六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

ロイヤルエクスプレス四国 撮影へ

2024-01-28 |  出撃 at 四国地方
 .久々の四国遠征
 1月末から3月上旬までの1ヶ月ちょっとの間ですが、四国の予讃線などに伊豆急2100系ロイヤルエクスプレス車を使ったぼったくり、いや、豪華ツアーの企画列車が走るということで、銀色のステンレス車両なら見向きもしませんが、ちゃんと塗装した車両なので、久しぶりに四国へ遠征することにしました。
 この列車は金曜日に岡山を出て琴平まで、土曜日が琴平から松山まで、日曜日は松山から今治まで、最終日の月曜日に今治から高松まで走ります。今週は世間の方と同じく土日が週休日なので、この土日で四国へ渡ろうというものです。
 走行時刻と路線を照らし合わせると、平凡な田んぼの回りとかならともかく、風光明媚な場所で順光で撮れる場所はあまりなく、特に海を入れて写すような場所はほぼ限定されます。
 そのため車などで追っかけはせずに、駅撮りなども無しの、まさに1発狙いとしました。場所は今治―松山の間なので、通過時刻は14時過ぎ、場所取りの関係もあるから2時間前には着いておきたいところ、高松を朝に出て普通列車で行っても十分間に合うので、四国版青春18きっぷの「四国再発見早トクきっぷ」で乗ることにしました。但しこのきっぷは前売り専用で、前日までに購入しておく必要があるので、前日に四国入りするか、大阪市内にあるJR四国ワーププラザで購入するか、WEB上でクレジット決済するかの3択です。
 四国までの交通は、
 ①名古屋→高松 夜行高速バス 名鉄・JR四国 7時間半 7,000円
 ②大阪まで近鉄 大阪→高松 高速バス 7時間半 6,500円
 ③近鉄+阪神 神戸港→高松東港 フェリー 10時間 4,500円(深夜便は5,500円)
ということで、③のフェリーを選びました。なお金曜日の深夜の夜行フェリーは割増運賃になる上に、週末で混雑し、三脚持った同業者も多くて、とても楽に寝られる環境じゃないとみて、1本前の高松に24時に到着して、現地で朝まで滞泊することにしました。

 ということで近鉄の急行を乗り継いで大阪まで行き、更に阪神に乗って神戸三宮まで行きます。
 三重県に入ると前日の雪がまだ残っていました。雪の影響で名古屋線は最大30分程度遅れていましたが、今日は定時で走っています。

 三宮から神戸港まではバスに乗らずに、いつも歩いて行くのですが、サンチカ(三宮の地下街)がやたら人で多いなぁ、しかも市役所方面にかなり人の流れが向かっていて、何なんだこれはと思っていたら、神戸ルミナリエが開催されていました。以前は12月中旬に開かれていて、去年12月に何も聞かなかったので、とうとう中止になってしまったのかと思っていたのでしたが、今回からは震災のあった1/17を挟んだ年明けの日程に変えていたんですね。
 なんかショボいなぁ~、これじゃ神戸のをパクった東京ミレナリオ(笑)みたいだw と思ったのですが、無料ゾーンと別に有料ゾーンが作られ、通りの点灯場所も西へ移動と、分散拡大しているようです。
 さてここで道草は食わずに神戸港へ足を進めます。

 18:58 神戸港に到着
 後ろに18:40着の高松からの船が到着しています。新造船の「あおい」に乗るのは初めて。
 19:45発の高松行きは、小豆島に寄港しないし、高松到着が24時ちょうどという、タクシーか家族の迎えの人の車でもない限り、着いてから動けないので、高松へ帰る人以外は乗っていないとみて、自由席を予約して桟橋の乗船並び場所に並びます。予想通り人は少なくて、出港45分前で並び列の2番目でした。これが深夜1時発の便だと、翌朝高松に着くので、旅行者が多いので辟易するんですよ。

 新造船が導入される少し前から、船内での写真撮影が厳しくなり、客室エリアでは全面禁止になっています。
 まぁそれでも日本語の分からない観光客らは平気で撮っているようですが、小豆島に寄らないこの便にはほとんど外国人の姿は見かけませんでした。
 ここのコーナーでは撮影可能です。

 高松へのフェリーと言えば「うどん」ですね。
 船に乗ってから途中で買った駅弁を食べたのですが、やはりこういうのを見ると何故か勝手に財布がポケットからひゅっと飛び出すんですわw

 0:05 少々遅れて高松東港に着岸します。
 まぁ数分の遅れはいつもの事なので想定内です。

 フェリー乗り場前から高松駅への無料バスが運行されていますが、今日はこれには乗りません。
 高松駅に0時20分に着いて放り出されても、どうしろと?
 そのため、この港から歩いて10分ほどの所にあるネットカフェで朝まで滞泊します。これなら静かにぐっすり寝れるので。

             

 .いざ撮影地へ
 ちょっと寝坊したかな? ということで、高松駅まで歩くのは諦めました。このネットカフェから高松駅まで歩くと35分かかるので、高松駅を6:12に出る多度津行きの次の6:52発の観音寺行きに乗る事にして、近くの琴電の駅まで10分ほど歩きます。

 6:02 琴電の沖松島駅に到着
 街路灯の上に明るく光るお月様が見えます。これだと今日は天気良さそうです。

 6:27 高松築港到着
 電車2本乗り継いで5駅ですが、ここまで200円で来れるので、意外と安いです。

 いよいよ高松駅に着きました。
 夜が白々と明けてきます。

 さて今回の乗車券ですが、JR四国の普通列車が1日乗り放題という、青春18きっぷみたいな企画乗車券ですが、当日発売はしないため、予めJR四国のアプリをダウンロードして、アプリ上でクレジット決済を済ませておりました。
 乗車当日にアプリを起動すると、有効な乗車券が表示されるので、そのQRコードを改札機にかざすか、駅員に見せます。
 高速バスなどでは通信トラブルで画面表示できない事態を避けるために、「予めスクショを取って下さい」なんて案内も聞きますが、JR四国のきっぷに関しては券面の偽造防止の観点から、「スクショ画面では乗れません、表示できない場合は別途紙の乗車券を購入いただく場合があります」と案内があり、こちらの乗車券の画面も、スクショではない事が分かるように、背景の模様が動いたり、現在時刻が秒単位で動くので、その動いている画面を駅員や乗務員が見ることで、偽造画面ではない事を確認しています。

 それではQRコードを改札機にかざして駅に入ります。

 6時台後半は6:46、6:48、6:52と立て続けに列車が発車するのですが、中でも6:48多度津行き、6:52観音寺行きと、なぜか4分間隔で発車するので、先発の多度津行きにほとんどの客が乗っているので、ガラガラの観音寺行きは余裕で乗れました。もっと運転間隔調整すればいいのに。

 多度津を過ぎると、海岸寺の辺りで海沿いに出ます。
 あーどういうことだ。曇っているじゃないか! まーた天気予報外したのか?
 ここまで来て曇天下の撮影ほど気分がガッカリするものはありません。

 観音寺で55分待ちで、伊予西条行きに乗ります。接続時間5分程度で乗り継げる列車もあるのですが、それだと席に座れないかも知れないし、場合によっては腹痛とかの心配もあります。予讃線の普通列車には6000系以外はトイレは付いていないので、ギリギリの乗り継ぎは極力避けるように旅程を組んでいます。
 愛媛県に入るころからようやく日差しが見えるようになりました。

 10:19 伊予西条で18分の接続時間があり、その間に上下特急級同士が交換するのですが、8800.系を目の当たりにして見るのは初めてです。

 伊予西条駅には0系新幹線やDF50形機関車が展示されているのですが、南側にも展示施設が整備され、これはフリ-トレイン?みたいな車両の展示があります。

 11:44 大浦に到着。
 降りたのは私1人だけで、車内にも三脚を持った人などおらず、少々拍子抜けしました。
 撮影地には歩いて10分ほどです。

 12:35  岡山・高松行きの〔しおかぜ+いしづち20号〕が通過します。
 またまた雲が多めになってショボーン(´・ω・`)です。
 しかし少しずつ晴れている時間が長くなってきたので、あとはタイミングの問題だけになりました。

 13:02 下りの〔しおかぜ+いしづち7号〕が来ました。
 来る途中で伊予西条で見た列車が折り返してきたので、さすがは特急だけあって速いですね。
 少ーし明るくなってきました。 雲よどけー

 13:35 下りの普通松山行き単行
 割と晴れている時間が長くなってきて、空自体も青くなってきました。
 バックの建物の脇に撮り鉄どもの車が止まっていて、短編成だともろに写るのですが、長編成の場合でも車の屋根と列車の屋根が微妙に重なって隠し切れません。
 かと言って三脚高を下げると、背景の電柱の手前の方のが車体に被ります、奥の電柱は避けようがありません。
 先ほどの単行電車から数名の撮影者が降りてきました。

 14:00 下り〔しおかぜ+いしづち9号〕 アンパンマン列車
 もうほとんどピーカンとなりました。上空の雲もほとんど消えて、いよいよ本番待ちです。

 14:13 遂にやってきました、ロイヤルエクスプレス四国
 どピーカンで天候的には申し分ないのですが、若干正面側に太陽が回っているので、伊豆急車両の側面は影になっている感があります。時間的には先ほどのしおかぜの前に通過してくれれば完璧だったのですが。元々色が濃紺色なので、完全順光でも色再現は難しいでしょうが。
 ということで、無事撮影終了。集まった撮り鉄たちも、動画撮影者の事を考えて、大騒ぎや拍手することもなく、静かに撤収で終わりました。

 .急きょ予定変更
 予定していたロイヤルエクスプレスも無事撮れたことだし、さてどうしよう? と今日は何も予定がなかったのですが、取り合えず松山まで行くことにしました。

 松山駅は高架工事が行われており、高松方は架線柱も立てられていましたが、宇和島方はまだ架線柱は立っていませんでした。
 また高架下はスケスケのコンクリ柱が立っているだけで、何か高架下の建造物を建てたりなどはしていないようでした。

 松山の駅前に出ます。
 高架が割と低いので、ここの駅前からだと、後ろの工事をしている様子が伺えない感じですね。

 徒歩数分の所にある伊予鉄のダイヤモンドクロッシングまで来ました。
 3年前にも1度来ているのですが、その時は駅舎側から撮ったので、今回は反対側から見てみます。今回は朝ラッシュ動画の撮影道具は持ってきていないし、明日は日曜でラッシュでもないので、松山に居ても仕方ないか。

 ということで、松山駅に戻って、16:30発の普通伊予西条行きに乗りました。
 取り敢えず今晩は一旦高松に戻って、明日の状況次第で動こうという考え。

 ところが、状況が変わったのが明日の天気の予報。
 西から曇って、早い所では雨マークが付いています。
 今治の1時間予報では雨マークこそ無いも、にわか雨か雪の可能性ありと概況に書かれていたので、これはもう撮影しても暗い曇天だなということで、明日の愛媛県内での撮影は無くなりました。
 香川県内の天気も晴マークは朝7時までで、それ以降は曇りマークのため、もうここまま四国に留まらずに神戸へ戻ろうという事にしました。
 土曜日の夜行便フェリーなので、1000円の割増運賃になりますが、高松での宿泊費を思えば安いもんです。

 23:10 14時間半ぶりに高松に帰ってきました。
 途中の観音寺で夕食にしたので、1時間半ほど遅く戻ってきましたが、このまま駅前を23:30に出るフェリー送迎バスに乗って高松東港へ

 5:15 定時に神戸港に到着
 船内では最初寝られなかったので、うどんを食べてお腹も心も温まったところで、残りの3時間ほど爆睡。もう今日は何するでもなし、家に帰ります。
 
