六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

姫路城を見渡せる展望所から

2017-10-28 |  出撃 at 近畿地方
 姫路城といえば世界遺産に登録されて以来、海外からの観光客も多く訪れ、2015年の大改修終了で覆いが取れてからは、さらに観光客が押し寄せている兵庫県随一の名所ですが、大改修を終えた頃は押し寄せていた日本人観光客は最近は少なくなっている感があります。

 JR姫路駅と山電姫路駅を結ぶ駅前デッキから見た姫路城は、ビルの谷間に埋もれて、これが世界遺産たる国宝姫路城かと思ってしまうような、ちっぽけな感じさえ抱いてしまいます。
 姫路城の近接の写真は2015年に訪問した時に撮っているので、今回はビルに上がって撮ってみることにしました。
 姫路駅から右手にあるアーケード街を抜けて、大手前公園手前にある「イーグレ姫路」の屋上に上がります。
 ここは誰でも無料で上がれて、夜にはビア・ガーデンなんかも営業しています。

 まず昼間に上がった時の模様です。
 手前に公園があり、その奥に姫路城があります。周りにビルがないので、お城の高さが目立つことになり、威厳を保っています。

 コンデジですが、それなりに望遠倍率があるカメラなのでズームで寄ってみます。
 天守閣だけでなく、その周りの建物を含めた全体の美しさで有名なこの城を、ほぼ正面に近い(やや右)位置から撮ることができます。

            
 夜の風景を撮るために、再びイーグレ姫路を訪れました。
 たまたま行った日はビア・ガーデンが定休日で、屋上は真っ暗でしたが、見学は可能で、逆に余分な光りが入らずに撮影には好都合でした。

 実際はもっと暗いのですが、コンデジなので自動で露出調整をして明るく補正してくれるのですが、これではライトアップされている天守閣が城とび・・・いや白とびしてしまいます。(ここで笑わないと、もう笑う所ありませんよ~)

 そこで露出補正をかけて調節します。 -1.0EVでこんな感じです。
 画面は全くズームしていない画角一杯なので、これでも明るく写ります。

 お城に少しズーム・インしてみましょう。
 ズームすることで露出値が落ちるので、広角の時よりも-3.0EVぐらいになっていると思われます。
 これでだいたい見た通りの感じを再現しているようです。

 さらに大きく天守閣にズームで寄ってみます。
 ここまで寄ると、ズームによる絞り値が落ちて、露出補正の必要がなくなったので、設定値を±0.0EVに戻します。
 Sモードで1/30秒で切るとISO1250で自動調節していたので、まだ余裕があります。あまりISO値を上げたくないなら、三脚使って1/8秒とかまで下げて撮れば良いでしょうが、コンデジでもそこまで設定ができる機種に限ります。

 そもそもなぜ姫路に行ったのか? それは次の記事でのお楽しみ・・・
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名神クロス撮影地も危機的状況に?

2017-10-20 |  出撃 at 近畿地方
 宅地化が進む京都-高槻間のJR線沿線において、前回は百山踏切の惨状について記載しましたが、こんどは山崎駅の京都側でもその惨禍は起きようとしています、というかもう現在進行中です。

 場所は「名神クロス」と呼ばれる、長岡京-山崎間にある、名神高速道路に並行している市道跨線橋で、ここから東海道線の下り列車を俯瞰撮影でき、山崎駅から少々歩くものの、良い撮影地でした。

 しかし昨年12月に訪れたところ、衝撃が

 何? 宅地化するだと?
 田んぼの端に告知の看板が立てられていました。

 看板を撮っていたら、(当時)何やら見慣れぬ電車が後ろを通り、あれが噂の323系か・・・
 こんなことで試運転列車を見るとは。天気も悪く、誰も撮影ポイントにはいませんでした。

          
 あれから半年以上が経ち、その後どうなったか、東海道線の快速電車から現地を見てみました。

 うむ? これはかなり進んでるか。
 嫌な予感が・・・

 うわぁぁぁ、こりゃもう厳しいかも知れんね。
 線路にぎりぎり近付いて、ほぼサイドが見えないような真上に近いアングルなら撮れるかも知れませんが、そこまでしてこの撮影地に行くこともなかろう、というか、そもそも撮りたい列車が走ってないのが現状です。


