六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

阪急3100系 惜別走行シーンを収める

2016-06-28 |  出撃 at 近畿地方
 7月で引退の発表があった阪急3100系ですが、6/17~7/8までの間、さよなら記念としてヘッドマークを掲げて走ることとなりました。
 早速梅雨空の下、6/22に伊丹線で走る姿を収めに現地へ出撃。

 .運用が分からない
 阪急電鉄の公式サイトにも「車両運用に関する問合せはご遠慮下さい」と書かれているように、車両運用については、運用パターンこそファンによって作成されて私達が参照できるものの、実際にどの運用に該当編成が就いているのかは、現地へ行ってみるか、目撃情報などを頼りにするしかありません。

 ということで、この日は実家のある六甲を6時半ごろに出発。乗換えが面倒なのと、座って行けるので、ゆっくり普通で塚口まで行きます。

 あれあれ、早速居ました。何とタイミングがいいこと。
 通学途中の高校生+大学生?っぽい2名がスマホで撮ってた以外は誰も見向きすらしていません。

 平日の朝7時過ぎということで、電車から吐き出された乗客はそそくさと乗換え先のホームに行くので、ラッシュ時なのに閑散としています。

 .勝負は8時半まで
 塚口駅ホームで2枚撮ったあとは、駅を出て、駅の北側にある踏切での撮影とします。改札を出て歩いてう間に、3100系は伊丹へ下って行ったので、上りの迎え撃ちから始めます。

 最初にやってきたのが3052F編成

 続いて小学生時代(1974年)からのお気に入り3054F編成

 そして伊丹駅で滞泊してたと思われる3050F編成も来ました。

 ようやく4本目にして(ラッシュ時なので当たり前ですが)3100系が上がってきました。

 その後はさらに北側にある踏切に移動して、直線区間の走行シーンを撮影します。

 まずは下り伊丹行をまず捉えます。少し薄日が差してきました。

 そして上りの塚口行も捕獲。薄日が差してるので、側面は陰りましたが。
 朝8時半までが勝負と書いたのは、7時台だと稲野駅付近で上下列車がすれ違うのですが、この後8時半を回ると上下列車が塚口駅手前のこの付近で被るようなダイヤになっているようで、モロに上下列車が被ります。写真なら何とか撮れますが、動画だと撃沈します。

 これで見納め撮り収め
 写真と動画を別々に撮るため、結局2時間近く居て、帰りがけの最後にまた塚口駅ホーム脇踏切に来たところ、

 回送幕で上がってきました。ということは、これでもう入庫してしまうのか。

 塚口に到着して乗客を全て降ろします。塚口駅には引込み線がないので、次の上り列車が来るまでに本線へ引き上げるのです。
 そのため急いで駅の西側の踏切に移動します。

 上り本線上で折り返して、下りホームに入ってきたのですが、このコマの直後に上りの梅田行きが被ってきました。

 下りの回送は塚口駅の下り線では待つことなく、ゆっくりと通過して行くので、後ろ姿を撮って見送りました。
  さようなら3100系 
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国鉄色485系ラストラン 福島へ再出撃

2016-06-20 |  出撃 at 東北地方
 6/18と19の2日間にわたって、仙台所属の485系国鉄特急色のA1A2編成が最後とのことで、ラストランのイベント運転が行われました。
 5月のGWにもふるさと会津号に入る同編成を撮りに行きましたが、やっぱり最後の最後ということで、今週の土日は出勤日なのですが、土曜日に何とか休みを貰って1日だけの強行出撃へ行くことにしました。
 金曜日は2時間シフト勤務なので出発が遅くなるため、今回は全行程車で夜通し走って、往路は途中の長野道の横川SAで45分寝ただけの超ハードスケジュール。

