六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

くま川鉄道の列車で通える幸せ

2017-12-31 |  出撃 at 九州地方
 いよいよ年末の南九州(+山口)の旅も最終日になりました。今夜の阪九フェリーに乗るため、夕方には小倉に着かなければなりません。その中で八代を朝出て何ができるか考えてプランを立てましたが、
 ①肥薩オレンジ鉄道の再度撮影・・・八代に近い所は午後遅めに順光になるので今日は×
 ②島原鉄道&長崎本線の貨物も撮って帰る・・・時間的にちょっと厳しく特急多用で出費増なので×
 ③くま川鉄道の列車を撮影・・・午前中は本数が少ないが早朝に出ればいけそう
ということで、八代からまた肥薩線に乗って小倉方面の帰路とは逆方向の列車に乗ることにしました。

 .湯前線(くま川鉄道)の初撮影
 八代を5:41発の下り1番列車に乗ります。キハ220-1100代とJR化後の車両でしたが、車内は回転式クロスシートだったのですが木製背板の硬いやつでした。

 朝7時過ぎに人吉に到着。
 夜明けの遅い九州の山合いの街らしい暗さですが、太陽が出てきてくれそうなので何とかなりそうです。

 7:16 湯前発の1番列車が到着し、折返し7:22発の3番列車で下るので、この列車に乗ります。
 くま川鉄道として乗るのは初めて、国鉄・JR湯前線時代にそれぞれ1度ずつ乗って以来のこちらも30年ぶりの訪問となります。前回2回ともに乗車のみだったので、今回は沿線で初めての撮影となりました。
 車両は在来車が全て運用離脱・廃車となり、現在はKT-500型が普通列車と観光列車を兼用で運用に入っています。

 KT-500型の車内の様子。
 観光列車「田園シンフォニー」の車両ですが、そのまま普通列車として1日中走っているので、いつでも乗れます。こんな豪華な列車で通学できるのは羨ましいかも。

 湯前寄りの先頭には子供用の小さな展望席があります。
 一見して子供用と分かるのですが、ここに座る大きなお友達もいるかも知れませんね。

 今回は撮影のため、3駅先の肥後西村で下車します。
 7時半でこの暗さで大丈夫なのかな? 高校生が結構降りてきます。

 「オイオイ、おっさんおっさん、女子高生の後をつけるんでねぇ!」と聞こえてきそうですが大丈夫、私は20m先の停まれの所で道路左へ、この子達は道路右へ離れますから。
 駅から1つ目の角を東へ向かって歩くこと15分、田んぼが開けてきました。

 8:03 湯前からの2番列車がやってきました。
 上空は雲がかかってますが、かろうじてうっすらと日が差しています。

 カメラを反対側に振って、ヌル順光追い撮り。
 朝は3番列車までが2両編成で、それ以後昼間の普通列車はもちろん単行になるので、朝早起きするのが3本の特なのです。

 .ローカル線のよい雰囲気がいっぱい漂う鉄道
 肥後西村-一武で撮影の後は、全速力で歩いて川村-肥後西村間の球磨川第三鉄橋へ行ったのですが、東側の川の堤防からは木が邪魔になって撮影できませんでした。
 次の列車がくるまでの間に、また全速力で歩いて、西側に回りこみます。しかし太陽が・・・

 湯前発の3番列車を撮影するのですが、せっかく汗かいて全速力で着たのに、雲ってしまい撃沈。
 明るい夏の日差しの下で撮るのが一番です。

 河原から近い川村駅まで歩いて、ここから人吉方向へ戻ります。
 クリスマス(もう過ぎましたが)の飾りと、さげもんで駅名票が見えないくらいに。大手私鉄なら苦情もんですが、でもこれがいいんです。

 9:46 人吉行の単行がやってきました。一番新しいKT-505号です。
 ホームの河童?もなぜかサンタ仕様に。

 普通列車の車内は冬休みのせいか、この時間帯にしては結構乗っている感じでした。
 冬の柔らかな光りを浴びて心地良さそうな幸せな空間が広がります。

 9:48 列車を1駅だけ乗って、次の相良藩願成寺駅で下車します。
 すぐ脇に肥薩線の線路が走っていて、ここから人吉の駅までは並行に走りますというか、直ぐに場内信号があるので、人吉の駅の構内みたいなもんです。
 願成寺・・・いい響きで御利益がありそうなのですが、お寺にはまたの機会に訪れることにします。

 .B&Sみやざき号で八代へ抜ける
 肥薩線の八代方面は9:30発のぼったくり特急を逃すと昼まで列車がないため、熊本方面へ抜ける手段として、人吉インターから高速バスに乗る手段を選びました。
 福岡・熊本・新八代の3つの上り方向の行き先がありますが、最も近い新八代まで乗れればいいので、B&Sみやざき号に乗ることとして、予約サイトを見たら「残席2」一番後ろの通路寄り2席があいており、9C席を直ぐに予約、さすが帰省ラッシュの期間だけあって、上り便も混んでるようです。

 駅から人吉インターへ向かう途中にモスバーガーがあったので、ここで朝食をとることにします。
 朝から何も食べていなかったので、というかここで朝食タイムの時間を取るのを想定して先ほどの駅で下車したというのは言い過ぎで、単に人吉駅よりもインターに近いからです。

 私が入店するのと入れ違いで母娘2人が出て行ったので、店内は私1人の貸切でした。
 田舎のモスバで平日の午前中とあれば、こんな感じでしょうか、よくやっていけると不思議に思います。

 モスバから歩いて8分ほどで、人吉インターのバス停に着きます。
 今日から年末年始をふるさとで過ごす人たちの帰省ラッシュが始まっており、大きな荷物を抱えた人々が福岡方面のバスから降りてきます。

 10:54 定刻に新八代行のB&Sみやざき402号がやってきました。
 他社との共同運行ですが、この便はJR九州が担当している便です。

 JR九州の高速バスには初めて乗ります。
 大きな荷物の出し入れで手間取って3分遅れで出発しましたが、全然許容範囲。

 乗るときのチェックで「どこでも空いてる席に座って下さい。」と運転手から言われ、意味が分からなかったのですが、乗ってみて理解。
 なんと実際には半分程度しか乗っていません。おそらく予約用の分と途中バス停から予約なしで乗ってくる乗客用に一定数の未予約枠を設けてるために起こる現象と思われます。おかげで一番前の席に乗れました。

 バスは渋滞もなく3分の遅れも吸収して定刻に新八代駅に到着。あっという間の37分間でした。
 肥薩線経由の特急だと倍近い65分かかるので、正直勝負にならないかも知れませんが、人吉-熊本で乗り換えなしなら鉄道に勝ち目もあります。

 新八代駅は既に門松が立っており、お正月を迎える準備が整っていました。
 こうして帰省客をふるさとに迎えるおもてなしはいいですね。

 .1ヶ所寄り道して帰路
 新八代に着いたらあとは小倉までは鹿児島本線を上るだけですが、2時間ほどの時間の余裕があるので、もう1ヶ所だけ寄り道することにします。残念ながら天気が晴れていない(一応うっすらと太陽が見えてる程度)ので、パッとした映像の期待はできないので、新規の撮影場所の確認をすることにしました。
 新八代から普通列車を熊本で乗り継いで3つめ辺りにある西里で下車。この駅は何度か降りたことがありますが、いつもは北側へ行っていたのですが、今回は南側へ行ってみることに。

 ちょうど築堤上を走ってくる下り列車をビデオでパンしながらほぼ180度近く追える場所があります。
 残念ながら線路脇の枯れ草などがあるので、こうやって静止の画像・写真で見る分にはあまり見栄えは良くはないのですが、動きを追うにはいい場所です。問題は天気でしたが。
 ここで1時間近く潰して鳥栖行の普通に乗ります。

 大牟田で快速に乗り換える時間を利用して遅い昼食を購入のため一旦改札を出ます。
 この駅も門松が立っていました。JRが負担してるのか、街の顔なので地元が負担しているのか分かりませんが、駅の正面に出していて夜間にいたずらとかされないものかと思います。

 快速電車の車内から見たスペワ。
 いよいよ閉演まで3日とあって、駐車場は奥のほうまで車が埋まっていました。さよならスペワ。1回しか行かなかったけど。

 小倉からは鉄道を使わず、夜行の阪九フェリーで神戸経由で帰ります。
 もう完全にこのルートが定着してる感すらあります。

 今回使用した切符類は前記事で掲載した「おれんじ18きっぷ」とこの「青春18きっぷ」それに高速バスと往路の名門大洋フェリーはチケットレスのため紙の乗車券類は無しでした。
 交通費はざっと、 青春18切符4回分=9,480円 + おれんじ18きっぷ=2,060円 + JR高速バス=1,390円 +フェリー往復(5,010+7,080)=12,090円 合計 25,020円 でした。高いか安いか微妙です。

 次は正月明けにどこかへ行くか?
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快晴の日向路でななつ星など

2017-12-30 |  出撃 at 九州地方
 山口・熊本と天気予報が見事に外れて惨憺たる撃沈に終わった現地1・2日目でしたが、実は昨日も宮崎県だけは天気予報通りの晴天でした。そして今回現地3日目に宮崎県を訪れます。
 今回の目的は何と言っても、9月の台風被害で不通となっていた日豊本線 佐伯-市棚間の復旧を受けて、先週から走り出したクルーズトレイン ななつ星をまだ撮っていない宮崎県内で撮ろうというものです。
 宮崎県内で撮影できるチャンスは3回あるのですが、最初の美々津付近では今の時期は夜明け前になるので、実質2ヶ所のみとなります。もし2ヶ所目が特急停車駅に近い場所であれば、特急〔きりしま〕を使って追っかければ、隼人からの回送列車を狙うこともできるので、夏場だと合計4ヶ所で撮影が可能です。
 今回は1ヶ所目は川南-高鍋の橋りょうで、2ヶ所目は田野-青井岳の鉄橋で撮ることにします。

