一日雨模様でしたが涼しい札幌から、ren.です。
そういえば、内地のほうは空梅雨らしいですね。
北海道は一冬雪が積もるので水の心配はないけれど。
● 「Cat Shit One'80 Vol.4」 小林源文/ソフトバンク
3月末に出ていたんですね。
行きつけの本屋が、軍事書籍・雑誌のコーナーを離れた場所にしてしまっていたので、気付かなかった。
アフガニスタン紛争が終結。
ソ連は崩壊し、東西ドイツが統一、中国では天安門事件が。
急速に世界の社会主義国に幕が引かれていく。
アメリカはアフガン撤退からすぐに、パナマ侵攻へと移行する。
ラッツは相変わらず、幸せになれないなぁ。
冒頭にメリーアンとの仲が深まっていることに「おぉ」と思った数ページ後……ひどいよ、源文さん(w
老いを感じさせる目が、それ以降はどこか座った目つきにも見えてしまう。
ソ連のスティンガー奪取。
ミーシャの人柄(熊柄)が出ていていいですね。
ここでのパッキーとの邂逅が、やがてくるソ連崩壊の起爆スイッチとなっていくのも面白い。
ゴルバチョフの額は、ハゲなのね(w
KGB時代のプーチンは、ちょっとマレーグマ的な細い顔になっていて、それっぽい。
ボタは、家族がアフガン紛争で世界中に広まった麻薬の被害に。
なんだかんだで会社を放って、自ら戦地に向かうところ辺り、勇敢になったんだか、奔放になったんだか(w
通巻としては最長になった'80(Vol.0を入れれば無印と同数)。
90年代に入るので、JPに合流するんでしょうかね。
少なくとも、既刊情報には"完結"と書いてはいませんが。