ニコ動で「DD北斗の拳」を観たren.です。
事前に情報なく観たので、まさか大地丙太郎監督作品だったとは。
想像していた以上に本気のアニメで面白かったです。
でも、EDの作詞を原哲夫先生が担当しているっていうのが、大オチだよなぁ(w
「ニャル子さんW」は、先日アニマックスの無料放送でも観たのですが、改めて視聴。
冒頭の「仮面ライダーウィザード」のエフェクトですが、単にキャラの髪の色に合わせているだけなのか。
なんでニャル子がウォーターなのかと思っていたけれど、よく見るとハス太もランドですね。
ダーレス的に属性を考えれば、ニャル子がランドで、ハス太がハリケーンだろうに。
詰めが甘いな(w
昨夜の「翠星のガルガンティア」は、なかなか仕掛けが面白いですね。
ただ、前半と後半で雰囲気が違いすぎるので、今後どう転ぶかは不確定な感じ。
どちらの状況も面白いんだけれど。
個人的には「マジェスティック・プリンス」ほど、1話でがっちりハートをつかむ作品ではなかったかな。
● 「ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上 4」 エンターブレイン

「NEO-SAITAMA IN FLAMES ネオサイタマ炎上」エピソードが今巻で終了。
最終エピソードは本の半分を使い、4章仕立てでの怒涛の14連戦(+α)。
数人の戦いは戦闘シーンをジャンプしてダイジェストめいていますが、どの忍者たちも個性的で捨てキャラがいないところに驚きます。
この、戦闘開始→ネコソギ・ファンドの光景→戦闘決着という構成が、なかなかに秀逸。
一見ギャグにも思えますが、ここまでこの作品を読んできた者ならば、その挿入シーンが重要なのは承知の上。
また、それだけでシックス・ゲイツの人材不足を感じさせるのですから、見事です。
ところで、クルーカットに取り立てられているモドリ社長って、女性?
中年女性とはいえ、男性社長が「ンァーッ!」とは言って欲しくないし(w
直接の仇敵であるダーク・ニンジャとは決着つかず。
これはやはり、「ニンジャスレイヤー」という作品においてのラスボスは、彼ということなんでしょうね。
今後、舞台はキョートへと移りますが、そこで再び邂逅したとき、どのようなニンジャになっているのでしょうか、楽しみです。
ブラックヘイズもひっそりと生き延びていますが、彼の再登場は予想がつかないなぁ。
こうして連戦で綴られるトコロザワ・ピラーの戦いは、まるでゲーム。
映画「死亡遊戯」のようなステージ構成で、各部屋には室内とは思えないようなギミックがあり、足場を踏み外すだけでトラップの餌食になるところあたり、「ロックマン」や「忍」などの硬派アクションゲームシリーズそのもの。
それで、口絵のピンナップは16bit風なんだね(w
今までもあった表現ですが、今回特に顕著なのが、ほぼ同じ文章が繰り返される段落構成。
超スピードの戦いが繰り広げられる忍殺においては、ツイートの文字制限にも因る短い段落の連続具合もあって、まるでコマ落としの映画を観ているようなスピード感を感じさせています。
元々、こうした繰り返しの表現は古典小説の頃からありましたが、ワープロの時代になってからはコピー&ペーストが簡単になったため逆に手抜きに思われがちになるためか控えられていると感じます。
実際、ラノベなどでこの手法を使うと、そうした評価の風向きが強くなりそうですね。
509ページ目が白紙なのも、何らかの演出かと思ったのですが……
▼ ニンジャスレイヤー @ wiki 非公式書籍誤植表
p509 × 白紙になっている。(翻訳チームによると文章、挿絵が抜け落ちている訳では無いようだ。メモ用紙としてお使い下さい)
……ザッケンナコラー!ケジメしろ!(w
そして、ラオモト戦。
フジキドとナラク・ニンジャの共生関係の構築は、それこそ今ですと「仮面ライダーウィザード」を彷彿とします。
ちょうど先週は、晴人を守るためにウィザードドラゴンが身を挺するシーンがありましたしね(w
一方、ラオモトのデモリッション・ニンジャは複数フォームを使い分けるところが、平成仮面ライダー的。
ただ、各フォームごとに奥義であるヒサツ・ワザが1回しか使えないところあたりは、残機潰しなゲーム感覚かもしれません。
お互いの力もチカラも能力も全て使い果たす熾烈な戦い。
その決着が、新たな戦いの幕開けとなるホットな展開にも、ドキドキ。
原作者いわく、ラストシーンの3分後(w
さて、その他のエピソードについても、いくつか。
まずは個人的にツボだったのが、「デッドムーン・オン・ザ・レッドスカイ」。
「トランスポーター」みたいなプロの運び屋モノは大好きです。
ネズミハヤイDIIIのギミックは、同じくリュック・ベッソン脚本の「TAXi 2」を彷彿とします。
一転、バイオ系ホラーゲームのような「バイオテック・イズ・チュパカブラ」。
コズミックホラーめいた導入、ノボセ家の再登場と最終話への伏線、ナンシー=サンの覚醒。
色々と盛りだくさんのサービス回ともいえますね。
そして「トレジャー・エヴリー・ミーティング」。
ヤモト=サンとジェノサイドが、まさかの邂逅と結託。
よく考えてみれば、どちらも逃亡ニンジャなんですよね。
今までヤモト=サンと共闘した者は、ニンジャスレイヤー以外は命を落としているので心配しましたが、ジェノサイドは無事で一安心。
新章でもINWを煙に巻き、またニンジャスレイヤーやヤモト=サンとの再会することが楽しみ。