豆記事の続きになります。
1.38年ぶりに岩手開発鉄道を訪問
東北訪問3日目(6/16🈷)は午前中に本八戸からJR八戸園と三陸鉄道を乗り継いで一気にリアス線の南端である盛までやってきました。乗り鉄としてはここで終わるのですが、さて昼からどうしたかというと、この盛りには貨物専用鉄道である、岩手開発鉄道が走っていて、毎日貨物列車を走らせているので、それを久しぶりに撮影しようというものです。
久しぶりにということは、以前にも来たことがあるのですが、以前に来たのが1987年で、まだ旅客列車も走っていて、終点の岩手石橋まで乗り潰しています。その後旅客営業が廃止となり、今は貨物専用鉄道になっています。

撮影場所としては事前に航空写真から目を付けていた①~③の地点と、三陸鉄道を録る⓪の4つの地点を回ります。
盛駅に着いたのですが、残念ながら駅にあったレンタサイクルは廃止しており、大船渡まで行かないと無いとのこと。急がないと釜石から来た三陸鉄道の列車が折り返していくので、全速力で歩きます。
三陸鉄道⓪地点

13:00 宮古から乗ってきた列車が32分後に折り返し釜石行として帰って行きました。
この後は50分後にやってきますが、ここでは三陸鉄道の撮影は終えて、この地域でしか見られない開発鉄道側に回ります。
・岩手開発鉄道①地点

13:30 先ほどの橋から徒歩10分ほどで最初のポイントに到着。
カーブのコンクリート橋をインカーブからきれいに撮れます。
列車のダイヤはその日の輸送量によって3通りのパターンがあって、濃いぃ時刻表などに掲載されていますが、今日は本数の少なめのダイヤで、しかも何分がずれているようです。
・岩手開発鉄道②地点

14:00 続いて盛駅の北側方向へ河川敷を歩くこと約20分で2か所目のポイントに到着。
既に列車の音が近づいていたので、慌てて堤防の階段を上がって撮影。アウトカーブ側の撮影だと、編成後部は見えませんが、先頭の機関車を強調するなら、このアングルの方が良いかも知れません。
次は趣を変えて田んぼ沿いで撮れそうな所を探します。
・岩手開発鉄道③地点

14:35 奥の直線を行く列車を手前の田んぼを入れて撮影してみました。
残念ながら、動物除けのネットが張り恵まされて景色を狙うには、あまい良い感じでもなかったですが、バックが森で手前が田んぼの対比と、水面にかすかに映る列車の姿が撮れてまずまずです。静止画にしてしまうと確かにネットや柱が煩く感じますが、動画ならそこまで感じません。
これより奥は木々が深かったり、あまり場所的に余裕が無さそうな所のように見受けられたので、この3ヶ所の撮影の留めて、盛駅に戻ります。
戻る途中で②の撮影ポイントに再度寄ってもう1本録ります。

16:00 残念ながら曇ってしまいましたが、インカーブ側からの撮影ができました。
これで今日の午後の予定は終わりです。
2.帰りも夜行バスで帰る
さて盛・大船渡地区からの帰路ですが、往路に乗ったけせんライナーで検索すると『該当のバスは見つかりません』の表示。何度検索しても同じ、日を変えてみると出てきたりするので、おかしいなと思って調べてみるとなんと、週末のみの運行となっていました。
往路はたまたま金曜日の夜だったので、何の苦労もなくチケットが取れたのですが、まさかのウィークデーは運休という事態に直面して、ルートを再考しなければならず、BRTなどで仙台へ出るか、盛岡へ戻ってドリーム号に乗るかの選択と成りました。
仙台までのBRT・鉄道乗り継ぎだと結構値段がするので、盛岡に戻った方がトータルで安くなりそうなため、これから盛岡へ戻る事にしました。

盛から釜石へは三陸鉄道が順当なルートなのですが、実は1日2本だけ、仙台—釜石間の高速バスが走っていて、ちょうど16時台にやってくるので、盛駅北側のショッピングセンター前から乗ります。
値段も三陸鉄道より300円安い上に、釜石の到着が20分ほど早いため、先に釜石に着いて時間的な余裕があります。

