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六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

あおいのお尻を激撮?

2025-05-10 |  出撃 at 四国地方
連日書いていました春の四国遠征最終日の記事になります。

 初日4/27は善通寺でブルーインパルスが見られずにガッカリ
 昨日4/28は松山で雨に降られてガッカリ
の2日間で、夕方前に松山からの帰りの電車でそのまま高松に出て夜行フェリーで帰る手もあったのですが、休みはもう1日あるので、午前中に高松界隈で撮影して、昼過ぎの船で帰る事にしました。

 朝から琴電に乗って、前面展望を撮影。
 昨日とは打って変わっての快晴です。ちょっと寒いくらい。

 琴平からJRで高松方面に戻ってきて、途中の讃岐府中で下車します。
 ここで降りるのは6回目ぐらいになります。

 8800系の2連は撮った事がなかったので、ここともう1か所で特急いしづちの走行シーンと快速マリンライナーや南風リレーなど数本ほど撮影していると、たちまちお昼近くになったので、急いで高松東港のジャンボフェリー乗り場に行きます。

 1本目の送迎バスに乗ったところ、GWにも関わらず誰も待っていなくて、。並び列の1番で待つことができました。
 少し時間的に余裕が出てきたので、フェリー待合所から外に出る事にしました。

 これから乗るあおい号?のお尻からのショット。
 なんかお尻からのショットと言われると、セクシーな感じすらします。多分青白のラインによる錯覚かな?

 これはお尻の穴?ですかねw
 ぅわぁ~恥ずかしい~ エッチ!
 ということで、調子に乗って撮影してると、トラクタ車が出てきて轢かれそうになったので、慌てて戻ってきました。良い子のみんなは危ないから入ってはいけませんよw

 14:00 高松東港を出港します。
 並び列の1番前で並んでいたので、自由席でも窓側の一番いい席に座れました。座席は半分ほどで、カーペット席は7割ほど埋まっていました。

 屋島がぐんぐん遠ざかっていきます。さよなら四国~ 
 14時の便には過去何回か乗っていますが、ここまで天気が良いのは初めてかも。

 ジャンボフェリーでの楽しみはやっぱりうどん。
 出航30分後から営業開始の予定ですが、出航からわずか15分ほどで営業開始の放送が入り、10人ほどの中蛇の列ができました。
 写真には写ってませんが、券売機の前に人が並んでいて、このあとここが人で埋まります。

 今回は海老天うどんしょうが入り490円
 海老天と言っても、四国九州ではさつま揚げタイプの物も〇〇天と呼ぶので、こういうスタイルになります。

 うどんも食べてお腹も膨れたので(その前におにぎりも食べてる)、ちょっと外に出る事にしました。
 前回は冬場の夜行便だったので、外に出ることは無かったのですが、こういう天気のいい日は外へ出てみたくなりますね。

 上の展望デッキまで上がってきました。
 なんだこりゃ?

 15:10 途中の小豆島に立ち寄ります。
 前回閑散期にも関わらず、小豆島から害人が沢山乗り込んで辟易した思いがあるので、また席に戻って臨戦態勢になります。今日はGW中という事もあり、一般の日本人客も多い事が予想されます。
 結局、裕福な外国人客のほとんどが指定席エリアへ行き、貧乏な日本人客は自由席から溢れて売店前のスペースで神戸までの時間を過ごす状況。高松から向い合せ6人席に1人で座ってたのですが、日本人(多分神戸)の家族連れに座って貰いました。臭い害人よりは全然マシですからね。

 以前の記事で「冬場のあおいは寒くて乗れたもんじゃない」と書きましたが、その原因がここ。
 自由席エリアの後部に後方デッキへの出入り口があり、喫煙所で煙草を吸うヤニカスどもが夜中でもひっきりなしに出入りするもんですから、自動ドアが開きっぱなしになって、寒風が外から勢いよく船内に吹き付けるのです。なので自由席に座ってると辛いから、500円出して指定席に来た方がいいですよという誘導施策なんでしょう。
 なお前回乗った時は、夜間で手前のガラスの自動扉だけしか見えなかったのですが、今見るとその外側にもう1つスーパーの搬入口のような扉が付いているのは、寒いと苦情を受けて外側にもう1つ扉を取り付けたのかも知れません。なお古い船だとバネで戻る1枚式の手動扉なので、1人が出入りする分だけ開いて直ぐに閉まるので、そこまで風が吹き込むことはありません。

 17:50 明石海峡大橋の下を潜り抜けます。
 この1年で数回九州へ往復してますから、何度もここをくぐっています。

 これがいつも乗っている大阪南港17時ちょうどに出る北九州行きの名門大洋フェリー1便。
 通常ならもう少し西寄りの場所ですれ違うのですが、数分遅れているようでした。まぁGWの連休中ですからね。

 18:15 神戸港の防波堤内に入りました。
 小豆島での乗客の乗り込みで遅れたにも関わらず、西風が強かったのか、少し早めの到着になりました。

これで1年3か月ぶりの四国遠征が終わったのですが、結局リベンジする事を誓って帰路に就きました。
四国では伊予鉄や土佐電などの風景をはじめ、何と言っても風前の灯火である徳島区のキハ40系気動車の記録で、今年中に再訪したいと思います。
以上で一連の四国遠征の記事は終わります。
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蛇口からみかんジュースが

2025-05-09 |  出撃 at 四国地方
前記事の続きになります

 1日目はブルーインパルスが飛行中止になって観れないわ、2日目は雨で撮影できないわで散々の四国遠征ですが、少しばかりのネタを。
 2024年9月に開業した新・松山駅ですが、まだまだ整備途中で、前記事では西口のほは舗装すらされていない様子をお伝えしました。

 駅の中はどうでしょう。

 改札口とは反対側が駅の各売店がある区画になっています。
 セブンイレブンのキヨスクはそのまま移転した他は新しいお店が幾つか入っていて、お店の数にしたら旧駅舎時代よりは多いかと思います。

 そんな中でやっぱり目立っていたのが

 ジャーン! 蛇口からみかんジュースw
 オレンジジューズではなく、みかんジュースと言うところにこだわりを感じます。
 これまで松山空港・道後温泉と大街道の観光物産館の合わせて3ヶ所あったのですが、この松山駅にも登場して計4か所になりました。(他にどこかのPAにもあるようです)
 運営をしているのが、飲むみかんゼリー「ちゅうちゅうゼリー」でお馴染みの田那部青果が設置しています。ちゅうちゅうゼリーは以前から松山駅のお土産コーナーに商品が置いてあっただけですが、今回の駅の改築に伴って出店したようです。

 そしてもう1つ

 すごぃ、カールの山w
 これは東日本地域ではもう買えなくなったお菓子、明治カールがこんなに置いてあるのは、さすが地元松山だけあります。
 このカールは全国でただ1か所だけ、この松山駅の隣の三津浜駅から歩いて15分(伊予鉄の三津駅すぐ)、海辺の住宅街にある小さな工場で作っています(2017年に大阪工場での生産は終了)から、もう愛媛の特産品ということになりますね。松山市のふるさと納税返礼品にもなってるぐらいです。
 緑色のがチーズ味、黄土色のがうす味で(昔のうす味のパッケージってもっと薄い色だったような)、なんと箱でも売ってるようですね。カール好きにはたまらないでしょうか。

以上、松山駅のネタでした。
 次は四国遠征3日目(あおいのお尻を〇撮した?)お話です。 
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松山は雨で撃沈

2025-05-06 |  出撃 at 四国地方
 前記事の続きになります

 善通寺市の駐屯地で残念な結果に終わって、打ちひしがれること小1時間、今日は四国全線の普通列車が乗り放題のパスを予め(この企画きっぷは当日発売は無いので昨日のうちに)買っていましたので、今日は行ける所まで行きます。
 というか、明日の予定は松山市内で伊予鉄を撮ろうと思っているので、元々松山が今日の目的地です。

 このしこくスマートえきちゃん四国再発見早トクきっぷは、WEB専用のQR乗車券としか発売しないので、ホリデーパスというよりかは、JR西日本のTabiwaパス系といった方が正確かも知れません。背景画像の白い模様が動いていないor現在時刻表示が違うと不正乗車を疑られます。スマホでスクショを撮ろうとすると画面が真っ黒になって、スクショを撮れない防御策も講じられているため、この画像はスマホで表示中の画面を別のカメラで撮影したものです。
 なので、スマホしか持たずに旅をすると、こういう記録が出来なくなりますね。旅に出る時はスマホ以外にもう1台別にカメラ(コンデジで十分)を持った方が良いですね。今回の四国遠征ではスマホ以外に、コンデジ・ビデオカメラ・アクションカメラの合計3台体制での出撃です。




 17:44 喧騒と混雑の多度津から西へ進んで、香川県西端の町、観音寺からは1両編成の松山行きに乗り継ぎます。
 四国の普通電車は6000系の2編成を除いて7000番台の車両は全てトイレ無しの車両なので、これから3時間半の長丁場は大変です。大きな駅では長めの停車もありますが、特急列車の影響でよく遅れるので、そのしわ寄せが停車時間の短縮に繋がり、地獄旅と化します。

 21:24 観音寺から3時間40分の苦行(でもなかった)旅を終えて、松山に到着。
 去年来た時は地平駅だったので、高架駅になってからは初めてという事になります。
 明日の朝は早いので早々に寝る予定ですが、結局寝たのは日付が変わってから。

 .本降りの雨で撃沈
 今日は予定の上では伊予鉄の撮影をして夕方には松山を出て香川まで戻る予定でした。

 7:40 伊予鉄名物の90度直角ダイヤモンドクロッシングの動画撮影をします。
 去年もこの場所に来てはいますが、滞在時間が短いのと、休日の夕方前だったので、スナップ写真だけ撮って戻っていたのですが、今回は平日の朝ラッシュの時間帯にじっくり1時間撮影しました。
 途中でパラリと降ってきましたが、傘をさすほどでもなく(一部歩いてる人は差してる人もいました)撮影を中断することなく終えました。撮影を終えて松山市駅に着いた頃には本降りの雨になってきました。

 9:30 朝食がまだだったので大街道へ行ったのですが、まだ商店街は眠ってますね。
 この大きなアーケード街がL字型になっていて、しかもお城と路面電車が走っているということで、熊本とそっくりなんです。
 結局少し歩いた所にあるコメダに入ってモーニングしてたら、周りが四方六方(八方はさすがに大袈裟)全部朝鮮語、しかも全員女ばっかりで違和感MAX。何か松山に来るのが韓国人の中で流行ってるのか?というほど。
 隣席に座ってた婆さんと入れ替わりで座った可愛い女の子が話し方からして台湾の子っぽかったのがせめてもの救いだったけど、そろそろ1時間超えた辺りで外に出ました。それにしても松山は至る所で朝鮮語が飛び交っててチョスンゴキムイニダw
 

 松山市駅と大街道のアーケード街との間には、ささやかながら中四国で唯一の地下街があって、雨の日も濡れずに行き来できます。一応JR岡山駅にも地下の店はありますが、さんすてという駅ビルの地階と地下道が繋がってるだけで、あれは地下街とは呼べないかな?まぁ店舗の数と規模では岡山の方が圧倒的に多いけど。あと建物だけならJR徳島駅ビルにも地階があります。

 地上には伊予鉄松山市駅があり、路面電車の駅が鉄道駅側に移設する工事を行っていました。
 そのため、駅前の道路を封鎖して、バス乗り場がアーケード街側に移動していました。

 松山の象徴といえば、いよてつそごうって言うと昭和生まれなのがバレてしまいます。今は高島屋に変わっています。
 ここから90度カーブを描いて発車する路面電車の姿は、四国の中心はここやと言わんばかりのアピール度で路面電車もミュージックホーンを鳴らして通るのですが、今は工事用の柵で少々見づらい感じがします。

 雨も本降りになっていて、もう撮影どころではないので、路面電車に乗って車窓を楽しみます。
 新鋭の5000形なら、運転席右後ろの特等席があるので、ここから前が見えますが、ひのとりや海里のような最近流行りのデザインなので、ピラーがちょっと邪魔ですかね?まぁそれでもそこそこ楽しめます。

 .新しい松山駅を見る

 JR松山駅に戻ってきました。
 駅は高架化されましたが、まだ古い駅舎は残っています。いずれ解体されるんでしょうね。
 ちょうどJR四国の高速バスがやってきたので、いい取り合わせになりました。