 そして百山踏切付近。
 こちらは前回の記事では宅地の造成をしていた段階でしたが、もう完全に家が建っていて、完全死亡の状況でした。

 もうこの界隈に来ることも無くなるかも知れませんね。
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幡生食肉センターで12系客車が・・・

2017-10-16 |  出撃 at 中国地方
 西鉄8000形のお別れ乗車&撮影からの帰り道は、朝から二日市を出発して延々と鹿児島本線~山陽本線を上っていく鈍行旅程になります。
 鈍行での車窓の楽しみはといえばきれいな景色を楽しむことですが、鉄道ファンであれば、気になるのが沿線の車両区があります。
 そして更に気になるのが、幡生と下松です。
 幡生はこれから解体される車両がいるか、下松ではこれから産まれてくる車両がいるか。同一本線上で、しかも同一県内で産まれるのと死ぬのが見られる基調な路線が山陽本線なのであります。
 そのため、下関から乗るときは、当然右側(大体乗るときは右車窓が見られるように座りますが)に座ります。
 下関を出て、次の幡生駅を発車したら、なんと

  ん? 何かいるぞ。

  いや、これまさか?

  うわぁぁぁぁぁ

 12系客車、茶色いレトロ客車と青い一般車両が、ユンボの近くに置かれて、その時を待っています。
 いままでSLやまぐち号として親しまれてきた、この客車も遂にこの時がくるのか・・・
 青い車体は新山口で予備電源車用に置かれていたスハフ12 36の可能性。もう外板がサビでボロボロです。

 いやぁ、あまり見たくない光景を見てしまいました。
 12系客車は小学校の修学旅行の時に乗って以来、北海道から九州まで至るところで乗りましたので、思い出もひとしおの車両です。

 こちらは先月営業運転で走り始めたばかりのSLやまぐち用の新?レトロ(似非レトロ)客車。こっちは当分安泰ですな。
 ということで、葬式鉄じゃないので、わざわざ電車を降りてまで狙うことはしませんでしたが、車内からガラス越しに見たまま報告でした。ちなみに下松では白い覆いが被さっていて、何を造っているのか不明でした。
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さよなら西鉄8000形 撮り&乗り

2017-10-12 |  出撃 at 九州地方
 2扉又は3扉で転換クロスシートがズラリと並んだ、JRなら近郊用・私鉄なら無料優等列車用の中でも、快適性で阪急6300系(リニューアル前)・京阪8000系などと並んでトップクラスだった西鉄8000形が、いよいよこの10月15日で最後まで残った1編成も引退することになり、登場時のオリジナルカラーに復刻されて最後のさよなら運行を行うということで、ちょうど秋の乗り放題パスが使える期間でもあり、西鉄電車の撮影は春にも来ましたが、再度九州へ出撃することにしました。好天が予想されるので、特撮+コンデジ4K撮影で、一眼レフはもう持たずに出掛ける最近のスタイル。
 今月前半は週休日が土日に当たるパターンに嵌まっており、残念ながら平日に出掛けられず、混雑が避けられないのですが、悠長なことは言ってられません、最終日まであと一週間。今回の休みは10/8~9なのですが、10日に有休を取って3連休にして3泊4日の行程にします。

 .現地2日+帰路1日で秋の乗り放題パス利用
 そのため往路は前日の7日夜に神戸港から阪九フェリーで行き、8日の朝に門司に到着、そこから秋の乗り放題パスを3日間利用という形を取ります。九州内だけだと旅名人の満喫きっぷがありますが、それだと帰ってこれないので。

 阪九フェリーに乗るのは昨秋11月に長崎に大サロ撮りに行って以来の11ヵ月ぶり。3連休なので混雑が心配されましたが、土曜日の乗船なので、難なく当日の朝に指定B個室が取れました。

 週末の出港は平日よりも1時間半遅い20時の出港で、六甲アイランドターミナルはもう真っ暗です。
 さすがに3連休とあって、阪神御影から乗った連絡バスは満員で、途中のJR住吉では積み残しも発生する事態に、さらに新交通六甲アイランドでは通過扱いとなって、乗れなかった人は港まで歩いたのでしょうか?でも8割方が大分行きのさんふらわあの停留所で下車、新門司行きの停留所まで乗っていたのは数人だけでした。

