No tengo dinero ni tiempo.

昔習ったスペイン語で今でも覚えている数少ない文章の1つ。

AIG Japan Open 2004(1)

2004-11-21 00:00:00 | 2004JapanOpen観戦記
今月の初旬、AIG Japan Openという大会がありました。私は10/8(金)~10/10(日)の3日間、観戦に行ってきました。その時は何のメモも取らずに観戦していました。あれから約1ヶ月。あれを見て、これを見て、ここが印象的、くらいは書き残しておこうと、今更ながら思い立ちました。

■チケット
私は「クラブJTA」に入っている。クラブJTAの会員だとチケットブースで会員証を出すと空席があれば何がしかの席をくれる、というシステムがあるからである。去年も週末の3日間このシステムを利用して入り、そこそこの席をもらえたので今年もこれで行けると思っていた。
ところが、今年は・・・。
今年のウィンブルドン優勝のマリア・シャラポワ様のお陰か、あるいは2002年のウィンブルドン優勝のレイトン・ヒューイット様のお陰か、週末のチケットが完売しているという話が割と早くに流れた。
どうせ、大袈裟に言っているんだろう、テニスの大会で完売なんてありえないし、最悪天井桟敷の席ならもらえるだろう、とチケットの手配はしないでいたのだが、ちょっと心配になり、たまたまあるテレビ局の懸賞で「SSペアボックス1週間通し券」を応募しておいたら、忘れた頃に大当たり。まあ1週間は行けないので週の前半は友人に譲ってチケット問題は解決。あとは金曜会社を休むだけ・・・。

■出発まで
週の前半は行っている友人からのレポートやJTAがやっているリアルスコアやメルマガを見たりして、現地の様子を感じ取っていた。週の前半は雨、雨、雨。やっと水、木は晴れたが、週末は台風直撃の予報。まあ、会社も休めたし、何とかなるでしょう。
行く日の夜、テレビで試合を放映していたのを見ると、えー、観客がいっぱい!うそー。

■2004/10/8 Fri.
始発で東京へ。やはり雨だった。有明の屋根は締まっていた。そして観客は・・・いっぱいだった。ひゃー。ほんまにチケットは完売していたのか?有明でこんなにたくさんの観客がいるのははじめて見たよ。シャラポワさんは第3試合だからその時間になったらもっと増えるんだろうか・・・。すごすぎ。