 .念願のななつ星を川南-高鍋の橋りょうで狙う
 ななつ星が運転を開始した時から1度は撮ってみたかったのが、宮崎県内では最も有名な場所の1つである、川南-高鍋間の小丸川橋りょうですが、旧来からのお立ち台の所に老人ホームが立ってしまい、苦しい撮影環境になって撮影者も激減してしまいました。
 私はもう望遠で圧縮する撮り方は原則しないので、サイドから狙えるこの橋でのななつ星は1度撮っておきたかったのです。

 宮崎7:14発の延岡行に乗って高鍋で下車します。
 前回は車で来たので、列車で下車するのはかなりの年数が経ってます。

 高鍋駅。
 朝の雲も取れて、快晴の天気になりました。今日は期待できます。しかし放射冷却で寒い寒い。

 駅から北へ4分ほどで踏切を渡ります。
 踏切北側に見える建物が老人ホームで、これが建った事により、従来のお立ち台に立てなくなりました。また撮影者に対する私有地内立入禁止の掲示もあったのですが、今回見たところ、その掲示はなくなっていました。
 この場所では撮らないので、そのまま海に出て、海岸を北へ歩いて、10分程で小丸川の河口に出ます。

 8:26 上りの特急にちりん6号が上がっていきます。
 この時間はまだ影が長くて画面内に入り込みそうでした。また露出補正をしていなかったのでオーバー気味に写ってしまいました。その後日が高くなって、影も短くなり、明るさも十分出てきたので、補正なしでいけるようになりました。

 9:10 速度を落としてゆっくりと小丸川を渡るななつ星を捉えることができました。一眼レフは持ってきていないので、サブ機の4Kコンデジ動画からの切り出し画像です。
 快晴で最高のコンディション、3日目でようやく特撮も行なえモヤモヤも晴れましたが、急いで機材を片付けて駅へ戻ります。

 .田野-青井岳の鉄橋で2発目を撮る
 1発目を無事ピーカンで撮り終えて、2ヶ所目に向かうのですが、列車+歩き移動なので、次の撮影場所が駅から少し時間が掛かる場所なため、高鍋を9:30の普通かその後の特急に乗る必要があり、ゆっくりはできず、先を急ぎます。

 9:30 宮崎方面の下り宮崎空港行の電車に乗ります。
 この電車は713系で運用されているので、時間があったらまた撮っときたいですね。

 宮崎で西都城行きの気動車に乗り換えて、次の南宮崎でななつ星に追いつきます。
 十分駅撮りできるようなので、駅撮りしたい場合は南宮崎で乗り換えた方がいいでしょう。

 11:38 踏切障害で20分遅れて田野駅に到着。
 私の乗った列車の後続の特急が、日向住吉近くの踏切で遮断竿が折られて現地で30分程度停まったため、連絡の特急や行き違い列車を含め、軒並み20分程度遅れました。昨日は人身事故で止まってたようですし。

 田野駅を後にして撮影地へ急ぎます。地図上での計算は25分ですが、実際にはもう少し掛かるかも知れないので予断を許しません。以前は車で来たのですが、今回は歩きます。

 12:16 ななつ星の1本前を走る下り普通列車は約5分遅れで通過して行きました。
 ななつ星の通過時間までは10分ちょっと、はたして定刻で来るか?

 12:35 定刻より7分遅れでななつ星がやって来ました。
 この鉄橋は下り列車の正面が北西に向いているので、この時間帯は正面は黒潰れしてしまいますが、冬場の低い太陽を車体が反射してキラリと光る期待をして立ったのですが、どうでしたでしょう?
 これで2ヶ所目の撮影も絶好の撮影日和の中、撮れました。

 .ななつ星撮影後は国鉄気動車三昧の半日
 田野駅に戻ってきたのですが、次の列車は13:10の西都城行きですが、この列車に乗っても、西都城から先の列車が2時間近く開いてしまい、特急を使って追っかけても、隼人以西での撮影は不可なため、これでジ・エンド。
 さて、このあとどうしようか? 明日(12/28)は最終日なので、夕方までに小倉に帰らなければならず、今日中に南九州を出た方がよいので、考えた結果

 そう、吉都線の列車に乗ることにしました。
 都城→吉松→人吉→八代 と乗り継いで取りあえず今日中に熊本県まで入ります。最終の博多行電車に乗り継げます。

 吉都線に乗るのは直ぐには記録が出せないほど前に乗ったきりです。
 ひょっとしたら20年以上ぶりかも。
 キハ40の単行に高校生が半数程度乗って出発を待ちます。
 都城14:12発の吉松行は来春のダイヤ改正で1日3本削減される列車のうちの1本。こんなに乗ってるのに。

 都城を出て大きくカーブした列車は北に進路を取ります。
 車窓左手には霧島山が見えてきます。真ん中の尖ったのが韓国岳かな?

 途中の小林で半分程度が降りて、その後も駅ごとに2・3人ずつ降りていきました。
 えびの飯野で5人ぐらい降りて車内はもう10人ほどに。
 飯野と言えば、先月末に阪九フェリーに乗った時に、飯野中学と一緒だったのを思い出します。

 列車はさらに進んで、えびの市西部へ。
 大学時代に、合宿免許で半月ほど住んでいた(実際には川を挟んだ対岸の鹿児島県側でしたが)ので、この界隈を自転車で回っていたころからの景色や、可愛い店員さんがいた京町の寿屋へよく行った(その後10年程で閉店となったようです)ことなど、30年の時を経てかすかに甦ります。

 合宿免許時代の思い出に浸ること僅か10分ほどで終点の吉松に到着。
 肥薩線の人吉行まで2時間40分あるので、1駅隼人寄りの栗野へ行きます。

 栗野駅から吉松方に15分ほど歩いた所に川内川を渡る列車を俯瞰できるポイントを4年前に車窓から発見していて、是非訪れたいと思っていたので、ちょうどよい機会となりました。
 車内から見たときの記憶ほど、実際には高くはありませんでした。
 なお栗野には高校時代に山野線の乗車と、さきの合宿免許時代に吉松から自転車で栗野まできていて、約30年ぶりの訪問となります。

 栗野からまた吉松に戻り、上り列車まで1時間ほど待ちます。
 シーズン中の昼間なら駅弁を売ってるのですが、シーズンオフの夕方なので、何もありません。国道沿いのローソンまで徒歩10分、寒いし畳のある暖かい駅の待合室で待ちます。

 静かな佇まいの駅も18時前後になると3方向から列車が集まってきて、一気にエンジン音で賑やかになります。但し乗客の数はせいぜい合わせて20人ぐらいと寂しいです。

 右から都城行(2両)・隼人行(2両)・人吉行(1両)の3本の列車全てが国鉄キハ40系であたり前のように並ぶという国鉄車両率100%の吉松駅のホームに立つと、JR九州発足時の1990年頃を彷彿させます。
 昔は九州各地でこのような風景が見られたのです。
 山越えの単行気動車には乗客4名を乗せて人吉まで、もちろん全員が人吉まで乗ります。外は真っ暗なのと、暖かい国鉄気動車の心地良さでもう爆睡です。幸せな空間を4人でシェア。

 19:19 人吉に到着、この列車はこのまま 19:38発の八代行となります。
 私以外の3人は全て降りて、車内は私1人だけとなってしまいました。

 時間があるので駅前に出てきました。
 google map のデータでは20時まで営業と書いてある弁当店も既にシャッターが降りて真っ暗、どう見ても20時まで営業じゃない、この人の少なさでこんな時間に駅弁が売れるわけがないから、どうせ閉まってるだろと思ったとおりでした。
 列車内に戻ると男子中学生と女子高校生が1名ずつ乗っており、計3名で人吉を出発。

 男子中学生は程なく渡で下車し、残った女子高生と私の2人だけの空間に酔いしれるようと思った矢先、2駅先の一勝地で降りていきました。

 ♪ ひとり~ ひとり~ おれもひとり~
 八代までの約1時間を私1人で車両貸切で過ごす、ある意味贅沢な空間でした。

 20:55 八代に到着。
 このまま乗り換えたら、熊本・鳥栖・日付が変わって終電で博多まで行けるのですが、今夜は八代で滞泊することにしました。

 なお吉松駅に到着した時に知ったのですが、ななつ星が途中で車両故障を起こして動けなくなっているようで、日豊本線が西都城-国分間で大幅に遅れていました。都城から吉都線に乗っていて正解でした。隼人経由で肥薩線に入るべく、続けて下っていたら足止めされて八代まで辿りつけなかったことでしょう。ななつ星は鹿児島のDE10が救援に向かい、2時間遅れで動き出したようです。

 最終日(12/28)につづく
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不知火海の美しい景色が台無しに