 旧駅舎内のきっぷ売り場跡。
 画面の右側の明るくなってる所が元改札口だった場所で、去年はここから出入りしたのに・・・

 昨年9月で閉めたきっぷ売り場ですが、まだこのような形で残っているので、取り壊される前に撮っておきたいですね。
 元々は2020年に高架駅完成予定だったのが、4年も遅れたのが幸いしたというか、関係者にはよろしくない話かも知れませんが。

 旧駅舎から高架の新駅舎までの間には、元ホームだった所を渡る必要があり、ここだけ濡れます。
 駅前からほぼ段差なく改札を通って、そのままホームと同じ高さという事は、線路がその分だけ低く敷かれてたんですね。1番線までは完全バリアフリーで入れた72年前の設計が凄い。なお高松・徳島も同じく段差なし、高知の旧地平駅舎だけ2段ほど高くなっていました。

 こちらが宇和島方の跨線橋があった部分。
 跨線橋は残っていますが、ホームの屋根は剥がされています。

 反対側の高松方のホーム跡。
 こちらは線路が全て剥ぎ取られていて、作業用車両が入れる格好になっていますね。バラストも全て除去されています。

 高架駅の西口の様子。
 この辺りは、旧松山運転所があった場所で、広い構内に線路が敷かれていた場所を再開発した格好になり、松山運転所はここから宇和島方に3駅行った新設の南伊予駅に貨物駅とともに移転しました。
 開業から7か月経ちますが、まだ整備が進んでいなくて、舗装すらされていませんね。

 何この駅名標?
 同じ松山繋がりで、台湾の鉄道当局と提携しており

 駅内待合室の一角には日台交流ギャラリーとして、台湾の観光パンフレットなども置いていたり、ビデオの上映なども行われていました。駅の改札外にも観光案内所を兼ねた待合室があり、そこでは20席ほどの椅子もあるので、そこ辺が高松に勝っています。

 15:58 昨日と逆ルートで松山から観音寺行きの普通電車に乗ります。
 今日は平日なのでフリーきっぷが使えないため、ガチで普通乗車券を買って乗ります。

 松山を出て数駅走ると海沿いを走りますが、何か嘲笑うように急速に晴れてきてガッカリ。
 でもまぁ可愛い女子高生ちゃん2人と向い合せで座れたので、最後はハッピーな2日目で締めくくりました。

次は松山駅オマケ話です。
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ブルーインパルスの飛行中止でガッカリ

2025-05-03 |  出撃 at 四国地方
前記事の最悪の四国遠征1日目の続きです。

 .駐屯地作戦が裏目に出た?

 今回のブルーインパルスの飛行は、善通寺の駐屯地開設75周年(本来は2020年に70周年祭として行う予定だったのが例の肺炎のため中止になり、5年遅れで開催されたと聞きます)の記念行事として行われるものですから、飛行ルート上にある、高松や丸亀などでは、通過時にスモークを吹き流すだけで、メインである善通寺駐屯地の上空で曲技飛行を行うと思われることから、最初から迷わず駐屯地、しかも光線状態からして、駐屯地よりも南側が理想と踏んでました。

 前記事のように大勢の観覧客が詰めかけて、駐屯地だけでも2万6千人、その周辺を合わせると4~5万人は来ていたと思われます。善通寺市の推計人口が2万9千人ですから、市の人口がほぼすっぽりと駐屯地に収まった感じになりました。
 駐屯地はもう人・人・人で満杯ですから、その周辺の場所になるのですが、護国神社の西隣にある小学校校庭からにしました。
 意外と市街地になっていて、開けた場所が少ないのですが、南の方に広く開いてる場所があると思ったら少年院でしたから、これは勝手に入るわけにはいきません。

 ということで小学校の校庭で待っていたのですが、12:20ごろに無情の中止決定があり、みなさんゾロゾロと帰り始めたのを見て実情を知ったわけです。

 .こんなに天気がいいのに中止?
 去年の10月に長崎へサッカーを見に行く途中で、ちょうど佐賀国体の開会式があり、天皇陛下をお迎えして式典があったのですが、それに合わせてブルーインパルスの飛行も予定され、開会宣言が行われる14:15に上空で曲技飛行を行うべく、既に芦屋基地を離陸して、久留米上空で時間調整のための旋回を行っていた時に、無情の雨に見舞われて敢え無く中止となったのですが、まぁ雨が降ったし、他にも霧による視界不良や強風などの気象条件で中止になる事はよくあります。先日も関西万博の開会式の日が雨で飛行中止になりましたし、珍しい事でもありません。


 しかし、今回は快晴無風の絶好の天候なのに、なぜ今回中止になったかというと、
 ドクターヘリが飛んだからということで、そのために上空でぐるぐる待機をしていたのですが、待機時間が長引いてしまい、燃料切れの恐れが出てきたため、飛行を中止せざるを得なかったという報道です。

 なぜ宮城県の松島基地までロングフライトできるブルーインパルスの飛行機が燃料切れを起こすか疑問でしたが、どうも理由は燃料切れではなく、許可された飛行時間を超えたためという別の情報もありました。真相はどちらか分かりませんが、おそらく空域上で定期の旅客機の時間などの関係で、長時間占有できないという理由は確かに分かります。
 でもドクターヘリが飛んだだけで、なぜそこまで待たなければならなかったのでしょうか?

 今回のドクターヘリの案件は、隣の徳島県東みよし町で、子どもの水難事故が起きました。サービスエリアに併設された公園のような所で、全国に何か所かあるハイウェイオアシスは、休憩が目的ではなく、そこへ行くこと自体が目的としている人も多いので、今回の家族連れも遊びに来ていたのでしょう。

 悲劇は両親が目を離した隙に起きました。小1の男の子が川に落ちて溺れ、心肺停止・意識不明の重体、一刻を争う処置が必要でした。
 


 事故があった徳島県東みよし町の位置関係ですが、香川県とは山脈を挟んで南側にあります。
 大きく赤丸で囲んだのが事故があった吉野川ハイウェイオアシスのある場所で、赤い矢印でヘリが飛んだと思われる方向を記しています。

 実は西隣の三好市(阿波池田といった方が分かり易いかも)にも県立三好病院があり、救急車で運んだ方が早いと思われますが、わざわざヘリを要請して運ぶ必要があったのは、それだけ重篤な状態だったと思われます。
 この香川県にある国立四国こどもおとな病院は国交省の三次救急指定病院リストには記載はない(むしろ県立三好病院の方が掲載されている)ですが、はやりこちら側に運ばれたという事は、それだけ子どもの救急措置に長けた病院だということでしょうか。
 更に決定的なのが、ヘリの到着が遅れたという情報もあり、それによってブルーインパルスが上空で余分に待機を余儀なくされ、遂には制限時間を超えてしまったということでしょう。
 小学校グランドで今か今かと待っていた時に、確かに南から北へ向けて、12時20分ごろに1機のヘリが飛んで行きましたので、こんな時間に自衛隊機でもなければ、報道ヘリでもないヘリが、しかもかなり低空で飛んでいたので、変だなとは思いましたが、まさかそれが今回のドクターヘリとはその時には思いもしませんでした。
 このヘリの着陸地点である国立四国こどもおとな病院は、駐屯地の800mほど北側にあるので、ほぼ駐屯地の上空を横切る事になりますから、さすがにここで曲技飛行の披露は無理だと判断したのでしょうね。


 Xやヤフコメなどでは、自衛隊の人命優先の判断が賞賛される一方で、親に対する批判も見られましたが、どういう状態で目を離した隙なのかの詳しい状況が分からないので、報道だけを聞いて親を批判するのは尚早です。
 例えば下の子がぐずって手が掛かっている隙に、上の子がどっか遊びに行ったという事も考えられるので、一概に親を責めるのは酷でしょう。もちろん親が携帯ゲームに夢中になってて、男の子がどっかに行ってたのに気付かなかったとかだったら責められても仕方ないですが。なお救急措置により心拍回復したものの意識は戻っていないということです。

 ※その後の情報で、どうやらこの日は四国中央市内の各小学校は参観日だったようで、なぜ学校に登校して親子で参観日を楽しまなかったのかと・・・

ということで、残念な飛行中止という結果に終わってしまいました。



 .帰りも地獄
 さて駐屯地だけでも市の人口を丸々飲み込むほどの人が集まり、周辺を合わせると人口の2倍ほどに膨れ上がった善通寺市ですが、中止ということで、集まっていた人が今度は一斉に帰り始めるわけですから大変です。行きは朝早くから駐屯地内の良い場所目当てにかなり朝早くから分散して人が来ていたのですが、終わりは一気に人がなだれ込んで来ますから、行きよりも帰りの方が大変です。これは花火大会や甲子園球場の輸送などと同じで、終了後の輸送の方が大変なのです。
 それが分かっていたので、少し遅らせて帰ることにしました。今日中に松山に着けたらいいやという状況でしたので。野球の輸送だと、試合終了から30分もすれば、そろそろ空き始めるので、1時間ぐらい置いてみようというとで、真っすぐ駅には戻らずに少し散策します。

 12:50 駐屯地から北へ少し歩いた善通寺南側の広場にテントが設けられ、大型モニターや無線機が置かれていて、ここで運行指令をしていたようです。駐屯地内だと人が集まり過ぎて、電波干渉なども起きるから、そこを避けてこちら側に設営したのでしょうか。同時に交通規制の起点としてなっていて、自衛隊の大型車両で道を半分塞いでいて、13時に規制を解くため、白バイもここに到着して待機していました。

 13:00 せっかくですから、善通寺の中にも入ります。
 境内には屋台の出店なども幾つか出ていて、たこ焼きやアイスクリームの店には長い行列ができていました。天気の良い絶好の行楽日和という事か、今駅に戻っても人が動いてないだろうから、ここで時間潰そうということでしょうか。私も少しここで時間稼ぎをします。

 13:40 中止の発表から1時間少し経って駅に戻ってみたのですが、あー全然人が動いていませんね。
 駅から人が溢れています。駅の近辺には高校が2校あって両校合わせて1,200人ほどの生徒がいますが、半数が自転車や徒歩での通学らしいので、普段の日は駅もそんなに混まないでしょうから、この光景はやはり異常です。
 結局改札制限がされているのと、予め紙のきっぷを持っている人に限り、駅の脇の業務用出入り口を臨時改札にして通すことになり、私もそちらに回り込んだので、20分ほどの待ち時間で駅に入れましたが、普段電車に乗らない人たちは、ここで待っててもいつ乗れるか分からないからと、隣の琴平市まで線路沿いを5km歩いて、琴電で高松へ出ようという人も出始める状況。紙のきっぷがICカードよりも強いのが証明された結果に(ちなみに今回私はQR乗車券ですが、フリーきっぷなので紙のきっぷ扱い)なりました。

 14:10 四国の田舎の駅(それでも最大8両ぐらいは停まれる)のホームにはこの駅始まって以来かもという大勢の乗客で溢れています。既に岡山行きの特急列車は15分近くの遅れを出していて、まだやってきません。
 JR四国もようやくこの事態になって臨時電車を多度津ー琴平間で運転することにしましたが、多度津で昼間休んでいる1編成2両を使って、1時間に1本の増発なので、定期の普通電車と合わせても30分に1本しか運転できません。このため、特急列車に宇多津まで便宜乗車できますとして、特急列車も使って捌いていました。
 写真の左奥にライトが見えていますが、これが多度津行きの臨時電車。私は逆方向の琴平方面の列車に乗ります。

  やってきたのは琴平行きの電車ではなくて、阿波池田行きのディーゼルカー1両編成。
 これに琴平まで1駅乗って、琴電に乗り換える人が目一杯乗ってたので、普段は閉ざしている運転席横のスペースが解放され、先頭の窓にかぶりつきで車窓を楽しめましたが、窓が割と汚れてたので景色は撮りませんでした。
 琴平ですし詰めの乗客が降りると、いつものガラガラの風景を取り戻した列車は急いで出発して行きました。私はこの駅で折り返して座って多度津方面へ行きます。これがフリーきっぷの強みですね。
 なおこの日は結局夜遅くまで遅延が続くことになりました。ほとんどが単線区間なので、一度遅れると反対方向の列車も遅れるのでなかなか回復できないですが、昔から四国はGWなどの他客期は10~15分程度遅れるのがデフォでしたので、いつもの事です。