 .上りの〔ひばり〕を撮る
 仙台→郡山は送り込み回送ではなく、今回は懐かしい〔ひばり〕号として運転されるので、こちらも何とか撮りたいところ、できれば福島より北の場所で。
 間に合わなかったら、郡山界隈で撮ることも考えましたが、最後は余裕で、前回腹痛アクシデントに見舞われた、白石-東白石間のポイントに到着。
 踏切付近は下草が伸びているので、背景に蔵王の山を入れた横アングルを兼ねて撮れるよう立ち位置を決定。直前に地元の農民がカメラ持って乱入してきたので振り幅をイメージしながら通過に備えます。

 10:01 2本前の普通が遅れた影響で上り列車がダンゴ運転となり、15分近く遅れてやってきました。下草が少々伸びていますが、国鉄色の美しさと新緑の組み合わせは最高です。

 カメラを横に振ると、バックに蔵王の山並みが写ります。この地をどれだけ駆け抜けたことでしょう。

 .会津の地へお別れの走行
 午後からはいよいよ磐越西線で〔あいづ〕号として最後の走行に入ります。
 既に一部の撮影地では黒山の人だかりだったため、比較的余裕のある川桁で撮影。会津若松寄り先頭車がオリジナルの絵入りマークなので、磐梯山は入れずに順光で編成狙いの位置でスタンバイ。
 磐梯山を入れる場所で後ろ狙いでスタンバってる人が意外と多くて、郡山側はあかべぇマークでもいいと割り切ってるのか、それとも知らずに陣取ってるのか

 13:30 そうこうするうちに、ちょうど調整用にいい6連の下り普通がやってきました。当然写真には写ってませんが、画面の右端のすぐ右側には車が置いてあるので、ここで皆さん画角を調整します。強風の影響か数分遅れています。  
 そして

 14:12 会津への別れの意味か、線路脇ギリギリで構えている者への怒りの意味か分かりませんがけたたましい汽笛を何度も鳴らしながら、485系がやってきました。
 せっかく春にはタイフォンカバーが閉まるよう調整してたのに、こんだけ鳴らしたら、またパッカーンとなるのも仕方ありません。

 さようなら~ と最後の見送りをする地元?の母娘の横を、右手に磐梯山を見ながら通っていきます。

 .フィナーレは磐梯山を入れて
 無事下りの〔あいづ〕を撮影し、最後はやっぱり磐梯山を入れて数少ない順光で撮れる更科のカーブへ行きます。

 旧県道踏切の近くに車を置いて歩くこと10分。予想外に余裕の到着でカメラを置けましたが、その後も続々と撮影者がやってきて、総勢150人近くはいたでしょうか?
 「磐西 上り 接近」の列警無線でみんな一斉に静かになってその時を待ちます。

 16:03 長いタイフォンを鳴らせながら、会津の地に最後の別れを告げ、485系がやってきました。シャッター音の嵐の中、ゆっくりと去って行きました(ちょっとだけ水鏡)。
 これで国鉄色485系撮影は完全終了です。

 .おまけ
 休みは土曜日だけなので、急いで撤収して帰路に就きます。日曜日は午後からの勤務のため、朝までに帰ればよく、只見・十日町・長野経由のルートで帰ります。
 途中、ちょうど夕方の只見線の列車が通る時刻と重なったので、会津川口行きの列車を狙います。

 17:59 1発目は会津坂本駅を出て少し行った踏切で、西日を浴びて美しく光る車体を狙います。稲が実る8月頃がいいかも知れません。
 無理はせずに通常の速度で車を走らせても、途中で列車を追い抜いたので、もう1ヶ所撮影することに。

 18:43 すでに日が暮れた山間いの谷間ですが、この時季なので何とか撮れました。15年ほど前にSL撮影で来た時以来のこの場所でしたが、ほとんど草に埋もれて、満足に撮れる場所は斜め横からだけになっていました。

 こうして会津への出撃が終わりました。国鉄特急色もこれで見納め・撮り納めです。
  国鉄色万歳! 

