをします。

 やって来たのが住宅地の中の柵が低い場所でしたが、南側の建物の影がなかなか晴れずにヤキモキしたものの、獲物の糸崎行き8連が来る少し前に上り線路は日が当たるようになり捕獲。
 すぐに撤収して楽々園駅から廿日市まで再び広電で移動、廿日市からはJRで岩国方面へ向かいます。次の場所が今日のメインイベントかな?

 ということで、やって来たのが大竹ー和木間の鉄橋。
 多分有名撮影地だろうから、人がそれなりにいるかなと思いきや、撮影者は地元の人がたったの1人居ただけでした。意外。

 お目当ての8連に続いて40分後に来る4連は、せっかくですから、斜め45度から狙うことにしました。川の流れが緩やかなので水鏡期待でしたがどうでしょう?

 鉄橋で2本撮影した後は、同じ構図も飽きるので、和木駅の南側に行ってみたのですが、草木が伸びている所が多くて撮影に適した所が無く、時間切れで踏切からの撮影となりました。オマケに側面に日が回ってないし。
 撮影後は大急ぎで和木駅に戻ります。今撮った列車が岩国から折り返して来るのでそれに乗って東へ向かいます。

 土曜日の10時台でしたが、和木からの乗車で上手く右側の窓際が空いていて、宮島を見ながら115系に揺られます。ここで115系に乗ってこの景色を見るのも最後かも知れません。

 .最後は西高屋でリベンジ
 昨日は西高屋駅の白市側で撮影したのですが、今日は西条側で撮影することにします。西高屋ー西条間は数年前に来た事があるのですが、運用を見誤って115系を撮り逃していたので、今度はちゃんと収めようと思います。
 西高屋で乗ってきた115系を降りて、白市から折り返して来るのを狙うべく全速で歩きます。

 歩くこと約20分、畑の中で折り返してきた下りの115系を捕獲。
 この数分後にもう1本、上りの白市行きが来るので合わせて2本捕獲しました。
 白市行きなので、今の列車も25分程で折り返して来ます。

 踏切近くまで戻って下りの2本目を捕獲。
 この場所が、数年前に撃沈した場所だったので、見事にリベンジも果たすことが出来ました。
 天気も予報では昼から曇り予報だったのですが、上手い具合に外れてくれて、ピーカンで撮影を終える事ができました。
 今日は帰路になるので撮影はこれでおしまい。充実した広島遠征になりました。

 来週は長野へ行くか、再度広島へ行くか悩ましいところです。




  
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出雲市駅の駅弁・そばが廃止

2018-10-27 |  出撃 at 中国地方
 先日迂回貨物撮影で1日目に出雲市駅で降りた時は、電気が消えているので「まだ開いてないのかな?」と思った程度で急いでいたので、よく見なかったのですが、次の2日目には再度出雲市駅でお昼前に下車したのですが、やはり同じ状況だったので、これはもしかしてと見てみたら

 何やら貼り紙らしきものが貼られています。
 これは・・・

 閉店を告げる貼り紙でした。
 駅弁・そば共にやめるという事で、残念ですね。

 9月末で閉店して間もないためか、こういったメニュー写真も、そのまま残っていました。
 これで山陰地区で駅弁を売っている駅は鳥取と米子の2駅だけとなり、寂しい限りです。


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迂回貨物 列車で追っかけ

2018-10-22 |  出撃 at 中国地方
 再び山陽本線が不通になったため、9月末で一旦運行が終了した山陰本線を迂回する貨物列車が再び運行されることとなり、10/15の山陽本線の復旧までの間、運行日はその前々日の10/13までの予定ということで、再度出撃することにしました。
 天気予報が悪いため、現地10/11・10/12の2日間とし、秋の乗り放題パスを使って鉄道+歩き撮影することで、前回3万8千円もかかった全行程レンタカーの出撃に比べて大幅に旅費も抑えようというものです。
 既に前回の出撃で目ぼしい場所は撮影し終えているので、今回は補完撮影と特撮をメインとして、気合を入れて一眼レフは持たずに、特撮機材+ビデオカメラ+コンデジの3台体勢で荷造りをしていざ出撃。
 往路は10/10に大阪ー米子間の夜行バスを使い、10/11・12で現地撮影としたのですが、バスの予約を取り終えた時点で悲報が・・・
 山陽本線の復旧が2日早まったため、迂回貨物列車の運転は上下とも現地10/11走行分で終了します
と。マジかよ! と思いましたが、今さらバスの予約を取り消すのも何だし、1日だけでいいから行くことにしました。