 こうして喧騒と混乱の中でのブルーインパルスがっかり観覧(できてない)が終わり、どっと疲れたまま、今日は松山まで行くことにしました。
 続きは次の記事で
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最悪の四国遠征1日目

2025-05-01 |  出撃 at 四国地方
 前記事の最後で青い物を見に四国へという所までで書き終えましたが、今回はいよいよその中身に迫ります。
 それは4月27日に香川県善通寺市にあります、陸上自衛隊の駐屯地の75周年を記念して、青いやつ(ブルーインパルス)が空で曲芸飛行を披露するということで、天気予報も全く問題ないので、四国へ渡って、香川とついでに愛媛にも行くことにしたものです。

 .往路はやはり夜行フェリーで
 香川県へのルートを色々と考えたのですが、翌日の四国再発見早得きっぷを使って松山まで行くので、その分の運賃を含めると以下のようになり、やっぱりフェリーが最強なんですが、GWということもあって、満員の乗客で雑魚寝が予想されます。
 ① 名古屋から夜行バスで岡山へ出て、瀬戸大橋線経由 (11,400円)→通路側のみ残2席、意外と高い。
 ② 名古屋から朝の新幹線で岡山に出て、快速マリンライナーで坂出で琴平行きに乗り継ぎ(13,720円)
 ③ 大阪か神戸を朝1番で出る高速バス利用(12,800円) →高松周辺なら間に合うが善通寺だと間に合わない。
 ④ 神戸港から夜行フェリー(8,800円) →大勢での雑魚寝が予想される。
 ⑤ 和歌山から南海フェリーで徳島へ出て、そこからJR乗り継ぎ(10,400円)→宿泊場所が問題、和歌山泊だと特急を使わないと間に合わない。
 GW期間中のため、夜行高速バスは割引がないどころか、逆に割増価格になっていますし、新幹線も指定席なら繁忙期料金な上にのぞみ号が全車指定。やっぱり新幹線の半額で行けるのがフェリーですから、やっぱりフェリー利用ですね。3月に両備バス岡山ー名古屋線に乗った時は閑散期の平日だったので5,400円で乗れたのですが、さすがにGWだけあって高いです。
ということで、結局④の定番ルートにして、昨年の1月以来の1年3か月ぶりに神戸港にきました。

 去年の四国遠征では往復ともに新造船のあおいでしたが、今回は古いりつりん2です。新造船のあおいは冬場は寒くて乗れたもんじゃないので、5月でも夜行便なら旧船の方がありがたいです。

 船内は混雑するのは覚悟してましたが、私の周りにライオンの絵柄のシャツを身に纏ったチャリカスのおっさん団体が取り囲んで一杯始めましたから、このままダベってるようだと一悶着してやろうかと思ってたところ、出港から10分ほどで一缶あけてさっさと寝たので、怒鳴らずに済みました。多客期に団体で乗り込むとか迷惑、いや団体客が自由席になだれ込むのは閑散期であっても迷惑ですね。

 高松駅に到着
 駅の北側のビルテナントがオープンして、中にはコメダやバーキンなどの人気ファストフード店が入っていました。バーキンとか四国初?ではないようでした。旧駅ビル北館の1階にあったミスドもここの2階に移ってました。

 そのため、昔は改札口の北側にあった待合の椅子が全て撤去され、2階の待合スペースへの階段は逆向きでエスカレーターとして設置し直されていました。
 また2階にあった待合スペースは、スタバ専用エリアとしてテラス席が置かれ、意識高い系〇〇専用席となってしまったため、一般利用者が駅の改札外で座って待つ場所は完全になくなってしまいました。お金出さない人には容赦ない仕打ちをJR四国もやるようになったのか、それとも空間デザインした人が本州の人だったのか真意は分かりませんが、休めない駅になってしまいました。四国のおもてなしの心は何処へ・・・

 .大混雑激パの善通寺

 高松駅では子供たちが楽しそうに乗るアンパンマン・トロッコ号を見送りながら、隣のホームの普通琴平行きに乗ったのですが、これが休日の朝の電車かという混雑ぶりで、平日のラッシュでもこんなに乗ってないぞという激混みぶり。

 遂に坂出駅では積み残しが出てしまいました。何せ休日ダイヤなので2両編成ですからね。お客が乗れないのでドアも閉められず、10分近い遅れが発生。早朝に大阪を出て新幹線で岡山から快速マリンライナーという乗り継ぎルートだったら、ヤバかったですね。

 善通寺で下車。
 これ東京・大阪のラッシュじゃありませんよ。しかも改札口を出るのに大渋滞しています。原因はIC対応の簡易改札機が1台しかないため、その改札機にタッチしようとする人が両方から押し寄せて大渋滞になっています。私はフリーきっぷだったので、横の改札口に何とか回って出てこれました。

 善通寺駅の駅前に出たところ。
 改札口がボトルネックになっているため、出てくると一瞬人の混雑は空きましますが、西へ向くと道路を歩く人の波が見えます。

 駅から西へ向かう人の波に付いていきます。
 老若男女問わず人々が駐屯地の方へ向かっていますが。やはり足の遅い老人や小さな子供がいると、そこで詰まるので、脇から抜かすと一時的に隙間ができますが、次の交差点の信号待ちでまた詰まります。

 スマホの地図を見てみると、なんとこの先のエリアに「混雑」の表示が。
 こんな田舎で混雑表示が出るとか、尋常じゃない状況ということですね。

 戦車登場!(キャタピラじゃないので装甲車ですかね)
 沿道の人たちが一斉にスマホを向けます。その後も通りがかる自衛隊車両にみんな手を振って、隊員さんらも笑顔で手を振ります。なお市民会館の前では小汚い老人の集団が「改憲反対・辺野古を守れ!」と叫んでおりましたが、みんな嘲笑しながら横を通り過ぎていきます。

 真っ直ぐ西へ行くと善通寺があるのですが、そこまでは行かずに進路を南に取って護国神社の方に来ましたが、木々が生い茂っていて、空が隠れる感じです。だだっ広い地元神戸の護国神社をイメージしていたので、全然違う感じでしたのでそのまま通り抜けます。

 駐屯地ですが、もう立錐の余地がない程の大混雑になっていました。
 これではもう人が牛牛、いや、ぎゅうぎゅう詰めで、メインのイベントをまともに見ることができません。

 そこで近くの小学校の校庭が駐車場として開放されていたので、そこに腰を下ろしてスタンバイしてました。
 駐車場の中央に立ってる人もいましたが、今日は暑いので、皆さん南側の木の陰に集まって、多くの人たちが今か今かとカメラを手に待っていました。
 もうすでにブルーインパルスの飛行時刻の予定をだいぶ過ぎていて、なかなかやって来ません。

 小さな子供が来たーと叫んだので見てみると旅客機ですね。
 高松空港を離陸した飛行機でしょうか? ぐんぐん上っています。

 せっかくなのでズームして寄ってみます。
 カメラとか持ってない人だと、さすがにここまでは寄れませんからね。最近はスマホで十分としてカメラ買わない人も多いですが、こういう時にカメラは威力を発揮します。私も一眼レフは持ち歩かなくなりましたが、ビデオカメラなら、重たい交換レンズも持ち歩くことなく、ここまで寄れるです。
 さて、メインのブルーインパルスどうなった?

 待っていると駐屯地の方で何やら放送が入った後、後ろの道路を皆さんぞろぞろと帰り始める人並が。一体何があったんだ?理由を聞くと
 最 悪 ~ 飛行中止ですって

 いやいや、待ってよ! こんなに快晴無風なのに、なんで?中止にする事ないだろ?

 駐屯地の方に来てみると、皆さん中から出てぞろぞろ帰り始めてます。やっぱり中止だったんだ。沿道途中に立ってたインド人っぽい夫婦はまだ理解してなさそうでした。さっきまでは皆んな笑顔だったのに、どっと疲れた表情に変わっています。

続きは次の記事で。
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ロイヤルエクスプレス四国 撮影へ

2024-01-28 |  出撃 at 四国地方
 .久々の四国遠征
 1月末から3月上旬までの1ヶ月ちょっとの間ですが、四国の予讃線などに伊豆急2100系ロイヤルエクスプレス車を使ったぼったくり、いや、豪華ツアーの企画列車が走るということで、銀色のステンレス車両なら見向きもしませんが、ちゃんと塗装した車両なので、久しぶりに四国へ遠征することにしました。
 この列車は金曜日に岡山を出て琴平まで、土曜日が琴平から松山まで、日曜日は松山から今治まで、最終日の月曜日に今治から高松まで走ります。今週は世間の方と同じく土日が週休日なので、この土日で四国へ渡ろうというものです。
 走行時刻と路線を照らし合わせると、平凡な田んぼの回りとかならともかく、風光明媚な場所で順光で撮れる場所はあまりなく、特に海を入れて写すような場所はほぼ限定されます。
 そのため車などで追っかけはせずに、駅撮りなども無しの、まさに1発狙いとしました。場所は今治―松山の間なので、通過時刻は14時過ぎ、場所取りの関係もあるから2時間前には着いておきたいところ、高松を朝に出て普通列車で行っても十分間に合うので、四国版青春18きっぷの「四国再発見早トクきっぷ」で乗ることにしました。但しこのきっぷは前売り専用で、前日までに購入しておく必要があるので、前日に四国入りするか、大阪市内にあるJR四国ワーププラザで購入するか、WEB上でクレジット決済するかの3択です。
 四国までの交通は、
 ①名古屋→高松 夜行高速バス 名鉄・JR四国 7時間半 7,000円
 ②大阪まで近鉄 大阪→高松 高速バス 7時間半 6,500円
 ③近鉄+阪神 神戸港→高松東港 フェリー 10時間 4,500円(深夜便は5,500円)
ということで、③のフェリーを選びました。なお金曜日の深夜の夜行フェリーは割増運賃になる上に、週末で混雑し、三脚持った同業者も多くて、とても楽に寝られる環境じゃないとみて、1本前の高松に24時に到着して、現地で朝まで滞泊することにしました。

 ということで近鉄の急行を乗り継いで大阪まで行き、更に阪神に乗って神戸三宮まで行きます。
 三重県に入ると前日の雪がまだ残っていました。雪の影響で名古屋線は最大30分程度遅れていましたが、今日は定時で走っています。

 三宮から神戸港まではバスに乗らずに、いつも歩いて行くのですが、サンチカ(三宮の地下街)がやたら人で多いなぁ、しかも市役所方面にかなり人の流れが向かっていて、何なんだこれはと思っていたら、神戸ルミナリエが開催されていました。以前は12月中旬に開かれていて、去年12月に何も聞かなかったので、とうとう中止になってしまったのかと思っていたのでしたが、今回からは震災のあった1/17を挟んだ年明けの日程に変えていたんですね。
 なんかショボいなぁ~、これじゃ神戸のをパクった東京ミレナリオ(笑)みたいだw と思ったのですが、無料ゾーンと別に有料ゾーンが作られ、通りの点灯場所も西へ移動と、分散拡大しているようです。
 さてここで道草は食わずに神戸港へ足を進めます。

 18:58 神戸港に到着
 後ろに18:40着の高松からの船が到着しています。新造船の「あおい」に乗るのは初めて。
 19:45発の高松行きは、小豆島に寄港しないし、高松到着が24時ちょうどという、タクシーか家族の迎えの人の車でもない限り、着いてから動けないので、高松へ帰る人以外は乗っていないとみて、自由席を予約して桟橋の乗船並び場所に並びます。予想通り人は少なくて、出港45分前で並び列の2番目でした。これが深夜1時発の便だと、翌朝高松に着くので、旅行者が多いので辟易するんですよ。

 新造船が導入される少し前から、船内での写真撮影が厳しくなり、客室エリアでは全面禁止になっています。
 まぁそれでも日本語の分からない観光客らは平気で撮っているようですが、小豆島に寄らないこの便にはほとんど外国人の姿は見かけませんでした。
 ここのコーナーでは撮影可能です。

 高松へのフェリーと言えば「うどん」ですね。
 船に乗ってから途中で買った駅弁を食べたのですが、やはりこういうのを見ると何故か勝手に財布がポケットからひゅっと飛び出すんですわw

 0:05 少々遅れて高松東港に着岸します。
 まぁ数分の遅れはいつもの事なので想定内です。

 フェリー乗り場前から高松駅への無料バスが運行されていますが、今日はこれには乗りません。
 高松駅に0時20分に着いて放り出されても、どうしろと?
 そのため、この港から歩いて10分ほどの所にあるネットカフェで朝まで滞泊します。これなら静かにぐっすり寝れるので。