2017-12-28 |  出撃 at 九州地方
 .肥薩おれんじ鉄道へ
 昨日25日は北西の強い季節風が吹き付けて流れる雲に撃沈した山陰本線での瑞風撮影などで山口県内に出撃したのですが、26日は今回の本来の目的である南九州へ足を伸ばす旅程に入ります。
 小倉を17時台に出て、ひたすら下って行くのですが、どうせ朝は夜明けが最も遅い時期なので、熊本で滞泊し、八代を朝7時台の肥薩おれんじ鉄道で南下しながら撮影します。
 今日は天気予報も1日中晴れの予報だし、低気圧の影響もそんなに受けないだろうと期待します。

 八代駅に着いた7時半過ぎにようやく夜が明けてきたのですが、おいおい曇ってるじゃないか!まーた天気予報が外れています。今日も景色のいい海沿いで撮るのに、これは困ります。
 右側の黄色い看板がおれんじ鉄道の駅舎です。

 朝の7時台ですが、待合室に数人がいるだけで、地元の人たちばかりの感じです。
 昨日ほどではないもののやや強めの風が吹いていて、今日も天気はダメかも知れません。

 今回の旅では私鉄はあまり使わないため、旅名人の満喫きっぷは使わずに、肥薩おれんじ鉄道区間のみこのおれんじ18きっぷで抜けます。

 下り7:58発の折り返し6121Dになる八代止まりの列車が入線してきました。
 この列車は2両編成なのですが、八代で1両切り離して単行で下ってゆきます。

 一見キハ120関西線色っぽい感じの車両は、甑島のキャンペーンのラッピングが施された車両です。
 この列車にのって鹿児島県との県境の駅である袋まで約75分の道のりです。

 八代を出た時は半分程度座席が埋まっていたのですが、日奈久で10人位と佐敷で数人降りたら、車内はガラガラになり、途中から乗ってきたバカップルも新水俣で降りると、車内は数える程の人数になりました。平日の午前中だからこんなものでしょうね。

 女性の運転士でしたが、ブレーキのフィニッシュがきつく、ワンハンドル式の恩恵に頼ったような荒っぽいめの運転ですが、これが自動空気ブレーキなら正確な停目に停まれていないかもといわんばかりというのは少々酷か。

 9:12 列車は定刻に袋に到着。
 乗り降りしたのはもちろん、私1人だけです。

 久しぶりに降りた袋駅。前回降りたのは確か2012年なので5年ぶり。
 国鉄時代にカプセル型駅舎として、西日本各地に建てられた駅舎が九州のローカル線でまだ残っています。

 .不知火海をバックにした撮影地の惨状
 袋駅で降りたのは、袋ー米ノ津間で不知火海をバックに走る、おれんじ鉄道と九州新幹線の撮影地があり、私が開設している鉄道撮影地メモに読者の方からひどい状態だと投稿があったので、現地確認方々訪れたものです。

 袋駅前から国道3号を鹿児島方面に向かって歩くこと約15分で肥後と薩摩の国境を越えます。
 歩いて鹿児島県入りです。この県境を越えてすぐの交差点を山側に入っていきます。

 歩いて数分ぐらいで、新幹線の線路が見えてきますが、この場所はあまり撮影には向いていないかも知れません。
 望遠でどアップなら何とか見れるかも。さらに山道を上がって行きます。

 サミットを超えて視界が広がると、見えてきました。
 あああぁぁぁ。
 コンクリートの橋脚が、立ってる立ってる。

 少し下ってきて、新幹線の定番ポイントに立ちます。
 立ち並ぶ橋脚だけでも酷いもんですが、その上に道路橋が横たわるのですから、完成後にはかなり見通しが塞がれてしまいます。

 10:11 少し待って、九州新幹線の上り列車を撮ります。
 一応撮れるには撮れますが、うーん何ともやりきれない感じです。
 もうおれんじ鉄道の築堤は完全に高架道路の橋脚に阻まれて、ブツ切り状態です。

 おれんじ鉄道の写真はもう撮れないので、山から下りてきました。
 国道にあるバス停へ下りてくる途中に工事現場を見ることが出来ますが、何でこの場所に作ったのかねぇ。他にもっといい場所は無かったものかと怒りを通り越して悲しみすら覚えます。

 国道に下りてきた所にちょうどバス停があるので、ここから出水駅まではバスで移動します。
 おれんじ鉄道の列車の時間がちょうど開いているのですが、上手い具合にその間隙にバスの便があります。なお土休日はバスの本数が大幅に減るので注意。

 .東シナ海をバックにした撮影ポイントへ
 おれんじ鉄道のもう1つの定番撮影ポイントとして、薩摩大川-西方間のカーブがありますが、ここも撮り難くなったと聞いたので確認に行きます。

 出水で再びおれんじ鉄道の列車に乗って、西方で下車します。
 こちらも5年ぶりの訪問です。さてどうなってるかな?

 駅を降りて北へ歩き始めたら、いきなり踏切が鳴り出して、えぇ、こんな時間に列車なんか無いはずだがと思いつつ、慌ててカメラを構えて撮影。
 試運転列車のようです。それにしても暗い。

 まずはこの定番ポイントに来ました。
 この写真は並行する道路から撮ったのですが、以前来た時は東側の段上に登って撮ったのですが、南側の上がっていく所は私有地として塞がれており、正面アタックで登るしかなさそうです。
 さらにサイドから狙う場所は線路と道路の間にある木(上の写真の右側の草木)が成長して足回りがほぼ邪魔になっていて、サイドからはほぼ絶望でした。

 定番ポイントの北側からのアングル。
 ここは以前と特に変化はなさそうです。以前は最大11両編成の特急つばめが通っていたのですが、今は旅客列車は2両しかないので、後ろが切れる心配もありません。

 おまけですが、こういうアングルもあります。
 ただ、下の岩場に流れ着いたゴミなどが結構写ってしまうようで、今ひとつの感じでしょうか? 架線柱や継電器も入ってしまうし。

 .鹿児島経由で宮崎へ抜ける
 2箇所で撮影した後、今夜の滞泊地である宮崎へ向かうのですが、まだ少し時間があるので、もう1箇所撮影してみることにします。

 川内の1つ手前の上川内で下車します。
 ここで降りたのは475系717系が現役で走っていた頃なので、15年ぶりくらいでしょうか?

 上川内-川内間の鉄橋はトラス型鉄橋なので、上川内の北側にある鉄橋に行ってみましたが、河川敷の草木が伸びていて、3両ぐらいが限度でしょうか?
 1本だけ撮って駅へ戻りました。

 川内から再びJR九州の電車に乗り換えて鹿児島中央に到着。
 鹿児島に来るのは2013年夏に肥薩線回りで来て以来の4年ぶり、何か変わってるかな?

 表玄関に下りてきました。
 特段変わった感じもなく、冬場の時期だけなのか知りませんが、どこでもやってそうなイルミネーションでライトアップされていました。

 駅前に出たらやっぱりこの場所に佇みたくなるのは鉄っちゃんの性でしょうか。
 鹿児島市電を見て少しの時間を過ごします。以前は2100型の復刻塗装しかいなかったのですが、今回は旧型車の復刻塗装も見られました。

 鹿児島中央18:46発の延岡行きに乗車し、3時間程乗って宮崎に到着しました。
 ホント2日連続で天気予報が外れてクソみたいな天候でした。明日そこは天気予報通りに晴天であることを願い。

 
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サンタマで瑞風を撮るも・・・

2017-12-27 |  出撃 at 中国地方
 昨晩のクリスマスイヴの夜行便で新門司港に着いて九州に上陸したのですが、今日25日はトワイライト瑞風の山陰上りコースが運転されるので、せっかく上陸した九州ですが、すぐに関門トンネルを抜けて本州側へ戻ることにします。

 昨夜の雨も早々に上がり、天気予報も午前2時ごろから晴れマークが出ているので、山陰の海をバックに客車時代のトワイライト以来となる2年ぶりに山陰本線山口県内で撮影とします。

 連絡バスを門司駅前で降りて、青春18きっぷを買って下関行きの普通電車に乗りこみます。
 九州へ入ったのに山陽本線の電車(車両はもちろんJR九州ですが)に乗るのも何か変な感じです。

 下関からは同じく山陽本線の岩国行きに乗り継いで厚狭で下車し、ここから美祢線に乗り換えます。
 厚狭7:34発の長門市行きはそのまま山陰本線上りの東萩行きになるので、そのまま乗っていられます。

 美祢線のキハ120の車内にぶら下げてあった利用証明書。
 これは裏面が沿線施設の割引き券のようになっていて、提携施設が1枚につき1名有効となっていますが、今日は使う場面はなさそうです。

 美祢駅で時間調整のために数分間停車。
 このキハ120の最大の欠陥はドアがバスのような折戸になっていて、停車中は乗客の乗り降りがなくても開けっ放しになるので、駅に着くたびに寒風が吹きこんできます。冬場は最悪の車両の1つです、
 長時間停車の際は、半自動扱いにして、ドアを手動で開け閉めするのですが、これが結構重くて女性や老人にとっては辛い代物です。
 列車は長門市から山陰本線に入り、東萩方面へ向かいます。さてどこで降りようかな?