 .運の悪い方へ悪い方へ

 本来ならバスの予約は撮影終了日の12日(金)の大阪行きの夜行分を取って、往路の10日は乗り放題パスの1日目として電車移動するはずでしたが、金曜日の夜行はどの便も満席で取れなかったため、10日の下り夜行便で米子入りして11日から乗り放題パスを使うことにしました。
 予約段階では座席は指定できないので、窓側か通路側か分からないのですが、出発およそ3時間前に発券してもらったところ、最後の2席でした。赤いCの文字はクレジット決済の印という事でしょう。

 22:42 7番のりばに米子行が入ってきました。東京や熊本・高知など他の行き先のバスは数人~せいぜい10人程しか乗らないのですが、なぜかこの便には20人近くの列ができました。平日なのに凄い人気路線なんですね。(写真は到着のアナウンスが入る直前に撮ったので、他の乗客は入れずに撮れました)
 バスは定刻に発車し、途中の神戸で数人を乗せて満席となりました。座席は完全独立の1_1_1ではなく、1+1_1のような感じで2_1に近い配置で、私が座ったのは左側の後ろから2番目でした、席はあまり倒れません。
 ここで問題が発生。隣に座った初老のオッサンの加齢臭がヒドイこと酷いこと。頭の整髪剤だけでなく、腕からも臭ってくるレベルの最悪。これはとても寝れたもんじゃない。結局加西SA休憩停車をする1時半まで寝れず仕舞でしたが、手荒れケア用のハンドクリームを塗ったらその香りが上手く打ち消してくれて、それ以降は寝ることができました。
 OCATの案内係りが、「米子行き最終便が到着します。」と言っていた意味が分かりました。あくまで最終便であって、夜行便じゃないから寝る仕様ではないのですね。毛布やスリッパもありませんし。

 4:50 定刻に米子駅に到着、全員が降りると思いきや、1/3位は終点の米子営業所まで乗るようで、自家用車を停められるなどの何かがあるんでしょう。


 5:30にみどりの窓口が開くのを待って、米子駅発行で秋の乗り放題パスを購入。あとは天気が回復するのを待つだけですが。

 .伯備線内での撮影
 今回の目的の1つに伯備線内でのEF64牽引シーンを撮るという事がありました。しかし、10月に入ってからの運行では国鉄色の1028号機は他の定期列車の運用に入ってしまい、この迂回貨物列車は更新色が牽引、しかも日によっては「がんばろう岡山・広島」のステッカーを貼っていない車両が牽く事もあるので、中ば諦めていたのですが、今日は最終日なので、最終日ぐらいは1028号機で、できればHMも掲げて来てくれないかなという期待を少し持ちつつ。

 伯備線の1番電車は今でも現役の黄色い103系(この角度から見たら)、暖房がガンガンに効いていました。
 天気予報とは裏腹に雨が降る中、撮影予定地である岸本へ向かいます。途中の駅間で1台だけ軽自動車の人が待機してました。

 6:21 岸本に到着。雨は止みません。
 貨物列車は岸本に6:56に到着して20分ほど停車するため、駅の岡山側と米子側の両方で撮ろうとすべく、駅の中で暫く待ちましたが、止む気配がありません。時間も迫ってきたので仕方なく傘をさして歩き始めます。

 6:55 1発目撮影 雨の中やってきました。
 1009号機 がんばろうステッカー貼り付けあり HMはさすがに掲げていません。
 急いで駅に戻って、そのまま駅の北側に歩きます。

 7:16 雨は小降りになり、少し明るくなった中を岸本を発車した列車を撮影。
 どうなるかと思いましたが、何とか2発撮れました。記録が目的なので、光線云々は今回は関係なしで。

