どうも、ren.です。
今日はH.P.ラヴクラフト御大の誕生日です。
イア!
ジャブジャブの道を歩いて買い物をしてきました
午後にはさらに雪が解けたので、道はほとんど池だね。
で、途中で寄ったコンビニでこれを見つけたので買ってきました。
● 「COBRA 大解剖」 三栄書房
原作、アニメ、OVAなど、「COBRA」の全てを網羅。
まず60Pで全エピソードや全キャラクターの紹介、原作の白黒・カラー画像を豊富に使い、眺めているだけで楽しいです。
次に寺沢武一さんの半生を振り返るロングインタビューで、学生時代の経験がとても興味深いです。
続いて虚淵玄さんや荒木飛呂彦さんなど各界のCOBRAファンや歴代編集者の寄稿。
デジタル作画のパイオニアとしての寺沢さんや、少女マンガ投稿時代の原稿、COBRAのボツ原稿も収録。
アニメ関連では、出崎統さんの「アニメージュ」でのインタビューを再録、新旧アニメスタッフと榊原良子さんのインタビュー。
さらに当時から今までのグッズの紹介では旧アニメ時代の超合金や子供用ブリーフまでカバー。
そして巻末には単行本未収録カラー作品2本を収録。
それぞれの記事は写真が豊富でフォントも小さく、980円と思えないほどのボリュームがあります。
COBRAを昔から好きな人も、最近名前を知った人も、どちらも楽しめるないようだと思います。
偶然、店頭で出会えたのはラッキーでした。
改めて図版で感じるのは、絵としてのかっこよさですね。
たとえば漫画の1ページから吹き出しと台詞を抜き去ると、それだけで飾れるような1枚絵になります。
これはアメリカンコミックにも見られるアート嗜好な描かれ方ですが、私はそうした姿勢にとても惹かれます。
寺沢さんはインタビューの中で"漫画から無駄なコマや無駄な台詞を削る大切さ"について説いておられます。
これは、最近の長編作品の作者は耳が痛いんじゃないかなぁ(w
漫画に限らず小説でも実際に読んでいると、「1巻分の話は冒頭2話程度に纏められたんじゃない?」と思う作品の多い事。
それだけ削っていても「COBRA」は情報量が足りないとも思えないし、台詞も簡素ではないのですから、この辺はセンスと経験の問題なのかなぁ。
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