 9:39 玉江に到着、ここで降ります。
 そう、有名撮影地の玉江-三見間、通称:サンタマです。
 冬場で人も少なく、距離的にも30分程度歩けばよいので、今回初めてこの場所で歩き鉄することにしますが、全然天気が良くありません。いつの間にか天気予報も10時まで雲りに訂正されています。

 10:58 いきなり踏切が鳴ったので、慌ててカメラを構えます。先程乗ってきた列車が東萩からの折り返し回送です。11:40頃に臨時快速のスジはあるのですが、この列車は定期の回送のようです。前回来た時は臨時快速が入っていたので気にしてませんでした。
 早く晴れろ~ 私以外に誰もいないので、気兼ねなく叫べますw

 11:22 そうしたら遂に日差しが差し込んでしました。
 しかし日本の東海上で発達する低気圧に向かって日本海側から凄い強風と、それに乗って次々と雲が流されてきます。
 列車の通過時刻が近づいてきて、撮影者が2名上がって来て、計3名でスタンバイ。

 11:30 残念ながら曇天の中を行く瑞風となってしまいました。あーあ。
 この瑞風が通過した1分後にまた日差しが出てくるという、何とも意地の悪い天気です。

 さてこのサンタマの撮影地ですが、何を作るのか知らないけれど、西側の俯瞰場所の山肌が削られて造成工事が進められています。
 また狭い道路も一部この場所だけ拡幅されて舗装もし直し、真新しい柵まで整備されています。
 山を完全に切通のように削られて道路を作ってるようですが、よく見ると、俯瞰場所へ上がれるようにコンクリートの階段が作られているように見えます。
 只見線の何やら第1鉄橋みたいに、もしかしたら、撮影名所を売りに出して鉄っちゃんを呼び寄せようというのでしょうか?
 それであればいいですが、眺望レストランとかが立って、食事しないと敷地に入れないみたいな事にならなければよいのですが・・・

 撮影後は東萩を13時台に出る普通列車で元来たルートを戻ります。
 ようやく晴れ間の時間が長くなってきましたが、まだまだ雲の流れが速く、少し晴れては曇りという状況です。

 厚狭から山陽本線下りの下関行きに乗ったのですが、途中の新下関で下車して、駅の東側にあるカーブで撮影としたのですが、ことごとく雲落ちして、4打数ノーヒットと散々な結果でした。
 本当に天気予報に振り回されたクリスマスの日が終わります。
 明日12/26は、おれんじ鉄道方面へ行きます。
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鉄道より快適な船で再度九州へ

2017-12-25 |  出撃 at 九州地方
 .鉄道ファンの鉄道離れ?
 今月初旬にスペワやサロンカーあさかぜ撮影のために山口・北九州へ行ったばかりですが、年末の休みとして再度九州へ行くことにしました。
 これまでなら12月初旬に赤い青春18きっぷを2~3枚買ってきて、18期間に入ると毎週のように出掛けていたのですが、赤券がなくなった事や撮るものが減ってきたので出撃回数も大きく減らしています。
 今回は南九州方面まで足を伸ばそうかと思い、年休を2日取って5泊6日の旅としました。1日目は当直明けなので昼から出て大阪14時の新快速で下って行くのですが、ダイヤ改悪で長距離鈍行の下関行きに接続出来なくなってからは、必ず新幹線で2駅ほど追いかけないとなりません。そうやって下関行きに乗っても小倉に着くのが日付が変わった0時4分になり、泊まるのは結局小倉駅北口の小汚いネットカフェになるというパターンになるので辟易、それなら値段もトータルで大して変わらないフェリーで行った方が体も楽だし、暖かい食事もとれるので、先を急がないのならフェリーで行くようになりました。
 これまでは主にコスパの関係で、青春18きっぷの無い期間の利用にしてたのですが、もう青春18きっぷ期間中であっても楽なフェリーでいいわとなり、今回は往復共にフェリーを利用することにしました。これにより時間を有効に活用できるようになりましたが、鉄道ファンの鉄道離れの一端を象徴する動きとなるでしょうか。

 .今回は名門大洋フェリーで
 さて今回はいつも利用している阪九フェリーではなく、大阪南港から出る名門大洋フェリーを利用することにしました。これは新門司港着が1便だと5時30分と最も早いので、行動プランによってはこの1便は利用しがいがあります。
 ということで、何年かぶりに大阪南港からフェリーに乗ります。この名門大洋フェリーに乗るのは2回目です。

 大阪南港フェリーターミナルの最寄り駅である、その名も「フェリーターミナル」駅で下車します。

 駅を降りて長い歩道橋を渡るとターミナルが見えてきます。
 前乗った時も今回と同様に今にも雨が降りだしそうな天気でした。

 インターネット決済のため1階のチケット売り場へ下りなくてもよく、歩道橋からそのまま乗船口を通れるのですが、乗船口を通ったら結局一旦地平へ下りて、そこから5階の乗降口まで長いスロープを上がって行かなければならず、この辺りは改善してほしいところです。雨だと濡れるし。

 ようやく息を切らせながら5階まで上がって来ました。
 まぁこの高さまで重油の燃えるニオイを嗅ぎながら上がってくることで、ある種の普段とは違う船旅感を味わえる一面でもありますが。

 大阪南港を17時定時に出港します。
 進行方向が決まったタイプの船なのか、バックで出た後に90度ターンで船首を西へ向けて走り出します。

 クリスマス・イブに悲しみがいっぱい捨てられている大阪南港を後にします。
~間奏~
 空もついにパラパラと泣きだし、泣いたらあかん~泣いたら~

 船内はクリスマスということでツリーなどが飾ってありました。
 日曜の夜とあって土日を関西で楽しんで九州へ帰る家族連れが多く、小さな子供の姿もたくさん見掛けました。船内では九州弁が飛び交っていて、乗ったらもう故郷みたいなもんです。
 それ以上に目立ったのが、「EKIDEN」とロゴの入ったジャージーを着た、見るからに高校生の軍団、それも男女・複数校、何かあったんかいと思ったら、京都で全国高校駅伝大会があったんですね。
 ボランティアと思われる企業の陸上部らしきオッサン達もおりました。どこが勝ったのか興味ないけど。

 大阪南港から西へ向かうルートの場合は、神戸のかなり沖合いを通るので、ちょうど話題になっている世界一大きい?クリスマスツリーを見ようかと思ったのですが、雨にも煙って神戸の港すらほとんど見えませんでした。
 18:10 明石海峡大橋を通過、この辺まで来ると神戸港発のルートとほぼ同じ場所を走ります。狭くて危ない海域ですからね。

 船旅の楽しみが船内レストランでの食事なのですが、なんと満席により案内停止で待たされることに、大釜のご飯がなくなって炊き直しをしてるとのこと。
 バイキングで取り放題、おかわりし放題なので高校生らが食うわ食うわ。一応90分の時間制限はありますが、運動部の連中なので女子でもおかまいましに食いまくります。
 結局レストランに入れたのは30分後の18:40になりました。色々プレートに取って、おかわりにカレーを食べて餡蜜餅にコーヒーブレイクしてるとあっという間に90分の制限時間になります。
 1便がいいのは運賃がネット決済だと3割引になるのと、夕食バイキングを利用すると朝食が無料になる券をくれることで、こうやってお客さんの心を鷲掴みにしているワケですね。さすが大阪の会社でんな。

 12/23からの3日間はクリスマス・イベントとして、20:30にエントランスホールでお子さんにお菓子が配られました。大きなお友達にはありません。
         

 今回乗った客室は2等ツーリストタイプで、カプセルホテルよろしく細長い箱が2段になったのが1室に5列20名となっていて、カプセルホテルというよりは、かつてのB寝台車のソロのような配置になっています。

 列によって上段同士・下段同士が向かい合わせになり、2人組の旅行者だと並んで取れるのがミソです。
 私は荷物が大きいので下段にしましたが、向いのベッドには誰も来なかったので、楽々空間を占拠できました。救命胴衣の収納箱の上が大型トートバッグも楽に置けるスペース(荷物を置いて写せば分かりやすかったですね)がありますが、むき出しで置くので金目の物を置くのは心配です。

 寝台は通路側が頭になっていて、頭の上に蛍光灯とこの蛍光灯のスイッチの横にコンセントがあるので、充電も楽に行えます。カプセルホテルだとテレビはあるのですが、コンセントが無いので困ったものでしたが、最近は泊まってないので分かりません。

 1便は早朝に着くため消灯時間も21:30と早く、ベッド室も22時には灯りが消されます。
 バイキングで腹一杯食ってお腹ポンポンなので22時過ぎには爆睡となりました。
         

 翌朝4時半から朝食バイキングが始まりますが、混んでると踏んで20分ほどずらして5時前に行くと、半分位しか人はいませんでした。ゆったり滞在プランで朝食を遅くずらしてる人が結構いるのかも。パンは女の子サイズなので、しっかりお代わりして、日中の歩き撮影に備えます。

 5:30 定刻に新門司港に到着したのですが、強風のため慎重に接岸したので下船開始が少し遅れました。

 下船後はターミナル前で待機している送迎バスに乗り込みます。
 大勢の高校生がいるのでバスに乗れるのか懸念してましたが、どうやら別の貸切バスで行くのか、一般客を半分程度乗せただけで発車しました。
 写真には隠れていますが、送迎バスの右側後ろに熊本行きの高速バスも待機していました。
 送迎バスはこれも最近のパターンである門司駅で降りてJRの駅へ向かいました。
 時間さえ合えば快適なフェリーを利用する機会が増えるとなると、鉄道ファンの私ですら、今後は鉄道離れが進んでしまいそうです。
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キリンメッツ“みかん” でアレを実現

