紅葉真っ盛りの北海道から、ren.です。
札幌市内も、街路樹や公園がきれいです。
でも、もうすぐに霜が降り始めるんだろうなぁ。
さて、昨日はインドGPでした。
夕食後すぐの放送だったので、私はうっかり満腹感で途中を寝落ちしてしまいました(w
なので、BS放送とCS再放送で補完。
週末のインド・ブッダサーキットはスモッグに包まれました。
土曜のフリーセッションでは、あまりの視界の悪さに救急ヘリが飛べず、セッションが行えないという事態も。
決勝でも常に、画面に紗のかかったような映像でした。
しかし、観客席にも、芝生席にも、笑顔の現地ファンがたくさんいて、雰囲気は最高ですね。
路面も去年は驚くほどタレの起こらない良好な舗装でしたし、マーシャルも活動的。
当初は現地情勢や入国審査に問題があるといわれましたが、運営もしっかりとこなされています。
契約上、今年がひとまず最後のF1となりますが、ドライバーにも好評ですし、いつか復活してほしいところ。
では、レースに目を向けてみましょう。
なんと言っても、今回の話題はベッテルの'13王者へのリーチ。
5位以内に入れば4連覇決定というイージーレースと思われましたが、どうマシンに不具合を抱えているのではという雰囲気が、事前から流れていました。
……ということになると、その不安要素をまともに喰らってしまうのが、今年のウェバー。
40周目にチームから「すまん、マシンを停めてくれ」という無線が。
思わず「えぇ?停めるの?!」と返信したウェバーでしたが、どうやら久しぶりのオルタネータートラブルだったらしく、路側に停めて無念のリタイヤ。
ピットに戻る道すがら、ワッとフェンス越しに集まるファンにグラブを放り入れて笑顔で手を振るウェバー。
しかし、ピット裏でカメラが映したのは、おどけた笑顔に目だけがギラギラと怒りを宿したウェバーの姿でした(w
いやぁ、あの顔は怖かったね。
とはいえ、このトラブルは実はベッテルにも兆候があったようです。
チームから電力消費を抑えるために、KERSどころかドリンクスイッチまで制限されてしまいました。
PPからのスタート、早めのタイヤ交換で、王者を優勝で飾りたいベッテルに暗雲。
しかし、その懸念を吹き飛ばして見事に優勝。
王者への祝福に涙声で無線を返すベッテルは、「じゃ、すぐに停めてね」という言葉を「ごめん、ちょっと無理」と振り切って、グリッドまで進みドーナツターン。
大歓声のスタンドと、堪えてくれたマシンに、深い感謝を表したのでした。
……そして、やっぱり罰金ペナを受けたのでした(w
実況では「チャンピオンのみに許される」と言っていましたが、許されるわけはなかったようです。
ただ、ドーナツターンに対してではなく、「規定位置にマシンを停めなかった」ということが問題だったようで、一応スチュワードも「気持ちはわかるけどね」と苦笑いのようです。
もしかしたら、サービスの後にちゃんとマシンに乗って戻ればよかったのかもよ。
でもまぁ、優勝を決めたのがブーイングの起こらないサーキットでよかった。
マシンへの五体投地も、牛が神の使いの国なだけに、スタンドは大ウケでしたね(w
なお、レッドブルはコンストラクターズタイトルも4連覇達成です。
と、どうしてもベッテルに話題は集中しますが、それ以外にも目を向けてみましょう。
8番手から対抗馬として食らいつきたかったアロンソは、スタート直後の接触で後退し、11位フィニッシュと位置を戻すことは出来ませんでした。
その分、マッサが活躍を見せて4位となるも、残念ながらコンストラクタータイトル2位から脱落してしまいました。
予選でQ1落ちという屈辱を味わったグロージャンでしたが、大躍進を見せました。
1ストップ作戦でぐんぐんと順位を上げて、なんと3位表彰台。
いやはや、本当に成長しましたね、いーじゃん。
しかし、ライコネンがグロージャンを抜かせなければいけない場面で余計なチームメイト対決を誘発し、無線で暴言の投げ合いに発展するという珍事も裏では発生していたようです。
フロントロースタートのロズベルグは、一時後退するものの戦略に長けて2位表彰台に。
これによってメルセデスが、フェラーリを逆転してコンストラクター2位に。
各所でバトルを演出したハミルトンは6位。
ウィリアムズはマルドナド12位、ボッタス16位と無事ダブル完走。
表彰台インタビューでは、クルサードが「ナマステ」。
ここで各国の挨拶を使うのが慣例になったのって、いつごろからだったかな。
あと、シャンパンファイトに使われたのは、シャンパンじゃなかったのかな?
それとも、コルドンルージュのラベルを使えなかっただけ?
そしてスタジオの川井ちゃんのハロウィーン仕様のアロハシャツで吹き出した人、多数かと(w
次回は続けてこの週末に、アブダビGP。
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