
予想通りというか予想以上の圧勝で、麻生自民党総裁が誕生した。
新聞は関連記事でいっぱいだが、もう一つ盛り上がりが感じられない。
今回の総裁選挙もそうだった。
候補者が出揃うときまでのほうがまだ盛り上がった。
結果を見ると、これはなんだったのかと思う。
石破さんの議員票は21票、推薦人20人とご自分の票だけで、そのほかには誰も投票しなかったと言うことだろうか。
他の候補者たちの得票数を見ても、まともな対立候補とはとても思えぬ数である。
麻生太郎さん自体は、面白いと思う。
然し、周りを取り巻く四役などの名前を見ても新鮮さは感じられない。
自民党や霞ヶ関の官僚政治の 『耐用年数はもう過ぎてしまった』 と言うのが実感である。
今日にも内閣の顔ぶれも決まるのだろうが、選挙までの暫定内閣である。
新しい内閣の支持率はどうなるのだろうか?
経済界など、自民党を支持する従来の流れがあるので、そこそこの数字は残すかも知れぬが、
無党派層とか浮動票と呼ばれる本来主体となるべき国民一般の支持が本当に得られるであろうか。?
自民党の推薦を受けて知事になった橋下さんですら、民主党がいいようなことを言う時代である。
厚生労働省に続いて今回の農水省の企業よりの官僚の姿勢を見ると、もう限界のような気がする。
トップが辞めたところで、体質が変わる訳ではない。
自民党と霞ヶ関は今回はお休み、民主党が出てくる選挙になるのではと思っている。
今回は、小沢さん本気のようである。熱っぽい。
22兆がどこから出て来るのかと思ったりもするが、
大阪のように、本気でやれば簡単に出てくるような気もする。
何の根拠もないのだが、そんな気がするほど、官僚や政治家の無駄遣いはひどいように思うのである。
タクシー代のチケット問題、実績がかっての6%になってしまったとか聞いたが、これも極端過ぎるが、そんなことにもなるのである。
民主党もいろんな人が居て、信じきっているわけではないが、今回は1回やらしてみてお手並み拝見してみたい心境である。
基本的な政治スタイル、スタンスを変えないと自民党の総裁が変わっても、なかなか難しいのではと思ってしまう。
麻生さんの内閣支持率、どうなるだろうか?
今、一番の関心事である。