2017-12-23 | 飲みもの
 先日発売になったキリンメッツの限定フレーバー、こんどは「みかん」味。
 かつてのペプシ程の壊れっぷりではないものの、“オレンジ”ではなく“みかん”なところがひねってていいですね。
 それでいて「強炭酸」なのですから、何か違う?と疑問を呈したくなります。
 さて、9月に買ったメロン味のストックの最後の1本がたまたま残っていたので、お約束のあの配色コンビが実現できることとなりました。
 そうです、だいだい色みどり色の配色。鉄道ファンなら、誰もがやってみたくなるこのコンビ。緑2号と黄かん色ほど濃いくないので、国鉄湘南色というよりはE231系の帯のような少し薄めの感じでしょうか。
 肝心のジュースの色ですが、毒々しい原色系の色ではなく、お茶のような色をしています。これはメロン味も同じような系統の色で、ラベルを外すとどっちがどっちか分からなくなる程です。
 既にメロン味の販売は終わっていますが、在庫をネット通販で売ってるようなので、実現したい人はお早めに。賞味期限は3月下旬だったので、まだまだいけます。
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3年ぶりに神戸ルミナリエ

2017-12-16 |  出撃 at 近畿地方
 今冬はまだ青春18きっぷも買っておらず、どこへも遠征する予定がないのもあって、今のところ休みの日はヒマで家でゴロゴロなんですが、そういやしばらくルミナリエに行ってないなぁということで、3年ぶりに行くことにしました。
 前記事で書いていますが、朝は大阪で近鉄を撮って、昼間は京都河原町・祇園でぶら歩きして、夕方から神戸へと3都物語な1日です。
 会場周辺は車より人の方が先に規制が掛かるので、元町側から流して行くのが定石です。

 今日は平日で空いているので、元町駅・大丸辺りのバリケードは使っておらず、スイスイと大丸の東側の道を南進します。

 点灯の瞬間をロングで見ることができる、プラダ前まで来ました。
 道路の両脇にすでに行列ができており、ここで17時の交通規制まで30分ほど待ちます。

 17時に交通規制が始まり、歩道に並んでいた人々は車道へなだれ込んで一気に車道は人で埋め尽くされます。ここからが点灯までの長い1時間、立ったまま待つので、高齢者には少々厳しい環境です。
 既に交通信号は消灯されていますが、両脇のビルの灯りは消されません。

 17:45 点灯開始を予定の18時より15分繰り上げて点灯。
 点灯開始時刻を繰り上げるのはほぼ恒例のようです。
 両脇のビルの灯りは消えませんが、実際にに点灯したら、思ったほど邪魔にはならない感じです。でも道路標識が消えてないのでよーく見ると興ざめするかも知れません。

 点灯開始後、誘導員に促されて人々が歩き出すので、なかなかじっくり止まっての撮影は難しいですが、頑張って撮りたいところです。
 カラーLEDの多色化でイルミの雰囲気もだいぶ変わりました。
 中国人観光客が大幅に減って、迷惑な自撮り棒がほとんど見掛けなくなってスッキリしています。

 ストリートの終点にある東遊園地に着きます。
 大回廊ですが、心持ち小さくなった感があります。

 大回廊が小さくなったのは、別立てで神戸港開港150年記念のモニュメントが立てられているためなのでしょうか?大回廊の南東側にも別立てで屏風がありました。
 神戸っ子なら、これは撮っておきたい一面です。

 こちらは兵庫県政150年記念のボード。
 来年の平成30年に兵庫県の県政150周年ということですが、廃藩置県は1871ということで、なぜか年数が合わないのですが、どういう理由かは分かりません。

 そしてお決まりの神戸市役所24階からの俯瞰撮影。
 エレベエーターの待ち時間も5分程であっさり上がれたのも平日ならではです。

 アップで大回廊を撮ります。
 上の写真では露出オーバー気味なので、-1.0EVにして望遠を掛けれは、あーら不思議、人影が消えました。

 南西方向を望みます。
 バックはメリケン埠頭のモザイク界隈が見え、左下にストリートの明かりが見えますが、ビルに囲まれているので、少ししか見えません。
 また話題になっている世界一のクリスマスツリーはここからは望めません。

 展望ロビーの北側へ行き、六甲の山々をバックに三宮付近を見ます。
 山腹にある神戸の市章や碇マークに加えて、KOBE150の文字も右側に浮かび上がっています。
 空いていれば点灯開始から大体25分程度で一連の光景を撮り終えることができます。


 最後はルミナリエ・グッズを買いますが、前回は一般的なグッズを買いましたが、今回はJR西日本が出展しているブースがあると情報があったので、迷わずJR西日本のテントへ。
 片っ端から買ってると荷物になるので、あまり買わずに2,000円程度で収めました。
 クリア?ファイルに駅名キーホルダー(もちろん六甲道駅をチョイス)と3点ピンバッジセットの3品です。右上のカードは募金場所で募金をするともらえるカードです。

 点灯開始からだいたい40分ほどで撮影・土産購入ができます。出店の食べ物を楽しむなら土産を買う前がいいでしょう。その時間を入れても1時間ぐらいあれば十分回れると思います。
 多色LED化でカラフルになった神戸ルミナリエの話題でした。
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京風ローソン見納め

2017-12-15 |  出撃 at 近畿地方
 20年前の1997年に京都・八坂神社前にオープンして20年来親しまれ、2008年には賞も取ったという由緒あるお店であったが、外国人観光客の増加に伴う地価上昇のあおりを受けて、家主との賃貸借交渉がまとまらず、1月上旬をもって閉店を余儀なくされるとのこと。
 「なくなる」と聞くと、撮りに行きたくなるのが悲しい性で、12月はちょうど人の少なそうな平日に休みがあるので、今夜は神戸のルミナリエに行くのですが、それまでの間に時間があるので、そうだ京都へ行こう!と、足を運ぶことにしました。

 その前に

 朝連で近鉄特急運転開始70周年記念のレタリングが施された21020系を撮るべく、早起きして大和川の鉄橋で激写。
 7時半を過ぎても手前の方はまだ日が当たっていないので、やや望遠気味にして撮ります。通勤の行き帰りにたまに見かけて、撮っておかないとと思っていたのですが、ようやく撮れました。

 時間があるので、場所を変えて、上六行きの鮮魚列車を追い撮り。
 この時間までくると完全に日が当たっていい感じです。
 なかなか鮮魚列車を撮ることもないので、ちょうどいい機会でした。

 近鉄難波駅で“阪急阪神1DAYパス”を購入し、尼崎経由で梅田へ出て、梅田から河原町行きの特急に乗ります。

 京都に着くと道が濡れており、鴨川の橋から北側を見ると、北山方面は雪が降ってるようでした。
 その後時折みぞれがパラパラ降る寒い中、八坂神社の方へ向かいます。

 ありました、これが噂の京風ローソン。ちょうど八坂神社の真ん前の角にあります。
 交通量が多く、観光客の流れもあるので、なかなかきれいには撮れませんが。

 こちらがニュースなどで報じられていたのと同じアングルから。
 この角度だと、観光客が信号が青になって渡りだして、居なくなった瞬間にシャッターチャンスがやってきます。なお店内を撮ることは出来ませんので、ここまでです。

 祇園から河原町に戻ってきて、新京極~寺町の商店街をぶらぶらします。
 少し歩くと外人さんが列を作っていたので見てみると「豆柴カフェ」でした。海外での柴犬人気が派生して、まさかの豆柴を出し物にしたカフェが人気を博してしますが、倉敷に続いて2店舗目のようです。
 1周してきて列が少なくなったところで写真だけ撮って終わり。13時の梅田行き特急で大阪へ戻ります。

 少し時間があるので、神戸線を下りながら、今津線の3000系を撮りに小林へ寄り道します。

 今津線に唯一1本だけ残る6両編成の3000系で、あとは伊丹線に4両編成が4本残るだけとなっているので、早目に撮っておいた方がよいでしょう。

 冬の日は短く、14時半を回ると家の影が線路に落ち始めてきたので、3000系と5000系1本ずつ撮って終了。このあと神戸に向かいます。
 ルミナリエの記事はこのあとで。
 
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サロンカーあさかぜ 撮影2日目ほか

2017-12-07 |  出撃 at 中国地方
 下関運転所でほぼ1日寝た14系サロンカーは、翌12/3日の昼頃に下関を出発して大阪へ向かうので、その上り列車も撮ることにします。新幹線+駅からタクシーを使って追いかければ2発ぐらい撮れなくもないですが、順光で撮れるわけでもないので、そこまで無理はせず1発狙いで終えることとしました。

 .順光で撮れそうな所で1発勝負
 下関を11:57に出発して東に向かうため、どうしても正面は影になってしまいます。
 その条件下で、少しでも順光になりそうな所といえば、もうあそこしかありません。
 勿論日の長い夏場なら広島県内で2ヶ所ぐらいありそうですが。

 ということで、やってきたのが、埴生-小月間の直線区間。
 既に1ヶ所目の踏切には限界一杯の撮影者で余地がなく、奥の踏切に行きましたが、ここは元々キャパが2名しかなく、3人目の私は草が生い茂る築堤に阻まれるため、一旦線路脇を通って斜面に三脚をセット。
 今回は特撮もできる条件下だったので、三脚には4Kコンデジをセットして回しっぱにして、特撮機材を置いている少し離れたベースで待機。

 12:18 踏切が鳴って普通電車よりは心持ち遅い速度でやってきたPF牽引のなにわ。(16:9画像から3:2サイズにトリミングしています)
 白い〔あさかぜ〕マークを見たのは何年ぶりでしょうか? 昔東京から下関まで乗り納めをして以来の12年ぶりかも知れません。