ということで、ロイヤルエクスプレス四国の撮影遠征も終わり、3月までに再度四国訪問することはあるか微妙なところです。週休日もずれていくため、再訪するにしても2月中の金曜日か3月上旬の月曜日あたりでしょうか? 他にもダイヤ改正関係で記録しておきたい事象が出てくるかも知れませんし。
コメント (1)
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閑散期は鉄道よりもバスを選ぶ

2024-01-26 | 交通その他
  鉄道よりも高速バスを選ぶ理由
 青春18きっぷの通用期間が切れた日の1/11に東京から愛知まで帰るのですが、閑散期の平日なので選択肢は東名ハイウェイバス一択となります。(新幹線を使うようなよっぽど急ぐ用事などもないですしね)

 東京駅17時ちょうど発の名古屋行き超特急・スーパーライナーの最終便(JRバス関東)に乗車しました。このあとノンストップの直行便・新東名Sライナーが17時30分にあって、終点の名古屋到着は直行便の方が早く着くのですが、値段が安いこちらの超特急便を選びます。
 閑散期の平日でしたが、全ての窓側が埋まっていて、乗車率は50%程度でした。
 なぜか人気の直行便よりも、超特急便の方が予約が先に埋まる傾向があり、特に割引席は直行便よりも先に売り切れることから、昨秋などは仕方なく直行便に乗る羽目になりました。
 私が直行便よりも超特急便の方が好きなのは、値段が安いという他にも、途中で幾つも停車するので、仮に隣の席に乗客が座っていても、途中で降りてくれる可能性があるからです。直行便だと、隣に座った人も終点まで下りないので、若い女性でもない限り鬱陶しいですもんね。
 今回乗車したバスですが、予想外に途中停車駅での下車が少なく、ほとんどが名古屋市内までの乗車ですが、名古屋インターや星が丘、栄などの市内の停留所で大半が降りてゆき、終点の名古屋駅まで乗り通したのは私を含めてたったの3人だけでした。地下鉄最寄り駅で降りる客は想定内でしたが、ここまで最後ガラガラになるとは思っていなかったので、その日によって結構乗降にバラつきがありますね。
 東名ハイウェイバス

 東京-名古屋間の東名ハイウェイバスの場合、直行便と超特急便とで、割引額に差があり、人気の直行便の方が値段が高めに設定されているのと、乗客の重要が多い傾向の便とかで更に差も設定されるようになりました。以前は一律に早割5・早割3・早割1など、購入期日で分けていましたが、今は便ごとの需要設定による方式変わっています。
 おかげで安い時は2,500円ちょとで乗れるので、青春18きっぷ(2,410円+ライナー券330円+東京以遠からだとグリーン券980円=3,620円)で乗るよりも安いし、乗り換えもなくて快適なため、閑散期の平日は高速バス一択という事になるわけです。
 但し土休日は割引がありませんので、その場合は、静岡地区の休日乗り放題きっぷ 2,720円+小田急新松田ー新宿800円+豊橋カルテットきっぷ1,000円=4,520円を利用すれば、バスの通常運賃5,500円より安く済みます。

 名神ハイウェイバス 
 
 同様に名古屋ー大阪間の名神ハイウェイバスも平日に特割があって、こちらは乗車当日でも特割に設定された席が売れ残っていれば、そのまま特割として販売されます。
 そのため、乗車当日の朝になって急に動きたくなる私などにとっては非常にありがたいシステムで、朝起きて座席の空き具合をみて、余裕で特割の窓側席が空いていて、隣(通路側)も空席なら、即予約を入れて家を出るといった芸当も時々あります。
 大阪線には、特割+ネット割+リピート割の3重適用の割引が効かせれば、1,500円ほどの席が取れたりする事があると、わざわざ一旦名古屋まで近鉄で出ても割安な場合がある程です。(普段は近鉄でそのまま難波へ行くことの方が多いですが。)
 また人気の京都便は1,400円の割引席が早々と売り切れる事が多く、あとは2,600円の正規運賃しか残ってないケースが多いため、平日限定ですが、名古屋から京都へ行くよりも大阪へ行く方が実質安かったりする逆転現象も起きるのが名神ハイウェイバスの面白いところです。

 なお東京―大阪間を8時間半で結ぶ東海道昼特急(現 グラン昼特急)は1日5本しかなく、午前11時10分発のが最終便になってしまうので、少し使いづらいかも知れません。
 最終便の時刻を比較をしてみると
  東京駅11:10~〔グラン昼特急9号〕~19:43大阪駅
  東京駅13:30~〔新東名Sライナー11号〕~18:35名古屋駅20:10~〔超特急25便〕~23:05大阪駅
というふうに乗り継げば、もう少し遅くに出発することができます。(東京発14:30の便もありますが、名古屋での乗り継ぎ時間が35分なので、渋滞で30分以上遅れたらアウトですから、1時間早い便で組んでます)


  3月ダイヤ改正で大きく変化

 JR東海バスから3月1日に東名ハイウェイバスのダイヤ改正を行うことが発表されました。
 新しいダイヤの内容を見てみると
 ①便数
  超特急便が8便→7便に減少、直行便が9便→11便に増加
  人気の直行便に更にシフトということか。
 ②休憩箇所の変更
  上下とも浜名湖SAでの休憩をやめて、上りは赤塚PA、下りは美合PAに変更となり、国鉄時代からの伝統だった、浜名湖SAでの休憩が遂になくなってしまうようです。
 ③運行担当の変更
  関東・BT・東海で受け持ち便の一部相互入れ替え・・・これはダイヤ改正の度によくあります。
 ④車両の変更
  ビジネスシートの記載が消滅・・・ついに三菱エアロキングが引退するかも?
  すでに東京―関西での夜行便はドリームルリエを除いて全てが時刻表にDD★又は☆マーク付きで、スカニア製の2階建てバスに変わっているようです。

 とうことで、特に三菱エアロキングについては、東名ハイウェイバスの運用から外れ、貸切便への転用の可能性が出てきました。先日名古屋駅の市バスのターミナル側に乗り入れてるところを目撃したので、今後の動きが注目されます。

 なお鉄道よりバスを選ぶと言っても、原則JRや私鉄などのいわゆる鉄道会社系のバスを利用し、どこかの観光バス会社系とかのトイレが付いてない格安バスは使いません。
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1日ムダに過ごしたかも?

2024-01-25 |  出撃 at 関東地方
 (世間のカレンダーとは違う)3連休最終日の1/11のお話です。
 青春18きっぷが昨日で使い切って、東京まで戻ってきて、今日は朝から何処かで朝ラッシュの動画撮影をする予定でした。その後は昼間適当に時間を潰したりして夕方のバスで帰るべく、前割でチケットも購入済です。

 それに先立ち、前夜に常磐線から上野に戻ってきた後、東京メトロで唯一の未乗車区間であった、南北線の駒込ー王子間を乗り潰しました。
 これは去年の1月に埼玉高速鉄道の浦和美園まで乗り潰す際に、駒込以北が残ってるのに誤って王子から乗ったので、駒込ー王子間のみ乗り残してしまい、今回その残り区間を乗り潰して、晴れて東京メトロ全線完乗! となりました。

 明けて朝、天気予報が見事に外れて暗い曇り空、ありゃー困った。
 薄曇りならまだしも、しっかり曇って暗いと、動画にならないので、少し動いてみることに。

 大宮駅に来ました。
 見事に撮影に対する制限事項が書かれています。
 撮り鉄だけでなく、音鉄や自撮り厨に対しても禁止事項が書かれており、大宮の狂騒ぶりを反映していますね。
 昔、あけぼの号が廃止になる前に三脚を立てて撮影した頃は、混んでも10人ぐらい、朝の上りあけぼのとか3人ぐらいしかいなかった時代が懐かしい程です。
 スマホの自動露出補正のため写真映りは明るめに映っていますが、実際はもっと暗くて、高精細の4K動画だと補正が掛かると車体背後がぼやけたりするので撮影になりません。
 大宮にいても仕方ないので京浜東北線で南へ移動して、東京・横浜方面へ向かいます。
 蒲田まで来たところで天気も変わらなそうなので下車しました。

 最近ご無沙汰していた「東京でのわが町:蒲田」の駅西側の商店街に入ります。なぜか商店街のBGMがヒスブルのふたりぼっち(インスト)という、誰が知ってんねんという曲が掛かっておりました。しょぼい商店街しかない東京にあって、蒲田はアーケードの規模が大きめで、雨の日でもゆっくり歩けるのがいいです。
 こちらの商店街にはドトールが2軒とモスなどがあって、駅に近い店は混んでるのですが、100mほど歩くともう1軒のドトールは割と空いているのを知っていたので、そこでモーニングで時間を潰します。

 ここのお店は無料wifiがあって、PC接続するには助かります。ただ買い物などのサイトは利用しませんけどね。
 いつの間にかウェザーニュースの天気予報がしれっと予報を昼過ぎまで曇りに書き換えていて、またヤラレタ感。
 10時過ぎにドトールを出て、やっぱり冷たい曇り空のままで、もう完全に撮影どころではなくなり、今日1日夕方のバスの時間までどう過ごそうかと考えながら、蒲田駅の反対側(東側)に出てきました。
 前回来た時は京急蒲田まで歩いたのですが、今日はそんな気も起きないので、戻ろうかとひと右手を見たところ、

 まだモーニングやってたので、ミスドに入ってしまいましたw
 奥の方の席に座っていたのですが、自動ドアが開くと寒風が奥まで入ってくるので、そんなに暖かくはないなと思いながら、PCを開いて記事を書いていました。
 朝からモーニング2軒ハシゴして、1,000円以上使ってますわw
 1時間半ほど経って、周りの客も入れ替わっているので、そろそろ出ることにして、さて、どうしよう?
 ちょうど昼間時間帯には珍しい蒲田始発の電車があるので、それに乗って品川方面へ行く事に。

 そう、降りたのはこの駅です。

 高輪ゲートウェイ!
 駅前はビルの工事中で、建ててるのか壊してるのかは知りませんが、汐留のビルの閑散状況が悲惨だとの報道もありましたから、今時ビルを建てたところで、テナント入居なんか無いんじゃないかなと。都心にあった大企業ほどリモートワークでテナント撤退してますからね。

 駅も開業当初に見られた、あのフィーバーなど夢の跡状態で、ほとんど人の乗り降りが見られず、4基あるエスカレータや階段の1基が閉鎖されていました。

 山手線の電車も空いていたので内回りに乗って新宿に到着。
 新宿駅のホーム端で朝ラッシュ動画が撮れるかロケの下見をしましたが、全線が一堂に撮れるのは不可能な感じです。

 ようやく13時を回ったところ、まだまだ時間はあります。

 そこで都営大江戸線の未乗区間に乗ることにしました。
 未乗区間は麻布十番から東側の地域ですが、実際には一部区間を乗っているものの、記録がどこか滅失しているので、改めて乗ることにしました。
 新宿から都庁前まで乗って、都庁前から右回りにぐるっと回って、代々木までほぼ1週してきます。重複区間がないので不正乗車にはなりません。

 ということで、ほぼ1週回って新宿の1駅となりの代々木に戻ってきました。
 これで昨日の東京メトロに続いて、東京都交通局も全線完乗! となりました。

 15時を回ったので東京駅へ出て、夕方の高速バスで帰りました。
 ホントほとんどムダな1日って感じで終わりました。最初から曇りだと分かっていれば、もう少し予定の立てようもあったのですが、こうして晴れる晴れる詐欺にあってしまうと、このような1日ムダに終わってしまう事もあります。

 次は高速バスについて書くか、今週末の四国遠征の模様について書くか、記事材料が揃った方から書く予定です。
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東武鉄道撮影など 18きっぷ最終日