 次の東北遠征は、「夜の国鉄特急色」で残る583系狙いで、青森へ行こうかな?
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EF64原色重連 おかわり2杯

2016-06-12 |  出撃 at 東海地方
 DD51に続いてEF64も原色重連となって2週目に入りました。先週末に続けてもう1回チャンスがありそうなので、再度出撃することにしました。今回は週休日が平日になるので、撮影者も少なくて済みそうです。

 .6/8 おかわり1杯目
 今日は仕事の関係で早くから出られなかったので、中津川以南での撮影です。天気は雨のち曇りで、朝9時には上がっていましたので、雨の心配は無いものの、晴れるかどうかついては明日また雨予報なので、今日は期待はしていません。
 このため、特撮を中心に、一眼レフはザブ扱いとして、撮影地はやはり瑞浪-釜戸のストレートへ。

 雲が薄くなって少し明るくなってきた時にやってきました。一眼レフカメラの位置はこの場所に置いたので写真としては天気もあいまって平凡なものになっています。(よく見るとスカートが勾配標に掛かっていました。1コマ前がベストだったかも。)

 このあと釜戸駅寄りに移動して築堤を登っていく下り81レ、広島更新色の1046号機が牽引で来たので、水鏡狙いでサイドから撮りましたが、思ったほど鏡になりませんでした。

 .6/10 おかわり2杯目
 6/10は1日晴れの予報なので、奥地まで行くこととし、今回は車で移動としましたが、国道19号線は何ヶ所かで工事のため片側交互通行規制になっており、特にサミットの長いトンネルが片側通行で10分近く待たさせるため、薮原以北での撮影は回避し、2~3ヶ所で撮影することに。
 10:30 最初に来たのは、須原-倉本間のカーブで待機。

 11:24 特急が通過して車に戻っていたら、時刻表にない時間に突然汽笛がなったので、慌ててカメラを取り出したところ、キヤ97が通過、ここより倉本寄りの場所で保線の人たちが作業していたので、何か運びにきたのでしょうか? このあと木立の中のお立ち台に上がります。平日だけど定番撮影地なので8名ほどでほぼ満杯状態です。

 12:31 数分遅れてやってきました。 6月の真上から照りつける太陽の下、トップライトのため、足回りが影になってしまうのは、この時季致し方ないですね。
 撮影後すぐに車を走らせて、次の撮影地に向かうのですが、大桑駅前で片側交互通行規制があります。さて間に合うのか?

 13:14 間に合いました。坂下-田立にて、通過10分前の余裕の到着。
 機関車のライトが見えて動画撮影を始めたとたんに、下り普電が被ってきて焦りましたが、うまく抜けてくれて一安心。ここは僅かに3名だけ。
 このあと、また中津川市内(旧山口村)で片側交互通行に引っ掛かり、この先はもう諦めモード。
 武並駅横を13:50に通過したので、列車の5分ぐらい後を走っているようです。
 結局釜戸の撮影地に着いたのは列車通過から7分後の14:00でした。

 せっかく快晴なので、一昨日に続いて81レと5885レを撮影。風が強い中、今回まずまずの水鏡が撮れた感じです。
 原色重連コンビは翌日の3088レ重単運用の後に解かれたようです。
 次の機会はいつかな? ただ原色重連も撮った人が増えたのか、平日なのか思ったほど人出は多くはありません。広島更新色の1046+1049で重連組んだらパニックになるかも知れませんね。


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DD51・EF64 揃って原色重連に

2016-06-04 |  出撃 at 東海地方
 先月の記事の予告で、今週はELレトロふくしま号(旧型客車)の撮影に出撃しますと書いていたのですが、伊勢志摩サミットに合わせるかのように、関西線の貨物牽引にDD51原色の2両がペアを組んで走り出したのと、そしてEF64までもが運用途中で差し替えの形で原色コンビを組んだので、これは何とか撮りたいところ。しかも夏の臨時列車の予定で、旧型客車は磐越西線で走る事が決まったので、今週写しに行かなくてもよくなり、関西線・中央西線に力を入れることにしました。

