No tengo dinero ni tiempo.

昔習ったスペイン語で今でも覚えている数少ない文章の1つ。

またまた試打しました

2010-06-27 23:47:24 | テニス観戦
今回は、どうせ買う気もなく試すなら、と競技者用っぽいものを試しました。

・HEAD:YouTek Speed MP :白いラケットです。100inch2、315gもあるし、厚さもわりと細い目でカクっとしていて、いかにも競技者向けというお姿のラケットでしたが、これがとてもよかったです。普通に持ったらちょっと重いかなと感じるのに球を打つと重さを感じないし、何より、よく打てました。ちゃんと握っていて、球を打ち返せたら、変な体勢からでもしっかり飛んで行きました。スイートスポットが広いのかとおも思いました。そして、打った時の打球感がすばらしかったです。(振動止めはついていました。)ジョコビッチさんと同じシリーズのラケットです。(ジョコさんのは98inch2らしい)

・YONEX:RDIS500:RDインパクトスピード 500というそうです。赤いラケットです。100inch2、290gです。YONEXの競技者用ラケットはこれまでも試打したことありましたがこれまではどれもいかにも競技者って感じで難しく、今回もあまり期待せずに試したのですが、これは良かったです。打球感はV-conシリーズが良いと以前の試打で感じたことがありましたが、それ以上に良いと思いました。

私がラケットを購入したのはかれこれ9年前くらいですので、技術は進歩していっているのだと感じる次第です。
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森口綾子 ピアノ・リサイタル

2010-06-27 23:17:52 | 音楽
2010年6月24日(木)午後7時開演
会場:大阪・いずみホール

会社の休みを取得して森口綾子(りょうこ)さんのピアノリサイタルに行ってきました。コンサートをされると聞いたときから楽しみにしていました。森口さんのファンになったのは確か2008年に三宮のクラシックライブハウス「ピア・ジュリアン」に友人に連れてもらった際、第一部と第二部の間に客席にまわってこられて私にも気さくにお話ししてくださったことがきっかけでした。なぜこういう話になったのかは忘れてしまいましたが、その時森口さんは「弾ける人は何人もいて腐っている」といったことをおっしゃっていて、そのお言葉から自らがその厳しいピアニストの道でやっていくのだ、という力強い決意のようなものを感じたのでした。その時の演奏はもちろん素晴らしく、その後も友人の誘いもあり何度か聴きに行き、そして今回はいよいよ有名で大きなホールで1人でリサイタルをされるという段になり、これは応援に行かなければと体調を整えました。
ご自身のWeb日記の中で「大きなホールなのでまだまだチケットあります」などとおっしゃっていたのでお客さんの入りはどれくらいだろう、と思ったりしましたが、会場へ行ってみたらたくさんのお客さんがおられたのでいらない心配でした。
私たちに用意していただいたお席は後方の右側でしたが、いずみホールはどこからでもステージが見えるし右側でしたので弾いておられる手が良く見えました。
第一部は白地に黒い柄のドレス。第二部は紺色にキラキラがちりばめられたドレスで、どちらもとても合っておられて素敵でした。
曲は、これまで行ったコンサートでも聴いた曲が多かったですが、2度、3度と同じ奏者で聴くとより味わえたように思います。特に今回のプログラムでいえば、リストの2曲目のサビ(クラシックにサビという概念があるのかは知らんが)のところと、展覧会の絵全般。特に展覧会の絵は、当日のプログラムにもプログラムノートがあったにも拘わらず、前述のライブハウスで森口さん自らが書かれたプログラムノートを思い出しながら聴きました。曲が終盤に差し掛かってきていよいよ終わりの音というとき、「弾き切らはった~」とホッとする気持ちと「終わっちゃった~」という気持ちとがありました。最後は客席からブラボーも多数出て、スタンディングオベイションをされる方、手を上にあげて大きな拍手を送る方もあり、私も感激していました。アンコールは友人によるとシューマンの「献呈」とのことでした。その後ももう1曲、もう1曲、と引き続き拍手を送り続けましたが、その日はこれで終わりました。良い時間でした。今後の活躍されるのを楽しみにしたいと思います。
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プログラム

モーツァルト:
N.ドゼードの「リゾンは森で眠っていた」の主題による9つの変奏曲 ハ長調 K.264
アダージョ ロ短調 K.540

リスト:
巡礼の年第2年補遺 「ヴェネツィアとナポリ」
第1曲 ゴンドラを漕ぐ女
第2曲 カンツォーネ
第3曲 タランテラ

平吉 毅州:ピアノのための悲歌

ムソルグスキー:展覧会の絵
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