2024-01-22 |  出撃 at 関東地方
 1月10日の青春18きっぷ最終日になります。
 前日は早朝に大船を出発して、群馬・栃木の私鉄(第三セクター含む)3路線を乗り潰して群馬県と栃木県制覇となりました。
 青春18きっぷの最終日である1/10をどう過ごそうかと考えたのですが、最初は久々に福島県のいわき―原ノ町間の復旧区間の訪問を考えたのですが、朝小山を出発してすべて鈍行で行って最低でも東京に戻ってくるのは不可能な事が分かり、それなら仙台から東京行きの夜行バスに乗る行程だと、ゆっくり浜街道を北上できるなと思ったのですが、肝心の仙台→東京の夜行バスが残席がほぼ無い状況なので、浜通り訪問はあきらめました。

 .久々にロケ鉄
 さてどうしよう? と考えた時に、先週東武鉄道で鬼怒川温泉方面から栃木まで南下した時に平坦な車窓を見て、普通ならチンタラ走るけど、特急なら気持ちよくぶっ飛ばすんだろなと感じたのを思い出し、
      そうだ、撮影しよう!
 ということで、東武鉄道の100系・N100系の撮影に出かけることにしました。
 小山で泊まっても良かったのですが、佐野の方が以前泊まって勝手を知っていたので、佐野に戻って滞泊。

 翌朝6時台に佐野を出発し、栃木で東武鉄道に乗り換えました。

 7:29 まず最初に降りたのは楡木駅
 この場所は栃木から日光方面に向かって20分の所にあり、ちょうど東北自動車道を越えて駅間の景色が完全に田畑で開けた一直線の場所になっていて、線路が南北に走っているため、浅草行きの上り列車が順光になり、上り特急狙いで下車しました。

 7:45 駅から歩くこと約15分、2つ目の踏切に到着しました。
 駅から徒歩5分ほどの所にも踏切はありますが、車通りがあって踏切待ちの車がありそうでビデオパン撮影には向いていませんでした。
 ここで約1時間少し撮影することにします。

 7:51 まずは下りの〔リバティけごん1号+会津101号〕をパン撮影 (カメラを北側に振った時点の画像)
 まだ朝の陽が低い光線の感じが残っています。

 8:05 こちらは浅草行きの〔けごん10号〕
 旧DRC車塗装の編成がやってきました。僅か15分ほどの差でだいぶん日が昇った感があります。
 9時過ぎのリバティ―まで撮って撤収。
 栃木方面へ戻って、別の撮影場所へ移動します。


 10:07 栃木の2つ先の静和で下車。駅着く直前にスペーシアXとすれ違い、車内で地団駄・・・な事はしませんが。
 気を取り直して本日2か所目の撮影地に行きます。撮影場所までこちらも徒歩15分。
 銀色の普電何本かと、リバティーを撮って時間を潰します。

 11:30 上り〔けごん20号〕
 リバイバルで復刻されたオリジナル色な100系で来ました。このほか100系が2本通過し捕獲。
 100系は9編成あるうち、2編成が廃車になっており、今後もN100系や500系の増備に伴って廃車が発生することから、早めに撮っておいた方がいいです。

 12:42 最後は〔白いひのとり〕・・・じゃなかった〔スペーシアX4号〕
 真っ白なボディーに両端の先頭車の窓枠がXXXXXXXと連続する斬新な姿ですが、やっぱり白いひのとりですよねw

 13:02 静和駅に戻ってきたら、ちょうど新栃木方面行き電車が出て行って、30分近く待たされました。

 これで本日の撮影は終えて栃木経由で小山まで戻りました。
 急げば本日中に名古屋まで帰れるのですが、明日も晴れマークが出ているので、東京近辺で撮影して、帰路は高速バスで帰ることにして、もう少し何処か行く所はないかなと思っていたのですが、薄曇りになったので撮影はせずに、ぼんやりと久々に水戸線の電車に乗って東へ東へ
 終点の友部駅に着いたのですが、もうちょっとだけ乗ろうという事で勝田まで足を延ばしました。

 勝田の駅前でもイルミネーションをやってましたが、タクシーが駅前にずらりと停車しているので、あまりキレイには撮れませんでした。
 栃木でおむすび弁当を食べたのですが、小腹が空いてきたので、駅の中に戻ると・・・

 あああぁぁぁ~  またそば屋に吸い込まれてしまいましたw 勝田駅のそば屋は1番ホームにありますが、店舗の反対側、つまり駅前広場側にも出入口があって、駅の中に入らなくても外から直接店内に入れます(もちろん中では繋がってません)。
 関東の駅のそば屋は、ICカード対応なので、簡単に吸い込まれてしまいますね。
 これが現金のみなら、財布の小銭を出してとなって、躊躇するのですが、ピッと触れるだけで食券が買えてしまうので本当にICカードって悪い奴ですわw

 .ローカル私鉄1路線つ潰す
 そばも食って小腹も満たしたので、勝田発の普通電車で上野方面へ向かいます。
 夜も暗くなったのですが、途中の駅で降りることにしました。
 昔は佐貫という駅だったのですが、何年か前に龍ヶ崎駅改称しています。

 駅横のホテルの1階に関東鉄道竜ケ崎線の駅があり、細々と単行の気動車が発着しています。
 改札口は無人で、IC簡易改札機と自動券売機が置いてありました。

 全線単線1閉塞で、たった2駅なので、途中駅での交換なども無く、1両の気動車が行ったり来たりを繰り返します。

 列車はワンマン運転で、それぞれの終点に到着すると数分で折返します。

 車内は関東鉄道の標準であるロングシートです。
 おっ、何かぶら下がってる?

 吊り輪のところには竜ケ崎名物のコロッケが。
 もちろん食べられませんw  誰かかじった跡とかあったら面白いのですが・・・

 この車両、運転台の位置がユニークなんです。
 佐貫側は左側に運転室があるのですが、竜ケ崎側は右側に運転室がある構造になっていて、ワンマン運転でのホームが片側固定なために、運転室もホームがある側に寄せられているようです。

 19:42 2駅7分間の乗車で終点の竜ケ崎に到着。
 列車はわずか3分で折り返していくので、1本遅らせることにして、駅前に出てみます。

 駅前に出ると怪しげなイルミネーションに照らされて、小田急の片瀬江ノ島駅みたいな感じでしたが、明るさが全く足りておらず、暗い駅前でした。
 色合いもこんな色ですから、寒さが倍増します。
 駅前にはコンビニすらなく、どこでコロッケ売ってるんだという表示もなさそう、というかこんな時間に飲み屋以外に店が開いてないような。駅前の角を左に500mほど歩いた市役所付近に幾つかのお店があるようでした。

 寒いので駅の中に戻ってきました。
 写真の左側の駅名看板の所に鉄道の待合室が(更に手前にはバスの待合室も)あり、プラレールのレイアウトが展示してありましたが走行はしておらず、エアコンも切られていたので、全然暖かくありませんでした。
 15分後の列車で竜ケ崎を後にして、これで関東鉄道は完乗。
 茨城県で残る未乗区間は、つくばエクスプレスと筑波山ケーブルの2社線となりました。

 3連休最終日となる1/11の模様は次の記事に続きます。
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群馬・栃木私鉄完乗へ(3.完結編)

2024-01-21 |  出撃 at 関東地方
 前3記事の続きとなる記事で、まさか1月9日の動きだけで4回に亙る記事になるとは思っていませんでした。
 群馬・栃木私鉄完乗へ(2.わたらせ渓谷鉄道編)の記事では終点の間藤駅に到着した所までを書きましたが、折り返し列車が着くまでの時間差を利用して、隣の足尾駅まで歩くことばかりに気が取られてしまい、間藤駅で栃木県制覇した事をすっかり忘れていましたので、書いた記事にも後付けですが、栃木県制覇の文言を付け加えています。
 折返し列車の発車までの24分間を利用して、早足で隣の足尾駅まで歩き、その途中で何故かこんな所に渡良瀬橋が?という話までは、1つ前の記事をご参照ください。

 .わたらせ渓谷鉄道で帰る

 15:06 足尾駅に到着 渡良瀬橋の所で少し寄り道はしたのですが、汽車の時間があるので、早々に切り上げて早足で歩いてきたので、意外と早く着きました。
 駅前にはお店など何もなく、古い飲み物の自販機が1台あるだけでしたが、一応生きていたので、暖かい缶コーヒーを買ってポケットを温めます。

 駅舎の中に入ると、これまた国鉄時代を彷彿とさせる時代感あふれる趣です。
 観光シーズンの休日とかでトロッコ列車などが運転させると、人で賑やかになるのでしょうが、シーズンオフの平日だとこのような寂しい景色が味わえます。
 汽車の時間までまだ数分あるので、保存車両の置いてある場所へ行ってみます。

 こちらが、鉱山の輸送で硫酸を運んでいたタキ貨車2両となぜか新しめの車掌車ヨ8000、それと1番前にはカバーを掛けて大事に保存されているスイッチャーDLの4両が置かれています。

 また駅舎のすぐ横、元貨物ホームらしき場所にはキハ35系2両が置かれていて、日によっては車内を開放しているようですが、オフシーズンにはドアも閉められ、中は物置になっているようでした。

 首都圏色のキハ35はそこまで朽ちていませんでしたが、青空展示のキハ30の方は外板がボロボロになっていました。

 ここ足尾駅は海抜が640mもあり、どうりで寒いはずですし、日陰の雪が融けないのも納得いきます。
 今冬は異例の暖冬なのと、間藤駅から早足で歩いてきて、体が温まっているので、そこまで寒さは感じませんが。途中で猿🐒を蹴散らすのに🐕ワンワン!吠えましたしwww

 15:12 間藤からの折返し列車がやってきました。
 この駅で3分停車、しかも駅舎側のホームに停車するので、わざわざ間藤駅から歩かなくても3分間で駅舎の外へ出れば、下車駅1カウントはできます。

 帰りの列車も、もちろん誰も乗っておらず、乗客は私1人だけでしたが、2駅先の原向でじいさんが1人乗ってきて、途中の神戸でも老夫婦が乗ってきたので、完全貸切の時間は意外と短かったです。
 そして大間々到着前に運転士が「次の大間々から沢山の乗車があるのでご注意下さい」とアナウンスがありました。

 そして車内は立ち客が出るほど一気に乗客で埋まりました。
 20人ぐらいの団体客が乗っていたので、おそらく運転士にその情報が事前に伝わっていたのでしょう。私の所だけ席が空いていましたが、このあと埋まりました。

 16:26 相老に到着
 大間々始発の区間運転の列車が桐生から折り返してここで交換していました。桐生駅の割り当て線路も1線しかないので、この駅でしか交換できないため、1時間に2本しか運転できません。

 .群馬県の残存区間も制覇へ
 群馬県内で乗り残している私鉄は朝乗った上毛電鉄とわたらせ渓谷鉄道、それと東武小泉線の3路線で、この3路線を1日で乗り潰してしまおうという事ですが、冬場なので3線目は景色がほとんど見えません。
 先に東武小泉線を潰して、最後にわたらせ渓谷鉄道に乗って、間藤から日光へバスで抜けるルートもあるのですが、時間的にわたらせ渓谷鉄道の景色が見えなくなるので、平凡な景色の東武小泉線を後回しにしました。
 以前伊勢崎から館林まで伊勢崎線には乗っているので、だいたい同じような景色と思うので。

 16:48 東小泉行きの電車がやってきました。
 東武桐生線は特急が毎時1本、そして普通も毎時1本しかなく、朝晩のごく一部の時間帯だけ1時間に2本と、結構不便な場所ですが、日本一の自家用車を保有県なので、電車は通学生か外国人しか乗ってないレベルです。

 太田の近くまで来るころには夕暮れとなって、景色はほぼ見えなくなりました。
 太田から先の小泉線が未乗区間になります。

 17:52 西小泉に到着
 関東でもかなり乗り潰しにくかった路線の1つが、この1駅間を含む小泉線ですね。

 18:15 館林に到着
 この小泉線の乗車を以って、群馬県内の私鉄全線完乗となりました。
 残るは北陸新幹線の区間ですが、新幹線は広域圏扱いなので、在来線としてはこれで 群馬県制覇! となりました。
 なお東武鉄道はこれで全線完乗かと思いきや、まだ越生線が残っていて、ここを潰して晴れて東武鉄道制覇となるのですが、なかなか越生線なんかに行く機会がないですからね。いつの事になるやら・・・


 館林で群馬県制覇になった後、明日の予定を考えて、そのまま佐野線に乗り換えて、小山まで行ったのですが、明日の予定を急きょ変更して佐野駅まで戻ってきました。佐野で泊まります。
 1週間前に葛生まで来た時にも佐野駅前で降りましたが、今回は夜の佐野駅前のイルミネーションの様子です。

 今回の移動鉄道乗車距離
 JR 大船→東京・高崎経由→新前橋 165.7km
  〃   佐野-小山 往復   53.2km
 上毛電鉄 中央前橋→天王宿 22.8km
 わたらせ渓谷鉄道 相老→桐生  3.1km
   〃  桐生→間藤   44.1km
   〃  足尾→相老   39.7km
 東武鉄道 相老→西小泉  28.2km
   〃  西小泉→佐野  24.7km   計 381.5㎞ これに徒歩とバスが6㎞ほど加わります。

 翌日は青春18きっぷ最終日、小山から佐野にわざわざ戻ってきてどうした?   その模様は次の記事で。
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渡良瀬橋が何故か2つある!

