六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

北陸鉄道乗り潰し(前編)

2023-05-21 |  出撃 at 北信越地方
 春休み最後の週末は正月の福井県内の私鉄乗り潰しに続いて、石川県内の私鉄、と言っても北陸鉄道1社だけですが、乗り潰しに行くことにしました。
 青春18きっぷでの往復になるので、泊まり込みが本来はいいのですが、まだ宿泊を伴う旅行には体調の不安があるので、日帰りで行くことにしました。

 .一部を除いて割と混んでいた

 名古屋6時頃の米原行きに乗って、米原8時過ぎの敦賀行き普通に乗ります。
 この電車だけガラガラでしたが、他に乗った電車は結構混んでいました。
 敦賀ー武生間の1駅のみ特急に乗って、武生から再び普通電車の乗り継ぎで下ります。

 来年4月の開業が近づいている北陸新幹線の敦賀開業に向けて、建築物などはほぼ出来上がっている感じで、ほぼこんな景色が開業後に展開するのが確定している感じです。

 .まず石川線に乗る

 11:39 金沢の1駅手前となる、西金沢駅でJRの電車を降ります。

 橋上駅舎の西金沢の駅を出るとすぐに北陸鉄道石川線の線路があります。
 この踏切を渡らずに画面の右奥に行くと北鉄西金沢駅があります。

 ここで全線1日乗車券を買おうとしたのですが、西金沢駅は日曜日は窓口が休みとなっていて、残念ながらここで1日乗車券を買えませんでした。他に1日乗車券を売っているのは野町と鶴来の2駅だけです。

 しかも電車は1時間に1本しかなく、始発駅の野町に行く電車に乗ると、鶴来方向へ行く電車はさらに1時間後となってしまうので、非常に時間のロスになってしまいます。
 さてどうする?

 11:50 駅南側から出ているバスに乗って、始発駅である野町に向かうことにしました。
 昼間はバスの時間が合わないことが多いのですが、上手い具合に何とか1本間に合うのがありました。

 西金沢と野町の間は、電車だと2駅なんですが、途中から坂道を上がっていったりして、このバス大丈夫かな?と思うような時間が掛かる雰囲気で心配でした。

 国道157線に入って、野町バス停で下車し、これから北鉄の駅に向かいます。

 12:00 国道から少し坂道を下って、住宅街を抜けた突き当りにドーンと駅が見えてきました。
 鉄道の駅というよりは、バスセンターのような感じです。
 駅に着いて時間も5分を切っているので、急いで窓口で1日乗車券を買って電車に乗ります。

 電車は金沢市の住宅街をひたすら走り、思ったほどの田舎感がないのが意外でした。
 また乗客もけっこう乗っていたため、車内で写真などもほとんど撮れませんでした。

 最後の2駅ほどで、田畑が広がる郊外の風景に変わった後、終着の鶴来駅が近付いてきました。

 鶴来駅で団体客が降りて、ようやく車内を撮ることができました。

 鶴来駅の外にでてきました。
 団体客がしばらく駅前でダラダタして鬱陶しかったのですが、ようやくのいて静かになりました。

 鶴来駅を外から撮影
 複数ホームがありますが、以前はこの奥まで路線が伸びていた拠点駅だったので、駅構内も昔の名残である程度の広さがあります。

 反対側を見ると、電車庫が見えます。
 右側には冬場に活躍するラッセルが。

 駅の中に入ると、昔使っていた鉄道器具や看板などが展示されています。

 アップで撮影。

 その後、すぐ折返しの野町行き電車に乗って金沢方向へ戻りました。
 戻ってから、浅野川線に乗車の分は後編の記事で書くことにします。
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何だ? この自販機

2023-05-13 |  出撃 at 中国地方

 広島のアストラムラインに乗るために、本通駅の地下コンコースに着いたときに、あるカラフルな自動販売機が目につきました。
 駅の改札口の外側だし、もしかしたらプリペイドカードの販売機かな? さすがに今の時代にさすがにプリペイド乗車券は無いでしょw という感じですが、とてもカラフルなので何を売っているのか、販売機に寄ってみたところ、なんと

