希望屋 ~ren_ka ci=set~

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ケータイ捜査官7(セブン) 第17話

2008年08月06日 21時11分05秒 | ▼映像作品・番組
床屋でさっぱり、ren.です。
思いっきり短くしてきました。
これでツーリング中、適当に頭が洗えます。
でも、ヘルメットがゆるくなりそう(w


第17話 「遠い夏の空と」
個人的に、ここまでの歴代ベスト回。
タイムパラドックスものですが、SFというよりファンタジー。
この季節に戦争を絡めると説教くさくなるので心配していましたが、からっと泣ける話でした。
最後の2人の邂逅に、号泣してしまいました。

でもま、タイムパラドックスモノなので、語らせてください(w
長いので、最後まで読み飛ばしても結構。


今回のポイントは、これは歴史改変行為であるのか、というところ。
本来、突撃によって命を落とすはずの清一を、電話で助けてしまったと思いえますよね。

彼が所属していた701空(豊橋航空隊)は、昭和17年のガダルカナル戦に参戦していたラバウル航空隊、かな。
その後、エセックス級への特攻で有名になった航空隊かと。
でも特攻は昭和19年に始まっていますが、初の作戦は10/21ですので、彼が仕掛けたのは作戦上の突撃ではありませんね。
この辺、C-chさんなら教えてくれそうだけど。

現代と昭和19年が電話によってつながり、突撃の覚悟をした清一の決意を逸らしましたが、これは明らかに「歴史の改変」です。
これによって五十嵐家はその後、無事に子沢山に恵まれ、さらに孫にも恵まれた。
これだけで、本来の歴史より20人くらいの人生が増えているわけです。
そらに、そうした彼らとの関わりで、他人の人生も変わってしまうはず。
極論すれば、起きるはずのない殺人事件が起きる可能性もあります。


ここに私お得意の「歴史の復元性」を加えるならば、歴史の改変によるパラドックスは、ケイタと清一(そしてセブンの記録)には影響しなかった、もしくは影響できなかった何かがあるはずです。
それが多分、R.C.I.S.なる物だったでしょう。

このパラドックスの帰結は「ケイタも清一もセブンも、このことは口外しない」ことです。
ここでこのことを誰かに話してしまえば、新たなパラドックスが発生し、「歴史」という謎の存在は正常な流れに修正・復元しようとします。

「戦争で清一が死んでしまったことに心を痛めた現在(前)」には、「電話によって危機を乗り越えた現在(後)」が、ループしてしまっている。
つまり「前の現在」の未来は、「存在しない歴史」になります。
この「存在しない歴史」がどこかで続いているのなら、「パラレルワールド」の扱いです。


しかし、これらの説は、最後のシーンで否定されます
なぜなら、目撃者に記憶が無いからです。
「歴史の復元性」にしても、これはあまりに不自然。
むしろ、次の日に女性人3人が死んでしまっていた、という方がありえる(w


つまり、今回の一件は、元々"不思議なことが起きる"歴史だった、と考えるのが自然だと思います。
これなら、こまごましたパラドックスなんて、考えなくていい。
「いい話」として、素直に涙を流すのが一番。

……つまり、ここまでの論説、まったく意味なし!wwwwwwww




ゴホン

さて、その他の感想(w

「圏外は屈辱」というセブンのことば。
これを踏まえるとゼロワンの決め台詞「おまえは圏外だ」に深みを感じます。
でも、謎の電波を受信したセブンの表情のほうが、よほど屈辱になりそう(w

ケイタが電話を受けたシーンで、ヒグラシの悲しげな声が聞こえます。
そして、改変された現代で驚く啓太のシーンでは、「ひょろろろろ……」という、不思議な声がします。
あれは、「火の鳥」とも呼ばれるアカショウビンの声。
もしかしてこれは「復活」という意味にかけた演出なのでしょうか。
だとしたら、誰がわかるというんだ(私か

今回もゲストが豪華でしたね。
陽子には「仮面ライダー響鬼」であきらを演じた秋山奈々。
「コスプレ幽霊 紅蓮女」の佳乃と違って、オカルト否定派なのかな(w
過去の清一は「ちりとてちん」の辻本祐樹。
「デカレンジャー」や「キューティーハニーTL」に続く特撮出演かな。
現代の清一には織本順吉。
ドラマでは名脇役として有名ですが、特撮だと「宇宙からのメッセージ」「ゴジラ84」。
初枝には佐々木すみ江。
姑女優としてや洋画の吹き替えで有名ですが、特撮の出演ははじめてかな?

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