2024-01-20 |  出撃 at 北信越地方
 青春18きっぷを使って北関東の未乗私鉄の乗り潰し旅も中盤となりました。
 前記事からの続きで、2路線目となる、わたらせ渓谷鉄道に乗って終点の間藤駅に着いたところまでを書いたのですが、そこでどうしよっか? で終わっていたので、どうしたかの続きです。

 間藤駅に14:45に到着した列車を降りて、折返し桐生行きの列車として出発するのが15:09ですから、折返し待ち時間が24分あります。
 片道の乗り潰しだけなら実は、ここは栃木県日光市なので、バスで日光駅方面に抜けることもできるのですが、今日はこのあと群馬県内の東武鉄道の小泉線を潰すために、桐生方面に戻るつもりで1日乗車券を買っていたので、このまま折り返し列車に乗ってもいいのですが、それでは芸がないので、一捻りすることにしました。
 間藤-足尾間の駅間距離が意外と短く、もしかしたら歩けんじゃね? と考えて、マップ検索をしたところ、
 
 なんと徒歩で十数分で歩けそうで、これなら足尾駅まで歩いて先回りすることで、下車駅も1つカウント出来ることで、

    チャレンジ!

してみることにしました。
 距離にして約1.5km 20分ぐらいで行けそう。列車は足尾に15:12に到着して3分停車の15:15に発車するので、多分余裕なはず。


 ということで、少し速足で歩いて足尾駅に向かいます。

 先ほどのサル🐵たちがいた線路のあたりは、やはりキーキー鳴いていましたので、猿の声がする場所を通る時は「ワン!ワン!🐕」と吠えながら歩きました。子ザルたちが一斉に山の方に逃げていきます。やはり犬は苦手なんでしょうね。ワンワンと吠えながら1人で歩いているオッサンを周りから見たら異常かも知れませんが、猿の居た場所だけなのと、誰も辺りに人が居ないので、遠慮せずに吠えることができます。でも本当は😺ネコの鳴き声の方が得意だニャ。
 少し歩いて交差点に出てきたところ、なんと左(南東)側に「渡良瀬橋」(上の地図の赤い星印)と書いてあるじゃないですか。

 渡良瀬橋と言えば、森高千里の歌で一躍有名になった橋で、両毛線沿線の人なら誰でも知っているだろうという、ご当地ソングで、最寄りのJR足利駅の発車メロディーにもなっているほど。

 確かに「渡良瀬橋」と書いてあります。でも本当は足利駅の南側に掛かっているはずなのに、何でここに?

 近くに渡良瀬川の起源を示す看板が立っていました。
 前述の松木川と、日光方面から来た神子内川がここで合流して、ここからが渡良瀬川ということになっているそうです。
 そして、この渡良瀬橋は大正時代に鉄橋として掛けられ、その後耐震化のためにコンクリートで補強されたものの、大型車が通るには耐えられないと判断されて、見た目にはがっしりしてますが、人道橋という形にで供用されています。
 一方、皆が知っている渡良瀬橋(足利駅南側)は昭和9年に竣工とあるので、ここのオリジナルの渡良瀬橋よりは約10年遅くにできています。

 2つの渡良瀬橋の位置関係はこんな感じ。
 直線距離にしてほぼ真南に約34kmの地点にあります。
 ここの人道橋のすぐ北側に車が通れる橋が架かっていて、その名も「新渡良瀬橋」と命名されていることから、足尾町内にある2つの橋が、本家の渡良瀬橋となり、下流の足利市にあるのは、分家かジュニアというところでしょうね。
 この2つの渡良瀬橋を巡るのも面白いかも。森高千里さんはこの話知ってるかな?
 ということで、本家オリジナル(だと思う)の渡良瀬橋のお話でした。 

 さて、ここであまり道草食ってるわけに行きません、列車の時刻が近づいているので、さっさと足尾駅に向かいます。
 この先は、続きの記事で。
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群馬・栃木私鉄完乗へ(2.わたらせ渓谷鉄道編)

2024-01-19 |  出撃 at 関東地方
前記事の続きです。
前記事では上毛電鉄に乗って未乗区間を乗り潰した後、わたらせ渓谷鉄道に乗るため、ある裏技を使って乗り継ぎ駅を変えて、相老駅に到着したところまで書きました。今回はその続きです。

 12:22 相老駅の中に入ります。
 自動券売機が置いてあって、東武線・わたらせ渓谷鉄道線と、桐生接続のJR線の切符も発売していました。東武線についてはICカードが使えるので、簡易タッチ機が立っています。
 駅舎の中の待合スペースでは長椅子があり、田舎らしく座布団が置いてありました。

 懸念だったフリー乗車券を購入します。
 窓口で1日乗車券をくださいと言ったのですが、「券売機のみでの発売です」と言われたので、仕方なく券売機で購入、1日乗車して1,800円。桐生→間藤の片道が1,130円なので、1往復で元が取れますが、口述で触れますが、片道だけ乗って日光に抜ける方法もあるので、片道だけ買ってもいいでしょう。

 列車の到着まで15分近くあるので、跨線橋に上がってみます。
 画面左側の島式ホームが東武鉄道線のホーム(4・3番線)で、その右側の対抗式ホームがわたらせ渓谷鉄道のホーム(2・1番線)になります。
 乗り換えをする場合は、東武鉄道のホームから上がってこの跨線橋を渡って、現金・定期券ならそのまま1・2番線のホームに行けば良いのですが、1日乗車券を買うならば、一旦駅舎に行って買わなければなりません。その一連の行動を2分間で行えというのはさすがに無理ですから、事前に駅に来ていたわけです。

 12:32 早くもわたらせ渓谷鉄道の桐生行きがやってきました。
 この列車は相老で8分間停車して、12:38着の東武赤城からの電車の乗り換え待ちをします。

 12:45 桐生に到着。この列車がそのまま折返し13:06発の間藤行きになります。
 発車まで21分あるので、駅の外に出ることにします。

 桐生の駅前に出てきました。
 何もない。栃木駅だと高架下の改札横にニューデイズが、佐野駅だと階段を下りた駅前にセブイレがあるのですが、桐生は駅前に花屋があるだけで、他には何もお店がありません。困った。今日は10時前に高崎でそばを食べただけで、さすがに桐生なら何かあると思ったのですが、何もないので、高架に沿って徒歩5分程の所にあるファミマまで往復して昼飯を調達。

 13:01 再び列車に戻ったのですが、全然空いていました。
 進行方向右側のボックス席に余裕で座って発車を待ちます。

 13:06 桐生を出発し右側の線路へ
 あれっ?複線区間を逆走するの?

 列車はそのまま右側の線路を走って渡良瀬川橋梁を渡ります。
 この区間は右側がJR両毛線の本線で、左側が車両基地への入出庫線となっていて、複線ではなく、単線×2という形になっています。この渡良瀬川を渡った分岐が下新田信号場として扱いとなっていて、分岐後すぐにわたらせ渓谷鉄道の下新田駅があり、ここから旧国鉄足尾線の線路となります。

 13:26 大間々に到着
 僅か3分間の停車ですが、駅舎の前まで出ます。

 再び改札に入って、対抗列車の到着を待ちます。
 大間々には小さいながらも車庫があって、ここが拠点となっているようです。
 大間々からは神戸まで車掌が乗って、乗車券の扱いや鉄道グッズの販売などが行われていました。

 大間々を出てしばらくすると、車窓右手に渡良瀬川の景色が展開します。
 山間なので冬場は日当たりがかなり悪いですね。13時半過ぎでもう影が多いです。

 14:02 神戸に到着
 「こうべ」でも「かんべ」でもなく、「ごうど」と斜め上の読み方をする駅名

 6分間の停車時間なので、駅前に出てきました。
 私以外に唯一の乗客だった女の子が下車しいきました。

 神戸駅には向かいのホーム脇に元東武1720系の車体2両が置いてあり、列車レストランになっていましたが、休業していました。

 神戸からいよいよ私1人だけの完全貸し切り列車になります。
 冬の昼下がりの弱弱しい日差しが寂しさを更に増します。

 神戸を出て、ストレートを加速し、その先のカーブを左に曲がった所に路線最大の草木トンネルがあります。
 草木ダムの建設に伴って、線路が付け替えられた区間で、列車からはダムは見えません。

 長いトンネルを抜けると渡良瀬川の鉄橋を渡り、沢入駅を過ぎた当りで、今度は車窓左手に川が見れます。
 この辺りが一番川の景色が良い所で、車内でも案内テープの音声が流れます。中央西線の寝覚ノ床は一瞬ですが、ここはしばらく眺められます。

 群馬県最後の沢入駅を過ぎて、いよいよ栃木県に入ります。
 この辺りはやはり日当たりが悪い場所では雪が残っていますね。栃木県とかあまり雪のイメージはないですが、日光の奥ですから凍てつく寒さで融けないんでしょうね。

 栃木県最初の駅である原向を過ぎると再度渡良瀬川を渡って、右側に足尾の街並みが見えるようになってきました。
 建物はたくさんありますが、本当に人が住んでいるのか微妙な感じ。

 14:38 通洞に到着。
 車内放送でも、足尾観光の玄関口と案内されていましたが、こんな所で降りるのか・・・でも確かに観光案内所がこの駅の近くにあります。

 14:41 続いて足尾に到着
 わたらせ渓谷鉄道では交換可能駅ではスプリングポイントで強制的に左方向へ分岐されるので、交換列車がなくても反対側のホームに発着になります。

 足尾を出発すると、駅構内のはずれに昔使っていた貨車やスイッチャーと気動車が置かれているのが見えました。

 足尾と終点の間藤との間には渡良瀬川の源流から来た松木川の鉄橋を渡ります。

 線路を渡るサル。
 写っているのは2匹だけですが、直前に10匹ぐらいが素早くにげていて、けっこう数がいました。

 14:45 終点の間藤に到着。
 単線ホームの寂しい行き止まりの駅です。手前の足尾駅とは比べ物にならない簡素な駅。

 降りた人は私だけ。乗る人もおらず、静寂な時間だけが流れます。

  やったー 栃木県制覇!