 20時ちょうど、いや30秒フライング?でいよいよ出航。六甲の山々をバックに逆100万ドルの夜景を楽しみながら、明日の撮影場所や行程を検討します。

 ちょっと息抜きに明石海峡大橋の下をくぐり抜ける瞬間に立ち会います。周りが暗い中、色を変えながら迫ってくる大橋を一目見ようと大勢の家族連れで強風のデッキの上は賑わっていました。

 その後安心して個室のベッドで熟睡してしまい、起きたらもう門司の港が近づいていました。船内での朝食は諦め、充電完了のまま机の上に出しっぱなしにしていた機材やPCを片付けて下船します。

 新門司港からの連絡バスは小倉駅まで乗らずに、途中の門司駅前で降りて、ここからJRの乗車がスタート。まずは乗り放題パスの購入から。

 以前小倉駅のマルスで発券したところ、悪名高き赤い印字のやつだったので、赤くないやつに期待して門司で購入。これ以外にも小倉駅前まで乗ると、その間に渋滞等で大幅に時間が掛かったりして、一度小倉まで乗って懲りたので、門司で降りる訳です。さしこ、7,710円だったら青春18きっぷ3回分に比べりゃ、そげん安くなかろうもん、いや、何もなか。

 9:31 切符も買っていよいよスタート。最初に乗るのは811系8連の快速列車、サービスダウン仕様のロンシー編成ではなかったのでひと安心。あれに当たるとのっけから幻滅だもんね。

 .西鉄沿線撮影1日目
 さて門司から乗った快速電車は延々と大牟田方向に進み、ひたすら西鉄沿線を目指します。時間的に下りの1本目は無理なので、返しの上り列車から撮影すべく、撮影地を選定。
 JRは二日市で下車し、そこから紫駅まで歩くいつもの短絡コース。西鉄の普通に乗り換えて、最初の撮影地は味坂にします。時間的に大牟田から帰ってくる1往復目の特急の時刻が迫っています。間に合うか?

 a.端間-味坂にて上り1本目
 味坂で下車し、ホーム上に何人かのホーム撮りオタクがいましたが、わざわざ味坂まで来て逆光下でのホーム撮りとか、理解に苦しむ所ですが、上り特急通過まであと数分、大急ぎで歩いて川を渡ります。

 12:28 時間がないので堤防からのビデオパン撮影、一応三脚をセットする余裕はありました。
 久しぶりに見る原色の8000形、やっぱりこの色がいいです。

 b.老害の惨禍に遭った端間-味坂下り2本目
 天神から折り返してくる下りの2本目をどうしようか?光線がぎりぎり南中なので側面に当たってくれるか心配、田圃の中の道路に下りて2発目を待機します。

 13:29 下り2往復目が来たのですが、ここで、近くにいた老人が、離れた場所にいた私に向かって「電車来たよ!」と大声で呼びます。いや、それ動画撮影中の物だからと言っても理解出来ないんでしょう。回しっぱなしの動画にモロにジジイの叫び声が入ってしまう最悪の事態。まさに老害そのもの。まだ通過中なのに写真だけ撮って、ヤッター!とか感想をこぼす早漏野郎も似たような物ですが。

 c.初撮影地の八丁牟田-蒲池で上り2本目 
 続いて2往復目の返しを狙えるか、先を急ぎます。味坂から下りの普通に乗って大牟田方面へ下って行きます。
 久留米で特急に乗り換えますが、この特急は大牟田の手前で上りの8000形とすれ違うため、中島以北で撮ることになるのですが、航空写真から判断と車窓からのロケハンで蒲池付近と決定。蒲池駅では私の他に3人程が下車しました。