 再び岸本駅へ戻って、米子行に乗るのですが、1本前の新見方面行の電車の方がなぜかホーム上は賑わっていました。米子とは反対方向に通学の流れがあるんですね。新たな発見です。

 .晴れない中での山陰線内撮影

 米子から快速アクアライナーで出雲市で普通浜田行に乗り換えます。
 2両のキハ120はガラガラだったのですが、発車間際になって、特急やくも1号からの乗り継ぎ客で平日にも関わらず3割ぐらいの乗車で発車しました。

 途中の小駅で。かわいい園児たちが列車を見送り。
 列車の移動だと、こういう風景にも出会えたりします。車で撮り鉄だと絶対に見られない光景。
 五十猛で下車します。

 11:56 雨は上がっていますが、結局明るくなることもなく、遠くで振っている雨粒が飛んできてレンズに当たる程の強い風に耐えながらの撮影です。前回は下り列車の狙い位置から後追い撮影だったので、一応前からも撮った形になりました。
 さて下り列車をどこで撮るか?
 下りの貨物は12:46に五十猛を通過するのですが、13分後の12:59に下りの普通列車がやってくるので、下り用の俯瞰場所で撮っていたのでは駅に戻っても間に合いません。そこで駅ホーム端から入線シーンを撮ろうとしたのですが、電柱が邪魔になってしまいます。そこで見つけたのが、

 12:48 駅の南西側の畑から見上げる形で場所を取りました。2分遅れで通過。
 この五十猛駅近辺は西側に山があって風が遮られたため、風の心配も無いことから、特撮も行いました。というかむしろこちらがメインの場所としての位置取りでした。
 
 13:04 撮影場所から5分程で歩いて戻ってきたのですが、下り列車が5分遅れでやってきたので余裕で乗れました。
 単行気動車は満席で、優先座席に座る羽目でしたが、次の仁万でグループ客らしい若い男女のグループが降りてボックス席が空いたので、即移動し、後は楽に移動できました。

 と同時に1番線に先ほど撮った下り貨物列車が退避していて、この列車をやり過ごします。さてどこまで逃げられるか?

 14:07 遅れを取り戻して定刻に浜田に到着。
 次の下り列車は30分後に来る特急列車。さてどうするか?

 時間があるので駅前に出てみます。
 浜田駅で降りた記憶は、まだ50系客車が走っていた時代の1986年秋で、当時は上り列車がここで長時間停車するので、その間に駅前に出てきて以来、32年ぶりとなります。駅も橋上駅舎になり、まるっきり変わりました。

 駅前の通りを歩いてみましたが、本当に人が歩いていません。
 32年前に立ち寄った食品スーパーも跡形も無く別の建物に変わっていました。ちょっぴり寂しいですが、これでも石見地区最大の町とのことです。

 浜田駅のコンコースには迂回貨物列車などの写真が展示されていました。

 .最後は海沿いで撮影
 さて、浜田駅で下りの特急を待っている間に、先ほど仁万で追い抜いた下り貨物が入線して、追い付かれました。そこで見られた粋な光景については前回の記事を参照して下さい。

 結局浜田から益田までは特急を使って移動する事にして、別途乗車券・特急券を買います。1,510円の出費は吉と出るか凶と出るか?

 14:36 下り特急〔スーパーおき5号〕が入ってきました。
 これで次の停車駅益田まで1駅飛ぶことにします。浜田で15人程が降りて、需要が意外とあるのが感じられました。

 海沿いに出た所で、上空の雲の隙間から太陽が覗き始めました。
 これはいける? とにかく明るくなってほしいと願いを込めます。

 15:14 定刻に益田に到着。
 まぁまぁ明るくなってきたので期待が持てます。

 益田駅前に出ます。
 鉛色の雲はのいて、だいぶ明るくなってきています。さて撮影地へどうやって行くか?