 あっさり撮影が終わってしまい、ほとんどの撮影者はクモの子を散らすように帰っていきました。そこで最初に満員だった1つ目の踏切み戻ってきました。ここであさかぜを撮っていた人は全員退散して居なくなっており、別の場所で撮影してたという人と私の2人だけで40分ほど待機。前の踏切で撮影してた人から、今日は8090レが1時間遅れ時変で動くと聞いていたからです。

 13:07 定刻よりほぼ1時間遅れで8090レがやってきました。
 昨日に続いて日鐵チキですが、今日は21両のフル編成!さすがに長いですね。
 撮影後はもう1人の撮影者の方が、親切に小月駅まで車で送ってくれました。

 .またまた暇つぶしデンチャ
 日鐵チキのフル編成まで撮れて、3ヶ月ぶりに一眼レフを持ってきた甲斐が実はそれほどなくて、掲載しているのもコンデジ動画からの切り出し画像ばかりですし、本番の上り〔あさかぜ〕は一眼レフはお休みしてましたので、ガチで撮り鉄したほどでもありません。本当にガチで撮り鉄するのなら大型三脚と脚立持参が鉄則ですもんね。でもそういう一眼レフでがっつりなスタイルでの撮り方はせずに特撮機材で録る方が今の理想ですので。
 さて昨日に続いて今日も下関に戻ってきたのが昼過ぎ、昨日よりさらに1時間遅く戻ってきたので、日はもう傾きはじめています。しかも今晩のフェリーに乗るためには遠くまでは行けません。
 そこで結局昨日同様にデンチャを撮って時間潰しをすることにしました。

 やってきたのは東水巻-中間間の踏切近く。
 西日を浴びて下ってゆくデンチャを1本撮って終了。日が短いので時間的にこれ1本が限界でした。小倉へ戻ります。

 .帰路も快適なフェリーで
 10月の西鉄撮影の時は1日年休だったので、その日のうちに帰宅したのですが、今回は1日+4時間年休を取っているので、神戸に朝帰りすることにしました。

 今日は団体もなく、2等船室は右舷を全て施錠され、自由席で開放されていたのは左舷の4室だけでした。日曜の晩だから、関西方面へ帰る人がもう少しいるのかと思ったのですが、ガラガラでした。
 船は定刻より2分早く出港。往路もそうでしたが、どうやら別に珍しいことでもないのかも知れません。

 今夜はセーラームーンの日ということで、月が凄く大きくてとても明るかったです。
 月に代わってお仕置きよ! ・・・なわけないですね。三日月じゃないですから。



 明日は仕事なのと、往路で寒かったことから、帰りは2,060円プラスしてシングル個室を取りました。1区画に10室ありますが、女性を含めて6名ほどしか利用がなかったようです。

 今日は団体も乗っておらず、食堂も空いていたので、出港後はすぐに食堂へ。
 来た時よりも1品増えて、バランスもちゃんと考えてます。

 往路は修学旅行生で溢れかえっていたので入浴は敬遠したのですが、帰路は撮影の疲れも癒して入浴することに。
 最近は外国人も入るのか、こんな注意書きまで掲げられるようになったんですね。
 入浴後はベットで横になっていたら、すぐに爆睡してしまいました。

 朝、船内放送で起きたら既に明石海峡大橋を通過していました。
 しまった! という感も特になく、まぁいいやなまったり感。

 神戸の街を見ながらの朝食タイム。
 船を下りて阪神御影に着く頃には朝のラッシュはほぼ終わっているだろうからと今日だけは余裕の帰路になりました。

 これにて4泊5日のスペースワールド+サロンカーあさかぜ+でんちゃ撮影の北九州&山口出撃が終わりました。年内にもう1回九州へふらっと行ければなぁというところです。
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サロンカーあさかぜ 撮影1日目

2017-12-05 |  出撃 at 中国地方
 さて11月末から4泊5日に渡って訪れていた北九州・山口の2大目的の1つである、サロンカーあさかぜの撮影についてが今回の一連の記事のトリを飾ります。

 サロンカーあさかぜは12/1に大阪を出発し夜行で走り、12/2朝9:05に下関に到着。返しは12/3の昼11:57に下関を出発して大阪に21:46に到着するという、実質〔ひるかぜ〕というべきダイヤです。
 特急のスピードと、光線環境の悪さから、新幹線を使った追っかけ撮影は意味がなく、実質は山口県内での1発狙いとなります。
 しかも日の出が遅いこの時期ですから、撮れる場所は限られており、そんな中での撮影場所の厳選となりました。この時期の太陽角とにらめっこすると必然的に新山口~埴生のどこかになります。その上で動画用特撮機材も動かせそうな田んぼが広がる場所となるとさらに条件は厳しく、3ヶ所程度しかありません。
 前置きはこのくらいにして本文に入ります。

  メインのあさかぜ撮影
 下りの撮影場所で光線が良いのは、嘉川・本由良と厚東の3ヶ所だけです。前2ヶ所では駅に近いこともあって、電車移動の撮影者が多いと判断し、それらをなるべく排除すべく、駅から遠い厚東-宇部を選びました。勿論車で来る人には全く関係ありませんが。

 前夜は宇部市内に滞泊。宇部新川を6:51の2番電車に乗ります。
 宇部市内で前夜に見かけた裸大型三脚のいかにもな1名は乗ってなかったので、多分1番電車で移動したと思われます。
 宇部駅から撮影場所までは徒歩で30分程度、バスが1時間に1本走っているのですが、次のバスが来るまで30分以上あるので、このまま歩いて行きます。
 県道215号を歩いていると、左手に大きな犬小屋?が。近付いていくと私の気配を感じたのか、小屋の中から主が出てきました。

 あらまー、こんな所に大きな犬が。どうりで犬小屋も大きかったわけです。(ここで笑わないともう笑う所ありませんよ~)
 それにしても、こんな柵でよく飛び越えないでいるものです。
 道草食ってるうちに、いや草を食べるのはこの白いやつで、バスに抜かれてこれはやばい。

 撮影場所の大馬場踏切に到着、既に20人近くの人が待機して盛況。機材の関係で踏切から100mほど離れた三叉路の角に来ましたが、特撮機材を以っての撮影条件が厳しいため、一眼レフでの撮影に切替ることにしました。今回は重たい中、万一の事態に備えて一眼レフも持ってきていたのです。
 その間にも続々と人が集まり、最終的には撮影者は40人程になりました。
 そろそろあさかぜの通過時刻が近付いてきました。

 8:22 踏切が鳴って、PF牽引のサロンカーあさかぜがやってきました。
 こちらは踏切から40m程の位置に置きっぱにしていた4K動画のものです。

 そしてこちらが、線路から20m位の位置から撮った一眼レフの写真。
 線路に近付き過ぎると、線路西側の建物が入ってしまい、超望遠での圧縮撮影にするのも嫌なので、編成を綺麗に撮るならこれ位離れた方がいいでしょう。

 通り過ぎるともちろんケツ射ち。
 高速道路の高架橋下にも20人程が待機していました。

 8:52 撮影後は1kmほど北へ歩いて河原踏切まで来ました。
 最初は川の堤防道路から7059レを撮影、中望遠での小俯瞰撮影。

 9:06 続いて日鐵チキの8091レの通過を撮ります。
 運用表上ではEF210が引くのですが、やって来たのはEF66-120でした。いずれにしても日鐵チキを撮るのは初めてでした。また最初の大馬場踏切に戻ります。

 9:26 大馬場踏切に戻ってきて最初に来たのが、PF牽引のキハ120の回送列車。
 その前にキハ120単行の自力回送列車もあったのですが、徒歩移動中に通過していました。

 9:32 そしてこの場所での最後の撮影となる57レ
 福通コンテナがずらりと並んだこの列車も始めて撮りました。
 これで今日の撮影予定は終了、バスは50分先までないので、宇部駅へまた歩いて戻ります。

  午後の時間潰しでデンチャ撮影
 宇部駅に戻ってきて、今日は何もする予定がないので、取りあえず下関方向へ戻ることにします。
 すでにお昼を回っていて、日が短い冬の昼下がり、どうしようかという所です。

 下関を出て関門トンネルに向かう電車は右側の席に座ります。
 もちろん下関運転所に止まっているなにわを確認するためですが、かなり奥の方に止まっていました。
 写真を大きい画面で見るとなんとか分かるレベルです。翌朝見たんですが、同じ場所に停まっていました。
 小倉で遅い昼食にした後、そうだ、デンチャを撮ろう!ということに。
 819系デンチャは3月に撮りにきたんですが、天気が悪かったので、せっかくの快晴の天気なので、この機会に筑豊本線へ行くことにします。

 15:32 鞍手駅を出発した819系を撮影。
 午後の下りだと順光で撮れるイメージがあったのですが、線路がやや南南東に向いているため、15時台に正面が影になってしまいます。4K動画+特撮を敢行。

 一旦鞍手駅に戻ったのですが、まだ時間があるので駅の北側へも行くことに。
 昔、カーブの区間で50系客車を撮ったのですが、太陽光発電所が出来ているのでどう環境が変わったのか確認に。

 16:10 続けてやってきた819系。直前に雲配給で薄日の中を行く感じです。
 背景にある金網のフェンスが太陽光発電所で、金網という物理的な物よりも、線路間に伸び放題の草の影響も大きそうです。

 これにて1日目の撮影は終了。まだ時間があるので、大都市近郊区間大回り乗車で鞍手→桂川→原田→小倉と時間稼ぎで普通列車ばかりを乗り継いで21時ごろ小倉に到着。今夜は小倉で滞泊し、明日に備えます。