 14:39 既に数名が待機していた場所ではなく、もう1つ天神寄りの踏切付近に到着した瞬間、踏切が鳴り始めました。慌ててカメラを取り出して録画開始、三脚をセットする余裕はありませんでした。
 蒲池では上りの1本のみを撮って駅に戻り、次の大牟田行きに乗ります。福岡1DAYパスと三脚を持った人たちで電車内は異様な雰囲気、柳川で特急待ちのバカ停の間に区間外の切符を買って戻ってきたようで、中島でほぼ全員が降りて行きました。ここで今から撮っても正面影なのに。

 d.東甘木-西鉄銀水で上下3本目
 私は中島では降りずに大牟田方面へ、昔一度降りた事のある東甘木で下車します。航空写真で予め目星を付けていた田んぼに行ってみたら、うわぁ、気持ち悪い白髪ロン毛のオッサンがアングル内の踏切の手前に立ってます。爽やかな青年ならまだしも、不潔なロン毛白髪でしかも目立つ白シャツが完全に画面内に入るので場所を移動、小さな川に掛かる橋の脇にある踏切でスタンバイ、いわゆる踏切望遠狂アングルですが、まぁ仕方ないわ1本ぐらいこういう構図もいいか。

 16:30 やって来ました3往復の下り特急、望遠で捉えて急いでズームアウトします。

 カーブから直線になって思いっきり飛ばす所なのでなかなか追っつきません。
 コンデジの電動ズームは遅いので、この列車の速度で引ききれるか心配ながらも一応引けたのですが、露光調整が追いついていません。ややオーバー。動きの速い列車を撮るには少々キツイですね、でも一眼レフでも結構引きズームで撮ると露出オーバーになるので似たようなものですから。

 ちなみに、この踏切の近くにはコスモスを入れてこんな感じで撮れる場所もありました。
 さて返しの上り特急ですが、先程の踏切にいた男は、何故か踏切の東側、つまり電車の車体の影側に移動したので、これで構図内に入ることもなくラッキー、多分地元の素人なんでしょう。

 16:58 これで返しの特急を、順光で追い撮り+特撮でいただきました。
 これにて今日の撮影は終了、季節外れの暑さと重い機材抱えて歩いたので大汗だくだく。JR銀水駅から八代行きに乗って、取り敢えず早く風呂に入りたいが駅から近い施設がないか探してたら、結局上熊本まで来てしまいました。上熊本で風呂に入って、今夜の宿泊地である二日市まで戻るという、フリー切符でなければやれない行程。

 .西鉄沿線撮影2日目
 二日市で泊まったのは、2日目の撮影を昨日ジジイに邪魔された味坂で今度は午前中に順光の東側から撮るか、それとも西鉄中島の矢部川の東側から撮るか決めかねてたので、二日市/紫どっちからでも行けるようにということです。
 しかし1本目は結局西鉄中島で撮る事にしました。以前中島では水都の8000系は撮っているのですが、原色は撮っていないので、中島を選択、それなら今日も福岡1DAYパスは必要ないので、二日市からJRに乗って渡瀬まで行きます。

 9:57 JR渡瀬から徒歩で西鉄開駅に来るのですが、その北側にコスモスが咲いている場所があったので、ここで、一般特急などを撮って時間調整。

 a.予想外の工事で立入禁止
 開から中島までは2駅150円なのでICOCAで乗車、いよいよ中島の東側に行こうとしたのですが何と、

 河川改修工事のため、歩行者含め全面に通行止めになっていました。今日は祝日だから、工事もやってないだろうから、バリケードの脇から入ってもいいかな? と思って奥を眺めると、何と重機が動いています。
 ガーン!これは想定外。鉄橋の西側だと今の時間帯は側面は影になるので困った。
迷っている暇はありません、急きょ撮影地を変えることとして、開駅方面へ移動する事にします。この先、江の浦-開間に、線路脇の柵が低くて撮り易そうな場所が移動中の車窓から見えたのでそこまで戻ります。普通電車は30分に1本、歩いた方が早い。

 b.江の浦-開で上下1本目
 江の浦駅から徒歩10分位の所にある踏切に到着、本来は線路東側の田んぼ畦道辺りからの撮影を考えていたのですが、太陽が西側に回ってしまい、西側には住宅や電線があったので、妥協で踏切近くでスタンバイ。
 そうしたところ、待機中に西鉄の保線掛のトラックがやって来て踏切脇で何やら作業を始めています。