             

 .いざ撮影地へ
 ちょっと寝坊したかな? ということで、高松駅まで歩くのは諦めました。このネットカフェから高松駅まで歩くと35分かかるので、高松駅を6:12に出る多度津行きの次の6:52発の観音寺行きに乗る事にして、近くの琴電の駅まで10分ほど歩きます。

 6:02 琴電の沖松島駅に到着
 街路灯の上に明るく光るお月様が見えます。これだと今日は天気良さそうです。

 6:27 高松築港到着
 電車2本乗り継いで5駅ですが、ここまで200円で来れるので、意外と安いです。

 いよいよ高松駅に着きました。
 夜が白々と明けてきます。

 さて今回の乗車券ですが、JR四国の普通列車が1日乗り放題という、青春18きっぷみたいな企画乗車券ですが、当日発売はしないため、予めJR四国のアプリをダウンロードして、アプリ上でクレジット決済を済ませておりました。
 乗車当日にアプリを起動すると、有効な乗車券が表示されるので、そのQRコードを改札機にかざすか、駅員に見せます。
 高速バスなどでは通信トラブルで画面表示できない事態を避けるために、「予めスクショを取って下さい」なんて案内も聞きますが、JR四国のきっぷに関しては券面の偽造防止の観点から、「スクショ画面では乗れません、表示できない場合は別途紙の乗車券を購入いただく場合があります」と案内があり、こちらの乗車券の画面も、スクショではない事が分かるように、背景の模様が動いたり、現在時刻が秒単位で動くので、その動いている画面を駅員や乗務員が見ることで、偽造画面ではない事を確認しています。

 それではQRコードを改札機にかざして駅に入ります。

 6時台後半は6:46、6:48、6:52と立て続けに列車が発車するのですが、中でも6:48多度津行き、6:52観音寺行きと、なぜか4分間隔で発車するので、先発の多度津行きにほとんどの客が乗っているので、ガラガラの観音寺行きは余裕で乗れました。もっと運転間隔調整すればいいのに。

 多度津を過ぎると、海岸寺の辺りで海沿いに出ます。
 あーどういうことだ。曇っているじゃないか! まーた天気予報外したのか?
 ここまで来て曇天下の撮影ほど気分がガッカリするものはありません。

 観音寺で55分待ちで、伊予西条行きに乗ります。接続時間5分程度で乗り継げる列車もあるのですが、それだと席に座れないかも知れないし、場合によっては腹痛とかの心配もあります。予讃線の普通列車には6000系以外はトイレは付いていないので、ギリギリの乗り継ぎは極力避けるように旅程を組んでいます。
 愛媛県に入るころからようやく日差しが見えるようになりました。

 10:19 伊予西条で18分の接続時間があり、その間に上下特急級同士が交換するのですが、8800.系を目の当たりにして見るのは初めてです。

 伊予西条駅には0系新幹線やDF50形機関車が展示されているのですが、南側にも展示施設が整備され、これはフリ-トレイン?みたいな車両の展示があります。

 11:44 大浦に到着。
 降りたのは私1人だけで、車内にも三脚を持った人などおらず、少々拍子抜けしました。
 撮影地には歩いて10分ほどです。

 12:35  岡山・高松行きの〔しおかぜ+いしづち20号〕が通過します。
 またまた雲が多めになってショボーン(´・ω・`)です。
 しかし少しずつ晴れている時間が長くなってきたので、あとはタイミングの問題だけになりました。

 13:02 下りの〔しおかぜ+いしづち7号〕が来ました。
 来る途中で伊予西条で見た列車が折り返してきたので、さすがは特急だけあって速いですね。
 少ーし明るくなってきました。 雲よどけー

 13:35 下りの普通松山行き単行
 割と晴れている時間が長くなってきて、空自体も青くなってきました。
 バックの建物の脇に撮り鉄どもの車が止まっていて、短編成だともろに写るのですが、長編成の場合でも車の屋根と列車の屋根が微妙に重なって隠し切れません。
 かと言って三脚高を下げると、背景の電柱の手前の方のが車体に被ります、奥の電柱は避けようがありません。
 先ほどの単行電車から数名の撮影者が降りてきました。

 14:00 下り〔しおかぜ+いしづち9号〕 アンパンマン列車
 もうほとんどピーカンとなりました。上空の雲もほとんど消えて、いよいよ本番待ちです。

 14:13 遂にやってきました、ロイヤルエクスプレス四国
 どピーカンで天候的には申し分ないのですが、若干正面側に太陽が回っているので、伊豆急車両の側面は影になっている感があります。時間的には先ほどのしおかぜの前に通過してくれれば完璧だったのですが。元々色が濃紺色なので、完全順光でも色再現は難しいでしょうが。
 ということで、無事撮影終了。集まった撮り鉄たちも、動画撮影者の事を考えて、大騒ぎや拍手することもなく、静かに撤収で終わりました。

 .急きょ予定変更
 予定していたロイヤルエクスプレスも無事撮れたことだし、さてどうしよう? と今日は何も予定がなかったのですが、取り合えず松山まで行くことにしました。

 松山駅は高架工事が行われており、高松方は架線柱も立てられていましたが、宇和島方はまだ架線柱は立っていませんでした。
 また高架下はスケスケのコンクリ柱が立っているだけで、何か高架下の建造物を建てたりなどはしていないようでした。

 松山の駅前に出ます。
 高架が割と低いので、ここの駅前からだと、後ろの工事をしている様子が伺えない感じですね。

 徒歩数分の所にある伊予鉄のダイヤモンドクロッシングまで来ました。
 3年前にも1度来ているのですが、その時は駅舎側から撮ったので、今回は反対側から見てみます。今回は朝ラッシュ動画の撮影道具は持ってきていないし、明日は日曜でラッシュでもないので、松山に居ても仕方ないか。

 ということで、松山駅に戻って、16:30発の普通伊予西条行きに乗りました。
 取り敢えず今晩は一旦高松に戻って、明日の状況次第で動こうという考え。

 ところが、状況が変わったのが明日の天気の予報。
 西から曇って、早い所では雨マークが付いています。
 今治の1時間予報では雨マークこそ無いも、にわか雨か雪の可能性ありと概況に書かれていたので、これはもう撮影しても暗い曇天だなということで、明日の愛媛県内での撮影は無くなりました。
 香川県内の天気も晴マークは朝7時までで、それ以降は曇りマークのため、もうここまま四国に留まらずに神戸へ戻ろうという事にしました。
 土曜日の夜行便フェリーなので、1000円の割増運賃になりますが、高松での宿泊費を思えば安いもんです。

 23:10 14時間半ぶりに高松に帰ってきました。
 途中の観音寺で夕食にしたので、1時間半ほど遅く戻ってきましたが、このまま駅前を23:30に出るフェリー送迎バスに乗って高松東港へ

 5:15 定時に神戸港に到着
 船内では最初寝られなかったので、うどんを食べてお腹も心も温まったところで、残りの3時間ほど爆睡。もう今日は何するでもなし、家に帰ります。
 
ということで、ロイヤルエクスプレス四国の撮影遠征も終わり、3月までに再度四国訪問することはあるか微妙なところです。週休日もずれていくため、再訪するにしても2月中の金曜日か3月上旬の月曜日あたりでしょうか? 他にもダイヤ改正関係で記録しておきたい事象が出てくるかも知れませんし。
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愛媛‐広島 レアルートで渡る

2021-03-25 |  出撃 at 四国地方
 先週は今治からしまなみ海道を途中まで バスで移動して大三島まで行き、大三島からはうさぎのいる大久野島経由で忠海まで渡るルートで移動しましたが、それ以外にも幾つかのルートがあります。
 その中でもレアなルートで移動すべく、地図と時刻表を睨めっこした結果、このようなルートを編み出しました。

 今治港15:30~~16:04宗方港16:30~~16:43木江港16:58ーー17:35大西港18:05~~18:40安芸津港と、船を3本とバス1本を乗り継ごうというルートで、船は毎日運航なのですが、大崎上島内のバスが平日と土日では大幅に本数が違うので、休日は困難なルートになりますが、こういったレアなルートで渡るのも面白いだろうとルートをなぞってみました。
 上の地図の白い数字の①~④が今回のルートになります。黒丸数字は前回のルート。

 .四国本土→大三島
 まず四国本土側である今治~宗方(大三島)を結ぶルートです。ここは大三島フェリーの他に今治市営の旅客船も運行しており、かつては村の渡船だったものが、そのまま市営の渡船として運行を継続しているものです。

 松山を昼過ぎに出た普通列車に乗って、14時半ごろに今治駅に到着しました。

 今治駅から徒歩で20分ほどで今治港ターミナルにつきました。
 何となく船を思わせるような格好をしています。
 
 ターミナル内にある券売機で乗船券を購入。
 木江港まで大三島フェリー1本で行く場合も、宗方港で乗り継ぐ場合も同一運賃で行けるので、木江港までの通しの切符を買います。

 ターミナルビルの北側にさる桟橋に小さな旅客船が止まっているので、あれかな?

 先ほど見えていた船よりも更に一回り小さい船が、これから乗る船でした。

 ニューおおしま3 という船で、実は通常運行の船が検査のため、代船とのことです。
 こんな小さな船に乗るのは初めて。

 15:15 乗船開始
 この船は途中の宗方までの船なのですが、木江までの乗船券を係員に渡します。

 船の中に入ります。
 8人✕6列ぐらいと、2人掛け席の他にカーペットスペースもありました。

 カーペットスペースは荷物置き場になっていました。
 このほかにカラオケの設備もあって、船の中で貸切宴会などもできるようです。
 乗客は私の他には島へ帰るお婆さん1人だけ。完全に空気輸送です。

 ここで先ほどの係の人が、携行カバンの中から切符を取り出し、乗り継ぎ乗船券をくれました。
 これが無いと次の船には乗れませんからね。

 15:30 船は定刻に出航。バックで今治港の岸壁がスルスルっと離れていきます。
 電車のようなスムースな加速です。

 180度旋回して北西を向いたら一気に加速します。
 今治の街がぐんぐん遠ざかります。

 こちらは順光側の右側窓から。
 海面ギリギリとまでは言いませんが、本当に低い位置での景色が楽しめます。

 15:40 今治港を出ておよそ10分で、あっさり来島海峡大橋の下をくぐります。
 船はそのまま無言の空気輸送の中、エンジン音だけが船内に響き渡ります。

 15:58 今治から二十数分で宗方港が見えてきました。
 時刻表よりは若干早く着くようです。

 16:00 4分ほど早く宗方港に着きました。
 ここから向かいの岡村島まで釣り客2名を乗せるようです。

 16:04 客船は2名の釣り客を乗せて岡村へ向けて出ていきました。
 先ほどのおばさんの姿はもうなく、港に残ってるは私1人だけ、平日だけなのか休日でも同じような光景なのでしょうか。

 港には島内用の路線バスが待機していて、船が着いて10分ほどで出ていきました。
 この宗方と肥海という所を結ぶバスの途中に宮浦港のバス停があり、そこまで今治から直通のバス(先週乗ったやつ)が来ています。

 .大三島→大崎上島
 愛媛県最北の島である大三島から、県境を越えて広島県の大崎上島まではフェリーが海路僅か13分で結んでいます。

 16:25 港で20分ほど待っていると大崎上島からのフェリーがやってきました。
 車3台と徒歩客1人を下ろして、5分で折り返し出港です。

 16:30 船は定刻に宗方を出港、大崎上島の木江港に向かいます。
 徒歩客は私ともう1人旅行者らしき人の2人です。

 宗方港を出ると船はギュイーんと90度旋回します。
 これで愛媛県に背を向けて北へ向かいます。

 午後の日暮れ間近の船内。
 旅人らしき人はデッキでずっと立っているので、客室内には私1人だけ。午後の静かなひととき、ゆっくりと時が流れます。わずかな時間ですが、この空間を独占できるのは、ものすごく贅沢な旅なのかも知れません。「蜜」からは程遠いですからね。

 完全に愛媛の島々が離れていきます。
 先週もいいましたが、「またね~愛媛県」 さすがに3週連続は無いかな?