 これは広島名物の「もみじ饅頭」じゃないですか。
 よく見てみると3個入り390円で、6種類かの味から4通りの組み合わせの箱にして売っているようです。
 2019年10月からここの他に広島空港や宮島など何か所かに置いているとのことで、左下にはハンドタオルやエコバッグなども一緒に売られていました。

 これはもう、♪白・黒・抹茶・小豆・コーヒー・ゆず・さくら 7つの味でお馴染みのあのお菓子の自販機も登場してほしいですね。
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広島の変な鉄道に乗る

2023-05-06 |  出撃 at 中国地方
 前記事で広島県内4社局乗り残していて、その乗り潰しをするために早朝からアストラムラインと広電の白島線の2社局を乗り潰して、白島でモーニング、散歩で広島城を見ながらまたアストラムラインでJR新白島に着いて、そこからJR山陽本線に乗って東へ進むところまで書きました。その続きになります。


 10時頃に瀬野駅で下車しました。
 昔ならこの近辺でEF59やEF67などのセノハチ越えの補機撮影なんかがありましたが、今はそのような目的物はなくなりました。それでは何の目的で降りたのでしょう。

 答えはこちら、瀬野駅と丘の上にある住宅地とを結ぶ新交通システム「スカイレール」に乗るためです。
 ロープウェイなら「索道」扱いで、乗り潰しの対象外なのですが、こちらは全区間に鉄製のガイドウェイが敷かれて、懸垂式モノレールのようにぶら下がって走るため、れっきとした「鉄道」ですから、鉄道乗り潰しの対象になります。

 まずは乗車券を買います。
 片道最大6分で170円と、まぁ妥当な料金でしょうか?きっぷの裏側は磁気式にはなっていませんでした。

 自動改札機を通ります。
 コスト削減のため、自動改札機はきっぷが機械の中を通るのではなく、きっぷ表面に印字されたQRコードを読み取って有効・無効を判別して、ドアが開く仕組みになっています。これなら切符が詰まったり、メンテナンスをする必要もありません。

 階段を上がるとすでにドアを開けて待っていたので乗り込みます。

 車内は前後に4席ずつの8席が用意されていますが、乗っている時間が短いので。鉄板の上に最小限のビニールクッションが置かれた簡易的な座席です。
 なお手前の窓に「三脚禁止」の張り紙がありましたので、撮影の際は注意が必要です。


 反対側に山から下りてきた車両が到着すると、ガラガラと音を立てて、ぐるりと回転して山行きの車の後ろに着けます。まるで循環式ロープウェイそのものです。

 10:15 いよいよ発車
 動き出しはロープウェイそのもので、ふわふわと揺れるので、あぁやっぱりロープウェイだなと思ったのですが、その後鉄のガイドウェイ上を走りだすと、継ぎ目のガタンゴトンという音を屋根上で出しながら山を登っていくので、やっぱり鉄道なのか?という変な感覚に襲われます。

 しばらく進むと中間駅である「みどり中街」に停車します。
 だいたいの時間帯で、反対行きとすれ違いがあります。

 みどり中街を出ると左手の景色がさらに開けて、住宅が下の方に見下す形で山を登っていきます。

 約5分で終点のみどり中央駅が見えてきました。

 かなりスピードを落として、まるでタッチダウンを試みるようにして着きます。

 終着のみどり中央駅に到着。
 奥には転回装置の他に、検修中の車体や部品などが脇に置いてあるのが見えます。

 下車時は改札口はなく、そのまま階段を降りると出口になって出られました。
 きっぷは回収箱もありますが、そのまま記念に持って帰ってもいいです。QRコードを一度かざして改札から入ったきっぷのQRコードを再度かざして改札口から入ろうとすると、だいたいどうなるかは想像につきます。