 何かと思ったら、撮影者が入らないようにロープで規制線を張っている処でした。
「いや、そっちからは撮らないから」と口に出してしまいそうでしたが、面縦野郎は側面が影でもお構い無しに敷地内に入るから、こうせざるを得ないんでしょうね。ご苦労様です。
 
 11:27 想定外の場所で下りの1往復目の撮影となりました。返しの上り特急通過まで35分程です。時間がないので、ここから南へ100m程行った川のほとりでスタンバイ。さっきまで誰もいなかった踏切には3人程が来て、追い撮り待ちをしています。

 12:01 私はこの場所では特撮優先とし、通常機材でのアングルは奥の撮影者が入っても仕方ない場所でセッティング。
 上り1本目が通過しました。踏切脇に案の定面縦野郎と爺じいの2名が立ちましたが、上手く軽トラが塞いでくれました。もう1人爽やかな青年がいましたが、実りの田んぼ強調で写真の左アングル外に立っていました。
 ここは置きっぱ動画なので、映りに期待はしてませんでしたが、まぁ見れなくはないです。

 c.再び西鉄中島へ、上下2本目 
 次の2往復目は西鉄中島の西側で撮る事にしました。ここから徒歩で20分程なのですが、この暑さで流石にバテてきたので、たった1駅ですが電車で移動します。

 中島の西側に着くと、既に15人程が三脚立ててスタンバっています、日中の3往復中、光線が良いのは2本目だけなので、皆さん気合いが入ります。堤防の上から撮ろうか、下の岸壁から撮ろうか・・・答は両方から撮ることにしました。

 13:54 そして光線良好な中、2往復目の下り特急が来ました。バリ順でゲット。
 結局20名強がここでバリ順の8000系撮影を堪能しました、マナー違反者もなく、皆んな爽やか(1人だけ上下黒スーツで暑苦しそう)に「おっ疲れ~」で撮影ができました。返しの上り特急をどこで撮ろうか?

 8000形通過後数分で、交換の上り3000形水都が来るので、斜め位置から撮影。
 大半の人は次のアングル位置へ移動の最中で、3000形には目もくれませんでしたが、この中島に来ることも、もうこれで最後かも知れないので、一応撮っておきます。

 14:32 中島漁港の雰囲気を入れた真横のアングルに皆さん集中するのですが、国道を走る車の音がうるさいので動画撮りの私としては敬遠、数年前に来た川の北側にある港湾からの見上げるアングルとしました。どっちにせよ、船舶関係の設備が画面内に写り込むのは必然的というか、ここはその要素を入れた漁港の雰囲気が売りの撮影地なのです。
 こうして2往復目も無事撮影終了。

 d.最後は結局味坂へ、上下3本目
 さぁ最後の3往復目は、やっぱり味坂でしょう・・・ということで、昨日に続いて味坂へ行く事にしました。
 上下黒スーツのおじさんも中島から同じ行程で味坂下車、考えてることは同じなんですね。

 15:59 昨日の昼に続いて今日3往復目は、再び味坂で撮影、昨日機材トラブル(まさかのiPad高温停止)でできなかった特撮も敢行、バッチリ撮れてたかな?昨日よりは更に田んぼ強調で線路より離れて撮影。

 返しの上り特急は同じ場所で狙ってもつまらないので、歩いて駅の南側へ行く事にしました。
 今日もホーム上には駅撮りオタクがいます。ホーム先が狭くて危険なので、通過列車だけでなく、普通列車からも盛大にファーンと鳴らされていました。
 何でそこまでしてわざわざ味坂のホームで撮りたいのか、やっぱり理解出来ない。他の駅だってあろうものなのに。しかもこの時間帯は完全逆光なのに、あぁ逆光下で黒潰れした写真が撮りたいのか、納得。

 味坂駅から大牟田方面へ歩いて10分、かなり日が傾いてきて光線が心配になります。
 まず下りの3000形ブツ6特急で光線状態を確かめます、これはひょっとしてエロ光になるかも。でもまだ8000形通過まで30分近くあります。日が沈まなければいいが・・・

 17:25 心配した通り日が地平線近くの雲に遮られてしまいましたが、雲の上で光るオレンジ色の空の色が車体に反射して鈍くキラリ!