 後ろ側の景色は遠のいていく愛媛の島々でしたが、進行方向の左手には広島県の島影が迫ってきました。
 なにせ海路13分の県境越えですから、あっという間です。

 16:43 大崎上島の木江港に定時に到着。
 本当に13分間の海上県境越えでした。名残り惜しいですが、船を下ります。

 木江港で下船。
 船はすぐ折り返しではなく、出港までしばらく時間があるようで、ここで佇んでいました。

 .大崎上島島内移動
 大崎上島の島内移動には2種類のバスがあり、①さんようバス循環ルート ②町営コミュニティバスおとひめ のそれぞれ左回り、右回りなどのルートがありますが、曜日によって運行がなかったり、ルートや時刻がおおきく違ったりするので、必ず事前に確認することが必要です。広島県の本土と結ぶ航路は3航路あり、安芸津・竹原・三原の3つの港と結んでいますが、三原行きは便数がほとんどないので、安芸津か竹原の港と結ぶフェリーとなるわけですが、それぞれ出ている港が違うのと、この木江港とは真反対の島の北側にあるので、バスでの移動となります。今回平日に来たのは、バスの便が確実にあるからです。

 港のすぐ西側に バス停があります。画面の左手にあるのが港の建物兼観光案内所。
 なお反時計回りのバス停はここから10mほど西側にあります。

 土休日は大幅にバスの本数や運行ルート・時刻も変わるので注意しましょう。

 16:58 フェリーの到着から15分ほどで右回りの循環バスがやってきました。
 もう1人の旅人は、垂水港から竹原に抜けるようで、左回りのバス停で待っていました。私以外にはすでにバス停で待っていた地元のオバサンが1人おりました。

 バスはしばらくの間は海沿いに走り、もう1つ西側にある明石港に寄ります。

 明石港を出ると、バスは内陸に進路を取り、一部は山越えのような場所も通ります。
 木江港から大西港まで島をぐるりと半周する感じです。

 17:35 大西港に到着、木江港からここまで37分かかりました。意外と時間がかかるものです。
 平日はあともう1本バスがあります。

 .大崎上島→安芸津
 いよいよ最後のフィナーレは広島県の本土へ向けて、3本目の海路で移動です。

 島の北西側にある大西港のフェリー待合所。
 ここは建物の中に小さいながらも売店もあります。

 次の船まで30分以上あったので、切符の販売窓口は閉まっていましたが、しばらくしておばちゃんがどっかから戻ってきて、窓口が再開しました。

 フェリーの乗船券ですが、切符を買う時に親切にも、ミシン目で切り離して渡してくれて、こっち(乗船券)の方だけを渡してくださいと。できればミシン目で繋がっている状態で写真撮りたかったんですけどw

 18:00 静かな港に安芸津からのフェリーがやってきました。
 これが折り返し18:05発の安芸津行きになります。

 到着したフェリーからは本土からの車や通学の高校生などの徒歩客10人近くを下ろします。
 さすが本土とを結ぶフェリー

 下船客を下ろすとすぐさま乗船客や車を載せるのですが、意外と本土へ向かう方が車の数も人も多いのに驚きました。
 普通は夕方だったら本土から島へ帰る人の方が多いはずなのに。

 18:05 定刻に大西港を出港します。
 ちょうど夕日が沈む、日の入りの時刻を約10分後に控え、日の入りと追っかけっこの旅です。

 お約束?の船内の様子。
 この界隈のフェリーによくある、中央に客室出入り口とトイレがあって、その前後に椅子席とカーペット席になったタイプで、進行方向後ろ側のカーペット席は、彼女らの指定席になってるのでしょうか?おじさん混ぜてほしい?

 しばらくしてるうちに日が沈んでトワイライトゾーンになりました。
 この薄暮の時間帯が一番感傷的になりやすいのかも知れませんね。

 そうこうしているうちに、どんどんと本土側が近づいてきました。
 大西-安芸津間は海路35分。電車で35分だとかなりの距離になりますが、船だとどうでしょう。

 安芸津港の防波堤内に入ります。
 通勤など日常利用の人ら、つまり私以外の乗客はもう降りるべく階段を下りています。

 18:40 定刻に安芸津港に到着
 これで船3本と島内バス1本の計4本を乗り継いだレアルートの旅は終わりました。

 港に佇むフェリーをスマホのスローシャッターで撮影。
 実際よりはえらく明るめに映りますが、雰囲気委はとってもいい感じに映っています。
 静かな港の佇まいが伝わってきましたでしょうか? でもそうまったりとは佇んでいれず、5分ほどでまた大西港へ向けて出ていきました。

 港から歩いて2分でJRの安芸津駅に着きます。

 18:57 安芸津駅でちょうで呉線上下列車が行き違いのため交換しましたが、停車位置がずれるため、並んで撮ることは
できませんでした。今夜の滞泊地である三原へ向かい今日の旅を終えました。 

 今回の船3本とバスを乗り継ぐルートですが、今治→安芸津間で、
   ① 今治→木江  フェリー 980円(宗方乗継ぎでも同額)
   ② 大崎上島島内バス 均一 100円
   ③ 大西→秋津  フェリー 390円
合計1,470円と、先週移動した大三島まで急行バス+徒歩+大久野島を通るフェリーの時と同運賃でした。まぁこちらは徒歩の区間がないだけ楽ですが、平日でも1日5本しかないのでレアなルートです。
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2週連続で愛媛に出撃

2021-03-24 |  出撃 at 四国地方
 先週のしまなみ海道でえらい目に遭った週末でしたが、3/18~20の3日間、2週続けて今週も愛媛県に出掛けることにしました。
 実は2週連続で同じ地域に出掛けることは、九州や東北・信越方面など以前からちょくちょくあったので、そう珍しいことではありません。
 目的は、①伊予鉄道の動画撮影 ②しまなみ海道の別ルート探索です。

 名古屋を昼の12時に出て、東海道線~山陽本線で下ってきたいつもの相生ダッシュですが、相生からの電車が6両編成であったため、余裕で乗り換えができました。先頭まで行って写真まで撮れる余裕っぷり。

 それもそのはず、車内はご覧の通りで、ガラガーラ。
 先頭車は上郡まで貸切、上郡からお姉さんが1人乗ってきただけでした。何という寂しさ。
 しかし岡山県内に入ると、各駅ごとに乗客が乗ってきて、いつもの夕刻ラッシュの光景が展開されました。

 岡山で数分接続のマリンライナーは混んでいて座れないので、1本遅らせて次のに乗って坂出まで移動。
 岡山駅で夕食の駅弁を買いましたが、意外と乗っていて、車内での夕食はお預け。

 坂出から観音寺行きに乗って、観音寺からワンマン列車に乗り継いでようやく弁当タイム。
 終点の伊予西条に到着したのは22時台で、ここで普通列車はなくなりました。

 今夜の滞泊は先週同様に今治市内のため、伊予西条から今治までは普通乗車券+特急券を買います。
 合わせて1,200円なので、まぁ安いものです。

 伊予西条駅の発車案内板はなんと貨物列車の案内まで表示されており、何という鉄ヲタに優しい仕様でしょう。
 しかも牽引機や行先まで書いてあり、至れり尽くせりです。

 今治に7分遅れで到着。
 実はこの日の20時頃に松山市内で人身事故があって、松山→今治方面が大幅遅れ、一部列車が運休になっていました。
 2時間遅れで列車を待って家に帰ったら午前様ですね。

                   


 翌朝今治6:01 発の始発電車で松山へ向かいます。
 朝からやかましい中国人カップルが乗っていましたが、途中の小駅で降りて行ったので、工場勤めか何らかの日常ルーチンのようです。こんな所まで中国人に侵食されてるのには馬鹿政府に怒りを覚えますね。

 7:05 1時間ほどで松山に到着。
 久々の松山駅にやってきました。

 松山駅は高架工事をするため、駅の横にあった松山運転所を完全に更地にして、そこに高架駅を建設するようです。
 駅に隣接する車両基地として、手軽に気動車や機関車の佇む姿を撮れたのも今は昔。あっけらかんとした感じです。

 改札口を出て駅前ロータリーへ。
 松山の下巻口である、この駅舎を今のうちに撮っておかないと、味気ないコンクリート色の高架駅になってしまったら寂しいものですもんね。この風景には初めて訪れた1988年以来の馴染みある風景なので。

 駅から歩くこと数分。大手町のダイヤモンドクロスにやってきました。
 ここで7時半~8時半過ぎまで、朝ラッシュの風景を動画に収めます。

 大手町の列車交差の様子。
 伊予鉄道の鉄道線は最大3両編成なので、まさか2両✕2本の4両編成の列車があるとは思いませんでした。
 無事に収録を終えて撤収。朝の散歩がてら、松山市駅から大街道の商店街へ行き、モーニングでもと。

 まだ9時台なので、ほとんどのお店は空いておらず、結局コメダ珈琲でのモーニングとなりました。
 この大街道のアーケード街はL字型に街の配置されており、お城があって路面電車も走っていることから、熊本の繁華街とそっくりな感じがして、とても好きな街です。

 モーニングで少し休んで、路面電車を撮影していたら、もうお昼になっていたので、これから午後のメインイベントのため、松山駅から今治に戻ります。

 今日のJRの利用は、今治ー松山の往復と、安芸津→三原間のみしか乗らず、合計でも2,510円しかならないため、これで青春18きっぷを1日分使うのは勿体ないので、全て普通きっぷ(呉線内利用はイコカ)として、乗車券を買います。
 行きはC制で、帰りは両替を兼ねて現金券売機でそれぞれ購入してバリエーションを楽しみます。


 今治からのつづきは次の記事で書きます。
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愛媛-広島県間を格安ルートで渡る

2021-03-19 |  出撃 at 四国地方
 昨日はバスを乗り逃して最悪の後半だった1日でしたが、今日はもう帰路に就かなければならないので、今治からどう帰るかのルートを考案してみます。青春18きっぷ利用なのですが、まっすぐ予讃線~瀬戸大橋線経由(つまり来たルート)で帰っては何しに来た分からなくなるので、一捻りしてみます。

 .今治ー大三島ー忠海のルートを選ぶ
 芸予海峡、つまり広島-愛媛間の瀬戸内を挟んだ行き来の交通には昔から様々なルートがありましたが、国鉄の仁堀航路など幾つかのルートは廃止されており、現在船だけで直行できるのは、広島(宇品)・呉ー松山ルートのみとなっています。その他は昨日も書いた高速バスのしまなみライナーが広島・福山ー今治で結んでいますが、既にしまなみライナーは2度ほど乗っているので、別ルートを考えた結果、昨日も乗車した、今治ー大三島間の急行バス&大三島フェリーで抜けるルートです。

 上の地図は徒歩で検索したため、実際のバスのルートとは距離などが違いますが、だいたい合っています。
 問題は赤線で書いている徒歩の部分で、もしかしたらWEBに掲載されていない地元のバスなどがあったら嬉しいなということで行ってみることにします。地図上で測ったところ、だいたい30分程度なので、足がガクガクになっててもそんなに厳しくはないだろうと甘々の推測で踏みました。

 問題はバスの時刻で、今日は日曜日のため、土曜日よりもさらに運行本数が減ります。
 上の時刻表で赤字・青字とも日曜日は運休ですから、7:15と8:00の2本とも運休となり、今治港8:35のが今日の初発となります。これが後々悲劇を生みます。

 時間があるので、今治城へ行ってみることにしました。
 海城という区分だそうで、海に面した街の平地に立つお城。

 お堀をぐるりと回って東側から写すと順光で撮れます。
 やっぱりこういうところも、光線は気にして撮りたいところですね。

 天守は小さいながらも、この街のシンボルとしての威厳を放つかのようにそびえ立っています。
 なお天守の建物内での撮影は禁止になっているので、中には入れても撮影できないならあまり入る意味はないのかな。

 .バスで愛媛最北端の大三島へ

 8:35 お城から徒歩10分ほどにある今治港(桟橋)前がバスの始発停留所なので、ここから大三島(宮浦港)行きの急行バスに乗ります。
 ここから乗ったのは、もちろん私1人だけ。

 バスの車内。
 昨日の夕方の便に乗った時は全て窓側は埋まっていた状態でしたが、さて今治駅からどれぐらい乗って来るかな?