 駅前は勾配のある住宅地が広がっていて、絵にかいたようなニュータウンの景色が広がっています。
 標高も高いので、冬場などは大変でしょうね。

 駅から下へ降りてきて、頭上を行く車両の様子を撮影。
 ビルの3階ぐらいの高さでしょうか、それなりに高い場所を走るので、高所恐怖性の人には少々辛いかも。

 これで第3社局目の路線の乗り潰しが終わったのですが、ここで2時間弱の時間を食ってしまったので、広島県内最後の未完乗社線である、井原鉄道に寄ると帰りが大幅に遅くなるので、井原鉄道はまたの機会に乗ることにして、広島をあとにしました。この井原鉄道に乗ることで、岡山・広島両県とも完乗率100%になります。
 なおこのスカイレールは廃止の噂があり、近々にもなくなりそうなので、ぜひ不思議な乗り心地を体験したい方はお早目に訪問をお勧めします。この夏休みあたりがリミットでしょうか? 
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ふらっと広島3路線潰し

2023-05-01 |  出撃 at 中国地方
 4月中は忙しく・・・はなかったのですが、10日を過ぎたあたりからもう一つ体調が思わしくなくて、記事を書く気力もありませんでしたが、ようやく記事を書くべくPCを起動しました。前回記事で半月遅れで云々書いていましたが、更に遅れて1カ月遅れの記事になりますがご了承下さい。
 4月第一週は広島県へ行くことにしました。広島県内では
  ・アストラムライン 全区間
  ・広島電鉄   白島線のみ
  ・スカイレール   全区間
  ・井原鉄道     全区間
の4社線が乗り残しているので、今回ここを潰しに行くべく出掛けることにしました。

 大阪駅からグランドリーム広島号に乗ります。関西-広島間の夜行バスは2便ありますが、もう1便は4列シートの青春ドリームなので避けて、3列のグランドリームに乗ります。夜行バスに乗るのは2021年3月以来の2年ぶりです、前回もグランドリーム広島号でした。

 春休み期間中とあって、車内はほぼ満席だったのですが、乗車当日にも関わらず窓際の割引席が取れたので結構ラッキーでした。この状況から考えて、半分近くの乗客が当日にきっぷを買った人と想像できます。私の前の席は新しく大学に通うことになった娘とその母親っぽい感じの親子連れが座っていました。

 アストラムラインに乗る

 早朝に広島に到着。広島駅新幹線口まで乗車予約はしていましたが、1つ手前の広島バスセンターで下車しました。
 ここから本通駅まで地下街が繋がっているので、アストラムラインにまず乗ります。
 このアストラムラインは、路線図が?マークみたいになっていて面白いです。

 最初は新型車両が来たのですが、ガラスにスモークが掛かっていて前面展望が悪いので1本遅らせて6時半ごろの電車に乗りました。
 車窓には所々に満開の桜の木があったりして、春爛漫って感じです。

 7:10 約40分の乗車で終点の広域公園前に到着。
 駅の南側が大学、北側がスポーツ公園になっていました。

 帰りは新型車両に乗ります。

 新型車両の車内。
 運転席は右側ハンドルで、左側の窓側が開いています。これはすべての駅が島式ホームのため、乗降モニター確認のために運転席が右側についているものです。

 乗車券ですが、4月からの運賃値上げで、本通-広域公園前の全区間を1往復だけする場合でも1日乗車券の方が安くなったので、1日乗車券で乗りました。各駅の券売機で売っていて、一般の乗車券と同じ大きさなので、改札口で出場する時に心配でしたが、ちゃんと出てきたので安心。


 広島電鉄も完乗

 本通駅に戻ってきて、ひろでんで唯一乗り残している白島線に乗るべく、広島の中心街をしばらく歩きます。
 紙屋町から八丁堀まで一駅ですが、10分程度掛かりました。
 8時過ぎのちょうどラッシュアワーですが、八丁堀行きがかなり混雑しているのに対し、白島行きは半分程度して乗っていませんでした。
 しかし白島に着いたところ、既に電停が乗車待ち客でいっぱいだったので、写真は撮れず仕舞いで終わりました。近くのコメダで朝食タイム。

 朝食のあとは少し散歩で、ちょうど桜が満開の広島城のほうへ歩きました。
 お堀の水面に桜が反射して・・・という構図を期待しましたが、どうでしょう?

 このあと、JR新白島駅から東方向へ向かう電車に乗り、次の訪問地へ
 3路線目については次の記事で書きます。
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