 撮影2日目につづく
 
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近鉄 名阪まる得きっぷが廃止に

2017-12-05 | 交通その他
 記事が前後しますが、サロンカーあさかぜとスペースワールドへの出撃を終えて4日朝に神戸港に上陸、今日は午後から仕事なので、難波からは特急に乗って帰宅します。

 特急の座席に座ってみると、いつもと何やら違う感じが・・・
 そう、全ての座席のポケットにチラシが入っています。
 それも目立つ黄色いチラシが。11/30に難波行きの特急に乗った際には入ってなかったので、その間に決定したようです。

 何かと思って取り上げてみたら

 名阪まる得きっぷは、12月30日をもって発売を終了します。と書いています。
 それと同時に便利なICカードとインターネット予約への文字が。
 つまりこの切符の利用者の大半が、金券ショップでバラ売りされた物を買ってきて、出札口で座席指定を受けて乗るという利用方法なので、減収になる上に、出札口で手間を取る、つまり人件費が余分に掛かるという訳です。
 この切符だと、難波-名古屋間4,270円が10枚綴り編で1枚当り3,360円となり、910円お得なのですが、あくまでも同じ人や同じ会社の社員で分けて使うのを当初の目的にして設定されたものでしたが、今やこのような使い方をする個人はほぼ皆無に近い(企業の出張用で買ってる会社はあるでしょう)ため、減収対策として廃止になるようです。
 誘導しているのがIC乗車券(無割引)とネット予約(10%ポイント還元)ですが、この組み合わせで難波-名古屋間を片道利用した場合は会員登録+チケットレス予約に限り、190円分のポイントが付くだけに変わります。
 私の場合は、乙特急の区間利用しかしないので、難波-名古屋を通しで乗ることはまず無く、今まで1度も利用したことは無かったのですが、名残り惜しで乗りに行く・・・こともないかな?

 これがなくなると、少し足せば新幹線に乗れるので、かなりの数が新幹線に流れるでしょうね。旅費を浮かせたい人は高速バスに流れるけど、既にJRバスが名古屋-大阪間で前割1,900円、謝恩割1,500円で設定してから、名古屋-大阪間の高速バスで満席続出してて、朝晩の便は乗りにくくなっている。
 近鉄としてもある程度他社へお客が流出してもいい覚悟での強気の廃止をしたのか、流出は考えずに単に減収阻止だけを思ってやったのか、どちらかは分かりませんが。

 以上、名阪まる得きっぷ廃止の話題でした。
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おもしろ道路標識

2017-12-04 |  出撃 at 九州地方

 こういう道路標識があると、思わず撮りたくなること間違いないでしょう。
 スペワの園内にある宇宙人向け?の道路(というか空路かも知れません)標識の幾つかですが、このように遊び心のきいたのが街中に1つや2つあってもいいと思いますね。道交法の関係で残念ながら公道上には設置は出来ませんが。
 ネタとしては十分な価値のある標識です。
 左上の金星人のやつ以外は普通に道路標識にあるタイプの色と形なので、一瞬見間違えてしまい・・・ませんね。右下のやつなんかは錆が垂れててリアルです。多分設置から27年経ってるんでしょうね。

 他にも園内にはこういった柵に注意書きのプレートが貼り付けられているので、こういうのを探すのも楽しいものです。
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さよならスペースワールド

2017-12-02 |  出撃 at 九州地方
 ポートピア・つくば博覧会の成功に続き、リゾート法の施行も後押しする形で、全国各地に次々と大型テーマパークが開園していった1980年代の終わりに建設され、バブル最盛期の1990年4月に珍しい宇宙をテーマとした、その名も「スペースワールド」が北九州市の八幡製鉄所遊休地にオープン。スペースシャトルの実物大模型がそびえ立つ姿は北九州市のシンボル的存在にもなりました。
 バブル崩壊後もある程度の入場者数を維持してきましたが、やがて頭打ちになり、巨額の赤字を抱えて新日鉄から別会社に営業譲渡されました。その後巻き返しを図って昨年は最高益を出した矢先に突然の閉園発表。新日鉄との借地を巡る交渉決裂という噂ですが、最高益を上げたことで、借地料を大幅に上げてきてブチ切れたんでしょうか?その辺はよく分かりません。

 1.行け(か)なかった26年間
 私も一度行こうと思って90年代の初めに、山口県在住のお友達とのデートコースで提案したんですが「あんまり面白くないらしいよ。」の一言でボツになった経緯があり、結局その後は北九州へ行くことはあっても、廃止になる車両などの撮影で忙しくて、ここまで至ってきました。
 さて前置きが長くなりましたが、いよいよ12月いっぱいで閉園ということで、たまたま下関へサロンカーなにわを使った偽あさかぜ号が走るので、それの撮影も兼ねて行くことにしました。
 10月の3連休の時に快速電車の中からみた光景は、ゲートからの長蛇の列で、最後の1ヶ月だから平日でも混んでるかも知れないので開園前に並ばずに10時ちょっと過ぎに着くようにしました。

 いよいよスペースワールド駅に着くので感慨深く車窓を見ていると思わぬサプライズ。
 ここの線路を走る列車を見たのは2回目、機関車が新しくなっていました。前の機関車はもう退いたのでしょうか?

 こちらがおなじみの電車から見た風景。
 天気予報は朝から1日晴れの予報でしたが、冬型の気候で雲がどんどん流れてきます。

 スペースワールド駅で下車。
 実はこの駅では以前に1度下車したことがあるので、今回が初下車ではありません。

 撮っておきたいのが、この駅名票。
 閉園後はどうなるのかわかりませんが、取りあえず押さえておきましょう。
 駅名票は吊り下げ式のみで、中央に2枚あるだけです。他に柱に白いプラスチックのプレートもありますが、あんまり見栄えは良くありません。

 改札口に下りてきました。
 言っておきますが、早朝とかじゃないですよ。午前10時です。誰~も居ません。まさか休園日?と思わんばかりです。

 駅を出て歩道橋を渡るとシャトルがどんどん近くなってきます。
 私の前にようやく2組の母子連れグループがやってきて、休園日ではないのは確信できました。

 2.いよいよ入園

 正面ゲートを見下ろす歩道橋からの俯瞰。
 入場券を買う人の列は、数人程度。

 「27年間ありがとう」の壁絵。
 何かで聞いたフレーズだと思ったら、100系新幹線が山陽新幹線から引退する時に山口県内で掲げられていたのとくしくも同じフレーズです。

 いよいよチケット売場へ。
 フリーパスを買おうか悩みましたが、寒風吹きさらすクソ寒い日にジェットコースターなんかに乗ったら完全に風邪ひいてしまうので、入園券のみ購入しその都度必要分のアトラクションチケットを買うことにしました。

 こちらが只の入園券。フリーパスはオレンジ色で目立つ色ですが、こちらは寒々しい青色です。
 入園券と一緒に簡易な園内ガイドも配布され、それを見ながら園内を回ります。

 ゲート前ではフリーパスで入場する人には手首に輪っかを巻いてくれるのですが、只の入園券の私は何もなく半券をもぎ取られて中に入ります。

 ゲートから真っ直ぐ進むと正面にファイナルのモニュメントがあり、名残惜しの市民の人たちでしょうか、記念撮影をしていました。

 園内入って右手に進むとスペースシャトルのある所に行けるのですが、至近距離までは行けないようです。
 手前の所では何やら工事も行われているようです。
 凄い音を立てて走るヴィーナスGPというコースターは2編成あるうちの1編成は試運転中ですとして、1日中お客を乗せずにカラで走っていました。

 反時計回りに進んで最初に入ったのが宇宙博物館。

 館内には宇宙船のジェットエンジンや鋼体の一部が保存されています。

 この辺が本来のテーマパークとしての目的の一つを担っている場所であります。

 エントランスにはこの博物館を訪れた内外の歴代宇宙飛行士の手形レリーフが飾ってあり、この博物館が誇るべき展示です。

 またスミソニアン博物館からの期待を寄せた奨励状?とでもいうのでしょうか、と並べて閉園寄せての宇宙開発事業団からの書面も展示されていました。

 また別の建物に月の石、いん石ならぬいん鉄が展示されています。

 3.映像系シアターを見る
 園内には幾つかの映像系シアターがあるので、まずそれらを見て廻ることにしましょう。
 その中でも1日に3~4回しか上映しないIMAXシアターがあるので、午前中にこれを見ておきます。今までいた宇宙博物館とは正反対の側にあるので、園内を横断する形で歩いていきます。

 途中に見えてきたのが複数のアトラクションが同居しているスペースドーム。
 てっぺんの所が錆びています。これも味というやつでしょうか。

 しばらく進むと見えてきたのが、巨大スクリーンを擁するギャラクシーシアター。
 誰も並んでいません。大丈夫かな?