 なお折り返しの桐生行きの列車の発車までは24分あります。

 さぁどうしよう? よしっ!   ということで、次の記事に続きます。
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群馬・栃木私鉄完乗へ(1.上毛電鉄編)

2024-01-15 |  出撃 at 関東地方
 .直前まで行き先が決まらず
 青春18きっぷが残り3回分を残して、いよいよ最終3日間に突入したのですが、行き先が全然決まりませんでした。
 候補地としては
  ①四国 予算本線沿線(ロイヤルエクスプレス試運転)
  ②山陰 山陰線と伯備線(やくも号)
  ③大分県 ぶらり旅
  ④北陸地方 北陸本線最後の旅
  ⑤群馬・栃木 (私鉄未乗区間潰し)
としていたのですが、今回の休みが8日午後~11日までの3.5日ということで、3連休最終日に出発日が重なるため、フェリーも混み合ってるとして③大分行きが消え、震災後の混乱が起きている④北陸地方へも控えようとしてこれも消え、残る3つから選ぶことにしたのですが、①試運転列車の日時が不明なので、四国は本運転時に行く事にして消え、残りのうちの②ですが、天気が悪そうなので消え、結局⑤の北関東へ行く事にしました。
 この時点で8日の午後を回っていたので急がなくてはならないのですが、色々用事をしていたら出発が夕方になってしまいました。
 先週南東北からの帰りに3日目に会津若松から栃木県に降りてきたため、2週連続で北関東に旅行することにもなります。
 前の記事にも書きましたが、わたらせ渓谷鉄道の北側の一部区間が栃木県内を走っているので、そこを乗らないと栃木県制覇にはならなかったワケです。

 1日目(1/8)は夕方に名古屋から東海道線を上っていくのですが、既に浜松に着いた時点で、このまま乗り継いで行くと品川で日付が変わるレベルになっていました。

 浜松から熱海の間は211系5000番台による静岡地獄だったのですが、静岡で1本遅らせて興津行きの8000番台に乗って、僅かの間ですがクロスシートを味わいながら駅弁タイムとしました。
 ところが興津から乗った電車が、品川行きの最終連絡ということで、5両編成の電車は関東方面へ帰る大きな荷物を持った人たちで立ち客まで出るほどの混雑ぶり、1本前の熱海行きの電車なんか割と空いていたのに何で?そこまで粘るの?
 3連休最終日に終電ぎりぎり帰宅するとか、明日から仕事や学校なんだからさぁ、もっと早く帰ればいいのにとため息。
 ということで、東海道線の電車では乗り継いでも品川止まりの最終電車なので、ゆっくり寝るために今日は大船で下車して泊まりました。

            
 2日目(1/9)

 明けて大船を6時半ごろに出る京浜東北線の各駅停車に乗車して東神奈川まで行き、あとは横浜線-八高線で高崎まで行こうとしたのですが、高崎に着いた時点で11時頃になってしまうのが分かったので、急きょルート変更。横浜から湘南新宿ライン経由の高崎行きに乗り換えました。
 1番後ろの空いている車両に乗ったのですが、やはり座ることはできずに新橋まで立つことに。

 9:39 横浜から2時間半ほどで高崎に到着し、9:41発の両毛線の電車があったのですが、荷物抱えて階段を上がって降りて2分で乗り換えはしんどいので、1本遅らせることにしました。それでも八高線経由よりも1時間半も早いので、どんだけ八高線が時間が掛かるのかということですね、非電化区間は楽しいけど。

 ということで、乗り換え階段の上にあがれば、そば屋に引き込まれていくわけですw
 高崎駅は以前は2-4番線のホーム上に店舗もあったのですが、昨夏訪問時にちょうど最後の営業をしていて、今回訪れたら見事に建物ごと撤去されていました。

 10:07 改めて両毛線の電車に乗ります。
 まずは西半分を乗り残している上毛電鉄に乗るため、前橋まで行きます。

 10:21 15分ほどで前橋に到着
 久しぶりに下車します。

 前橋駅で下車したのは1983年ごろで、当時は地平駅でした。
 地平駅なので北側しか改札口がなく、ちょうど改札口の前で列車を待っていたところ、改札脇の柵を乗り越えて出た客をみつけた駅員が総出でその男を追っかけていって最後は飛び蹴り喰らわされて御用となっていましたが、いくら国鉄とは言え、そこまで容赦ないのかと高校生ながら感嘆した思い出があるのが前橋駅です。
 すっかり高架駅となってから以降は車で1度駅前に来ただけで、あとはスルーばかりです。

 .上毛電鉄を完乗
 JR前橋駅から上毛電鉄の中央前橋駅までは1kmほど離れているので、徒歩で15分ほど掛かりますが、ちょうどバスが停まっていたので、乗ることにしました。
 永井運輸という運送会社みたいな名前ですが、(調べてみたらやっぱりトラック輸送が主体の会社でした)やってきたのは小さな日野ポンチョ型のバスです。

 ところが今日はだるま市のお祭りが開かれていて、交通規制などもあり、けっこう時間が掛かってしまいました。
 急げば10:45発の電車に乗れたのですが、時遅し。

 近くに奇妙なバスが停まっていました。車体から何やらニョキニョキと突起が出ています。
 自動運転バスの実証実験とのことで、こういうのを見たのは初めてです。

 改めて中央前橋駅。
 見た目は結構堂々としていてカッコイイ感じですね。だるまを買って帰る方をちらほら見かけました。

 上毛電鉄はICカード対応になっていないため、現金で切符をかう必要があります。
 裏側は磁気式の黒い切符になっていますが、自動改札機もないので、このように入鋏があります。

 電車は元京王井の頭線の3000系が入っているのですが、この車両もいよいよ置き換えが発表されました。
 こういう姿を見られるのも今のうちですね。

 ワンマンカーで6扉あるうちの3扉を締め切りのため、車内は割と暖かいです。
 2両目は自転車持ち込みOKということです。

 ワンマンカーというので恐れていたのが・・・・やはり。
 これでは前面かぶりつきができませんね。残念です。

 11:15 中央前橋を発車
 東側の桐生市内もまぁまぁ住宅が建っていましたが、西側の前橋側はずーっと住宅が続きます。

 途中駅で自転車を持ち込んでいたおばぁさんが降ります。
 自転車に乗る時は1両目の後ろ扉から乗って整理券を取って、2両目から降りて、先頭まで行って運転士にきっぷ又は運賃を渡す仕組みです。
 なお上毛電鉄では無料で自転車を貸してくれるので、次の機会に借りてみたいですね、いつになるか知らんけどw

 途中の上泉辺りでも畑は見えますが、車庫のある大胡を過ぎてからの方がもっと景色が開けてきます。

 粕川駅に到着
 2008年2月に桐生側からこの駅まで乗ったことがあるので、これで上毛電鉄は完乗になりました。

 11:53 赤城駅に到着
 最初の予定ではここで降りて、東武鉄道に乗り換えるはずだったのですが、時刻表を追っていくと、赤城発12:34の普通に乗ると相老駅でのわたらせ渓谷鉄道との乗り換え時間が僅か2分しかなく、その間に階段を渡って駅舎に行ってフリー切符を買ってまた階段を上がる間がとてもないので、ちょっと裏技を使うことにします。

 12:02 2駅先の天王宿で下車
 持っていた切符は赤城までの額なので、40円の差額を渡して降りました。

 天王宿駅からわたらせ渓谷鉄道(東武鉄道)相老駅までは歩いて12分。
 遅くとも12:20には着けるでしょう。東武赤城駅から出る普通電車だったら12:38に着くので、こちらの方が早いですね。歩くのさえ気にならなければ。

 12:16 ということで相老駅に到着しました。

 午後からの様子については次の記事に続きますので、お楽しみに。
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4年ぶりの南東北へ(3日目・帰路編)

2024-01-11 |  出撃 at 東北地方
一連の南東北旅行3日目の記事になります。
今日が最終日で、青春18きっぷの2回目を使って会津若松から愛知の自宅まで帰ります。

 .一気に福島・栃木を乗り潰し
 昨日は朝早く会津若松を出て、福島ー仙台ー山形ー福島と回って夜11時日会津若松に戻ってきました。
 今日は帰路になるのですが、以前ならJRを使って郡山まで出て東北本線や常磐線経由で帰っていましたが、今回は違います。
 まだ乗り残している区間があって、それが野岩鉄道と東武鬼怒川線・日光線の栃木ー下今市間なので、この際栃木まで乗ってしまおうという事です。
 せっかく会津若松まで来たのですから、まだ訪れてない鶴ヶ城等へ行くのもありなのですが、やはり桜の時季に改めて来たいのと、会津鉄道・野岩鉄道の普通列車の本数が極端に少ないため、朝6時台日出ないと、クソ高い特急料金払ってリバティに乗る羽目になるので、朝辛いですが早起きして、頑張って6時台の列車に乗ります。

 6:40 会津鉄道の列車はAIZUマウントエクスプレス号で、名前は急行ですが、料金不要の快速列車(途中の会津田島までは各駅に停車)です。
 車両は豪華なAT750型2両編成で、座席もリクライニングするので、特急並みの装備の車両です。ただデッキが無いので、ドアが開くと寒風が一気に流れ込んできますがw

 車椅子対応のトイレも完備で設備としては申し分ないですね。
 平日のこんな時間に乗ってくる客なんかいないだろうと思っていました。

 6:56 列車は定刻に発車。静かなスタートです。
 しかし2駅先の西若松からゾロゾロと乗ってきて、一気に乗車率50%まで上がりました。

 西若松から先は青春18きっぷでは乗れないので、車掌から乗車券を買います。(赤いマルAは検札印 会津田島を過ぎると検札にくるようです)
 事前に会津若松駅の券売機を操作したのですが、西若松からの切符は買えず、JR区間を含んだ3,190円の乗車券になるので、車内で買うことに。3,000円ちょうど。めっちゃ高い!
 これに東武線内の運賃と特急券などを入れたら軽く5千円を超えてきます。

 列車は会津盆地を南へ向かって走ります。
 朝7時を回っていますが、山あいの地形なので、中々太陽が見られません。

 大川ダム公園駅に停車。
 こんな所にソーラーパネルを置いても、南側が山なので冬場は何時まで待っても日が当たりません。誰がこんな場所に設置しようなど考えたんですかねぇ。

 7:47 会津下郷で若松行きの列車と交換、1本前の列車は3両編成でしたが、この列車はもう通学時間のピークは過ぎたのか単行でした。
 通学生も3人ほど乗車、まだ冬休み中だからかな。

 8:05 沿線で一番大きな町である会津田島に到着。
 ここから先は電化区間になります。

 会津田島でも大きな荷物を持ったお客が乗ってきて、車内は7割程の入りになりました。意外と乗っているんですね。
 列車は快速運転の区間に入り、速度を上げます。会津若松からだいぶ南に下りてきたのに、この辺が最も雪が積もっていて意外でした。降雪量こそ少ないものの、多分気温が低くて融けないんでしょうね。

 8:25 会津高原尾瀬口に到着。
 昔はここが会津線の終点で、駅名も会津滝ノ原でした。昭和57(1982)年8月日ここまで乗って折り返しています。
 いよいよここから先が初乗り区間になります。

 野岩鉄道の区間はトンネルと鉄橋の連続で、開けた場所はなく、延々と山あいの景色が続きます。

 湯西川温泉駅
 ここはトンネルの中に駅があります。

 冬場の斜光を浴びて、川が奇麗に発色していますが、見るからに寒々しいですね。

 9:00 野岩鉄道の起点である新藤原に到着。会津若松から2時間ほどの旅でした。
 この列車は2駅先の鬼怒川温泉まで行きますが、ここからIC乗車券が使えるのと、接続列車の普通がこの駅から出るのでここで降ります。

 新藤原の駅舎。
 周りには特に何もありません。山あいで日当りも悪く、それなりに標高も有るので、めっちゃ寒いです。今季初めてガタガタ震えました。ストーブが焚いてある駅舎の中に戻ります。

 新藤原からの乗り継ぎ列車は東武20400系。駅に停まる度に4扉全開で寒風がピュ~っと吹きこむ10000系と違って、こちらは半自動ドア・しかも3扉なので、そこまで寒くはありません。車内はガラガラですが、暖房が効いているので程よい暖かさです。
 ここからしばらくはロングシート地獄が始まります。