●試合1:Mashona Washington(USA) vs Klara Koukalova(CZE) 。結果は、3-6,7-5,6-2。
両方はじめてみる選手。はじめのほうの印象から、クララが勝つでしょう、と思っていたら、試合はファイナルセットへ。そのころ私は外の大型スクリーンで見ていたのだが、マショナが追い上げてきてクララは泣きそうな顔で試合をしていた。ちなみに第一セットは関係者席にクララを応援する(?)Ulihrachさんが目撃されており、第二セットで席を立ったタイミングからクララは崩れていった・・・。試合終了後、観客サービスのイベントが予定されていたようだが雨天でたくさんの試合をセンターでしなければならなくなってキャンセルになったようなのだが、その出場予定の観客と記念撮影するマショナさんの優しい表情が印象的。かなり疲れていただろうに・・・。
●試合2:Paradorn Srichaphan(THA) vs Jiri Novak(CZE)。結果は、4-6,4-6。
これは良い試合だった。パラドンが悪いのではなく、ノヴァークが良すぎ。こんなすばらしいノヴァークは見たことがありません。この日のベストマッチ。ノヴァークのベースラインからガンガン放つショットは深くて正確。それでいてネットもおまかせ。私はその時「年に?度のイルカ祭り」という見出しが浮かんでいた。
●試合3:Maria Sharapova(RUS) vs Tamarine Tanasugarn(THA)。結果は6-2,6-3。
マリア、巧くなってた~。これがウィンブでセリーナを倒したテニスか・・・とマリアの進化ぶりに感動。タマリンも悪くなかったし、ぜひ復活をと思っていましたが・・・。しかしそれ以上に驚いたのが、観客の量とその行動。マリアさんが入ってくると上の席から人がどーーっと降りてきて通路のところに4列くらい人垣ができ、携帯カメラから一眼レフまで思い思いのカメラで思い思いのショットを撮りまくり、私の席で普通に座っていてもコートは何も見えません。こ、これこそ「シャラポワ効果」か・・・。
●試合4:Lleyton Hewitt(AUS) vs Cyril Saulnier(FRA)。結果は7-5,6-1。
これもこの日の目玉。しかし通路の人垣はマリアさんのときより少し減った。この試合の途中に有明に到着した友人によると、すごい人の流れが駅に向かっていたというからマリアだけ見て相当の人が帰ったのだろうが、それでも観客はまだたくさん。それはともかくコートサイドからレイトンさんの球の軌道を見ていると「あれ、ロングかな」と思っているとベースライン近くでぽとりと落ちてくる。よくスピンがかかっているということなのだろうか?それはともかく世界一のフットワークも見れたし、何よりナマ「カモーン」が聞けたのがよかった。ラシード先生が時折レイトンに何やら声をかけて応援していたがその声のかけるタイミングの息がぴったりで、一緒に戦っているって感じ。これでまだ「レイトンにはコーチはいません。コーチ格のラシードさんはいます」なんて言ったら失礼でしょう。話はそれますが、今思えばその頃はまだ「婚約解消」なんて話は出てなかったんだろうか・・・出てなかったんだろうね・・・。
●試合5:Bohdan Ulihrach(CZE) vs Bjorn Phau(GER)。結果は7-5,6-4。
2001年に大阪の25Kの大会の決勝で見たことあるパウさんに注目しながら見ていた。小柄ながら全身を使って打つ片手バックハンドが魅力的。なぜだか解りませんがパウのテニスは何か見るものを惹きつける魅力があるように思いますが私だけでしょうか?話はそれますが関係者席にいた美しい女性はガールフレンドの方でしょうか。一方クララの試合で注目していたウリさんは、何やらシャツを噛むくせがあるのでしょうか?そんな愛嬌系のキャラとは知りませんでした。関係者席にクララの姿を探しましたが・・・、見つけられず。
●試合6:Taylor Dent(USA) vs Gilles Muller(LUX)。結果は6-4,4-6,6-2.
ミュラさんも2001年大阪の25Kの予選で見た選手。最近はツアー大会でも活躍していると聞いていた。確かに見かけによらず大技も小技も器用にこなしていた。しかし・・・その頃には私の集中力も切れていて食べ物を探しに行ったりしてあまりに見ていない。テイラーさんはやはり・・・織田デント、などと思っていたら試合は終わった。
●試合7:Ashley Fisher(AUS) / Justin Gimelstob(USA) vs Yves Allegro(SUI) / Michael Kohlmann(GER)。結果は3-6,4-6。
本当ならこれらの試合はアウトコートの予定だったが、雨天のためここですることに。客はもっと減るかと思っていたら割と残っていた。以下一言コメント。
・アシュリーさん:1人だけ、ラケットに塗りがない。(ちなみにラケットはウィルソンの去年モデル。去年フェデラー他多くの人が使っていたやつ。)靴下も靴もなんだかくたびれて・・・(以下略)
・ジャスティンさん:ちょっと調子が出なかった?
・イヴさん:「僕はナンバーワンのロジャーとも、日本に帰ってしまった純とも友達でーす」と言ったかは知らない。
・ミハイルさん:2001年京都25Kで準優勝。その時よりいい感じでした。
●試合8:Jiri Novak(CZE) / Petr Pala(CZE) vs Jeff Coetzee(RSA) / Chris Haggard(RSA)。結果は6-3,6-4。
これまた巧いダブルス!以下一言コメント。
・イルカさん:イルカ祭りはまだ続行中。
・パーラさん:関係者席で見かけたときより、かっこいい!(すんません。)
・ジェフさん:独特のフォームで渋い技多数。
・クリスさん:すみません、あまり覚えていません・・・。集中切れていました。

終わったのは終電ぎりぎりでした。ああ、しんど。ああ、おなかすいた・・・。
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