盛(サンリア前)で仙台からの乗客数名が降りて、代わりに私ともう1人が乗っても車内は10人もいかない程でした。

バスは三陸復興道路を走り、時々山の切れ目から遠くに海を望むことができます。
国道45号しかなかった時代は海沿いにくねくね走るのですが、高規格道で一気に走ります。

17:10 4分遅れで釜石駅前に到着。
盛からの三陸鉄道の列車だと到着が17:36と遅いので、乗り継ぎ時間に余裕があります。

釜石駅前を走る岩手県交通の一般路線バス。
やっぱり釜石駅前と言えばこの光景ですね。駅前に広がる工場風景は鉄の街の象徴です。

釜石駅の中に入ります。
既に売店は閉まっているどころか、駅の窓口も閉まっていました。
一応マルス対応券売機があるので安心。

盛岡までの普通乗車券を買います。
出札窓口は閉まっていましたが、改札口の方は列車が入線すると人が出てきました。

ホームに上がると、17:43発の釜石線の列車がポツリと待っていました。
この後盛からの三陸鉄道の列車が到着して乗り継ぎ客を迎えます。

2両編成ですが釜石からの乗客は10人程度、平日の帰宅時間帯でこの寂しさは半端ありません。
2つ先の松倉で女子高生が2人だけ(下りの釜石行には6人位)乗ってきましたが、本当に人が居ないんでしょうかねというか、遠野のほうからわざわざ釜石まで通ってくるほうが珍しいのでしょうか? 生徒の1/3が国公立大へ進学する学校ですから偏差値も高いと思います。列車に乗るなり参考書広げてましたから。

18:46 遠野に到着。
釜石の高校生は2人とも降り、代わりに遠野の高校生たちがどっと乗り込んできました。野郎ばかりでちょっと鬱陶しい。

遠野では釜石行きの快速はまゆり5号と交換します。
遠野を出ると雨も降ってきて外は真っ暗になり、景色は見えません。

19:53 花巻に到着。
釜石線の普通列車としては朝の2本と夕方の1本が盛岡まで直通します。遠野からの高校生もほとんどが花巻までで降りて、車内は閑散となりました。

この花巻で進行方向が変わるので、空いてるボックスに移って改めて右側車窓とします。
小雨から本降りの雨となって窓の外も水滴できれいには写りませんね。まぁ夜で何も見えないし、いいか。

20:45 盛岡に到着。
花巻から東北線内はもっと乗ってくると思いましたが、それほど乗ってきませんでした。
さすがに盛岡から北上方面に帰る電車は混んでましたけど。

22:50 盛岡23時ちょうど発のドリーム青森·盛岡号に乗って東京へ向かいます。
このバス1台で青森便と盛岡便を兼ねているので、週末などは早々と満席になるのですが、閑散期の平日だと割と余裕で割引席も取れたりします。
ということで、4連休のうち3日を北東北で過ごし、最終日は関東地方で過ごすことになりました。
4連休最終日の模様は次の記事で書きます。
1.38年ぶりに岩手開発鉄道を訪問
東北訪問3日目(6/16🈷)は午前中に本八戸からJR八戸園と三陸鉄道を乗り継いで一気にリアス線の南端である盛までやってきました。乗り鉄としてはここで終わるのですが、さて昼からどうしたかというと、この盛りには貨物専用鉄道である、岩手開発鉄道が走っていて、毎日貨物列車を走らせているので、それを久しぶりに撮影しようというものです。
久しぶりにということは、以前にも来たことがあるのですが、以前に来たのが1987年で、まだ旅客列車も走っていて、終点の岩手石橋まで乗り潰しています。その後旅客営業が廃止となり、今は貨物専用鉄道になっています。

撮影場所としては事前に航空写真から目を付けていた①~③の地点と、三陸鉄道を録る⓪の4つの地点を回ります。
盛駅に着いたのですが、残念ながら駅にあったレンタサイクルは廃止しており、大船渡まで行かないと無いとのこと。急がないと釜石から来た三陸鉄道の列車が折り返していくので、全速力で歩きます。
三陸鉄道⓪地点

13:00 宮古から乗ってきた列車が32分後に折り返し釜石行として帰って行きました。
この後は50分後にやってきますが、ここでは三陸鉄道の撮影は終えて、この地域でしか見られない開発鉄道側に回ります。
・岩手開発鉄道①地点

13:30 先ほどの橋から徒歩10分ほどで最初のポイントに到着。
カーブのコンクリート橋をインカーブからきれいに撮れます。
列車のダイヤはその日の輸送量によって3通りのパターンがあって、濃いぃ時刻表などに掲載されていますが、今日は本数の少なめのダイヤで、しかも何分がずれているようです。
・岩手開発鉄道②地点

14:00 続いて盛駅の北側方向へ河川敷を歩くこと約20分で2か所目のポイントに到着。
既に列車の音が近づいていたので、慌てて堤防の階段を上がって撮影。アウトカーブ側の撮影だと、編成後部は見えませんが、先頭の機関車を強調するなら、このアングルの方が良いかも知れません。
次は趣を変えて田んぼ沿いで撮れそうな所を探します。
・岩手開発鉄道③地点

