どうも､ren.です｡
ついに日本GP中止の発表がありました｡
一縷の望みはあったものの､まあ､無いだろうなとは思ってた｡
● ｢異界探訪記 怖い旅｣ 松原タニシ 二見書房 
先日買って､一気に読み終わりました｡
前作｢怖い間取り｣よりも大幅にページ増｡
さらに植字も小さくなったので､ボリュームが増しています｡
まあ､目には厳しい(w
ただ掲載写真は､版が小さいわ､夜で真っ暗だわで､まったく何が映ってるかわかんない｡
一部は口絵でカラー掲載されていますが､ちょっと残念な点ですね｡
ということで､今回はタニシさんの住む事故物件から飛び出し､各地の心霊スポット"異界"を巡る旅のレポートとなっています｡
その内容は､現地で何事も起こらず､ただ行って帰るだけ｡
たまには奇妙な物音や､スマホの故障など､不思議な現象も起こりますが｡
"何かが起きるほうが珍しいのだ｡"
タニシさんも､文中でそう書き記しています｡
そりゃそうだ｡
必ず心霊現象が起こる場所があったら､好きな人はみんな行くもんな(w
とはいえ､別にタニシさんは"異界"に冷やかしに行っているわけではない｡
そこに日常と繋がった何かがあるのではないかと､期待し足を運んでいるわけです｡
その為に､その"異界"についての噂を調べ､過去にそこで起きた事件事故を調べ､歴史上どんな土地なのかを調べ､そのリサーチの上で実際に足を運び答えを探す｡
レポートにはそうした真摯な姿勢が見えます｡
だからこそ､読んでいて共感できます｡
まあ､何事も起こらないとはいえ､何か不思議な物音が聞こえておびえたり､同行者のにしねさんが奇行に走ったり､何か裏づけや説明がつかないことが起きると､説得力も増すわけです｡
つか､にしねさん大丈夫なのか?(w
訪れた"異界"には､札幌の藻南(もなみ)公園と西岡水源地が含まれています｡
どちらも私も訪れたことのある場所｡
まあ､日本野鳥の会所属当時に､野鳥観察に行ったのですけれど｡
特に西岡は定例探鳥会(鳥の観察会)で毎月､数年にわたって夏冬問わずに行っていた場所｡
なお､怖い体験は一度も無いです(w
恵庭で起きた山火事の消火のため､消防ヘリがバケットに水を汲みに来たことがあったことの方が思い出深い｡
確かに当時から､旧給水塔には噂がありましたがね｡