 今治駅前からは制服姿の高校生?3人を含む10人程度が乗ってきました。
 島から本土への通学なら分かりますが、本土から島の高校にでも通うのか、それとも部活の練習試合なのか? それにしては少なすぎるし。
 私のすぐ後ろの席には、関東弁の母娘2人が座りましたが、羽田がどうこうしゃべっていたので、東京人か? まだ緊急事態宣言は解除されてないのに、何しにこんな所に来てるんだと、自粛警察になろうかの葛藤が込み上げてきましたが、動画を撮ってるため何も喋れません。

 バスは10分ほど市街地を走ったのちに料金所を過ぎてしまなみ海道に入ります。昨日も来ましたけど。

 そして昨日も通った来島海峡大橋を渡ります。
 ここを昨夜は強風の中、寒い寒い言いながら歩いていたのを思い出す暇もなく、バスはあっという間に過ぎていきます。

 ここが大島に入って初めての停留所の亀山で、昨日はここで降りました。
 今日は昨日行けなかった、ここから先に進みます。

 島の中心地の吉海地区に来ます。昨晩もこの少し手前まで歩いて来たんですけどね。ここで今治行きのバスとすれ違います。
 コンビニ2件とドラッグストアとホムセンがあるので、まあまあな所ですかね。これが多分最後かも。

 先ほどの東京?辺りから来たと思われる母娘2人組は、次の石文化公園で下車しましたが、バスの料金の支払い方を全く知らず、両替機の使い方から残りの額の入れ方まで結構運転士とやり取りがあって、出発が少々遅れました。地方の人間なら当たり前だと思うけど、バスの乗り方知らん奴、久々に見た気がします。しかし何でこんな所にわざわざ遠方から来るんかね?

 次の停留所を通過するとバスは次の伯方島に渡るため、再び高速のインターに入ります。

 伯方島までは4kmとありますが、ICまでの距離かな?
 バスは快調に走ります。

 少し長いトンネルを抜けると、伯方・大島大橋を渡って、伯方島に入ります。

 伯方ICで一旦降りて、すぐ横にあるバス転回場にバス停があります。
 中に休んでるのは、どう見ても欧米系の人でした。なんで今頃こんな所におるねん。

 バスは再び高速に戻り、大三島橋を渡ります。
 次の大三島が愛媛県最後の島になります。

 3たび高速に別れを告げ、大三島に入ってきました。
 この後は終点の宮浦港まで島内の一般道を走ります。

 島で唯一のコンビニかと思ったら、もう1件あるようです。
 ファミマの横を通って、下車するバス停が近づいてきます。

 小さな橋を渡って、右手に漁港の施設が見えてきたら、下車する井口港です。

 9:35 今治港からちょうど1時間乗って、井口港で下車。1分遅れなので許容範囲内。
 高校生3人はまだ乗っていたので、終点の宮浦港まで行くのかな?

 井口港のバス停は港湾施設の中というかフェリー乗り場跡です。
 ここから出ていたフェリーはしまなみ海道完成後に廃止されました。
 バス停で時刻表を見たのですが、やっぱり盛方面のバスはありませんでした。

 仕方なくここからは盛港まで歩きになります。
 約2km、30分の道のり(思い込み)です。盛港のフェリーの時刻は10:15なので、10分弱の余裕がありますが、遅れないようしっかり歩きます。

 少し歩くと、右手に釣り桟橋のようなものがあり、わざわざこんな所で海に突き出てまでして釣りをしたいものなのでしょうか?

 快晴の海辺を歩くのはとっても気持ち良いものです。
 シーサイドドライブならぬ、シーサイドウォーキングですね。打ち上げられたペットボトルが玉に瑕。

  あれフェリーが、あっもう入港の時間だ。なんで間に合わないんだ?
 でもまだ数百mあるぞ、こりゃ間に合わないかも。小走りで急ごうとしましたが、やはり足が辛いのでやめました。
 そのまま船は出て行ってしまいました。

 ようやく盛港に着いたのは船が出た数分後の10:20過ぎ。あと5分少々でした。残念!
 なんで遅れたのか、再度地図で距離を測り直してみると、何と、3.6km 所要43分とあり。
 そりゃぁ30分では歩けないわな。と改めて今日もミスにより、あえなく乗り遅れとなりました。
 平日か土曜日だったら、1本前のバスが運行してたのにと思っても後の祭り。
 次の船まで1時間余り、疲れたので誰も居ない待合所でボーっと待ちますが、途中からベトナム人グループが入ってきて煩い煩い。
 のんびり静かな島を満喫しようと思ったのに、何でこんな所でベトナム語まみれになるんだと・・・。

 .フェリーでうさぎの島を経由して本州へ

 次の11:25の船の時刻が近づいてくると、どこからともなくワラワラと人が集まり、バスもないのによくこれだけ集まってきたなと感心するレベル。
 大久野島へ遊びに行く子ども会のような団体で賑やかに。

 そして11:25発の便となるフェリーが入ってきました。

 団体客は右から、一般客は左から船内に乗り込みます。
 車はまだ下船してないが時間的に大丈夫かな?

 車の乗船の心配は全くなく、まだ団体客の乗船の方がノロノロ続いているようです。
 先ほどのベトナム人たちも自転車を積み込んで固定していました。 

 11:25 船は定刻通りに出港します。
 船は愛媛の親子連れを含めなかなか盛況です、これに関東方面からの客や、youtubeで知った外国人が押しかけていたわけですから想像すると恐ろしい。

 船は港内を出て加速し始めます。
 これで愛媛県ともお別れです。さよなら愛媛、またね~。

 一番乗りだったので、最前列の席に座りましたが、前のデッキに立ったままの人がいるので、船室からの写真は撮れず。
 桟敷席はこどもたちの遊び場になってました。

 10分ほどで大久野島への到着のアナウンスが入り、大半の乗客がここで下船します。
 私も大久野島で途中下船します。

 11:40 大久野島到着。
 昨年9月以来、約半年ぶりのうさぎの島への訪問です。
 なおうさぎの島に関してはこの次の記事で書きます。

 .アンカーは小さな旅客船

 大久野島で途中下船して、次の忠海へ行く船は区間運航している旅客船となります。この船は国民休暇村が運航しているものですが、大三島フェリーの乗船券でそのまま乗れるので心配いりません。

 島でうさぎを見ている小1時間の間に空がぐんぐん曇ってきました。
 定員110名の小さな客船です。というかこの船に110人も乗れるのかと感心。

 先頭で並んでいたので最前列の席に座りますが、席の前の小さな窓からはあまり景色は見えません。
 しかも飛んできた海水で窓ガラスが潮だらけですから、写真を撮ってもきれいには写りません。

 13:00 忠海港に到着
 船は高速船ではなく、フェリーと同じ15分の所要時間は変わりません。

 忠海港到着後は駅まで数分歩いて、ちょうど13:21発の三原行きが来たのでそれに乗って帰路に就きました。


 このルートの費用は
 ①今治→井口港 1,100円
 ②盛→忠海    370円(大久野島で途中下船する場合は620円)
     の合計 1,470円
かなり安いです。なお青春18きっぷ利用考慮なので、今治までの予讃線、忠海からの呉線の運賃は期間外だと別途掛かります。
 今治ー福山のしまなみライナーが2,600円、今治ー尾道のしまなみライナー+おのみちバス乗継ぎでも2,300円するので、格安ですね。
 ただし、井口港~盛港の間は43分間の徒歩移動となりますが。 

 海を見ながらハイキングがてらにこのルートをとるのも面白いと思います。但し、土日はバスの本数が激減するのでご注意w
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しまなみ海道 土日は困りモノ

2021-03-18 |  出撃 at 四国地方
 関東4都県以外は緊急事態宣言も解除されて、表向きには旅行に出掛けても問題なくなったかな?ということで、ダイヤ改正当日の3月13~14日の1泊2日で出掛けることに。
 取り立てて撮影したい列車がないのと、今回の休みが土日に当たっているため、通勤電車の風景を録ることも出来ないので、鉄道撮影はしないことにして、どこかいい所ないかな?
 そうだ、しまなみ海道に行こう!

 .絶景を求めて
 今回行くことにしたのは、しまなみ海道のうちの大島で、来島海峡に架かる大橋や幾つもの島々を見下ろせる亀老山の展望台からの絶景を見に行くことにしました。
 ここは以前、JR西日本のDISCOVER WEST キャンペーンのポスターにもなった所で、夕刻の静かなひとときに多島美を楽しめる、西日本ならではの場所です。場所としては愛媛県なので、実際にはJR四国のエリアですが・・・


 10:29 名古屋を5:37の始発で出てくると、相生で30分待ちになるので、相生ダッシュをすることもなく、余裕で岡山行きの電車に乗ることができます。

 岡山で4分接続で乗り換えたマリンライナーも余裕で座れ、まだまだ人出が少ないようです。
 瀬戸大橋を渡って、去年は来れなかった四国に今年初上陸します。天気予報は今日1日晴れ予報だったのですが、なんか雲ってきました。

 12:19 乗り継ぎ時間にあまり余裕がないので、高松までは乗らずに、途中の坂出で下車します。

 坂出から乗り継いだ列車は高松発松山行きのロングラン普通で、途中の観音寺と伊予西条でかなりのバカ停をするので、駅を出てコンビニで買い物などもできると共に、四国の普通電車にはトイレが付いていないので、この時間が貴重なトイレタイムになります。

 16:13 名古屋から10時間半、ようやく今治に着きました。
 うっすらと晴れてきたので、眺めも期待できるかも。

 .久々のしまなみ海道へ

 16:35 今治駅前のバスターミナルから、大三島行きのバスに乗ります。
 ここから同じように福山行きのしまなみライナーも出ていて、以前2回ほど乗ったことがあります。
 土曜日ということで、時刻表で見て予定してたバスが運行しておらず、1本後のバスになりました。これが後々の惨劇の序章となります。

 高速バスではないですが、島々を結ぶ急行バスということで、観光型タイプの車両を使うのは、橋の区間が専用道路なので、他の交通に配慮したのでしょうか、お陰で景色も一般的なバスより高くて良く見えます。

 16:58 今治駅から僅か23分で大島の最初のバス停、その名も「亀山」に着きます。
 いよいよここから1時間の山登りが始まります。

 山登りと言っても、車が走るアスファルトの道をひたすら歩くだけで、バス停のあった角の東側に看板も出ているので分かりやすいです。

 このように、至って普通の生活道路を歩いて行くのですが、時々サイクリストたちの軽快なチャリチャリ音が聞こえて、風のように通り過ぎて行きます。
 この間にすれ違ったのは自転車が13台に自動車が14台、大体が近隣県のナンバーでしたが、神戸・大阪、そして最遠はつくばナンバーでした。その後展望台に上がってる間にも数台上がって来たので20台程でしょうか。一部は日の入りのトワイライトを楽しむことなく下りて行きました。


 18:00 亀山のバス停から上がってくること約1時間、展望台に到着したのは18時になりました。今日の日の入り時刻は18:15なので丁度よい時間でしょうか。

 まだトワイライトというには早く、かろうじて太陽も見えていましたが、これからあっさりと日が落ちていきました。

 だんだんとトワイライトゾーンに入っていきます。
 文章表現力が乏しいので、何と表現してよいのか。

 カメラを南に向けると、今治市街の明かりが見えます。

 こちらはスマホで撮影したもの、自動的に明るく調整するので、スローシャッターで肉眼よりも明るく写ってます。
 写真はもちろんのこと、動画も撮影し、環境ビデオとしていずれ公開できればと思います。

 .まさかの事態に
 さて、夢中になって撮影していたのですが、帰りのバスの時間のこともあるので30分程で撮影を終えて山から下りることにしました。
 上がってくるときは日も当たって汗ばむくらいだったのですが、日が落ちると一気に冷えてきて、おまけに晴れてきた関係で西風が強く吹き出して寒い寒い。
 急いで亀山のバス停まで下りて行きました。
 えーと、次のバスは・・・
   えええ、行っちゃった!!!
 バス停に戻ってきたのが19:20で、バスの時刻は19:11でした。
 次のバスは20:40までありません。このバスに乗って途中の伯方島BSで最終の福山行きのしまなみライナーに乗り継げるかなと時刻を調べたところ、
  「当分の間、運休」
 ヤバい、島から出られない!!
 仕方なく今治市内へ戻るため、反対側のバス停に
いき、19:37発のバスを待ちました。しかし予定時刻を過ぎても全くバスの姿が見えません。
 暗がりの中、バス停の時刻表を照らし出すと、◎19:37と時刻の数字の前に怪しげな二重丸印
が、「うわっ土曜日も運休だ!!」
 ということで、完全に詰んでしまいました。
 しまなみライナーは今治方面行きは走っていますが、愛媛県内だけでの乗車は出来ないので、もうバスで島外に出ることはできません。
 地図で最寄り駅を見たところ、波止浜駅まで12km、2時間40分とあります。
   仕方無い、歩くか!
ということで、波止浜駅まで歩くことにしました。
 お腹も空いてきたので島の中心部にあるコンビニまで片道約2kmの往復分の距離が加わります。