14:35 奥の直線を行く列車を手前の田んぼを入れて撮影してみました。
残念ながら、動物除けのネットが張り恵まされて景色を狙うには、あまい良い感じでもなかったですが、バックが森で手前が田んぼの対比と、水面にかすかに映る列車の姿が撮れてまずまずです。静止画にしてしまうと確かにネットや柱が煩く感じますが、動画ならそこまで感じません。
これより奥は木々が深かったり、あまり場所的に余裕が無さそうな所のように見受けられたので、この3ヶ所の撮影の留めて、盛駅に戻ります。
戻る途中で②の撮影ポイントに再度寄ってもう1本録ります。

16:00 残念ながら曇ってしまいましたが、インカーブ側からの撮影ができました。
これで今日の午後の予定は終わりです。
2.帰りも夜行バスで帰る
さて盛・大船渡地区からの帰路ですが、往路に乗ったけせんライナーで検索すると『該当のバスは見つかりません』の表示。何度検索しても同じ、日を変えてみると出てきたりするので、おかしいなと思って調べてみるとなんと、週末のみの運行となっていました。
往路はたまたま金曜日の夜だったので、何の苦労もなくチケットが取れたのですが、まさかのウィークデーは運休という事態に直面して、ルートを再考しなければならず、BRTなどで仙台へ出るか、盛岡へ戻ってドリーム号に乗るかの選択と成りました。
仙台までのBRT・鉄道乗り継ぎだと結構値段がするので、盛岡に戻った方がトータルで安くなりそうなため、これから盛岡へ戻る事にしました。

盛から釜石へは三陸鉄道が順当なルートなのですが、実は1日2本だけ、仙台—釜石間の高速バスが走っていて、ちょうど16時台にやってくるので、盛駅北側のショッピングセンター前から乗ります。
値段も三陸鉄道より300円安い上に、釜石の到着が20分ほど早いため、先に釜石に着いて時間的な余裕があります。

盛(サンリア前)で仙台からの乗客数名が降りて、代わりに私ともう1人が乗っても車内は10人もいかない程でした。

バスは三陸復興道路を走り、時々山の切れ目から遠くに海を望むことができます。
国道45号しかなかった時代は海沿いにくねくね走るのですが、高規格道で一気に走ります。

17:10 4分遅れで釜石駅前に到着。
盛からの三陸鉄道の列車だと到着が17:36と遅いので、乗り継ぎ時間に余裕があります。

釜石駅前を走る岩手県交通の一般路線バス。
やっぱり釜石駅前と言えばこの光景ですね。駅前に広がる工場風景は鉄の街の象徴です。

釜石駅の中に入ります。
既に売店は閉まっているどころか、駅の窓口も閉まっていました。
一応マルス対応券売機があるので安心。

盛岡までの普通乗車券を買います。
出札窓口は閉まっていましたが、改札口の方は列車が入線すると人が出てきました。

ホームに上がると、17:43発の釜石線の列車がポツリと待っていました。
この後盛からの三陸鉄道の列車が到着して乗り継ぎ客を迎えます。

2両編成ですが釜石からの乗客は10人程度、平日の帰宅時間帯でこの寂しさは半端ありません。
2つ先の松倉で女子高生が2人だけ(下りの釜石行には6人位)乗ってきましたが、本当に人が居ないんでしょうかねというか、遠野のほうからわざわざ釜石まで通ってくるほうが珍しいのでしょうか? 生徒の1/3が国公立大へ進学する学校ですから偏差値も高いと思います。列車に乗るなり参考書広げてましたから。

18:46 遠野に到着。
釜石の高校生は2人とも降り、代わりに遠野の高校生たちがどっと乗り込んできました。野郎ばかりでちょっと鬱陶しい。

遠野では釜石行きの快速はまゆり5号と交換します。
遠野を出ると雨も降ってきて外は真っ暗になり、景色は見えません。

19:53 花巻に到着。
釜石線の普通列車としては朝の2本と夕方の1本が盛岡まで直通します。遠野からの高校生もほとんどが花巻までで降りて、車内は閑散となりました。

この花巻で進行方向が変わるので、空いてるボックスに移って改めて右側車窓とします。
小雨から本降りの雨となって窓の外も水滴できれいには写りませんね。まぁ夜で何も見えないし、いいか。

20:45 盛岡に到着。
花巻から東北線内はもっと乗ってくると思いましたが、それほど乗ってきませんでした。
さすがに盛岡から北上方面に帰る電車は混んでましたけど。

22:50 盛岡23時ちょうど発のドリーム青森·盛岡号に乗って東京へ向かいます。
このバス1台で青森便と盛岡便を兼ねているので、週末などは早々と満席になるのですが、閑散期の平日だと割と余裕で割引席も取れたりします。
ということで、4連休のうち3日を北東北で過ごし、最終日は関東地方で過ごすことになりました。
4連休最終日の模様は次の記事で書きます。