 1.平日限定で重連運用に入るDD51を狙う
 DD51で原色なのは853号機と1805号機の残り2両だけになったので、原色で重連に入る確率は非常に下がったのですが、おそらく、引退前の貨物会社によるサービスなのでしょうか?コンビを組んで2週目に入ったところで、ようやく平日での撮影機会がありました。
 わざわざ撮影が可能な時間帯のA110+A117の運用又はA106+A113の運用のどちらかに入れてくれてるので、やっぱり意図的に配慮されてるとしか思えず、これはDF200への置き換えカウントダウンの序章なのかも知れません。

 下りの79に入った場合は、順光になる場所が限られるので、踏切望遠になりますが、朝日-富田間で撮影しました。

 79レの返しとなる72レは白鳥信号場の永和方のカーブで撮影。去年も原色重連の時にここに来たのですが、その時は3人しかいなかったのに、今回は15人近くが来ていました。

 2.EF64撮影は単線区間へ出撃
 前回2月に重連運用に入った時は複線区間の岐阜県内で撮影しましたが、せっかくの土日なので、今回は青空フリーパスを使って中津川以北の単線区間へ足を伸ばすことにしました。
 天気予報は朝のうち晴れ、のち曇りと出ていたので、車で追っかけたりせず、1ヶ所でじっくり撮ることに。場所は上り列車狙いでは初めての伊奈川鉄橋。ここはまだ0番台がいた頃に下り列車狙いで須原側で撮影に来ただけでした。

 12:29 定刻でやって来ました3084レ。12時前は薄日もさしていたのですが、さすがに雲ってきました。取りあえず捕獲という感じでしょうか、前回釜戸でV光で撮ってるので贅沢は言ってられません。

 DD51については、やはりDF200への置き換えに動くようですが、EF64についてはどうなるのか? JR東海が電気機関車についてかなりの難癖をつけて、貨物会社を虐めてるので、原色の3両は危ないにしても、EH200の追加投入にはそれなりの金が掛かるので、関東や岡山の運用を他形式に振り替えながらも中央西線は最後まで騙し騙し残った車両で回す気がするのですが。
 さて次週以降の運用はどうなるか?
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伊勢志摩サミットの特別措置

2016-06-03 |  出撃 at 東海地方
 先日、成功裡に閉幕した伊勢志摩サミットですが、テロに対する警戒策として様々な規制が実施されました。
 最も影響を受けたのが近鉄志摩線ではないでしょうか? ここは鵜方-賢島間が1週間にわたって運休を余儀なくされたので、観光客も賢島までは入れずに、閑古鳥が鳴いてたようです。

 各駅のきっぷ売り場には、このように区間運休の注意書が掲示されていました。


 こちらは近鉄主要駅に置いてあったサミット開催日までのカウントダウン表示器。前日に撮ったので表示はあと 1日 ですが、これが、いよいよ翌日の開催日になると 0日の表示が出るのか、見てみたかったので、翌日も見たところ、こうなってました。(←の文字をクリックすると答が出ます)
 あっ、そういうことね。

 続いてホームに入ります。
 ホームの案内表示を見てみると、「賢島」行の表示のままで、モニターの下に鵜方止まりになる旨書かれているだけです。

 列車の行先表示も同様に「賢島」のままで、前面に行先表示のある車種は、このように助士席側に「本日は 鵜方」の表示を掲げていました。A4用紙にカラー印字してパウチしたのを、吸盤で内側から窓に貼り付けてるように見えます。

 前面に行先表示のない車種は、あえて掲示は行っておらず、しまかぜもそのままでした。

 こちらはしまかぜの側面の表示、賢島のままです。横に警戒に当たる警察官を入れて。
 こうやって警戒の目を光らせています。

 最後にやっぱり走行シーンを押さえときたくなったので、沿線に出掛けました。スズメバチ先頭の鵜方行き特急を記念に捕獲。
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