 鬼怒川温泉が見えてきました。
 廃れる温泉街の様相も例外ではなく、外から見て明らかに営業してないと見られる、障子が穴だらけの旅館も見受けられました。

 鬼怒川温泉に到着。
 先程のAIZUマウントエクスプレスから接続の特急リバティに乗らなかった人や、鬼怒川温泉からのお客も合わせてどっと車内に流れ込んできます。
 栃木まで思いやられそう。

 鬼怒川の橋りょうを渡ります。
 普通列車とはいえ、かなりノロノロと走ります。高い特急料金を取っている列車は早く走るのですが、普通列車は電気代節約のためか、ホントにチンタラ走行で、勾配がほとんど無い恵まれた環境なのでそういった走行ができるのでしょう。

 9:54 下今市で1分接続で日光からの普通列車に乗り換えます。
 鬼怒川温泉からどっと乗ってきた乗客の大半は日光行きの電車に乗り換えるために下りたので、再びガラガラの車内になりました。
 途中には長い直線区間もあり、特急ならぶっ飛ばしてくるんでしょうね。

 10:54 新栃木に到着。
 ここから更に宇都宮〜来た南栗橋行きの列車に乗り換えます。ここの路線は1時間に2本あり、日光線と宇都宮線の電車が交互に入るので、半数は乗り換えなしで行けますが。

 11:02 ようやく栃木に到着。
 ここから南側は以前6050系の快速の撮影時などに乗車済の区間ですので、乗る必要はありません。

 .栃木もパーフェクト?へ
 JR両毛線と接続する東武鉄道の路線は幾つかあり、撮影などの絡みで栗橋や久喜から短絡として伊勢崎線や日光線を使ったりするのですが、両毛線の撮影と関係のない北側の区間を中心に乗り残しが発生していました。
 朝から野岩鉄道と絡めて日光線の未乗区間を潰しましたが、まだ乗り残している路線の一つである佐野線の北部を攻めに行きます。
 今日はここを攻めたら小山に戻って帰路に就きます。

 11:14 栃木から両毛線の高崎行に乗車。
 両毛線は107系や115系の撮影で何度も往復しているので、この辺りは乗り慣れています。

 11:30 佐野で久々に下車。葛生行きの電車まで50分近く待ち時間があるので駅前に出てきました。
 駅前には何か飾り付けがしてありましたが、夜のイルミネーションのようで、昼間は分かりません。

 12:18 東武佐野からいよいよ葛生行きの電車に乗ります。
 この界隈は8000系と10000系が走っているようで、8000系を3連に改造した850系なんかも以前は見ましたが、もう走っていないようです。

 線路は山の方に向かって行くのですが、周囲は意外と開けていて、線路に沿って道路と住宅が続きます。
 最後の2駅辺りで駅間でようやく家が見えなくなります。

 12:36 葛生に到着。佐野からたったの18分でした。
 鉱山で山中の遠い場所のイメージもあって、なかなか来ることが出来なかったのですが、ようやく来れました。
 昔はここに貨物列車が走っていたので、その頃に来てみたかったですね。

 他の東武の駅なら小ぢんまりとした駅なのですが、やはり貨物取り扱い駅だったので、広い構内が残っています。

 折返し館林行きに乗って葛生を後にします。
 貨物列車も走っていないことだし、もう多分ここに来ることは無いでしょうね。

 .最後のオマケ
 さてこれでミッションコンプリート、宮城県・福島県に次いで栃木県もパーフェクトだ!
 と思ったのですが、よくよく調べてみると、わたらせ渓谷鐵道の一部区間(沢入-間藤)が栃木県内を走っていることが分かり、そこの区間を乗らないと栃木県完乗にならないので、栃木制覇はお預けです。
 帰りの電車は小山14:443発の伊東行きに乗って、宇都宮線→東海道線と普通列車を乗り継ぐのですが、小山行きの電車までまだ時間が少しあります。そこで

 13:29 何と逆方向の高崎行きの電車に乗ります。
 高崎回りだと今日中に名古屋までたどり着けません。何をするんだ?

 答えはこちら。
 あしかがフラワーパーク駅で下車です。
 佐野駅で小山行きをじっと待ってても時間の無駄なので、当該列車を交換駅の手前の駅まで行って迎え打ちにするのですが、降りたことが無い駅で降りるのが原則です。

 ということで、まだ降りたことが無かったあしかがフラワーパーク駅で降りて新規下車駅1カウントアップ。
 あしかがフラワーパーク駅での滞在時間は13分、もちろん園内には入れません。
 まぁ今の時期に入ってもねぇ何も見る物はないでしょうし、どうせなら藤の季節じゃないと。

 13:49 伊勢崎でさっきの電車と交換した下りの小山行きがやってきました。
 佐野駅で27分じっと待ってるよりも、こうやって往復した方がマシですが、青春18きっぷやフリーきっぷだからこそできる芸当ですね。

 14:43 小山からは普通伊東行き→普通浜松行き→ホームライナー浜松行き→普通豊橋行き→特別快速大垣行きと、いつもの乗り継ぎコースで帰路に就きました。

本日の移動は JR区間が 502.9km 8,410円分
 会津鉄道+野岩鉄道が  88.1km 3,000円 ←コスパ悪っ 
      東武鉄道が  79.9km 1,270円
      合  計  670.9km    3日間の総乗車距離は、1744.8kmになりました。
 初日からの新規下車駅は、福島(私鉄)、飯坂温泉、美術館図書館前、泉、やながわ希望の森公園前、梁川、荒井、八木山動物公園、新藤原、葛生、あしかがフラワーパーク の11駅でした。
 青春18きっぷの残り3回分は、次の3連休の時に使って、何処かへ行きます、というより今旅行中です。
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4年ぶりの南東北へ(2日目-3・仙台地下鉄編)

2024-01-08 |  出撃 at 東北地方
 前記事からの続きになります

 .遂に杜の都陥落
 午前中に福島交通を乗り潰し、昼前から阿武隈急行を乗り潰して槻木までやってきました。今日は宮城県内で唯一残っている仙台市地下鉄の東西線を乗って終えようと思います。

 13:37 槻木駅で待ってたら、あーやっぱり来やがたった701系。
 でもまぁ仙台近郊の乗客が多い区間なので、これは仕方ないところでしょうか?

 14:05 仙台でJRを降りて、地下鉄東西線の乗り場に向かいます。
 後からできた地下鉄なので、地下深い場所にあるため、エスカレーターも長いです。

 14:15 まず東に向かう荒井行きの電車に乗ります。
 結構乗客が乗っていましたが、2・3駅で割と降りていき、その後は後ろの車両は空いていました。

 福岡地下鉄七隈線や大阪モノレールなどと同様に運転席が右側にあります。
 基本的に島式ホームの駅ばかりなので、ホーム確認がし易いように右側になっているのでしょう。

 七隈線や大阪メトロ長堀鶴見緑地線などと同様にリニア鉄輪方式なので車体断面が小さい、いわゆる女の子サイズの地下鉄で、ロングシートの向かい側の人が近く見えてしまいます。

 14:30 終点の荒井駅で下車し、地上に上がってきました。
 荒井駅はホームが地下1階で、改札口が地上なので、このように駅舎のビルがあり、その横にはバスターミナルがあって、拠点駅になっているようです。

 14:38 すぐに地下に降りて反対側の終点である、八木山動物公園へ向かいます。

 仙台を過ぎて2駅目の大西町公園を過ぎると地上に上がって、広瀬川を渡ります。
 広瀬川を渡るとそのまま山に突っ込んでまたトンネル区間になります。
 仙台の街は西側に山があるので、すぐに山に当たって、横浜や神戸のようです。というか東側に大きく開けているので、むしろ別府に近いかな? 温泉は無いけど。

 15:04 終点の八木山動物公園に到着しました。
 南北線は既に1996年に北半分を、2006年に南半分を乗車していて、それと合わせて仙台市地下鉄全線、というより宮城県内鉄道線全線完乗となりました。

 ちなみに乗車券ですが、仙台を起点に行って、帰って、戻ってくる形で3度乗ったため、普通乗車券だと合計990円掛かるので、東西線しか乗らない場合でも、840円の1日乗車券を買った方が150円も安くつきますし、手もとにも残ります。味気ないきっぷですがw

 .大回りで帰る
 仙台市地下鉄完乗となったところで、まだ少し時間があるので、まっすぐ会津若松まで帰るのもなんだし、大嫌いな東北本線に乗らなければならないので、時刻表を検索した結果、まだ山形を回っても帰れる(さすがに小牛田・新庄周りでは帰れない)ので、山形・米沢経由で帰ることにしました。

 15:45 仙台発仙山線の山形行きに乗ります。
 ここは全列車E721系のようで、山形まで1時間半の旅を楽しめます。

 しばらく東北本線と並走した後、新幹線の下をくぐって、東北本線はオーバークロスで超えていきます。
 仙山線に最後に乗ったのは1985年ごろなので、相当久しぶりです。当時は455系グリーンライナーでした。
 その前は旧型客車と途中駅から455系の急行仙山でしたから、どんな昔の話やねんと。

 西側に山があるので日暮れは早く、もう暗くなってきました。
 JRになってから新駅がいくつも設置されたので、私鉄並みの駅間の短い区間もあります。
 作並に着くころにはどっぷりと暮れていました。

 17:14 山形に到着。
 400系新幹線や米坂線のキハ52の撮影のために、米沢近辺には15年ほど前に来ましたが、山形まで足を延ばすことは中々無かったので、こちらも相当久しぶりです。

 山形のお楽しみとの1つが駅弁。
 山形と米沢の2駅が牛肉弁当の東の双璧となっていますが、以前米沢の駅弁を食べたことがあるので、今回は山形で買いました。

 17:35 山形から米沢行の普通に乗ります。
 719系5000番台が待っていましたが、夕方の帰宅時間帯でそれなりに混んでいたので、弁当は米沢を過ぎてからにします。

 米沢で福島行きの普通に乗り継ぎ、ここは全列車719系5000番台なので安心です。
 車内も空いているし、安心してお弁当を食べられます。

 内陸で標高が高い米沢でも全然雪が見られなかったのですが、峠まできてようやく線路が白く雪化粧するようになりました。
 以前4月に通った時の方が雪がたくさんあったので、今年は本当に異常暖冬です。

 19:28 福島に到着。途中駅での乗降が無くてドアが1度も開かなかったので、ポカポカの幸せな車内で過ごせました。
 郡山行きに乗り換えるのですが、郡山での磐越西線の接続が時間が開くので、1本遅らせることします。

 福島の駅前広場へ。
 すでに新年は明けてますが、クリスマス風の電飾をした雪だるまなどが飾ってありました。

 20:34 福島からはE721系を2本乗り継いで会津若松に戻ります。
 東北本線が少しでも好きになるよう、E721系に当たることを、というかオンボロ701系は岩沼・山下-松島間などの区間運転だけにしてほしいですね。

 22:54 会津若松の戻ってきました。
 朝の6時半から1日ぐるりと回って結構疲れましたね。
 今日1日でJRが 395.4km、福島交通が 21.6km、阿武隈急行が 5.3km、仙台市交通局が 28.0kmの合計 450.3km移動となりました。JRの移動時間が少なめだったので、青春18きっぷ 2,450円に対して 4,060円分の乗車と、そんなに乗れてないですねw

 明日1/5は福島県内最後の残区間である野岩鉄道に乗って一気に南下します。その模様は次の記事で。

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4年ぶりの南東北へ(2日目-2・阿武隈急行編)

2024-01-07 |  出撃 at 東北地方
 前記事の続きになります。
 1/4午前中は会津若松を朝7時前に出て福島に着いてから福島交通(飯坂電車)に乗って飯坂温泉まで往復と途中2駅で下車して1時間半ほどで福島に戻ってきました。