 カメラをパンして天神側に向けます。本当に枯れそうな秋の夕暮れの中を行く8000形、最後のロケにふさわしい?シーンとなりました。

 これで駅間のロケは全て終了しました。
 まだ時間があるので、今日最終の特急運用にお別れ乗車する事にしました。
 味坂から一旦西鉄久留米に行き、そこからバスでJR久留米に出てJRで大牟田に出ようとしたのですが、西鉄久留米で動画撮影が出来そうなので、ここで、下り特急まで40分程待ちます。中島・味坂で見かけた黒スーツのおじさんも居ました。

 18:33 全部で7人ほどによるバルブ大会が開催され、私は動画→スチル→動画で夜のシーンをいただきました。
 みんな低い位置で撮るのかと思いきや、1人だけウドの大木みたいな奴がぼーっと立っていたので、動画パン時に苦労し、操作でミスりましたが、ドンマイドンマイ。

 .最後はお別れ乗車
 これで必然的に上り特急には間に合わなくなりました。そこで別ルートを採ります。JRの快速で一旦博多まで行き地下鉄で天神へ出て、そこから下り最終の特急運用に乗るという裏技。間に合うのか?
 いやいや西鉄久留米にいるんだから、そのまま天神へ戻ればいいのに。でも乗り放題パスが今日はほとんど使っていないので、JR利用で博多へ向かいます。
 久留米19:11-JR快速→19:45博多20:02-地下鉄→20:08天神 これが間に合うんですね。
 途中快速列車が5分も遅れたのですが、予定通りに地下鉄に乗れて、いつ来ても不便な地下鉄赤塚→西鉄乗換えでホーム上がります。

 昔既に先頭車には2度ほど乗っているし、夜間は運転室の全ての窓をカーテンで仕切るため、全く前の景色が見えないので、列が一番空いている3両目に並びました。前から4人目、これで車窓右側は座れる筈です。
20:25入線してきました、折り返し20:30の最後の特急に入ります。

 さてこれで最後の8000形の乗車になります。
 3連休最終日とあって、普段の休日の夜よりも混んでいるのでしょうか?それとも名残り惜し乗車のせい?

 何年ぶりかに乗った8000形の感触は、以外と乗り心地が硬めで、飛ばすと電動車だったからか、上下動がよくする感じです。
 福岡市内は高架工事のため徐行してたのですが、市外へ出ると一気に飛ばします。
 史上最高傑作FS369Aを履いてフワフワな乗り心地の(改装前の)阪急6300系に比べると、西鉄8000形の中間電動車は固めで上下動がけっこうきます。惰行時のブヮーンという音もモーターマニアには堪らないサウンドです。でももうこの感触に浸ることもありません。

 要所々々で動画を撮ってあっという間に終点の大牟田に着きました。
 機材の入った重いカートはホーム端に置いて、最後のスナップ撮影。

 1日の最後の上り運用では、大牟田からはレアな運用の急行福岡天神行きなるのですが、ファンサービスでしばらく間、特急表示にしてから改めて幕回しをして急行表示にしていました。

 天神や大牟田でも昼間は乗客がいて、車内の様子があまり撮れないのですが、21時半とあってか、車内は誰も乗っていない車両もあり、9名ほど残っていたオタクによる撮り放題タイムです。

 車内の吊り広告は、もちろん「さよなら8000形」
 天神からの途中車中でも、一般人らしき人が撮る姿を何度か見ました。

 年齢不詳?の鉄子さんも下り列車に乗車して、ずーっと記録してました。

 ホームの先端に行くと5名ほどが記録していました、ここから少し望遠気味にすると、なかなかいい感じで撮れます。ホーム上に人がいないのが条件ですが。

 運転士が乗り込んで、なんと再度の幕回しの大サービス?
 「直行 大牟田・・・」こんな種別あるんですね。

 21:59 いよいよ急行 福岡天神行きの上り最終運用で8000形は出て行きました。
 結局ホーム上に残ったのは私だけで、他はみな折り返して行ったようです。福岡1DAYパスの区間外だけど、乗車券はどうしたのかな? 私はこれで天神まで乗ると、その後の滞泊地へ行くのに影響が出るので、JR鹿児島本線で上りました。

