希望屋 ~ren_ka ci=set~

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まおゆう 魔王勇者 5巻

2012年01月28日 19時48分33秒 | ▼マンガ・本

昨夜から雪かき地獄でヘロヘロのren.です。
深夜1時から1時間半、朝起きて30分、昼すぎに1時間。
夕方も多少積もってたけど、風が強いから吹き飛んでくれるのを期待する(w

 

● 「まおゆう 魔王勇者 5巻」 橙乃ままれ/エンターブレイン
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/7b/baf584b20179a475e03ec77b2463fd88.jpg?random=a3e41641a19a863ae9909e42761fec62

最終巻、読了。
開門都市攻防戦のクライマックスから、光の塔、そして結末まで。
なので、魔王と勇者が甘くいちゃこらしているシーンはほとんどありません(w

あとがきでも書かれていますが、アドリブの会話分だけに膨大の登場人物がいますが、ちゃんと結末までに納得できる行動をして、かつ見せ場もあるというのがすごいですよね。
webで読んだ時は百合騎士団隊長の登場が唐突に感じましたが、こうして紙の本で読むとそうでもないな。
まあ、悪のカリスマが大主教しかいない上に、こちらはひたすら不気味で正体不明が売りなため、百合さんの悪女的な部分がかすんでしまって、ラストもいい話で終わっちゃってるからなぁ。
あまりどろどろした展開が似合わない作風ですから、このくらいの表現が適切だったということでしょうね。

「おおぞらをとぶ」~「───それから」は、やはり長い物語のまとめだけに、何度読んでもジーンときます。
この巻では従僕くんの出番は不死鳥を見送るシーンだけなので、その後は私が引き取ったことにします(w

巻末は、久美沙織さんとの対談。
久美さんというと、私は「MOTHER」のノベライズを思い出します。
パーティーメンバーのうち物語の後半で仲間になるヒロイン・アナを主人公にしたため、前半はばっさりと省略されているのに驚きました。
なので、ケン(主人公、ゲームのデフォルトネームは"ニンテン"でしたね)は最初からかなり頼もしい。
おや、そう書いてみると「まおゆう」とよく似てます(w
久々に読み返してみようかしら。

さて、これでweb連載の全ては単行本化されたわけですが、すでに外伝が1冊出版されており、今後も展開が望まれているようです。
個人的には、んー……「まおゆう」はこの形以上のものに膨らませたくない気もします。
小説以上にイメージを読者に任せた作品でしたから、私なりの「まおゆう」世界を大切にしたい気持ちが強い。
今回の書籍化でのキャラクターイラストを見て、「あれ?これはこれでいいけど、なんか違う」と思ったのは、私だけじゃないはず(w
なので、さらに声が付いてしまったCDドラマ付きの外伝は結局買っていません。
まあ、今後、気が向いたら"オフィシャル"の「まおゆう」を、もう少し追いかけてみるかもしれませんが。

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