 購入した切符は福島交通と阿武隈急行の1日乗り放題きっぷなので、福島で下車して改札を出ずにそのまま向かいのホームに停車している電車に乗ります。
 11:29発の富野行きに乗ります。

 阿武隈急行の車両は大半がこのE721系互換タイプのAB900系に置き換えられていて、外観も中身もほぼE721系と変わりません。
 槻木から仙台まで一部の列車がJRに乗り入れてるので、仕様を合わせているのでしょう。残り3編成となった従来型の8100系とは一度すれ違っただけでした。
 前記事でも書きましたが、阿武隈急行は昭和57年(1982 )夏休みの東北地方乗り潰しで国鉄丸森線部分は乗っていたので、阿武隈急行としての新規開業区間が乗り残しています。

 福島学院前付近 以前2015年の8月に早朝に上りのカシオペアを撮影するため、福島学院前近く(と言っても徒歩20分)のネットカフェで仮眠して朝4時過ぎに出発し、東福島-伊達間の鉄橋で撮影したものです。

 福島学院前を出ると、それまでの市街地から一気に畑の風景に変わります。
 阿武隈急行の特徴は、福島学院前付近を除いてほとんど地平区間を走るのに踏切が全然無い事です。国鉄丸森線で開通した区間も槻木の手前で踏切があるだけで、それ以外では見事にありません。

 12:00 長〜〜〜い駅名で知られる、やながわ希望の森公園前駅で下車しました。
 福島から槻木まで乗換なしで直通する列車がほとんど無いので、途中の簗川で乗り継ぐ必要があるのですが、私が訪れた時間はたまたま2駅先の富野まで行って折り返す電車だったので、簗川では降りずに、この長い名前の駅で降りることで、下車駅も増やせます。

 ホームからは駅名にもなっている、やながわ希望の森公園が見えるのですが、残念ながら冬場は営業しておらず、公園内のSLに乗ることもできません。

 駅舎は閉鎖されており、中には入れませんでした。
 埃まみれになっていますが、そこまでの廃墟感はないので、希望の森公園の営業が再開する4月になったら開けるのかもしれません。

 12:10 富野から折り返してきた先ほどの電車に乗って、1駅手前の梁川に戻ります。

 12:12 梁川で下車。この列車はそのまま福島へ戻っていきます。
 槻木行きの列車までまだ30分弱あるので、外に出てみます。

 梁川駅は近くに車庫もある拠点駅ですが、駅舎自体はそんなに大きいものではないです。

 駅舎の中には手打ちそばが食べられる蕎麦屋がありました。
 お昼時なのか提供に少々時間が掛かっていて待っている人もいるみたいで、また時間がある時に食べてみたいですね。

 梁川駅の南側には車庫があり、この駅が路線の車両運用の拠点となっています。

 12:35 槻木からの列車が到着、折り返し12:41発の槻木行きとなるので、この列車に乗ります。
 紫の次はピンク色で、何やらラッピングがしてあります。

 車内はポケモンのラッピングがしていて、福島寄りがピンク、槻木寄りがブルーのカラーになっています。
 子どもらが乗るのに楽しそうな装飾です。

 富野を過ぎると列車は山間に入っていき、阿武隈川を見ながら進みます。
 富野から丸森までの3駅ほどが川沿いの風景を楽しめます。
  
 13:01 梁川から20分で丸森に到着します。

 1982年8月に来て以来となる41年ぶりの丸森駅ですが、今回は時間がないので下車はせずにホームにだけ下りて、そのまま乗っていきます。

 丸森を過ぎると一気に車窓が開けて、一面の田んぼになります。
 昔はここをのんびりと気動車で走ったものですが、遠い昔の思い出。

 左から東北本線の線路が近づいてきて、いよいよ終点の槻木に近づいてきます。

 13:28 終点の槻木に到着
 乗り継ぎ時間も含めて2時間のあぶくま線の旅が終わりました。

 2日目の続きは仙台市地下鉄完乗編としてお送りします。
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4年ぶりの南東北へ(2日目-1・福島交通編)

2024-01-07 |  出撃 at 東北地方
 .南東北3県をぐるっと回る
 前編では名古屋から会津若松までの往路の様子を書きましたが、次は2日目の様子として、福島編をお送りします。
 2日目は早朝に会津若松を出発して、福島・宮城県内の乗り残している区間を乗り潰して、夜に会津若松に戻ってくるという予定です。
 青春18きっぷを使う方法もありますが、南東北エリアを回るのにちょうど都合のよいきっぷがあるのでそれを使うことにします。

 それが左にある「小さな旅ホリデーパス」で、宮城県を中心に山形・福島の一部がフリー乗降エリアになっていて、1日乗り放題で値段も2,720円と、関東圏や東海圏のホリデーパスと変わらない値段なので十分に使えます。
 しかも福島-新庄間では特急券を買うだけで山形新幹線にも乗れるので、青春18きっぷよりも効力が強い1枚です。
 ホリデーパスなので土休日しか使えない筈ですが、学生利用を考慮して、夏休みや冬休みなどの期間中は平日でも使えるよう便宜を図っているので、今日は1/4平日ですが、この切符を買って1日回ることにします。
 なお未乗区間はいずれも私鉄・第三セクター・公営交通などのJRではないため、実際の乗り潰しにはそれぞれの区間の乗車券が別途必要になります。JR東海や九州のように管轄区域の16私鉄もまるごと1枚で乗れる切符があればいいのですが、東北地方も昔一時的にそのようなきっぷを企画されていましたが、今はありません。




 6:36 会津若松発 朝2番の郡山行き列車に乗ります。
 朝の通勤時間帯ということで、4両編成だったのですが、まだ学生が休みなので、電車は空いていました。

 異常ともいえる暖冬で、全然雪景色が見られません。
 ここは磐越西線の中でも標高が高い猪苗代周辺なのですが、全く雪がありませんね。こんな光景見たことないです。スキー場とか悲鳴を上げてるかも知れません。

 郡山に朝8時前に到着、福島方面行きの電車の接続が悪くて、磐越西線の列車が到着する数分前に出る意地悪ダイヤを組んでいるので、50分程度郡山で待つ羽目になります。(急ぎたいなら新幹線に乗れという誘導施策には乗りません、しかもぼったくり価格ですからね)
 時間があるので駅から外に出てみます。

 駅前のアーケード通りを歩いてみます。
 郡山には何度か寄っていて、駅を出て正面にあるローソンや、ヨドバシの入っているビルなどに入る事はありますが、こうして通りを歩いたのは東日本大震災の翌月、ちょうど最大余震に見舞われて再び鉄道がストップしてしまった日以来の約13年ぶりとなります。あの時に夕食で入った洋食屋のお店はもうなくなっていました。
 正月休みがまだ長めに取っているのか、人通りも全然ありません。

 郡山8:42発の福島行きの電車を待っていたら、あーあ、やってきました。
 「東北本線大嫌い」となる元凶の車両、701系です。これも4両編成でしたが、福島方の2両が1500番台だったので、クハの便所横の壁にもたれられる席を確保。少しは楽に移動できます。
 
 電車の中で朝食にしようと、パンとカフェラテを買ったのですが、電車が出発するまでにパンはさっさと食べて、コーヒーはゆっくり飲もうかと思っていたのですが、この駅カフェの上蓋が優秀で、紙製のため唇当りが熱くなくて、すぐに飲めてしまいました。薄いプラスチックの蓋って、口当たりが熱くてなかなか飲めないんですよね。この改良をマクドでもなくセブンでもなく、JRのコンビニがやってしまう所が凄い!


 .まずは福島交通から 
 福島県内で残っているのは福島交通全区間と阿武隈急行の丸森-福島、あとは野岩鉄道の3区間で、今日は全社の2区間の乗り潰しを行います。

 福島駅でJRの改札を出て、北側の飯坂電車と阿武隈急行の窓口が並んでいるのですが、阿武隈急行の窓口でこの切符を購入。
 1,500円で福島交通と阿武隈急行の2路線ともに乗り放題となる切符なのでお得です。
 福島→槻木の片道だと980円ですが、福島→飯坂温泉の片道だけで370円するので、往復すると740円ですから、この時点で元が取れています。

 福島駅の私鉄ホームは、それぞれの鉄道が片側だけを使用するので、両鉄道ともに単線行き止まり区間となっています。阿武隈急行の場合はすぐにJRの線路に合流するのでいいですが、福島交通の場合は2駅手前の美術館図書館前駅から単線終端駅となるので、福島駅では比較的早く折り返していきます。

 元東急1000形は18m3扉の車体なので、地方私鉄には引っ張りだこのお手頃車体になっていて、相互乗り入れしていた営団日比谷線の3000形や、03形ともども人気車両でrす。

 電車は福島市の市街地の中を進む、これと言って何の見どころも無さそうな沿線ですが、最後の2駅ほどで急に辺たりの景色が広がるようになってきます。

 住宅街が切れて、パッと果樹園の景色に変わります。
 桃の木かな?

 景色が広まったのも束の間、電車はスピードを落としてまた街の中へ入っていきます。
 まもなく終点の飯坂温泉に着きます。

 飯坂温泉駅の構内
 電車が到着した時だけ、改札口に係員が立ちますが、乗車時はICカードを持っていなければ窓口で切符を買うだけなので、入場時に係員は立ちません。

 改札内には貸自転車が置いてあり、中には温泉娘のボードが取り付けられた痛自転車もあります。
 この痛自転車で温泉街を回る兵はいるかな?

 飯坂温泉駅は道路より1階分低い場所にあり、改札を出たら階段を上がって、駅前に出ます。
 ここでも温泉娘の看板が観光客を出迎えます。

 駅がある建物の一角には、このような温泉娘をモチーフにしたミニ神社なるものがあって、狭い一角なので見逃してしまいそうですが、見つけた人は中に入ってみるのもよいでしょう。

 飯坂温泉といえば、東北を代表する温泉街の一つですが、結構営業していなさそうな建物も見られました。
 インバウンドの外国人客からしたら、フクシマの宿とかまだまだ抵抗があるのかも知れませんね。社民党や立憲共産党・れいわなどのゴミクズ国賊政党が未だに福島の風評加害してますからね。
 さて今日はゆっくり温泉に漬かっている時間は無いので、次の電車で折り返します。

 10:49 途中、福島の2駅手前にある「美術館図書館前」駅で下車しました。
 東北本線と住宅地に挟まれた狭い空間に行き違い交換用のスペースがある狭隘な駅です。

 小さいながらもキレイな駅舎がありますが、座れる椅子はありません。
 寒いときはここに入って待つと良いでしょう。

 11:11 美術館図書館から飯坂温泉方面へ逆戻りして泉駅で下車します。
 昼からの阿武隈急行の列車本数が少なく、乗り継ぎ時間まで1本余裕があるので、こうやって逆戻りすることで、2駅分下車駅を増やすことができました。

 この後、阿武隈急行の乗り潰しになりますが、続きは次の記事で。
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4年ぶりの南東北へ(1日目・往路編)

2024-01-04 |  出撃 at 北信越地方
 元日に能登地方で震度7の大きな地震があったり、羽田空港での大事故があって、国内の交通が混乱していますが、当初の企ての通りに南東北へ行くことにしました。
 前回は2020年に磐越西線や只見線のキハ40系気動車が見納め・乗り納めということで、信越本線の115系も併せて撮影&乗り鉄をしたのですが(その時の記事がこちら)、今回は福島・宮城県内で乗り潰しということで、未乗の私鉄・地下鉄を乗るべく、状況視察も兼ねて青春18きっぷ等で回ることにしました。
 前回は信越線の朝の115系快速を撮るために、前日夕方前に出発して、上越市内で滞泊後に直江津から新潟方面に向かいましたが、今回は名古屋を朝8時過ぎに出て、丸一日かけて会津若松まで移動するというもので、費用も安く抑えられて、クロスシートの気動車に包まれる至福の時間を楽しもうと、直江津回りではなく、飯山線経由で行くことにしました。
 左の旅程表がそうですが、どのみちかなり特急を使わないと、新津17時台の列車には乗れないので、最終の新潟20:07発の会津若松行きに乗るプランにしました。
 新しくなった新潟駅に降りてみたいのですが、残念ながら折り返しが9分しかないので、前々回もそうでしたが、駅弁だけ買ってすぐに折り返すというパターンです。駅弁を買うチャンスはこの他にも長岡で10分、更にながのだと1時間以上ありますが、長野で買うと5時間近く持ったまま移動となるので考えものですね。