 民間の映画館が既にデジタルIMAXに変わっているなかで、今でも全国に数か所残っているフィルム式IMAXシアターの1つがここの劇場である。

 国内はもちろん、世界でも指折りの大きさを持つ、こちらのスクリーン。
 デジタル式のシネコンだと、どうしても縦が短いから、この大きさは圧巻です。
 最初の12分間でスペワのCMを延々とやり、その後にメインのドキュメンタリーが40分間あります。
 フィルム式の映像が更新されていないのか、結構中身としては古い作品でした。子供には少々難しい内容です。

 続いてやってきたのが、4Dヴィジョン・ポップステラという劇場。
 ここで流れていたのはBBC制作の森の中のリスの戦いを描いたもので、何が4Dかというと、3D映像+動物の激しい動きに伴って風や水しぶきが掛かるという仕組み。こちらは子供でも楽しめそうな内容です。

 昼食をはさんで午後にまいりましょう。

 映像系の最後が3Dプラネタリウム館。
 やはりプラネタリウムであれば敷居が低いのでしょうか、先ほどの2つに比べて、こちらは結構な行列で、14:30からの回は満席になりました。

 博覧会でのシアターと同じように前室があって、プレイベントこそありませんが、内容的にも最も新しいものでした。
 天空の星なので映像の多くが白黒のCG画像ですが、普段教養の無い人も、ここでたっぷり教養を得た感に浸れます。

 4.見て踊って楽しいライブショー
 3Dプラネタリウムが終わって次に向かったのが、15時から開始のキャラクターたちによる歌と踊りのライブショー。

 この日は15時開始でしたが、17時開始の日や、ショーが無い日もあるので、平日で訪問してショーがあったのでラッキーでした。

 大人から子供まで楽しめるショーで、音楽はおなじみのアメリカンポップス・映画音楽が中心です。
 キャラクターの他に踊りのお姉さんたちと、ピンクのウィッグを被った賑やかしの兄ちゃんが交互で出て盛り上げます。

 演奏がちゃんと生演奏で行っているのもいいところで、全演目が終わったあとに、バンドだけでの挨拶もあるのがちょっと感激しますよ。

 PA・ミキサーを操るお姉さんも間近で見られます。オマケショット。
 ぜひ予定をチェックして見ておきたいショーです。

 5.園内点描
 先ほどのショーで踊っていたキャラクターですが、他の時間では園内を回って、お客さんとの記念写真に応じています。

 こちらはアンパンマンに登場してきそうなキャラクター。その名もアントントン、アント=蟻のキャラクターだそうです。

 こちらはバロンバーロックという、悪の親玉のキャラクターで、昔居たオリックスの八カセみたいな色使いで、あーあ小さいお嬢ちゃんが泣き出してしまいました。

 こちらは園内の所々で待機というか放置されている乗り物で、お金を入れると一定時間背中に乗って移動することができ、時間がきたらその場所で止まるので、そこでお客さんは放置。次に見つけた人がまたお金を入れて動かすみたいな自由気ままな乗り物です。

 これは何でしよう? かつて何かのアトラクショで使われていて、終了したまま残っている建物のようです。
 同様に土休日のみ開演するお化け屋敷なんかも平日だったので閉じたまま殺風景でした。

 こちらはイベント広場で、何やら組み立てをしている様子。
 閉園日が近づいていますが、まだまだ最後の日に向けて工事が行われていて、目の当たりにできるのがここらしくていいですね。
 普通の遊園地だったら、こういった風景は覆いで隠すのが通常ですが。

 こちらが座席が限りなく剥き出しに近い状態で高さ60m・最大時速115km/hで疾走するタイタンMAXですが、重装備な私には、乗れと言われても難しい。
 このクソ寒いのに、みんな我慢して乗っていました。まぁ風邪ひいても土日ゆっくり休めばいいのか、自分はそうはいきませんので。

 こういった大道芸人によるパフォーマンスもありました。
 バーテンダー世界大会で3位にも入った事がある増田タカノリという人で、ピンで回っているそうですが、こういう人のギャラはどういう仕組みになっているか分かりません。

 一通り見回って、早や夕方5時。小さい子ども連れのお客さんたちも次々帰宅の途に就き、園内も消えそうな夕日の中、寂しさが倍増してきたので、この辺で私も失礼することとし、最後にグッズを購入して園をあとにしました。今回ジェットコースターなどには乗りませんでしたが、全ての展示を見てさらにコースター類まで乗るとなると、待ち時間も含めてたっぷり夜まで掛かります。

 27年間ありがとうで終わってしまうには勿体ない施設や宇宙関連の資料などがあります。「赤字が理由じゃない」と言っていたように、賃貸借による合意が決裂で閉園に至るなら、運営会社と新日鉄との仲を取り持つコーディネーターがいなかったのでしょうか? 運営会社は存続するのなら、名前や内容を変えて同じ場所で違った形での遊園地としてオープンするのかも知れませんね。
 以上スペースワールド訪問記でした。  次回の記事はあの列車の撮影について。
 
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2ヶ月ぶりに九州へ 船旅

2017-12-01 |  出撃 at 九州地方
 10月上旬に西鉄の撮影に出掛けて以来、およそ2ヶ月ぶりの遠征で、しかもまたまた阪九フェリーで神戸から北九州へ乗り込みます。今回は何をしに?
 だいたい分かると思います。


 最近何度も使うようになった六甲アイランドフェリー乗り場、青春18きっぷ期間外では抜群のコストパフォーマンスで、しかも快適な船の旅に慣れたら、乞食きっぷによる地獄旅には戻れなく・・・いや、多分戻れます。

 切符を買った時に何やら紙片を渡されました。
 なになに、船内レストランが都合により、いつもより1時間遅い19時30分の営業開始って?
 何か昼間に間合い運用でレストランを使ったクルーズでもやって、夕方からの準備に間に合わないのでしょうか?
 食堂の利用開始が1時間遅れますという割には、一般客の乗船開始が普段より10分早い17:20に始まりました。どういうこと?
 その答えは乗船してすぐに分かりました。

 そう、修学旅行の団体が乗っていたのです。それも3校も。(写真では2校しか写ってませんが、実際は松浦市立志佐中学校も乗り合わせていて、中学校ばかり3校です。一番右は私が入った自由席のJ室)
 飯野といえば、大学4年の時に合宿免許でえびの市に滞在していたので、飯野界隈も自転車で回った事があり、地元の女子高生の○○ちゃん・・・以下省略、愛野といえば、島原鉄道の撮影で訪れて馴染みのある場所で、松浦市・・・こちらは馴染みがありません。
 私が入った部屋の隣から、宮崎県の中学校が3部屋、反対側の左舷に2校が部屋を取っていました。
 となると3つの中学校ばかりで2等大部屋をかなり占領していましたが、彼ら以外に団体客はなく、どこやらの国の人達がいないので、すこぶる快適でした。

 こちらが私が入ったJ室、完全に貸切でした。
 一応出港時刻の18時30分までは部屋の扉を開けていましたが、結局誰も入って来なかったので、出港後は直ぐに閉めて占領。

 船は定刻より3分早い18時27分に出港しました。
 定刻より遅れるケースはあっても、早く出るのは珍しいですね。恐らく予約した客が全て乗って、出札カウンターにも誰も来ないから早く出したのでしょう。

 いつもなら出港後は程なくしてレストランに
行くのですが、今日は修学旅行生の団体で出港時から貸切になっているので、子供たちが食事を終えるまで一般客は待ちます。
 結局窓側のカウンター席が空いているので、中央のホールに中学生を入れたままで窓際席に入れる形にして30分前倒しで19時過ぎには一般客もレストランに入れました。バランス云々言わんで。

 22時になると2等客室は消灯。
 私1人だけで部屋を占領するのは気持ちいいのですが、こうやって明かりが消えてしまうと少々不気味な感じがあります。
 しかも送風口からの風が強くて寒いので、片側を完全に締め切って見たものの、夜中に何度か目覚めた時には寒さを感じえませんでした。

 デッキへの扉には、修学旅行生の事故対策として外出禁止の張り紙が各所にしてありました。
 ありゃりゃ、これではせっかくの告白タイムの場所が・・・或いは「夕飯終わったら、デッキへ出てこいや!」的なことになるのを恐れて外出禁止措置にしてるんでしょうね。でも今日乗ってる学生たちは非常に大人しくて行儀がよいです。
 まぁ今日はさすがに寒風が吹き付けているので、大人も含めて誰も外へは出ていませんでした。中国人なら出てたかも知れませんが今日は乗ってなかったのでそういうのも見られません。

 夜明け目前の6時50分に港に入り、定刻より3分早い6時57分に着岸しました。
 神戸港を出港したのも3分早かったので、まるで計ったかのような感じです。

 フェリーターミナル前には普段の日なら西鉄の送迎バスが1台ポツンと停まっている(連休期間は増車あり)のですが、今日は修学旅行生の到着を待つ地元のバス会社のバスで埋まっていました。
 右から東肥観光・島原鉄道・宮崎交通がそれぞれ2台ずつの計6台。
 ということは各学校ともに80人位、つまり2クラスずつということでしょうか。学生たちは一般客の下船が完了した後の7:15に下船となるとのことでしたが、フライングで数名の女生徒たちが降りてきたところで連絡バスは発車。

 激混みだった10月の連休時と違って、連絡バスには数名しか乗っておらず、こんなに乗っていないのも初めてでした。
 シーズンオフでも結構ジジババの小団体がいて、この連絡バスもそれなりに乗っているのですが、今日は修学旅行の団体様の予約が入っているので他の団体をシャットアウトしたのかも知れませんね。さすが修学旅行最強です。
 私が中学生の時の修学旅行は九州でしたが、8クラス340人もいたのでフェリーなどは使えず、貸切の新幹線に2校で乗り合わせて九州まで往復しました。地元神戸に港が有るのですが。

 さて連絡バスは45分かかって小倉駅に到着。
 いつもは先を急ぐので小倉まてまは乗らずに門司駅前で下車して早々にJRに乗り換えるのですが、今日は時間に余裕があるので小倉駅まで乗りました。

 さて、今日はある場所へ行くのですが、続きは次の記事で。
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