 途中来島海峡大橋を渡るので、海上区間が3kmほどあり、ここが最大の難関となります。
 昼間なら島々が見える絶景かも知れませんが、夜となると真っ暗で、脇をトラックなどがバンバン通ります。そして夕方から吹き始めた強風が容赦なく吹き付けます。
 写真など撮ってる余裕など全くありません。撮ってもオレンジ色に照らされた橋脚などが写るぐらいですので、この文章だけでご想像いただけたらと思います。
 大型車はバンバン通るわ、寒風はビュービュー吹くわで散々な状況の中、ようやく橋を渡り終えようとした頃、信じられない光景が、何とこれから橋を渡っていく数人の人たちとすれ違いました。時刻はもう22時を回っています。風がすごいのと写真を撮る事まで頭が働いていないので、スマホを取り出すには至りませんでした。大丈夫かな?あの人たち。

 何とか波止浜駅に23:05に到着。かろうじて23:14発の今治行きの最終の普通電車があったので、それに乗って今治で下車、今治市内で泊まる事にして、後半最悪の半日が終わりました。夕方17時から6時間で約23km歩いたので、もう足ガックガクです。

 あー明日はどうなるか・・・
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さよなら宇高航路(後編)

2019-12-02 |  出撃 at 四国地方
 さよなら宇高航路の続きの記事です。宇野港に着いたところから。

 .宇野港到着そして折り返し乗船

 宇野港入港後にすぐ、隣の岸壁にも別のフェリーが入港してきました。
 高松航路廃止後はこちら側だけを使うのでしょうか?

 昼過ぎの便のみ宇野港に着いてすぐ折り返しではなく、ここで1時間半の休憩があるので、港界隈でゆっくり時間があります。

 宇野港の乗り場は行き先別に建物が別々になっており、廃止後は建物自体使われなくなるのでしょうか?

 その宇野港フェリー乗り場から左へ120度体を向けると宇野駅があるので、歩いて3分ぐらいで着きます。
 昔は港が西側に離れていたので、宇野駅から港までずい分歩いた記憶がありますが、JRの宇高連絡船廃止後は宇野駅も駅前整備されて、アクセスはし易くなっていたのですが。

 ターミナル北側にある自転車置き場。
 自宅から自転車で港まで来て、朝6時台のフェリーで高松へ通期・通学という人もいると思いますが、フェリー廃止後はどうなるんでしょうか? 宇野→茶屋町→瀬戸大橋線→高松 のルートだと時間も運賃も多く掛かって高負担になります。この辺りの対策は何かされているのか気掛かりです。

 宇野駅周辺にはこれといって時間を潰す所もないので、30分ほどでフェリー乗り場に戻ってきました。
 ターミナルの待合室で待つことにしたのですが、そこにこんなポスターが貼ってありました。
 「撮り鉄」ならぬ「撮り船」ですって。玉野市の主催のようですが、残念ながら11月末で応募締め切りなので、この記事の投稿時点では終わっています。

 15:30 再び乗船し、折り返し出港時間を待ちます。
 帰りは1番乗り・・というか、待っている人が3人ぐらいしかいません。

 15:45 宇野港を出港
 一番前の6席の中央席に座りました。

 高松行きは海路右側通行なので、途中の小さな島の西側を回るルートを取ります。
 先ほどは直島のすぐ脇を通りましたが、直島からは離れて通ります。

 前方の展望席は半分ほど埋まりましたが、後方の席はほとんど乗客の姿はなく、せいぜい15人ぐらいというところ。
 やはりこれだけ乗客が少ないと、路線維持も難しいところですね。

 西側のルートを通るので、瀬戸大橋も若干近く見えます。
 曇っていた晴れの国-岡山から香川県側に来て少し晴れ間が見えてきました。

 16:40 宇野出港から55分で高松港に入ってきました。
 意外と速い入港、積み荷が軽いせいなのかも知れません。

 お昼に高松港前の歩道橋から見た180度旋回を、今度は船上で体験します。
 まぁ他の船でもやってることですが。

 16:43 下船開始
 所定時刻より7分も早く到着しました。帰りは非常に早かった気がするのも当然ですね。
 これで宇高航路のお別れ乗船が終わりました。あとは撮影するぐらいです。

 高松港に戻って来てフェリーから降りてみると、船上に灯かりが。
 これは夕方の出港シーンはいい感じになるかも。

 ということで、北側の岸壁に回り込んで、夕方の便の出港シーンを撮ることにしました。
 電球色の灯かりが海上を滑って行くように流れる光景は趣があっていい感じだったのですが、最後になってその感傷的な雰囲気を散歩犬の鳴き声と飼い主の躾け声がぶち壊して終わりました。

 .船三昧の2日間を終えて
 1日目は午前1時に神戸港を出て朝高松に着いて、昼から宇野まで往復、合計3本船に乗りましたが、2日目も神戸までの帰路の船に乗るので、2日間で合計4本も船に乗る事になりました。

 2日目の朝は9時過ぎまで瓦町付近で琴電の電車を撮影したのみで、この日はJR・琴電ともに乗って何処かへという事はありませんでした。
 遅めのモーニングの後、10時台の高松港での発着シーンを動画撮影のみして、あとは昼過ぎにはもう帰路に就きます。
 高松港の旧フェリー発着場。
 サンポートに移転する前は、高松城の東側に各社のフェリー乗り場があり、ここから発着していました。私もここから車を積んで往復した事があるので懐かしいです。今は駐車場として活用してるようです。

 宇高国道フェリーの乗り場跡。
 一番広告が熱心でお客もいっぱい乗っていた宇高国道フェリーでしたが、航路以外の事業で会社は継続しているとのことです。

 高松東港から14時発の神戸行きに乗ります。
 1日4便あるうちの上りが3便、下りが2便小豆島に寄るので、今回は初めて小豆島を間近に見られます。

 小豆島に近づいてきました。
 岡山側はまた曇っていて、坂手港もかなり暗かったのと、動画のみの撮影なので、着岸の様子の写真はありません。

 高松出港時は数人だった船内も、小豆島からは多くの乗客(大半が外人)が乗り込んできて、船内は一気に喧しい中国語が飛び交い、白人カップルも閉口。これだけ中国人が五月蠅いと、乗る便も再考せざるを得ませんね。
 なおジャンボフェリーでは客室内撮影禁止(それでも一応動画は高松出港後に撮ってますが)のため画像掲載はありません。
 18:45 夜の帳が下りた神戸港に到着。2泊2日の高松出撃が終わります。

 ちなみに帰りの船は、検査明けの“りつりん2”でしたが、機関検査のみなので、客室内のリニューアルなどはなく、乗った感じは変わりませんでした。

 これで宇高航路のお別れ乗船旅が終わりましたが、宇高航路がなくなると、本州-四国間の航路は、
  1. 和歌山-徳島 南海フェリー
  2. 神戸-高松東 ジャンボフェリー
  3. 大阪・神戸-東予・新居浜 オレンジフェリー
  4. 広島・呉-松山 瀬戸内海汽船・石崎汽船
  5. 柳井-松山 防予フェリー
  6. 東京-徳島・北九州 オーシャントランス
の僅かに6航路が残るのみとなってしまいました。
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さよなら宇高航路(前編)

2019-12-01 |  出撃 at 四国地方
 11月中旬に宇高航路が廃止されるというニュースが飛び込んできて、まさかと思いましたが、現実は厳しいようで、12/16をもって休止(事実上の廃止)という事になりました。
 かつては国鉄(JR)も航路を持つなど、瀬戸内海の本四連絡の花形航路だったのですが、瀬戸大橋線の開業やETC割引などの定着もあって年々利用者が減り、1社また1社と撤退してゆき、最後に残った1社も遂に耐えきれなくなったということでしょう。自治体も補助金を出してきたが、基本的には設備維持費のみであり、運営費まで賄えない状態になったと思われます。ともあれ、廃止が決まったので、最後の名残惜しで宇高航路へ出撃することにしました。12月に入って青春18きっぷが使える時期になると混む可能性があるので、それを待たずに11月中に乗っておきます。

 .船に乗るために船に乗る
 宇野-高松間のダイヤを見てみると、朝1で宇野を出て5往復するのですが、各便とも折返し時間が10~20分のところ、昼過ぎの便だけ宇野で1時間半の休憩があるので、この時間帯で往復することにし、高松を起点として往復するため、岡山経由の陸路ではなく、航路で神戸からジャンボフェリー夜行便で高松に着く形で、帰りは2日目の午後の便で帰るので、まさに『船に乗るため、船に乗る』という旅程です。

 神戸-高松往復は3月に続いて2回目で、帰りは大阪行きのフットバスも選択肢の1つでしたが、往復で買うと帰路は1,400円で帰れるので、時間に余裕がある時は往復船便利用がいいですね。

 神戸港に入港してきたのは今月定期点検明けの“りつりん2”ではなく、ずっと運航していた“こんぷら2”でした。閑散期の平日とあって、23時の乗船券発売開始ですぐ上に上がっても誰も並んでおらず、1番乗りできました。

 最近は夜行便に限って、枚数限定でブランケットを無料で貸してくれるので、試しに借りてみたのですが、60cm程度の短い物なので体全体は覆えず、補助程度のものとして考えておいたほうがよいでしょう。

 6時前に高松駅に到着。宇高航路の船に乗るのは昼過ぎなのですが、今日は朝7時から1時間半ほどは駅の西側で列車の撮影のため、夜が明けるのを待ちます。

 朝7時過ぎからは駅の西側に行って、高松駅を発着するJRの列車の撮影をしました。この撮影したものは来年あたりに公開する予定です。
 撮影後は高徳線と琴電で志度まで往復して時間潰してお昼を迎えます。

 .市街地直結の便利な高松港

 お昼過ぎの便に乗るために高松に戻ってきて港に向かいます。
 高松駅の駅舎は、よく見ると顔になっていて、思わず撮りたくなってしまう駅舎です。

 その高松駅に背を向けて左手のホテルがある方に高松港に向かう歩道橋があり、ここから港に向かいます。
 Google Map では何故か徒歩17分と表示されたましたが、実際には数分でたどり着けます。

 つづら折れの歩道橋を歩いてゆくと、やがて前方に海の青い景色が展開します。ちょうど小豆島(土庄)からのフェリーが着いたようで、十数人の乗客が歩道橋を渡ってきたのですが、たまたま写っている女子高生は時間帯からして島からの上陸便の乗客かどうかは分かりません。

 歩道の突き当りに船の時刻表示器があり、ここから右側へ行くと高速艇乗り場、左側に行くとフェリー乗り場になります。

 歩道橋からみたフェリー乗り場のようす。
 写っているのは2番乗り場の小豆島便のもので、宇野行きは奥の1番乗り場から発着します。

 歩道橋から下りて、ターミナルで乗船券を買います。
 きっぷ売り場は行き先別に分かれていて、宇野行きは1番手前の売り場で買えます。

 宇野まで往復きっぷを購入。往復割引乗船券と一緒に航路を休止するお知らせの紙を渡されました。
 往復で買うと帰路が1割引きになるのと、宇野側は自販機でのきっぷの発券なので、高松で買う方が硬券ではないものの、見栄え的にもよいでしょう。
 ここまでで高松駅から徒歩で8分程度、他の県都の港だと松山にしても徳島にしても市街地中心駅から離れたやや不便な所にあるのですが、高松港は駅とほぼ直結なので、とても便利です。

 .いよいよフェリーに乗る

 きっぷを買って、乗船口に行きます。
 宇野からの船が到着するまで暫く時間があり、平日で乗客も少ないため、先ほどの歩道橋に戻ることにします。

 12:45 宇野からの船が港に入ってきました。
 真っ直ぐ入ってくるのかなと思いきや、この後が見物です。

 港に入ってきた船は一旦乗り場のある岸壁から離れて入ります。

 船首を奥に突っ込んだ後は、グィーーンと180度旋回します。
 この光景が高松入港時と宇野出港時に見られるので、多客時に船内で座れない覚悟であれば、着岸時にこの歩道橋から撮影することをお勧めします。