 中央西線の名古屋口は基本的に新ボロ電の315系に替わってしまいましたので、旅情も糞もありません。旅人を拒むJR東海の姿勢が伺えます。

 朝はバタバタして食べていなかったので、中津川で時間が少しあるので蕎麦でもと思っていたのですが、残念ながら開店時間が10時からということで、仕方なくコンビニでサンドイッチでも買って電車の中で食べることに。

 サンドイッチなどを買ってホームに戻ると、見てはいけない物を見てしまいました。
 アッチャ〜。
 そうです中津川からもロングシート地獄なのです。1日に2往復JR東日本の211系の運用があって、この10時発と夜の20時頃に入っていたのをてっきり忘れていました。しかもクロスシートの1000番代はあまり入線せずに、ロングの3000番代ばっかり入るので困ります。

 松本からはE127系100番代だったので車窓左側になりますが、ようやくクロスシートに座れました。
 姨捨の絶景もいいのですが、こちらの方が目と心の保養になります。

 長野駅に到着し、飯山線の列車まで1時間以上あるので駅の外へ出ました。
 仕事始めの日にはなっていますが、まだ正月休みを長めに取ったり、スキー場で過ごした人たちて結構賑わっていました。

 新幹線側の改札前では地元のテレビ局がUターン帰省客のインタビューを取ろうと、獲物の客を待ち構えていました。
 近くで外国人のスキーヤーがコンコースで大胆にも荷物広げてガサガサやってる間に、TV局クルーたちは改札内に突入していきました。

 長野15:04発の越後川口行が入線してきました。
 この列車は2両編成ですが、後ろの1両は戸狩野沢温泉で切り離すため、先頭の1両に乗らないと行けないのですが、せっかくおいこっとの車両が来たので、途中の飯山までこの車両に乗り、飯山で前の車両に移動しておきます。

 北長野斎場。
 EF65PFがか両置かれていました。多分解体されるのでしょうね。

 戸狩野沢温泉で後ろおいこっと車両を切り離します。
 車内放送で促されて前に移動したら、もうロング部分ぐらいしか空いていないので注意ですが、それでも今日は空いている方です。

 車窓右側の定位置に着いて、暖房のよく効いた幸せな空間に体を預けます。
 キハ110系は東日本のゴミ車両ばかりの中にあって唯一孤高の優良車両ですね。

 今冬は異常な程の暖冬で、全然雪景色を見ることが出来なかったのですが、戸狩野沢温泉を過ぎた辺りでようやく雪景色が見られるようになりました。
 1998年の五輪の時なども雪が少なかったですが、ここまで少なくはなかったように思います。

 長野県最後の駅である森宮野原に到着。
 ここから先は新潟県に入ります。

 十日町付近でも全然雪が無かったのですが、終点の越後川口に着いた時には少し根雪が積もっていました。
 この辺は雪深い所なんでしょうか?

 上越新幹線の遅れの影響で、接続待ちを取ったために各列車とも5〜10分程度遅れていました。
 私が乗った列車も越後川口で5分、長岡で乗り継いだ列車も8分遅れで走行中。ヤバい、新潟で折り返しできない!弁当はどうする?
 もう途中の亀田で降りようかな?

 列車は回復運転をして5分遅れの20:03に新潟に到着しました。
 向かいのホームには20:07発の会津若松行きが出発を待っています。
 さて気になる夕食は?

 ジャ~ン!
 実は列車の遅れを想定して、やっぱり長野駅で買っておくことにしたのです。
 長野駅で買って6時間近く持ち歩く格好になりましたが、何とかこれで食事にありつけます。

 会津若松行きの最終列車は、五泉を出るとガラガラになり、完全に空気輸送になっていますが、夜の県境超えの列車が長い4両編成なのが摩訶不思議なところ。
 2両で十分な気もしますが、新潟から五泉までの通勤輸送と、翌朝の通勤通学輸送のためにわざわざ4両で走らせているようです。
 磐越西線の場合、途中に戸狩野沢温泉のような拠点駅がないので、連結・開放は行なわず、全区間走り切るようです。

 22:49 会津若松に到着。
 磐越西線の列車なのに短い4番線に入れるとか意地悪というか何というか。
 
 本日の移動距離 570.6km 青春18きっぷ2,450円+しなの鉄道260円、正規運賃だと10,230円+260円
 というわけで、朝からず〜と乗りまくりの1日目が終わりました。あーしんど。
 2日目は、福島・宮城の未乗区間の落ち穂拾いの巻になります。
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伊勢神宮割引きっぷで初詣

2024-01-03 |  出撃 at 東海地方
 元日は夕方から当直勤務のため、今年の初詣は早朝からお伊勢さんへ行って午前中に帰ってくることにしました。
 毎年行ってるのではなく、2年に一度位の頻度だと思います。勤務が日勤とかだと元日に行くのが難しいですからね。
 伊勢市まで片道1,400円ほどだったのですが、去年近鉄は20%もの大幅な運賃値上げを行ってしまったので、往復で3千円を超えることになってしまい、もうこれだと普通に乗車券(ICカード)で往復するのは結構キツいし、昔売っていたような新春乗り放題パスも発売を辞めているので、JR東海版ホリデーパス(青空フリーきっぷ)なら2,700円ちょっとで行けることから、今年からJRにしようかと考えていたところ、そうだ初詣割引きっぷならそんなに値上げしてないかも?と近鉄のHPを見てみたら、何と2,300円(桑名地区発の値段)年内限定発売、安っす!何でやねん! ということで、大晦日の勤務が終わった後に買いました。年が明けると買えなくなるもんね。

 こちらがその伊勢神宮初詣割引きっぷで、名古屋や難波などからだと往復特急が使えるタイプもあります。
 専用の袋の中に冊子と切符が4枚入っていて、冊子の中には伊勢神宮での干支の置物引換券や観光施設の割引券などが付いています。

 切符は発駅から周遊ゾーンまでの「ゆき券」と、ゾーン内乗降と復路を兼ねた「かえり券」の2枚構成になっていて、昔の国鉄の周遊券を知っている人にはお馴染みの方法です。違うのは磁気券タイプになっていて、自動改札対応になっているので、券が定期券サイズになっている事でしょうか。
 そして2枚の青い特急券引換証が付いています。これは自由乗降ゾーン内(松阪―賢島)で特急に乗る場合に使える券ですが、今回は五十鈴川までしか行かないので使いませんでした。


 いつもは名古屋を5:30に出る朝1番の急行に乗って伊勢市駅に着いて外宮に入る頃に、ちょうど初日の出になるのですが、今日は朝の寝起きが遅かったので1本遅らせて名古屋6:10発の急行に乗りました。通常なら5200系が入ってる運用なのですが、今日はなぜか4扉車(まぁ2800系L/C車なのでマシでしたが)が入っていました。
 初日の出は久居を出たあたりで拝めました。

 7:50ごろ伊勢市駅に到着、例年と変わりない人出です。
 越年ダイヤで夜通し特急が走っているのですが、下りの発車が2時ごろまでなので、伊勢市4時台以降はしばらくは到着列車が空いてくるので、この時間帯が狙い目なのです。

 8時過ぎには外宮で参拝を終えました。
 係の方が「もうすぐ規制を掛けるので早目に参拝願います。」と言っていたので、人出の状況にとよりますが8時半になると多分ロープで規制が掛かると思われます。

 外宮前から内宮行きのバス乗ります。
 バス停前には臨時のICカード簡易タッチ機が置かれていて、現金の人は窓口に並ばないと行けませんが、カードなら並ばずにスルー出来ます。と言っても9時を回るとバス自体に乗る人の凄い列ができますが。
 バスは渋滞の車の列を横目に優先レーンを悠々と進み、僅か10分で内宮前に到着。

 8時半なので日の出から1時間ちょっと経ちましたが、大勢の人がここで写真を撮っていました。

 内宮はここからが時間が掛かるのですが、人の列の流れに乗ってそのまま進みます。
 長いと言っても片道15分くらいでしょうか。
 内宮・外宮ともに鳥居内は撮影禁止なのですが、内宮の参拝を終えて順路を回った途中に社殿を横から撮れる場所があります。

 そして9時前、御札などを売っている授受所で並んでいたところ、神馬の御参りがあり、幸運にも御神馬を見ることができました。
 パワースポットということで全国各地から参拝者が来ているので、私の並び列の回りにも関東弁の若い女の人たちが並んでいたりと、やはり神宮の人気の程が伺えます。

 おかげ横丁を通って五十鈴川行きのバスに乗ろうしたのですが、運行本数が少なく、歩いたほうが早いので、五十鈴川駅まで20分ほど歩く事に。
 駐車場へ入る車の渋滞が始まっていました。

 途中で2連節バスと遭遇しました。
 五十鈴川駅と内宮を結ぶシャトルバスに入っているようですが、折り返しで戻ってくるのには時間が掛かりそうです。

 9:45 五十鈴川駅に到着
 大阪からの臨時急行が来ていましたが、オンボロ2610系ロングシート車なので見送ります。
 
 10:08 名古屋からの5200系がやってきたので、これに乗って帰ります。
 夕方の勤務始めまで一旦帰宅してしばしの休息です。

 ちなみに乗車券ですが、自動改札を通した時に、左横に日付・時刻・駅名が記載されます。

 ということで、初詣往復割引きっぷでお伊勢さんへお詣りの巻でした。

 夕方職場に着いて、まぁ正月は交通事故とかも無いからヒマに朝までのんびり勤務できるかな?と着替えていた時、グラグラっと来てロッカーがガタガタと音をたてました、揺れの様子から阪神(震度7)ではなく東日本大震災や2004年の三重県沖地震(いずれも震度4)の時のを思い出しました。災害対策本部も立ち上がりましたが、被害状況が分からない事もあり、翌朝は定時で退勤。5日まで3連休になる筈ですが、地震対応で出呼び出しとかあるかな?
 被災地の皆様にはお見舞い申し上げます。元日早々大変な年になったようですが、これ以上悪いことは起きてほしくないですね、と思ってたら羽田空港での飛行機事故とか、もうやめて!という感じです。
 1月3日から南東北方面に旅行に出ています、その様子は続きの記事で。
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2024謹賀新年

2024-01-01 | 一般記事
2024 あけましておめでとうございます

 旧年中は当ページをご愛読いただきましてありがとうございました。
 今年もよろしくお願いいたします。

 一昨年の夏に2か月の入院があり、去年の正月あたりから泊りがけでの乗り鉄なども一旦復活はしたものの、4月に入って夏ごろまでまた体調不良の状態が続きました。
 7月下旬の高校野球観戦から1泊での泊りがけを再開、9月には2泊、10月には3泊で九州への出撃も再開できました。
 鉄道分野ではどんどん撮りたい対象物が消えていって、撮り鉄として出掛ける事が大幅に減ってしまいましたが、朝ラッシュ観察動画などの撮影には去年も何度か出掛けております。
 今年は、未乗車の民鉄の乗り潰しが中心になると思いますが、動画撮影も続けてやっていきたいと思います。
 また懸念されているのが、今まで撮りためた動画の整理で、11月後半からPCの調子が悪くて動画を編集できていない状況にあり、早くにこの状況を解消する所から始めないといけないのですが・・・
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