まあ、特に何も特筆することのない週末だった、ren.です。
友人と「右京さんの新相棒が、仮面ライダーアマゾン(ディケイド版)だったら」というバカ話をして、窒息しそうになったくらい(w
● 「魔法先生ネギま! 37巻」 赤松 健 講談社/マガジンKC
裏表紙のナギを見るに、もうネギコタの子供・大人体型の描き分けは、あきらめたようだな(w
折り返しで次巻での最終巻告知がなされていますね。
私は単行本派なので基本的にネタバレは回避しているのですが、それでも各所で嘆きに憤りに謗りを目にしました。
なので、今巻を買うまで色々と心配していたのですが……
思ったほど、終わりに向けてあせっていたり、投げ出したりといった雰囲気を感じなかったな、というのが私の印象。
確かに、魔法世界の救済策や、それにまつわるあれやこれやと急展開が多かったものの、あまりに展開の遅かった魔法世界編に比べると、このスピードがむしろ心地よい(w
魔法世界編が派手な事件性であったために、ポンと日常世界に戻ってしまっても、もう最初の頃のような「日常の異物としての魔法」というエピソードにならないのは残念ですが、まあ、仕方がないですわな。
最も大きな展開として、明日菜の行く末ですが、まあ、このまま何の救済策も無いということはないんでしょう。
そうでなくては、「ネギは、アスナに手を差し伸べたナギを超えるどころか、追いつくことすら出来なかったね(チャンチャン♪」という台無しなオチになりますから(w
それに、少なくとも私がこれまで読んできたネギという人物は、たとえ大きな命題を負ったとはいえ、その忙しさにかまけて、明日菜を見捨てるキャラじゃない。
じゃなきゃ、のうのうとカラオケで歌っている姿に殺意すら湧きかねないよ。
魔法世界編からの変化といえば、やはり同行者達のキャラが掘り下げられた分、そうした部分が強く描かれている印象ですね。
一皮向けたというか、すっかりネギのフェロモンに中てられたというか(w
それだけに、留守番組がかわいそうに見えます。
委員長はまだ仮契約に至る回想があったものの、千鶴はあれよあれよな印象……まあ、ちず姉らしいかもしれないが(w
そういう意味では、チア部はよく描かれているほうで、鳴滝姉妹、葉加瀬、五月に至っては、今巻ではモブ以上に描かれていません。
彼女らのファンの心境やいかに。
まあ、同行者であれだけ活躍の場があったたのに、今巻ではモブ扱いのさよは、もっとひどい立場か(w
幽霊という存在的に、日常世界ではしかたがないとはいえ、いとあはれ。
そんなわけで、まったく不満がないわけではありませんが、私的には最終回を心待ちにしたいという感想ですね。
なににも増して、今巻は小太郎の出番が多くて幸せ一杯、胸一杯。
しかも、運動着姿で腹一杯(w
そのフランクフルト、軸だけください。
……ハッ!?
よく考えたら、もうちょっと日常世界を描く機会があったなら、小太郎の学校生活も描かれたかもしれないよな。
正式に編入しているから、こうして学校行事に参加できるわけだし。
歳相応的には、おそらく小等部のはず。
くそ!そうなると、やはりもっと続くべきだ、赤松さん!!(w
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます