先週は満開の京都の桜を楽しみましたが、一週間でもう初夏の暑さまで気温も上がって、新緑の季節になりました。
さて今週は、いよいよ銀色化の波に襲われた三岐鉄道に残る元西武鉄道の車両などの撮影に出掛けました。
ほぼ地元なのですが、東大元暮らし、じゃなかった灯台下暗しで、近場だといつでも撮れるやとしてなかなか行ってなかったのですが、今回いよいよ元西武車両の終焉が近づいてきて、半分お尻に火が付いた心境で、三岐鉄道に訪れました。

最初は西桑名から北勢線に乗ります。
終点の阿下喜まで前面展望約40分 こちらは普通乗車券で乗りました。
今回北勢線は片道しか乗らないため、終点の阿下喜で下車して三岐線の伊勢治田へ向かいます。

阿下喜から徒歩20分ほどで三岐線の伊勢治田に到着しますが、その直前の踏切に来た時点で、広い構内の側線に銀色の車両たちが止まっていました。

元JR東海静岡運転所に所属の211系5000番台3両編成3本が置かれていました、1編成だけ帯の色が湘南色でなく、オレンジと黄色の帯になっています。これが三岐鉄道5000系となった車両です。

きっぷを買ってホームに上がり、奥の2編成が並んでいる近くまで来てみました。
よく見ると、5000系のパンタが上がって、車内を職員が行ったり来たりしてます。何かの準備かな?
三岐線の撮影のために一旦富田に行きます。

富田に到着すると、何と乗ってきた電車のすぐ後を追うようにして、先ほどの5000系が試運転としてやってきました。
よく見ると、運転室すぐ後ろのドアだけ開閉して、乗務員のドア扱い習熟もやっています。夜間に駅員がいなくなるので、現在は車掌が乗っていますが、今後はこのドアだけを開けて、ワンマン運転にするのでしょうか?

富田から車庫のある保々で降ります。
旧三岐鉄道色の101系101編成は北側の引上げ線で昼寝していました。ここに居ると今日はもう出てこないかも知れません。

まず向かったのが駅の北側にある、保育園近くの田んぼです。
ちょうど上りの貨物列車が来て、水鏡が撮れましたが、後ろ側のビニールハウスを囲む高い網が邪魔になって、カメラを振れませんでしたので、この1本だけを撮って撤収しました。

今度は保々駅の東側で撮影するために駅に戻ってきて、そのまま車庫の横を通って東側に歩きます。
車庫の中には引退の看板を掲げた851形と、その後ろに赤電の姿も見えました。

駅の東側に徒歩20分ほど行ったストレートで待機していると、5000系の試運転列車がやってきました。
ここは有名撮影地なので、平日にも係わらず、7~8人の撮影者がいました。遠くは千葉ナンバーの車も止まってました。
その後やってきた貨物列車は貨車がなくて単機だったのでガッカリ、三岐鉄道あるあるです。
この撮影地はこれ位にして、別の撮影地に向かいます。

撮影場所から保々駅へ帰ってきましたが、先ほど通りかかった車庫の様子を見ると、5000系の姿がありますね。今日はもう試運転はしないのでしょうか?
それと、赤電の東側に止まっていた851編成がいませんでした、駅側に移動した?

次の撮影地に向かうため、保々駅の中に入ると踏切が鳴っていて、なんと851編成が入線してきました。
しかも西藤原の行先表示をして、富田行きのホームに入ってきます、どういうこと?

この列車、富田発西藤原行きの列車の車両振替を行うために上りホームに入線させたもので、数分後に右側の下りホームにやって来る西藤原行きの列車を保々止まりにして、乗客を乗り換えさせて発車するために据え付けたものでした。日中に何回かこうした車両振替が行われます。
乗り継時間が短かく、ホームに余裕も無いので列車の並びは撮れませんでした。

引退する851編成の車内。
いかにも西武鉄道って感じの窓配置と座席の隙間がそのまま残っています。座席の生地は西武時代は茶色・橙色なので、その辺りが違いますかな? 西武は池袋線系統の訪問しかしてなかったので、701系が新宿線の主力として走っている姿は所沢駅で見た程度で、中に乗った事はありませんでした、乗ったのは三岐鉄道に来てからになります。

見通しの良い正面2枚窓の運転席。
これも211系になると貫通ドアが付くので見通しは悪くなりますね。

こちらは東藤原駅の構内ですが、ここにも211系が4編成ほど置いてありました。
全部で10編成を購入し、7編成を営業用にということは、残り3編成は部品取り用になるということでしょうか?

続いて、有名撮影地の三里6号踏切近くの田んぼでスタンバイ
重連の下り貨物列車がやってきました。実はこの列車が通る少し前には上りの貨物も通ったのですが、駅から徒歩20分以上掛かるので、間に合いませんでした。なお貨物列車はGW~6月下旬まで運休するので、水鏡で撮影できるのは4月のみとなります。

西武イエローに復元された805編成
窓回りのベージュが無い、後期の塗色になります。

夕方前になって、保々の車庫にいた803編成も出てきました。
大概2両編成の101系が半数近く入るのですが、今日は801・851系全てが運用に入ってくれて嬉しい1日となりました。

撮影を終えて富田に戻ってきて、851編成を撮りましたが、5000系の試運転が順調に終われば、GW明けにも運用離脱する噂がありますので、このGW中に撮っておくのをオススメします。

最後に乗車券ですが、以前は1枚の1日フリーきっぷ1,300円で両線に乗れたのですが、北勢線のICカード対応を機に、別々に分けられてしまい、それぞれ別の1日乗車券1,200円となりました。
今回は北勢線については片道のみ乗車のため、西桑名→阿下喜510円の普通乗車券で乗り、伊勢治田駅で1日乗車券を購入して三岐線を行ったり来たりしていました。なお近鉄富田・保母・丹生川ではD券タイプの記念乗車券も今回発売してますが、在庫限りで終了となるので、GWまであるかどうかは分かりません。
さてGW前半は3連休になるので、約1年3ヶ月ぶりに四国に渡る予定です。というか着きました。青いのが見られるかな?
さて今週は、いよいよ銀色化の波に襲われた三岐鉄道に残る元西武鉄道の車両などの撮影に出掛けました。
ほぼ地元なのですが、東大元暮らし、じゃなかった灯台下暗しで、近場だといつでも撮れるやとしてなかなか行ってなかったのですが、今回いよいよ元西武車両の終焉が近づいてきて、半分お尻に火が付いた心境で、三岐鉄道に訪れました。

最初は西桑名から北勢線に乗ります。
終点の阿下喜まで前面展望約40分 こちらは普通乗車券で乗りました。
今回北勢線は片道しか乗らないため、終点の阿下喜で下車して三岐線の伊勢治田へ向かいます。

阿下喜から徒歩20分ほどで三岐線の伊勢治田に到着しますが、その直前の踏切に来た時点で、広い構内の側線に銀色の車両たちが止まっていました。

元JR東海静岡運転所に所属の211系5000番台3両編成3本が置かれていました、1編成だけ帯の色が湘南色でなく、オレンジと黄色の帯になっています。これが三岐鉄道5000系となった車両です。

きっぷを買ってホームに上がり、奥の2編成が並んでいる近くまで来てみました。
よく見ると、5000系のパンタが上がって、車内を職員が行ったり来たりしてます。何かの準備かな?
三岐線の撮影のために一旦富田に行きます。

富田に到着すると、何と乗ってきた電車のすぐ後を追うようにして、先ほどの5000系が試運転としてやってきました。
よく見ると、運転室すぐ後ろのドアだけ開閉して、乗務員のドア扱い習熟もやっています。夜間に駅員がいなくなるので、現在は車掌が乗っていますが、今後はこのドアだけを開けて、ワンマン運転にするのでしょうか?

富田から車庫のある保々で降ります。
旧三岐鉄道色の101系101編成は北側の引上げ線で昼寝していました。ここに居ると今日はもう出てこないかも知れません。

まず向かったのが駅の北側にある、保育園近くの田んぼです。
ちょうど上りの貨物列車が来て、水鏡が撮れましたが、後ろ側のビニールハウスを囲む高い網が邪魔になって、カメラを振れませんでしたので、この1本だけを撮って撤収しました。

今度は保々駅の東側で撮影するために駅に戻ってきて、そのまま車庫の横を通って東側に歩きます。
車庫の中には引退の看板を掲げた851形と、その後ろに赤電の姿も見えました。

駅の東側に徒歩20分ほど行ったストレートで待機していると、5000系の試運転列車がやってきました。
ここは有名撮影地なので、平日にも係わらず、7~8人の撮影者がいました。遠くは千葉ナンバーの車も止まってました。
その後やってきた貨物列車は貨車がなくて単機だったのでガッカリ、三岐鉄道あるあるです。
この撮影地はこれ位にして、別の撮影地に向かいます。

撮影場所から保々駅へ帰ってきましたが、先ほど通りかかった車庫の様子を見ると、5000系の姿がありますね。今日はもう試運転はしないのでしょうか?
それと、赤電の東側に止まっていた851編成がいませんでした、駅側に移動した?

次の撮影地に向かうため、保々駅の中に入ると踏切が鳴っていて、なんと851編成が入線してきました。
しかも西藤原の行先表示をして、富田行きのホームに入ってきます、どういうこと?

この列車、富田発西藤原行きの列車の車両振替を行うために上りホームに入線させたもので、数分後に右側の下りホームにやって来る西藤原行きの列車を保々止まりにして、乗客を乗り換えさせて発車するために据え付けたものでした。日中に何回かこうした車両振替が行われます。
乗り継時間が短かく、ホームに余裕も無いので列車の並びは撮れませんでした。

引退する851編成の車内。
いかにも西武鉄道って感じの窓配置と座席の隙間がそのまま残っています。座席の生地は西武時代は茶色・橙色なので、その辺りが違いますかな? 西武は池袋線系統の訪問しかしてなかったので、701系が新宿線の主力として走っている姿は所沢駅で見た程度で、中に乗った事はありませんでした、乗ったのは三岐鉄道に来てからになります。

見通しの良い正面2枚窓の運転席。
これも211系になると貫通ドアが付くので見通しは悪くなりますね。

こちらは東藤原駅の構内ですが、ここにも211系が4編成ほど置いてありました。
全部で10編成を購入し、7編成を営業用にということは、残り3編成は部品取り用になるということでしょうか?

続いて、有名撮影地の三里6号踏切近くの田んぼでスタンバイ
重連の下り貨物列車がやってきました。実はこの列車が通る少し前には上りの貨物も通ったのですが、駅から徒歩20分以上掛かるので、間に合いませんでした。なお貨物列車はGW~6月下旬まで運休するので、水鏡で撮影できるのは4月のみとなります。

西武イエローに復元された805編成
窓回りのベージュが無い、後期の塗色になります。

夕方前になって、保々の車庫にいた803編成も出てきました。
大概2両編成の101系が半数近く入るのですが、今日は801・851系全てが運用に入ってくれて嬉しい1日となりました。

撮影を終えて富田に戻ってきて、851編成を撮りましたが、5000系の試運転が順調に終われば、GW明けにも運用離脱する噂がありますので、このGW中に撮っておくのをオススメします。

最後に乗車券ですが、以前は1枚の1日フリーきっぷ1,300円で両線に乗れたのですが、北勢線のICカード対応を機に、別々に分けられてしまい、それぞれ別の1日乗車券1,200円となりました。
今回は北勢線については片道のみ乗車のため、西桑名→阿下喜510円の普通乗車券で乗り、伊勢治田駅で1日乗車券を購入して三岐線を行ったり来たりしていました。なお近鉄富田・保母・丹生川ではD券タイプの記念乗車券も今回発売してますが、在庫限りで終了となるので、GWまであるかどうかは分かりません。
さてGW前半は3連休になるので、約1年3ヶ月ぶりに四国に渡る予定です。というか着きました。青いのが見られるかな?