 歩道橋から下りてきて乗船待ち列の後ろに並ぶこと5分。
 下船車両と入れ替えに乗船が始まり、私も続いて乗り込みます。

 13:05 出港時刻ギリギリになって、自転車の兄ちゃんとオッサンが駆け込みで乗り込んできて、若干待たされましたが、無事に出港です。

 高松港がどんどん離れていきます。
 最近は3,000トン~10,000トン超クラス以上の大きな船ばかり乗っていたので、出航してもゆっくり進むのですが、この第一しょうどしま丸は987トンと、1,000トンを切る軽さ?なので、出港するとグングン加速しますので、一気に岸壁が離れていく感があります。

 船内は閑散期の平日の昼間とあって、乗客数は30~40人程度というところでしょうか? 12月の土日となると鈴なりになるかも知れないので、この時期に乗って正解でした。

  出港後にすぐに列ができるのが売店で、ちょうどお昼時とあってうどんを注文します。10分ぐらいデッキで撮影しているうちに、列がほぼ解消したのでさっそく注文します。

 こちらが出てきたきつねうどん 320円也、安い。
 ジャンボフェリーのうどんはいかにも冷凍麺とすぐに分かるモノでしたが、こちらの麺は生麺?という感触で、高松港ですぐに麺を積み込めるのが利点です。出汁は意外にも塩辛めの味です。

 座席は前方と側面の窓際の席がリクライニングするタイプで、前方の席などは新幹線のグリーン席並みにリクライニングが倒れます。

 その前方席の区画ですが、一番前の眺望席は6席なので、一番乗りじゃないと座れません。まぁどうせ写真撮ったりしてウロウロ船内を動き回るので、その6席だと座ってる人の前を通してもらったりと逆に不便です。

 晴れの国-岡山県側に入ってきてなぜか曇ってきました、
 右手に直島を見ながら本州の陸地が近づいてきます。

 高松を出て1時間で宇野港に入ります。
 かつては夜通し運行しており、夜行便利用が中心だったので、日中の宇野港に入るのはJR宇高連絡船利用時以来かも。

 高松港・宇野港ともに船首に向かって右側に岸壁がある形で着岸します。
 右側は小豆島航路のフェリーでしょうか。

 高松乗船時とは反対の船首側の階段から降りて下船します。
 自撮り棒に180度カメラで生中継?してる台湾人っぽいおっさんに続いて最後に下船。

 船から吐き出されるトラック。
 ガラガラかと思いきや、意外と台数は載っかっていた感があります。観光客と違って、トラックは名残惜し乗船で数が増えるなんて事はないので、結構乗っているじゃないかと思ったのですが・・・

  --- 後編に続く ---
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美しい京急1000形と菜の花を高松で撮る

2019-03-30 |  出撃 at 四国地方
 3月第4弾の出撃は、3/26と翌27日のうち、甲子園に行く予定の27日は固定なので、その前日に何処へ行くか?
 前日夜か朝までには大阪か神戸に帰ってこないといけないので、あまり遠くへは行けない条件下で、選んだのは香川県。ちょうど国鉄特急色のEF65が予讃線の運用に入っているのと、還暦を迎えてラッピングなものの、オリジナルカラーをまとった京急1000形の姿が復元されて、今月から走り始めたので、両方狙いで出掛けることにします。

 .往復夜行フェリーの弾丸日程
 旅程は3/26 午前1時神戸港出港の高松行フェリーで朝5時に高松に着いて、その日1日香川県内で撮影して、日付が変わった3/27 午前1時の神戸行きのフェリーで神戸に戻って、そのまま甲子園へという強行スケジュールです。

 急遽予定を早めるなら、帰路はバスを選べるバスセット券もありますが、今回は往復とも船便利用にして往復割引切符を買いました。これだと帰路は1,400円で乗れるので格安です。

 船は20分遅れで高松東港に到着し、送迎バスで高松駅に着いたのは、6時半近くになっていました。

 今回使うのは、というより琴電を使う・使わないに限らず、香川県内を行き来する時は、これをよく使ったりします。

 .京急1000形を狙う
 朝から実はJR予讃線のロケハンで暫く時間を潰して、9時過ぎに琴平に着き、高松側へ戻りながら運用を把握します。
 途中ですれ違ったので、午前中に順光で撮れる香東川の鉄橋で待機。

 琴平から上がってきたところを順光で捕獲します。
 天気が回復して晴れ間が多くなってきたのはいいですが、風が強くなって少々大変です。

 琴平から高松に上がった列車は、その後一宮までの区間運用に入るので、一宮駅の東側に移動して、上下2本の列車を撮ります。一宮での折り返し時間は1分しかないので、同じ場所で狙うしかありません。
 区間運転の列車を撮影した後は、また琴平行きで下ってくるので、一宮駅の西側(鉄橋側)に移動します。

 鉄橋まで行く途中に、このような菜の花が満開になっている場所があり、ここで1000形を捕獲。
 真っ赤な京急カラーの名車1000形と鮮やかな菜の花の黄色の対比は美しい。

 お決まり?の、引きアングルでの様子です。
 実際には菜の花が咲いている所と線路との間に空間が50m近くあるので、望遠で切り取るのが妥当ですが、タネあかしするとこういうことです。
 菜の花は見せ物ではなく、肥料としての役目があるので、周囲では一面トラクタで踏まれた畑があったので、ここの菜の花ももしかすると、近いうちに踏み潰されるかも知れません。

 .国鉄特急色のEF65も撮る
 高松貨物(タ)を14時過ぎに出る、予讃線の下り貨物列車3079レの時間がそろそろ近づいてきたので、一旦琴電の撮影は終えて、高松駅に戻ります。
 高松から普通電車でやって来たのが、久しぶりの讃岐府中。ここから高松側へ数分歩きます。

 14:15 EF652081牽引の3079レがやってきました。無事捕獲。
 貨物はこれ1本のみの撮影です。

 その後また琴電側に戻り、1本撮った後、琴平からは4連になって戻ってきたので、高松へ戻ります。

 琴平から戻って来た4連を片原町で撮った後、高松築港から折り返してきた4連を瓦町で撮影して終了としました。

 色々なことちゃんが並んだICカードのポスター。
 全国で4番目の早さで導入されたのがこのIruCaですが、他のカードと相互利用ができず孤高の存在だったのですが、JR四国もICOCAが導入されたことだし、琴電も相互利用OKになりました。

 最後は夜行のフェリーに乗って神戸へ戻ります。怒涛の出撃でしたが、船の中で爆睡して、翌日の甲子園に備えないと・・・ということで、高松出航前にはもう意識不明になっていました。
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大洲のミスドが閉店

2018-04-19 |  出撃 at 四国地方
 四国たび3日目の朝に西大洲から急きょ折返して、3駅手前の春賀まで戻るのですが、伊予大洲での乗り継ぎ時間が1時間ほどあった事から、朝食がてら、駅右手へ出てミスドへ。

 朝9時開店なので5分ほど待ちましたが、1番乗りというか、街に誰も歩いている人がいません。日曜日の朝だからでしょうか?
 ここでモーニングとします。
 ドア1枚開けると、中扉になにやら紙が貼ってありました。

 ありゃりゃ、4/23(月)で閉店なのか・・・
 移転とも何とも書いていないので、純粋に捉えて閉店ということでしょう。

 ここのミスドは列車の撮影で肱川の堤防に来た時などは、ここで時間をつぶすのに何度も利用させてもらいました。それだけに思い入れもあって、閉店してしまうのは悲しいですね。
 国道沿いとかにあれば、もう少しお客も入っただろうにとも思います、立地条件とすれば、斜め向かいにはフジグランもあるのですが、せいぜい国道からフジグランまでが客の動線で、その先までは来なかったんでしょうね。
 キハ58系が走っていた頃にお店に寄った時は、夕方でしたが、全部席が埋まってた頃もありました。それだけに地方経済の衰退をひしひしと感じさせられます。フレッシュバリュー横の空き地に移転するとか、移転開業する余力もなかったのでしょうか? 私が住んでいる町よりも1万人以上も人口が多い4万7千人の大洲市でこうなんですね。

 さようなら大洲のミスド(合掌)

 ちなみに写真左側に少し写ってる店は中華料理店(蓮花)で、ここも利用したことがあります。(私事のどうでもいい情報ですいません)
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四国のんびり旅(後編)

2018-04-18 |  出撃 at 四国地方
 四国の旅最終日となる3日目(4/8)は、昨日に続いて予土線で0系新幹線を撮って、高知へ出て高速バスで帰ろうという事にしました。日曜の晩なのに高速バスはかなり空いていて予約はせずに、とりあえず南下することに。

 
 6:04 松山発宇和島行きの普通列車627Dに乗ります。元特急車を使った豪華な普通列車。
 この列車に乗れば北宇和島で窪川行きに接続しており、江川崎までの間のどこかで0系を待ち伏せして撮影することができます。

 向井原から長浜経由の路線を走るので車窓に海が見えてくるのですが、怪しい黒い雲が西側から流れて来ています。天気予報は晴れだと言ったのに、2日続けてウソを言ってるようです。対岸の山口県側は明るい感じがしますが。

 しばらく走った所で問題発生!
 伊予大洲駅すれ違った、宇和島発松山行きの628Dの先頭に0系新幹線車両がついていたのです。
 マジか?
ということで、予土線に行く意味がなくなりました。多分検査か何かで松山か多度津へ戻すものと思われます。
ここで高速バスを予約してなかった事が功を奏します。
 よっしゃ予定変更だ! 〔伊予灘ものがたり〕の撮影とします。

 627Dは次の西大洲で下車し、反対方向の列車に乗ることにします。
 普通列車が来るまで1時間近くあり、その間に上りの特急が1本あるので特撮&4K動画撮影。
 次の列車で伊予大洲乗り換えで、長浜方面の列車に乗ります。伊予灘ものがたりをどこで撮影するか? 海側は先ほど見たように黒い雲が出ていて、昨日のように雨に降られても困るので、大洲に近い場所で撮ることにしました。

 大洲の次の駅 「五郎」
 どうやら、ここにはカワイイ狸がいて、列車を出迎えてくれるようです。

 下車したのが、その次の春賀駅。
 『はるか~俺だぁぁぁぁぁ』の春香とは字が違うので叫んだりはしないようにw
 駅で下車後は、北側へ数分歩いた所でアングルを変えて上下2列車を撮ります。

 こちらは駅に近い側で撮った2本目(上り)の伊予灘ものがたり。
 ちょうど左に桜の木があり、桜を入れての撮影。雲ってはいましたが、上空はうっすらと太陽がのぞいており、そんなに暗くはありませんでした。
 列車3本撮って今日の撮影は終了、あとはひたすら帰路に就きます。

 撮影後は一旦大洲に戻って、内子線経由の松山行きに乗ります。
 土讃線で走っていたキハ54が2016年に松山に転属になり、キハ54は全車松山所属となったことから、この区間の主力車両となっています。

 12:53に松山に到着。
 駅弁を販売していた鈴木弁当店は閉店したようで、これは残念ですね。

 ここで更に予定を変更し、今治までの1駅だけ特急に乗ることにしました。
 久しぶりに乗る四国のエース8000系特急〔しおかぜ〕です。多分10年ぶりぐらい。

 昼ぐらいから晴れてきて、外は気持ちの良い景色が広がります。
 振り子をガンガンに利かせて列車は飛ばします、振り子車両は383系〔しなの〕に度々乗るので珍しいことではありません。

 今治で10分接続で福山行きの高速バス〔しまなみライナー〕に乗ります。
 松山から1駅だけ特急に乗ったのは、このバスに乗り継ぐためでした。前回しまなみライナーに乗った時は雨の中だったので、今回は快晴で高速道路からですが、島々の眺めを楽しめます。休日なのか自転車で通る人も。

 1時間半ほどの乗車で定刻通りに福山駅に到着しました。
 20分ほど待って、糸崎発姫路行きの1764Mに乗れば、岡山で並んで座れない憂き目もなく、そのまま姫路まで行けるので、ちょっと早めですが、この時間帯の列車で帰ってきました。

 以上で今季の18きっぷは2枚とも使い切って終了、春の18旅期間を終えました。
 予土線はまた0系新幹線を撮りに、もう1度行きたいところです。天気が安定する夏場あたりに。でも検査入場とかしてたらシャレにならないので、その辺は注意が必要ですね。
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