  オ マ ケ 
 3日目は朝からずーっと鈍行でひたすら山陽本線を上るのみの行程です。

 下関10:01発の岩国行はドツボの2両編成、非転クロ車。これで岩国までか・・・
 でも昔、下関発広島行の103系に延々揺られた事を思えば何とやら。

 天気の良い快晴の日に、延々電車に乗り続けるのも勿体無いことですが。
 うん、今度はここで瑞風を撮ろうかな・・・と車窓ロケハンを企むのにはいいかも。

          
 というわけで、3泊4日の九州行きを終え、西鉄8000形にお別れをしてきました。
 平成生まれの電車、それも無料優等列車の代表格の形式が、こんな形で消えていくのは、本当に寂しいですね。
 これで先代の2000形から継承した2扉特急車は西鉄から消滅しました。
 加えて5000形アイスキャンデーもある程度撮っているので、もしかしたら、これでもう西鉄電車に乗る事がなくなるかも知れません。
 今年はこれで出撃計画が今のところ全て終了、年内は鉄道撮影予定は白紙です。月に1回の特撮機材の調整のために出掛けることはありますが。
 次に九州に来るのは12月に北九州の枝光にある、あの施設に行くかも。
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名古屋海老フライバーガー 愛知で食す

2017-10-04 | 食べもの
 ここんとこ鉄道記事ばかり連続していて、疲れてきてるかも知れないので、ちょっとブレイク。

 先日モス・バーガーから配信されたメールを見たら、「好評につき名古屋海老フライバーガーの販売を早期終了します」とのこと。そう言えばしばらく行ってなかったなと思いつつも、ネットなどで記事を検索してみると、「爆売れで売り切れ、予定より半月早く最速で終売に」、ツイートにも、「もう売り切れてた・・・」などと続々と書かれていたので、こりゃもう無いなと思っていました。

 しかし、国道沿いのあるお店に堂々とこのような販促の幕が張られていたので、これは売ってるかも?
 しかもここは、エビフリャー大好きの愛知県内の店舗ですよ。とっくに売り切れてたと思ってたら意外。
 早速入って注文してみることに。オニポテ+コーヒーのセットで890円也、夕食代並みの値段になります。

 出てきた出てきた。これが爆売れしてるやつか。
 食べると、プリプリの海老にレモンとタルタル、それに若干のソースが頃よいバランスでかかっていて、なかなかうみゃー。
 しかし、えびって、意外とかさの割には直ぐに食べれてしまうので、あっという間になくなってしまいます。
 美味しいけど、食べた感が少ない感じで、もう1個注文するのもなぁ~。
 という感じで、速攻でバーガーは食べ終わってしまいました。
 もしかすると、東海3県では先行販売していたので、その分、他県の店舗よりストックが多めにあったのかも知れません。名古屋市内より郊外の方が残っているかも?
 以上、えびふりゃ~大好きの愛知県からお送りしました。


 週末からは九州へ行く・・・かも?
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阪神尼崎車庫で佇む 阪急7000系

2017-10-03 |  出撃 at 近畿地方
 103系LA4編成撮影後に阪神大物で山陽6000系に遭遇した記事の続きです。

 大物で山陽6000系撮影後に1駅先の尼崎まで行ったのですが、その時に車窓左手の尼崎車庫を見ながら、何だか茶色い物体が目に留まりました。先週(9/21)通った時は見なかったんですが、もしかして・・・
 あれ、 阪急電車 やん!

 独特の マルーンカラー に頭部にホイップクリームのトッピングがされているので、6000系以降の新世代?車両のようです。(写真は尼崎から戻る際に撮ったもの、ちょっと分かりづらい)
 車番確認のため、また尼崎から大物へ戻ります。今日はフリーきっぷで乗っていたので、自由に逆戻りができます。
 車番は7016Fの2連と分かりました。

 大物駅のホーム端から見るとこんな感じです。
 左にいるのは1枚扉の7861形。

 さらに望遠で寄ってみます。ホームからだと車番が写りません。
 車庫の各線路に暴進防止のための終端表示?のような板状の物が邪魔しており、もしかしたら車庫前の道路からは撮れないのかなと思ったので、駅を降りてまで撮影には行きませんでしたが、後で調べてみると、斜めの位置からは車番付きで顔だけ撮れるようです。

