今朝の大雪でずたぼろのren.です。
雪の直前に雨が降っていたものだから、重い重い。
一時期、インディーズやカルトムービーと呼ばれる映画にハマった時期があります。
先日DVDの棚をひっくり返していたら、当時大好きだった映画が出てきたので、観返していました。
● 「シックス・ストリング・サムライ」 (1998) ランス・マンギア監督
実は監督の卒業制作作品だったという、このインディーズムービーは、当時、単館系の映画館でも話題になりました。
といっても、TVCMもありませんでしたし、地元の映画館では公開されませんでしたが。
なので、レンタルビデオがリリースされたとき真っ先に借りまして、友人一同とハマりました。
DVDが発売されると聞いて、小躍りした記憶があります。発売日に街に繰り出してゲットした一本です。
ストーリーは……こんな感じ。
え?わかんない?(w
1957年、アメリカは核爆弾によって蹂躙され、ソ連に降伏し占領された。
唯一の自由都市「ロスト・ベガス」。そこはキング・エルビスのロックによって統治支配されていたが、40年後、ついにエルビスは崩御する。
人々は新たな「キング」を待ち望んだ。
一人のロッカーがベガスでの「ギグ」に向かい、砂漠を歩き続けていた。
"バティ・ホリー"
ロイド眼鏡に無精ひげ。黒いスーツにエレキギター。
そして一振りの ─── 刀。
道中、バティと共に歩むのは、山賊によって母を殺された孤児。
"キッド"
そんな彼らの身とギター(ホーローボディーシックスストリング1957年モデル)に、ベガス支配をもくろむ"デス"の脅威が襲い掛かる。
ロックvsへヴィ・メタル
果たして、ベガスの新たなキングは、誰のものとなるのか……。
はっきり言えば、バカ映画です(w
バティが次々と、わけのわからないパンク野郎どもを、剣術とカンフーでクールに倒していくだけです。
相手は、ボーリングのボールとピンが武器の"ピン・パルズ"、凡骨車のカウボーイ、ゾンビのようなアストロノーツ、風車の丘の"神"、並み居るソ連軍(ただし40年前から弾切れ)……そんなのばかり。
ただただ、かっこいいシーンの継ぎ接ぎのような、内容が無い映画かもしれません。
しかし、この映画を通して観て、ストーリーを感じられない人とは、友達にはなれません(w
まあ、荒唐無稽なアクション漫画やアニメを楽しめる人なら、絶対にそんなことはないと思いますけれど。
この映画の肝は、バティの強さとかっこよさもあるのですが、やはり、キッド(劇中最初だけ、ディビットと呼ばれている)でしょう。
物語としては、彼の成長がひとつの主軸となっています。
軽い失語症のため、ほとんどのセリフが「わぁ─── !!」という雄たけびなのですが、次第に言葉を取り戻していきます。
この子がかわいいんですよ!
バティに命を助けられ、一方的に慕い、役に立とうとするキッド。
次第に彼が、自分にとって大切な存在となっていくバティ。
そんな2人を見ていると……腐った感情が(w
あれぇ?以前に観た時には、こんなこと考えなかったけどなぁ。私もずいぶん、変わってしまったものだ(を
とにかく、頭を空っぽにして深く考えない映画が見たければ、この作品は猛烈にお薦めです。というか、観たものに疑問を持ってはいけません!(w
きっと観たあとには、バティの得意ポーズを真似しながら指を鳴らし
「チョウチョは飛んでお家に帰りな」
と言っているあなたが、そこにはいるはずです。
雪の直前に雨が降っていたものだから、重い重い。
一時期、インディーズやカルトムービーと呼ばれる映画にハマった時期があります。
先日DVDの棚をひっくり返していたら、当時大好きだった映画が出てきたので、観返していました。
● 「シックス・ストリング・サムライ」 (1998) ランス・マンギア監督
実は監督の卒業制作作品だったという、このインディーズムービーは、当時、単館系の映画館でも話題になりました。
といっても、TVCMもありませんでしたし、地元の映画館では公開されませんでしたが。
なので、レンタルビデオがリリースされたとき真っ先に借りまして、友人一同とハマりました。
DVDが発売されると聞いて、小躍りした記憶があります。発売日に街に繰り出してゲットした一本です。
ストーリーは……こんな感じ。
え?わかんない?(w
1957年、アメリカは核爆弾によって蹂躙され、ソ連に降伏し占領された。
唯一の自由都市「ロスト・ベガス」。そこはキング・エルビスのロックによって統治支配されていたが、40年後、ついにエルビスは崩御する。
人々は新たな「キング」を待ち望んだ。
一人のロッカーがベガスでの「ギグ」に向かい、砂漠を歩き続けていた。
"バティ・ホリー"
ロイド眼鏡に無精ひげ。黒いスーツにエレキギター。
そして一振りの ─── 刀。
道中、バティと共に歩むのは、山賊によって母を殺された孤児。
"キッド"
そんな彼らの身とギター(ホーローボディーシックスストリング1957年モデル)に、ベガス支配をもくろむ"デス"の脅威が襲い掛かる。
ロックvsへヴィ・メタル
果たして、ベガスの新たなキングは、誰のものとなるのか……。
はっきり言えば、バカ映画です(w
バティが次々と、わけのわからないパンク野郎どもを、剣術とカンフーでクールに倒していくだけです。
相手は、ボーリングのボールとピンが武器の"ピン・パルズ"、凡骨車のカウボーイ、ゾンビのようなアストロノーツ、風車の丘の"神"、並み居るソ連軍(ただし40年前から弾切れ)……そんなのばかり。
ただただ、かっこいいシーンの継ぎ接ぎのような、内容が無い映画かもしれません。
しかし、この映画を通して観て、ストーリーを感じられない人とは、友達にはなれません(w
まあ、荒唐無稽なアクション漫画やアニメを楽しめる人なら、絶対にそんなことはないと思いますけれど。
この映画の肝は、バティの強さとかっこよさもあるのですが、やはり、キッド(劇中最初だけ、ディビットと呼ばれている)でしょう。
物語としては、彼の成長がひとつの主軸となっています。
軽い失語症のため、ほとんどのセリフが「わぁ─── !!」という雄たけびなのですが、次第に言葉を取り戻していきます。
この子がかわいいんですよ!
バティに命を助けられ、一方的に慕い、役に立とうとするキッド。
次第に彼が、自分にとって大切な存在となっていくバティ。
そんな2人を見ていると……腐った感情が(w
あれぇ?以前に観た時には、こんなこと考えなかったけどなぁ。私もずいぶん、変わってしまったものだ(を
とにかく、頭を空っぽにして深く考えない映画が見たければ、この作品は猛烈にお薦めです。というか、観たものに疑問を持ってはいけません!(w
きっと観たあとには、バティの得意ポーズを真似しながら指を鳴らし
「チョウチョは飛んでお家に帰りな」
と言っているあなたが、そこにはいるはずです。