 答えは地元の路線バスを利用します。
 石見津田方面に行くバスがちょうどいい時間にあるので、予め調べ済みで、これに乗って「下遠田」というバス停で降りれば、撮影地最寄りの遠田の鉄橋までは徒歩10分ほどで行けます。

 16:16 いよいよ下り貨物がやってきました。
 結局あれ以上は明るくはならず、時間も16時を回っているので、自然と暗くなってしまった感じです。
 この海沿いを行くシーンを私としては撮っておきたかったので、一応形としては撮ったことで満足。
 そしてそれなりに風が強かったのですが、風速計を睨みながら特撮も敢行できました。

 こちらは引きのコンデジ画像で+0.7EVで設定していたので、明るめに写っています。
 これで全ての撮影が終了しました。全部で5ヶ所で撮影できたので、一応ミッション・コンプリートです。


 撮影後は30分ほど歩いて石見津田駅に到着。
 この駅も1986年に下車して以来、32年ぶりの再訪です。駅にパン屋の幟が立ってますが15時で終了していました。

 石見津田からは米子行の快速〔アクアライナー〕に乗ります。
 ちょうど下校時間帯なので、意とした席に座れないかな?と心配したのですが、その心配はよそに海側のボックスに簡単に座れました。生徒の数も減ってるんですね。

 浜田辺りで夕焼けになり、今ごろ晴れてきても遅いわ、と言いつつも、いつもの事です。
 夕焼けが見られたという事は、明日は晴れるのかな?

 20:52 米子に到着。
 3時間40分の旅が終わります、このあと境線に乗り換えて、今夜の滞泊地である後藤で下車し、今日の予定は全て終了。

 .晴れない出雲路
 翌日はもう迂回貨物列車は走ってませんが、せっかく来ているので、出雲路を走る他の列車を撮ることにしました。今日は朝から晴れ予報なので気分よく撮影できそうです。

 7:08 朝の米子行に乗ります。
 いつものお約束ショット。でもこれで運を使い果たしたようです。

 1ヶ所目は直江-出雲市間で撮影したのですが、駅に着いた時には晴れていたものの、撮影地着いたら雲ってしまい、2分晴れては10分曇るという有様。それもサンライズが来た時は一番暗い雲に見舞われてしまいました。通過後はまた晴れてきたりで、ツイてません。

 昼からは岸本-伯耆大山間の直線区間に来て、上りの貨物列車を撮ろうとしたのですが、なんとウヤ。
 いつまで待ってもやって来ないので、仕方なく7連〔やくも〕などを撮って終わりにしました。
 今日はホントについてないな。

 その後は鳥取-智頭-佐用経由で姫路へ出て今回の撮影行は終了となりました。

 まぁ鉄道+歩きで5発撮れたので、よしとしましょう。
 気になるコストも全部で18,000円ぐらい。車で来ると25,000円ぐらい掛かるのでコスパ的にも良しですね。
 しかし、天気予報の外れっぷりには閉口。この当たらない予報、何とかならないのでしょうかね?
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迂回貨物 最終日の粋な光景

2018-10-16 |  出撃 at 中国地方
 山陽本線山口県内の再びの土砂流入により不通となったため、運行終了後間もないことから、再び山陰本線に迂回貨物列車が走ることとなり、10/5~10/11(当初は10/13までの予定だったらしい)で運行されたのですが、その最終日である10/11のことですが、浜田駅で粋な光景を見ることができました。


 駅を出て北側の階段を下りて、益田方向、つまり機関車がある方向を見ると、ホーム上に何やら人が集まっています。それも鉄道関係者とおぼしき人ばかりで、何をやっているのだろう?


 よく見てみると、記念撮影をしておられました。
 今日で本当の最終運行となるので、おそらく浜田で乗務員が交代なのか、最後を受け持つ機関士のかたでしょうか、がんばろう岡山・広島のHMを持って記念撮影です。
 これがJR貨物の乗務員だけの内輪なものではなく、JR西日本の駅員さんも出ていることから、会社の枠を超えた粋な配慮といいますか、同じ鉄道人同士での気持ちが通じ合う風景を見た気がします。

 それにしてもちゃんとHMは車両に積んでいたのですね。鉄ヲタ忌避のために、機関車には掲げませんでしたが。
 
 出撃模様については次の記事に掲載します。
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