 この7016Fはさる9/24の未明に新開地経由で尼崎まで回送されたようで、先に4月に7025Fの4両編成が能勢電向けの改造工事のため入庫して、その4連がもうすぐ工事完了になるので、それと入れ替えで入庫したと推測されます。今回の7000系2連はおそらく山下-妙見口間のワンマン運転用に配置されると思います。
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まさか山陽6000系の重連特急

2017-10-02 |  出撃 at 近畿地方
 昨日の続きで朝から103系の撮影に勤しんだ2日目の9/27は、9時過ぎには撮影を終了して、さて今日は夕方の運用に入るまでの時間が開くので、阪急阪神1DAYパスで沿線視察に出掛けることに。
 阪神のドーム前駅の地下に入って、20分程で地上に上がってきたら、さっきまで快晴だったのに、もう一面に曇っていました。
 確かに今日は晴れ後曇り夜から雨の予報でしたが、こんなに早くも曇るとは。
 そう思いながら尼崎行き普通に乗っていて、大物駅の手前でふと右手の車窓を見たところ、グランド越しに何やらカラフルな帯の電車が本線を梅田へ向かって行くのが見えました。
 あれ、まさか山陽6000系じゃないか、本線試運転か?
 山陽6000系といえば、在来の普通車である3000系や3200系を置き換える為に作られた、オールロングシートの車両で、阪神線への直通特急に入るなど、国内最高の居住性を誇る5000系列と比べたら明らかにサービスダウンになるので、入れることは無いと思っていましたが、私のその概念は見事に打ち砕かれました。
 試運転であれ、梅田までの間に線路の余裕はないので、すぐに折り返して来るだろうと踏んで、大物の下り定番位置でスタンバイ。誰も撮影者はいません。
 程なくして20分程で下ってきました。

 直通特急?マジ?
 マジに特急運用に入っていました。これは愕然、早速目撃ツイートが無いか調べてみたら、「24日から運用開始・・・」として、今日は早朝から運用に入っているようです。
 普通列車用に製造された6000系がなぜ、重連で特急運用に入っているのか、まさかこのまま今後も特急運用に入り続けるのか、それなら乗る側にとってはガックリですが、ロングシート車が重連で阪神線内をブッ飛ばす姿はオタクの皆さんには垂涎モノであるのには違いがありません。5000系の入場による代走だと思いたいです。

 その後昼間は阪急沿線の視察に出かけ、夕方再び尼崎へ戻って来たので、再度大物へ。
 尼崎駅に2人程撮影者がいましたが、大物にはなぜかいませんでした。天気が下り坂で早々に暗くなってきているので、高速で走行中の写真は撮れないとして、速度が遅い駅進入シーン狙いに変えたのでしょう。私は動画なので関係ありません。

 そして上りの直特がやってきました。暗くなってきてシャッター速度は1/200ぐらいまで落ちてきていました。

 重連部分でカメラをパンニングします。外形デザインからして重連で貫通できないのかと思い込んでいましたが、しっかり貫通できているようです。
 ここで注目すべきなのが、編成間に取り付けられた転落防止バーです。梅田方・姫路方両先頭車には付いていないのですが、ここだけ取り付けられています。これは1日や2日そこらの緊急的な代走ではない可能性があります。
 このまま大物にいても午前中に既に下りは撮っているので、20分程の間に別の場所に移動します。

 やってきたのが千船駅の梅田方、ますます暗くてなってきているので、西へ向かうと通過時刻も遅くなるので、梅田方へ行って迎え撃つことにしました。更に暗くなって1/125まで落ちましたので、静止画だと完全にブレます。
 これでもう日没により終了。翌日以降も運用に入っているようです。
 山陽3連車の重連といえば、3070番台のアルミカー以来の実現だと思いますが、オールロングシートでのロングランはできればやめてほしいと思います。多分5000系の検査代走だと期待を込めて。
※運用開始は24日からだったようです。記事を訂正しました。
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